JP2017039606A - ジブ張出格納装置、およびジブ張出格納方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】伝達装置60は、先端ブーム30に取り付けられる。伝達装置60は、基端側ブーム22に当たる第1ローラー71と、ガイド部材50に当たる第2ローラー72と、を備える。伝達装置60は、基端側ブーム22に対して先端ブーム30が動いたときに、第1ローラー71に対する第2ローラー72の位置を変えることで、ジブ40がブーム20に近づく向きの力をジブ40に作用させるように構成される。
【選択図】図11
Description
上記の突出している部分(突出部)が大きいので、ジブ張出格納装置が大きく、重くなるおそれがある。
また、上記の突出部が大きいので、突出部が周囲の物に当たるおそれがある。そのため、このジブ張出格納装置を有するクレーンでの作業(クレーン作業)の作業性が悪くなるおそれがある。また、ブームの先端部に対してジブを着脱する作業(ジブ着脱作業)の作業性が悪くなるおそれがある。具体的には例えば、ジブがブームの先端部に取り付けられるときに、案内と案内ローラとが引っかかるなどのおそれがある。
上記の距離が長いので、ジブの揺れや車体の傾斜(ジブ張出格納装置を有するクレーンの傾斜)の影響を受けやすい問題がある。具体的には、ジブの揺れや車体の傾斜により、案内に対して案内ローラが大きく動きやすい。そのため、案内と案内ローラとを適切に当てることが難しいおそれがあり、これらが衝突して破損するおそれがある。その結果、ジブの張出格納の作業性が悪くなるおそれがある。
また、案内と案内ローラとが適切に当たるように、これらを大きく構成すれば、ジブ張出格納装置が大きく、重くなるおそれがある。
なお、特許文献2に記載の技術でも、上記と同様の問題が生じるおそれがある。
図1〜図15を参照して第1実施形態のジブ張出格納装置10を有するクレーン1について説明する。
図3に示すようにブーム20の側面にジブ40が格納された状態から、図9に示すようにジブ40が張り出されるときの、クレーン1の作動は次の通りである。なお、図3〜図9では、伝達装置60(図2参照)の図示を省略した。また、作業の順序は適宜変更されてもよい。
図1に示す抱込位置40Sと垂下位置40Tとの間でジブ40を回動させるときの、ジブ張出格納装置10の作動の概要は次の通りである。図11および図12に示すように、基端側ブーム22に対して先端ブーム30を動かす(伸縮させる)ことで、垂下位置40T(図11参照)と抱込位置40S(図12参照)との間で、先端ブーム30に対してジブ40を回動させる。伝達装置60は、基端側ブーム22に対して先端ブーム30が動いたときに、第1ローラー71に対する第2ローラー72の位置を変える。以下では、主にジブ40の抱込について説明する。
ジブ張出格納装置10には、伝達状態と非伝達状態とがある。図11に示すように、伝達状態は、基端側ブーム22に対する先端ブーム30の動きが、ジブ40に伝達される状態である。伝達状態は、伝達装置60からガイド部材50に力が伝達される状態である。垂下位置40T(図12参照)と抱込位置40S(図11参照)との間にジブ40が配置されるときに、ジブ張出格納装置10は伝達状態になる。図15に示すように、非伝達状態は、基端側ブーム22に対する先端ブーム30の動きが、ジブ40に伝達されない状態である。非伝達状態は、伝達装置60からガイド部材50に力が伝達されない状態である。垂下位置40Tと作業位置40U(図1参照)との間にジブ40が配置されるときに、ジブ張出格納装置10は非伝達状態になる。垂下位置40Tのとき、ジブ張出格納装置10は、伝達状態および非伝達状態のどちらにもなり得る。
具体的には、基端側ブーム22に対する先端ブーム30の伸長量が所定量(第1所定量)以上のとき、伝達装置60とガイド部材50とが離れた状態(十分離れた状態)である。この状態で、図1に示すジブ40が垂下位置40Tから作業位置40Uへ張り出される間は、図15に示す伝達装置60とガイド部材50とは当たらない(非伝達状態)。
