JP2017037389A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】飲食店におけるメニューに使われる食材の在庫状況に応じて販売促進するメニューを変更することで、飲食店に食材を効率よく使用させる。【解決手段】情報処理装置は、記憶手段と、通信手段と、制御手段とを有する。記憶手段は、飲食店が提供可能な複数の飲食物のメニューを示すメニュー情報と、メニューに使われる食材及びその数量をメニューと対応付けて示す食材情報と、メニュー情報のうち少なくとも一部を掲載したメニュー掲載ページとを記憶する。通信手段は、POSシステムから、飲食店における所定期間毎のメニュー毎の出数を示すデータを含むPOSデータと、メニューに使われる食材の在庫状況及び使用期限を含む食材情報とを受信する。制御手段は、POSデータ及び食材情報に基づいて、使用期限までに使い切れないと推定される食材を判定し、判定された食材が使われたメニューが優先的に掲載されるようにメニュー情報を更新する。【選択図】図4

Description

本発明は、飲食店のPOS(point of sales)システムと通信可能な情報処理装置、当該情報処理装置における情報処理方法及びプログラムに関する。
従来から、飲食店では、経営管理の効率化の観点からPOSシステムが導入されている。当該POSシステムにより、いつどのような商品が売れたかという点が集計されることで、それを基に飲食店の経営管理がなされている。
下記特許文献1には、POSサーバが、飲食店サーバから飲食店毎のPOSデータを取得し、それに基づいてその飲食店及びその飲食店に類似する条件を有する他の飲食店のPOSデータをそれぞれ抽出して比較し、その比較結果を飲食店サーバに送信するシステムが開示されている。当該システムでは、飲食店は、上記送信された比較結果に基づいて、他店舗と比較した自店舗の売上や出数を把握し、経営管理を行うことができる。
また特許文献1には、POSシステムにおける商品(メニュー)情報が更新された際に、飲食店情報提供会社が提供している当該飲食店に対応するウェブサイト上のメニュー情報を同時に更新することも開示されている。
特開2013−137657号公報
ところで、各飲食店におけるメニューには、野菜、肉、魚、油、調味料等の食材が用いられており、それらは基本的に鮮度が高いうちに使う必要があるため、各飲食店は、仕入れた食材に対してメニューの注文率が低い場合には、それら食材を使い切ることができずに、在庫から廃棄せざるを得なくなってしまう。
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、POSデータを基に飲食店のメニュー毎の売上や出数を管理すること、またPOSシステムとウェブサイトとの間でメニュー情報の同期をとることはできても、メニューを食材の在庫との関係において管理することはできない。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、飲食店におけるメニューに使われる食材の在庫状況に応じて販売促進するメニューを変更することで、飲食店に食材を効率よく使用させることが可能な情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る情報処理装置は、記憶手段と、通信手段と、制御手段とを有する。上記記憶手段は、少なくとも1つの飲食店が提供可能な複数の飲食物のメニューを示すメニュー情報と、上記メニューに使われる各食材及びその数量を当該メニューと対応付けて示す食材情報と、上記メニュー情報のうち少なくとも一部を掲載したメニュー掲載ページとを記憶する。上記通信手段は、上記飲食店に存在するPOSシステムから、当該飲食店における所定期間毎のメニュー毎の出数を示すデータを含むPOSデータと、上記メニューに使われる各食材の在庫状況及び使用期限を含む食材情報とを受信する。上記制御手段は、上記受信されたPOSデータ及び食材情報に基づいて、上記使用期限までに使い切れないと推定される食材を判定し、当該判定された食材が使われたメニューが優先的に掲載されるように上記メニュー掲載ページ上の上記メニュー情報を更新する。
これにより情報処理装置は、飲食店におけるメニューに使われる食材の在庫状況に応じて販売促進するメニューを変更することで、飲食店においてメニューに使われる食材が使い切れなくなるのを防ぎ、食材を効率よく使用させることができる。ここで上記記憶手段は、RAM(Random Access Memory)等の揮発性の記憶部であってもよいし、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶部であってもよい。すなわち、上記記憶手段は、上記メニュー情報、食材情報及びページ情報を常時記憶しておく必要は無く、上記制御手段による処理のために少なくとも一時的にそれらの情報を記憶すればよい。また、記憶手段が物理的に複数の記憶部で構成され、それら複数の記憶部に上記情報が分散して記憶されていても構わない。
上記食材情報には、上記各食材の次回の仕入日時を示すデータが含まれてもよい。この場合上記制御手段は、上記受信されたPOSデータ及び食材情報に基づいて、上記仕入日時までに在庫が足りなくなると推定される食材を判定し、当該判定された食材が使われたメニュー以外のメニューが優先的に掲載されるように上記メニュー情報を更新してもよい。
