JP2017038872A - 車両用シート - Google Patents

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昌彦 尾沼
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Abstract

【課題】乗員の音声及び心拍音の検出精度を向上させる。
【解決手段】乗員の音声PVを認識する場合は、測定袋体30Aが大気開放された状態で測定袋体30Aの圧力変動を検出装置60で検出する。よって、測定用袋体30Aの圧力変動のどの帯域も減衰することなく検出装置60に伝達されるので、音声PVを明瞭に検出することができる。また、音声PV以外の音は乗員の人体が遮蔽するので、音声PVの検出の精度が向上する。乗員の心拍音PWを測定する場合は、測定袋体30Aが密閉された状態で測定袋体30Aの圧力変動を検出装置60で検出する。よって、測定袋体30Aの圧力変動の高周波成分が減衰されて検出装置60に伝達されるので、圧力変動全体における心拍音PWの中心周波数である100zHz以下の成分が相対的に多くなり、心拍音PWの検出精度が向上する。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両用シートに関する。
特許文献1には、シートバックにエアクッションを備えたシートに関する技術が開示されている。この先行技術では、エアクッションは、空気の吸排気口を除いて密閉して形成された空気袋と、荷重により押圧されることによって吸排気口から空気が排出されると空気袋に対して膨張方向への復元力を付与し荷重の低下に伴って吸排気口から空気袋内に空気を取り込ませる復元力付与部材と、を備えている。また、エアクッションは、人の左右の腰腸肋筋に対応する位置の少なくとも一方に、各腰腸肋筋に沿って略縦長状態で配設されると共に、その上端が少なくとも人の横隔膜の下面に相当する高さにセットされている。そして、人の生体状態を分析するため、生体信号によって生じるエアクッションの空気圧変動を検出可能となっている(例えば、特許文献1参照)。
なお、その他関連する技術が特許文献2及び特許文献3に開示されている。
特開2008−194321号公報 特開2007−061490号公報 特開2002−187450号公報
特許文献1における心拍音の検出は大気開放式の検出方法である。よって、乗員の心拍音を検出する場合、検出精度に影響を与える心拍音の中心構成周波数よりも高い高周波数の振動も検出する。
これとは別に、乗員の音声を車室内の天井等に設置したマイクで検出する音声認識装置を備える車両が知られている。このようにマイクで乗員の音声を検出する場合、音声認識の精度に影響を与える音声以外の音、例えばエアコンディショナーのブロア音、風切音及びロードノイズ等も一緒に検出する。
よって、乗員の音声及び心拍音の検出精度には、改善の余地があった。
本発明は、上記事実を考慮し、乗員の音声及び心拍音の検出精度を向上させることが目的である。
請求項1の発明は、シートバックの内部に設けられた複数の袋体と、前記袋体に空気を供給する空気供給手段と前記袋体と前記空気供給手段との間の空気経路に設けられた制御バルブとを有し、複数の前記袋体に対してそれぞれ空気の供給及び排出を行い、複数の前記袋体を個別に膨張及び収縮させる給排気装置と、少なくとも一つの前記袋体と前記制御バルブとの空気経路に接続され、前記袋体の圧力変動を検出する検出手段と、乗員の音声を検出する場合は、前記制御バルブを制御して前記袋体が大気開放された状態で前記検出手段によって前記袋体の圧力変動を検出し、乗員の心拍音を検出する場合は、前記制御バルブを制御して前記袋体が密閉された状態で前記検出手段によって前記袋体の圧力変動を検出する制御装置と、を備えた車両用シートである。
請求項1に記載の発明では、乗員の音声を検出する場合は、袋体が大気開放された状態で袋体の圧力変動を検出手段で検出する。よって、音声のどの帯域も減衰することなく検出手段に伝達されるので、音声を明瞭に検出することができる。また、音声以外の音は乗員の人体が遮蔽するので、音声の検出精度が向上する。