一方、図11に示すように、基端側ブーム22に対する先端ブーム30の伸長量が所定量(第2所定量)以下のとき、伝達装置60とガイド部材50とが当たり、これらの間で力が伝達される(伝達状態)。
図2に示すジブ張出格納装置10による効果は次の通りである。
ジブ張出格納装置10は、ブーム20と、ジブ40と、ガイド部材50と、伝達装置60と、を備える。ブーム20は、先端ブーム30、および、先端ブーム30よりもブーム基端側の基端側ブーム22を有し、伸縮式である。ジブ40は、先端ブーム30に回動可能に取り付けられる(図1参照)。ガイド部材50は、ジブ40に固定される。
[構成1−1]伝達装置60は、先端ブーム30に取り付けられる。
[構成1−2]伝達装置60は、基端側ブーム22に当たる第1ローラー71と、ガイド部材50に当たる第2ローラー72と、を備える。
[構成1−3]伝達装置60は、基端側ブーム22に対して先端ブーム30が動いたときに、第1ローラー71に対する第2ローラー72の位置を変えることで、ジブ40がブーム20に近づく向きの力をジブ40に作用させるように構成される。
よって、ジブ40が揺れたときのガイド部材50の揺れを抑制できる。また、車体(クレーン1)の傾斜がない場合(車体が水平面上に配置された場合)のガイド部材50の位置と、車体の傾斜がある場合のガイド部材50の位置と、の相違を抑制できる。よって、ジブ40の揺れや車体の傾斜がある場合でも、伝達装置60がガイド部材50に適切に当たりやすい。よって、上記[構成1−3]のように伝達装置60からジブ40に作用する力を、ジブ40に確実に作用させることができる。よって、ジブ40の張出格納の作業性を向上させることができる。その結果、運転者の精神的負担を軽減できる(他の作業性の向上についても同様)。
また、ジブ40が揺れたときのガイド部材50の揺れを抑制できるので、ガイド部材50と伝達装置60とが当たった場合でも、ガイド部材50および伝達装置60が破損しにくい。その結果、ジブ40の張出格納の作業性を向上させることができる。
上記の突出量を抑制できるので、クレーン作業時に、伝達装置60やガイド部材50が、クレーン1(図1参照)の周囲の物に当たることを抑制できる。よって、クレーン作業の作業性を向上させることができる。
上記の突出量を抑制できるので、ジブ40が先端ブーム30に対して着脱される作業(ジブ着脱作業)の作業性を向上させることができる。さらに詳しくは、ジブ着脱作業のときに、ガイド部材50および伝達装置60が、これらの周囲の物(例えば主フックH1(図5参照)など)に当たりにくく、また、ガイド部材50および伝達装置60どうしが当たりにくい。例えば、ジブ40が先端ブーム30に取り付けられるときに、ガイド部材50と伝達装置60とが引っ掛かり、ジブ40を先端ブーム30に取り付けることができない、というような問題を抑制できる。
[構成2]第1ローラー71は、先端ブーム30よりも1段基端側の基端側ブーム22(3段ブーム28)の先端部に当たる。
上記[構成2]により、第1ローラー71が、先端ブーム30よりも2段以上基端側の基端側ブーム22(2段ブーム27や基端側ブーム22)に当たる場合に比べ、伝達装置60をより小型かつ軽量に構成できる。
[構成3]ガイド部材50は、ジブ腹面40aよりもジブ背面40b側に配置される。
上記[構成3]により、ジブ腹面40aからブーム腹面20a側への、ガイド部材50の突出量を抑制できる。よって、ガイド部材50がブーム20に当たることを抑制できる。
[構成4]伝達装置60は、レバー61を備える。レバー61は、先端ブーム30に対して回動可能であるとともに、第1ローラー71と第2ローラー72とをつなぐ。
