JP2017042073A - とうもろこし収穫機 - Google Patents

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邦夫 竹内
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昌徳 永野
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誠 濱中
宝明 申
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宝明 申
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Abstract

【課題】走行車の作業姿勢の安定性を確保する。
【解決手段】バケット5が、走行車に対してリンク機構及び油圧シリンダ70を介して上下動自在、且つ上昇限界位置で、バケットの開口部51が排出方向に向くように傾倒自在に支持する。
【選択図】図10

Description

本発明は、圃場のとうもろこしを茎毎刈り取ると共に、茎から子実を分離して、この子実のみを収穫する機能を有するとうもろこし収穫機に関する。
走行しながら圃場のとうもろこしを茎毎刈り取ると共に、茎から子実を分離して、この子実のみを収穫する機能を有するとうもろこし収穫機(以下「収穫機」という)は、例えば、下記特許文献1に記載のものが知られている。
特許文献1に記載の収穫機は、走行車の運転席の前方に配置された刈取部と、刈取部の後方に配置された送出オーガと、送出オーガの後方から運転席の後方にわたるように配置された搬送部と、走行車の最後部に配置されたバケットとを備えている。
すなわち、この収穫機は、走行しながら、刈取部でとうもろこしを茎毎刈り取ると共に、茎から子実を分離し、分離された子実を送出オーガにより搬送部に送出する。そして、送出された子実を、搬送部で後方に搬送すると共に、搬送部のシュートからバケット内に投入することで、収穫できるようになっている。
また、バケットは、走行車の後端部に立設された支柱の上端に設定された軸心を中心に、前後方向に回転するように軸支されており、バケットの開口部が上向きとなる回収状態からシリンダの伸長で後方回転することで、バケット内の子実を排出し、排出状態からシリンダの収縮で前方回転することで、回収状態に戻すことができるようになっている。
特開2013−126390号公報
前述のバケットの軸心は、排出状態となるバケットの後端縁が、子実が移送されるトラック等の荷台の上端縁に接触しない高さに設定されている。
そのため、バケットの上端縁の位置を、バケットの軸心に合わせた高さに設定すると共に、搬送部のシュートの位置を、バケットの上端縁の位置に合わせた高さに設定しなければならず、これにより、走行車の重心が高くなり、作業中の姿勢が不安定になる要因となっていた。
前述の課題を解決するために、本発明が採用した手段は、走行車の運転席の前方に配置された刈取部と、刈取部の後方に配置された送出オーガと、送出オーガの後方から運転席の後方にわたるように配置された搬送部と、走行車の最後部に配置されたバケットとを具備したとうもろこし収穫機であって、前記バケットは、前記走行車に対してリンク機構及び伸縮体を介して上下動自在、且つ上昇限界位置で、前記バケットの開口部が排出方向に向くように傾倒自在に支持されていることを特徴とするとうもろこし収穫機にしたことである。
また、前記バケットの側壁は、収穫された子実の直径未満の径とする多数の貫通口を有していることが好ましい。
また、前記バケットの側壁は、透明の合成樹脂材からなることが好ましい。
また、前記搬送部の後端と前記バケットの間に、前記子実の皮剥き装置が配置され、前記皮剥き装置は、左右で直交する軸を中心として駆動回転すると共に、前後方向に沿って並列するように軸支された複数の皮剥き回転体を備え、複数の前記皮剥き回転体の内、最後部に軸支された前記皮剥き回転体の回転速度が、最も高い速度となるように設定されていることが好ましい。
前記刈取部での刈取り後に圃場に残る残渣物を掘り起こすと共に、前記残渣物を破砕する破砕装置を更に備え、前記破砕装置は、前記バケットの下方、且つ前記走行車の最後部に配置されていることが好ましい。