これにより情報処理装置は、飲食店において仕入日までに足りなくなる食材の販売促進を抑制することで、メニューが品切れになるのを防ぐことができる。
上記食材情報には、上記メニューにおける各食材の使用率を示すデータが含まれてもよい。この場合上記制御手段は、使い切れないと判定された食材が共通して使われた複数のメニューのうち、当該食材の使用率の高いメニューが優先的に掲載されるように上記メニュー情報を更新してもよい。
これにより情報処理装置は、飲食店において使い切れないと推定される食材をより多く使ったメニューを販売促進することで、当該食材が使い切れなくなるのをより防ぐことができる。
上記POSデータには、上記メニュー毎の利益率に関するデータが含まれてもよい。この場合上記制御手段は、使い切れないと判定された食材が共通して使われた複数のメニューのうち、上記利益率が高いメニューが優先的に掲載されるように上記メニュー情報を更新してもよい。
これにより情報処理装置は、より利益率の高いメニューを販売促進することで、飲食店における食材が使い切れなくなるのを防ぐとともに利益も向上させることができる。
上記制御手段は、使い切れないと判定された食材の上記使用期限までの時間が所定時間未満となった場合に、当該食材が使われたメニューの単価を値下げするように指示する値下指示情報を上記POSシステムへ送信するように上記通信手段を制御してもよい。またそれとともに制御手段は、当該値下げされたメニューが当該値下げ後の単価とともに優先的に掲載されるように上記メニュー情報を更新してもよい。
これにより情報処理装置は、飲食店において使い切れないと推定される食材を使ったメニューを、値下げを伴って販売促進することで、当該食材が使い切れなくなるのをより防ぐことができる。
上記制御手段は、使い切れないと判定された食材が共通して使われた複数のメニューが隣接した位置に掲載されないように上記メニュー情報を更新してもよい。
これにより情報処理装置は、飲食店において使い切れないと判定された食材が共通して使われた複数のメニューが隣接して掲載されることで客が不自然さを感じるのを防ぐことができる。
上記制御手段は、ネットワークを介して取得されたレシピ情報または他の飲食店で提供可能な飲食物のメニュー情報から、使い切れないと判定された食材が使われたメニューのうち、上記記憶されたメニュー情報に含まれないメニューを抽出し、当該抽出されたメニューを新たなメニューとして提案する提案情報を上記POSシステムへ送信してもよい。
これにより情報処理装置は、飲食店において使い切れないと推定される食材を用いた新たなメニューを飲食店に提案することで、飲食店に当該食材を使い切るための新たな手段を講じさせることができる。
本発明の他の形態に係る情報処理装置は、記憶手段と、通信手段と、制御手段とを有する。上記記憶手段は、少なくとも1つの飲食店が提供可能な複数の飲食物のメニューを示すメニュー情報と、上記メニューに使われる各食材及びその数量を当該メニューと対応付けて示す食材情報と、上記メニュー情報のうち少なくとも一部を掲載したメニュー掲載ページとを記憶する。上記通信手段は、上記飲食店に存在するPOSシステムから、当該飲食店における所定期間毎のメニュー毎の出数を示すデータを含むPOSデータと、上記メニューに使われる食材の在庫状況及び次回の仕入日時を含む食材情報とを受信する。上記制御手段は、上記受信されたPOSデータ及び食材情報に基づいて、上記仕入日時までに在庫が足りなくなると推定される食材を判定し、当該判定された食材が使われたメニュー以外のメニューが優先的に掲載されるように上記メニュー情報を更新する。
本発明のまた別の形態に係る情報処理方法は、
少なくとも1つの飲食店が提供可能な複数の飲食物のメニューを示すメニュー情報と、上記メニューに使われる各食材及びその数量を当該メニューと対応付けて示す食材情報と、上記メニュー情報のうち少なくとも一部を掲載したメニュー掲載ページとを記憶し、
上記飲食店に存在するPOSシステムから、当該飲食店における所定期間毎のメニュー毎の出数を示すデータを含むPOSデータと、上記メニューに使われる各食材の在庫状況及び使用期限を含む食材情報とを受信し、
上記受信されたPOSデータ及び食材情報に基づいて、上記使用期限までに使い切れないと推定される食材を判定し、
上記判定された食材が使われたメニューが優先的に掲載されるように上記メニュー掲載ページ上の上記メニュー情報を更新することを含む。
本発明のさらに他の形態に係るプログラムは、情報処理装置に、
少なくとも1つの飲食店が提供可能な複数の飲食物のメニューを示すメニュー情報と、上記メニューに使われる各食材及びその数量を当該メニューと対応付けて示す食材情報と、上記メニュー情報のうち少なくとも一部を掲載したメニュー掲載ページとを記憶するステップと、
上記飲食店に存在するPOSシステムから、当該飲食店における所定期間毎のメニュー毎の出数を示すデータを含むPOSデータと、上記メニューに使われる各食材の在庫状況及び使用期限を含む食材情報とを受信するステップと、
上記受信されたPOSデータ及び食材情報に基づいて、上記使用期限までに使い切れないと推定される食材を判定するステップと、
上記判定された食材が使われたメニューが優先的に掲載されるように上記メニュー掲載ページ上の上記メニュー情報を更新するステップとを実行させる。
以上説明したように、本発明によれば、飲食店におけるメニューに使われる食材の在庫状況に応じて販売促進するメニューを変更することで、飲食店に食材を効率よく使用させることができる。ただし、この効果は本発明を限定するものではない。
本発明の一実施形態に係る飲食店情報提供システムの構成を示した図である。 本発明の一実施形態に係る飲食店情報提供サーバのハードウェア構成を示した図である。 本発明の一実施形態に係る飲食店情報提供サーバが有するデータベースの構成を示した図である。 本発明の一実施形態に係る飲食店情報提供サーバによる、メニュー情報の更新処理の流れを示したフローチャートである。 本発明の一実施形態において飲食店情報提供サーバが提供するメニュー情報の例を示した図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
[システムの構成]
図1は、本実施形態に係る飲食店情報提供システムの構成を示した図である。
同図に示すように、このシステムは、インターネット50上の飲食店情報提供サーバ100と、複数の飲食店におけるPOSシステム200と、複数のユーザ端末300を含む。
飲食店情報提供サーバ100は、飲食店に関する情報を掲載したポータルサイト(飲食店情報提供サイト)を運営するウェブサーバである。飲食店情報提供サーバ100は、複数の飲食店の各POSシステム200及び複数のユーザ端末300とインターネット50を介して接続されている。
飲食店情報提供サーバ100は、上記ポータルサイトにアクセスし検索条件を入力したユーザ端末300へ、当該検索条件に合致する飲食店情報を掲載したWebページを送信する。当該Webページには、各飲食店が提供可能なメニュー情報を掲載したメニュー掲載ページが含まれる。
また飲食店情報提供サーバ100は、各飲食店のPOSシステム200から、定期的(例えば半日、1日、1週間、1月等の所定期間毎)に、メニュー毎の出数を示すデータを含むPOSデータと、各メニューに使われる食材の在庫状況、使用期限及び次回の仕入日時を含む食材情報とを受信可能である。
そして飲食店情報提供サーバ100は、上記POSデータ及び食材情報を基に、上記メニュー掲載ページ上のメニュー情報を更新することが可能である。
POSシステム200(200A,200B,・・・)は、各飲食店に設けられ、例えばPOSレジ端末、注文受付装置、飲食店サーバ等から構成される。
飲食店の顧客の注文に関する情報は、飲食店の従業員が携帯する(または顧客のテーブルに設置される)例えばタブレットPC(Personal Computer)タイプの注文受付装置によって受け付けられる。注文データは例えばメニュー(料理)の識別情報、その金額、出数、注文日時等を含み、それらのデータがPOSデータとして飲食店サーバに送信され記憶される。
POSレジ端末は、飲食店の顧客が注文した料理に対応する会計処理を実行するコンピュータである。POSレジ端末は、顧客が料理を注文した後に顧客に交付される伝票に印字されたバーコード等の識別情報を読み取り、その識別情報を飲食店サーバに問い合わせて、それに対応する商品及び金額の情報を取得し、合計金額を算出する。
飲食店サーバは、その飲食店において提供可能な料理(メニュー)に関する情報(識別番号、メニュー名、金額、カテゴリ等)を記憶している。また飲食店サーバは、例えばPOSレジ端末からの上記識別情報の問い合わせに基づいて、会計処理が済んだPOSデータに対して、会計済のフラグを付す。
当該POSシステム200を構成する上記POSレジ端末、注文受付装置及び飲食店サーバは、必ずしも物理的に別個の装置である必要な無く、例えば1つのタブレットPCがそれらの機能を併せ持っていても構わない。
上述したように、当該POSシステム200(例えば飲食店サーバ)は、記憶された会計済のPOSデータを基に、メニュー毎のPOSデータを定期的に飲食店情報提供サーバ100へ送信する。
また飲食店サーバは、各メニューに用いられる食材の在庫状況、使用期限及び次回の仕入日時等のデータを含む食材情報をデータベースとして記憶しており、当該食材情報を定期的に飲食店情報提供サーバ100へ送信する。
ユーザ端末300(300A,300B,300C...)は、ユーザ(ユーザA,ユーザB,ユーザC...)により使用される端末であり、例えばスマートフォン、携帯電話、タブレットPC、ノートブックPC、デスクトップPC等である。
ユーザ端末300は、飲食店情報提供サーバ100が提供する飲食店情報提供サイトへアクセスし、上記Webページを受信して、ブラウザにより画面に表示する。
ユーザ端末300のユーザは、上記ブラウザによって表示される画面を介して、上記ポータルサイト内で飲食店を検索し、所望の飲食店に関する情報を閲覧する。上記Webページ上に表示される各飲食店に関する情報には、その飲食店の店名や、その飲食店を識別するID(店舗ID)、その飲食店の業態・サービスのカテゴリ情報、その飲食店を紹介する内容(飲食店のPR文等の店舗の特徴を示す情報や飲食店が行うイベント情報等)、飲食店が立地しているエリア情報、飲食店の住所、電話番号、飲食店が提供するメニュー情報等が含まれる。
[飲食店情報提供サーバのハードウェア構成]
図2は、上記飲食店情報提供サーバ100のハードウェア構成を示した図である。同図に示すように、飲食店情報提供サーバ100は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、入出力インタフェース15、及び、これらを互いに接続するバス14を備える。
CPU11は、必要に応じてRAM13等に適宜アクセスし、各種演算処理を行いながら飲食店情報提供サーバ100の各ブロック全体を統括的に制御する。ROM12は、CPU11に実行させるOS、プログラムや各種パラメータなどのファームウェアが固定的に記憶されている不揮発性のメモリである。RAM13は、CPU11の作業用領域等として用いられ、OS、実行中の各種アプリケーション、処理中の各種データを一時的に保持する。
入出力インタフェース15には、表示部16、操作受付部17、記憶部18、通信部19等が接続される。
表示部16は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic ElectroLuminescence Display)、CRT(Cathode Ray Tube)等を用いた表示デバイスである。
操作受付部17は、例えばマウス等のポインティングデバイス、キーボード、タッチパネル、その他の入力装置である。操作受付部17がタッチパネルである場合、そのタッチパネルは表示部16と一体となり得る。
記憶部18は、例えばHDD(Hard Disk Drive)や、フラッシュメモリ(SSD;Solid State Drive)、その他の固体メモリ等の不揮発性メモリである。当該記憶部18には、上記OSや各種アプリケーション、各種データが記憶される。
後述するが、特に本実施形態において、記憶部18は、飲食店情報データベース、ページ情報データベース、POS情報データベース及び食材情報データベースを有している。
通信部19は、例えばEthernet(登録商標)用のNIC(Network Interface Card)や無線LAN等の無線通信用の各種モジュールであり、上記各飲食店のPOSシステム200との間の通信処理を担う。
なお、図示しないが、上記POSシステム200を構成するPOSレジ端末、注文受付装置、飲食店サーバのうち少なくとも1つは、上記POSデータを記憶するHDD等の記憶部と、当該POSデータを上記飲食店情報提供サーバ100へ送信する通信部とを有している。
[飲食店情報提供サーバのデータベース構成]
図3は、上記飲食店情報提供サーバ100が有するデータベースの構成を示した図である。
同図に示すように、飲食店情報提供サーバ100は、記憶部18に、飲食店情報データベース31、ページ情報データベース32、POS情報データベース33及び食材情報データベース34を有している。
飲食店情報データベース31は、飲食店毎に、その飲食店の店名や、その飲食店を識別するID(店舗ID)の他、その飲食店の業態・サービスのカテゴリ情報、その飲食店を紹介するテキスト(店舗のPR文等の店舗の特徴を示す情報や、飲食店が行うイベント情報等)、飲食店が立地しているエリア情報、飲食店の住所、電話番号、飲食店が提供するメニュー情報(メニューID含む)、ウェブサイトURL等の情報を記憶している。
上記メニュー情報は、各飲食店が提供し得る全てのメニューに関する情報であり、上記各飲食店のPOSシステム200から定期的(例えば1日毎、1週間毎)に受信され記憶される。上記飲食店情報提供サイト上に掲載されるメニュー情報は、この記憶された全てのメニュー情報のうちの少なくとも一部である。またこれらの情報は、各POSシステム200以外の外部サーバ等に記憶され、飲食店情報提供サーバ100が必要に応じて当該外部サーバから取得してもよい。
ページ情報データベース32は、飲食店情報提供サーバ100が提供する飲食店情報提供サイトに掲載される各飲食店のウェブページを構成する情報、すなわち、HTML(HyperText Markup Language)またはXHTML(Extensible HTML)やスタイルシート、画像データ等を記憶している。
POS情報データベース33は、上記各飲食店のPOSシステム200から定期的に受信されるメニュー毎のPOSデータを記憶している。当該POSデータは例えばメニューID、その出数(及び売上金額または利益率)及び注文時刻等から構成される。飲食店情報提供サーバ100は、当該メニューIDをキーとして上記飲食店情報データベース31中のメニュー情報を参照することで、それぞれの出数に対応するメニュー名を抽出することができる。またこれらの情報は、各POSシステム200以外の外部サーバ等に記憶され、飲食店情報提供サーバ100が必要に応じて当該外部サーバから取得してもよい。
食材情報データベース34は、例えば野菜、穀物、果物、肉、魚介類、卵、乳、油、調味料等の、各飲食店における各メニューに使われる各食材と、その数量を、当該メニューと対応付けて記憶している。これらの情報は、各飲食店のPOSシステム200から、上記メニュー情報と共に受信されることで記憶されてもよい。
