JP2020101036A - 取付器具およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】取付器具101において構造体としての十分な引張・圧縮強度を確保でき、さらに被取付部材を取り付ける種々の支持部材の寸法形状の違いに対する取付器具の製造が容易に対応可能であること。【解決手段】本発明の取付器具100は、第1の部品100aと第2の部品100bとを備え、第1の部品100aの掴み部40aと第2の部品100bの掴み部40bとで支持部材を挟持することにより支持部材を掴むように構成されており、第1の部品100aおよび第2の部品100bの少なくとも1つの部品100aの掴み部40aは、少なくとも1つの部品100aの側部20aと一体化されており、少なくとも1つの部品100aの側部20aは、少なくとも1つの部品100aの底部20aと一体化されており、少なくとも1つの部品100の底部は、少なくとも1つの部品の掴み部と一体化されている。【選択図】図3

Description

本発明は、取付器具およびその製造方法に関し、特に、被取付部材を支持部材に取り付けるための取付器具およびその製造方法に関する。
この種の取付器具は、従来から、ソーラパネルをハゼ式折板屋根に取り付けたり、二重構造のハゼ式折板屋根の上側の屋根材を下側の屋根材に固定したりするのに用いられている。
例えば、特許文献1には、ハゼ式折板屋根に対する太陽電池モジュールの取付構造が開示されており、この取付構造には、一対の部品(挟着体10)を有する取付け金具Qが用いられている。この取付け金具Qは、一対の部品の掴み部でハゼ式折板屋根のハゼ部P1を挟持することによりハゼ部を掴むように構成されている。
特許第5784770号公報
ところで、特許文献1(図2など)に開示の取付け金具を構成する一対の部品(挟着体10)は、図26に模式的に示すように、対向する一対の側板と、底板と、掴み部とを有し、ハゼ部に接触する掴み部は、一対の側板につながった構造となっている。
そのため、この構造の取付け金具Qとして、ハゼ部の高さHsが低い折板屋根Rsに適用するためにハゼ部の高さに合わせて掴み部の高さを低くしたものを準備する場合、側板と掴み部との境界線となる接合部分の長さ(すなわち、材料のつなぎ量Dm)も短くせざるを得ず、結果的に、ハゼ部の高さHsが低い折板屋根Rsに用いる取付け金具は、この取付け金具に作用する引張応力あるいは圧縮応力に対する強度(引張・圧縮強度)に乏しくなるという問題が生じることを発明者は見出した。
さらに、特許文献1に開示の取付け金具Qでは、掴み部の高さ調整が大がかりなものとなり、それによる製造コストの増大を生じる恐れがあることを発明者は見出した。なぜなら、特許文献1の取付け金具Qでは、掴み部は側板だけにつながっており、しかもそのつなぎ目の延びる方向がハゼ部の高さ方向と平行になっているため、掴み部をハゼ部の高さに合わせようとすると、掴み部につながる側板の設計寸法も変更する必要が生じるからである。
本発明は、構造体として十分な引張・圧縮強度を確保できる取付器具、および被取付部材を取り付ける種々の支持部材の寸法形状の違いに対する取付器具の製造が容易に対応可能である取付器具の製造方法を得ることを目的とする。
本発明にかかる取付器具は、被取付部材を支持部材に取り付けるための取付器具であって、側部、底部、および掴み部を有する第1の部品と、側部、底部、および掴み部を有する第2の部品とを備え、該取付器具は、該第1の部品の掴み部と該第2の部品の掴み部とで該支持部材を掴むように構成されており、該第1の部品および該第2の部品の少なくとも1つの部品において、該掴み部は、該側部と一体化されており、該側部は、該底部と一体化されており、該底部は、該掴み部と一体化されており、そのことにより上記目的が達成される。
本発明の取付器具においては、前記少なくとも1つの部品は、曲げ方向が異なる複数の屈曲部を有し、該少なくとも1つの部品の前記底部と前記側部とは、第1の屈曲部で一体化されており、該少なくとも1つの部品の前記掴み部と前記底部とは、第2の屈曲部で一体化されていてもよい。
本発明の取付器具においては、前記少なくとも1つの部品の前記掴み部と前記側部とは、第3の屈曲部もしくは結合した状態で一体化されており、該第3の屈曲部もしくは該結合した状態における該掴み部と該側部との境界線が延びる方向は、前記第1の屈曲部での前記底部と前記側部との境界線が延びる方向、および前記第2の屈曲部での該掴み部と該底部との境界線が延びる方向のいずれの方向とも異なっていてもよい。
本発明の取付器具においては、前記一体化は、絞り加工、溶接あるいは接着剤によって達成されていてもよい。
本発明の取付器具においては、前記側部は、対向する第1の側板および第2の側板を含み、前記底部は、該第1の側板と該第2の側板との間の領域に位置するように形成されていてもよい。
本発明の取付器具においては、前記側部は、対向する第1の側板および第2の側板を含み、前記底部は、該第1の側板および該第2の側板に対して該両側板の間とは反対側の領域に位置するように形成されていてもよい。
本発明の取付器具においては、前記側部は、対向する第1の側板および第2の側板を含み、前記取付器具は、前記第1の側板および前記第2の側板の少なくとも一方につながるように形成された脚部を有していてもよい。
本発明の取付器具においては、前記少なくとも1つの部品は、前記第1の部品および前記第2の部品の両方の部品であってもよい。
本発明にかかる屋根構造は、建造物に適用される屋根構造であって、建造物の屋根と、該屋根上に設けられた被取付部材と、該屋根に該被取付部材を取り付ける取付器具とを備え、該取付器具は、上述した本発明にかかる取付器具であり、そのことにより上記目的が達成される。
本発明にかかる取付器具の製造方法は、被取付部材を支持部材に取り付けるための取付器具を製造する方法であって、該方法は、第1の部品の出発部材に対する成形加工により、該第1の部品の側部、底部、および掴み部を形成することと、第2の部品の出発部材に対する成形加工により、該第2の部品の側部、底部、および掴み部を形成することと、該第1の部品および該第2の部品のうちの少なくとも1つの部品に対する一体化加工により、該少なくとも1つの部品において、該掴み部と該側部とを一体化させ、該側部と該底部とを一体化させ、かつ、該底部と該掴み部とを一体化させることと、該第1の部品と該第2の部品とを組み合わせることにより該取付器具を製造することとを含み、そのことにより上記目的が達成される。