本発明に係る一実施形態の収穫機の正面側斜視図である。 図1の背面側斜視図である。 図1の右側面図である 図1の左側面図である。 図1の平面図である。 図1の底面図である。 図6の要部拡大図である。 図1の正面図である。 図8の要部拡大図である。 図1の背面図である。 図1の(11)-(11)線断面図である。 図11の要部拡大図である。 図2の要部拡大図である。 図13の要部拡大図である。 収穫機の作動回路図である。
以下、本発明に係る一実施形態の収穫機Aを図1〜図15に基づいて説明する。
収穫機Aは、図1〜図14に示すように、左右一対の前後輪A2、A3、前輪A2の上方側に配置された運転席A4を備えた走行車A1に、その最前部から最後部に向かって順に配置された刈取部1、送出オーガ2、搬送部3、皮剥き装置4、バケット5、破砕装置6を備えている。
走行車A1は、図15に示すように、収穫機Aの駆動源となるエンジンA5から出力される動力を、前後輪A2、A3の駆動軸Pに伝える走行用の静油圧式無段変速機(HST:Hydro Static Transmission(以下「走行用HST」という)7と、エンジンA5から出力される動力を、刈取部1、送出オーガ2、搬送部3、皮剥き装置4、破砕装置6の各駆動軸Pに伝える収穫作業用の静油圧式無段変速機(HST:Hydro Static Transmission(以下「収穫作業用HST」)という)8を備えている。
この収穫機Aは、圃場のとうもろこしを、走行しながら刈取部1により、茎毎刈り取ると共に、茎から子実を分離し、且つ茎を圃場に排出して、子実のみを送出オーガ2で搬送部3に送出するようになっている。
また、搬送部3により、子実を後方へ搬送して皮剥き装置4へ移送するようになっている。
また、皮剥き装置4により、子実の皮を剥くと共に、皮が剥かれた子実をバケット5に移送するようになっている。
また、破砕装置6により、圃場に排出された茎及び切り株を破砕するようになっている。
ここで、走行用HST7は、図12に示すように、エンジンA5の出力軸A50に、運転席に設けられた操作レバーA60で変速される変速機構A6が接続され、この変速機構A6の出力軸A61の回転によって回転する入力軸70Aを備えた油圧ポンプ7Aと、油圧ポンプ7Aと油圧配管70、71を介して連結され、油圧ポンプ7Aからの圧油によって回転する出力軸70Bを備えた油圧モータ7Bとを備えている。
また、収穫作業用HST8は、図12に示すように、エンジンA5の出力軸A50に、運転席に設けられた操作レバーA60で変速される変速機構A6が接続され、この変速機構A6の出力軸A61の回転によって回転する入力軸80Aを備えた油圧ポンプ8Aと、油圧ポンプ8Aと油圧配管80、81を介して連結され、油圧ポンプ8Aからの圧油によって回転する出力軸80Bを備えた油圧モータ8Bとを備えている。
変速機構A6の出力軸A61と入力軸70A、80Aとは、動力伝達部A7を介して接続され、この動力伝達部A7の出力軸A70、A71が、夫々入力軸70A、80Aに接続されている。
動力伝達部A7は、出力軸A61から入力された回転動力を、運転席に設けられた操作レバーA72の操作で、出力軸A70、A71に対して選択的に伝達するようにされており、操作レバーA72の操作によって、ことで、走行用HST7及び収穫作業用HST8の双方に動力を与えることができると共に、走行用HST7及び収穫作業用HST8のいずれか一方に動力を与えることができるようにされている。
油圧配管70は、油圧モータ7Bを正回転させる方向(走行車を前進させる回転方向)に圧油を流すものであり、油圧配管71は、油圧モータ7Bを逆回転させる方向(走行車を後進させる回転方向)に圧油を流すものである
ここで、前進とは、走行車A1が収穫作業方向へ移動する方向であり、後進とは、走行車A1が非収穫作業方向へ移動する方向である。
油圧配管80は、油圧モータ8Bを正回転させる方向(刈取部1、送出オーガ2、搬送部3、皮剥き装置4、破砕装置6を収穫動作させる回転方向)に圧油を流すものであり、油圧配管81は、油圧モータ8Bを逆回転させる方向(刈取部1、送出オーガ2、搬送部3、皮剥き装置4、破砕装置6を非収穫動作させる回転方向))に圧油を流すものである
