JP2013147225A - 車両用シート - Google Patents

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Terumitsu Ozawa
輝充 小澤
Hiroshi Tamura
宏 田村
Shunsuke Kogure
俊介 小暮
Wataru Nogimori
亘 野木森
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】センサ部材のハーネス部を着座性良く配索することにある。
【解決手段】流路部17が、クッション材6Pの着座側に形成される線状の溝部18と、クッション材6Pを厚み方向に貫通して溝部18に連通する孔部19とを有し、エアが、孔部19を介して溝部18を通過可能であるとともに、ハーネス部30cを、溝部18内に配索しつつ孔部19内に通すことで、クッション材6Pの裏面側に配索可能とした。
【選択図】図3

Description

本発明は、送風装置と、センサ部材と、センサ部材のハーネス部(索状)を備えた車両用シートに関する。
この種の車両用シートとして、シートクッションとシートバックを備えた車両用シートが公知である(特許文献1を参照)。シートバックは、シート外形をなすクッション材と、クッション材を被覆する表皮材と、センサ部材を有する。
クッション材は、乗員を弾性的に支持可能な部材(例えばポリウレタンフォーム製)であり、表皮材は、布帛や皮革からなる袋状の部材である。そしてセンサ部材は、温度や湿度を検知可能なシート状の部材であり、ハーネス部を有する。ハーネス部は、センサ部材本体と制御部をつなぐ索状部材である。
公知技術では、クッション材の着座側にセンサ部材を配置しつつ表皮材で被覆する。そしてハーネス部を、クッション材を厚み方向に貫通する孔部に通しつつ、クッション材の裏面側に配索する。
ところでこの種の車両用シートでは、快適性向上の観点から、送風装置を配設することがある。例えば特許文献2のシートバックは、エアの通過可能な流路部と、送風装置を有する。送風装置は、遠心式の送風機構(装置軸方向から外気を吸気しつつ遠心方向に送風する機構)を有する。
また流路部は、溝部と、孔部と、蓋部材を有する(特許文献2の[図6]を参照)。溝部は、クッション材裏面側の凹み部位(正面視で略H字状)である。また孔部は、クッション材を厚み方向に貫通する部位であり、クッション材着座面と溝部に開口する。そして蓋部材は、流路部を被覆可能な平板部材(平坦)であり、溝部を臨む位置に孔部(貫通孔)を有する。
公知技術では、クッション材の裏面に蓋部材を固定して流路部を被覆する。つぎに送風装置を、シートバック内に配設しつつ、蓋部材の孔部を介して流路部に連通する。こうすることで送風装置から吹出されるエアを、クッション材の流路部を介して着座側に送風できる。
特開2009−208495号公報 特開2003−235676号公報
ところで上述の構成では、送風装置用の孔部(貫通孔)と、ハーネス部用の孔部(貫通孔)をクッション材に別個に設ける。この孔部(貫通孔)が形成されたクッション材部分は剛性が低下するなどして、通常のクッション材部分に比べて変形(屈曲変形、ヘタリ変形、局所的な落込み変形)しやすくなる。
そして公知技術の構成では、送風装置用の孔部とハーネス部用の孔部が散在することから、着座性に劣る構成になりがちであった。例えば孔部を起点とするクッション材の屈曲変形により、シートの着座性が極端に低下する。
また複数のセンサ部材を配置する場合には、ハーネス部用の孔部が増加するなどして、配索作業が面倒となるとともに着座性の悪化が顕著となる。
本発明は上述の点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、センサ部材のハーネス部を着座性良く配索することにある。
上記課題を解決するための手段として、第1発明の車両用シートは、シートクッションやシートバック等のシート構成部材と、シート構成部材に配設されてエアを吹出し又は吸込み可能な空調装置とを有する。またシート構成部材が、シート外形をなすクッション材と、エアが通過可能なクッション材の流路部と、クッション材を被覆可能な表皮材を有する。
