JP6337735B2 - 乗物用シート - Google Patents

乗物用シート Download PDF

Info

Publication number
JP6337735B2
JP6337735B2 JP2014211672A JP2014211672A JP6337735B2 JP 6337735 B2 JP6337735 B2 JP 6337735B2 JP 2014211672 A JP2014211672 A JP 2014211672A JP 2014211672 A JP2014211672 A JP 2014211672A JP 6337735 B2 JP6337735 B2 JP 6337735B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
seat cover
functional
gas
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014211672A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016078628A (ja
Inventor
知己 新
知己 新
博之 波多野
博之 波多野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP2014211672A priority Critical patent/JP6337735B2/ja
Priority to US14/881,357 priority patent/US9744890B2/en
Publication of JP2016078628A publication Critical patent/JP2016078628A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6337735B2 publication Critical patent/JP6337735B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/56Heating or ventilating devices
    • B60N2/5607Heating or ventilating devices characterised by convection
    • B60N2/5621Heating or ventilating devices characterised by convection by air
    • B60N2/5642Heating or ventilating devices characterised by convection by air with circulation of air through a layer inside the seat
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/002Seats provided with an occupancy detection means mounted therein or thereon
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/56Heating or ventilating devices
    • B60N2/5607Heating or ventilating devices characterised by convection
    • B60N2/5621Heating or ventilating devices characterised by convection by air
    • B60N2/5657Heating or ventilating devices characterised by convection by air blown towards the seat surface
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/56Heating or ventilating devices
    • B60N2/5678Heating or ventilating devices characterised by electrical systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/56Heating or ventilating devices
    • B60N2/5678Heating or ventilating devices characterised by electrical systems
    • B60N2/5685Resistance