油圧ポンプ7A、8Aは、運転席に設けられた操作レバー78の操作によって、油圧ポンプ7A、8AのON・OFFがされると共に、圧油の供給先を油圧配管70、80と油圧配管71、81とに切り替え、且つ圧油の流量を増減するようにされている。
油圧モータ7Bの回転は、出力軸70Bから走行車A1のセンターデフA10を介して、駆動軸Pに伝達され、油圧モータ8Bの回転は、出力軸70Bから回転伝達部A8を介して、刈取部1、送出オーガ2、搬送部3、皮剥き装置4、破砕装置6の各駆動軸Pに伝達される。
回転伝達部A8は、出力軸80Bと各駆動軸Pとを繋いで、出力軸80Bの回転動力を各駆動軸Pに伝達すると共に、出力軸80Bの回転を、各駆動軸Pの回転に変換する変換機構(図示せず)が備えられている。
また、回転伝達部A8は、収穫作業時の走行車A1の走行速度に対応して、刈取り速度、送出速度、搬送速度、破砕速度が、最も効率よく収穫作業ができる速度となるように、出力軸80Bの回転速度を変速して各駆動軸Pに伝達するように設定されている。
すなわち、収穫作業時では、操作レバーA72の操作で、走行用HST7及び収穫作業用HST8の双方に動力を与える状態とし、操作レバー78を操作して、油圧ポンプ7A、8Aから油圧配管70、80に圧油を供給して、油圧モータ7B、8Bを正回転させることによって、走行車1を前進させることができると共に、刈取部1、送出オーガ2、搬送部3、皮剥き装置4、破砕装置6を収穫動作させることができる。
また、操作レバー78の操作で、圧油の流量を増減することによって、走行車1の走行速度を変化させることができると共に、この走行速度の変化に対応するように、刈取部1、送出オーガ2、搬送部3、皮剥き装置4、破砕装置6の収穫動作速度を変化させることができる。
したがって、操作レバー78の操作で、走行用HST7及び収穫作業用HST8を同時に収穫作業する方向に作動させることによって、走行車A1を走行させることができると共に、この走行車A1の走行に連動して、刈取部1、送出オーガ2、搬送部3、皮剥き装置4、破砕装置6を、走行車A1の走行速度に対して効率よい作業速度で作動させることができる。
収穫作業後に、刈取部1、送出オーガ2、搬送部3、皮剥き装置4、破砕装置6に茎葉や土砂が残留し、これを取り除く場合には、操作レバーA72の操作で、収穫作業用HST8にのみ動力を与える状態とし、操作レバー78を操作して、油圧ポンプ8Aから油圧配管81に圧油を供給して、油圧モータ8Bを逆回転させることによって、走行車1を停止した状態で、刈取部1、送出オーガ2、搬送部3、皮剥き装置4、破砕装置6を非収穫動作させると共に、残留した茎葉や土砂を排出することができる。
残留した茎葉や土砂を排出する場合、走行車1を走行させた状態で行ってもよく、また、収穫作業後の移動時では、操作レバーA72の操作で、走行用HST7にのみ動力を与える状態とし、操作レバー78を操作して、油圧ポンプ7Aから油圧配管70に圧油を供給して、油圧モータ7Bを正回転させることによって、刈取部1、送出オーガ2、搬送部3、皮剥き装置4、破砕装置6を停止させた状態で、走行車1を走行させることができる。
また、油圧ポンプ7Aからの圧油の流量を増減することで、油圧モータ7Bの出力軸70Bの回転速度が変化すると共に、この回転速度の変化に伴い走行車A1の走行速度が変化したときには、走行車A1の走行速度の変化に連動して、刈取部1、送出オーガ2、搬送部3、皮剥き装置4、破砕装置6の作業速度も変化するため、収穫作業中に走行車A1の走行速度が変化しても、走行車A1の走行速度に連動して、刈取部1、送出オーガ2、搬送部3、皮剥き装置4、破砕装置6を効率よい作業速度で作動させることができる。
以下、刈取部1、送出オーガ2、搬送部3、皮剥き装置4、バケット5、破砕装置6の構成を説明する。
刈取部1は、図1、図5、図6〜図9、図12に示すように、4条用となる5個のデバイダ10を有し、このデバイダ10の間に確保された案内空間11の下端側に、圃場の茎を刈り取る4個のロータリナイフ12が上下の軸を中心に回転自在に軸支されている。
