JP2017041626A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】逆阻止型IGBTを提供する。【解決手段】表面側にMOSゲート構造が形成された第1導電型のベース層と、ベース層の裏面側に形成され、第1ドーパントと第1ドーパントと異なる第2ドーパントとが注入された第2導電型のコレクタ層と、コレクタ層の裏面側に形成されたコレクタ電極とを備え、第2ドーパントの不純物濃度ピークは、第1ドーパントの不純物濃度ピークよりも、コレクタ層の裏面からの位置が深く、且つ、第2ドーパントの不純物濃度ピークの大きさが、第1ドーパントの不純物濃度ピークの大きさの1/100より大きい半導体装置を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置、及び、半導体装置の製造方法に関する。
従来、電力変換装置などに用いられるパワー半導体装置であって逆耐圧を有する絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(IGBT)が知られている(例えば、特許文献1)。また、半導体装置において、コレクタ層を不純物の注入により形成する技術が知られている(例えば、特許文献2、3)。
特許文献1 特開2006−86414号公報
特許文献2 特開2006−351659号公報
特許文献3 特開2001−196320号公報
IGBTにおいては、逆バイアス印加時に、n型ドリフト領域と、裏面側のp型コレクタ領域によるpn接合に強い電界がかかる場合がある。そのため、pn接合部分に欠陥が存在すると、逆耐圧が低下してしまう。
本発明の第1の態様においては、表面側にMOSゲート構造が形成された第1導電型のベース層と、ベース層の裏面側に形成され、第1ドーパントと第1ドーパントと異なる第2ドーパントとが注入された第2導電型のコレクタ層と、コレクタ層の裏面側に形成されたコレクタ電極とを備え、第2ドーパントの不純物濃度ピークは、第1ドーパントの不純物濃度ピークよりも、コレクタ層の裏面からの位置が深く、且つ、第2ドーパントの不純物濃度ピークの大きさが、第1ドーパントの不純物濃度ピークの大きさの1/100より大きい半導体装置を提供する。
本発明の第2の態様においては、表面側にMOSゲート構造が形成された第1導電型のベース層を形成する段階と、ベース層の裏面側に、第1ドーパントと第1ドーパントと異なる第2ドーパントとが注入された第2導電型のコレクタ層を形成する段階と、コレクタ層の裏面側にコレクタ電極を形成する段階と、を備え、第2ドーパントの不純物濃度ピークは、第1ドーパントの不純物濃度ピークよりも、コレクタ層の裏面からの位置が深く、且つ、第2ドーパントの不純物濃度ピークの大きさが、第1ドーパントの不純物濃度ピークの大きさの1/100より大きい製造方法を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
半導体装置100の構成例を示す図である。 アロイスパイク72の一例を示す図である。 半導体装置100の製造工程の一例を示す図である。 半導体装置100の製造工程の続きを示す図である。 実施例1に係るコレクタ層50の製造工程の一例を示す。 ボロンとアルミニウムの不純物濃度分布のSIMS分析結果を示す。 実施例1及び比較例1に係るコレクタ層50の不純物濃度分布を示す。 実施例2に係るボロンとガリウムの不純物濃度分布のSIMS分析結果を示す。 実施例2及び比較例2に係るコレクタ層50の不純物濃度分布を示す。 実施例2に係るコレクタ層50の製造工程の一例を示す。 キャップ層を用いない場合のレーザアニール工程を示す。 キャップ層を用いた場合のレーザアニール工程を示す。 逆漏れ電流のヒストグラムの比較例を示す図である。 逆漏れ電流のヒストグラムの比較例を示す図である。 逆漏れ電流のエネルギー密度依存性を示す。 オン電圧のエネルギー密度依存性を示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、半導体装置100の構成例を示す図である。図1は、半導体装置100の断面を示している。半導体装置100は、表面側にMOSゲート構造を有し、裏面側にpn接合を有するIGBTである。本例の半導体装置100は、MOSゲート構造20、耐圧構造部10、分離層30、ベース層40、コレクタ層50及びコレクタ電極70を備える。半導体装置100は、順方向と逆方向との双方の耐圧を有する逆阻止型IGBTの一例である。