上記[構成4]により、基端側ブーム22に対して先端ブーム30が動いたときに、第1ローラー71に対する第2ローラー72の位置を変える(上記[構成1−3]参照)という作用を、簡易な構成で実現できる。よって、伝達装置60を小型かつ軽量に構成できる。
先端ブーム30は、ジブ40の基端部(ジブフット43)が取り付けられるジブフットピン35を備える。
[構成5]レバー61は、ジブフットピン35と平行な軸(レバー回動軸61a)を中心に先端ブーム30に対して回動可能に構成される。
[構成8]第1ローラー71(第1接触部)は、ローラーにより構成される。
上記[構成8]により、基端側ブーム22と第1ローラー71との、摩擦および摩耗を抑制できる。
[構成9]第2ローラー72(第2接触部)は、ローラーにより構成される。
この[構成9]により、ガイド部材50と第2ローラー72との、摩擦および摩耗を抑制できる。
ジブ張出格納装置10は、伝達状態と、非伝達状態と、をとり得る。
[構成10−1]図11に示すように、伝達状態は、垂下位置40Tと抱込位置40Sとの間にジブ40が配置されるとき、伝達装置60からガイド部材50に力が伝達される状態である。図12に示すように、垂下位置40Tは、先端ブーム30からジブ40が垂下したときのジブ40の位置である。図11に示すように、抱込位置40Sは、ブーム腹面20a(ブーム20の腹面)にジブ40が抱き込まれたときのジブ40の位置である。
[構成10−2]図15に示すように、非伝達状態は、垂下位置40Tと作業位置40U(図1参照)との間にジブ40が配置されるとき、伝達装置60からガイド部材50に力が伝達されない状態である。図1に示すように、作業位置40Uは、ブーム20よりも前側X1にジブ40が張り出されたときのジブ40の位置である。
図15に示すように、ジブ張出格納装置10は、上記[構成10−2]の非伝達状態になることで、垂下位置40Tと作業位置40U(図1参照)との間で、ジブ40を適切に回動させることができる。
[構成11]基端側ブーム22に対する先端ブーム30の伸長量に応じて、伝達状態と非伝達状態とが切り換わる(図11および図15参照)。
上記[構成11]では、基端側ブーム22に対して先端ブーム30を伸縮させることで、伝達状態と非伝達状態とを容易に任意に切り換えできる。よって、伝達状態と非伝達状態との切り換えを、特別な装置(切り換え専用の装置など)を用いて行う必要がない。その結果、ジブ張出格納装置10のコストを抑制できる。
ジブ張出格納方法による効果は次の通りである。
[構成12]図11に示す基端側ブーム22に対して先端ブーム30を動かすことで、垂下位置40T(図12参照)と抱込位置40Sとの間で、先端ブーム30に対してジブ40を回動させる。
上記[構成12]により、容易な操作でジブ40の張出格納を行える。
図16〜図22を参照して、第2実施形態のジブ張出格納装置210について、第1実施形態との相違点を説明する。なお、ジブ張出格納装置210のうち、第1実施形態との共通点については、第1実施形態と同一の符号を付し、説明を省略した。第1実施形態との相違点は、図16に示す当たり面228aと、調整ネジ228bと、伝達装置260と、である。
第1実施形態のジブ張出格納装置10(図2参照)の作動に対する、ジブ張出格納装置210の作動の相違点は次の通りである。伝達装置260は次のように作動する。第1実施形態のレバー61(図2参照)と同様に、第1レバー261は、レバー回動軸261aを中心にブームヘッド30hに対して回動する。第1レバー261の回転は、第1リンク266および第2リンク267を介して、第2レバー262gに伝わる。そして、第2レバー262は、レバー回動軸262aを中心にブームヘッド30hに対して回動する。その結果、第1リンク266および第2リンク267は、互いに逆向きに、ブーム中心軸方向に動く。具体的には、第1リンク266がブーム基端側に動くとき、第2リンク267はブーム先端側に動く(逆向きも同様)。ここで、第1実施形態の第1ローラー71(図2参照)は、レバー回動軸61aを中心に回動した。一方、第2実施形態の第1接触部271は、ブーム中心軸方向に、ほぼ直線移動する。そのため、図2に示す第1実施形態の第1ローラー71(図2参照)をローラーでない面に置き換えた場合と比べ、図16に示す当たり面228aと第1接触部271との摩擦および摩耗が抑制される。例えば、第1接触部271にローラーを用いる必要がない程度に、この摩擦および摩耗が抑制される。