デバイダ10は、走行車A1に対して油圧シリンダ10Aを介して、上下方向に回転自在に軸支されており、油圧シリンダ10Aの伸縮によって上下動するようにされている。
デバイダ10には、茎から分離された子実を送出オーガ2に送り込むギャザリングチェーン13が上下の軸を中心として回転自在に軸支されている。
また、ギャザリングチェーン13の下方には、切断された茎を支持すると共に、下方に引き込むピッキングローラ13’が前後の軸を中心として回転自在に軸支されている。
また、ギャザリングチェーン13とピッキングローラ13’との間には、ピッキングローラ13’で引き込まれる茎から子実をこそぎ取るように分離する分離板13’’が設けられている。
デバイダ10の最後部には、図1、図8、図9、図11に示すように、分離された子実を搬送部3に送出する送出オーガ2が、左右の軸を中心に回転自在に軸支されている。
デバイダ10の先端には、図1〜図9、図11に示すように、圃場の茎を前記圃場面と倒伏状態の茎との間に入り込むように突設された案内突起14が備えられており、収穫作業中に案内突起14が圃場面と倒伏状態の茎との間に入り込んで、茎を起立させながら案内空間11へ案内するようにされている。
すなわち、収穫作業時に圃場に起立した茎だけでなく、案内突起14によって、倒伏状態の茎を起立させて案内空間11に案内することができるので、収穫作業での茎の狩り残しを防止することができる。
ロータリナイフ12は、図6、図7に示すように、圃場の茎を切断する切断刃12Aを3枚有しており、この3枚の切断刃12Aで効率よく茎を切断できるようになっている。
ギャザリングチェーン13は、図1、図5〜図7に示すように、チェーン13Aと、チェーン13Aの外周に沿って、径方向に突設された多数の搬送突起13Bとを備えた左右一対のものであり、デバイダ10毎に軸支されていると共に、案内空間11で搬送突起13B同士が向かい合うようにされている。
ピッキングローラ13’は、図6〜図9に示すように、外周に螺旋羽130を備えた左右一対のものであり、走行時において、切断された茎を挟持しながら、この茎を螺旋羽130によって下方に引き込むようにされている。
分離板13’’は、図5〜図9に示すように、左右一対のものであり、互いの間に隙間Sを確保して設けられており、ピッキングローラ13’により、茎が下方に引き込まれるときに、茎から子実をこそぎ取るようにされている。
こそぎ取られた子実は、ギャザリングチェーン13Aの搬送突起13Bによって、送出オーガに搬送される。
送出オーガ2は、全ての案内空間11と対向する軸長を有しており、外周に軸方向の中央部を境として、互いに逆向きとなるように突設された螺旋羽20を備えている。
螺旋羽20の螺旋方向は、送出オーガ2が収穫方向に回転したときに、子実を送出オーガ2の中央部に移動させることができると共に、搬送部3へ移動させることができる方向に設定されている。
搬送部3は、図11に示すように、送出オーガ2の軸方向中央部の後方から運転席A4の下方を通過し、皮剥き装置4の前端上方付近に至る長さで傾斜させて配置されたダクト30と、ダクト30内に、ダクト30の全長にわたって配置されたベルトコンベヤ31と、ダクト30の後端に連結されたシュート32と、シュート32の後端に連結された排出シュート33と、ダクト30の前端側、且つベルトコンベヤ31の前端側の回転ローラ31Aの下方に開口された排出口34と、回転ローラ31Aの後方に、回転ローラ31Aの軸と平行な軸を中心として回転自在に軸支された排出オーガ35と、ダクト30の周壁30Aに設けられ、ダクト30の内部を透視する透視部36とを備えている。
ダクト30は、前端側の上部に、送出オーガ2から送出される子実をダクト30内に案内する開口部30Bが設けられており、開口部30Bの直下にベルトコンベヤ31が位置するように配置され、ダクト30内に送出された子実が、そのままベルトコンベヤ31に載置できるようにされている。
ベルトコンベヤ31は、従動側の回転ローラ31Aと、回転ローラ31Aと平行な軸を中心に回転自在に、ダクト30の後端側の開口部30C近くに軸支された駆動側の回転ローラ31Bと、回転ローラ31Aと回転ローラ31Bにわたって巻回された無端ベルト31Cとから構成されている。