Description

本発明は、シートパッドとシートカバーの間に接着して配設される機能部材(ヒータ部材等)と、これらを通して気体を送り出す又は吸い込む送風部材とを備えた乗物用シートに関する。
この種の乗物用シートとして、シートパッドと、シートカバーと、送風部材を有する乗物用シートが公知である(特許文献1を参照)。シートパッドは、シート外形をなして乗員を支持可能な部材(典型的に発泡樹脂製)である。またシートカバーは、シートパッドを被覆可能な袋状の部材であり、着座側の第一部位と、裏面側の第二部位を有する。第一部位は、表皮部と機能部とスペーサ部が積層状に一体化されてなる。表皮部は、着座面をなす通気性を備えた面材であり、複数の表皮ピース(布帛製)を縫合することで形成される。また機能部(機能部材に相当)は、通気性を有する一体物の面材であり、通電により発熱可能である。またスペーサ部は、貫通孔が形成された低通気性の面材(スラブウレタン製)である。そして第二部位は、低通気性又は非通気性の面材であり、例えば低通気性のスラブウレタン等にて形成される。
公知技術では、第一部位と第二部位を積層して一体化する(シートカバーを形成する)。つぎにシートパッドの成形装置内にシートカバーを予め配置したのち、シートパッドを成形することで、シートパッドにシートカバーを一体化する。そしてシートパッドを厚み方向に貫通する孔部(流路部)を形成しつつ、シートカバーの途中(第二部位からスペーサ部の貫通孔が開いた部分)まで連通させる。こうすることで送風部材から送り出される気体が、シートパッドの流路部を通ったのち、シートカバーを通過して外部に吹出すことができる。
ここで乗物用シートの分野では、シートカバー(表皮部)の形成時に、隣り合う表皮ピースの間に縫合線(意匠線)を形成することがある。例えば公知技術等では、シートクッション中央において、複数の表皮ピースをシート前後方向に順次配置しつつ、これらを機能部(一枚物の面材)等に一体化する。この状態で機能部を適所で折り返しつつ、隣り合う表皮ピース同士を重ね合わせる(中表状に配置する)。そして中表状に重ねられた表皮ピース同士を、適宜向きを変えながら端部側で縫い合わせることで、シート幅方向に延びる縫合線を形成できる。
特開2013−216196号公報
ところで乗物用シートの分野では、シートの意匠性向上の観点から、適宜の形状の縫合線(例えば湾曲状の縫合線)を形成できることが望ましい。しかし公知技術の構成(表皮部と機能部が一体化された構成)では、各表皮ピースの向きを変える際に一枚物の機能部が邪魔になるなどして、縫合線の形状の自由度が限定されがちであった。もっとも複数の表皮ピースを縫合して表皮部を形成したのちに機能部を一体化する(後付する)こともできる。このとき機能部の取付け安定性などの観点から、機能部と表皮部の間に接着部(通気性に劣る部分)を設けるのであるが、そうすると接着部にて気体の流れが極端に滞りがちとなる(送風性能に劣る構成となりがちである)。またシートパッド(流路部)上に機能部を接着したのちシートカバーを被せる構成においても、同様に接着部にて気体の流れが極端に滞りがちとなる。本発明は上述の点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、機能部材を、シートカバーとシートパッドの間に性能良く接着して配設することにある。
上記課題を解決するための手段として、第1発明の乗物用シートは、シート外形をなして乗員を弾性的に支持するシートパッドと、シートパッドを被覆するシートカバーと、シートパッドとシートカバーの間に配設される面状又は線状の機能部材と、気体を送り出し又は吸い込み可能な送風部材とを備える。本発明では、シートカバーと機能部材の双方が通気性を有するとともに、シートパッドに、気体の通過可能な流路部が設けられることにより、送風部材にて、シートパッドとシートカバーを通過してシート内又はシート外に気体が吹出す。そして本発明では、シートカバーとシートパッドの間に機能部材を接着して配設するのであるが、この種の構成では、機能部材を性能良く(例えば送風性能を好適に維持できるように)配設できることが望ましい。
そこで本発明では、機能部材を、シートパッドとシートカバーのいずれか一方の部材に、シートカバーと機能部材よりも通気性に劣る接着部を介して一体化する。そして接着部に、気体の通過可能な通路部を設けてそれを気体の移動経路に配置することとした。本発明では、機能部材を、シートカバーとシートパッドの間に接着部を介して配設する(安定的に配設する)。そして接着部が、通路部によって、シートパッドとシートカバーを通過する気体の流れを極力阻害しない構成とされる。
また発明の乗物用シートはシートカバーが、通気性を備えて着座面をなす第一部位と、機能部材を臨む第一部位の裏面側に積層されて第一部位よりも通気性に劣る第二部位とを有する。そこで本発明では、第二部位に、第一部位が露出する開口部を複数設けてそれを気体の移動経路に配置することとした。本発明では、例えばシートパッドをその成形と同時にシートカバーに一体化する構成であっても、第二部位にて、第一部位への成形材料の進入を極力阻止することができる。そして第二部位が、開口部によって、シートカバーを通過する気体の流れを極力阻害しない構成とされる。
また発明の乗物用シートは、シートパッドとシートカバーの間に機能部材を配設した状態で、通路部は、開口部と流路部に対面状に配置するとともに、複数の開口部を網羅する寸法を有している。本発明では、接着部の通路部にて第二部位の複数の開口部を網羅することにより、機能部材とシートカバーを通過して気体がスムーズに送り出される又は吸い込まれる。
本発明に係る第1発明によれば、機能部材を、シートカバーとシートパッドの間に性能良く接着して配設することができる。
乗物用シートの一部透視斜視図である。 シートパッドの上面図である シートカバーの斜視図である。 シートカバー一部の裏面図である。 複数の機能部材の上面図である。 シートカバーと接着部と機能部材の断面図である。 シートクッション一部の断面図である。 シートカバー一部の断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜図8を参照して説明する。各図には、適宜、乗物用シート前方に符号F、乗物用シート後方に符号B、乗物用シート上方に符号UP、乗物用シート下方に符号DWを付す。図1の乗物用シート2は、シートクッション4と、シートバック6と、ヘッドレスト8を有する。これらシート構成部材は、各々、シート骨格をなすシートフレーム(4F,6F,8F)と、シート外形をなすシートパッド(4P,6P,8P)と、シートパッドを被覆するシートカバー(4S,6S,8S)を有する。本実施例では、シートクッション4の後部にシートバック6が起倒可能に連結するとともに、シートバック6(起立状態)の上部にヘッドレスト8が配設される。
そしてシートクッション4は、上述の基本構成(4F,4P,4S)と、送風部材9と、複数の機能部材31,32A,32Bと、複数の接着部51〜56を有する(図1〜図5を参照、各部材等の詳細は適宜後述)。ここで送風部材9は、中空の箱体(円筒状)であり、送風機構を内蔵する。送風機構として、例えば遠心式の機構(装置軸方向から吸気しつつ遠心方向に送風する機構)を使用できる。この種の送風機構として、多翼ファン(シロッコファン)、プレートファン、ターボファン、翼形ファン、リミットロードファンを例示できる。本実施例では、送風部材9を、シートフレーム4F(典型的に金属製で略矩形の枠体)に固定しつつ、シートパッド4Pの裏面側に配設する。
