JP2017040151A - 太陽光パネル取付金具 - Google Patents

太陽光パネル取付金具 Download PDF

Info

Publication number
JP2017040151A
JP2017040151A JP2015174450A JP2015174450A JP2017040151A JP 2017040151 A JP2017040151 A JP 2017040151A JP 2015174450 A JP2015174450 A JP 2015174450A JP 2015174450 A JP2015174450 A JP 2015174450A JP 2017040151 A JP2017040151 A JP 2017040151A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
solar panel
base member
roof
slit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015174450A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6533721B2 (ja
Inventor
光孝 嶋田
Mitsutaka Shimada
光孝 嶋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MARUKO CO Ltd
Original Assignee
MARUKO CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MARUKO CO Ltd filed Critical MARUKO CO Ltd
Publication of JP2017040151A publication Critical patent/JP2017040151A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6533721B2 publication Critical patent/JP6533721B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S25/00Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
    • F24S25/60Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules
    • F24S25/61Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules for fixing to the ground or to building structures
    • F24S25/615Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules for fixing to the ground or to building structures for fixing to protruding parts of buildings, e.g. to corrugations or to standing seams
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/20Solar thermal
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • Y02E10/47Mountings or tracking
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Abstract

【課題】簡易な構造で、作業性を向上させることのできる、太陽光パネル取付金具を提供する。
【解決手段】太陽光パネル取付金具1は、ハゼ式折板屋根81に載置固定する基台部材20と、基台部材20にスライド固定され、太陽光パネルを挿着固定する取付部材10と、を備える。第1スリット状凹部11に、太陽光パネルの端部を挿着し、第2スリット状凹部12を、基台部材20の上部に形成された板状の鍔部31、41にスライド固定する。
基台部材20は、第1基台部材と、第1基台部材に係合固定する第2基台部材とからなる。第1ハゼ部固定板35と第2ハゼ部固定板45とでハゼ部85を押圧挟持して固定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、太陽光パネル取付金具に関する。更に詳しくは、太陽光パネルを屋根上に設置するに際し、簡易な構造で、作業性を向上させることのできる、太陽光パネル取付金具に関する。