本発明の取付器具の製造方法においては、前記成形加工は、前記出発部材の第1の方向に沿った曲げ加工により前記底板を形成することと、該出発部材の第2の方向に沿った曲げ加工により前記掴み部を形成することとを含んでいてもよい。
本発明の取付器具の製造方法においては、前記掴み部と前記側部との一体化は、前記出発部材の絞り加工あるいは前記出発部材に対する溶接あるいは接着剤の塗布を含んでいてもよい。
本発明の取付器具の製造方法においては、前記出発部材は板部材であってもよい。
本発明によれば、構造体として十分な引張・圧縮強度を確保できる取付器具、および被取付部材を取り付ける種々の支持部材の寸法形状の違いに対する取付器具の製造が容易に対応可能である製造方法を実現することができる。
図1は、本発明の取付器具100を説明するための斜視図であり、この取付器具100を支持部材Rに固定した状態を示す。 図2は、図1のX部分の拡大図である。 図3は、図2に示す本発明の取付器具100を構成する部品を説明するための斜視図であり、取付器具を第1の部品100aと第2の部品100bとに分解して示している。 図4は、図3に示す第1の部品100aの作製に必要な加工を説明するための図であり、図4(a)は板部材Paに対する第1の曲げ加工を説明するための斜視図、図4(b)は図4(a)の板部材PaをB4方向から見た形状を示す平面図である。 図5は、図3に示す第1の部品100aの作製に必要な加工を説明するための図であり、図5(a)は側部20aの形成のための曲げ加工が施された板部材Paを示す斜視図、図5(b)は図5(a)の板部材PaをB5方向から見た形状を示す平面図である。 図6は、図3に示す第1の部品100aの作製に必要な加工を説明するための図であり、図6(a)は底部30aの形成のための曲げ加工が施された板部材Paを示す斜視図、図6(b)は図6(a)の板部材PaをB6方向から見た形状を示す平面図である。 図7は、図3に示す第1の部品100aの作製に必要な加工を説明するための図であり、図7(a)は掴み部40aの形成のための曲げ加工が施された板部材Paを示す斜視図、図7(b)は図7(a)の板部材PaをB7方向から見た形状を示す平面図である。 図8は、図3に示す第1の部品100aの作製に望ましい加工を説明するための図であり、図8(a)は天板12aの形成のための曲げ加工が施された板部材Paを示す斜視図、図8(b)は図8(a)の板部材PaをB8方向から見た形状を示す平面図である。 図9は、図3に示す第2の部品100bの加工手順の好ましい例を説明するための図であり、図9(a)は板部材Pbを示す斜視図、図9(b)は図9(a)の板部材PbをB9方向から見た形状を示す平面図である。 図10は、図3に示す第2の部品100bの加工手順の好ましい一例を説明するための図であり、図10(a)は曲げ加工と絞り加工とを含む成形加工が施された板部材Pbを示す斜視図、図10(b)は図10(a)の板部材PbをB10方向から見た形状を示す平面図である。 図11は、図3に示す第2の部品100bの加工手順の好ましい一例を説明するための図であり、図11(a)は図10に示す成形加工の後に、側部20bの形成のための曲げ加工が施された板部材Pbを示す斜視図、図11(b)は図11(a)の板部材PbをB11方向から見た形状を示す平面図である。 図12は、本発明の実施形態1による取付器具101を含む屋根構造1を概念的に示す斜視図である。 図13は、本発明の実施形態1による取付器具101を説明するための図であり、図13(a)は、取付器具101が2重構造のハゼ式折板屋根Rの下屋根R1に取り付けられた状態を示す斜視図であり、図13(b)は図13(a)のA方向から見た取付器具101を示す平面図である。 図14は、図13に示す取付器具101を3つの主要部品101a〜101cに分解して示す斜視図である。 図15は、実施形態1の取付器具101を具体的に説明するための斜視図である。 図16は、図15に示す取付器具101を説明するための平面図であり、図16(a)〜図16(e)は、図15の取付器具をA〜E方向から見た構造を示す。 図17は、図15に示す取付器具101を構成する第1の部品101aを示す斜視図である。 図18は、図17に示す第1の部品101aを説明するための平面図であり、図18(a)〜図18(e)は、図17に示す第1の部品101aをA〜E方向から見た構造を示す。 図19は、図15に示す取付器具101を構成する第2の部品101bを示す斜視図である。 図20は、図19に示す第2の部品101bを説明するための平面図であり、図20(a)〜図20(e)は、図19に示す第2の部品101bをA〜E方向から見た構造を示す。 図21は、図15に示す取付器具101を構成する第3の部品101cを示す斜視図である。 図22は、図21に示す第3の部品101cを説明するための平面図であり、図22(a)〜図22(e)は、図21の第3の部品101cをA〜E方向から見た構造を示す。 図23は、図15に示す実施形態1の取付器具101の寸法調整(掴み部の高さ調整)を説明するための図であり、図23(a)は、背の高いハゼ部に用いられるタイプの取付器具101を示し、図23(b)は、背の低いハゼ部に用いられるタイプの取付器具101を示す。 図24は、図15に示す実施形態1の取付器具101の寸法調整(掴み部の間隔調整)を説明するための図であり、図24(a)は、幅の広いハゼ部に用いられるタイプの取付器具101を示し、図24(b)は、幅の狭いハゼ部に用いられるタイプの取付器具101を示す。 図25は、図15に示す実施形態1の取付器具101の第2の部品101bを作製する方法を説明するための平面図であり、図25(a)は、板部材Pcを示し、図25(b)は、曲げ加工と絞り加工とを含む成形加工が施された板部材Pcを示す。 図26は、特許文献1に開示の折板屋根用取付け金具を説明するための斜視図である。
本発明は、構造体としての十分な引張・圧縮強度を確保した取付器具を提供することを課題とし、
被取付部材を支持部材に取り付けるための取付器具であって、
側部、底部、および掴み部を有する第1の部品と、
側部、底部、および掴み部を有する第2の部品と
を備え、
取付器具は、第1の部品の掴み部と第2の部品の掴み部とで支持部材を掴むように構成されており、
第1の部品および第2の部品の少なくとも1つの部品において、
掴み部は、側部と一体化されており、
側部は、底部と一体化されており、
底部は、掴み部と一体化されている、取付器具を提供することによって、上記課題を解決した。