本発明では、クッション材の着座側にセンサ部材を配置して、センサ部材のハーネス部をクッション材の裏面側に配索する。この種のシート構成では、センサ部材のハーネス部を着座性良く配索できることが好ましい。
そして本発明では、上述の流路部が、クッション材の着座側に形成される線状の溝部と、クッション材を厚み方向に貫通して溝部に連通する孔部とを有し、エアが、孔部を介して溝部を通過可能である。
そこで本発明では、ハーネス部を、溝部内に配索しつつ孔部内に通すことで、クッション材の裏面側に配索可能とした。
本発明では、センサ部材のハーネス部を、流路部(送風装置用の構成)を利用しつつ配索するため、ハーネス部用の孔部をクッション材から省略することができる。
第2発明の車両用シートは、第1発明の車両用シートであって、複数のセンサ部材を、クッション材の着座側に配置する。そこで本発明では、複数のセンサ部材から延びるハーネス部を束ねて、溝部内に配索しつつ孔部内に通す構成とした。
本発明では、複数のハーネス部を、送風装置用の構成(溝部と孔部)にまとめて配索することができる。
第3発明の車両用シートは、第2発明の車両用シートであって、シート構成部材が、センサ部材上に配置可能な蓋部材を有する。
そして蓋部材が、ハーネス部よりもシート構成部材の幅方向に突出することで、ハーネス部を隠すことができる(意匠性や着座性に優れるシート構成となる)。
本発明に係る第1発明によれば、センサ部材のハーネス部を着座性良く配索することができる。また第2発明によれば、複数のハーネス部を着座性良く配索することができる。そして第3発明によれば、複数のハーネス部を、意匠性又は着座性良く配索することができる。
車両用シートの斜視図である。 クッション材とセンサ部材の正面図である。 シートバック一部の断面図である。 センサ部材の正面図である。 シートバックの分解斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜図5を参照して説明する。なお各図には、車両用シート前方に符号F、車両用シート後方に符号B、車両用シート上方に符号UP、車両用シート下方に符号DWを適宜付す。
図1の車両用シート2は、シートクッション4と、シートバック6と、ヘッドレスト8を有する。これらシート構成部材は、各々、シート骨格をなすフレーム部材(4F,6F,8F)と、シート外形をなすクッション材(4P,6P,8P)と、クッション材に被覆の表皮材(4S,6S,8S)を有する。
[シートバック]
シートバック6は、上述の構成(6F,6P,6S)と、流路部17と、送風装置20(空調装置の一例)と、複数のセンサ部材31〜33と、蓋部材40を有する(各部材の詳細は後述、図1〜図5を参照)。
本実施例では、シートバック6に送風装置20を取付けつつ、クッション材6Pの流路部17に連通する。そして送風装置20から吹出されるエアを、流路部17を介して着座側に送風可能とする。
そしてクッション材6Pの着座側に複数のセンサ部材31〜33を配置して乗員や車室の状態(温度、湿度、圧力、振動等)を検知する。この種のシート構成では、各センサ部材31〜33のハーネス部30cをクッション材6Pの裏面側に配索するのであるが、このときハーネス部30cを着座性良く配索できることが望ましい。
そこで本実施例では、後述の構成により、ハーネス部30cを着座性良く配索することとした。以下、各構成について詳述する。
[フレーム部材]
フレーム部材6F(アーチ状)は、上部フレーム6aと、一対の側部フレーム6bを有する(図5を参照)。
上部フレーム6aは、シート上部をなすパイプ状部材(正面視で略逆U字状)である。また一対の側部フレーム6bは、それぞれシート側部をなす平板部材であり、上部フレーム6aの下端(自由端)側に固定される。なおフレーム部材6Fには、後述の送風装置20を取付けるための支持部材(図示省略)を設けることができる。
[送風装置(空調装置)]
本実施例の送風装置20は、中空の箱体(短尺な円筒状)であり、送風機構を内蔵する(図5を参照)。