従来、図9に示すようなハゼ式折屋根80に、太陽光パネルSを取付けるには、例えば、上底81に固定金具95を固定し、この固定金具95に一対の長尺のベース材96を固定する。そして、このベース材96に架台97を固定して、その架台97に太陽光パネルSを固定する。太陽光パネルを用いて実際に電力供給に役立てようとすると、相当数の太陽光パネルを屋根に取り付ける必要があり、それに伴い、数多くの固定部材が必要となる。更に、それらの固定には、ボルトなどの固着具が大量に使用されることになる。
ここで、作業性を向上させることのできる、太陽光パネル取付金具が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載の太陽光パネル取付金具は、一方のソーラーパネルに取り付けられる支持金具と、他方のソーラーパネルに設けられる挿入部材とを備える。そして、支持金具は、架台上に取り付けられるベース部と弾力的に折り曲げられてベース部上方に位置する対面部とを備え、ベース部と対面部との間に、一方のソーラーパネルの端部と、他方のソーラーパネルの端部が固定される挿入部材が差込まれることによって、挿入空間部が形成され、この挿入空間部に、一方の端部と、挿入部材はベース部と対面部に挟まれて一緒に弾力的に保持される。
そのため、太陽光パネルと取付金具を固定するための固着具が少なく、作業性に優れている。
特開2013−159971号公報
しかし、上記取付金具は、架台上に取り付けるものであり、架台と取付金具を固定するには依然として、ボルトなどの固着具が必要である。
本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、簡易な構造で、作業性を向上させることのできる、太陽光パネル取付金具を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための本発明は以下の通りである。
1.建物のハゼ式折板屋根に太陽光パネルを取り付けるための太陽光パネル取付金具であって、
該太陽光パネル取付金具は、前記屋根に載置固定する基台部材と、該基台部材の鍔部にスライド固定され、太陽光パネルを挿着固定する取付部材と、を備え、
前記取付部材は、基板部の上部に内側に向かって凹状に対向する一対の第1スリット状凹部を形成し、前記基板部の下部に第1スリット状凹部と直交又は平行する方向に内側に向かって凹状に対向する一対の第2スリット状凹部を形成し、
前記基台部材は、第1基台部材と、該第1基台部材に係合固定する第2基台部材と、からなり、
前記第1基台部材は、背板と該背板の上端から該背板に対して直角内方向に延設した一対の突き合わせ板と、該突き合わせ板と対向して該背板に対して直角外方向に延設した前記鍔部と、該背板下端から内側に延設した底板と、該背板と対向して該底板の端から立設した第1ハゼ部固定板と、を有し、
前記第1スリット状凹部に、太陽光パネルの端部を挿着し、
前記第2基台部材は、背板と、該背板の上端から該背板に対して直角内方向に延設した一対の突き合わせ板と、該突き合わせ板と対向して該背板に対して直角外方向に延設した前記鍔部と、該背板下端から内側に延設した底板と、該背板と対向して該背板の端から立設した第2ハゼ部固定板と、該背板から該背板に対して直角内方向に延設し、前記第1基台部材の背板の挿着孔に掛け止めする掛け板と、
を有し、
前記突き合わせ板同士の押圧反力により、第1ハゼ部固定板と、第2ハゼ部固定板が屋根のハゼ部を挟持して固定すると共に、
前記第2スリット状凹部を、前記基台部材の上部に形成された板状の鍔部にスライド固定することを特徴とする太陽光パネル取付金具。
2.建物の瓦棒葺き屋根に太陽光パネルを取り付けるための太陽光パネル取付金具であって、
該太陽光パネル取付金具は、前記屋根に載置固定する基台部材と、該基台部材の鍔部にスライド固定され、太陽光パネルを挿着固定する取付部材と、を備え、
前記取付部材は、基板部の上部に内側に向かって凹状に対向する一対の第1スリット状凹部を形成し、前記基板部の下部に第1スリット状凹部と直交又は平行する方向に内側に向かって凹状に対向する一対の第2スリット状凹部を形成し、
前記基台部材は、前記瓦棒葺き屋根の延出部に固定する一対の掛け止め部材と、該掛け止め部材を覆設固定する一対の覆設部材とからなり、
前記掛け止め部材は、係止板と、該係止板下端から内側に突出した係止片と、前記係止板上端から内側下方に延設し、先端部両端に形成された一対の突設片を備えた掛け止め板と、を有し、
