JP2017043190A - 運転許可装置、車両制御装置、運転許可システム、運転許可方法、及びプログラム - Google Patents

運転許可装置、車両制御装置、運転許可システム、運転許可方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】車両の運転に関する法律違反や規則違反を検出し、違反した運転を防ぐ。【解決手段】運転許可装置は、車両から車両情報を受信する受信部と、前記車両情報に基づいて、前記車両に関する車検情報の問合せを第一の外部装置に送信し、前記第一の外部装置から前記車検情報を取得する第一の取得部と、前記車検情報に基づいて、前記車両の車検が有効か無効か判定する車検判定部と、前記車両の車検が無効と判定された場合に、エンジンの始動を禁止する指示を前記車両に送信する指示部とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、運転許可装置、車両制御装置、運転許可システム、運転許可方法、及びプログラムに関する。
IC(Integrated Circuit)チップが埋め込まれたIC運転免許証が知られている。当該ICチップは、外部から情報を読み取ったり書き込んだりすることができる記憶部を備える。当該ICチップは、例えば、氏名、生年月日、免許証交付年月日、免許の有効期間の末日、免許の種類、免許証番号などの情報を記憶する。当該ICチップは、例えば、本籍や顔写真を記憶することもできる。これらの情報の読み取りは、例えば、暗証番号により制御することができる。
特許文献1に開示されたシステムは、上記のIC運転免許証を利用する。特許文献1は、「車両制御システムは、車両に乗車した運転者が提示する運転免許証の免許証情報を読み取り、その免許証情報の運転免許証番号と、記憶機構の運転免許証番号とを比較する。当該両運転免許証番号が対応するとき、運転者の顔画像を撮影し、撮影した顔画像と先に読み取った免許証情報の顔画像とを比較し、その比較結果に基づき車両のエンジン始動の可否を判定する。」と開示している。
特開2005−335567号公報
特許文献1のシステムは、運転免許証番号及び顔画像を用いることで、車両の盗難を防ぐことを目的としている。ところで、車両を運転するには、守らなくてはならない法律や規則がある。例えば、運転者の免許証によって自動車の運転ができるかどうか、当該車両の車検が有効期間を過ぎているかどうか、などである。例えば日本の車検制度では、車検の有効期限が過ぎた車両は公道を走行することが禁止されている。しかし実際は、このような法律や規則の不遵守は、全てを発見することが難しく、看過されている場合が多い。
本発明の目的は、車両の運転に関する法律違反や規則違反を検出し、違反した運転を防ぐことである。
本願は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下のとおりである。
上記の課題を解決する本発明の一態様は、運転許可装置であって、車両から車両情報を受信する受信部と、前記車両情報に基づいて、前記車両に関する車検情報の問合せを第一の外部装置に送信し、前記第一の外部装置から前記車検情報を取得する第一の取得部と、前記車検情報に基づいて、前記車両の車検が有効か無効か判定する車検判定部と、前記車両の車検が無効と判定された場合に、エンジンの始動を禁止する指示を前記車両に送信する指示部とを有する。
上記の運転許可装置は、前記車両の車検が有効と判定された場合に、前記車両情報に基づいて、前記車両に関する保険情報の問合せを第二の外部装置に送信し、前記第二の外部装置から前記保険情報を取得する第二の取得部と、前記保険情報に基づいて、前記車両の運転に関して保険が適用されるか否かを判定する保険判定部とを有し、前記指示部は、前記保険が適用されないと判定された場合に、前記車両の運転に関して保険が適用されないことを前記車両に通知してもよい。
上記の運転許可装置において、前記受信部は、前記車両から免許証情報を受信し、前記運転許可装置は、前記車両情報及び前記免許証情報に基づいて、前記免許証情報により特定される免許証によって前記車両を運転することができるか否かを判定する免許判定部
を有し、前記第一の取得部は、前記車両を運転することができると判定された場合に、前記車検情報の前記問合せを前記第一の外部装置に送信し、前記指示部は、前記車両を運転することができないと判定された場合に、前記エンジンの始動を禁止する前記指示を前記車両に送信してもよい。
上記の運転許可装置は、前記保険が適用されないと判定された場合に、新しい保険の申込情報を前記車両から受信し、前記申込情報を第三の外部装置に送信し、前記第三の外部装置から前記新しい保険の申込結果を受信し、前記申込結果を前記車両に送信する保険手続部を有してもよい。
上記の運転許可装置において、前記保険手続部は、前記車両から位置情報を取得し、前記申込情報とともに前記位置情報を前記第三の外部装置に送信してもよい。
上記の運転許可装置であって、前記受信部は、前記車両から免許証情報を受信し、前記保険判定部は、前記免許証情報と前記保険情報に基づいて、前記免許証情報から特定される所定の項目が、前記保険情報から特定される保険適用範囲に含まれるか否かを判定し、前記指示部は、前記保険適用範囲に含まれない前記所定の項目を、前記車両に通知してもよい。
上記の運転許可装置は、前記第二の取得部により取得された前記保険情報を記憶する記憶部を有し、前記保険判定部は、前記記憶部に記憶されている前記保険情報に基づいて、前記車両情報により特定される車両の運転に関して保険が適用されるか否かを判定するものであり、前記記憶部に前記車両に関する保険情報が存在しない、又は前記車両に関する保険情報が示す保険が適用されない場合に、前記第二の取得部に前記保険情報を取得させてもよい。
上記の課題を解決する本発明の他の態様は、車両に搭載される車両制御装置であって、免許証情報及び車両情報を取得する取得部と、前記免許証情報及び前記車両情報に基づいて、前記車両のエンジンの始動の許可の要求を外部装置に送信し、前記外部装置から前記エンジンの始動を禁止又は許可する指示を受信する要求部と、前記指示に基づいて、前記エンジンの始動を制御する制御部とを有する。
上記の車両制御装置において、前記要求部は、前記車両の運転に関して保険が適用される又は適用されないことを示す通知を受信し、前記制御部は、前記保険が適用される場合、前記エンジンの始動を許可し、前記保険が適用されない場合、運転を開始するか新しい保険を申し込むかを選択する画面を出力し、運転の開始が選択された場合に前記エンジンの始動を許可してもよい。