ジブ張出格納装置210のその他の作動については、第1実施形態と同様である。なお、図16に示すジブ張出格納装置210の状態は、図2に示す第1実施形態のジブ張出格納装置10の状態に対応する。同様に、図17は図10に、図18は図11に、図19は図12に、図20は図13に、図22は図15に、それぞれ対応する。
図16に示す伝達装置260による効果は次の通りである。伝達装置260は、第1リンク266および第2リンク267を備える。第1リンク266および第2リンク267は、平行に配置される複数のレバー(第1レバー261および第2レバー262)どうしを連結するとともに、複数のレバーそれぞれに対して回動自在に取り付けられる。
[構成6−1]第1リンク266および第2リンク267は、第1レバー261および第2レバー262が先端ブーム30に対して回動したときに、ブーム中心軸方向(略ブーム中心軸方向を含む)に動くように構成される。
[構成6−2]第1接触部271は、第1リンク266に設けられる。
[構成7]基端側ブーム22は、第1接触部271に当たる当たり面228aを備える。当たり面228aは、基端側ブーム22の本体部に対してブーム中心軸方向に位置調整可能に構成される。
上記実施形態は様々に変形されてもよい。
第1実施形態と第2実施形態との構成要素の一部どうしが組み合わされてもよい。例えば、図2に示す第1実施形態のジブ張出格納装置10に対して、図16に示す第2実施形態の調整ネジ228bが付加されてもよい。また例えば、第2実施形態の第1リンク266に、図2に示す第1実施形態の第1ローラー71が取り付けられてもよい。
上記実施形態の構成要素の一部が設けられなくてもよい。例えば、第1ローラー71や第2ローラー72は設けられなくてもよい。また例えば、レバー61に屈曲部65aや屈曲部65bが設けられなくてもよい。
上記実施形態では、ガイド面50aは、第2ローラー72のガイドに必要ない部分まで延びた。しかし、第2ローラー72のガイドに必要ない部分は、ガイド部材50の強度に応じて、減らされてもよく、なくされてもよい。この場合、ガイド部材50を小型化できる。
当たり面28aは、3段ブーム28よりもブーム基端側の単位ブームに設けられてもよい。この場合、例えば、図16に示す第1リンク266よりもブーム基端側に長い部材(棒状部材など)が用いられる。ここで、各単位ブームを伸縮させるためのシリンダ(図示なし)が複数設けられるところ、通常、ブーム基端側の単位ブームを伸縮させるシリンダほど、大きい力を出せる。よって、当たり面28aが設けられる単位ブームが基端側であるほど、当たり面28aが設けられた基端側ブーム22に対して先端ブーム30を大きな力で動かすことが可能であり、ジブ40を回動させるための動力の余裕を大きくできる。
当たり面228aの位置調整を行うための手段(位置調整手段)は、上記実施形態では調整ネジ228bであったが、シム(板)などでもよい。
リンク(第1リンク266および第2リンク267)は、上記の第2実施形態では2本設けられたが、1本や3本以上設けられてもよい。例えば、第2リンク267は設けられなくてもよい。この場合、第1レバー261に第2ローラー72が取り付けられてもよい。
20 ブーム
22 基端側ブーム
28a、228a 当たり面
30 先端ブーム
35 ジブフットピン
40 ジブ
40b ジブ腹面(ジブ40の腹面)
50 ガイド部材
50a ガイド面
60、260 伝達装置
61 レバー
71 第1ローラー(第1接触部)
72、272 第2ローラー(第2接触部)