ここで、「掴み部が側部と一体化されている」とは、「掴み部の表面と側部の表面とが接触する部分を有していること」をいう。なお、ここでいう「接触する」は、掴み部の表面と側部の表面とが屈曲部でつながっている場合、溶接や接着剤などを介して掴み部の表面と側部の表面とが結合される場合、さらに、掴み部の表面と側部の表面とが単に接触していると認識される場合を含むものである。
同様に、「側部が底部と一体化されている」とは、「側部の表面と底部の表面とが接触する部分を有していること」をいい、「底部が掴み部と一体化されている」とは、「底部の表面と掴み部の表面とが接触する部分を有していること」をいう。
なお、以下では説明の簡略化のため、このように掴み部が側部と一体化され、側部が底部と一体化され、かつ、底部が掴み部と一体化されていることを、「側部、底部および掴み部が相互に一体化されている」ともいう。
従って、本発明の取付器具は、側部、底部、および掴み部を有する第1の部品と、側部、底部、および掴み部を有する第2の部品とを有し、第1の部品および第2の部品のうちの少なくとも1つの部品が、側部、底部、および掴み部を相互に一体化した部品であればよく、その他の構成は特に限定されるものではない。
すなわち、第1の部品のみが側部、底部、および掴み部が相互に一体化されているものでもよいし、第2の部品のみが側部、底部、および掴み部が相互に一体化されているものでもよいし、これらの両部品がいずれも、側部、底部、および掴み部が相互に一体化されているものでもよい。
1つの実施形態において、少なくとも1つの部品は、曲げ方向が異なる複数の屈曲部を有し、少なくとも1つの部品の底部と側部とは、第1の屈曲部で一体化されており、掴み部と底部とは、第2の屈曲部で一体化されている。このように曲げ方向がそれぞれ異なる部分を有することで部品の引張・圧縮強度を高めることが可能となる。
この構成とすることにより、本発明の取付器具は、ハゼ部の高さが低い折板屋根に用いる取付金具であって支持部材を掴む掴み部の高さを低くせざる負えない場合であっても、十分な引張・圧縮強度を得ることが可能となる。そのため、引張応力や圧縮応力に起因する破損を抑制することが可能となる。
さらに、別の実施形態において、少なくとも1つの部品の掴み部と側部とは第3の屈曲部もしくは結合した状態で一体化されており、第3の屈曲部もしくは結合した状態における掴み部と側部との境界線が延びる方向は、第1の屈曲部での底部と側部との境界線が延びる方向、および第2の屈曲部での掴み部と底部との境界線が延びる方向のいずれの方向とも異なっている。このような構成にすることにより、さらに部品の引張・圧縮強度を高めることが可能となる。
一体化する手段は任意の形態であり得る。例えば、一つの部材によってそれぞれの部分が一体化されていてもよい。例えば、絞り加工を用いることにより一回の成形加工で一つの部材による一体化が可能であり、この場合、生産効率の向上を図ることが可能である。また、別々の部材同士を固着手段(例えば、溶接、接着剤、ねじ止めなど)で一体化してもよい。
以下、図面を用いて本発明の取付器具の特徴を説明する。
図1は、本発明の取付器具100を説明するための斜視図であり、この取付器具100を支持部材Rに固定した状態を示す。図2は、図1のX部分の拡大図である。
本発明の取付器具100は、被取付部材Sを支持部材Rに取り付けるための器具であり、被取付部材Sおよび支持部材Rは特に限定されるものではない。典型的な例としては、支持部材Rは、図1、図2に示すように折板屋根であり、被取付部材Sは、図1に示すようにソーラパネルであり得る。また、支持部材Rは、2重構造の折板屋根(図12参照)の下屋根R1であり、被取付部材Sはその上屋根R2であり得る。しかし、本発明はこれに限定されない。
支持部材は、折板屋根などの金属屋根に限定されず、コンクリート製の屋根、瓦葺の屋根などのその他の建造物の屋根であってもよい。さらに、支持部材は、建物の屋根に限らず、建造物の壁や骨格、さらには、鉄筋コンクリートの基礎であってもよい。
また、被取付部材は、ソーラパネルに限らず、支持部材に取り付けられるものであればどのようなものでもよい。例えば、支持部材が建造物の屋根である場合は、被取付部材は、屋根上に設置される設備(屋根上設置設備)である。このような屋根上設置設備には、ソーラーパネルの他に、例えば、電設用機材、避雷針、緑化屋根用プランターがあり、さらに、空調装置、アンテナなどの装置あるいはそのフレームや架台も屋根上設置設備である。
図3は、図2に示す本発明の取付器具100を構成する部品を説明するための斜視図であり、取付器具を第1の部品100aと第2の部品100bとに分解して示している。
本発明の取付器具100は、側部20a、底部30a、および掴み部40aを有する第1の部品100aと、側部20b、底部30b、および掴み部40bを有する第2の部品100bとを少なくとも有する。第1の部品100aおよび第2の部品100bの材料は、任意の材料であり得る。1つの実施形態において、鉄製あるいはステンレス製などの金属材料であるが、本発明はこれに限定されず、硬質樹脂、セラミックあるいは金属材料を含めそれらの複合材料であってもよい。
さらに、本発明の取付器具100は、第1の部品100aの掴み部40aと第2の部品100bの掴み部40bとで支持部材Rを掴むように構成されている。従って、このような構成を実現する手段として、本発明の取付器具100は第1の部品100aと第2の部品100bとをこれらが圧接するように締め付ける締付手段60を備えている。締付手段60は、例えば、締付ボルトBtおよびこれに装着される締付ナットNtであるが、これに限定されず、バネ、クリップやバックルなど、第1の部品100aの掴み部40aと第2の部品100bの掴み部40bとが支持部材Rを挟持するように第1の部品100aおよび第2の部品100bに力を作用させることができるものであれば任意の手段であり得る。
第1の部品100aは、側部20a、底部30a、および掴み部40aを有するものであれば足り、また側部20a、底部30a、および掴み部40aの形状などは任意であり得る。図に示す実施形態おいて、第1の部品100aは、正面板11aと天板12aとを含む基部10aを有するもの、さらに、側部20aは左側板21aおよび右側板22aを含み、底部30aは、左底板31aおよび右底板32aを含み、掴み部40aは、左掴み片41aおよび右掴み片42aを含むものとして説示するが、本発明はこれに限定されない。例えば、側部20a、底部30aおよび掴み部40aが左右一対の部品ではなく一つの部品から構成されるものであってもよい。