本実施例では、複数の機能部材31,32A,32Bを、後述するようにシートパッド4Pとシートカバー4Sの間に接着して(複数の接着部51〜56を介して)配設する。そしてシートクッション4の中央前部において、送風部材9から送り出された気体が、シートパッド4Pと特定の機能部材(31)とシートカバー4Sを通過して着座面側から外部に吹出す。このとき上述のシート構成では、通気性に劣る部位(特定の接着部51,52等)が気体の流れを阻害するなどして送風性能が悪化することが懸念される。そこで本実施例では、後述の構成にて、特定の機能部材(31)を、シートカバー4Sとシートパッド4Pの間に性能良く(送風性能を好適に維持できるように)接着して配設することとした。以下、各構成について詳述する。
[シートパッド]
シートパッド4Pは、乗員を弾性的に支持可能な部材(略長方形状)であり、天板メイン部4aと、天板サイド部4bと、気体の通過可能な流路部10を有する(図2及び図7を参照)。シートパッド4Pの材質は特に限定しないが、ポリウレタンフォーム(密度:10kg/m3〜60kg/m3)などの発泡樹脂を例示できる。そして天板メイン部4aは、シートパッド4P中央の平坦な部位である(図2を参照)。本実施例の天板メイン部4aは、シート後部側で上向きに湾曲しつつ盛り上がった形状である(図8を参照)。また天板サイド部4bは、天板メイン部4a側方に配置する突出部位であり、例えばコーナリング走行時に乗員の側部を支持できる。
そして流路部10は、シートパッド4Pをその厚み方向に貫通する複数の貫通孔からなり、複数の吹出口11〜13を有する(図2及び図7を参照、流路部の形成方法は後述)。複数の吹出口(中央吹出口11,内方吹出口12,外方吹出口13)は、シートパッド4P前部(表面)に適宜の間隔で形成されて、それぞれ着座状態の乗員脚部(図示省略)の周囲に配置する。例えば本実施例では、中央吹出口11(略矩形状)が、シートパッド4Pの前部中央に形成される。また内方吹出口12が、乗員脚部(着座状態)の内側に複数形成され、外方吹出口13が、乗員脚部(着座状態)の外側に複数形成される。そして本実施例では、流路部10のシートパッド4P裏面の開口(図示省略)を、ダクト部材(図示省略)を介して送風部材9に連通する(図1及び図7を参照)。こうして送風部材9から送り出される気体が、流路部10内に入り込みつつ各吹出口11〜13から吹出すこととなる(図1、図2及び図7を参照)。
[シートカバー]
シートカバー4Sは、シートパッド4P(着座側)を被覆可能な面状部材であり、複数の表皮ピース(SP1〜SP4等)を縫合して形成できる(図3及び図8を参照)。例えば本実施例では、シートカバー4S中央(天板メイン部を被覆する箇所)を、第一表皮ピースSP1〜第三表皮ピースSP3で形成できる。第一表皮ピースSP1は、大型のピース(シート前後に長尺)であり、天板メイン部4aの前部分を被覆する。また第二表皮ピースSP2は、小型のピース(シート前後方向に短尺)であり、天板メイン部4aの中間部分を被覆する。また第三表皮ピースSP3も、小型のピースであり、天板メイン部4aの後部分を被覆する。またシートカバー4S側部(天板サイド部4bを被覆する箇所)も、同様に複数の表皮ピース(符号省略)を縫合して形成できる。そしてシートカバー4Sの周面(例えば後面表皮ピースSP4の端部)には、フック部材FMが適宜設けられており、シートフレーム4F等に係止可能である。
そして隣り合う表皮ピースの間には、意匠線をなす縫合線(SEW1〜SEW3等)が形成される(図1、図3及び図8を参照)。例えばシートカバー4Sの中央では、第一表皮ピースSP1と第二表皮ピースSP2の縫合線SEW1が、シート幅方向に延びつつシート側部で前方に湾曲する(意匠性に優れる構成である)。また同様に第二表皮ピースSP2と第三表皮ピースSP3の縫合線SEW2も、シート幅方向に延びつつシート側部で前方に湾曲する。なお第三表皮ピースSP3と後面表皮ピースSP4の縫合線SEW3は、典型的にシート幅方向に直線状に延びる。
[第一部位]
そしてシートカバー4S(各表皮ピース)は、第一部位21と第二部位22を積層して一体化することで形成される(図2及び図6を参照)。第一部位21は、表材21aと柔軟材21bにて形成されており、シートカバー4Sの着座面側に配置する。表材21aは、通気性を備えた面材であり、シートカバー4Sの着座面をなす。この種の表材21aの素材として、布帛(織物,編物,貫通孔を備えた不職布)、貫通孔を備えた皮革(天然皮革,合成皮革)、ネット体を例示できる。また柔軟材21bは、通気性を備えた柔軟な面材であり、表材21aの裏面側に一体化される。この種の柔軟材21bの素材として、高通気性のスラブウレタン(通気度:200cc/cm2・sec〜400cc/cm2・sec)、綿材、3Dネット体(繊維を三次元状に編製してなる部材)を例示できる。
[第二部位(開口部)]
また第二部位22は、第一部位21の裏面側に積層された部位であり、複数の開口部24を有する(なお図4及び図5では、便宜上、一部の開口部にのみ符号を付す)。ここで第二部位22は、第一部位21よりも通気性に劣る素材又は非通気性の素材にて形成されており、後述するシートパッド4Pの形成材料(液状樹脂)の侵入を極力抑えることができる。この種の第二部位22の素材として、低通気性のスラブウレタン(通気度:0cc/cm2・sec〜10cc/cm2・sec)、皮革、樹脂層(フィルム状)を例示できる。そして複数の開口部24は、それぞれ気体の通過が可能な孔部であり、第二部位22をその厚み方向に貫通する(第一部位21が露出した状態とされる)。本実施例では、シートカバー4Sの被覆状態時(後述)において、複数の開口部24(上面視で略円形)を、各吹出口(11〜13)に対面可能な位置にそれぞれ複数形成できる。
[機能部材]
複数の機能部材(中央機能部材31、側方機能部材32A,32B)は、通気性を備えた部材(面状)であり、各種の機能(ヒータ機能やセンサ機能)を適宜備える(図1及び図5を参照)。中央機能部材31(詳細後述)は、シートカバー4Sの中央形状に倣った略矩形の面材(比較的シート前後に長尺)であり、シートカバー4S中央(天板メイン部4aを被覆する箇所)に配設される。また一対の側方機能部材32A,32Bは、それぞれ略矩形の面材(比較的シート前後に短尺)であり、シートカバー4S側部(天板サイド部4bを被覆する箇所)に配置される。そしてこれら機能部材31,32A,32Bは、三又に分かれる配線部材34を介して電源(図示省略)に電気的につながる。
そして中央機能部材31は、複数の区画(第一機能部31a〜第四機能部31d)に区分けされて、複数の表皮ピースSP1〜SP3を横断して配置される(図3〜図5を参照)。第一機能部31aと第二機能部31bは、中央機能部材31の前部分が二股に分かれてなる部位であり、第一表皮ピースSP1に対面状に配置される。これら第一機能部31aと第二機能部31bは、シート幅方向に適宜の間隔をあけて配置しており、それぞれ内方吹出口12と外方吹出口13を横断して配置可能な幅寸法を有する(図2及び図5を参照)。また第三機能部31cは、中央機能部材31の中間部分に位置する部位であり、第二表皮ピースSP2に対面可能である。そして第四機能部31dは、中央機能部材31の後部分に位置する部位であり、第三表皮ピースSP3に対面可能である。そして第一機能部31a(及び第二機能部31b)と第三機能部31cは、これらの間に配置する橋絡部31e(孔部が形成された箇所)で連結される。また同様に第三機能部31cと第四機能部31dは、これらの間に配置する橋絡部31fで連結される。