送風機構として、例えば遠心式の機構(装置軸方向から吸気しつつ遠心方向に送風する機構)を使用できる。この種の送風機構として、多翼ファン(シロッコファン)、プレートファン、ターボファン、翼形ファン、リミットロードファンを例示できる。
本実施例では、フレーム部材6Fの上部側に送風装置20を取付けたのち、ダクト部材22を介して後述の流路部17に連通する。
[クッション材]
クッション材6P(略長方形状)は、乗員を弾性的に支持する部材であり、例えばポリウレタンフォームにて形成できる(図1〜図3及び図5を参照)。本実施例のクッション材6Pは、着座部11と、一対の土手部12と、複数の凹み部16a,16bと、流路部17(後述)を有する。
複数の凹み部(第一凹み部16a,一対の第二凹み部16b)は、それぞれクッション材6Pの凹部位(溝状)であり、表皮材6Sの一部を引込み状に固定できる。
また着座部11は、クッション材6P中央の平坦部位であり、乗員胴体部(肩部、背部や腰部等)に対面可能である。本実施例の着座部11は、シート幅方向に延びる第一凹み部16aにより、シート上下に区分けされる。
そして土手部12は、着座部11の側方に配置してシートバック6の着座側に突出する部位である。本実施例の各土手部12は、シート上下方向に延びる第二凹み部16bにより、それぞれ着座部11と区分けされる。
(流路部)
流路部17は、送風装置20の送風を着座側に導く流路であり、溝部18と、孔部19を有する(図1〜図3及び図5を参照)。
溝部18は、クッション材6Pの着座面に形成された凹み部位であり、着座部11の下部側に設けることができる。本実施例の溝部18は、略H字状(正面視)の凹み部位であり、第一部位18aと、一対の第二部位18bを有する。第一部位18aは、シート幅方向に延びる凹み部位である。また第二部位18bは、シート上下方向(第一部位18aに直交する向き)に延びる凹み部位であり、途中で第一部位18aに連通する。本実施例では、一対の第二部位18bの離間寸法(シート幅方向のクリアランス)を適宜調節するなどして、各センサ部材31〜33(後述)を配置可能とする。
また孔部19は、クッション材6Pを厚み方向に貫通する貫通孔であり、一端側が、クッション材6Pの裏面側に開口し、他端側が、溝部18(第一部位18a)の略中央に開口する。
[センサ部材]
複数のセンサ部材(第一センサ部材31,第二センサ部材32,第三センサ部材33)は、温度、圧力、湿度、振動又は物体の有無などを検知可能な部材である(図1〜図5を参照)。各センサ部材31〜33の機構として、接触式の機構(感熱機構、圧電機構)や、非接触式の機構(赤外線機構、超音波機構、誘導機構、静電容量機構、電磁波機構)を例示できる。
そして本実施例の各センサ部材31〜33は、乗員の呼吸状態を検知可能なシート状部材(短冊状)である。各第一センサ部材31〜33は略同一の基本構成を有し、それぞれ検知部30aと、端子部30bと、ハーネス部30cを有する(図4を参照)。
検知部30aは、フィルム状の部位(シート幅方向に長尺な短冊状)であり、感熱機能又は圧電機能を有する。また端子部30bは、検知部30aの一側に設けたフィルム状の部位(幅狭)である。
またハーネス部30cは、端子部30bの先端から延びる索状部位であり、図示しない制御部(例えばECU)に接続可能である。本実施例のハーネス部30cは、電源用の配線と、電気信号を伝える配線と、これら配線の周囲に配置するケーシング(樹脂製)を有する。
なお上述のセンサ部材(検知部30a)は、湾曲又は屈曲により誤作動が生じやすいことから典型的にクッション材6Pの平坦な個所(着座部11)に配置される。
[蓋部材]
蓋部材40は、シート状又はマット状の部材であり、低通気性又は非通気性の材質にて形成できる。この種の素材として、低通気性のスラブウレタン(通気度:0cc/cm2・sec〜10cc/cm2・sec)や布帛や皮革や樹脂層(フィルム状)を例示できる(図5を参照)。