無端ベルト31Cは、外周に載置される子実を支持する支持板31Dが、径方向に沿って外側に複数突設されており、この支持板31Dで子実を支持することによって、ベルトコンベヤ31の傾斜による子実の滑り落ちを防止している。
無端ベルト31Cは、ゴム材等の軟質の合成樹脂材から構成されており、回転中での回転ローラ31A及び回転ローラ31Bに対する接触衝撃を緩和して、この接触衝撃による衝撃音を低減することができるようになっている。
シュート32は、皮剥き装置4に向けて斜め下向きに開口された子実用開口部32Aと、子実用開口部32Aを開閉する開閉板32Bと、最後端に開口された排出用開口部32Cと、排出用開口部32Cに向けてシュート32内に送風する送風機32Dとを備えており、搬送部3で搬送された子実及び茎葉等の内、子実を子実用開口部32Aから皮剥き装置4に移送し、茎葉や土砂等の不要物を送風機32Dからの送風によって排出用開口部32Cへ吹き飛ばして排出するようにされている。
開閉板32Bは、左右の軸を中心に回転自在に軸支されていると共に、常に子実用開口部32Aを閉鎖する状態となるように、バネ等の付勢部32Eによって付勢されている。
付勢部32Eの付勢力は、開閉板32Bの自重を支えて、開閉板32Bが子実用開口部32Aを閉鎖する状態を保持し、子実の重さが開閉板32Bに作用したときに、開閉板32Bが、付勢力に抗して子実用開口部32Aを開口する方向に回転する程度の付勢力である。
送風機32Dの風力は、不要物に対しては、その重さに抗して、排出用開口部32Cに向けて吹き飛ばすことができる風力であり、子実に対しては、その重さに対抗できず吹き飛ばすことができない風力である。
すなわち、子実よりも軽い不要物のみを排出用開口部32Cに向けて吹き飛ばし、子実のみを子実用開口部32Aから皮剥き装置4に移送することができる。
排出シュート33は、図1〜図5、図10、図11に示すように、排出口33Aを右方向に向けており、排出される不要物が、皮剥き装置4及びバケット5に至らないようにされている。
排出オーガ35は、軸長が回転ローラ31Aの軸長とほぼ同長のものであり、図11に示すように、ベルトコンベヤが子実を搬送するときに、無端ベルト31の内周側に入りこみ、無端ベルト31の傾斜及び搬送動作によって、回転ローラ31A側に溜まる不要物を、無端ベルト31C外へ回転ローラ31Aの軸方向に沿って排出するものである。
無端ベルト31C外へ排出された不要物は、排出口34に至り、この排出口34からダクト30外に排出される。
この排出オーガ35によって、回転ローラ31Aの付近での不要物の堆積を防止することができ、これによって、従動側の回転ローラ31Aの回転の不具合の発生を防止できると共に、ベルトコンベヤ31の動作の不具合の発生を防止することができる。
透視部36は、ダクト30の周壁30Aに開口された貫通口36Aと、貫通口36Aを塞ぐようにダクト30の側面に固着された透明板36Bとを備えており、ダクト30の外側からダクト30内部を見ることができるようにされている。
このような透視部36によって、ダクト30内の不要物の堆積状態やベルトコンベヤ31の状態等を確認することができ、これによって、ダクト30の詰まりやベルトコンベヤの31の故障等を未然に防ぐことができる。
皮剥き装置4は、図11〜図14に示すように、前後方向の軸を中心に回転自在、且つ左右方向に並列された複数の皮剥き回転体40Aからなる下側皮剥き部4Aと、左右方向の軸を中心に回転自在、且つ前後方向に並列された複数の皮剥き回転体40Bからなる上側皮剥き部4Bと、上側皮剥き部4Bの前端側上方に配置されたエアノズル4Cとを備えている。
下側皮剥き部4Aは、左右方向で隣り合う皮剥き回転体40Aの間に、子実の長手方向を前後方向として整列させると共に、皮剥き回転体40Aの回転によって、子実を回転させながら皮を剥くようにされている。
皮剥き回転体40Aの外周には、多数の凹凸400が形成されており、この凹凸400で子実の皮を剥くようにされている。
上側皮剥き部4Bは、皮剥き回転体40Bの外周に、径方向に沿って外側に突設された複数の皮剥き板40Cを有しており、皮剥き回転体40Bの回転によって、複数の皮剥き板40Cを下側皮剥き部4Aに整列した子実に接触させて皮を剥くようにされている。