前記覆設部材は、立設板と、該立設板の上端部から直角外方向に延設した上板と、該立設板の両側端部から直角外方向に延設した一対の側板と、からなり、該側板に穿設された孔部に前記突設片を挿着固定し、
前記第1スリット状凹部に、太陽光パネルの端部を挿着し、
前記第2スリット状凹部を、前記覆設部材の両端部に形成された鍔部にスライド固定することを特徴とする太陽光パネル取付金具。
3.建物の重ね式折板屋根に太陽光パネルを取り付けるための太陽光パネル取付金具であって、
該太陽光パネル取付金具は、前記屋根に載置固定する上方を開口した容器状の載置体と、該載置体を覆設固定する下方及び前方を開口した容器状の覆設体と、からなり、該覆設体は該載置体に対し、一端側で回動可能に軸支され、
前記覆設体及び、前記載置体の上部後端側には、内側に向かって凹状に対向する挿着凹部が形成されており、それぞれの挿着凹部に太陽光パネルの端部を挿着可能とすることを特徴とする太陽光パネル取付金具。
請求項1の発明は、屋根に載置固定する基台部材と、基台部材にスライド固定され、太陽光パネルを挿着固定する取付部材と、を備えるため、太陽光パネルを屋根に固定する上で、簡易な構造で、作業性を向上させることができる。
また、取付部材が、基板部の上部に内側に向かって凹状に対向する一対の第1スリット状凹部を形成し、基板部の下部に第1スリット状凹部と直交又は平行する方向に内側に向かって凹状に対向する一対の第2スリット状凹部を形成し、第1スリット状凹部に、太陽光パネルの端部を挿着し、第2スリット状凹部を、基台部材の上部に形成された板状の鍔部にスライド固定するため、ボルト、ナットなどの固着具を使用することなく、太陽光パネルを基台部材に取付けることができる。
更に、第1ハゼ固定部と、第2ハゼ固定部により屋根のハゼ部を押圧挟持するため、屋根に太陽光パネル取付金具を確実に固定することができる。
請求項2の発明も、屋根に載置固定する基台部材と、基台部材にスライド固定され、太陽光パネルを挿着固定する取付部材と、を備えるため、太陽光パネルを屋根に固定する上で、簡易な構造で、作業性を向上させることができる。
また、取付部材についても、請求項1と同様であるため、ボルト、ナットなどの固着具を使用することなく、太陽光パネルを基台部材に取付けることができる。
そして、一対の突設片を有する掛け止め板を備えた掛け止め部材と、これを覆設する覆設部材とからなり、側板に穿設された孔部に突設片を挿着固定するという簡易な構造であり、作業性を向上させることができる。
請求項3の発明は、屋根に載置固定する上方を開口した容器状の載置体と、載置体を覆設固定する下方及び前方を開口した容器状の覆設体と、からなり、覆設体は載置体に対し、一端側で回動可能に軸支され、覆設体及び、載置体の上部後端側には、内側に向かって凹状に対向する挿着凹部が形成されており、それぞれの挿着凹部に太陽光パネルの端部を挿着可能であるため、太陽光パネルを屋根に固定する上で、簡易な構造で、作業性を向上させることができる。
実施形態1の太陽光パネル取付金具を構成する第1基台部材と第2基台部材とを示す斜視図である。 (a)は図1における第1基台部材と第2基台部材とから基台部材を組み立てる様子を示す斜視図、(b)は(a)のA−A断面図である。 実施形態1の太陽光パネル取付金具を、ハゼ式折板屋根に載置固定する様子を示す斜視図である。 実施形態1の太陽光パネル取付金具に係り、ハゼ式折板屋根に太陽光パネルを取り付けた状態を示す斜視図である。 実施形態2の太陽光パネル取付金具に係り、(a)は掛け止め部材、(b)は覆設部材(c)は掛け止め部材に覆設部材を覆設固定した状態を示す斜視図である。 実施形態2の太陽光パネル取付金具に係り、(a)は瓦棒葺き屋根の延出部に掛け止め部材と覆設部材を取り付けた状態、(b)は(a)の状態から、掛け止め部材に覆設部材を覆設固定する途中の状態、(c)は掛け止め部材に覆設部材を覆設固定した状態を示す斜視図である。 実施形態3の太陽光パネル取付金具に係り、(a)は覆設体と載置体、(b)は覆設体を載置体に覆設する様子、(c)は覆設体を載置体に覆設した状態を示す斜視図である。 実施形態3の太陽光パネル取付金具に係り、(a)は基台部材に太陽光パネルを設置する様子、(b)は、設置した状態を示す斜視図である。 ハゼ式折板屋根への従来の太陽光パネルの取付例を示す斜視図である。
以下、本発明を具体化した実施例により、本発明を更に具体的に説明する。
[実施形態1]
太陽光パネル取付金具1は、図3に示すように、ハゼ式折板屋根に載置固定する基台部材20と、基台部材20にスライド固定され、太陽光パネルSを挿着固定する取付部材10と、を備えている。