ベース層40は、表面側にMOSゲート構造20が形成された第1導電型の半導体層である。本例のベース層40は、n−型シリコン層である。半導体装置100がノンパンチスルー型の場合、ベース層40は、表面側のp領域とのpn接合における空乏層が、コレクタ層50に達しない程度の厚みを有する。
MOSゲート構造20は、エミッタ電極21、絶縁膜22、ゲート電極24、第2導電型領域26及び第1導電型領域28を有する。本例において第1導電型領域28は、ベース層40の表面側に形成されたn+型領域である。また、第2導電型領域26は、第1導電型領域28を囲んで、第1導電型領域28とベース層40とを分離するように形成されたp型領域である。ゲート電極24に所定の電圧が印加されると、ゲート電極24の直下における第2導電型領域26にチャネルが形成され、第1導電型領域28とベース層40とが導通する。これにより、MOSゲート構造20はMOSFETとして動作する。
コレクタ層50は、第2導電型を有しており、ベース層40の裏面側に形成される。ベース層40の裏面とは、MOSゲート構造20が形成された表面と対向する面を指す。本例のコレクタ層50は、p−型シリコン層である。コレクタ層50は、ベース層40の裏面に接して形成されてよい。なお、ベース層40及びコレクタ層50は、同一の材料(本例ではシリコン)で形成される。
コレクタ電極70は、コレクタ層50の裏面側に形成される。コレクタ層50の裏面とは、ベース層40と接する面と反対側の面を指す。コレクタ電極70は、例えばアルミニウムを、コレクタ層50の裏面側に蒸着またはスパッタすることで形成される。
分離層30は、第2導電型を有しており、ベース層40の表面からコレクタ層50の表面(つまり、ベース層40の裏面)まで形成される。本例の分離層30はp+型である。また、分離層30は、ベース層40の表面側においてMOSゲート構造20を囲むように設けられる。例えば、分離層30は、半導体装置100の側面に形成される。半導体装置100の側面とは、半導体装置100がウエハから切り出されたときに形成されるダイシング面であってよい。これにより、半導体装置100の側面に第1導電型のベース層40が露出して、空乏層が半導体装置100の側面に露出することを防ぐことができ、逆耐圧を確保することができる。
耐圧構造部10は、ベース層40の表面側において、MOSゲート構造20と分離層30との間に設けられる。耐圧構造部10は、1以上の領域18、1以上の電極14、1以上の絶縁膜16及び保護膜12を有する。領域18は、ベース層40に形成された第2導電型の領域である。領域18とベース層40との間に形成された空乏層が、MOSゲート構造20の第2導電型領域26とベース層40との間の空乏層と結合する。これにより、空乏層の端部をMOSゲート構造20の外側の耐圧構造部10に配置することができ、MOSゲート構造20の耐圧を保持させることができる。電極14は、絶縁膜16で覆われていない領域18に接続される。電極14に電圧を印加することで、領域18とベース層40との間における空乏層の幅を調整することができる。
通常、ノンパンチスルー型のIGBTにおいては、FZ結晶から形成したn−型基板を研削した後、基板の裏面側にボロンイオンを注入してレーザアニール等を行うことで、p型コレクタ層を形成する。一般に、p型コレクタ層は非常に薄く形成されている。例えば、レーザアニールにおいて波長が532nmのレーザを用いた場合、p型コレクタ層の厚さは0.25μm程度である。このように、通常のコレクタ層は非常に薄いので、ウエハプロセスまたはモジュール組立工程中に、コレクタ層の裏面側にキズが生じたり、コレクタ電極からのアロイスパイクが発生すると、キズまたはスパイク等がコレクタ層を容易に貫通する。スパイク等がコレクタ層を貫通してpn接合に達すると、逆漏れ電流が増大してしまう。
これに対して半導体装置100は、0.5μm以上、好ましくは0.75μm以上の厚さのコレクタ層50を備える。これにより、キズまたはスパイク等が、コレクタ層50とベース層40のpn接合部に達することを防ぐ。従って、逆漏れ電流を低減し、逆耐圧を向上させることができる。一例として、半導体装置100は、マトリクスコンバータ等の逆耐圧が要求される用途に用いることができる。