乗員の心拍音を検出する場合は、袋体が密閉された状態で袋体の圧力変動を検出手段で検出する。よって、袋体の圧力変動の高周波成分が減衰されて検出手段に伝達されるので、圧力変動全体における心拍音の中心周波数である100zHz以下の成分が相対的に多くなり、心拍音の検出精度が向上する。
請求項1に記載の発明によれば、乗員の音声及び心拍音の検出精度を向上させることができる。
本実施形態に係る車両用シートの斜視図である。 本実施形態に係る車両用シートに設けられた袋体が収縮している状態の前後方向に沿った断面図である。 本実施形態に係る車両用シートに設けられた袋体が膨張している状態の前後方向に沿った断面図である。 本実施形態に係る車両用シートのブロック図である。 (A)測定袋体が大気開放された状態のブロック図であり、(B)は測定袋体が密閉された状態のブロック図であり、(C)は(A)及び(B)における検出装置が設けられた部位を拡大し模式的に示す部分拡大図である。 測定袋体が大気開放された状態で検出装置に伝達される音声の音圧と周波数との関係を示すグラフである。 測定袋体が密閉された状態で検出装置に伝達される心拍音の音圧と周波数との関係を示すグラフである。
図1〜図7を用いて、本発明の実施形態に係る車両用シートについて説明する。なお、説明の便宜上、各図において適宜示す矢印UPを車両用シート10の後述するシート本体11の上下方向上側、矢印FRをシート本体11の前後方向前側、矢印RHをシート本体11の幅方向右側とする。また、以下の説明で、特記することなく上下、前後、左右の方向を記載した場合は、シート本体11における上下方向の上下、前後方向の前後、左右方向の左右を示すものとする。
<構造>
本実施形態に係る車両用シート10の構造について説明する。
図1に示されるように、車両用シート10のシート本体11は、着座した乗員Pの臀部及び大腿部を支持するシートクッション12と、シートクッション12の後端部から上方向に延在するように設けられ乗員Pの腰部及び背部を支持するシートバック14と、を備えている。また、シートバック14の上端部には、乗員Pの頭部を支持するヘッドレスト16が設けられている。
シート本体11のシートクッション12及びシートバック14の内部には、それぞれ複数の袋体30が設けられている。本実施形態では、シートバック14内における袋体30は、上下方向に二列で配置されており、シートクッション12内における袋体30は、前後方向に二列で配置されている。なお、各袋体30は、同一の構成であるため、ここではシートバック14内の袋体30を例に採って説明する。
図2及び図3に示されるように、シートバック14は、シートフレーム20と、シートフレーム20に対して乗員P側(以下「表面側」という場合もある)に配置されるシートパッド22と、シートパッド22の表面側に配置されるシート状のスラブ24と、スラブ24の表面側を被覆する表皮18と、を有している。
シートパッド22は、クッション体からなり、例えば発泡ウレタンなどの発泡樹脂で構成されている。スラブ24は、シートパッド22よりも軟らかく、かつ弾性(撓み)変形可能な材料、例えばシートパッド22に対して空隙率を変えた発泡ウレタンなどの発泡樹脂で構成されている。
なお、スラブ24は、車両用シート10の座り心地を良くするために設けられている。また、表皮18は、車両用シート10の意匠面も構成するようになっている。そして、各袋体30は、その背面(表面とは表裏反対側の面)がシートパッド22の表面に両面テープや接着剤によって固定されることで、シートパッド22とスラブ24との間に設けられている。
各袋体30は、ポリウレタンなどの樹脂材料やゴム材料等の伸縮可能な材料で構成されている。また、各袋体30は、シートパッド22の表面に固定される大径部26と、スラブ24側に配置される小径部28と、を含んで構成されている。
なお、各袋体30は、図1に示されるように、前方向から見た正面視では略円形状に形成されている。
図4に示すように、本実施形態の車両用シート10は、給排気装置50と、この給排気装置50を制御する制御装置(ECU)58とを備えている。
制御装置(ECU)58は、給排気装置50を制御する機能以外に、乗員P(図1参照)の心拍数を測定する機能と、乗員P(図1参照)が発する音声を認識する機能(音声認識エンジン)と、を有している。
給排気装置50は、吸気口52、排気口54、空気供給手段の一例としてのポンプ56及び制御バルブの一例としての複数の電磁弁32を含んで構成されている。
電磁弁32は、袋体30毎に設けられている。また、各電磁弁32は、三方弁であり、共通ポート34、吸気ポート36及び排気ポート38を有している。各共通ポート34には共通チューブ48が接続され、各吸気ポート36には吸気チューブ46が接続されている。そして、各排気ポート38には排気チューブ44が接続されている。
各共通チューブ48は、対応する各袋体30に接続され、吸気チューブ46は、ポンプ56に接続されている。そして、排気チューブ44は、排気口54に接続されている。また、ポンプ56と吸気口52との間は、吸気配管42によって連通接続されている。なお、吸気チューブ46及び排気チューブ44は、一本のチューブがそれぞれ分岐して各電磁弁32に接続されている。
制御装置58は、給排気装置50と電気的に接続されており、ポンプ56の駆動や電磁弁32の各ポート(共通ポート34、吸気ポート36、排気ポート38)の開閉を制御するようになっている。なお、制御装置58は、各電磁弁32の各ポート(共通ポート34、吸気ポート36、排気ポート38)の開閉を個別に制御可能に構成されている。
また、制御装置58は、車両用シート10のシート本体11に着座した乗員P(図1参照)が操作する操作部(図示省略)と電気的に接続されている。したがって、乗員Pが操作部を操作することにより、複数(一部又は全部)の袋体30が個別にかつ断続的に膨張及び収縮を繰り返すようになっている。
具体的には、制御装置58の制御により、電磁弁32の共通ポート34と吸気ポート36とが開き、かつ排気ポート38が閉じて、共通チューブ48と吸気チューブ46とが連通された供給状態となったときには、ポンプ56から袋体30内へ空気が供給されて、図3に示されるように、袋体30が膨張する。
また、制御装置58の制御により、電磁弁32の共通ポート34と排気ポート38とが開き、かつ吸気ポート36が閉じて、共通チューブ48と排気チューブ44とが連通された排気状態となったときには、袋体30内から空気が排出されて、図2に示されるように、袋体30が収縮する。
図2及び図3に示されているスラブ24は、シートパッド22よりも軟らかく、かつ弾性(撓み)変形可能な材料で構成されている。よって、袋体30が膨張したときには、スラブ24及び表皮18が車体前方側へ膨出される。
なお、通常時は、電磁弁32が排気状態となるように、制御装置58によって制御されている。つまり、各袋体30は、図2に示される収縮状態とされている。また、図2に示されているように、収縮状態であっても各袋体30内には若干の空気が残っている。
ここで、図1に示されるように、シートバック14に設けられた複数の袋体30のうち、標準的な体格をした乗員(運転者)Pの心臓PSの位置とほぼ同じ高さ位置に配置された上部左側の袋体30を測定用袋体30Aとする。
また、図4、図5(A)及び図5(B)に示されるように、測定用袋体30Aと電磁弁32Aとの間の空気経路を構成する共通チューブ48Aには、分岐チューブ66を介して検出装置60が接続されている。
検出手段の一例としての検出装置60は、測定用袋体30Aの圧力変動(振動)を検出することが可能なセンサ−であり、本実施形態では、ECM(Electret Condenser Microphone)を用いている。
また、図5(C)に示されるように、検出装置60は、分岐チューブ66の端部66Aに挿入され接着されていると共に制御装置58(図5(A)及び図5(B)参照)と電気的に接続されている。
<作用及び効果>
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
[マッサージ運転]
先ず、図1に示されている車両用シート10のシート本体11に着座した乗員Pに対してマッサージを行うマッサージ運転について説明する。
図1に示される車両用シート10のシート本体11に着座した乗員Pが操作部を操作することにより、乗員Pに対するマッサージ運転が開始される。なお、前述したように、通常時(非マッサージ運転時)では、電磁弁32は排気状態であり、各袋体30は図2に示される収縮状態とされている。
マッサージ運転が開始されると、制御装置58の制御により、ポンプ56が駆動すると共に、電磁弁32の排気ポート38が閉じられ、且つ共通ポート34と吸気ポート36とが開かれ、共通チューブ48と吸気チューブ46とが連通された供給状態となる。よって、吸気口52から吸気配管42を介して取り込まれた空気が、吸気チューブ46、電磁弁32及び共通チューブ48を介して袋体30に供給され、袋体30は図3に示されるように膨張する。すなわち、スラブ24及び表皮18が膨出し、着座した乗員Pの腰部や背部及び大腿部などを押圧する。
その後、膨張されている袋体30では、電磁弁32の吸気ポート36が閉じられ、共通ポート34と排気ポート38とが開かれ、且つ共通チューブ48と排気チューブ44とが連通された排気状態となる。よって、その袋体30内の空気が、共通チューブ48、電磁弁32及び排気チューブ44を介して排気口54から排気されて、図2に示されるように収縮する。すなわち、スラブ24及び表皮18が元の状態に復帰し、着座した乗員Pの腰部や背部及び大腿部などに対する押圧を解除する。
以上のような膨張及び収縮動作が、制御装置58の制御により、各袋体30の一部又は全部において、所定の時間差を持って繰り返し行われる。これにより、車両用シート10に着座した乗員Pの腰部や背部及び大腿部等がマッサージされ、乗員Pに対してリフレッシュ効果を与えることができる。
なお、膨張及び収縮させる袋体30の位置や膨張及び収縮をさせるタイミング(所定の時間)等は、乗員Pが操作部を操作することで変更可能になっている。
[音声]
次に、車両用シート10のシート本体11に着座した乗員Pが発する音声PV(図5(A)参照)の検出について説明する。
図1に示される車両用シート10に着座した乗員Pが操作部を操作することにより、音声PVの検出が開始される。
図5(A)に示すように、音声PVを認識する場合は、制御装置58の制御により、測定用袋体30Aの電磁弁32Aの吸気ポート36(図4参照)が閉じられ、且つ共通ポート34(図4参照)と排気ポート38(図4参照)とが開かれ、共通チューブ48と排気チューブ44とが連通された状態となる。これにより、測定用袋体30Aは大気開放された状態となる。なお、ポンプ56は駆動させていない。
この大気開放された状態の測定用袋体30Aに乗員Pの音声PVの振動が伝わり、測定用袋体30A(共通チューブ48A及び分岐チューブ66)の圧力変動(振動)を検出装置60が検出し、その電気信号が制御装置58に送られて音声PVが検出される。そして、検出結果から音声PVが認識される。
このように、測定用袋体30Aが大気開放された状態では、図6のグラフに示すように、音声(測定用袋体30Aの圧力変動(振動))のどの帯域も減衰することなく検出装置60に伝達される。よって、音声PVを明瞭に検出することができる。
ここで、乗員Pの音声PVを車室内の天井等に設置したマイクで検出する場合、音声PVの認識の精度に影響を与える音声PV以外の音、例えばエアコンディショナーのブロア音、風切音及びロードノイズ等も一緒に検出する。
しかし、本実施形態では、シート本体11に内蔵された測定用袋体30Aで音声PVを検出する。よって、前述の音声PV以外の音は乗員Pの人体が遮蔽するので、音声PVの認識の精度が向上する。
[心拍音]
次に、車両用シート10に着座した乗員Pの心拍音PWの検出について説明する。
なお、乗員Pの心拍音PWの検出は、自動的に行ってもよいし、乗員Pが操作部を操作することで検出するようにしてもよい。
図5(B)に示されるように、心拍音PWを検出する場合は、制御装置58の制御により、電磁弁32Aの排気ポート38(図4参照)が閉じられ、且つ共通ポート34(図4参照)と吸気ポート36(図4参照)とが開かれ、共通チューブ48と吸気チューブ46とが連通された状態となる。これにより、測定用袋体30Aが密閉された状態となる。なお、ポンプ56は駆動させていない。また、共通ポート34(図4参照)及び吸気ポート36(図4参照)は閉じていてもよい。
この密閉状態の測定用袋体30Aに乗員Pの心拍音PWの振動が伝わり、測定用袋体30A(共通チューブ48A及び分岐チューブ66)の圧力変動(振動)を検出装置60が検出し、その電気信号が制御装置58に送られて心拍音PWが検出される。そして、心拍音PWの検出結果から心拍数が測定される。
ここで、振動における低周波数領域はエネルギとしては大きく、逆に高周波領域はエネルギが小さい。そして、密閉状態では振動の伝達の抵抗が発生し、エネルギが小さい高周波領域は減衰する。
よって、前述したように心拍音PWは、測定用袋体30Aが密閉された状態(振動の伝達の抵抗が発生する状態)で検出するので、図7のグラフに示すように、測定用袋体30Aの圧力変動(振動)の高周波成分(図の破線の部分)が減衰されて検出装置60に伝達される。よって、圧力変動(振動)全体における心拍音PWの中心周波数である100zHz以下の成分が相対的に多くなる。したがって、心拍音PWの検出精度が向上し、この結果、心拍数の測定精度が向上する。
[製造コスト]
次に、本実施形態の車両用シート10を備える車両全体の製造コストについて説明する。
本実施形態では、前述したように、マッサージ用の袋体30(測定用袋体30A)を用いて乗員Pの音声PVと心拍音PWとを検出する。よって、乗員Pの音声PVを検出する器具及び心拍音PWを検出する器具を別途設ける必要がない。また、追加する主な部品は、検出装置60であるECMだけで、音声PVと心拍音PWとの両方を検出することができる。
したがって、乗員Pの音声PV及び心拍音PWを検出する器具を別途設ける構成に比べて、車両用シート10を備える車両全体の製造コストを低減させることができる。
<その他>
尚、本発明は上記実施形態に限定されない。
例えば、上記実施形態では、一つの測定用袋体30Aで音声PVと心拍音PWとを検出したが、これに限定されない。複数の袋体30で音声PVと心拍音PWとを検出する構成にしてもよい。また、音声PVと心拍音PWとを別の袋体30で検出するようにしてもよい。
更に、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることは言うまでもない。
10 車両用シート
14 シートバック
30 袋体
30A 測定用袋体
32 電磁弁(制御バルブの一例)
50 給排気装置
56 ポンプ(空気供給手段の一例)
58 制御装置
60 検出装置(検出手段の一例)

Claims (1)

  1. シートバックの内部に設けられた複数の袋体と、
    前記袋体に空気を供給する空気供給手段と前記袋体と前記空気供給手段との間の空気経路に設けられた制御バルブとを有し、複数の前記袋体に対してそれぞれ空気の供給及び排出を行い、複数の前記袋体を個別に膨張及び収縮させる給排気装置と、
    少なくとも一つの前記袋体と前記制御バルブとの空気経路に接続され、前記袋体の圧力変動を検出する検出手段と、
    乗員の音声を検出する場合は、前記制御バルブを制御して前記袋体が大気開放された状態で前記検出手段によって前記袋体の圧力変動を検出し、乗員の心拍音を検出する場合は、前記制御バルブを制御して前記袋体が密閉された状態で前記検出手段によって前記袋体の圧力変動を検出する制御装置と、
    を備えた車両用シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022215645A1 (ja) * 2021-04-05 2022-10-13 太陽誘電株式会社 生体情報検出装置および着座判定装置

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