取付部材10は基板部15の上部に内側に向かって凹状に対向する一対の第1スリット状凹部11を形成し、基板部15の下部に第1スリット状凹部11と直交する方向に内側に向かって凹状に対向する一対の第2スリット状凹部12を形成している。
そして、太陽光パネルSの取付に際しては、第1スリット状凹部11に、太陽光パネルの端部を挿着し、第2スリット状凹部12を、基台部材20の上部に形成された板状の鍔部31にスライド固定する。
取付部材10を製作する方法は特に限定はないが、例えば、1枚の矩形の基板部15形成用の板の4隅を切断した後、対向する一対の端縁部を上部に折り曲げて上対面板11aを形成し、他方の対向する一対の端縁部を下部に折り曲げて下対面板12aを形成することができる。こうすることで、上対面板11aと基板部15との隙間が第1スリット状凹部11となり、基板部15と下対面板12aとの隙間が第2スリット状凹部12となる。
また、第2スリット状凹部12は、その端縁部の一端側を塞ぐ係止片(不図示)を備えることもできる。この係止片を備えた側を、屋根の上部側となるように基台部材20の鍔部31、41にスライド固定することによって、取付部材10が脱落するのを確実に防止することができる。
更に、第2スリット状凹部12を長手方向に次第に広がる形状とし、これと対応する基台部材20の鍔部31、41の形状を次第に肉厚が増すテーパ形状とすることもできる。この第2スリット状凹部12の窄まる側を、屋根の上側となるようにして、テーパ形状の鍔部31、41にスライド固定することによっても、取付部材10が脱落するのを確実に防止することができる。
基台部材20は、ハゼ式折板屋根の上底81に載置固定することができる。
基台部材20は、図1に示すように、第1基台部材30と、第1基台部材30に係合固定する第2基台部材40と、からなる。
第1基台部材30は、背板33と背板33の上端から背板33に対して直角内方向に延設した一対の突き合わせ板31、31と、突き合わせ板31、31と対向して背板33に対して直角外方向に延設した鍔部32と、背板33下端から内側に延設した底板34と、背板33と対向して底板34の端から立設した第1ハゼ部固定板35と、を有する。
突き合わせ板31は、底板34に立設した側板36の上部を折り曲げ加工して形成されている。そして、その先端部31aは、基台部材40の先端部41aとの突き合わせ平面を確保するために折り曲げ加工されている。
第1ハゼ部固定板35の上端は、ハゼ部85との固定を確実にするために鋸刃状に形成されている。
第2基台部材40は、背板43と背板43の上端から背板43に対して直角内方向に延設した一対の突き合わせ板41、41と、突き合わせ板41、41と対向して背板43に対して直角外方向に延設した鍔部42と背板43下端から内側に延設した底板44と、背板43と対向して底板44の端から立設した第2ハゼ部固定板45と、を有する。
突き合わせ板41は、底板44に立設した側板46の上部を折り曲げ加工して形成されている。そして、その先端部41aは、基台部材30の先端部31aとの突き合わせ平面を確保するために折り曲げ加工されている。
また、第2ハゼ部固定板45の上端は、ハゼ部85との固定を確実にするために鋸刃状に形成されている。
そして、背板43から背板43に対して直角内方向に延設し、第1基台部材30の背板33の挿着孔33hに掛け止めする掛け板48と、を有している。
太陽光パネルの設置に際しては、図2に示すように、第2基台部材40の掛け板48を、第1基台部材30の背板33の挿着孔33hに掛け止めする。そして、基台部材30の突き合わせ板31の先端部31aと基台部材40の突き合わせ板41の先端部41aの外面同士を当接するように組み合わせる。次いで、屋根のハゼ部85の首部を第1ハゼ部固定板35と第2ハゼ部固定板45とで挟持する。
そして、上部から押圧すると、突き合わせ板同士の押圧反力により、第1ハゼ部固定板35と、第2ハゼ部固定板45が屋根のハゼ部85を挟持して固定することができる。
すなわち、上方からを押圧することで自閉式に確実に固定することができる。
次いで、取付部材10の第2スリット状凹部12、12を鍔部31、41にスライド固定すれば太陽光パネル取付金具1の設置が完了する。なお、太陽光パネルを予め、取付部材10の第1スリット状凹部11に挿着しておいて太陽光パネルを引っ張りながら取付部材10を挿着することができる。そして、図4に示すように、屋根の傾斜方向に太陽光パネルS1、S2を並べて設置することができる。
[実施形態2]
瓦棒葺き屋根に載置固定する太陽光パネル取付金具は、基台部材50と、基台部材50の鍔部53bにスライド固定され、太陽光パネルを挿着固定する取付部材10と、を備えている。