第1の部品100aでは、側部(左側板21a、右側板22a)、底部(左底板31a、右底板32a)、および掴み部(左掴み片41a、右掴み片42a)は相互に一体化されている。このように各部分がそれぞれ一体化した構造を有することで、第1の部品100aの引張・圧縮強度を高い状態で確保することが可能となる。この構成により、ハゼ部の高さが低い折板屋根に用いる取付金具であって掴み部の高さを低くせざる負えない場合であっても、十分な引張・圧縮強度を得ることが可能となる。そのため、引張応力や圧縮応力に起因する破損を抑制することが可能となる。
そして、1つの出発部材を曲げ加工することにより掴み部および底部を一体化形成する場合において、掴み部の高さは、出発部材の一部分を他の部分に対して折り曲げて掴み部を形成するときの一部分の寸法(以下で、折曲げ代として詳述する。)を調整することにより簡単に調整可能である。また、掴み部と底部とを別部材として溶接などの固着手段で一体化形成することによっても、掴み部の高さは簡単に調整可能である。第1の部品および第2の部品を形成する出発部材の形状は任意であり得る。例えば、板部材であるが、本発明はこれに限定されない。
なお、各部品100a、100bの正面板11a、11bには締付ボルトBtを挿入するための締付ボルト孔Htが形成されており、部品100a、100bの締付ボルト孔Htに挿入した締付ボルトBtに締付ナットNtを装着して締め付けることで、図2に示すように、第1の部品100aの掴み部40aと第2の部品100bの掴み部40bとでハゼ部Hを挟持することができる。
第2の部品100bは、第1の部品100aに対して被取付部材Sを固定するための構造(具体的には固定ボルトBfを取り付ける固定ボルト孔Hf)を有する点で異なるが、それ以外の構成については基本的に同じ構造であるため、ここでの説明は割愛する。
なお、本願明細書では、側板、底板、掴み片については、各部品100a、100bの正面板11a、11bの前面(他方の部品に対向する面)側から部品を見たときに正面板の左側に位置する側板、底板、掴み片を、左側板、左底板、左掴み片といい、そのときに正面板の右側に位置する側板、底板、掴み片を、右側板、右底板、右掴み片という。
次に、本発明の取付器具100の製造方法を説明する。
まず、取付器具100の第1の部品100aを板部材Paから作製する場合に必要となる加工について説明する。
図4〜図7は、図3に示す各部品100a、100bの作製に必要な加工を説明するための図である。
以下、第1の部品100aの製造に必要な加工を説明するが、第2の部品100bの製造に必要な加工も第1の部品100aのものと同じである。また、第1の部品100aの製造に必要な加工工程を順次説明するが、加工工程の順序は、特に限定されるものではない。また、必要に応じて加工工程を取捨選択し得る。
1つの実施形態において、第1の部品100aは板部材Paから製造する方法について説明する。
(第1の曲げ加工)
図4に示すように、板部材Paの正面板11aに相当する部分の両側を折り目Ls1、Ls2に沿って矢印で示す方向に折り曲げる第1の曲げ加工を行う。この曲げ加工により左側板21aおよび右側板22aが形成される。
(第2の曲げ加工)
図5に示すように、折り目Lb1、Lb2に沿って矢印で示す方向に折り曲げる第2の曲げ加工を行う。この曲げ加工により、折り目Lb1、Lb2が境界線となって左側板21aおよび右側板22aに対して左底板31aおよび右底板32aが形成される。
(第3の曲げ加工)
図6に示すように、折り目Lg1、Lg2に沿って矢印で示す方向に折り曲げる第3の加工を行う。この曲げ加工により、折り目Lg1、Lg2が境界線となって左底板31aおよび右底板32aに対して左掴み片41aおよび右掴み片42aが形成される。
(第4の曲げ加工)
図7に示すように、折り目Luに沿って矢印で示す方向に折り曲げる第4の曲げ加工を行う。この曲げ加工により、折り目Luを境界線として正面板11aに対して天板12aが形成される。
(一体化加工)
左底板31aに対して異なる方向に折り曲げられている左側板21aと左掴み片41aとが対向する部分(図8(a)のY1部分)を一体化するための加工を行う。
この一体化加工は、左側板21aと左掴み片41aとが対向する部分を接着剤で接着、溶接などの固着手段により固着することにより、あるいは左側板21aと左掴み片41aとを単に接触させることにより達成される。さらに、左側板21aと左掴み片41aとの一体化は、左側板21aおよび左掴み片41aの一方を左底板31aに対して折り曲げた後にその他方を折り曲げる際に、あるいは左側板21aおよび左掴み片41aの両方を左底板31aに対して同時に折り曲げる際に左側板21aおよび左掴み片41aに対して絞り加工を施すことにより達成し得る。
ここで、左側板21aと左掴み片41aとのつなぎ目(境界線)が延びる方向は、折り目Lb1の方向および折り目Lg1の方向のいずれの方向とも異なる。右側板22aと右掴み片42aとのつなぎ目が延びる方向は、折り目Lb2の方向および折り目Lg2の方向のいずれの方向とも異なる。
なお、右底板32aに対して異なる方向に折り曲げられている右側板22aと右掴み片42aとが対向する部分(図8(a)のY2部分)も同様に一体化し得る。
以下、第1の部品100aおよび第2の部品100bの作製に必要な板部材Pbの加工として好ましい加工手順の一例について、第2の部品100bを挙げて説明する。以下の説明では第2の部品100bについて説示するが、第1の部品100aについても同様である。そして、第1の部品100aと第2の部品100bとを組み合わせることで取付器具が完成する。本発明における「第1の部品100aと第2の部品100bとの組み合わせ」は、第1の部品100aと第2の部品100bとの両者を単に揃える場合であってよいし、両者をボルトなどで連結する場合であってもよいし、両者を仮止めする場合などであってもよい。
(好ましい加工手順の一例)