上記の車両制御装置は、前記新しい保険の申込が選択された場合に前記新しい保険の申込情報を前記外部装置に送信し、前記外部装置から申込結果を受信する保険手続部を有し、前記制御部は、前記申込結果が受信された場合に前記エンジンの始動を許可してもよい。
上記の車両制御装置において、前記保険手続部は、前記車両の位置情報を取得して前記外部装置に送信してもよい。
上記の課題を解決する本発明のさらに他の態様は、車両に搭載される車両制御装置と、運転許可装置とを有する運転許可システムであって、前記運転許可装置は、前記車両制御装置から車両情報を受信する受信部と、前記車両情報に基づいて、前記車両に関する車検情報の問合せを第一の外部装置に送信し、前記第一の外部装置から前記車検情報を取得する第一の取得部と、前記車検情報に基づいて、前記車両の車検が有効か無効か判定する車検判定部と、前記車両の車検が無効と判定された場合に、エンジンの始動を禁止する指示を前記車両制御装置に送信し、前記車両の車検が有効と判定された場合に、前記エンジンの始動を許可する前記指示を前記車両制御装置に送信する指示部とを有し、前記車両制御装置は、前記車両情報を取得する取得部と、前記車両情報を前記運転許可装置に送信し、前記運転許可装置から前記指示を受信する要求部と、前記指示に基づいて、前記車両のエンジンの始動を制御する制御部とを有する。
上記の課題を解決する本発明のさらに他の態様は、運転許可装置における運転許可方法であって、車両から車両情報を受信する工程と、前記車両情報に基づいて、前記車両に関する車検情報の問合せを第一の外部装置に送信し、前記第一の外部装置から前記車検情報を取得する工程と、前記車検情報に基づいて、前記車両の車検が有効か無効か判定する工程と、前記車両の車検が無効と判定された場合に、エンジンの始動を禁止する指示を前記車両に送信する工程とを含む。
上記の課題を解決する本発明のさらに他の態様は、車両に搭載される車両制御装置における運転許可方法であって、免許証情報及び車両情報を取得する工程と、前記免許証情報及び前記車両情報に基づいて、前記車両のエンジンの始動の許可の要求を外部装置に送信し、前記外部装置から前記エンジンの始動を禁止又は許可する指示を受信する工程と、前記指示に基づいて、前記エンジンの始動を制御する工程とを含む。
上記の課題を解決する本発明のさらに他の態様は、プログラムであって、車両から車両情報を受信する手順と、前記車両情報に基づいて、前記車両に関する車検情報の問合せを第一の外部装置に送信し、前記第一の外部装置から前記車検情報を取得する手順と、前記車検情報に基づいて、前記車両の車検が有効か無効か判定する手順と、前記車両の車検が無効と判定された場合に、エンジンの始動を禁止する指示を前記車両に送信する手順とをコンピューターに実行させる。
上記の課題を解決する本発明のさらに他の態様は、プログラムであって、免許証情報及び車両情報を取得する手順と、前記免許証情報及び前記車両情報に基づいて、前記車両のエンジンの始動の許可の要求を外部装置に送信し、前記外部装置から前記エンジンの始動を禁止又は許可する指示を受信する手順と、前記指示に基づいて、前記エンジンの始動を制御する手順とをコンピューターに実行させる。
本発明によれば、車両の運転に関する法律違反や規則違反を検出し、違反した運転を防ぐことができる。
上記以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施形態に係る運転許可システムの一例を示すシステム構成図である。 運転許可システムの機能構成の一例を示すブロック図である。 コンピューターのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 運転許可システムの処理の一例を示すフローチャート(その1)である。 運転許可システムの処理の一例を示すフローチャート(その2)である。 免許判定の結果を示す画面の一例を示す図である。 車検判定の結果を示す画面の一例を示す図である。 保険判定の結果を示す画面の一例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して、説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る運転許可システムの一例を示すシステム構成図である。
運転許可システムは、車両制御装置1と、運転許可装置2と、情報提供装置3と、情報提供装置4と、保険手続装置5とを備える。これらの装置は、通信ネットワークNを介して互いに通信することができる。運転許可装置2と他の少なくとも1つの装置とを含むシステムを、運転許可システムと呼んでもよい。
車両制御装置1は、自動車などの車両に搭載され、車両を統合的に制御する。車両制御装置1は、例えば、ECU(Electronic Control Unit)などのコンピューターを備える。車両制御装置1は、液晶ディスプレイなどの表示装置、ハードウェアボタンやスイッチやタッチパネルなどの入力装置、スピーカーなどの出力装置、などを含んでもよい。車両制御装置1は、例えば、エンジンの始動及び停止、窓の開閉、表示装置への画面表示、出力装置への音声出力などを行う。
車両制御装置1は、免許証Lの情報を読み取るための読取装置を含む。免許証Lは、ICチップが組み込まれたIC運転免許証であり、例えば、氏名、生年月日、免許証交付年月日、有効期間の末日、免許の種類、免許証番号、本籍、顔写真などの免許証情報を記憶している。読取装置は、例えば、NFC(Near Field Communication)等の近距離無線通信により、免許証LのICチップと通信することができる。車両制御装置1は、免許証Lからその免許証情報を、読取装置を介して読み取る。
車両制御装置1は、その記憶部に、予め車両情報を記憶している。車両情報は、例えば、自動車登録番号(ナンバープレートの番号)、車台番号(車両の識別番号)、型式、車名などの情報を含む。車両情報は、例えば、当該車両の所有者の氏名、住所などを含んでいてもよい。
車両制御装置1は、免許証Lから読み取った免許証情報、及び予め記憶部に記憶されている車両情報に基づいて、車両の運転の許可要求を運転許可装置2に送信する。車両制御装置1は、運転許可装置2から送信される応答情報に基づいて、エンジンの始動が許可されている場合にエンジンを始動する。
運転許可装置2は、例えばサーバーコンピューター等であり、例えば情報サービス事業者により運用される。運転許可装置2は、車両制御装置1から許可要求を受け付けると、当該許可要求に含まれる情報に基づいて、情報提供装置3及び情報提供装置4に対して、車検情報及び保険情報の問合せを送信する。運転許可装置2は、免許証情報、車検情報、及び保険情報に基づいて、エンジンの始動を許可するかどうかを決定し、応答情報を車両制御装置1に送信する。