また当該食材情報データベース34は、各飲食店のPOSシステム200から定期的(例えば半日毎、1日毎等)に受信した、各食材の在庫状況、使用期限及び次回の仕入日時を示すデータも記憶している。ここで在庫状況とは、各食材の在庫数量である。使用期限とは、例えば新鮮さ等を考慮して各飲食店がその食材をメニューに使用してよいと定めた期限であり、その食材の生産者等が定めた消費期限とは一致しなくてもよい。またこれらの食材情報、在庫状況、使用期限及び次回の仕入日時を示す情報は、各POSシステム200以外の外部サーバ等に記憶され、飲食店情報提供サーバ100が必要に応じて当該外部サーバから取得してもよい。
これら各データベースは、後述する飲食店情報提供サーバ100によるメニュー情報更新処理において、必要に応じて相互に参照されて用いられる。
[飲食店情報提供サーバの動作]
次に、以上のように構成された飲食店情報提供サーバ100の動作について説明する。当該動作は、飲食店情報提供サーバ100のCPU11及び通信部19等のハードウェアと、記憶部18に記憶されたソフトウェアとの協働により実行される。以下の説明では、便宜上、CPU11を動作主体とする。
図4は、飲食店情報提供サーバ100による、メニュー情報の更新処理の流れを示したフローチャートである。
同図に示すように、まず、飲食店情報提供サーバ100のCPU11は、特定の飲食店(サイト上のメニュー情報の更新対象の飲食店)のPOSシステム200から、所定期間におけるメニュー毎のPOSデータ及び食材情報を通信部19によって受信したか否かを判断する(ステップ41)。
当該POSデータには、メニューID、それに対応する出数及びその注文時刻等の情報が含まれ、上記食材情報には、食材毎の在庫状況、使用期限、次回の仕入日時等の情報が含まれる。
上記POSデータ及び食材情報を受信したと判断した場合(Yes)、CPU11は、それらデータを上記POS情報データベース33及び食材情報データベース34に記憶するとともに、POSデータ中のメニュー毎の出数を基に、各メニューに使われている食材毎の単位時間(例えば1時間、3時間、6時間等)当たりの消費量を算出する(ステップ42)。
具体的には、CPU11は、上記POSデータ中の各メニューに使われている食材を上記食材情報データベース34中から抽出し、各メニューの出数に当該食材の使用数量を乗ずることで、所定期間内の各食材の使用数量を算出し、当該算出した使用数量を上記単位時間当たりに換算した消費量を算出する。
続いてCPU11は、算出した食材毎の単位時間当たりの消費量を基に、使用期限までの予想消費量を算出する(ステップ43)。すなわち、CPU11は、当該単位時間当たりの消費量に、使用期限までに残された単位時間を乗ずることで、使用期限までの予想消費量を算出する。
続いてCPU11は、算出した予想消費量と在庫数量とを食材毎に比較する(ステップ44)。
続いてCPU11は、使用期限までに使い切れないと推定される食材があるか否かを判定する(ステップ45)。すなわち、ある食材の上記予想消費量が上記在庫数量を所定程度下回っている場合には、CPU11は、その食材は使用期限までに使い切れないと判断する。
ここで「使用期限までに使い切れない」とは、必ずしも在庫食材を使用期限までに完全に使い切ることのみを意味するものではない。例えば食材が余ったとしてもその数量が1つのメニューに用いられる当該食材の数量には満たない場合や、所定数(例えば2〜3皿)のメニュー分の数量に満たない場合、または予め定めた所定数量に満たない場合には、その状態は使い切った状態と判断されてもよい。
使用期限までに使い切れないと推定される食材があると判定された場合(Yes)、CPU11は、上記食材情報データベース34を参照して、当該食材が使われたメニューを抽出する(ステップ46)。
続いてCPU11は、上記予想消費量と在庫数量を基に、次回仕入日時までに足りなくなると推定される食材があるか否かを判定する(ステップ47)。すなわち、ある食材の上記予想消費量が上記在庫数量を所定程度上回っている場合には、CPU11は、その食材は次回仕入日時までに足りなくなると判断する。
ここで「仕入日時までに足りなくなる」とは、例えば品切れが生じてしまうメニューが1つでもある状態を意味するものでなくてもよく、例えば品切れが生じるとしてもそれが2〜3皿のメニュー分のみで済む場合や、足りなくなる数量が予め定めた所定数量に満たない場合には、「仕入日時までに足りなくなる」とは判断されなくてもよい。
次回仕入日時までに足りなくなると推定される食材があると判定された場合(Yes)、CPU11は、上記食材情報データベース34を参照して、当該食材が使われたメニューを抽出する(ステップ48)。
そしてCPU11は、上記ページ情報データベース32からメニュー掲載ページを抽出し、上記使い切れないと推定される食材が使われたメニューの掲載優先度を上げ、足りなくなると推定される食材が使われたメニューの掲載優先度を下げるように、上記メニュー掲載ページのメニュー情報表示欄を更新する(ステップ49)。
すなわち、CPU11は、上記メニュー掲載ページ上で、上記使い切れないと推定される食材が使われたメニューをより上位に掲載したり、おすすめメニューとして掲載したりする。またCPU11は、上記メニュー掲載ページ上で、上記足りなくなると推定される食材が使われたメニューをより下位に掲載したり、削除したりするとともに、それ以外の食材が使われたメニューが優先的に掲載されるようにする。
ここでCPU11は、使い切れないと推定される食材が共通して使われた複数のメニューが存在する場合、それらメニューのうち、使い切れないと推定される食材の使用率が高いメニュー程、優先的に掲載されるように上記メニュー掲載ページを更新してもよい。この場合上記食材情報データベース34には、上記メニューにおける各食材の使用率を示すデータが含まれる。
これにより、使い切れないと推定される食材をより多く使ったメニューが販売促進されることになり、当該食材が使い切れなくなるのがより防止される。
またCPU11は、使い切れないと推定される食材が共通して使われた複数のメニューが存在する場合、それらメニューのうち、利益率が高いメニューが優先的に掲載されるように上記メニュー掲載ページを更新してもよい。この場合、上記POS情報データベース33には、上記メニュー毎の利益率に関するデータが含まれる。
これにより、より利益率の高いメニューが販売促進されることになり、当該食材が使い切れなくなるのがより防止されるとともに、飲食店の利益も向上することになる。
図5は、上記飲食店情報提供サーバ100が提供する、メニュー情報を含むウェブページ(メニュー掲載ページ)の例を示した図である。
同図に示すメニュー掲載ページは、ユーザ端末300のユーザが、例えば飲食店情報提供サイトのトップページ等において、入力ボックス51に検索条件を入力し、検索ボタン52を押下した結果として表示される飲食店情報リストの中から選択されることで、飲食店情報提供サーバ100からユーザ端末300へ送信されて表示される。
同図に示すように、上記入力ボックス51及び検索ボタン52は、飲食店情報提供サイト内のページであれば例えば常に上部に表示され、ユーザは常時飲食店を検索することができる。
飲食店毎のウェブサイトには、その飲食店の名前やエリア、飲食店の紹介情報(ページ上部)の他、その飲食店が提供するメニュー掲載ページが例えばタブ53により表示可能となっている。
そして、当該メニュー掲載ページには、上述した手法で飲食店情報提供サーバ100が更新したメニューが、メニュー情報表示欄54(54a,54b)に表示される。
例えば、上記処理において、アスパラガスという食材が、使用期限までに使い切れないと推定されたとすると、同図に示すように、アスパラガスが使われたメニューが、例えばおすすめメニューとして優先的に表示される。
ここで、CPU11は、使い切れないと推定される食材が使われたメニューが複数存在する場合には、それらが隣接した位置に掲載されないように上記メニュー掲載ページを更新してもよい。例えば、同図のメニュー情報表示欄54bでは、アスパラガスが使われたメニューである「アスパラガスのグリル」と「アスパラガスのリゾット」は、リスト上の離れた位置(最上部と最下部)に配置されている。これにより、ユーザまたは客が不自然さを感じるのが防止される。
また、CPU11は、食材のカテゴリ毎にメニュー情報表示欄54を分けて表示させてもよい。例えば、同図に示すように、肉/魚介が使われたメニューと、野菜が使われたメニューとが、それぞれメニュー情報表示欄54aとメニュー情報表示欄54bとに分離されて表示されてもよい。これにより、例えば「ベーコンとアスパラガスのペペロンチーノ」というメニューが、肉が使われたメニューとしてメニュー情報表示欄54aに表示される一方、「アスパラガスのグリル」や「アスパラガスのリゾット」は野菜が使われたメニューとしてメニュー情報表示欄54bに表示されるため、同じ食材が使われた複数のメニューが隣接した位置に表示されるのが防止される。
[まとめ]
以上説明したように、飲食店情報提供サーバ100は、飲食店におけるメニューに使われる食材の在庫状況に応じてメニュー掲載ページ上で販売促進するメニューを変更することで、飲食店においてメニューに使われる食材が使い切れなくなること及び足りなくなってしまうことを防ぎ、食材を効率よく使用させることができる。
[変形例]
本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更され得る。
上述の実施形態では、飲食店情報提供サーバ100が、各飲食店において使用期限までに使い切れないと推定される食材が使われたメニューのメニュー掲載ページ上での掲載優先度を上げる処理と、次回の仕入日時までに足りなくなると推定される食材が使われたメニューの上記ページ上での掲載優先度を下げる処理の両方を実行する例が示された。しかし、飲食店情報提供サーバ100は、この2つの掲載優先度制御処理のうちいずれか一方のみが実行してもよい。前者のみ実行される場合、上記食材情報データベース34には次回の仕入日時に関するデータは記憶されていなくてもよく、後者のみ実行される場合、上記食材情報データベース34には使用期限を示すデータは記憶されていなくてもよい。
上述の実施形態の図4で説明した処理は、使用期限までに使い切れないと推定される食材及び次回の仕入日時までに足りなくなると推定される食材を判定するためのロジックの各一例を示したのみである。したがって、POSデータ及び食材情報を基に、それ以外のロジックで上記判定処理がなされても構わない。
上述の実施形態において、飲食店情報提供サーバ100は、使い切れないと推定される食材の使用期限までの時間が所定時間(例えば3時間、6時間等)未満となった場合に、当該食材が使われたメニューの単価を所定割合(例えば30%、50%等)値下げするように指示する値下指示情報を上記対象飲食店のPOSシステム200へ送信してもよい。またそれとともに飲食店情報提供サーバ100は、当該値下げされたメニューが当該値下げ後の単価とともに優先的に掲載されるように上記メニュー掲載ページを更新してもよい。これにより、使い切れないと推定される食材を使ったメニューが、値下げを伴って販売促進されることで、当該食材が使い切れなくなるのがより防止される。
上述の実施形態において、飲食店情報提供サーバ100は、ネットワーク上のレシピサイト等に掲載されたレシピ情報または他の飲食店で提供可能な飲食物のメニュー情報を取得してもよい。そして飲食店情報提供サーバ100は、それらレシピ情報または他の飲食店のメニュー情報に掲載された、上記使い切れないと推定される食材が使われたメニューのうち、上記対象飲食店のメニュー情報に含まれないメニューを抽出し、当該抽出されたメニューを新たなメニューとして提案する提案情報を当該飲食店のPOSシステム200へ送信してもよい。これにより、使い切れないと推定される食材を用いた新たなメニューが飲食店に提案されることで、当該飲食店は、当該食材を使い切るための新たな手段を講じることができる。
上述の実施形態では、飲食店情報提供サイトを運営するサーバと、各飲食店のPOSシステム200からPOSデータを受信して管理するサーバとが同一のサーバ(飲食店情報提供サーバ100)とされたが、飲食店情報を提供するサーバとは別に各飲食店のPOSデータを管理するPOSサーバが別途設けられ、POSサーバと飲食店情報提供サーバとの間でPOSデータがやり取りされることで上記飲食店情報提供サイト上のメニュー情報が更新されても構わない。
上述の実施形態では、飲食店情報提供サーバ100が複数の飲食店情報を掲載したポータルサイト(飲食店情報提供サイト)を提供し、当該飲食店情報提供サーバ100が当該飲食店情報提供サイトにおける特定の飲食店のウェブページ上のメニュー情報を更新する例が説明された。しかし、更新される対象はウェブページでなくともよい。
例えば、飲食店情報提供サーバ100は、各飲食店において各テーブルにユーザが閲覧・操作可能に設置されている注文受付端末(タブレットPCまたは専用端末)においてアプリケーションや専用プログラムによって表示されるメニュー掲載ページ上のメニュー情報を、上記POSデータ及び食材情報に基づいて更新してもよい。
また、ユーザが携帯するスマートフォンやタブレットPC等のユーザ端末が、上記注文受付端末として機能する場合には、当該ユーザ端末に表示されるメニューがPOSデータ及び食材情報に基づいて更新されてもよい。この場合、ユーザ端末は上記飲食店情報提供サイト上のメニューページ上でメニューを選択することで飲食店のPOSシステム200に対して注文可能とされてもよいし、POSシステム200または外部からメニュー情報を含むアプリケーション等をダウンロードし当該アプリケーション上で表示されるメニュー掲載ページ上でメニューを選択することでPOSシステム200に注文可能とされてもよい。
また、上述の実施形態における飲食店情報提供サーバ100による処理は、各POSシステム200における飲食店サーバが担ってもよい。すなわち、飲食店情報提供サーバ100のような、複数の飲食店のためにメニュー情報を更新するクラウド上のサーバではなく、各飲食店のPOSシステム200毎に各飲食店サーバが上記図3に示したような各種データベースを有し、自身のPOSシステム200内のLAN等を介してPOSレジ端末等の他の装置からPOSデータや食材情報を受信し、各食材の各メニューの出数及び各食材の在庫状況に応じて、例えば注文受付端末で表示可能なメニュー掲載ページ上のメニュー情報を更新してもよい。
11…CPU
18…記憶部
19…通信部
31…飲食店情報データベース
32…ページ情報データベース
33…POS情報データベース
34…食材情報データベース
54(54a,54b)…メニュー情報表示欄
100…飲食店情報提供サーバ
200…POSシステム
300…ユーザ端末

Claims (10)

  1. 少なくとも1つの飲食店が提供可能な複数の飲食物のメニューを示すメニュー情報と、前記メニューに使われる各食材及びその数量を当該メニューと対応付けて示す食材情報と、前記メニュー情報のうち少なくとも一部を掲載したメニュー掲載ページとを記憶する記憶手段と、
    前記飲食店に存在するPOSシステムから、当該飲食店における所定期間毎のメニュー毎の出数を示すデータを含むPOSデータと、前記メニューに使われる各食材の在庫状況及び使用期限を含む食材情報とを受信する通信手段と、
    前記受信されたPOSデータ及び食材情報に基づいて、前記使用期限までに使い切れないと推定される食材を判定し、当該判定された食材が使われたメニューが優先的に掲載されるように前記メニュー掲載ページ上の前記メニュー情報を更新する制御手段と
    を具備する情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記食材情報には、前記各食材の次回の仕入日時を示すデータが含まれ、
    前記制御手段は、前記受信されたPOSデータ及び食材情報に基づいて、前記仕入日時までに在庫が足りなくなると推定される食材を判定し、当該判定された食材が使われたメニュー以外のメニューが優先的に掲載されるように前記メニュー情報を更新する
    情報処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の情報処理装置であって、
    前記食材情報には、前記メニューにおける各食材の使用率を示すデータが含まれ、
    前記制御手段は、使い切れないと判定された食材が共通して使われた複数のメニューのうち、当該食材の使用率の高いメニューが優先的に掲載されるように前記メニュー情報を更新する
    情報処理装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置であって、
    前記POSデータには、前記メニュー毎の利益率に関するデータが含まれ、
    前記制御手段は、使い切れないと判定された食材が共通して使われた複数のメニューのうち、前記利益率が高いメニューが優先的に掲載されるように前記メニュー情報を更新する
    情報処理装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の情報処理装置であって、
    前記制御手段は、使い切れないと判定された食材の前記使用期限までの時間が所定時間未満となった場合に、当該食材が使われたメニューの単価を値下げするように指示する値下指示情報を前記POSシステムへ送信するように前記通信手段を制御し、かつ、当該値下げされたメニューが当該値下げ後の単価とともに優先的に掲載されるように前記メニュー情報を更新する
    情報処理装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の情報処理装置であって、
    前記制御手段は、使い切れないと判定された食材が共通して使われた複数のメニューが隣接した位置に掲載されないように前記メニュー情報を更新する
    情報処理方法。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の情報処理装置であって、
    前記制御手段は、ネットワークを介して取得されたレシピ情報または他の飲食店で提供可能な飲食物のメニュー情報から、使い切れないと判定された食材が使われたメニューのうち、前記記憶されたメニュー情報に含まれないメニューを抽出し、当該抽出されたメニューを新たなメニューとして提案する提案情報を前記POSシステムへ送信する
    情報処理装置。
  8. 少なくとも1つの飲食店が提供可能な複数の飲食物のメニューを示すメニュー情報と、前記メニューに使われる各食材及びその数量を当該メニューと対応付けて示す食材情報と、前記メニュー情報のうち少なくとも一部を掲載したメニュー掲載ページとを記憶する記憶手段と、
    前記飲食店に存在するPOSシステムから、当該飲食店における所定期間毎のメニュー毎の出数を示すデータを含むPOSデータと、前記メニューに使われる食材の在庫状況及び次回の仕入日時を含む食材情報とを受信する通信手段と、
    前記受信されたPOSデータ及び食材情報に基づいて、前記仕入日時までに在庫が足りなくなると推定される食材を判定し、当該判定された食材が使われたメニュー以外のメニューが優先的に掲載されるように前記メニュー情報を更新する制御手段と
    を具備する情報処理装置。
  9. 少なくとも1つの飲食店が提供可能な複数の飲食物のメニューを示すメニュー情報と、前記メニューに使われる各食材及びその数量を当該メニューと対応付けて示す食材情報と、前記メニュー情報のうち少なくとも一部を掲載したメニュー掲載ページとを記憶し、
    前記飲食店に存在するPOSシステムから、当該飲食店における所定期間毎のメニュー毎の出数を示すデータを含むPOSデータと、前記メニューに使われる各食材の在庫状況及び使用期限を含む食材情報とを受信し、
    前記受信されたPOSデータ及び食材情報に基づいて、前記使用期限までに使い切れないと推定される食材を判定し、
    前記判定された食材が使われたメニューが優先的に掲載されるように前記メニュー掲載ページ上の前記メニュー情報を更新する
    情報処理方法。
  10. 情報処理装置に、
    少なくとも1つの飲食店が提供可能な複数の飲食物のメニューを示すメニュー情報と、前記メニューに使われる各食材及びその数量を当該メニューと対応付けて示す食材情報と、前記メニュー情報のうち少なくとも一部を掲載したメニュー掲載ページとを記憶するステップと、
    前記飲食店に存在するPOSシステムから、当該飲食店における所定期間毎のメニュー毎の出数を示すデータを含むPOSデータと、前記メニューに使われる各食材の在庫状況及び使用期限を含む食材情報とを受信するステップと、
    前記受信されたPOSデータ及び食材情報に基づいて、前記使用期限までに使い切れないと推定される食材を判定するステップと、
    前記判定された食材が使われたメニューが優先的に掲載されるように前記メニュー掲載ページ上の前記メニュー情報を更新するステップと
    を実行させるプログラム。
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