本実施例の蓋部材40は、上述の溝部18を被覆可能な部材(略矩形状)であり、複数の通気孔40hを有する(図5では、便宜上、一つの通気孔にのみ符号を付す)。複数の通気孔40hは、それぞれ蓋部材40を厚み方向に貫通する貫通孔であり、溝部18(例えば第二部位18b)に対面可能な位置に適宜の間隔で形成できる。そして後述するように各センサ部材31〜33上に蓋部材40を配置することにより、各センサ部材31〜33の変形をより確実に阻止できる(各センサ部材をより精度良く配設できる)。
また本実施例の蓋部材40は、ハーネス部30cよりもシート幅方向に突出することができる。このため蓋部材40を、センサ部材31〜33上に配置することで、各ハーネス部30cを隠すことができる(意匠性や着座性に優れるシート構成となる)。
[表皮材]
表皮材6Sは、クッション材6Pを被覆可能な袋状部材であり、布帛(織物,編物,不織布)や皮革(天然皮革,合成皮革)にて形成できる(図1及び図5を参照)。
本実施例では、複数の表皮ピースを袋状に縫合して表皮材6Sを形成できる。このとき隣り合う表皮ピースの端部をそれぞれ内折状に重ね合わせて中表部を形成する。中表部(表皮材6Sの一部)は、シート内方に突出して、シート幅方向又は前後方向に延びる線状となる。そして中表部を、ホグリング部材(輪状)などにより、第一凹み部16a又は第二凹み部16b内に引込み状に係止できる(図2及び図3を参照)。
[シートバックの組付け作業]
図1及び図5を参照して、フレーム部材6F上にクッション材6Pを配置しつつ、送風装置20を、ダクト部材22を介して流路部17(孔部19)に連通する。
つぎにクッション材6P上に各センサ部材31〜33を配設したのち、複数のハーネス部30cを、シート内の制御部(図示省略)につなげる。このとき本実施例では、溝部18内(第一部位18aの下方)において、第一センサ部材31と第二センサ部材32と第三センサ部材33を同じ向きとしつつ、この順でシート上下方向に並列配置する。例えば第一センサ部材31を、通常着座状態の乗員腰部に対面可能に配置する。このとき第三センサ部材33を、乗員の横隔膜の起始部分(第一腰椎と第二腰椎の間)に対面可能に配置することが好ましい。つぎに他のセンサ部材31,32を、第三センサ部材33よりもシート上方に配置する。
そして複数のハーネス部30cを束ねて、溝部18内(第一部位18a,第二部位18b)に配索しつつ孔部19に通す(図2及び図3を参照)。こうすることで複数のハーネス部30cを、溝部18に沿って配置して(各ハーネス部の位置を規制して)、クッション材6P裏面側に配索しつつ制御部につなげることができる。
そして蓋部材40にて各センサ部材31〜33(各ハーネス部30c)を被覆したのち、クッション材6Pを表皮材6Sで被覆しつつ、中表部(表皮材一部)を適宜各凹み部16a,16bに吊込み状に固定する。こうすることで送風装置20のエアを、流路部17(孔部19,溝部18)に通しつつ、蓋部材40(通気孔40h)を介して表皮材6Sから吹出すことができる。
[センサ部材の作動]
図1及び図5を参照して、各センサ部材31〜33(検知部30a)にて、乗員の呼吸に伴う生体変化(温度変化や、音又は振動などの圧力変化)を検知して電気信号を発生する。
このように乗員の呼吸状態を検知することにより、乗員の状態(睡眠状態にあるか否か、または睡眠の深さなど)を制御部が判断できる。そして制御部により、乗員が深い眠りについたと判断した場合、警報部(図示省略)にて音や振動を発することで乗員を起こすことができる。特に本実施例では、送風装置20を作動させる(エアを吹出す)ことで、乗員を起こすことができる。このように深い睡眠状態となることを極力阻止することで、だるさなどの不快感を乗員に極力生じさせないシート構成となる(快適性に優れるシート構成となる)。
そしてこの種のシート構成では、シートクッション4の前部側に乗員が着座する(乗員が浅座りする)などして乗員腰部がシート(第三センサ部材33)から離間することがある。そこで本実施例では、他のセンサ部材31,32の少なくとも一つが、乗員腰部よりも上方部分(浅座り時の背部等)に対面可能であるため、浅座り時における乗員の呼吸状態を、比較的正確に検知できる。
以上説明したとおり本実施例では、複数のハーネス部30cを、流路部17(送風装置20用の構成)を利用しつつ配索する。このためハーネス部30c用の孔部をクッション材6Pから省略して(クッション材6Pの空洞領域を小さくして)、クッション材6Pの着座性を良好に保つことができる。