情報提供装置3は、例えばサーバーコンピューター等であり、例えば車検協会により運用される。車検協会とは、全国の自動車について、自動車登録番号、車台番号、車検の有効期間、所有者などを含む車検情報を管理し、その情報を自動車修理工場などの閲覧者に対して提供する。本実施形態の車検は、車両が公道を走るための義務である。情報提供装置3は、車検情報を記憶したデータベースを有し、問合せに応じて車検情報を応答するデータベースシステムである。
情報提供装置4は、例えばサーバーコンピューター等であり、例えば自動車の損害保険会社により運用される。損害保険会社は、車両の運転に関する保険契約について、車両の型式、車名、自動車登録番号、車両の所有者、保険の有効期間、契約内容などを含む保険情報を管理し、その情報を保険加入者などの閲覧者に対して提供する。本実施形態の保険は、ユーザーが任意に加入する保険であり、車両が公道を走るための義務ではない。情報提供装置4は、保険情報を記憶したデータベースを有し、問合せに応じて保険情報を応答するデータベースシステムである。
保険手続装置5は、例えばサーバーコンピューター等であり、例えば自動車の損害保険会社により運用される。保険手続装置5は、例えば、車両の型式、車名、自動車登録番号、所有者などの必要項目の入力を受け付け、当日限りの自動車保険の加入手続(契約手続)を行う。
運転許可システムは、複数の車両(車両制御装置1)を含んでもよい。運転許可システムは、複数の損害保険会社(情報提供装置4及び保険手続装置5)を含んでもよい。
図2は、運転許可システムの機能構成の一例を示すブロック図である。免許証Lは、免許証情報Rを読取可能に記憶している。
車両制御装置1は、情報取得部10(本発明の「取得部」に相当する)と、許可要求部11(本発明の「要求部」に相当する)と、制御部12と、保険手続部13と、読取部14と、記憶部15と、通信部16と、表示部17と、操作部18とを有する。
情報取得部10は、読取部14を介して、免許証Lから免許証情報Rを取得する。情報取得部10は、記憶部15から、予め記憶されている車両情報(図示せず)を取得する。
許可要求部11は、情報取得部10により取得された免許証情報及び車両情報に含まれるデータ項目の少なくとも一部のデータ項目を含む許可要求を生成し、通信部16を介して運転許可装置2に送信する。許可要求部11は、許可要求の応答として、車両のエンジンの始動を許可する又は禁止する指示を、通信部16を介して運転許可装置2から受信する。
制御部12は、許可要求部11により受信された指示に基づいて、車両のエンジンを始動する又は始動を禁止する。制御部12は、車両のエンジンの始動が許可又は禁止されていることを示す画面などを、表示部17に出力してもよい。
保険手続部13は、操作部18を介して新しい保険の加入の申込をユーザーから受け付け、申込情報を運転許可装置2に送信する。保険手続部13は、保険商品を案内する画面、保険加入を申し込むための画面、保険の申込結果を示す画面などを、表示部17に出力してもよい。
読取部14は、免許証Lから免許証情報Rを読み取る。記憶部15は、他の機能部が処理に使用するデータなどを記憶する。通信部16は、通信ネットワークNに接続し、情報の送受信を行う。表示部17は、操作画面などを表示する。操作部18は、ユーザーの操作入力を受け付け、操作に応じた操作信号を他の機能部に出力する。
運転許可装置2は、要求受付部20(本発明の「受信部」に相当する)と、免許判定部21と、車検情報取得部22(本発明の「取得部」に相当する)と、車検判定部23と、保険情報取得部24(本発明の「取得部」に相当する)と、保険判定部25と、指示部26と、保険手続部27と、記憶部28と、通信部29とを有する。
要求受付部20は、車両制御装置1から通信部29を介して許可要求を受信する。
免許判定部21は、要求受付部20により受信された許可要求に含まれるデータ項目に基づいて、免許証情報により特定される免許証によって、車両情報により特定される車両を運転することができるか否かを判定する。
免許判定部21は、例えば、当該免許証の「種類」が、当該車両の「種類」と一致するか否かを判定する。車両の種類は、例えば、「型式」と「種類」の関係を記述したデータベースを、車両情報に含まれる「型式」をキーとして参照することにより、取得すればよい。当該免許証の「種類」が当該車両の「種類」と一致する場合、免許判定部21は、当該免許証によって当該車両を運転することができると判定する。具体的には、当該免許証が「大型」であり、当該車両が「大型」である場合は、これらの種類は一致すると判定される。ある種類は他の種類と包含関係にある場合もあるので、包含関係を考慮して判定を行ってもよい。例えば、当該免許証が「大型(大型は、中型や普通を包含する)」であり、当該車両が「中型」や「普通」である場合は、これらの種類は一致すると判定することができる。免許証情報及び車両情報を用いた判定は、上述した例に限られない。
免許判定部21は、例えば、現在日付が、免許証の「有効期限の末日」を過ぎているか否かを判定する。現在日付が「有効期限の末日」を過ぎていない場合、免許判定部21は、当該免許証によって当該車両を運転することができると判定する。免許証情報を用いた判定は、上述した例に限られない。
車検情報取得部22は、要求受付部20により受信された許可要求に含まれるデータ項目に基づいて、車両情報により特定される車両に関する車検情報の問合せを、通信部29を介して情報提供装置3に送信し、応答として車検情報を受信する。車検情報が存在しない場合には、車検情報は、「未登録」を示す。車検情報の問合せには、例えば、当該車両の自動車登録番号、及び車台番号が含まれる。車検情報には、例えば、自動車登録番号、車台番号、車検の有効期間、所有者などが含まれる。
車検判定部23は、車検情報取得部22により受信された車検情報に基づいて、車両の車検が有効であるか無効であるかを判定する。車検判定部23は、例えば、現在日付が、車検情報に含まれる車検の有効期間を過ぎているか否かを判定する。現在日付が有効期間を過ぎていない場合、車検判定部23は、当該車両の車検が有効であると判定する。車検情報が「未登録」である場合、車検判定部23は、当該車両の車検が無効であると判定すする。