複数の皮剥き回転体40Bの内、最後部に軸支された皮剥き回転体40B’の回転速度が最も高く設定されていると共に、皮剥き板40Cが子実をバケット5の後方側に至るように勢いよく飛ばせる回転速度として設定されている。
このため、バケット5内に貯留される子実の偏りを防止して、バケット5に子実を平均的に貯留させることができる。
エアノズル4Cは、下側皮剥き部4Aに至った子実に対して、下側皮剥き部4Aの左右幅の全域に圧搾空気を噴出し、この圧搾空気の勢いによって、下側皮剥き部4A及び上側皮剥き部4Bの皮剥きを補助するようにされており、これによって、効率的な皮剥きを行うことができる。
下側皮剥き部4Aの下方には、下側皮剥き部4Aの隣り合う皮剥き回転体40Aの隙間から子実と分離して落下する種子を貯留するホッパHと、ホッパHの上方に設けられたふるいIとが配置されており、落下する種子及び細かい茎葉をふるいIにかけて、種子のみをホッパHに落下させる。
ホッパHの底部には、貯留された種子を排出する排出オーガH1が配置されており、ホッパHに貯留された種子をホッパH外に排出するようにされている。排出された種子は、回収されて収穫作業後に手作業でバケット5入れるようにするか、ホッパHから排出される種子をバケット5に搬送する搬送装置(図示せず)を設けて、収穫作業中に種子を貯留しながら排出すると共に、バケット5に搬送するようにしてもよい。
バケット5は、図1〜図5、図10、図11に示すように、底部50から上端の開口部51に向けて末広がり状に形成されていると共に、四方を囲む側壁52がパンチングメタルで構成されており、側壁52に多数の貫通口53を備えたものとしている。
バケット5の開口部51の高さ位置は、子実用開口部32Aの後端とほぼ同じ高さ位置、皮剥き装置4の後端よりも高い位置に設定されている。
皮剥き装置4側の側壁52には、皮剥き装置4から飛ばされる子実をバケット5内に入れるための投入空間52Aが形成されており、皮剥き装置4から飛ばされる子実が、投入空間52Aを通過してバケット5内に投入されるようになっている。
投入空間52Aの下端縁52Bは、下側皮剥き部の下端の高さ位置とほぼ同じ高さ位置に設定されており、飛ばされる子実が、下端縁52Bに引っ掛からず、確実に投入空間52Aを通過できるようにされている。
このようなバケット5は、図10、図11に示すように、走行車A1の最後部とバケット5にわたるように支持された油圧シリンダ(伸縮体)70と、走行車A1に設けられたスライド案内長孔71と、バケット5に設けられ、スライド案内長孔71にスライド自在に嵌合されたスライド突起72とを備えた動作案内部7によって支持されている。
油圧シリンダ70は、図10に示すように、伸長方向が左斜め方向となるように配置され、伸長することによって、バケット5を左斜め上方に上昇させ、収縮によって上昇軌跡に沿わせて下降させて元の位置に戻すようにされている。
スライド案内長孔71は、長手側が油圧シリンダ70の伸長方向と平行となるように設けられており、油圧シリンダ70の伸縮によって上下動するバケット5のスライド突起72のスライドを案内するようにされている。
スライド案内長孔71の上端71Aは、バケット5の上昇限界位置であると共に、バケット5を左右方向に回転させる回転位置である。
バケット5が上昇すると共に、左回転した状態は、開口部51が斜め下向きとなって、貯留された子実を排出する排出状態である。
すなわち、油圧シリンダ70の伸長により、スライドするスライド突起72が、上端71Aに接触したときに、バケット5の上昇が停止すると共に、継続される油圧シリンダ70の伸長により、上端71に接触した状態のスライド突起72の軸を中心として、バケット5を左方向に回転させることで、このバケット5を排出状態にすることができる。
また、バケット5の排出状態から油圧シリンダ70を収縮させることによって、バケット5が右方向に回転すると共に、元の位置に下降させることができる。
このようなバケット5は、側壁52をパンチングメタルとしたことによって、バケット5が軽量化されると共に、外方から子実の貯留状態を視認することができる。