基台部材50は、図5に示すように、瓦棒葺き屋根の延出部に固定する一対の掛け止め部材50Aと、掛け止め部材50Aを覆設固定する一対の覆設部材50Bとからなる。
掛け止め部材50Aは、弾性材からなり、係止板51と、係止板51下端から内側に突出した係止片51aと、係止板51上端から内側下方に延設し、先端部両端に形成された一対の突設片53aを備えた掛け止め板と、を有している。
掛け止め板は、係止板51の上端から、係止板51に対して直角に折り曲げ形成された水平板部52と水平板部52から延設した斜板部53とからなる。水平板部52は、後述の上板53の下面と当接可能となる。
そして、斜板部53の先端部両端に一対の突設片53aを備えている。
覆設部材50Bは、立設板56と、立設板56の上端部から直角外方向に延設した上板53と、立設板56の両側端部から直角外方向に延設した一対の側板57と、からなり、側板57に穿設された孔部57hに突設片53aを挿着固定することができる。そして、上板53の両端部が鍔部53bとしての機能を有する。
取付部材10の構成、作用効果については、実施形態1と同様であり、前述の通りであるため、その説明は省略する。
太陽光パネルの設置に際しては、図6(a)に示すように、掛け止め部材50Aに覆設部材50Bを取付けた後、瓦棒葺き屋根の延出部87を覆うように掛け止め部材50Aを取付ける。次いで、図6(b)に示すように、立設板56同士が当接するように、上板53を上方から押圧する。そして、図6(c)に示すように、瓦棒葺き屋根への基台部材50の取り付けが完了する。すなわち、上板53を上方から押圧することにより、自閉式に確実に固定することができる。
取付部材10の第2スリット状凹部12、12を鍔部53b、53bにスライド固定すれば太陽光パネル取付金具の設置が完了する。なお、太陽光パネルの端部を予め、取付部材10の第1スリット状凹部11に挿着しておいて太陽光パネルを引っ張りながら取付部材10を挿着することができる。
[実施形態3]
重ね式折板屋根に取り付ける太陽光パネル取付金具65は、図7、図8に示すように、屋根に載置固定する上方を開口した容器状の載置体70と、載置体70を覆設固定する下方及び前方を開口した容器状の覆設体60と、からなり、覆設体60は載置体70に対し、一端側で回動可能に軸支されている。
そして、覆設体60及び、載置体70の上部後端側には、内側に向かって凹状に対向する挿着凹部61a、71aが形成されており、それぞれの挿着凹部61a、71aに太陽光パネルの端部が挿着可能である。
載置体70は、載置前板74の上端を開口部より上方で折り曲げて係止部71を形成している。また一対の載置側板73の一端側に係止孔73hが形成されている。更に、重ね式折板屋根に取り付けるための固定板77が固着されており、更に、係止孔77h、77hを有している。
覆設体60は、覆設上板62に覆設側板63から延設された係止部61が形成されている。そして、覆設側板63の一端側には、係止孔73hに回動自在に挿着可能な軸63aが設けられている。
太陽光パネルS1、S2を取付けるには、図8(a)に示すように、載置体70に対して、覆設体60をその軸63a左回りに回動させておいて、太陽光パネルS1の端部Saを挿着凹部61aに挿着する。次いで、覆設体60を載置体70に対して、その軸63a右回りに回動させて載置体70に覆設する。そして、太陽光パネルS2の端部Sbを覆設上板62上に載置する。
ここで、図8(a)に示すように、覆設体60は、回動軸付近に傾斜側面63bを有している。そのため、回動前においては傾斜側面63bが載置面に確実に載置され、交差線63cを中心に回動後は、底側面63dが載置面に確実に載置される。
次いで、図8(b)に示すように、太陽光パネルS2を矢印方向に引っ張ることにより、太陽光パネルS2の挿着部Saが挿着凹部71aに挿着固定される。
なお、太陽光パネル取付金具65の技術的構成は、重ね式折板屋根のみならず、ハゼ式折板屋根にも利用できるものである。
1、65;太陽光パネル取付金具、10;取付部材、11;第1スリット状凹部、12;第2スリット状凹部、15;基板部、20、50;基台部材、30;第1基台部材、31、41;突き合わせ板、32、42、53b;鍔部40;第2基台部材、33、43;背板、33h;挿着孔、34、44;底板、35;第1ハゼ部固定板、45;第2ハゼ部固定板、48;掛け板、50A;掛け止め部材、50B;覆設部材、51;係止板、51a;係止片、53a;突設片、51;掛け止め板、56;立設板、53;上板、57;側板、57h;孔部、60;覆設体、61a、70;載置体、71a;挿着凹部、85;屋根のハゼ部、S1、S2;太陽光パネル、Sa、Sb;端部