保険情報取得部24は、要求受付部20により受信された許可要求に含まれるデータ項目に基づいて、車両情報により特定される車両に関する保険情報の問合せを、通信部29を介して情報提供装置4に送信し、応答として保険情報を受信する。保険情報が存在しない場合には、保険情報は、「未加入」を示す。保険情報の問合せには、例えば、当該車両の自動車登録番号、型式、車名などが含まれる。保険情報の問合せには、例えば、当該車両の所有者の氏名、住所などが含まれていてもよい。保険情報には、例えば、自動車登録番号、型式、車名、保険の有効期間、保険内容(保険適用範囲)などが含まれる。
保険判定部25は、要求受付部20により受信された許可要求に含まれる免許証情報と、保険情報取得部24により受信された保険情報とに基づいて、車両の運転に関して保険が適用されるか否かを判定する。
保険判定部25は、例えば、保険情報が「未加入」である場合、当該車両の運転について保険が適用されないと判定する。
保険が契約されている場合、保険判定部25は、例えば、免許証情報から特定される「年齢」が、保険情報から特定される「保険適用範囲(年齢)」に含まれるか否かを判定する。保険判定部25は、例えば、免許証情報から特定される「氏名」が、保険情報から特定される「保険適用範囲(限定された運転者の氏名)」に含まれるか否かを判定してもよい。このような所定のデータ項目が保険適用範囲に含まれる場合、保険判定部25は、車両の運転に関して保険が適用されると判定する。
なお、保険情報取得部24は、複数の損害保険会社の情報提供装置4に対して問合せを送信してもよい。この場合、保険判定部25は、これらの複数の情報提供装置4からの保険情報に基づいて保険の判定を行えばよい。少なくとも1つの保険情報について、所定のデータ項目が保険適用範囲に含まれる場合、保険判定部25は、車両の運転に関して保険が適用されると判定すればよい。
指示部26は、免許判定部21、車検判定部23、及び保険判定部25の判定処理の結果に基づいて指示又は通知を生成し、生成した指示又は通知を許可要求の送信元の車両制御装置1に、通信部29を介して送信する。
指示部26は、例えば、運転者の免許証によって車両を運転することができないと判定された場合、又は、車検が無効であると判定された場合、エンジンの始動を禁止する指示を送信する。
指示部26は、例えば、運転者の免許証によって車両を運転することができると判定され、かつ、車検が有効であると判定された場合において、車両の運転に関して保険が適用されると判定された場合、エンジンの始動を許可する指示を送信する。
指示部26は、例えば、運転者の免許証によって車両を運転することができると判定され、かつ、車検が有効であると判定された場合において、車両の運転に関して保険が適用されないと判定された場合、保険が適用されないことを通知する。
保険手続部27は、車両制御装置1から通信部29を介して新しい保険の加入の申込情報を受信する。保険手続部27は、受信した申込情報と、既に受信されている免許証情報及び車両情報とを、通信部29を介して保険手続装置5に送信する。保険手続部27は、保険の申込結果を保険手続装置5から受信する。保険手続部27は、加入された保険の保険料の決済処理を行う。保険手続部27は、保険の申込結果を申込情報の送信元の車両制御装置1に送信する。
記憶部28は、他の機能部が処理に使用するデータなどを記憶する。通信部29は、通信ネットワークNに接続し、情報の送受信を行う。
情報提供装置3は、検索部30と、通信部31とを有する。検索部30は、運転許可装置2から通信部31を介して車検情報の問合せを受信する。検索部30は、受信された問合せに含まれる車登録番号及び車台番号に関連付けられた車検情報をデータベース(図示せず)から検索し、運転許可装置2に送信する。通信部31は、通信ネットワークNに接続し、情報の送受信を行う。データベースから車検情報を検索できなかった場合は、検索部30は、「未登録」を示す車検情報を送信する。
情報提供装置4は、検索部40と、通信部41とを有する。検索部40は、運転許可装置2から通信部41を介して保険情報の問合せを受信する。検索部40は、受信された問合せに含まれる自動車登録番号、型式、車名などに関連付けられた保険情報をデータベース(図示せず)から検索し、運転許可装置2に送信する。通信部41は、通信ネットワークNに接続し、情報の送受信を行う。データベースから保険情報を検索できなかった場合は、検索部40は、「未加入」を示す保険情報を送信する。
保険手続装置5は、保険手続部50と、通信部51とを有する。保険手続部50は、運転許可装置2から通信部51を介して新しい保険の申込情報、免許証情報、及び車両情報を受信する。保険手続部50は、受信した情報に基づいて、車両についての保険の加入処理を行う。保険手続部50は、保険の申込結果を運転許可装置2に送信する。通信部51は、通信ネットワークNに接続し、情報の送受信を行う。
上述の運転許可装置2は、例えば図3(コンピューターのハードウェア構成の一例を示すブロック図)に示すようなコンピューター90により実現することができる。
コンピューター90は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などの演算装置91と、RAM(Random Access Memory)などの主記憶装置92と、フラッシュROM(Read Only Memory)やHDD(Hard Disk Drive)などの補助記憶装置93と、通信回線と接続する通信I/F(I/F:インターフェイス)94と、キーボードやマウスなどの入力装置95と、液晶ディスプレイなどの表示装置96と、DVD(Digital Versatile Disk)などの持ち運び可能な記憶媒体に対する情報の読み書きを行うリーダ/ライタ97と、USB(Universal Serial Bus)などにより外部機器と接続する外部I/F98とを備える。
コンピューター90が運転許可装置2として機能する場合、機能部(要求受付部20、免許判定部21、車検情報取得部22、車検判定部23、保険情報取得部24、保険判定部25、指示部26、及び保険手続部27)は、例えば、演算装置91と、主記憶装置92及び補助記憶装置93の少なくとも一方とにより実現される。すなわち、これらの機能部の処理は、例えば、演算装置91が、補助記憶装置93に記憶されている所定のアプリケーションプログラムを主記憶装置92にロードして実行することで実現できる。記憶部28は、例えば、主記憶装置92又は補助記憶装置93により実現できる。記憶部28の一部又は全部は、例えば、通信I/F94を介して接続される通信ネットワークN上のストレージ等により実現してもよい。通信部29は、例えば通信I/F94により実現できる。上記の所定のアプリケーションプログラムは、例えば、通信ネットワークN上のコンピューターにダウンロード可能な状態で格納したり、DVD等の持ち運び可能な記憶媒体に格納したりすることで流通させ、運転許可装置2にインストールすることができる。