そして各機能部材31,32A,32Bは略同一の素材にて形成できる。例えば中央機能部材31は、通電材40と通気材42と低通気材44を積層して一体化することで形成される(図6を参照)。通電材40は、通電可能な導電線(金属線,炭素繊維,メッキ線材等)を備えた面材であり、適度な通気性(例えば表材21a又は柔軟材21bに劣らない通気性)を有する。また通気材42は、柔軟材21bとほぼ同等の通気性を備える面材であり、柔軟材21bで例示の材質にて形成できる。また低通気材44は、通気材42よりも通気性に劣る素材又は非通気性の素材にて形成されており、第二部位22で例示の素材で形成できる。そして通電材40を通電状態として発熱させることで、各機能部材31,32A,32Bがヒータ機能(加温機能)を発揮することができる。また通電材40を通電可能な状態とすることで、各機能部材31,32A,32Bを、静電容量式センサの電極として機能させることもできる。
[接着部]
複数の接着部(第一接着部51〜第六接着部56)は、シートカバー4Sと各機能部材31,32A,32Bの間に介装されてこれらを接着する部位である(図5〜図7を参照)。本実施例では、中央機能部材31が、第一接着部51〜第四接着部54にてシートカバー4S中央に接着される。このとき第一接着部51(本発明の接着部に相当、詳細後述)が、第一機能部31aに倣った形状(やや小寸)を有してそれをシートカバー4Sの前部分に接着する。また第二接着部52(本発明の接着部に相当、詳細後述)が、第二機能部31bに倣った形状(やや小寸)を有してそれをシートカバー4Sの前部分に接着する。また第三接着部53が、第三機能部31cに倣った形状(やや小寸)を有してそれをシートカバー4Sの中間部分に接着する。また第四接着部54が、第四機能部31dに倣った形状(やや小寸)を有してそれをシートカバー4Sの後部分に接着する。そして同様に一対の側方機能部材32A,32Bが、第五接着部55と第六接着部56にてそれぞれシートカバー4S側部に接着される。
そして各接着部51〜56は、各々、接着剤にて形成された接着層や、面状の接着部材(両面に接着可能な面材)にて形成できる。本実施例では、各接着部51〜56が、面状の接着部材で形成されており、略同一の基本構成を備える。例えば第一接着部51は、両面(他部材を接着固定可能な表裏面)にそれぞれ離型材62が貼付される(図6を参照)。そして各離型材62を剥離させることで、第一接着部51の表面と裏面に、それぞれ対応する機能部材又はシートカバー4Sを接着することができる。なお各接着部の接着成分は特に限定しないが、セメントやセラミックなどの無機系成分、天然ゴムやデンプンなどの天然系成分、ニトロセルロースなどの半合成系成分、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂などの樹脂系成分、プロロプレンゴムやニトリルゴムなどのゴム系樹脂系成分、エラストマなどの複合系成分を例示できる。なお各接着部は、他部材を剥離不能に接着する接着強度を有していてもよく、剥離可能に接着する(粘着する)接着強度を有していてもよい。
[通路部]
そして本実施例では、第一接着部51(本発明の接着部に相当)が、複数の通路部(内方通路部60a、一対の外方通路部60b,60c)を有する(図5を参照)。また同様に第二接着部52(本発明の接着部に相当)が、複数の通路部(内方通路部61a、一対の外方通路部61b,61c)を有する。ここで上述の各通路部は、第一接着部51と第二接着部52で略同一構成であることから、専ら第一接着部51を例に各通路部の構成を説明する。すなわち複数の通路部60a〜60cは、それぞれ第一接着部51を厚み方向に貫通する貫通孔であり、気体の通過が可能である。内方通路部60aは、上面視で略矩形の孔部(やや大寸)であり、複数の内方吹出口12(全て)と、それに対面する開口部24(全て)を網羅可能な寸法を有する(図2、図4及び図7を参照)。そして内方通路部60aが、シートカバー4Sの被覆時(後述)に、複数の内方吹出口12(全て)と対応する開口部24(全て)の間に配置する。また一対の外方通路部60b,60cは、上面視で略矩形の孔部(やや小寸)であり、各外方吹出口13と、それに対面する開口部24(全て)を網羅可能な寸法を有する(図2及び図4を参照)。そして各外方通路部60b,60cが、シートカバー4Sの被覆時(後述)に、各外方吹出口13と対応する開口部24(全て)の間に配置する。
[シートカバーの形成作業]
図3及び図8を参照して、複数の表皮ピースを縫合して、シートパッド4P(天板メイン部4a及び天板サイド部4b)を被覆可能なシートカバー4Sを作成する。このとき天板メイン部4aに相当する位置において、第一表皮ピースSP1と第二表皮ピースSP2と第三表皮ピースSP3をこの順でシート前方から後方向に並べつつ、これらをミシン(図示省略)にて縫合する。このとき本実施例では、各表皮ピースが別体であることから、適宜向きを変えながら中表状に重ねられた表皮ピース同士を縫合できる(縫合作業に適する構成である)。このため第一表皮ピースSP1と第二表皮ピースSP2の向きを適宜変えながら、これらの縫合線SEW1を、シート幅方向に向けて形成しつつ、シート側部でスムーズに湾曲させることができる(図3を参照)。また同様に第二表皮ピースSP2と第三表皮ピースSP3の向きを適宜変えながら、これらの縫合線SEW2を、シート幅方向に向けて形成しつつ、シート側部でスムーズに湾曲させることができる。
[シートカバーと機能部材の一体化作業]
つぎにシートカバー4Sと各機能部材31,32A,32Bを、各接着部51〜56にて接着して一体化する(図4及び図5を参照)。例えば本実施例では、第一接着部51〜第四接着部54(表面側)を、中央機能部材31の適所に接着する(図5を参照)。つぎに第一接着部51〜第四接着部54(裏面側)を、中央機能部材31とともにシートカバー4Sの中央裏面の適所に接着する。また同様に第五接着部55(第六接着部56)にて、各側方機能部材32A,32Bをシートカバー4Sの側部裏面の適所に接着して一体化する。
そして本実施例では、第一機能部31aと第二機能部31bを、これらの間に隙間を設けつつ(中央吹出口11を配置可能なクリアランスを設けつつ)シートカバー4S中央の前部分に接着して一体化する。さらに気体の通過を許容するため、第一接着部51の内方通路部60aを、対応する開口部24(内方吹出口12に対面する開口部)全てを網羅しつつこれらに対面状に配置する(図2、図4及び図6を参照)。また第一接着部51の外方通路部60b,60cを、対応する開口部24(外方吹出口13に対面する開口部)全てを網羅しつつこれらに対面状に配置する(図2及び図4を参照)。また同様に第二接着部52の内方通路部61aと外方通路部61b,61cを、各々、対応する開口部24全てを網羅しつつこれらに対面状に配置する(図4を参照)。
[シートパッドの形成(シートカバーの被覆)作業]
本実施例では、成形装置(図示省略)を用いて、シートパッド4Pを成形しつつ、シートカバー4S(各機能部材)に一体化する(図7及び図8を参照)。このときシートカバー4Sを、成形装置のキャビティ(成形空間)内に予め配置しつつ、キャビティ内方に機能部材側(低通気材44)を向ける。そして本実施例では、シートパッド4Pの天板メイン部4aが、シート後部側で上向きに湾曲しつつ盛り上がった形状である(図8を参照)。このためシートパッド4P形状に倣って、シートカバー4Sの後部側が次第に上向きになるように湾曲しながらキャビティ内に配置される。