図9〜図11は、図3に示す第2の部品100bの加工手順の好ましい例を説明するための図である。図9に示すように第2の部品100bを成形するための出発部材を板部材Pbとする。まず、板部材Pbに対して底部30b(左底板31bおよび右底板32b)と、掴み部40b(左掴み片41bおよび右掴み片42b)との一体化を同時に行うための成形加工を行う。この成形加工は、折り目(境界線)Lb1、Lg1に沿って矢印で示す方向に板部材Pbを同時に折り曲げ、さらに、折り目(境界線)Lb2、Lg2に沿って矢印で示す方向に板部材Pbを同時に折り曲げ、その際に、上記折り曲げ加工で形成される左側板21bとなるべき部分と左掴み片41bとに対する絞り加工および右側板22bとなるべき部分と右掴み片42bとに対する絞り加工をほぼ同時に行う加工である。
折り目Lb1、Lg1に沿った曲げ加工によって、左底板31bと左掴み片41bとが形成される。また、折り目Lb2、Lg2に沿った曲げ加工により、右底板32bと右掴み片42bとが形成される。
この成形加工により図10に示すように、左側板21bとなるべき部分に対して折り曲げられた左底板31b、および左底板31bに対して折り曲げられた左掴み片41bが形成され、同様に、右側板22bとなるべき部分に対して折り曲げられた右底板32b、および右底板32bに対して折り曲げられた右掴み片42bが形成され、さらに、左側板21bとなるべき部分と左掴み片41bとは一体化され、右側板22bとなるべき部分と右掴み片42bとは一体化された状態となっている。
その後、図10に示すように、板部材Pbの正面板11bに相当する部分の両側を折り目(境界線)Ls1、Ls2に沿って矢印で示す方向に同時に折り曲げる曲げ加工を行う。この曲げ加工により、左側板21bと右側板22bとが形成される。
さらに、折り目Luに沿って矢印で示す方向に折り曲げる曲げ加工を同時に行う。この曲げ加工により、正面板11bに対して天板12bが形成される。
上記の加工手順による加工を行うことにより、図11に示すような第2の部品100bが製造される。
上記で説明した加工手順はあくまで1つの実施形態であって、本発明はこれに限定されない。例えば、上記の説明では側部と底部と掴み部との一体化するための成形加工における曲げ加工と絞り加工とがほぼ同時であったが、同時ではなくそれぞれ別の工程であってもよい。またその際に、どの部分の曲げ加工をどの順序で行うかは任意であってよい。
さらに、折り目(境界線)Ls1、Ls2に沿った曲げ加工と折り目Luに沿った曲げ加工とも、同時でなく別々の工程であってもよい。また、それぞれの工程の順序を変更ししてもよいし、取捨選択してもよい。
本発明の取付器具100は、第1の部品100aおよび第2の部品100bと締結手段60とに加えて断熱部品(第3の部品)を有するものでもよい。
さらには、第1の部品100aのみあるいは第2の部品100bのみが側部、底部、掴み部に加えて脚部などの他の部分を有してもよいし、あるいは第1の部品100aおよび第2の部品100bの両方が側部、底部、掴み部に加えて脚部などの他の部分を有してもよい。
そこで、以下の実施形態の説明では、取付器具として、第1の部品および第2の部品に加えて断熱部品を有する取付器具101を挙げ、さらに、取付器具101を構成する第1の部品101aおよび第2の部品101bは、上述した側部、底部、掴み部に加えて脚部を有するものとする。
さらに、本発明の取付器具が用いられる屋根の構造や屋根上に設置される被取付部材は、特に限定されるものではないが、取付器具が用いられる典型的な屋根構造は2重葺きの構造であり、この2重葺きの構造では、被取付部材は屋根(下屋根)上に設置される上屋根となる。
図12は、本発明の実施形態1の取付器具101が適用される屋根構造を概念的に示す斜視図である。
本発明の実施形態1の取付器具101が適用される典型的な屋根構造1は、図12に示すように、建造物の屋根の下地材Bと、下地材B上に設置された2重構造の折板屋根Rと、2重構造の折板屋根Rを下地材B上で支持するタイトフレームTfとを有する。ここで、2重構造の折板屋根Rは、図12に示すように下屋根R1と上屋根R2とを有する。下屋根R1は、建造物の屋根の下地材Bに固定されたタイトフレームTfに取り付けられ、上屋根R2は下屋根R1の上に取り付けられている。また、屋根構造1は、下屋根R1と上屋根R2との間に挿入された断熱材(図示せず)を有し、日射により上屋根R2が過熱された場合でも、下屋根R1に上屋根R2の熱が伝わりにくくなっている。ここでは、下屋根R1および上屋根R2は、例えば、ハゼ式の折板屋根である。
ただし、取付器具が用いられる屋根構造は2重葺きの構造に限定されず、被取付部材は、例えば、複数のソーラパネルや複数のアンテナなどの複数の屋根上設備を載置するための架台であってもよい。
以下の実施形態の説明では、支持部材は2重構造の折板屋根Rを構成する下屋根R1とし、被取付部材は2重構造の折板屋根Rを構成する上屋根R2とし、下屋根R1、上屋根R2はそれぞれ、薄板鋼板を折り曲げて作製された屋根材R1a、R2aを接合して施工されたハゼ式折板屋根とする。ただし、下屋根R1および上屋根R2はハゼ式の折板屋根に限定されるものではなく、その他の形式の折板屋根であってもよい。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
〔取付器具101〕
図13は、本発明の実施形態1による取付器具101を説明するための図であり、この取付器具101が2重構造のハゼ式折板屋根Rの下屋根に固定された状態を示す斜視図であり、図13(b)は図13(a)のA方向から見た取付器具を示す平面図である。図14は、図13に示す取付器具101を3つの主要部品に分解して示す斜視図である。図15は、実施形態1の取付器具101を具体的に説明するための斜視図であり、図16は、図15に示す取付器具101を説明するための平面図であり、図16(a)〜図16(e)は、図15の取付器具をA〜E方向から見た構造を示す。なお、図15のF方向から見た取付器具101の図は、そのA方向から見た取付器具101の図(図16(a))と対称であるため、省略している。
実施形態1の取付器具101は、下屋根R1のハゼ部S1を挟持する一対の部品(第1の部品および第2の部品)101a、101bと、上屋根R2から下屋根R1への熱の伝達を遮断する断熱部品(第3の部品)101cと、第1の部品101aおよび第2の部品101bを締め付ける締付手段60とを有している。取付器具101は、第1の部品101aの掴み部40aと第2の部品101bの掴み部40bとでハゼ部S1を挟持することによりハゼ部S1を掴むように構成されている。
この取付器具101は、上述した取付器具100において断熱部品101cを備え、さらに、取付器具100の第1の部品100aおよび第2の部品100bに代えて、脚部50aを有する第1の部品101a(図16(b)参照)、および脚部50bを有する第2の部品101b(図16(c)参照)を備えたものである。