図2は、アロイスパイク72の一例を示す図である。図2は、コレクタ電極70及びコレクタ層50の断面を示している。アロイスパイク72は、コレクタ電極70の金属が、コレクタ層50の半導体と合金化して、コレクタ層50の内部にスパイク状に侵入して形成される。上述したように、コレクタ層50の厚さを0.5μm以上、好ましくは0.75μm以上にすることで、アロイスパイク72がpn接合部分に達することを防げる。また、コレクタ層50の厚さは、0.75μm以上2.0μm以下であってよく、1μm以上1.5μm以下であることが好ましい。
図3は、半導体装置100の製造工程の一例を示す図である。図3は、各部材の断面を示している。まず、第1導電型のベース基板42を準備する。ベース基板42は、フローティングゾーン法により製造したFZ結晶から切り出された基板であってよい。
次に、基板研削工程によって、ベース基板42を所定の厚みに研削する。本例では、500μmのベース基板42を、300μmとなるように研削している。研削後の厚みは、半導体装置100が有するべき耐圧に応じて定めてよい。例えば、耐圧クラスが600Vでは280μm、1200Vでは380μm程度の厚みにベース基板42を研削する。
次に、不純物注入工程において、ベース基板42に不純物を注入する。ベース基板42に所定のパターンのマスク酸化膜を形成して、分離層30に対応するベース基板42の表面を露出させる。そして、露出したベース基板42の表面に第2導電型に対応する不純物を選択的に注入する。不純物は、例えばダイシングラインに沿って所定の領域を囲むように注入される。ベース基板42の表面側には、5.0×1015cm−2程度の濃度の不純物を注入する。ベース基板42の表面側には、1×1015cm−2から5×1015cm−2程度のドーズ量の不純物を注入してよい。図3では、不純物が注入される範囲を矢印で示している。
次に、不純物拡散工程において、ベース基板42の表面側に注入された不純物を拡散処理する。不純物の拡散は、ベース基板42をアニールすることにより行われてよい。本例では、ベース基板42を例えば1300℃で100時間アニールする。アニールの温度と時間は、形成すべき分離層30の厚み、注入した不純物の濃度等に応じて調整してよい。これにより、ベース層40の表面から拡散された第2導電型の分離層30を形成する。なお、ベース層40の表面側に保護用のレジストを塗布した場合、アニールの前にレジストを除去する。
図4は、半導体装置100の製造工程の続きを示す図である。図3に示した不純物拡散工程の後、MOS形成工程において、ベース層40の表面側において分離層30に囲まれた領域にMOSゲート構造20を形成する。次に、研削工程において、ベース層40の裏面を研削して、ベース層40の厚みを調整する。研削後のベース層40の厚みは、半導体装置100に要求される耐圧クラスに応じて決定されてよい。例えば、耐圧クラス600Vでは、最終的なベース層40及びコレクタ層50の厚みの和が100μm程度であり、耐圧クラス1200Vでは、ベース層40及びコレクタ層50の厚みの和が200μm程度となるように研削する。ベース基板42の研削には、例えば機械的研削、または、化学的エッチング等の技術を用いることができる。
次に、第1ドーパント及び第2ドーパントの注入工程において、研削後のベース基板42の裏面側に第2導電型に対応する不純物を注入する。また、注入された不純物は、コレクタ層50の裏面側をレーザアニールすること等により活性化される。例えば、第2ドーパントの不純物濃度ピークが、第1ドーパントの不純物濃度ピークよりも、コレクタ層50の裏面からの位置が深く、且つ、第2ドーパントの不純物濃度ピークの大きさが、第1ドーパントの不純物濃度ピークの大きさの1/100より大きくなるようにコレクタ層50を形成する。なお、第2ドーパントの不純物濃度ピークの大きさは、第1ドーパントの不純物濃度ピークの大きさの1/10より大きくてもよく、1/2より大きくてもよい。また、第2ドーパントの不純物濃度ピークの大きさは、第1ドーパントの不純物濃度ピーの大きさよりも大きくてもよい。なお、第1ドーパントの拡散係数は、第2ドーパントの拡散係数よりも小さいことが好ましい。
次に、コレクタ電極形成工程において、コレクタ層50の裏面側にコレクタ電極70を形成する。例えばアルミニウム等の金属を、コレクタ層50の裏面側にスパッタまたは蒸着して、コレクタ電極70を形成する。
(実施例1)
図5は、実施例1に係るコレクタ層50の製造工程の一例を示す。本例では、コレクタ層50の製造工程をより詳細に示す。
ステップS100において、ベース基板42を裏面研削して、ベース基板42の厚みを所定の厚みに形成する。このとき、ベース基板42の厚みを、ベース層40とコレクタ層50の厚みの合計となるように設定してよい。ステップS101において、第2ドーパントをイオン注入する。本例では、第2ドーパントとして、ドーズ量1.0×1013cm−2、加速電圧150keVでアルミニウムをイオン注入する。ステップS102において、第1ドーパントをイオン注入する。第1ドーパントの加速電圧は、第2ドーパントの加速電圧よりも低くてよい。本例では、第1ドーパントとして、ドーズ量1.0×1013cm−2、加速電圧45keVでボロンをイオン注入する。第1ドーパントの不純物濃度を高濃度とすることで、コレクタ電極70との接触抵抗を下げることができる。ステップS103において、コレクタ層50の裏面側からレーザアニールする。レーザアニールには、波長750nm以上のレーザーを用いる。より好ましくは、波長800nm以上のレーザーを用いる。その後、ステップS104において、コレクタ電極70をコレクタ層50の裏面側に形成する。
図6は、ボロンとアルミニウムの不純物濃度分布のSIMS分析結果を示す。縦軸は不純物濃度(cm−3)を示し、横軸はコレクタ層50のイオン注入面からの深さ(μm)を示す。本例において、イオン注入面とは、ドーパントをイオン注入した側の面を指す。本例の不純物濃度分布は、ボロン及びアルミニウムをシリコンウエハに注入した場合の不純物濃度分布である。
本例のドーパントは、同一のドーズ量及び加速電圧でイオン注入され、同一の条件でレーザアニールされる。即ち、同一の条件でイオン注入し、拡散されたボロンとアルミニウムの不純物濃度分布を比較することにより、ボロンとアルミニウムの拡散係数の違いを知ることができる。本例のドーズ量は、1.0×1014cm−2であり、加速電圧は、100keVである。また、注入されたドーパントは、900℃で、30分間レーザアニールされる。
本例のSIMS分析結果は、アルミニウムの拡散係数が、ボロンの拡散係数よりも大きいことを示す。そのため、アルミニウムの接合深さXj=2.37μmは、ボロンの接合深さXj=1.15μmよりも大きい。以上の通り、同一のドーズ量及び加速電圧を用いる場合、拡散係数の大きなアルミニウムは、拡散係数の小さなボロンよりも深いコレクタ層を形成できることが分かる。
図7は、実施例1及び比較例1に係るコレクタ層50の不純物濃度分布を示す。縦軸は不純物濃度(cm−3)を示し、横軸はコレクタ層50のイオン注入面からの深さ(μm)を示す。本例の不純物濃度分布は、シミュレーションにより計算した。なお、1×1014〜1×1015の不純物濃度を有する層は、ベース層40を示す。
比較例1では、第1ドーパント及び第2ドーパントとしてボロンをイオン注入する。第1ドーパントについて、ドーズ量1.0×1013cm−2、加速電圧150keVで、ボロンをイオン注入する。また、第2ドーパントについて、ドーズ量1.0×1013cm−2、加速電圧45keVでボロンをイオン注入する。比較例1では、波長532nmのレーザーを用いたレーザアニールにより、各ドーパントを活性化させる。比較例1に係るコレクタ層50は、深さが0.5umと浅く、ウエハプロセスやモジュール組立工程中にキズやアロイスパイクが発生すると、逆漏れ電流が増大してしまう。
比較例1に係る不純物濃度は、加速電圧の違いにより、第1の不純物濃度ピークと第2の不純物濃度ピークとを有する。第1の不純物濃度ピークは、加速電圧45keVで注入されたボロンに対応し、コレクタ層50のイオン注入面からの深さが0μm〜0.25μmの範囲に存在する。第2の不純物濃度ピークは、加速電圧150keVで注入されたボロンに対応し、コレクタ層50のイオン注入面からの深さが0.25μm〜0.5μmの範囲に存在する。
実施例1では、第1ドーパントとしてボロンをイオン注入し、第2ドーパントとしてアルミニウムをイオン注入する。本例において、アルミニウムは、ドーズ量1.0×1013cm−2、加速電圧150keVでイオン注入する。また、ボロンは、ドーズ量1.0×1013cm−2、加速電圧45keVでイオン注入する。実施例1では、アルミニウムとボロンの両方をイオン注入しているので、ボロンのみをイオン注入した場合よりも、コレクタ層50を厚く形成できる。また、アルミニウムとボロンの両方をイオン注入することにより、アルミニウムのみをイオン注入した場合よりも、コレクタ層50のイオン注入面付近の不純物濃度の低下を防止できる。これにより、実施例1に係る方法では、オン電圧Vonのばらつきを低減できる。
また、実施例1では、波長800nmのレーザーを用いたレーザアニールにより、各ドーパントを活性化させる。比較例1よりも長い波長を有するレーザーを用いることで、より深い領域まで熱が到達し、十分に不純物を拡散できる。これにより、例えば、コレクタ層50の深さを1.0um以上に深くすることができる。さらに、アルミニウムイオンの加速電圧を上げて活性化することにより、コレクタ層50をより厚くすることができる。また、本例のコレクタ層50は、コレクタ層50の深い領域にまで熱が到達することにより、深い領域におけるイオン注入ダメージを回復している。そのため、品質の高いコレクタ層50を提供できる。
実施例1に係る不純物濃度は、ドーパントの種類及び加速電圧の違いに応じて、第1の不純物濃度ピークと第2の不純物濃度ピークとを有する。第1の不純物濃度ピークは、第2の不純物濃度ピークよりもコレクタ層50のイオン注入面側にある。第1の不純物濃度ピーク及び第2の不純物濃度ピークの位置は、イオン注入及び拡散等の条件により任意の深さに決定される。
第1の不純物濃度ピークは、加速電圧45keVで注入されたボロンに対応し、コレクタ層50のイオン注入面からの深さが0μm〜0.25μmの範囲に存在する。本例の第1の不純物濃度ピークは、1.0×1017以上の大きさを有する。より好ましくは、第1の不純物濃度ピークは、1.0×1019以上の大きさを有する。
第2の不純物濃度ピークは、加速電圧150keVで注入されたアルミニウムに対応し、コレクタ層50のイオン注入面からの深さが0.5μm〜1.0μmの範囲に存在する。本例の第2の不純物濃度ピークは、1.0×1017以上の大きさを有する。また、第2の不純物濃度ピークは、ベース層40の不純物濃度の100倍より大きくて良い。例えば、本例の第2の不純物濃度ピークは、ベース層40の不純物濃度が1.0×1015以下であるのに対して、1.0×1017以上の値を有する。
実施例1において、第1の不純物濃度ピークと第2の不純物濃度ピークとの間には、不純物濃度の低い層を有してよい。例えば、コレクタ層50は、第1の不純物濃度ピークと第2の不純物濃度ピークとの間に、不純物濃度が1.0×1016以下の層を有する。また、コレクタ層50は、第1の不純物濃度ピークと第2の不純物濃度ピークとの間に、不純物濃度が第1の不純物濃度ピークの1/10以下の大きさの層を有してもよい。
(実施例2)
図8は、実施例2に係るボロンとガリウムの不純物濃度分布のSIMS分析結果を示す。縦軸は不純物濃度(cm−3)を示し、横軸はコレクタ層50のイオン注入面からの深さ(μm)を示す。本例において、イオン注入面とは、ドーパントをイオン注入した側の面を指す。本例の不純物濃度分布は、ボロン及びガリウムをシリコンウエハに注入した場合の不純物濃度分布である。
本例のドーパントは、同一のドーズ量及び加速電圧でイオン注入され、同一の条件でレーザアニールされる。即ち、同一の条件でイオン注入し、拡散されたボロンとガリウムの不純物濃度分布を比較することにより、ボロンとガリウムの拡散係数の違いを知ることができる。本例のドーズ量は、1.0×1014cm−2であり、加速電圧は、100keVである。また、注入されたドーパントは、900℃で、30分間レーザアニールされる。
本例のSIMS分析結果は、ガリウムの拡散係数が、ボロンの拡散係数よりも大きいことを示す。つまり、ガリウムの接合深さXj=0.86μmは、ボロンの接合深さXj=0.72μmよりも大きい。よって、同一のドーズ量及び加速電圧を用いる場合、拡散係数の大きなガリウムは、拡散係数の小さなボロンよりも深いコレクタ層を形成できることが分かる。
図9は、実施例2及び比較例2に係るコレクタ層50の不純物濃度分布を示す。縦軸は不純物濃度(cm−3)を示し、横軸はコレクタ層50のイオン注入面からの深さ(μm)を示す。本例の不純物濃度分布は、シミュレーションにより計算した。なお、1×1014〜1×1015の不純物濃度を有する層は、ベース層40である。比較例2に係る条件は、図7で示した比較例1に係る条件と同一である。
実施例2では、第1ドーパントとしてボロンをイオン注入し、第2ドーパントとしてガリウムをイオン注入する。本例において、ガリウムは、ドーズ量1.0×1013cm−2、加速電圧150keVでイオン注入する。また、ボロンは、ドーズ量1.0×1013cm−2、加速電圧45keVでイオン注入する。実施例2では、ガリウムとボロンの両方をイオン注入しているので、ボロンのみをイオン注入した場合よりも、コレクタ層50を厚く形成できる。また、ガリウムとボロンの両方をイオン注入することにより、ガリウムのみをイオン注入した場合よりも、コレクタ層50のイオン注入面付近の不純物濃度の低下を防止できる。これにより、実施例2に係る方法では、オン電圧Vonのばらつきを低減できる。
また、実施例2では、波長800nmのレーザーを用いたレーザアニールにより、各ドーパントを活性化させる。比較例2よりも長い波長を有するレーザーを用いることで、より深い領域まで熱が到達し、十分に不純物を拡散できる。これにより、例えば、コレクタ層50の深さを0.6um以上に深くすることができる。さらに、ガリウムイオンの加速電圧を上げて活性化することにより、コレクタ層50をより厚くすることができる。また、本例のコレクタ層50は、コレクタ層50の深い領域にまで熱が到達することにより、深い領域におけるイオン注入ダメージを回復している。そのため、より品質の高いコレクタ層50を提供できる。
実施例2に係る不純物濃度は、ドーパントの種類及び加速電圧の違いに応じて、第1の不純物濃度ピークと第2の不純物濃度ピークとを有する。第1の不純物濃度ピークは、第2の不純物濃度ピークよりもコレクタ層50のイオン注入面側にある。第1の不純物濃度ピーク及び第2の不純物濃度ピークの位置は、イオン注入及び拡散等の条件により任意の深さに決定される。
第1の不純物濃度ピークは、加速電圧45keVで注入されたボロンに対応し、コレクタ層50のイオン注入面からの深さが0μm〜0.25μmの範囲に存在する。本例の第1の不純物濃度ピークは、1.0×1017以上の大きさを有する。より好ましくは、第1の不純物濃度ピークは、1.0×1019以上の大きさを有する。
第2の不純物濃度ピークは、加速電圧150keVで注入されたガリウムに対応する。本例の第2の不純物濃度ピークは、1.0×1017以上の大きさを有する。また、第2の不純物濃度ピークは、ベース層40の不純物濃度の100倍より大きくて良い。例えば、本例の第2の不純物濃度ピークは、ベース層40の不純物濃度が1.0×1015以下であるのに対して、1.0×1017以上の値を有する。
(実施例3)
図10は、実施例3に係るコレクタ層50の製造工程の一例を示す。本例の製造工程は、保護膜としてキャップ層を塗布する工程を有する。
ステップS200において、ベース基板42を裏面研削して、ベース基板42の厚みを所定の厚みに制御する。ステップS201において、第2ドーパントをイオン注入する。本例では、第2ドーパントとして、ドーズ量1.0×1013cm−2、加速電圧150keVでアルミニウムをイオン注入する。また、第2ドーパントとして、ガリウムを用いてもよい。ステップS202において、第1ドーパントをイオン注入する。第1ドーパントの加速電圧は、第2ドーパントの加速電圧よりも低くてよい。本例では、第1ドーパントとして、ドーズ量1.0×1013cm−2、加速電圧45keVでボロンをイオン注入する。
ステップS203において、コレクタ層50の裏面側にキャップ層を形成する。キャップ層をコレクタ層50の裏面に形成することにより、レーザアニール時にアルミニウムの蒸発による外方拡散を抑制できる。キャップ層は、イオン注入後のコレクタ層50の表面に塗布することが好ましい。キャップ層の形成後にイオン注入を行うと、イオン注入の深さ方向の制御に、キャップ層の影響が生じるからである。
ステップS204において、コレクタ層50の裏面側からレーザアニールする。レーザアニールには、波長800nmのレーザーが用いられる。ステップS205において、キャップ層を除去する。その後、ステップS206において、キャップ層が除去されたコレクタ層50の裏面側に、コレクタ電極70を形成する。
図11Aは、キャップ層を用いない場合のレーザアニール工程を示す。本例では、コレクタ層50にキャップ層を形成しないので、レーザアニール工程によりアルミニウムが外方拡散する。
図11Bは、キャップ層60を用いた場合のレーザアニール工程を示す。本例では、コレクタ層50にキャップ層60を形成しているので、レーザアニール工程によるアルミニウムの外方拡散が抑制される。アルミニウムの外方拡散を抑制することにより、コレクタ層50における不純物濃度を予め定められた濃度に制御しやすくなる。
キャップ層60は、SiO、SiN等の材料を用いて形成した保護膜である。より具体的には、キャップ層の材料は、スピンコートにより塗布されたスピンオングラス膜(SOG膜)である。また、キャップ層60の膜厚は、30nm以上であり、好ましくは60nm以上600nm以下である。なお、キャップ層の材料及び膜厚は、アルミニウムの外方拡散を抑制できる条件であればこれに限定されない。なお、本例では、実施例1の場合について説明したが、実施例2に係る場合に、キャップ層60を用いてガリウムの外方拡散を抑制してもよい。
図12Aは、逆漏れ電流のヒストグラムの比較例を示す図である。縦軸はチップ数を示し、横軸は逆漏れ電流RICESを示す。本例の半導体装置は、厚さ0.25μmのコレクタ層を有する。
図12Bは、逆漏れ電流のヒストグラムの一例を示す図である。本例の半導体装置100は、厚さ0.55μmのコレクタ層50を有する。コンタクト用にボロンをドーズ量1.0×1013cm−2、加速電圧45keVでイオン注入する。なお、図12A及び図12Bの半導体装置の耐圧クラスは700Vである。図12A及び図12Bに示すように、十分な厚さのp型のコレクタ層50を有することにより、キズ耐性が向上し、高い良品率を達成できる。本例の半導体装置100は、コレクタ層50の深さを深くすることにより、逆漏れ電流の高い素子が少なくなる。これは、コレクタ層50の深さを深くすることにより、コレクタ層50の欠損の影響が小さくなり、pn接合が安定的に形成されるためである。
図13は、逆漏れ電流のエネルギー密度依存性を示す。縦軸はチップ数を示し、横軸は逆漏れ電流RICESを示す。また、本例では、レーザアニール時のエネルギー密度の大きさを4.0J/cm及び4.8J/cmに変更させた。なお、第1ドーパントとしてボロンをドーズ量1.0×1013cm−2、加速電圧45keVでイオン注入し、第2ドーパントとしてボロンをドーズ量1.0×1013cm−2、加速電圧520keVでイオン注入している。また、本例のレーザアニールには、波長800nmの半導体レーザーを使用している。
エネルギー密度とは、レーザアニール時に単位面積当たりに供給されるエネルギーを指す。本例では、エネルギー密度を4.0J/cmから4.8J/cmに増加させることにより、オン電圧Von(V)を0.3V程度、低減させることに成功した。なお、エネルギー密度の大きさは半導体装置100の要求される特性に応じて、適宜変更すればよい。例えば、エネルギー密度は、4.0J/cm以上である。より好ましくは、エネルギー密度は、4.5J/cm以上、5.0J/cm以下である。
図14は、オン電圧のエネルギー密度依存性を示す。縦軸はオン電圧Von(V)を示し、横軸はエネルギー密度(J/cm)を示す。
レーザアニール時のエネルギー密度を上昇させることにより、ドーパントの活性化率が上がり、半導体中の欠陥が回復する。これにより、オン電圧Vonのばらつきは、レーザアニール時のエネルギー密度を大きくすることにより小さくなる。なお、オン電圧Vonは、レーザアニール時のエネルギー密度を大きくすることにより小さくなる。
以上の通り、本明細書に係る半導体装置100は、従来よりも厚く形成されたコレクタ層を有する。これにより、半導体装置100は、スパイク等がコレクタ層を貫通してpn接合に侵入することを防止し、漏れ電流の増大及び逆耐圧の低下を抑制し、高い耐圧良品率を得ることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、及び図面中において示した装置、システム、プログラム、及び方法における動作、手順、ステップ、及び段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、及び図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10・・・耐圧構造部、12・・・保護膜、14・・・電極、16・・・絶縁膜、18・・・領域、20・・・MOSゲート構造、21・・・エミッタ電極、22・・・絶縁膜、24・・・ゲート電極、26・・・第2導電型領域、28・・・第1導電型領域、30・・・分離層、40・・・ベース層、42・・・ベース基板、50・・・コレクタ層、60・・・キャップ層、70・・・コレクタ電極、72・・・アロイスパイク、100・・・半導体装置

Claims (12)

  1. 表面側にMOSゲート構造が形成された第1導電型のベース層と、
    前記ベース層の裏面側に形成され、第1ドーパントと前記第1ドーパントと異なる第2ドーパントとが注入された第2導電型のコレクタ層と、
    前記コレクタ層の裏面側に形成されたコレクタ電極と
    を備え、
    前記第2ドーパントの不純物濃度ピークは、前記第1ドーパントの不純物濃度ピークよりも、前記コレクタ層の裏面からの位置が深く、且つ、前記第2ドーパントの不純物濃度ピークの大きさが、前記第1ドーパントの不純物濃度ピークの大きさの1/100より大きい
    半導体装置。
  2. 前記コレクタ層は、前記第1ドーパントの不純物濃度ピークと前記第2ドーパントの不純物濃度ピークとの間に、不純物濃度が1.0×1016以下の層を有する
    請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記コレクタ層は、前記第1ドーパントの不純物濃度ピークと前記第2ドーパントの不純物濃度ピークとの間に、不純物濃度が前記第1ドーパントの不純物濃度ピークの1/10以下の大きさの層を有する
    請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記第2ドーパントの不純物濃度ピークは、前記ベース層の不純物濃度の100倍より大きい
    請求項1から3のいずれか一項に記載の半導体装置。
  5. 前記第1ドーパントの拡散係数は、前記第2ドーパントの拡散係数より小さい
    請求項1から4のいずれか一項に記載の半導体装置。
  6. 前記第1ドーパントはボロンであり、前記第2ドーパントはアルミニウムである
    請求項1から4のいずれか一項に記載の半導体装置。
  7. 前記コレクタ層の厚さは、0.75μm以上2μm以下である
    請求項1から6のいずれか一項に記載の半導体装置。
  8. 表面側にMOSゲート構造が形成された第1導電型のベース層を形成する段階と、
    前記ベース層の裏面側に、第1ドーパントと前記第1ドーパントと異なる第2ドーパントとが注入された第2導電型のコレクタ層を形成する段階と、
    前記コレクタ層の裏面側にコレクタ電極を形成する段階と、
    を備え、
    前記第2ドーパントの不純物濃度ピークは、前記第1ドーパントの不純物濃度ピークよりも、前記コレクタ層の裏面からの位置が深く、且つ、前記第2ドーパントの不純物濃度ピークの大きさが、前記第1ドーパントの不純物濃度ピークの大きさの1/100より大きい
    製造方法。
  9. 前記コレクタ層を形成する段階は、前記第1ドーパント及び前記第2ドーパントを、4.0J/cm以上のエネルギー密度でイオン注入する段階を含む
    請求項8に記載の製造方法。
  10. 前記コレクタ層を形成する段階は、
    前記第1ドーパント及び前記第2ドーパントをイオン注入する段階と、
    前記コレクタ層の裏面側に保護膜を形成する段階と、
    前記コレクタ層の前記裏面側からレーザアニールする段階と
    を備える
    請求項8又は9に記載の製造方法。
  11. 前記レーザアニールに用いられるレーザーの波長は、800nm以上である
    請求項10に記載の製造方法。
  12. 前記第2ドーパントは、アルミニウムであり、
    前記第2ドーパントは、150keVの加速電圧でイオン注入される
    請求項8から11のいずれか一項に記載の製造方法。
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