そしてキャビティ内で成形材料(液状樹脂)を発泡させてシートパッド4Pを成形する。このとき本実施例では、各機能部材(通気材42)側への成形材料の過度の含浸が低通気材44にて抑えられる(図7を参照)。また各機能部材31,32A,32Bで覆われていないシートカバー4S部分(柔軟材21b)への成形材料の過度の含浸が第二部位22にて抑えられる(図4及び図7を参照)。こうしてシートカバー4Sを、第一部位21の柔軟性を極力損なうことなく、シートパッド4Pの外面に沿って一体化することができる。特に本実施例では、シートカバー4Sを、中央機能部材31とともに天板メイン部4aの後部(盛り上がった部分)に密着させて配置できる(シートカバー4Sだけが浮き上がるなどの不具合が回避される)。
こうしてシートパッド4Pと各機能部材31,32A,32Bとシートカバー4Sを一体化したのち、シートパッド4Pに流路部10を形成する(図7を参照)。このときシートパッド4P前部に、その裏面側(通路部の形成箇所に相当する部位)からパンチ部材(図示省略)で孔をあける。このときパンチ部材が、シートパッド4Pを貫通しつつ(流路部10を形成しつつ)、中央機能部材31の低通気材44を貫通して通気材42に達する。こうして本実施例では、流路部10(各吹出口)を、各通路部60a等と、開口部24にそれぞれ対面状に形成できる(通路部と開口部を気体の移動経路に配置できる)(図2、図4及び図7を参照)。また同様に流路部10を、第二接着部52の各通路部61a等と、第二部位22の開口部24に対面状に形成できる(図2及び図4を参照)。
[送風部材と機能部材の使用]
図1を参照して、乗員が着座した乗物用シート2に、送風機能とヒータ機能の双方を発揮させる(快適性に優れる構成とする)。本実施例では、各機能部材31,32A,32Bを通電状態とする(ヒータ機能を発揮させる)ことにより着座状態の乗員を加温することができる。そして送風部材9から送り出される気体が、シートパッド4P(流路部10)と中央機能部材31とシートカバー4Sを通過してシート外に吹出す。このときシートクッション4の前部(流路部10)上には、第一接着部51と第二接着部52と、シートカバー4Sの第二部位22が配置する(図2、図4及び図7を参照)。このため上述のシート構成では、通気性に劣る部位(接着部51,52、第二部位22)が気体の流れを阻害するなどして送風性能が悪化することが懸念される。
そこで本実施例では、第一接着部51(第二接着部52)に通路部60a〜60c(61a〜61c)を設けるとともに、第二部位22に開口部24を設ける(図4、図5及び図7を参照)。そして通路部60a〜60c,61a〜61cと開口部24を、それぞれ流路部10の対面位置(気体の移動経路途中)に配置する(図2、図4及び図5を参照)。こうすることで送風部材9から送り出される気体が、各通路部と各開口部を介して、各接着部51,52と第二部位22をスムーズに通過することができる。例えば図7を参照して、流路部10から送り出される気体が、第一機能部31aを通過して第一接着部51(通気性に劣る部位)に至る。このとき気体が、内方通路部60aを通過することでシートカバー4S側にスムーズに送り出される。そして気体が、第二部位22の開口部24を通りつつ第一部位21を通過することでシート外にスムーズに吹出すこととなる。このため本実施例では、送風部材9から送り出される気体が、通気性に劣る部位(接着部51,52、第二部位22)に極力邪魔されることなく外部に向けて吹出すことができる。
以上説明したとおり本実施例では、各機能部材31,32A,32Bを、シートカバー4Sとシートパッド4Pの間に対応する接着部51〜56を介して配設する(安定的に配設する)。そして特定の接着部51(52)が、通路部60a〜60c(61a〜61c)によって、シートパッド4Pからシートカバー4Sに向けて送り出される気体の流れを極力阻害しない構成とされる。また本実施例では、シートパッド4Pをその成形と同時にシートカバー4Sに一体化する構成であっても、第二部位22にて、第一部位21への成形材料の進入を極力阻止できる(第一部位21の柔軟性を極力損なわない構成とされる)。さらに第二部位22が、開口部24によって、シートカバー4Sを通過する気体の流れを極力阻害しない構成とされる。そして本実施例では、通路部60a〜60c(61a〜61c)にて開口部24を網羅することにより、中央機能部材31側からシートカバー4Sに向けて気体がスムーズに送り出される。このため本実施例によれば、中央機能部材31を、シートカバー4Sとシートパッド4Pの間に性能良く接着して配設することができる。
本実施形態の乗物用シートは、上述した実施形態に限定されるものではなく、その他各種の実施形態を取り得る。例えば本実施形態では、シートカバー4Sとシートパッド4Pを成形時に一体化する例を説明した。これとは異なりシートパッドを成形したのちに、シートカバーを被せることもできる。この場合には機能部材を、シートパッド側(流路部の上)に接着して一体化することができる。
また本実施形態では、シートパッド4Pとシートカバー4Sの構成を例示したが、同部材の構成は適宜変更可能である。例えば流路部(吹出口)の構成(形状,寸法,形成位置,形成数)は、シート構成に応じて適宜変更可能であり、例えば天板メイン部と天板サイド部の適宜の位置に複数又は単数形成できる。またシートカバーは、表材を有しておればよく、柔軟材と第二部位は適宜省略可能である。またシートカバーを構成する表皮ピースの形状や寸法や数は適宜変更可能であり、縫合線の構成も適宜変更可能である。そして開口部の構成も、吹出口又は通路部の構成に応じて適宜変更可能である。
また本実施形態では、各機能部材31,32A,32Bの構成(形状,寸法,配設位置,配設数,機能など)を例示したが、同部材の構成を限定する趣旨ではない。例えば機能部材は、機能を発揮する部位(面状又は線状の通電材)のみで構成されていてもよい。また機能部材を、弾性を備えた面材やマット材(例えばポリウレタンフォーム製)で形成して、シートカバーを補強する機能を持たせることができる。
また本実施形態では、接着部51〜56の構成(形状,寸法,配置位置,配置数)を例示したが、同部の構成は、シートカバーやシートパッドの構成に応じて適宜変更可能である。例えば本実施例では、シートクッション前部に、通路部を備えた接着部を配置したが、流路部の形成位置に応じて同接着部の位置を変更できる。また通路部の構成(形状,寸法,形成位置,形成数など)は、気体が通過可能である限り適宜変更可能である。例えば通路部は、気体の流れを極端に阻害しない限り、流路部の吹出口や開口部から若干ずれて配置していてもよい。また通路部は、気体の流れを極端に阻害しない限り、吹出口又は開口部よりも小寸であってもよい。
また本実施形態では、専らシートクッション4を一例に説明したが、本実施形態の構成は、シートバックやヘッドレスト等の各種シート構成部材に適用可能である。また送風部材は、気体を吸い込み可能な構成でもよく、この場合にはシートカバーとシートパッドを通過してシート内に気体が吹出すこととなる。そして本実施形態の構成は、車両や航空機や電車などの乗物用シート全般に適用可能である。
2 乗物用シート
4 シートクッション
6 シートバック
8 ヘッドレスト
9 送風部材
4F シートフレーム
4P シートパッド
4S シートカバー
10 流路部
11〜13 吹出口
21 第一部位
22 第二部位
24 開口部
31,32A,32B 機能部材
40 通電材
42 通気材
44 低通気材
51〜56 接着部
60a〜60c (第一機能部の)通路部
61a〜61c (第二機能部の)通路部
SEW1〜SEW3 縫合線