また本実施例では、複数のハーネス部30cを、送風装置用の構成(溝部18と孔部19)にまとめて配索することができる。特に本実施例では、複数のハーネス部30cを束ねつつ溝部18に配索できるため(ハーネス部の位置規制が可能であるため)、配索作業を簡略化できる。
そして蓋部材40を、センサ部材31〜33上に配置することで、各ハーネス部30cを隠すことができる(意匠性や着座性に優れるシート構成となる)。
このため本実施例によれば、センサ部材のハーネス部30cを着座性良く配索することができる。
本実施形態の車両用シートは、上述した実施形態に限定されるものではなく、その他各種の実施形態を取り得る。
(1)本実施形態では、溝部18の構成(形成位置,形成数,形状等)を例示したが、溝部の構成を限定する趣旨ではない。溝部は、クッション材に複数又は単数形成でき、また溝部の形成位置も、シート構成に応じて適宜変更可能である。例えば第一部位(水平方向に延びる凹部位)と、第二部位(垂直方向に延びる凹部位)と、図示省略の第三部位(斜め方向に延びる凹部位)の少なくとも一つを溝部に形成できる。
また孔部19は、溝部18の適宜の位置(例えば第一部位と第二部位のいずれか)に単数又は複数形成できる。
(2)また本実施形態では、複数のセンサ部材31〜33を配置する例を説明したが、単数のセンサ部材を配置することもできる。なお複数のセンサ部材は、それぞれ個別の構成を有していてもよく、同一の構成を有していてもよい。
(3)また本実施形態では、蓋部材40を用いる例を説明したが、シート構成に応じて蓋部材40を省略することもできる。また通気孔40hも、シート構成に応じて蓋部材40の適宜の位置に複数又は単数形成できる。
(4)また本実施形態では、空調装置として送風装置20を例示したが、空調装置の構成を限定する趣旨ではない。例えば空調装置は、エアを吹出し可能な構成と、エアを吸込み可能な構成の少なくとも一つを有することができる。
(5)また本実施形態では、シートバック6を一例に説明したが、本実施例の構成は、シートクッション4の等の各種シート構成部材に適用できる。
2 車両用シート
4 シートクッション
6 シートバック
8 ヘッドレスト
6P クッション材
6F フレーム部材
6S 表皮材
11 着座部
12 土手部
17 流路部
18 溝部
18a 第一部位
18b 第二部位
19 孔部
20 送風装置
31 第一センサ部材
32 第二センサ部材
33 第三センサ部材
30a 検知部
30b 端子部
30c ハーネス部
40 蓋部材
40h 通気孔

Claims (3)

  1. シートクッションやシートバック等のシート構成部材と、前記シート構成部材に配設されてエアを吹出し又は吸込み可能な空調装置とを有し、
    前記シート構成部材が、シート外形をなすクッション材と、前記エアが通過可能な前記クッション材の流路部と、前記クッション材を被覆可能な表皮材を有し、前記クッション材の着座側にセンサ部材を配置して、前記センサ部材のハーネス部を前記クッション材の裏面側に配索する車両用シートにおいて、
    前記流路部が、前記クッション材の着座側に形成される線状の溝部と、前記クッション材を厚み方向に貫通して前記溝部に連通する孔部とを有し、前記エアが、前記孔部を介して前記溝部を通過可能であるとともに、
    前記ハーネス部を、前記溝部内に配索しつつ前記孔部内に通すことで、前記クッション材の裏面側に配索可能とした車両用シート。
  2. 複数の前記センサ部材を、クッション材の着座側に配置するとともに、
    前記複数のセンサ部材から延びるハーネス部を束ねて、前記溝部内に配索しつつ前記孔部内に通す構成とした請求項1に記載の車両用シート。
  3. 前記シート構成部材が、前記センサ部材上に配置可能な蓋部材を有するとともに、
    前記蓋部材が、前記ハーネス部よりも前記シート構成部材の幅方向に突出する請求項2に記載の車両用シート。
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