261 第1レバー(レバー)
262 第2レバー(レバー)
266 第1リンク(リンク)
267 第2リンク(リンク)
271 第1接触部
Claims (12)
- 先端ブームおよび前記先端ブームよりも基端側の基端側ブームを有する、伸縮式のブームと、
前記先端ブームに回動可能に取り付けられるジブと、
前記先端ブームに取り付けられる伝達装置と、
前記ジブに固定されるガイド部材と、
を備え、
前記伝達装置は、
前記基端側ブームに当たる第1接触部と、
前記ガイド部材に当たる第2接触部と、
を備え、
前記伝達装置は、前記基端側ブームに対して前記先端ブームが動いたときに、前記第1接触部に対する前記第2接触部の位置を変えることで、前記ジブが前記ブームに近づく向きの力を前記ジブに作用させるように構成される、
ジブ張出格納装置。 - 請求項1に記載のジブ張出格納装置であって、
前記第1接触部は、前記先端ブームよりも1段基端側の前記基端側ブームの先端部に当たる、
ジブ張出格納装置。 - 請求項1または2に記載のジブ張出格納装置であって、
前記ガイド部材は、前記ジブの腹面よりもジブ背面側に配置される、
ジブ張出格納装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のジブ張出格納装置であって、
前記伝達装置は、前記先端ブームに対して回動可能であるとともに前記第1接触部と前記第2接触部とをつなぐレバーを備える、
ジブ張出格納装置。 - 請求項4に記載のジブ張出格納装置であって、
前記先端ブームは、前記ジブの基端部が取り付けられるジブフットピンを備え、
前記レバーは、前記ジブフットピンと平行な軸を中心に前記先端ブームに対して回動可能に構成される、
ジブ張出格納装置。 - 請求項4または5に記載のジブ張出格納装置であって、
前記伝達装置は、平行に配置される複数の前記レバーどうしをつなぐとともに複数の前記レバーそれぞれに回動自在に取り付けられるリンクを備え、
前記リンクは、前記先端ブームに対して前記レバーが回動したときにブーム中心軸方向に動くように構成され、
前記第1接触部は、前記リンクに設けられる、
ジブ張出格納装置。 - 請求項6に記載のジブ張出格納装置であって、
前記基端側ブームは、前記第1接触部に当たる当たり面を備え、
前記当たり面は、前記基端側ブームの本体部に対してブーム中心軸方向に位置調整可能に構成される、
ジブ張出格納装置。 - 請求項1〜7のいずれか1項に記載のジブ張出格納装置であって、
前記第1接触部は、ローラーにより構成される、
ジブ張出格納装置。 - 請求項1〜8のいずれか1項に記載のジブ張出格納装置であって、
前記第2接触部は、ローラーにより構成される、
ジブ張出格納装置。 - 請求項1〜9のいずれか1項に記載のジブ張出格納装置であって、
前記先端ブームから前記ジブが垂下した垂下位置と、前記ブームの腹面に前記ジブが抱き込まれた抱込位置と、の間に前記ジブが配置されるとき、前記伝達装置から前記ガイド部材に力が伝達される伝達状態と、
前記垂下位置と、前記ブームよりも前側に前記ジブが張り出された作業位置と、の間に前記ジブが配置されるとき、前記伝達装置から前記ガイド部材に力が伝達されない非伝達状態と、
をとり得る、ジブ張出格納装置。 - 請求項10に記載のジブ張出格納装置であって、
前記基端側ブームに対する前記先端ブームの伸長量に応じて、前記伝達状態と前記非伝達状態とが切り換わる、
ジブ張出格納装置。 - 請求項1〜11のいずれか1項に記載のジブ張出格納装置を用いたジブ張出格納方法であって、
前記基端側ブームに対して前記先端ブームを動かすことで、前記先端ブームから前記ジブが垂下した垂下位置と、前記ブームの下面に前記ジブが抱き込まれた抱込位置と、の間で前記先端ブームに対して前記ジブを回動させる、
ジブ張出格納方法。
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