Claims (1)

  1. シート外形をなして乗員を弾性的に支持するシートパッドと、前記シートパッドを被覆するシートカバーと、前記シートパッドと前記シートカバーの間に配設される面状又は線状の機能部材と、気体を送り出し又は吸い込み可能な送風部材とを備え、
    前記シートカバーと前記機能部材の双方が通気性を有するとともに、前記シートパッドに、気体の通過可能な流路部が設けられることにより、前記送風部材にて、前記シートパッドと前記シートカバーを通過してシート内又はシート外に気体が吹出す構成の乗物用シートにおいて、
    前記機能部材を、前記シートパッドと前記シートカバーのいずれか一方の部材に、前記シートカバーと前記機能部材よりも通気性に劣る接着部を介して一体化するとともに、前記接着部に、前記気体の通過可能な通路部を設けてそれを前記気体の移動経路に配置し、
    前記シートカバーが、通気性を備えて着座面をなす第一部位と、前記機能部材を臨む前記第一部位の裏面側に積層されて前記第一部位よりも通気性に劣る第二部位とを有し、
    前記第二部位に、前記第一部位が露出する開口部を複数設けてそれを前記気体の移動経路に配置し、
    前記シートパッドと前記シートカバーの間に前記機能部材を配設した状態で、前記通路部は、前記開口部と前記流路部に対面状に配置するとともに、複数の前記開口部を網羅する寸法を有している乗物用シート。
JP2014211672A 2014-10-16 2014-10-16 乗物用シート Active JP6337735B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014211672A JP6337735B2 (ja) 2014-10-16 2014-10-16 乗物用シート
US14/881,357 US9744890B2 (en) 2014-10-16 2015-10-13 Vehicle seat