以下、この取付器具101を構成する各部品について詳しく説明する。
〔第1の部品101a〕
図17は、図15に示す取付器具101を構成する第1の部品101aを示す斜視図であり、図18は、図17に示す第1の部品101aを説明するための平面図である。図18(a)〜図18(e)は、図17に示す第1の部品101aをA〜E方向から見た構造を示す。なお、図17のF方向から見た第1の部品101aの図は、そのA方向から見た第1の部品101aの図(図18(a))と対称であるため、省略している。
第1の部品101aは、図17に示すように、基部10a、側部20a、底部30a、および掴み部40aに加えて、脚部50aを有する。
ここで、基部10aは、正面板11aと、正面板11aの上端部に一体につながるように形成された天板12aと、正面板11aの下端につながる曲げ片13aとを有し、正面板11aは曲げ片13aにより補強されている。
側部20aは、正面板11aの左右両側に位置する左側板21aおよび右側板22aを含み、これらの左側板21aおよび右側板22aは、正面板11aの左右両側縁につながっている。左側板21aおよび右側板22aと正面板11aとのつなぎ目部分は、第1の部品101aを構成する板部材の屈曲部となっている。
底部30aは、左側板21aの下端部に一体化される左底板31aと、右側板22aの下端部に一体化される右底板32aとを有し、左底板31aおよび右底板32aは、左側板21aおよび右側板22aの間に位置するように形成され、左底板31aの底面と右底板32aの底面とは同じ平面内に位置している。左側板21aと左底板31aとの境界線(つなぎ目部分)、および右側板22aと右底板32aとの境界線(つなぎ目部分)は、それぞれ、第1の部品101aを構成する板部材の屈曲部(第1の屈曲部)となっている。なお、左底板31aおよび右底板32aは、左側板21aおよび右側板22aに対して、左側板21aおよび右側板22aの間の領域とは反対側に位置するように形成されていてもよい。
掴み部40aは、左底板31aの前端縁に一体化される左掴み片41aと、右底板32aの前端縁に一体化される右掴み片42aとを有する。ここで、左底板31aおよび右底板32aの前端縁は、それぞれの底板のうちの第2の部品101bに対向する側端縁である。
左底板31aと左掴み片41aとの境界線(つなぎ目部分)、および右底板32aと右掴み片42aとの境界線(つなぎ目部分)は、第1の部品100aを構成する板部材の屈曲部(第2の屈曲部)となっている。この第2の屈曲部での板部材の曲げ方向は、第1の屈部での板部材の曲げ方向と異なっている。
さらに、左掴み片41aは左側板21aとも一体化されており、左掴み片41aと左側板21aとの境界線(つなぎ目部分)は、第1の部品100aを構成する板部材に対する絞り加工が施された部分(第3の屈曲部)で一体化されている。同様に、右掴み片42aは右側板22aとも一体化されており、右掴み片42aと右側板22aとの境界線(つなぎ目部分)は、第1の部品100aを構成する板部材に対する絞り加工が施された部分(第3の屈曲部)で一体化されている。
絞り加工が施された部分で左掴み片41aと左側板21aとの境界線(つなぎ目部分)が延びる方向は、第1の屈曲部での左側板21aと左底板31aとの境界線(つなぎ目部分)が延びる方向と異なり、さらに、第2の屈曲部での左底板31aと左掴み片41aとの境界線(つなぎ目部分)が延びる方向とも異なる。
さらには、脚部50aは、左側板21aに接続される左脚体51aと、右側板22aに接続される右脚体52aとを有する。ここで、左脚体51aおよび右脚体52aは、左側板21aおよび右側板22aに対して、左側板21aおよび右側板22aの間の領域とは反対側に位置するように形成されている。ただし、左脚体51aおよび右脚体52aは、左側板21aおよび右側板22aの間の領域に配置されていてもよい。
左脚体51aおよび右脚体52aはそれぞれ、脚側板511a、521aと脚底板512a、522aとを含む。左脚体51aの脚側板511aは左側板21aにつながっており、左脚体51aの脚底板512aは左脚体51aの脚側板511aに接続されている。左脚体51aの脚底板512aの底面は、左底板31aの底面と同じ平面内に位置している。右脚体52aの脚側板521aは右側板22aに接続されており、右脚体52aの脚底板522aは右脚体52aの脚側板521aに接続されている。右脚体52aの脚底板522aの底面は、右底板32aの底面と同じ平面内に位置している。
〔第2の部品101b〕
図19は、図15に示す取付器具101を構成する第2の部品101bを示す斜視図であり、図20は、図19に示す第2の部品101bを説明するための平面図である。図20(a)〜図20(e)は、図19の第2の部品101bをA〜E方向から見た構造を示す。なお、図19のF方向から見た第2の部品101bの図は、そのA方向から見た第2の部品101bの図(図20(a))と対称であるため、省略している。
この第2の部品101bは、第1の部品101aにおける基部10a、側部20a、底部30a、掴み部40a、および脚部50aのそれぞれに相当する基部10b、側部20b、底部30b、掴み部40b、および脚部50bを有しており、実質的に第1の部品101aと同じ構造となっている。ただし、第2の部品101bは、第1の部品101aとは異なり、被取付部材Sが固定される部材であり、第2の部品101bを構成する基部10bの天板12bには、被取付部材Sをこの取付器具101に固定するための固定ボルトBfのためのボルト孔Hfが形成されており、さらに、被取付部材Sと第2の部品101bとの間には、これらを固定するための部材が配置される関係で、被取付部材Sが直接固定されない第1の部品101aより高さ寸法の小さい部材となっている。その他の点は、第1の部品101aと同じ構造を有している。
〔断熱部品103c〕
図21は、図15に示す取付器具101を構成する第3の部品101cを示す斜視図である。図22は、図21に示す第3の部品101cを説明するための平面図であり、図22(a)〜図22(e)は、図21の第3の部品101cをA〜E方向から見た構造を示す。なお、図21のF方向から見た第3の部品101cの図は、そのA方向から見た第3の部品101cの図(図22(a))と対称であるため、省略している。
断熱部品103cは、頭部10cと胴体部20cとを有し、頭部10cは、第1の部品101aの天板12a上にスライド可能に位置する可動部分11cと、第2の部品101bの天板12bに固定される固定部分12cとを有している。ここで、頭部10cおよび胴体部20cは樹脂の一体成形により形成されている。頭部10cの固定部分12cには固定ボルト孔RHfが形成され、胴体部20cには締付ボルト孔RHtが形成されている。
断熱部品の材質は、熱を遮断する機能を有する任意の材料であり得る。例えば、樹脂材料であってもよいし、多孔質などのセラミック材料などであってもよい。
このような構成の実施形態1の取付器具101は、第1の部品101aおよび第2の部品101bともに、1つの板部材を出発部材とし、板部材を折り曲げる曲げ加工によって形成されたものであり、板部材では、掴み部40a、40bおよび底部30a、30bに相当する部分を含む部分が一体化されている。そのため、ハゼ部Hの高さに相当する掴み部40a、40bの高さやハゼ部Hの幅に相当する掴み部40a、40bの間隔は、板部材を折り曲げるときの折曲げ代や折曲げ位置により調整可能となっている。
ここで、板部材の折曲げ代は、板部材の一部分を他の部分に対して折り曲げるときの折り線(一部分と他の部分との境界線)に垂直な方向における一部分の幅である。板部材の折曲げ位置は、板部材の一部分を他の部分に対して折り曲げるときの他の部分における基準位置(他の部分の図形の幾何中心、所定の頂点や辺など)から折り線までの距離である。
例えば、図23(a)に示すように、背の高いハゼ部SHに用いられるタイプの取付器具101を作製する場合は、第1の部品101aの掴み部40a(左掴み片41a)および第2の部品101bの掴み部40b(右掴み片42b)を形成する際に板部材の折曲げ代の寸法を大きくすることで、背の高いハゼ部SHに対応する掴み部40a、40bの高さSHdを確保できる。
逆に、図23(b)に示すように、背の低いハゼ部SLに用いられるタイプの取付器具101を作製する場合は、第1の部品101aの掴み部40a(左掴み片41a)および第2の部品101bの掴み部40b(右掴み片42b)を形成する際に板部材の折曲げ代の寸法を小さくすることで、背の低いハゼ部SLに対応する掴み部40a、40bの高さSLdを確保できる。
なお、ハゼ部の高さが異なるハゼ部でハゼ部の幅が同じである場合は、板部材の折曲げ位置を変更せずに、板部材の折曲げ代を変更する。
また、図24(a)に示すように、幅の広いハゼ部SWに用いられるタイプの取付器具101を作製する場合は、第1の部品101aの掴み部40a(左掴み片41a)、第2の部品101bの掴み部40b(右掴み片42b)を形成する際に板部材の折曲げ位置Pa、Pbを矢印のように、第1の部品101aと第2の部品101bとを対向させたときの中間位置P0から遠ざけることにより、左掴み片41a、右掴み片42bの迫出寸法(あるいは後退寸法)Ka、Kb(図18(a)、図20(a))を調整することで、幅の広いハゼ部に対応する掴み部40a、40bの間隔SWdを確保できる。ここで、第1の部品101aの左掴み片41aの迫出寸法(あるいは後退寸法)Kaは、図18(a)に示すように、左掴み片41aが正面板11aから正面板の前面側に迫り出している寸法(あるいは、正面板11aに対してその前面と反対側に後退している寸法)である。第2の部品101bの右掴み片42bの迫出寸法(あるいは後退寸法)Kbは、図20(a)に示すように、第1の部品101aの左掴み片41aのものと同様である。
逆に、図24(b)に示すように、幅の狭いハゼ部SNに用いられるタイプの取付器具101を製造する場合は、第1の部品101aの掴み部40a(左掴み片41a)および第2の部品101bの掴み部40b(右掴み片42b)を形成する際に板部材の折曲げ位置Pa、Pbを矢印のように上記中間位置P0に近づけることにより、左掴み片41a、右掴み片42bの迫出寸法(あるいは後退寸法)Ka、Kb(図18(a)、図20(a))を調整することで、幅の狭いハゼ部に対応する掴み部40a、40bの間隔を確保できる。上記で説示したとおり、出発部材を1つの板部材とし、それを折り曲げる曲げ加工を行うことにより、側部、底部、掴み部を形成する場合は、掴み部の高さの調整が容易に行うことが可能となる。
なお、ハゼ部の幅が異なるハゼ部でハゼ部の高さが同じである場合は、板部材の折曲げ代の寸法を変更せずに板部材の折曲げ位置を変更する。
このように取付器具101を構成する第1、第2の部品101a、101bでは、掴み部40a、40bは側部20a、20bと一体化されるだけでなく、底部30a、30bとも一体化されているので、掴み部40a、40bの高さや対向する掴み部の間隔は、掴み部につながる側部20a、20bの形状の設計変更によらずに、底部30a、30bに対する掴み部40a、40bの折曲げ代や折り曲げ位置を製造段階で型枠の一部の寸法を変更するなどの方法で簡単に調整することができる。
これに対し、特許文献1に開示の取付け金具Qでは、掴み部は側板だけにつながっており、掴み部は底部とはつながっていないので、掴み部をハゼ部の高さに合わせようとすると、掴み部につながる側板の設計寸法も変更する必要が生じ、掴み部の高さの変更は大がかりなものとなる。
さらに、第1、第2の部品101a、101bでは、底部30a、30bと側部20a、20bとが一体化されているので、第1、第2の部品101a、101bの引張・圧縮強度を高い状態で確保することが可能となる。この構成により、掴み部の高さが低い場合であっても十分な引張・圧縮強度を確保できる。そのため、引張・圧縮強度に起因する破損を抑制することが可能となる。
さらには、この実施形態1の取付器具101は、第1の部品101aの掴み部40aおよび第2の部品101bの掴み部40bが折板屋根などの支持部材Rを挟持することにより支持部材Rを掴んだときに、支持部材Rの表面に底部30a、30bとともに当接する脚部50a、50bを有するので、取付器具101を支持部材Rに取り付けられた状態での安定性を確保することができる。
次に、実施形態1の取付器具101の製造方法を説明する。
ここでは、取付器具101の第2の部品101bを製造する場合を示す。
図25は、図19に示す取付器具101の第2の部品101bを製造する方法を説明するための平面図であり、図25(a)は、打ち抜き加工により得られた板部材を示し、図25(b)は、曲げ加工と絞り加工とを含む成形加工が施された板部材を示す。
まず、図25(a)に示すように、鋼板などの板材料に対する打ち抜き加工により、第2の部品101bの各部、すなわち、正面板11b、天板12b、左側板21b、右側板22b、左底板31b、右底板32b、左掴み片41b、右掴み片42b、左脚体51b、右脚体52bに対応する領域を確保した板部材Pcを作製する。
次に、この板部材Pcに対して、左底板31bおよび右底板32bを形成するための折り目Lb1およびLb2で折り曲げる加工、左掴み片41bおよび右掴み片42bを形成するための折り目(境界線)Lg1およびLg2で折り曲げる加工、左脚体51bの脚底板511bおよび右脚体52bの脚側板512bを形成するための折り目(境界線)Lfb1およびLfb2で折り曲げる加工を同時に施す。この際、左側板21bと左掴み片41bとの境界線(つなぎ目部分)および右側板22bと右掴み片42bとの間の境界線(つなぎ目部分)には絞り加工を施す。
これにより、図25(b)に示すように、板部材Pcには、左底板31bおよび右底板32b、左掴み片41bおよび右掴み片42b、左脚体51bの脚底板512bおよび右脚体52bの脚側板522bが形成される。
その後、板部材Pcに対して、側板21bおよび22bを形成するための折り目(境界線)Ls1およびLs2で折り曲げる加工、左脚体51bの脚側板511bおよび右脚体52bの脚側板521bを形成するための折り目(境界線)Lfs1およびLfs2で折り曲げる加工、天板12bを形成するための折り目(境界線)Luで折り曲げる加工、曲げ片13bを形成するための折り目(境界線)Lbで矢印の方向に折り曲げる加工を施す。
これにより、図19に示す第2の部品101bが完成する。
このように実施形態1による取付器具101の製造方法では、第1の部品101aおよび第2の部品101bともに、1つの板部材を出発部材とし、板部材を折り曲げる曲げ加工によって形成されるので、ハゼ部Hの高さに相当する掴み部40a、40bの高さやハゼ部Hの幅に相当する掴み部40a、40bの間隔を、板部材を折り曲げるときの折曲げ代や折曲げ位置により調整可能である。
また、実施形態1の第2の部品100bの製造方法では、板部材Pcに対して、底部30b(左底板31bおよび右底板32b)を形成するための折曲げ加工、掴み部40b(左掴み片41bおよび右掴み片42b)を形成するための折曲げ加工、さらに、側部20bと掴み部40bとのつなぎ目部分(左側板21bと左掴み片41bとのつなぎ目部分および右側板22bと右掴み片42bとのつなぎ目部分)を形成するための絞り加工が1つの成形加工として同時に行われるので、第2の部品100bを作業性よく作製できる。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、構造体として十分な引張・圧縮強度を確保することができる取付器具、かつ被取付部材を取り付ける種々の支持部材の寸法形状の違いに対する取付器具の製造が容易に対応可能な製造方法を得ることができるものとして有用である。
10a、10b 基部
20a、20b 側部
30a、30b 底部
40a、40b 掴み部
50a、50b 脚部
60 締付手段
100、101 取付器具
100a、101a 第1の部品
100b、1010b 第2の部品
S 被取付部材
R 支持部材

Claims (7)

  1. 被取付部材を支持部材に取り付けるための取付器具であって、
    側部、底部、および掴み部を有する第1の部品と、
    側部、底部、および掴み部を有する第2の部品と
    を備え、
    該取付器具は、該第1の部品の掴み部と該第2の部品の掴み部とで該支持部材を掴むように構成されており、
    該第1の部品および該第2の部品の少なくとも1つの部品において、
    該掴み部は、該側部と一体化されており、
    該側部は、該底部と一体化されており、
    該底部は、該掴み部と一体化されている、取付器具。
  2. 前記少なくとも1つの部品は、曲げ方向が異なる複数の屈曲部を有し、
    該少なくとも1つの部品の前記底部と前記側部とは、第1の屈曲部で一体化されており、
    該少なくとも1つの部品の前記掴み部と前記底部とは、第2の屈曲部で一体化されている、請求項1に記載の取付器具。
  3. 前記少なくとも1つの部品の前記掴み部と前記側部とは、第3の屈曲部もしくは結合した状態で一体化されており、
    該第3の屈曲部もしくは該結合した状態における該掴み部と該側部との境界線が延びる方向は、前記第1の屈曲部での前記底部と前記側部との境界線が延びる方向、および前記第2の屈曲部での該掴み部と該底部との境界線が延びる方向のいずれの方向とも異なっている、請求項2に記載の取付器具。
  4. 前記側部は、対向する第1の側板および第2の側板を含み、
    前記取付器具は、前記第1の側板および前記第2の側板の少なくとも一方につながるように形成された脚部を有する、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の取付器具。
  5. 前記少なくとも1つの部品は、前記第1の部品および前記第2の部品の両方の部品である、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の取付器具。
  6. 建造物に適用される屋根構造であって、
    建造物の屋根と、
    該屋根上に設けられた被取付部材と、
    該屋根に該被取付部材を取り付ける取付器具とを備え、
    該取付器具は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の取付器具である、屋根構造。
  7. 被取付部材を支持部材に取り付けるための取付器具を製造する方法であって、
    該方法は、
    第1の部品の出発部材に対する成形加工により、該第1の部品の側部、底部、および掴み部を形成することと、
    第2の部品の出発部材に対する成形加工により、該第2の部品の側部、底部、および掴み部を形成することと、
    該第1の部品および該第2の部品のうちの少なくとも1つの部品に対する一体化加工により、該少なくとも1つの部品において、該掴み部と該側部とを一体化させ、該側部と該底部とを一体化させ、かつ、該底部と該掴み部とを一体化させることと、
    該第1の部品と該第2の部品とを組み合わせることにより該取付器具を製造することと
    を含む、取付器具の製造方法。
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