上述の情報提供装置3、情報提供装置4、及び保険手続装置5も、運転許可装置2と同様に、例えばコンピューター90により実現することができる。検索部30、検索部40、及び保険手続部50は、例えば、演算装置91と、主記憶装置92及び補助記憶装置93の少なくとも一方とにより実現される。通信部31、通信部41、及び通信部51は、例えば、通信I/F94により実現できる。
上述の車両制御装置1も、例えばコンピューター90により実現することができる。この場合、リーダ/ライタ97は、例えば、NFC等の近距離無線通信により、免許証LのICチップと通信する。外部I/F98は、例えば、車両のエンジン、ドア、窓、センサー、GPS受信機、他のECUなどと通信する。情報取得部10、許可要求部11、制御部12、及び保険手続部13は、例えば、演算装置91と、主記憶装置92及び補助記憶装置93の少なくとも一方とにより実現できる。ECUにより実現されてもよい。読取部14は、例えばリーダ/ライタ97により実現できる。記憶部15は、例えば、主記憶装置92又は補助記憶装置93により実現できる。通信部16は、例えば通信I/F94により実現できる。表示部17は、例えば表示装置96により実現できる。操作部18は、例えば入力装置95により実現できる。
図4は、運転許可システムの処理の一例を示すフローチャート(その1)である。図5は、運転許可システムの処理の一例を示すフローチャート(その2)である。図4に示すフローチャートは、車両のエンジンが始動される前に開始される。
まず、情報取得部10は、情報を取得する(ステップS1)。例えば、車両の運転者などのユーザーは、免許証Lを車両制御装置1の読取部14に近付ける。情報取得部10は、読取部14を介して、免許証Lから免許証情報Rを取得する。また、情報取得部10は、記憶部15から、予め登録されている車両情報を取得する。
それから、許可要求部11は、運転の許可要求を運転許可装置2に送信する(ステップS2)。例えば、許可要求部11は、ステップS1で取得された免許証情報及び車両情報に含まれるデータ項目の少なくとも一部のデータ項目を含む許可要求を生成し、運転許可装置2に送信する。
ステップS2において要求受付部20が車両制御装置1から許可要求を受信すると、免許判定部21は、免許の判定を行う(ステップS3)。例えば、免許判定部21は、受信された許可要求に含まれるデータ項目に基づいて、免許証情報により特定される免許証によって、車両情報により特定される車両を運転することができるか否かを判定する。この判定処理の詳細は上述したとおりである。
免許判定部21が免許証によって車両を運転することができないと判定した場合(ステップS3でN)、指示部26は、エンジンの始動を禁止する指示を車両制御装置1に送信する(ステップS4)。
ステップS4において許可要求部11がエンジンの始動を禁止する指示を運転許可装置2から受信すると、制御部12は、車両のエンジンの始動を禁止する(ステップS5)。制御部12は、例えば、鍵がイグニッション・オンに回されても、あるいは、エンジンスタートボタンがブッシュされも、エンジンの始動を抑止する。制御部12は、例えば、図6(免許判定の結果を示す画面の一例を示す図)に示すような画面500を、表示部17に出力してもよい。画面500は、メッセージ510と、ボタン520とを含む。メッセージ510は、例えば、読み取られた免許証によって車両を運転できない(車両の運転が許可されていない)ことを示す。ボタン520は、免許証の読み取りを再試行するためのボタンである。操作部18を介してボタン520が操作された場合、制御部12は、情報取得部10にステップS1の処理を再び実行させる。
免許判定部21が免許証によって車両を運転することができると判定した場合(ステップS3でY)、車検情報取得部22は、車検情報の問合せを情報提供装置3に送信する(ステップS6)。例えば、車検情報取得部22は、ステップS2で受信された許可要求に含まれるデータ項目に基づいて、車両情報により特定される車両の車検情報の問合せを、情報提供装置3に送信する。
ステップS6において運転許可装置2から車検情報の問合せを受信すると、検索部30は、受信された問合せに基づいてデータベースから車検情報を検索し、運転許可装置2に送信する(ステップS7)。
ステップS7において車検情報取得部22が車検情報を情報提供装置3から受信すると、車検判定部23は、車検の判定を行う(ステップS8)。例えば、車検判定部23は、受信された車検情報に基づいて、車両情報により特定される車両の車検が有効であるか無効であるかを判定する。この判定処理の詳細は上述したとおりである。
車検判定部23が車検が無効であると判定した場合(ステップS8でN)、指示部26は、エンジンの始動を禁止する指示を車両制御装置1に送信する(ステップS9)。
ステップS9において許可要求部11がエンジンの始動を禁止する指示を運転許可装置2から受信すると、制御部12は、車両のエンジンの始動を禁止する(ステップS10)。制御部12は、例えば、鍵がイグニッション・オンに回されても、あるいは、エンジンスタートボタンがブッシュされも、エンジンの始動を抑止する。制御部12は、例えば、図7(車検判定の結果を示す画面の一例を示す図)に示すような画面600を、表示部17に出力してもよい。画面600は、メッセージ610を含む。メッセージ610は、例えば、車検が無効であること、車両の運転が許可されないことなどを示す。
車検判定部23が車検が有効であると判定した場合(ステップS8でY)、保険情報取得部24は、保険情報の問合せを情報提供装置4に送信する(ステップS11)。例えば、保険情報取得部24は、ステップS2で受信された許可要求に含まれるデータ項目に基づいて、車両情報により特定される車両の保険情報の問合せを、情報提供装置4に送信する。
ステップS11において運転許可装置2から保険情報の問合せを受信すると、検索部40は、受信された問合せに基づいてデータベースから保険情報を取得し、運転許可装置2に送信する(ステップS12)。
ステップS12において保険情報取得部24が保険情報を情報提供装置4から受信すると、保険判定部25は、保険の判定を行う(ステップS13)。例えば、保険判定部25は、受信された保険情報に基づいて、車両情報により特定される車両の運転に関して保険が適用されるか否かを判定する。この判定処理の詳細は上述したとおりである。
保険判定部25が保険が適用されると判定した場合(ステップS13でY)、指示部26は、エンジンの始動を許可する指示を車両制御装置1に送信する(ステップS14)。
ステップS14において許可要求部11がエンジンの始動を許可する指示を運転許可装置2から受信すると、制御部12は、車両のエンジンの始動を許可する(ステップS15)。制御部12は、例えば、鍵がイグニッション・オンに回された場合、あるいは、エンジンスタートボタンがブッシュされた場合、エンジンの始動を開始する。制御部12は、例えば、エンジンの始動を許可されたことを示すメッセージを含む画面を、表示部17に出力してもよい。
保険判定部25が保険が適用されないと判定した場合(ステップS13でN)、指示部26は、当該車両の運転に関して保険が適用されないことを示す通知を車両制御装置1に送信する(ステップS16)。
ステップS16において許可要求部11が通知を運転許可装置2から受信すると、制御部12は、通知された内容を表示する(ステップS17)。制御部12は、例えば、図8(保険判定の結果を示す画面の一例を示す図)に示すような画面700を、表示部17に出力する。画面700は、メッセージ710と、ボタン720と、ボタン730とを含む。メッセージ710は、例えば、車両の運転に保険が適用されないことを示す。ボタン720は、運転を開始するためのボタンである。ボタン730は、保険を申し込むためのボタンである。
制御部12は、保険の申込が選択されたか否かを判定する(ステップS18)。制御部12は、例えば、操作部18を介してボタン720が操作されたかボタン730が操作されたかを判定する。
ボタン730が操作された場合、すなわち保険の申込が選択された場合(ステップS18でY)、保険手続部13は、保険の案内を行う(ステップS19)。保険手続部13は、例えば、車両についての保険商品の情報を、表示部17に出力する。このとき、保険手続部13は、例えば、送信済の免許証情報と車両情報とから特定される運転者や車両をカバーする保険商品の情報を、運転許可装置2又は保険手続装置5から取得してもよい。また、保険手続部13は、例えば、操作部18を介して、保険商品の選択、保険の加入及び契約に必要な申込情報などを受け付ける。
保険手続部13は、保険商品の識別子を含む当該保険商品の申込情報を、運転許可装置2に送信する(ステップS20)。ステップS20において申込情報を車両制御装置1から受信すると、保険手続部27は、当該申込情報と、ステップS2で受信された免許証情報及び車両情報とを、保険手続装置5に送信する(ステップS21)。
ステップS21において申込情報、免許証情報、及び車両情報を受信すると、保険手続部50は、受信したこれらの情報に基づいて、選択された保険商品の保険加入処理を行う(ステップS22)。保険手続部50は、例えば、受信した情報から保険加入に必要なデータ項目を抽出し、抽出したデータを使って選択された保険の加入処理を行う。それから、保険手続部50は、保険の申込結果(例えば、「契約成立」又は「契約未成立」)を運転許可装置2に通知する(ステップS23)。
ステップS23において保険の申込結果を受信すると、保険手続部27は、契約成立の場合には、当該保険の保険料の決済処理を行う(ステップS24)。保険手続部27は、例えば、申込情報に含まれるクレジットカード情報に基づいて決済処理を行う。それから、保険手続部27は、保険の申込結果を車両制御装置1に送信する(ステップS25)。
ステップS25において保険の申込結果を受信すると、保険手続部13は、申込結果を表示する(ステップS26)。保険手続部13は、例えば、保険の契約が成立したこと又は保険の契約が成立しなかったことを示すメッセージを含む画面を、表示部17に出力する。
ボタン720が操作された場合、すなわち運転の開始が選択された場合(ステップS18でN)、又は、ステップS26の処理の後、制御部12は、車両のエンジンの始動を許可する(ステップS27)。制御部12は、例えば、鍵がイグニッション・オンに回された場合、あるいは、エンジンスタートボタンがブッシュされた場合、エンジンの始動を開始する。制御部12は、例えば、エンジンの始動が許可されたことを示すメッセージを含む画面を、表示部17に出力してもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明した。本実施形態によれば、車両の運転に関する法律違反や規則違反を検出し、違反した運転を防ぐことができる。
本実施形態では、例えば、運転許可装置2は、車両制御装置1から受信した免許証情報及び車両情報を用いて、当該免許によって当該車両を運転できるかどうかを判定する。これにより、免許証がカバーしていない違反運転を検出することができる。また、本実施形態では、例えば、運転許可装置2は、車両制御装置1から受信した車両情報を用いて車検情報を取得し、取得した車検情報に基づいて車検が有効か否かを判定する。これにより、車検が有効でない違反を検出することができる。また、本実施形態では、例えば、運転許可装置2は、車両制御装置1から受信した車両情報を用いて保険情報を取得し、取得した保険情報に基づいて保険が適用されるか否かを判定する。これにより、保険が適用されない注意すべき運転を検出することができる。
また、本実施形態では、例えば、運転許可装置2は、違反を検出した場合、エンジンの始動を禁止する指示を車両制御装置1に送信し、車両制御装置1は、エンジンの始動を抑止する。これにより、違反運転が行われることを防ぐことができる。また、本実施形態では、例えば、運転許可装置2は、保険が適用されていない場合、保険が適用されないことを示す通知を車両制御装置1に送信し、車両制御装置1は、保険の申込を行わない操作が行われる又は保険の申込が完了するまで、エンジンの始動を抑止する。これにより、保険未加入であり注意して運転をすべきことを、運転者に認識させることができる。
また、本実施形態では、例えば、保険の申込に際して、運転許可装置2は、車両制御装置1から申込情報を受信し、当該申込情報と、運転の許可要求において既に受信済みの免許証情報及び車両情報とを損害保険会社に送信することにより、保険の申込を実行する。これにより、保険の申込に際して、ユーザーは、車両制御装置1に申込情報以外に、免許証情報や車両情報を入力する必要がなくなり、ユーザーの手間が減る。
本発明は、上述の実施形態に限定されず、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、指示部26は、免許判定部21の判定結果に基づいてエンジンの始動を禁止する指示を送信する場合、当該判定結果の詳細(例えば、有効期限の末日を過ぎている、免許証の種類が一致しない、などの理由)を送信してもよい。この場合、制御部12は、当該判定結果の詳細を、画面500に表示してもよい。同様に、例えば、指示部26は、車検判定部23の判定結果に基づいてエンジンの始動を禁止する指示を送信する場合、当該判定結果の詳細(例えば、有効期間を過ぎている、車検情報が未登録である、などの理由)を送信してもよい。この場合、制御部12は、当該判定結果の詳細を、画面600に表示してもよい。同様に、例えば、指示部26は、保険判定部25の判定結果に基づいて保険が適用されないことを通知する場合、当該判定結果の詳細(例えば、保険に未加入である、免許証の項目「年齢」が保険適用範囲(年齢)に含まれない、免許証の項目「氏名」が保険適用範囲(限定された運転者の氏名)に含まれない、などの理由)を送信してもよい。この場合、制御部12は、当該判定結果の詳細を、画面700に表示してもよい。このようにすれば、ユーザーは、エンジン始動が禁止される理由、保険が適用されない理由などを詳細に知ることができる。
例えば、保険手続部13は、保険の申込情報を送信する際、車両の位置情報を取得して送信してもよい。車両の位置情報は、例えば、車両に設けられたGPS(Global Positioning System)受信機から取得すればよい。この場合、保険手続部27は、位置情報を保険手続装置5に送信すればよい。保険手続部50は、受信した位置情報に基づいて、例えば、車両の位置が含まれる地域に応じた保険料を設定すればよい。このようにすれば、地域によって異なる事故リスクを考慮した保険を契約させることができる。
例えば、車検情報取得部22は、情報提供装置3から過去に受信した車検情報を、記憶部28にログファイルとして蓄積してもよい。この場合、車検判定部23は、車検情報取得部22が許可要求に基づいて車検情報の問合せを送信する前に、ログファイル中の車検情報に基づいて車検の判定を行えばよい。車検判定部23は、車両情報により特定される車両に関する車検情報がログファイル中に存在しない、あるいは、ログファイル中の当該車両に関する車検情報が示す車検が無効である場合(有効期限が過ぎている場合を含む)、車検情報取得部22に車検情報の問合せを送信させればよい。このようにすれば、情報提供装置3との間の通信負荷を減らすことができる。
例えば、保険情報取得部24は、情報提供装置4から過去に受信した保険情報を、記憶部28にログファイルとして蓄積してもよい。この場合、保険判定部25は、保険情報取得部24が許可要求に基づいて保険情報の問合せを送信する前に、ログファイル中の保険情報に基づいて保険の判定を行えばよい。保険判定部25は、車両情報により特定される車両に関する保険情報がログファイル中に存在しない、あるいは、ログファイル中の当該車両に関する保険情報が示す保険が適用されない場合(有効期限が過ぎている場合を含む)、保険情報取得部24に保険情報の問合せを送信させればよい。このようにすれば、情報提供装置4との間の通信負荷を減らすことができる。
上述の実施形態では、運転許可装置2、情報提供装置3、情報提供装置4、及び保険手続装置5は、別個の装置であるが、これらの装置の少なくとも2つを組み合わせてもよい。例えば、運転許可装置2、及び情報提供装置4は、同じ装置によって実現されてもよい。
本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した各実施形態は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、本発明が、必ずしも説明した全ての構成要素を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を、他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、ある実施形態の構成に、他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現されてもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1:車両制御装置、2:運転許可装置、3:情報提供装置、4:情報提供装置、5:保険手続装置、10:情報取得部、11:許可要求部、12:制御部、13:保険手続部、14:読取部、15:記憶部、16:通信部、17:表示部、18:操作部、20:要求受付部、21:免許判定部、22:車検情報取得部、23:車検判定部、24:保険情報取得部、25:保険判定部、26:指示部、27:保険手続部、28:記憶部、29:通信部、30:検索部、31:通信部、40:検索部、41:通信部、50:保険手続部、51:通信部、90:コンピューター、91:演算装置、92:主記憶装置、93:補助記憶装置、94:通信I/F、95:入力装置、96:表示装置、97:リーダ/ライタ、98:外部I/F、500:画面、510:メッセージ、520:ボタン、600:画面、610:メッセージ、700:画面、710:メッセージ、720:ボタン、730:ボタン、L:免許証、N:通信ネットワーク、R:免許証情報

Claims (16)

  1. 車両から車両情報を受信する受信部と、
    前記車両情報に基づいて、前記車両に関する車検情報の問合せを第一の外部装置に送信し、前記第一の外部装置から前記車検情報を取得する第一の取得部と、
    前記車検情報に基づいて、前記車両の車検が有効か無効か判定する車検判定部と、
    前記車両の車検が無効と判定された場合に、エンジンの始動を禁止する指示を前記車両に送信する指示部と
    を有する運転許可装置。
  2. 請求項1に記載の運転許可装置であって、
    前記車両の車検が有効と判定された場合に、前記車両情報に基づいて、前記車両に関する保険情報の問合せを第二の外部装置に送信し、前記第二の外部装置から前記保険情報を取得する第二の取得部と、
    前記保険情報に基づいて、前記車両の運転に関して保険が適用されるか否かを判定する保険判定部と
    を有し、
    前記指示部は、前記保険が適用されないと判定された場合に、前記車両の運転に関して保険が適用されないことを前記車両に通知する
    運転許可装置。
  3. 請求項1に記載の運転許可装置であって、
    前記受信部は、前記車両から免許証情報を受信し、
    前記運転許可装置は、
    前記車両情報及び前記免許証情報に基づいて、前記免許証情報により特定される免許証によって前記車両を運転することができるか否かを判定する免許判定部
    を有し、
    前記第一の取得部は、前記車両を運転することができると判定された場合に、前記車検情報の前記問合せを前記第一の外部装置に送信し、
    前記指示部は、前記車両を運転することができないと判定された場合に、前記エンジンの始動を禁止する前記指示を前記車両に送信する
    運転許可装置。
  4. 請求項2に記載の運転許可装置であって、
    前記保険が適用されないと判定された場合に、新しい保険の申込情報を前記車両から受信し、前記申込情報を第三の外部装置に送信し、前記第三の外部装置から前記新しい保険の申込結果を受信し、前記申込結果を前記車両に送信する保険手続部
    を有する運転許可装置。
  5. 請求項4に記載の運転許可装置であって、
    前記保険手続部は、前記車両から位置情報を取得し、前記申込情報とともに前記位置情報を前記第三の外部装置に送信する
    運転許可装置。
  6. 請求項2に記載の運転許可装置であって、
    前記受信部は、前記車両から免許証情報を受信し、
    前記保険判定部は、前記免許証情報と前記保険情報に基づいて、前記免許証情報から特定される所定の項目が、前記保険情報から特定される保険適用範囲に含まれるか否かを判定し、
    前記指示部は、前記保険適用範囲に含まれない前記所定の項目を、前記車両に通知する
    運転許可装置。
  7. 請求項2に記載の運転許可装置であって、
    前記第二の取得部により取得された前記保険情報を記憶する記憶部を有し、
    前記保険判定部は、前記記憶部に記憶されている前記保険情報に基づいて、前記車両情報により特定される車両の運転に関して保険が適用されるか否かを判定するものであり、前記記憶部に前記車両に関する保険情報が存在しない、又は前記車両に関する保険情報が示す保険が適用されない場合に、前記第二の取得部に前記保険情報を取得させる
    運転許可装置。
  8. 車両に搭載される車両制御装置であって、
    免許証情報及び車両情報を取得する取得部と、
    前記免許証情報及び前記車両情報に基づいて、前記車両のエンジンの始動の許可の要求を外部装置に送信し、前記外部装置から前記エンジンの始動を禁止又は許可する指示を受信する要求部と、
    前記指示に基づいて、前記エンジンの始動を制御する制御部と
    を有する車両制御装置。
  9. 請求項8に記載の車両制御装置であって、
    前記要求部は、前記車両の運転に関して保険が適用される又は適用されないことを示す通知を受信し、
    前記制御部は、前記保険が適用される場合、前記エンジンの始動を許可し、前記保険が適用されない場合、運転を開始するか新しい保険を申し込むかを選択する画面を出力し、運転の開始が選択された場合に前記エンジンの始動を許可する
    車両制御装置。
  10. 請求項9に記載の車両制御装置であって、
    前記新しい保険の申込が選択された場合に前記新しい保険の申込情報を前記外部装置に送信し、前記外部装置から申込結果を受信する保険手続部
    を有し、
    前記制御部は、前記申込結果が受信された場合に前記エンジンの始動を許可する
    車両制御装置。
  11. 請求項10に記載の車両制御装置であって、
    前記保険手続部は、前記車両の位置情報を取得して前記外部装置に送信する
    車両制御装置。
  12. 車両に搭載される車両制御装置と、運転許可装置とを有する運転許可システムであって、
    前記運転許可装置は、
    前記車両制御装置から車両情報を受信する受信部と、
    前記車両情報に基づいて、前記車両に関する車検情報の問合せを第一の外部装置に送信し、前記第一の外部装置から前記車検情報を取得する第一の取得部と、
    前記車検情報に基づいて、前記車両の車検が有効か無効か判定する車検判定部と、
    前記車両の車検が無効と判定された場合に、エンジンの始動を禁止する指示を前記車両制御装置に送信し、前記車両の車検が有効と判定された場合に、前記エンジンの始動を許可する前記指示を前記車両制御装置に送信する指示部と
    を有し、
    前記車両制御装置は、
    前記車両情報を取得する取得部と、
    前記車両情報を前記運転許可装置に送信し、前記運転許可装置から前記指示を受信する要求部と、
    前記指示に基づいて、前記車両のエンジンの始動を制御する制御部と
    を有する
    運転許可システム。
  13. 運転許可装置における運転許可方法であって、
    車両から車両情報を受信する工程と、
    前記車両情報に基づいて、前記車両に関する車検情報の問合せを第一の外部装置に送信し、前記第一の外部装置から前記車検情報を取得する工程と、
    前記車検情報に基づいて、前記車両の車検が有効か無効か判定する工程と、
    前記車両の車検が無効と判定された場合に、エンジンの始動を禁止する指示を前記車両に送信する工程と
    を含む運転許可方法。
  14. 車両に搭載される車両制御装置における運転許可方法であって、
    免許証情報及び車両情報を取得する工程と、
    前記免許証情報及び前記車両情報に基づいて、前記車両のエンジンの始動の許可の要求を外部装置に送信し、前記外部装置から前記エンジンの始動を禁止又は許可する指示を受信する工程と、
    前記指示に基づいて、前記エンジンの始動を制御する工程と
    を含む運転許可方法。
  15. 車両から車両情報を受信する手順と、
    前記車両情報に基づいて、前記車両に関する車検情報の問合せを第一の外部装置に送信し、前記第一の外部装置から前記車検情報を取得する手順と、
    前記車検情報に基づいて、前記車両の車検が有効か無効か判定する手順と、
    前記車両の車検が無効と判定された場合に、エンジンの始動を禁止する指示を前記車両に送信する手順と
    をコンピューターに実行させるプログラム。
  16. 免許証情報及び車両情報を取得する手順と、
    前記免許証情報及び前記車両情報に基づいて、前記車両のエンジンの始動の許可の要求を外部装置に送信し、前記外部装置から前記エンジンの始動を禁止又は許可する指示を受信する手順と、
    前記指示に基づいて、前記エンジンの始動を制御する手順と
    をコンピューターに実行させるプログラム。
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