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014211672A JP6337735B2 (ja) 2014-10-16 2014-10-16 乗物用シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016078628A JP2016078628A (ja) 2016-05-16
JP6337735B2 true JP6337735B2 (ja) 2018-06-06

Family

ID=55748388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014211672A Active JP6337735B2 (ja) 2014-10-16 2014-10-16 乗物用シート

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9744890B2 (ja)
JP (1) JP6337735B2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5976511B2 (ja) * 2012-11-26 2016-08-23 東洋ゴム工業株式会社 シートパッド
JP6336989B2 (ja) * 2013-08-30 2018-06-06 テイ・エス テック株式会社 シート
KR101756156B1 (ko) * 2016-06-03 2017-07-11 주식회사 무진 차량 통풍시트용 시트 소재에 적용되는 접착 필름재 관통을 위한 관통 장치
US10279714B2 (en) * 2016-08-26 2019-05-07 Ford Global Technologies, Llc Seating assembly with climate control features
JP6763294B2 (ja) * 2016-12-21 2020-09-30 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート
US10563348B2 (en) 2017-07-14 2020-02-18 Sage Automotive Interiors, Inc. Air permeable composite for seating applications
WO2019116919A1 (ja) * 2017-12-15 2019-06-20 アルプスアルパイン株式会社 センサ装置とその製造方法及び車両用シート
CN111002787B (zh) * 2018-10-08 2023-04-11 翰昂汽车零部件有限公司 带贯通孔的部件及具备该部件的车辆用空调装置
KR102164042B1 (ko) * 2019-04-02 2020-10-13 현대트랜시스(주) 통풍시트용 채널 커버 및 그 제조방법
JP7409238B2 (ja) * 2020-06-30 2024-01-09 株式会社デンソー シート空調装置
US11312273B1 (en) * 2021-03-25 2022-04-26 Faurecia Automotive Seating, Llc Method and apparatus for mat retention in a seat assembly
JP2022161550A (ja) * 2021-04-09 2022-10-21 株式会社アーケム 座席用表皮材及び座席

Family Cites Families (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19830797B4 (de) * 1997-07-14 2007-10-04 Denso Corp., Kariya Fahrzeugsitz-Klimaanlage
DE19805173C1 (de) * 1998-02-10 1999-06-02 Daimler Chrysler Ag Fahrzeugsitz
US6179706B1 (en) * 1998-06-19 2001-01-30 Denso Corporation Seat air conditioner for vehicle
DE19842979C1 (de) * 1998-09-19 1999-12-02 Daimler Chrysler Ag Fahrzeugsitz
FR2790430B1 (fr) * 1999-03-01 2001-05-18 Faure Bertrand Equipements Sa Procede et systeme de regulation thermique de siege de vehicule
JP2001047848A (ja) * 1999-08-03 2001-02-20 Denso Corp 車両用シート空調装置
DE10024880C1 (de) * 2000-05-19 2001-09-06 Daimler Chrysler Ag Aktiv belüftbares Sitzmodul für einen Fahrzeugsitz
US6786541B2 (en) * 2001-01-05 2004-09-07 Johnson Controls Technology Company Air distribution system for ventilated seat
JP3835329B2 (ja) * 2002-03-28 2006-10-18 株式会社デンソー 車両用シート空調装置
JP3804566B2 (ja) * 2002-03-28 2006-08-02 株式会社デンソー 車両用シート空調装置
US6857697B2 (en) * 2002-08-29 2005-02-22 W.E.T. Automotive Systems Ag Automotive vehicle seating comfort system
DE10351805A1 (de) * 2002-11-08 2004-05-27 Denso Corp., Kariya Fahrzeugsitzklimaanlage
JP2004161137A (ja) * 2002-11-13 2004-06-10 Denso Corp 車両用シート空調装置
DE10259648B4 (de) * 2002-12-18 2006-01-26 W.E.T. Automotive Systems Ag Klimatisierter Sitz und Klimatisierungseinrichtung für einen ventilierten Sitz
DE10259621B4 (de) * 2002-12-18 2005-12-01 W.E.T. Automotive Systems Ag Fahrzeugsitz und zugehörige Klimatisierungseinrichtung
US7425034B2 (en) * 2003-10-17 2008-09-16 W.E.T. Automotive Systems Ag Automotive vehicle seat having a comfort system
US7461892B2 (en) * 2003-12-01 2008-12-09 W.E.T. Automotive Systems, A.C. Valve layer for a seat
US7828050B2 (en) * 2004-09-02 2010-11-09 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle seat air-conditioner and vehicle temperature controller
US7452028B2 (en) * 2004-12-03 2008-11-18 Igb Automotive Ltd. Modular comfort assembly for occupant support
US7587901B2 (en) * 2004-12-20 2009-09-15 Amerigon Incorporated Control system for thermal module in vehicle
JP4513555B2 (ja) * 2004-12-24 2010-07-28 株式会社デンソー 車両用シート空調装置
KR100909033B1 (ko) * 2005-02-07 2009-07-22 엘앤드피 프라퍼티 매니지먼트 캄파니 자동차에 응용하기 위한 가열, 냉각, 및 환기 시스템
US7827805B2 (en) * 2005-03-23 2010-11-09 Amerigon Incorporated Seat climate control system
US20060214480A1 (en) * 2005-03-23 2006-09-28 John Terech Vehicle seat with thermal elements
KR20060106507A (ko) * 2005-04-09 2006-10-12 한라공조주식회사 차량용 시트 공조장치
US20090134675A1 (en) * 2005-07-27 2009-05-28 Daimier Ag Motor Vehicle Seat Provided With a Ventilation Device
US7478869B2 (en) * 2005-08-19 2009-01-20 W.E.T. Automotive Systems, Ag Automotive vehicle seat insert
US20090033130A1 (en) * 2007-07-02 2009-02-05 David Marquette Fluid delivery systems for climate controlled seats
JP4469390B2 (ja) * 2007-11-13 2010-05-26 本田技研工業株式会社 車両用シート
US20090218855A1 (en) * 2008-02-26 2009-09-03 Amerigon Incorporated Climate control systems and devices for a seating assembly
JP5765039B2 (ja) * 2011-04-20 2015-08-19 トヨタ紡織株式会社 車両用シート
JP5855403B2 (ja) * 2011-09-22 2016-02-09 株式会社タチエス 空調シート
JP5909987B2 (ja) * 2011-10-19 2016-04-27 トヨタ紡織株式会社 車両用シートの構成部材
JP5811015B2 (ja) * 2012-04-09 2015-11-11 トヨタ紡織株式会社 車両用シートの構成部材の製造方法
JP5838907B2 (ja) * 2012-05-10 2016-01-06 トヨタ紡織株式会社 車両用シートの製造方法及び車両用シートの表皮材の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016078628A (ja) 2016-05-16
US20160107551A1 (en) 2016-04-21
US9744890B2 (en) 2017-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6337735B2 (ja) 乗物用シート
EP2423040B1 (en) An insert for ventilating a vehicle seat
JP6197740B2 (ja) 乗物用シート
US20070040421A1 (en) Seat assembly having an air plenum member
JP5760237B2 (ja) 通気性シート構造
JP2004520888A (ja) ポータブル通気式座席
ITRM990016A1 (it) Sedile, in particolare per autoveicoli.
JP6423732B2 (ja) 車両用シート
JP6375965B2 (ja) 乗物用空調シート
JP2013184625A (ja) 車両用シート
WO2016025776A1 (en) Ventilated motorcycle seat
JP2012001134A (ja) 車両用シート
JP2013147225A (ja) 車両用シート
JP6459737B2 (ja) 乗物用シート
JP2017100623A (ja) シートカバーおよび車両用シート
JP6812228B2 (ja) 乗物用シート及び乗物用シートの製造方法
JP5742419B2 (ja) 車両用シート
US10479239B2 (en) Vehicle seat and seat element comprising an ergonomic ventilation system
JP2006262959A (ja) シートのトリムカバー
WO2022215298A1 (ja) 座席用表皮材及び座席
JP6499549B2 (ja) ベッド
JP2016124414A (ja) 乗物用空調シート
JP2016132350A (ja) 乗物用空調シート
JP2017065638A (ja) 乗物用シート
JP6930289B2 (ja) シート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170412

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180306

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180410

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180423

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6337735

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250