Claims (3)

  1. 建物のハゼ式折板屋根に太陽光パネルを取り付けるための太陽光パネル取付金具であって、
    該太陽光パネル取付金具は、前記屋根に載置固定する基台部材と、該基台部材の鍔部にスライド固定され、太陽光パネルを挿着固定する取付部材と、を備え、
    前記取付部材は、基板部の上部に内側に向かって凹状に対向する一対の第1スリット状凹部を形成し、前記基板部の下部に第1スリット状凹部と直交又は平行する方向に内側に向かって凹状に対向する一対の第2スリット状凹部を形成し、
    前記基台部材は、第1基台部材と、該第1基台部材に係合固定する第2基台部材と、からなり、
    前記第1基台部材は、背板と、該背板の上端から該背板に対して直角内方向に延設した一対の突き合わせ板と、該突き合わせ板と対向して該背板に対して直角外方向に延設した前記鍔部と、該背板下端から内側に延設した底板と、該背板と対向して該底板の端から立設した第1ハゼ部固定板と、を有し、
    前記第2基台部材は、背板と、該背板の上端から該背板に対して直角内方向に延設した一対の突き合わせ板と、該突き合わせ板と対向して該背板に対して直角外方向に延設した前記鍔部と、該背板下端から内側に延設した底板と、該背板と対向して該背板の端から立設した第2ハゼ部固定板と、該背板から該背板に対して直角内方向に延設し、前記第1基台部材の背板の挿着孔に掛け止めする掛け板と、を有し、
    前記突き合わせ板同士の押圧反力により、前記第1ハゼ部固定板と、前記第2ハゼ部固定板が屋根のハゼ部を挟持して固定すると共に、
    前記第1スリット状凹部に、太陽光パネルの端部を挿着し、
    前記第2スリット状凹部を、前記基台部材の上部に形成された板状の鍔部にスライド固定することを特徴とする太陽光パネル取付金具。
  2. 建物の瓦棒葺き屋根に太陽光パネルを取り付けるための太陽光パネル取付金具であって、
    該太陽光パネル取付金具は、前記屋根に載置固定する基台部材と、該基台部材の鍔部にスライド固定され、太陽光パネルを挿着固定する取付部材と、を備え、
    前記取付部材は、基板部の上部に内側に向かって凹状に対向する一対の第1スリット状凹部を形成し、前記基板部の下部に第1スリット状凹部と直交又は平行する方向に内側に向かって凹状に対向する一対の第2スリット状凹部を形成し、
    前記基台部材は、前記瓦棒葺き屋根の延出部に固定する一対の掛け止め部材と、該掛け止め部材を覆設固定する一対の覆設部材とからなり、
    前記掛け止め部材は、係止板と、該係止板下端から内側に突出した係止片と、前記係止板上端から内側下方に延設して、先端部両端に形成された一対の突設片を備えた掛け止め板と、を有し、
    前記覆設部材は、立設板と、該立設板の上端部から直角外方向に延設した上板と、該立設板の両側端部から直角外方向に延設した一対の側板と、からなり、該側板に穿設された孔部に前記突設片を挿着固定し、
    前記第1スリット状凹部に、太陽光パネルの端部を挿着し、
    前記第2スリット状凹部を、前記覆設部材の両端部に形成された鍔部にスライド固定することを特徴とする太陽光パネル取付金具。
  3. 建物の重ね式折板屋根に太陽光パネルを取り付けるための太陽光パネル取付金具であって、
    該太陽光パネル取付金具は、前記屋根に載置固定する上方を開口した容器状の載置体と、該載置体を覆設固定する下方及び前方を開口した容器状の覆設体と、からなり、該覆設体は該載置体に対し、一端側で回動可能に軸支され、
    前記覆設体及び、前記載置体の上部後端側には、内側に向かって凹状に対向する挿着凹部が形成されており、それぞれの挿着凹部に太陽光パネルの端部を挿着可能とすることを特徴とする太陽光パネル取付金具。
JP2015174450A 2015-08-23 2015-09-04 太陽光パネル取付金具 Expired - Fee Related JP6533721B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015164309 2015-08-23
JP2015164309 2015-08-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017040151A true JP2017040151A (ja) 2017-02-23
JP6533721B2 JP6533721B2 (ja) 2019-06-19