尚、側壁52は、パンチングメタルに限らず、エキスパンドメタルや透明の合成樹脂板等の、軽量化が図れ、且つバケット5内部を外側から視認できるものであればよい。
また、バケット5は、収穫作業時には、側壁52に設けられた投入空間52Aから子実が投入され、排出作業時には、バケット5が上昇すると共に、上昇限界位置で回転することで、排出状態にするようにされているので、バケット5の上端位置を低くすることができ、これによって、バケット5の重心を下げることができる。
したがって、バケット5の軽量化及びバケット5の重心が下がることによって、収穫機Aの走行時及び収穫作業時の安定性を向上させることができる。
しかも、バケット5の側壁52に設けられた投入空間52Aからバケット5内に子実を投入するようにしているため、シュート32の最も高い位置を低くすることができ、これによっても、収穫機Aの走行時及び収穫作業時の安定性を向上させることができる。
破砕装置6は、走行車A1の最後部、且つバケット5の直下に、左右の軸を中心として回転自在に軸支されており、油圧シリンダ60とリンク部61を介して上下動自在に支持されている。
この破砕装置6は、回転軸62の外周に多数のブレード63を突設してなるものであり、回転によって、ブレード63が圃場を掘り起こしながら切株を破砕すると共に、刈り倒された茎を破砕するものである。
バケット5の直下は、一般的には、使用されていない空間であり、このような空間に破砕装置6も配置することによって、前後輪間に配置されるエンジンA5、変速機構A6、走行用HST7、収穫作業用HST8、センターデフA10等の、収穫機Aの動作に必要な各構成要素の位置を低くすることができる。
すなわち、前後輪間に配置される収穫機Aの動作に必要な各構成要素の位置を低くすることによって、収穫機Aの全高を低くすることができ、これによって、収穫機Aの全体の重心を下げることができる。
したがって、収穫機A全体の重心が下がることによって、収穫機Aの走行時及び収穫作業時の作業姿勢の安定性を向上させることができる。
A:収穫機 A1:走行車 A5:エンジン P:駆動軸 1:刈取部
2:送出オーガ 3:搬送部 4:皮剥き装置 5:バケット 6:破砕装置
7:走行用HST 8:収穫作業用HST 51:開口部 52:側壁
53:貫通口 60:油圧シリンダ 61:リンク機構

Claims (5)

  1. 走行車の運転席の前方に配置された刈取部と、刈取部の後方に配置された送出オーガと、送出オーガの後方から運転席の後方にわたるように配置された搬送部と、走行車の最後部に配置されたバケットとを具備したとうもろこし収穫機であって、前記バケットは、前記走行車に対してリンク機構及び伸縮体を介して上下動自在、且つ上昇限界位置で、前記バケットの開口部が排出方向に向くように傾倒自在に支持されていることを特徴とするとうもろこし収穫機。
  2. 前記バケットの側壁は、収穫された子実の直径未満の径とする多数の貫通口を有していることを特徴とする請求項1に記載のとうもろこし収穫機。
  3. 前記バケットの側壁は、透明の合成樹脂材からなることを特徴とする請求項1に記載のとうもろこし収穫機。
  4. 前記搬送部の後端と前記バケットの間に、前記子実の皮剥き装置が配置され、前記皮剥き装置は、左右で直交する軸を中心として駆動回転すると共に、前後方向に沿って並列するように軸支された複数の皮剥き回転体を備え、複数の前記皮剥き回転体の内、最後部に軸支された前記皮剥き回転体の回転速度が、最も高い速度となるように設定されていることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項記載のとうもろこし収穫機。
  5. 前記刈取部での刈取り後に圃場に残る残渣物を掘り起こすと共に、前記残渣物を破砕する破砕装置を更に備え、前記破砕装置は、前記バケットの下方、且つ前記走行車の最後部に配置されていることを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載のとうもろこし収穫機。
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