Family

ID=58206373

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015174450A Expired - Fee Related JP6533721B2 (ja) 2015-08-23 2015-09-04 太陽光パネル取付金具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6533721B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111049469A (zh) * 2018-12-29 2020-04-21 浙江太瓦科技有限公司 一种便于弯折屋顶安装的光伏瓦
JP2020101036A (ja) * 2018-12-25 2020-07-02 株式会社サカタ製作所 取付器具およびその製造方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011140861A (ja) * 2009-12-10 2011-07-21 Nisshin Steel Co Ltd ハゼ式折板屋根用屋上搭載設備の固定金具
JP2012017627A (ja) * 2010-07-09 2012-01-26 Douichi Metal Industry Ltd 折板屋根板用取付金具
US20130091786A1 (en) * 2011-10-14 2013-04-18 A. Raymond Et Cie Photovoltaic panel fastening system
JP2013159971A (ja) * 2012-02-06 2013-08-19 Yuki Steel Co Ltd ソーラーパネルの取付金具
JP2013227732A (ja) * 2012-04-24 2013-11-07 Sanko Metal Ind Co Ltd 建築用取付具
JP2015059365A (ja) * 2013-09-19 2015-03-30 株式会社カネカ 屋根上設置物取付金具、屋根上設置物の取付構造、太陽電池モジュールの取付構造、屋根構造、及び屋根上設置物の取付工法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011140861A (ja) * 2009-12-10 2011-07-21 Nisshin Steel Co Ltd ハゼ式折板屋根用屋上搭載設備の固定金具
JP2012017627A (ja) * 2010-07-09 2012-01-26 Douichi Metal Industry Ltd 折板屋根板用取付金具
US20130091786A1 (en) * 2011-10-14 2013-04-18 A. Raymond Et Cie Photovoltaic panel fastening system
JP2013159971A (ja) * 2012-02-06 2013-08-19 Yuki Steel Co Ltd ソーラーパネルの取付金具
JP2013227732A (ja) * 2012-04-24 2013-11-07 Sanko Metal Ind Co Ltd 建築用取付具
JP2015059365A (ja) * 2013-09-19 2015-03-30 株式会社カネカ 屋根上設置物取付金具、屋根上設置物の取付構造、太陽電池モジュールの取付構造、屋根構造、及び屋根上設置物の取付工法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020101036A (ja) * 2018-12-25 2020-07-02 株式会社サカタ製作所 取付器具およびその製造方法
JP7002755B2 (ja) 2018-12-25 2022-01-20 株式会社サカタ製作所 取付器具およびその製造方法
CN111049469A (zh) * 2018-12-29 2020-04-21 浙江太瓦科技有限公司 一种便于弯折屋顶安装的光伏瓦
CN111049469B (zh) * 2018-12-29 2020-11-27 绍兴悦通新能源科技有限公司 一种便于弯折屋顶安装的光伏瓦

Also Published As

Publication number Publication date
JP6533721B2 (ja) 2019-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6470673B2 (ja) 太陽電池パネルの支持金具
JP6629109B2 (ja) 外装材の取付具及び外装構造
JP2017040151A (ja) 太陽光パネル取付金具
JP2005277216A (ja) 太陽電池パネル用ベース板の取付構造
JP2003201752A (ja) 屋根板取り付け金具、屋根構造
JP2015007355A (ja) 部材係止具、梁下取付部材および天井構造
JP2012031653A (ja) 建築用支持具
JP3019988U (ja) 野縁用取付クリップ
JP5457855B2 (ja) 太陽電池モジュールの取付具及び取付構造
JP6940440B2 (ja) 管状体固定具及びその構造
JP5534454B2 (ja) パネル保持具及びそれを用いた外装構造
JP4796844B2 (ja) レンジフードファン
JP2002242415A (ja) 床下点検口
JP5615611B2 (ja) 外断熱用外壁材取付金具および外断熱外壁構造
JP2018127863A (ja) 壁材の取付具、及び壁構造
JP7410503B2 (ja) 留付け金具
JP2007181363A (ja) 取付具
JP3969353B2 (ja) 壁パネルの連結構造
JP2009046914A (ja) タイトフレーム及び折板屋根
JP4923075B2 (ja) 軒樋支持具、これに用いる取付基板および取付杆
JP2007002575A (ja) 外装材の取付金具及び外装材の取付構造
JP6857988B2 (ja) 外装材の取付具及び建物の外装構造
KR101860131B1 (ko) 끼움식 클립형 고정장치
JP2015186538A (ja) 化粧パネル
JP2020133314A (ja) 押出成形セメント板床材の取付金具とそれを用いた床材取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20150907

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190527

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6533721

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees