JP2022043924A - 情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

Figure 2022043924000001
【課題】施設の厨房の作業効率の低下を防ぐとともに利用者数を増加させることが可能な情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供すること。
【解決手段】本発明に係る情報処理システムは、複数の料理メニューのうち第1料理メニューが指定されて予約された施設の予約済情報を取得する取得処理部と、前記取得処理部により取得される前記予約済情報に基づいて、利用対象日又は利用対象時間帯の前記第1料理メニューの更新情報を出力する出力処理部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、施設の情報を提供可能な情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
飲食店などの施設では、売上を拡大させるために、施設を予約する利用者の数を増加させる様々な施策が実施される。従来、利用者数を増加させることが可能なシステムが提案されている。例えば、複数の飲食店の情報と各飲食店のメニューの概要の情報とを利用者端末に表示させ、利用者が特定の飲食店を指定すると、利用者の現在位置に応じて当該飲食店までの交通情報、当該飲食店の宣伝情報及び割引情報などの詳細情報を利用者端末に提供するシステムが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2001-306714号公報
しかし、従来の技術は、利用者数を増加させて売上を拡大することを目的としたものであり、厨房の作業効率については考慮されていない。このため、例えば、飲食店において利用者数が増加した場合には、飲食物の注文数が増加することにより厨房の作業効率が低下する可能性がある。この場合、利用者数が増加したとしても飲食店の売上の拡大を図ることができなくなる。このように、従来の技術では、厨房の作業効率の低下を防ぐとともに利用者数を増加させることは困難である。
本発明の目的は、施設の厨房の作業効率の低下を防ぐとともに利用者数を増加させることが可能な情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することにある。
本発明に係る情報処理システムは、複数の料理メニューのうち第1料理メニューが指定されて予約された施設の予約済情報を取得する取得処理部と、前記取得処理部により取得される前記予約済情報に基づいて、利用対象日又は利用対象時間帯の前記第1料理メニューの更新情報を出力する出力処理部と、を備える。
本発明に係る情報処理方法は、複数の料理メニューのうち第1料理メニューが指定されて予約された施設の予約済情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップにより取得される前記予約済情報に基づいて、利用対象日又は利用対象時間帯の前記第1料理メニューの更新情報を出力する出力ステップと、一又は複数のプロセッサーにより実行する方法である。
本発明に係る情報処理プログラムは、複数の料理メニューのうち第1料理メニューが指定されて予約された施設の予約済情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップにより取得される前記予約済情報に基づいて、利用対象日又は利用対象時間帯の前記第1料理メニューの更新情報を出力する出力ステップと、を一又は複数のプロセッサーに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、施設の厨房の作業効率の低下を防ぐとともに利用者数を増加させることが可能な情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムが提供される。
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施形態に係る情報処理システムで使用される施設情報の一例を示す図である。 図3は、本発明の実施形態に係る情報処理システムで使用される予約情報の一例を示す図である。 図4は、本発明の実施形態に係る情報処理システムで使用される料理予約情報の一例を示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る利用者端末に表示される検索条件設定ページの一例を示す図である。 図6は、本発明の実施形態に係る利用者端末に表示される検索結果ページの一例を示す図である。 図7は、本発明の実施形態に係る利用者端末に表示される検索結果ページの一例を示す図である。 図8は、本発明の実施形態に係る情報処理システムで実行される情報処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図9は、本発明の他の実施形態に係る情報処理システムで使用される予約情報の一例を示す図である。 図10は、本発明の他の実施形態に係る情報処理システムで使用される料理予約情報の一例を示す図である。 図11は、本発明の他の実施形態に係る利用者端末に表示される検索結果ページの一例を示す図である。 図12は、本発明の他の実施形態に係る利用者端末に表示される検索結果ページの一例を示す図である。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[情報処理システム1]
図1に示すように、本発明の実施形態に係る情報処理システム1は、情報処理装置2と利用者端末3と施設端末4とを含む。情報処理装置2、利用者端末3、及び施設端末4は、インターネット、LAN、WAN、又は公衆電話回線などの通信網N1を介して通信可能である。
情報処理装置2は、施設を検索するための検索条件を利用者端末3から受付可能であり、検索条件に基づく検索処理を実行して検索結果を利用者端末3に提示する。また、情報処理装置2は、検索結果に含まれる施設のうち利用者に選択された施設の予約処理を実行する。以下、本実施形態では、情報処理システム1において、検索対象の施設が、飲食物を提供する飲食店である場合を例に挙げて説明する。なお、前記施設は、例えば宿泊施設など、料理メニューを指定して予約することが可能な各種の施設であってもよい。
利用者端末3は、施設の検索及び予約を要求する利用者によって操作される情報処理装置である。施設端末4は、施設に配置され、施設の予約を管理する情報処理装置である。情報処理システム1には、1又は複数の利用者端末3と、施設ごとに配置される複数の施設端末4とが含まれる。
本実施形態では、情報処理装置2単体が本発明に係る情報処理システムに相当するが、本発明に係る情報処理システムは、情報処理装置2、利用者端末3、及び施設端末4のうち一又は複数の構成要素を含むものであってもよい。例えば、情報処理装置2、利用者端末3、及び施設端末4の構成要素が協働して後述する情報処理(図8参照)を分担して実行する場合には、その処理を実行する複数の構成要素を含むシステムを本発明に係る情報処理システムとして捉えることが可能である。例えば、情報処理装置2及び施設端末4が本発明に係る情報処理システムを構成してもよい。
[情報処理装置2]
図1に示されるように、情報処理装置2は、制御部21、記憶部22、操作表示部23、及び通信I/F24などを備えるサーバーである。なお、情報処理装置2は、1台のコンピュータに限らず、複数台のコンピュータが協働して動作するコンピュータシステムであってもよい。また、情報処理装置2で実行される各種の処理は、一又は複数のプロセッサーによって分散して実行されてもよい。
通信I/F24は、情報処理装置2を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して利用者端末3、施設端末4などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
操作表示部23は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルのような操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
記憶部22は、各種の情報を記憶するHDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)などの不揮発性の記憶部である。具体的に、記憶部22には、施設情報D1、予約情報D2、料理予約情報D3などのデータが記憶される。施設情報D1には、検索対象及び予約対象の飲食店に関する情報が含まれる。予約情報D2には、飲食店の予約情報が含まれる。料理予約情報D3には、予約の際に指定した料理コースに関する情報が含まれる。図2は施設情報D1の一例を示す図であり、図3は予約情報D2の一例を示す図であり、図4は料理予約情報D3の一例を示す図である。また、記憶部22には、飲食店の店内、外観などを示す画像データ、飲食店の場所を示す地図データなども記憶されている。
図2に示されるように、施設情報D1には、飲食店ごとに、対応する「施設ID」、「施設名」、「エリア」、「ジャンル」、「住所」、「URL」などの情報が含まれる。前記施設IDは、飲食店の識別情報であり、前記施設名は、飲食店の名称である。前記エリアは、飲食店の所在地の地域名称などである。前記ジャンルは、飲食店で提供される商品(飲食物)の内容を識別可能な情報であって、例えば料理ジャンルを示す。前記住所は、飲食店の詳細な住所であり、当該飲食店の位置を示す情報として用いられる。前記URLは、飲食店のホームページ、予約ページなどのウェブページにアクセスするためのアクセス情報である。また、施設情報D1には、飲食店の利用について必要な平均的な金額として予め設定された金額(予算)の情報、飲食店の画像の識別情報などが含まれてもよい。
予約情報D2は、施設情報D1に登録されている飲食店ごとに対応付けて記憶部22に記憶される。図3には、飲食店S1の予約情報D2を示している。図3に示されるように、予約情報D2には、「来店日」、「予約者名」、「予約人数」、「料理コース」などの情報が含まれる。前記来店日は、利用者が来店する予定日(利用日)である。前記予約者名は、予約を行った利用者の氏名である。前記予約人数は、来店する予定の利用者の人数である。前記料理コースは、利用者に提供されるコース料理の内容を示す情報である。前記コース料理は、複数の料理を含む。前記料理コースは、本発明の料理メニューの一例である。予約の際に利用者がコース料理以外の料理メニューを指定可能である場合には、当該料理メニューが予約情報D2に登録されてもよい。予約情報D2は、制御部21によって、施設端末4又は利用者端末3からの新規予約又は予約変更が受け付けられるごとに登録又は変更される。なお、利用者は、料理コースを指定しない予約要求も可能である。また、予約情報D2には、利用開始時刻及び利用終了時刻を含む予約時間の情報(図9参照)、利用者が利用するテーブル、部屋などの情報が含まれてもよい。
図4に示されるように、料理予約情報D3には、来店日、料理コース、予約数の情報が含まれる。図4には、飲食店S1の料理予約情報D3を示している。料理予約情報D3には、来店日ごとに、各料理コースの予約数の情報が登録される。例えば、飲食店S1において、「2020年9月2日」は、利用者X1が4人分のコースAを予約しており、利用者X3が2人分のコースAを予約しているため(図3参照)、料理予約情報D3の「コースA」には予約数として合計数の「6」が登録される。また、「2020年9月2日」は、利用者X2が3人分のコースBを予約しているため(図3参照)、料理予約情報D3の「コースB」には予約数として「3」が登録される。同様にして、各来店日について、飲食店S1で提供する各料理コース(コースA、コースB、コースC)の合計の予約数が料理予約情報D3に登録される。制御部21は、予約情報D2(図3参照)に基づいて、来店日ごとに、前記予約数を算出して料理予約情報D3に登録する。
なお、他の実施形態として、施設情報D1、予約情報D2、及び料理予約情報D3の一部又は全部が、情報処理装置2から通信網N1を介してアクセス可能な他のサーバーに記憶されてもよい。この場合、情報処理装置2の制御部21は、前記他のサーバーから前記情報を取得して、後述の情報処理(図8参照)などの各処理を実行してもよい。
また、記憶部22には、利用者端末3に表示される予約サイト(例えば飲食店予約サイト)に含まれる、検索条件設定ページP1(図5参照)、検索結果ページP2(図6、図7参照)などの各種のウェブページを生成するためのレイアウトデータ及び画像データなども記憶される。なお、本実施形態において、情報処理装置2の制御部21は、前記各種のウェブページを生成してそのウェブページの情報を利用者端末3に送信することにより、利用者端末3に前記各種のウェブページを表示させることが可能である。また、他の実施形態として、情報処理装置2の制御部21は、利用者端末3に前記各種のウェブページを表示するために必要なデータを送信することにより、利用者端末3の制御部31に前記各種のウェブページの表示を実行させてもよい。
なお、前記予約サイトは、予め設定された一つのドメインに属するウェブページの集合体であってもよいが、例えば同一の情報処理装置2の記憶部22に記憶された複数のドメインに属するウェブページの集合体を前記予約サイトとして捉えてもよい。また、前記予約サイトに含まれる各種のページは、複数のサーバーに分散して記憶されたものであってもよい。
さらに、記憶部22には、制御部21に後述の情報処理(図8参照)を実行させるための情報処理プログラムなどの制御プログラムが記憶されている。例えば、前記情報処理プログラムは、CD又はDVDなどのコンピュータ読取可能な記録媒体に非一時的に記録されており、情報処理装置2が備えるCDドライブ又はDVDドライブなどの読取装置(不図示)で読み取られて記憶部22に記憶される。
制御部21は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の演算処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部21は、前記ROM又は記憶部22に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより情報処理装置2を制御する。
ところで、従来、飲食店では、売上を拡大させるために、飲食店を予約する利用者数を増加させる様々な施策が実施されている。しかし、従来は、利用者数を増加させて売上を拡大することを目的としており、厨房の作業効率については考慮されていない。このため、例えば、飲食店において利用者数が増加した場合には、飲食物の注文数が増加することにより厨房の作業効率が低下する可能性がある。この場合、利用者数が増加したとしても飲食店の売上の拡大を図ることができなくなる。このように、従来の技術では、厨房の作業効率の低下を防ぐとともに利用者数を増加させることは困難である。これに対して、本実施形態に係る情報処理装置2では、飲食店の厨房の作業効率の低下を防ぐとともに利用者数を増加させることが可能である。
具体的に、制御部21は、図1に示されるように、受付処理部211、検索処理部212、予約処理部213、取得処理部214、判定処理部215、出力処理部216などの各種の処理部を含む。なお、制御部21は、前記CPUで前記情報処理プログラムに従った各種の処理を実行することによって前記各種の処理部として機能する。また、一部又は全部の前記処理部が電子回路で構成されていてもよい。なお、前記情報処理プログラムは、複数のプロセッサーを前記処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
受付処理部211は、利用者端末3からエリア、利用日(来店日)、及び利用人数などの検索条件を含む検索要求を受け付ける。受付処理部211により受け付けられるエリア、利用日、及び利用人数の各情報は、予約可能な飲食店を検索するために検索処理部212によって実行される検索処理で用いられる。
例えば、受付処理部211は、利用者端末3に検索条件設定ページP1(図5参照)を表示させる。検索条件設定ページP1には、希望のエリアを入力するエリア入力欄K11、希望の利用日(来店日)を入力する来店日入力欄K12、利用人数を入力する利用人数入力欄K13などが含まれる。検索条件設定ページP1は、来店時刻(予約時間)、料理ジャンルなどの情報を入力可能であってもよい。
利用者が検索条件設定ページP1において前記各情報を入力して「決定」の決定ボタンK15を押下すると、受付処理部211は、利用者端末3から検索要求を受け付ける。
検索処理部212は、受付処理部211により前記検索要求が受け付けられた場合に飲食店を検索するための検索処理を実行する。具体的に、検索処理部212は、前記検索処理において、前記検索条件を満たす飲食店を検索する。例えば、検索処理部212は、施設情報D1(図2参照)に登録された複数の飲食店の中から、前記エリアに存在し、前記来店日及び前記利用人数で予約可能な飲食店を抽出する。
また、検索処理部212は、検索処理の検索結果を出力する。具体的に、検索処理部212は、前記検索結果を利用者端末3に送信することにより、検索結果ページP2(図6、図7参照)を利用者端末3に表示させる。これにより、利用者端末3において、利用者は前記検索結果として表示される飲食店から、予約を希望する飲食店を選択することが可能となる。
検索結果ページP2(図6、図7参照)には、前記検索条件を満たす各飲食店の情報(飲食店情報R2)が一覧表示される。各飲食店情報R2には、飲食店の概要、画像、飲食店の詳細ページを表示させるための詳細ボタンK22、各料理コースの内容、料理コースを指定した予約要求を行うための予約ボタンK23などが表示される。また、各飲食店情報R2には、後述する割引情報M2が表示される。利用者は、検索結果ページP2に予約希望の飲食店がある場合に、当該飲食店が提供する料理コースのうち予約希望の料理コースを選択して予約ボタンK23を押下して予約要求を行う。一方、利用者は、検索結果ページP2に予約希望の飲食店がない場合には、条件変更ボタンK21を押下する。条件変更ボタンK21が押下されると、受付処理部211は、検索条件設定ページP1(図5参照)を再表示させて、利用者から検索条件の変更操作を受け付ける。また、利用者は、料理コースを指定しないで予約要求を行うことも可能である。例えば利用者は、予約希望の飲食店に対応する詳細ボタンK22を押下して、当該飲食店の詳細ページ(不図示)において席のみの予約要求を行うことが可能である。なお、利用者は、前記詳細ページにおいて席(個室、カウンターなど)を指定することも可能である。
予約処理部213は、利用者から予約対象の飲食店の予約要求を受け付け、当該飲食店の予約が可能な場合に予約処理を実行する。予約処理部213は、前記予約処理において、予約対象の飲食店(ここでは飲食店S1)に対応する予約情報D2(図3参照)に予約内容を登録する。また、予約処理部213は、来店日ごとに料理コースの予約数の合計数を算出して、料理予約情報D3(図4参照)の前記予約数に登録する。予約処理部213は、予約を受け付けるごと又は予約を取り消すごとに、予約情報D2及び料理予約情報D3を更新する。
なお、予約処理部213は、予約情報D2に登録されている予約を利用者端末3の操作に応じて取り消すこと又は自動的に取り消すことも可能である。予約処理部213は、予約処理が完了すると、例えば予約完了メールを利用者端末3及び施設端末4に送信する。
取得処理部214は、複数の料理コースのうち特定の料理コース(本発明の第1料理メニューの一例)が指定されて予約された飲食店の予約済情報を取得する。具体的には、取得処理部214は、特定の料理コースが指定されて予約された飲食店の予約済情報を取得する。取得処理部214は、料理予約情報D3(図4参照)から、利用者が検索条件に設定した来店日(本発明の予約対象日の一例)の各料理コースの予約数を取得する。
例えば、利用者が検索条件設定ページP1(図5参照)において来店日に「2020年9月2日」を入力して、検索処理部212が検索条件を満たす飲食店S1を検索した場合に、取得処理部214は、飲食店S1に対応する料理予約情報D3(図4参照)を参照して、「2020年9月2日」(予約対象日)に対応するコースAの予約数「6」と、コースBの予約数「3」とを取得する。なお、取得処理部214は、予約数が「0」の場合(例えばコースC)には、当該予約数を取得しない。取得処理部214は、検索処理部212により検索される飲食店ごとに、前記予約対象日の各料理コースの予約数を取得する。取得処理部214は、本発明の取得処理部の一例である。前記料理コースの内容及び前記予約数は、本発明の予約済情報の一例である。
判定処理部215は、取得処理部214により取得される前記予約済情報に基づいて、前記特定の料理コースの更新情報に対応する予約の受け付けを許可するか否かを判定する。前記更新情報は、前記特定の料理コースの割引情報、前記特定の料理コースの割引後の価格情報、及び、前記特定の料理コースと同一内容かつ前記特定の料理コースよりも安い価格の料理コース(本発明の第2料理メニューの一例)の情報のうちのいずれかである。ここでは、前記更新情報が前記割引情報である場合を例に挙げる。例えば、判定処理部215は、取得処理部214により取得される前記予約数に基づいて、料理コースの割引情報に対応する予約(割引予約)の受け付けを許可するか否かを判定する。例えば、飲食店の厨房では、異なる料理コースの注文を複数人数分用意するよりも、同一の料理コースの注文を複数人数分用意する方が作業効率が上がり、また食材を効率よく消費することができる。このため、飲食店では、料理コースの予約数が既に所定数以上である場合には、さらに同一の料理コースを指定した新たな予約を受け付けることが厨房の作業効率の観点から望ましい。
そこで、判定処理部215は、前記料理コースの予約数が所定数以上である場合に、前記料理コースの割引予約の受け付けを許可する。これにより、作業効率が上がる料理コースの予約を利用者に促すことができる。前記所定数は、料理コースの内容及び種別(ジャンル)、料理コースの作業負担、厨房スタッフの人数、能力などの要素により飲食店ごとに予め設定される。例えば、比較的手間がかかる料理コース(例えば懐石コース)では、3人分が4人分に増えると厨房の作業効率が低下することが考えられる。一方、比較的手間がかからない料理コース(例えば鍋コース)では、3人分が4人分に増えても厨房の作業効率は低下し難い。そこで、例えば手間がかかる料理コースの前記所定数を、手間がかからない料理コースの前記所定数よりも大きい値に設定する。また例えば単価が高い料理コースの前記所定数を、単価が安い料理コースの前記所定数よりも大きい値に設定してもよい。各飲食店の管理者は、前記要素に基づいて前記所定数を予め設定し、適宜変更することが可能である。なお、前記所定数は、料理コースごとに異なる値に設定されてもよいし、同一の値に設定されてもよい。ここでは、一例として、飲食店S1の各料理コースの前記所定数が「5」に設定されているものとする。
例えば、判定処理部215は、来店日「2020年9月2日」に対応するコースAの予約数「6」が所定数「5」以上であるため(図4参照)、コースAの割引予約の受け付けを許可する。一方、判定処理部215は、来店日「2020年9月2日」に対応するコースBの予約数「3」が所定数「5」未満であるため(図4参照)、コースBの割引予約の受け付けを許可しない(拒否する)。判定処理部215は、本発明の判定処理部の一例である。
出力処理部216は、取得処理部214により取得される前記予約済情報に基づいて、利用対象日又は利用対象時間帯の前記特定の料理コースの前記更新情報を出力する。具体的には、出力処理部216は、判定処理部215により前記特定の料理コースの前記更新情報に対応する予約の受け付けが許可された場合に、前記特定の料理コースの前記更新情報を出力する。例えば前記更新情報が前記割引情報である場合、出力処理部216は、判定処理部215により前記割引予約の受け付けが許可された場合に、予約対象日の前記料理コースの割引予約に関する割引情報M2を出力する。なお、出力処理部216は、割引情報M2に代えて、前記料理コースに含まれる所定の料理メニュー(例えばデザート、ドリンク)の無料サービス、飲食店が利用者に付与するポイント情報などの特典情報を出力してもよい。
具体的には、出力処理部216は、前記予約対象日に対応する割引情報M2を検索結果ページP2に表示させる。例えば、出力処理部216は、前記料理コースの予約数が所定数以上となる料理コースに対応する割引情報M2を検索結果ページP2に表示させる。出力処理部216は、本発明の出力処理部の一例である。
例えば飲食店S1において前記所定数が「5」に設定されている場合において、予約対象日(来店日)が「2020年9月2日」の場合、コースAの予約数「6」が所定数「5」以上であり判定処理部215によりコースAの割引予約の受け付けが許可されるため、出力処理部216は、検索結果ページP2の飲食店S1の飲食店情報R2において、コースAの割引情報M2を表示させる(図6参照)。例えば、出力処理部216は、定価「3500円」を「割引価格3000円」に値引きする割引情報M2をコースAに対応付けて表示させる。利用者は、検索結果ページP2においてコースAの予約ボタンK23を押下することにより、飲食店S1の「割引価格3000円」のコースAを予約することができる。
これに対して、例えば飲食店S1において前記所定数が「5」に設定されている場合において、予約対象日(来店日)が「2020年9月2日」の場合、コースBの予約数「3」は所定数「5」未満であり判定処理部215によりコースBの割引予約の受け付けが許可されないため、出力処理部216は、検索結果ページP2の飲食店S1の飲食店情報R2において、コースBの割引情報M2は表示させない(図6参照)。上記の構成によれば、利用者にコースAの予約を促すことができる。
また、例えば飲食店S1において前記所定数が「5」に設定されている場合において、予約対象日(来店日)が「2020年9月4日」の場合、コースAの予約数「8」及びコースCの予約数「6」がそれぞれを所定数「5」以上であり判定処理部215によりコースA及びコースCの割引予約の受け付けが許可されるため、出力処理部216は、検索結果ページP2の飲食店S1の飲食店情報R2において、コースA及びコースCそれぞれの割引情報M2を表示させる(図7参照)。例えば、出力処理部216は、定価「3500円」を「割引価格2800円」に値引きする割引情報M2をコースAに対応付けて表示させ、定価「5000円」を「割引価格4500円」に値引きする割引情報M2をコースCに対応付けて表示させる。
ここで、出力処理部216は、前記料理コースの予約数に応じた割引情報M2を出力してもよい。例えば、出力処理部216は、前記予約数が多い程、割引率(割引額)を大きくしてもよい。例えば上述のように、出力処理部216は、コースAの予約数が「6」の場合にはコースAの割引価格を「3000円」とし(図6参照)、コースAの予約数が「8」の場合にはコースAの割引価格を「2800円」とする(図7参照)。このように、制御部21は、前記予約数に応じて割引率(割引額)を変化させてもよい。
また、他の実施形態として、出力処理部216は、前記料理コースの予約数が所定数以上であって、かつ、前記予約対象日が特定日の場合に割引情報M2を出力してもよい。例えば、飲食店は、毎週の金曜日及び土曜日、毎月の月末、イベント日などの特定日については、早期に予約客を確保したい場合がある。このような場合、出力処理部216は、前記予約対象日が特定日の場合に割引情報M2を出力し、前記予約対象日が特定日以外の場合に割引情報M2を出力しない構成としてもよい。一方で、飲食店は、毎週の金曜日及び土曜日、毎月の月末、イベント日などの特定日については、ウォークイン客が多く来店する可能性があり、ウォークイン客を多く受け入れたい場合もある。このような場合には、出力処理部216は、前記予約対象日が特定日の場合に割引情報M2を出力せず、前記予約対象日が特定日以外の場合に割引情報M2を出力する構成としてもよい。
また、他の実施形態として、出力処理部216は、割引情報M2を所定日に出力してもよい。例えば、毎週の金曜日及び土曜日、毎月の月末、イベント日などの特定日については、割引サービスなどの特典がなくても飲食店に対する予約の申し込みが多くなることが考えられる。このため、出力処理部216は、前記予約対象日が前記特定日の場合には、前記予約対象日の直前(例えば前日)まで割引情報M2を出力せず、前記予約対象日の前日(本発明の所定日の一例)に割引情報M2を出力してもよい。例えば飲食店S1において、利用者が現時点(「2020年9月1日(火曜日)」)に、来店日(図5参照)の条件として「2020年9月5日(土曜日)」を設定して検索要求を行った場合には、出力処理部217は現時点では割引情報M2を出力しない。一方、利用者が現時点(「2020年9月4日(金曜日)」)に、来店日の条件として「2020年9月5日(土曜日)」を設定して検索要求を行った場合には、出力処理部216は現時点で割引情報M2を出力する。これにより、直前に予約枠がある場合には、割引サービスを提供することにより直前の予約を受け入れ易くすることができる。
本発明の所定日は、前記特定日の前日に限定されず、予約対象日に応じて設定されてもよい。例えば前記予約対象日がイベント日である場合には、前記所定日は、前記イベント日の1週間前又は1カ月前の日であってもよい。この場合、出力処理部216は、前記所定日よりも前には割引情報M2を出力せず、前記所定日以降に割引情報M2を出力する。
図7に示す検索結果ページP2において利用者が飲食店S1の料理コースの予約ボタンK23を押下して予約要求を行った場合、予約処理部213は、飲食店S1の予約要求を受け付け、飲食店S1の予約処理を実行する。予約処理部213は、予約情報D2において、予約者(利用者)に対応付けて割引情報M2の有無を登録する。新たな予約を受け付けて予約情報D2及び料理予約情報D3が更新されると、出力処理部216は、更新された前記予約数に基づいて割引情報M2を出力する処理を実行する。
また、制御部21は、会計処理を実行する機能を備えてもよい。例えば、制御部21は、予約対象日の料理コースの割引予約が行われた場合に、当該予約について割引処理を実行する。例えば、利用者X1(4人グループ)が飲食店S1の割引情報M2を含むコースAを予約して「2020年9月2日」に飲食店S1に来店し、コースAの料理が提供された場合、利用者X1の飲食代について割引価格(「3000円/1名」)で会計処理を実行する。
[利用者端末3]
図1に示されるように、利用者端末3は、制御部31、記憶部32、操作表示部33、及び通信I/F34などを備える。利用者端末3は、例えば携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、又はパーソナルコンピューターのような情報処理装置である。
通信I/F34は、利用者端末3を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して情報処理装置2、施設端末4などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
操作表示部33は、各種のウェブページなどの情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルのような操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
記憶部32は、各種の情報を記憶するHDD、SSD又はフラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶部である。例えば、記憶部32には、ブラウザプログラム等の制御プログラムが記憶される。具体的に、前記ブラウザプログラムは、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)などの通信プロトコルに従って情報処理装置2などの外部装置との間で通信処理を制御部31に実行させるための制御プログラムである。また、前記ブラウザプログラムは、情報処理装置2との間で予め定められた通信プロトコルに従って通信処理を実行するための専用アプリケーションであることも考えられる。なお、記憶部32には、地図データ等の他の情報が記憶されていてもよい。
制御部31は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部31は、前記ROM又は記憶部32に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより利用者端末3を制御する。
具体的に、制御部31は、記憶部32に記憶されている前記ブラウザプログラムに従って各種の処理を実行することによりブラウザ処理部311として機能する。ブラウザ処理部311は、情報処理装置2から通信網N1を介して提供されるウェブページを操作表示部33に表示させ、操作表示部33に対する操作を情報処理装置2に入力するブラウザ処理を実行することが可能である。すなわち、利用者端末3は、制御部31によって前記ブラウザプログラムが実行されることにより、情報処理装置2の操作用端末として機能することが可能である。なお、制御部31に含まれる一部又は全部の処理部は電子回路で構成されていてもよい。
例えば、利用者端末3では、情報処理システム1で提供される予約サービスの前記予約サイトに対応する所定のURLへのアクセス要求を行うためのユーザー操作が行われた場合に、制御部31が、情報処理装置2から前記予約サイトのウェブページのデータを取得して、操作表示部33に前記予約サイトのウェブページを表示させる。なお、例えば前記所定のURLへのアクセス要求は、予め登録されたウェブサイトの一覧からの選択操作、情報検索サイトにおける検索結果からの選択操作、又はテキスト入力操作などによって行われる。また、利用者端末3に情報処理装置2に対応する専用アプリケーションがインストールされている場合には、利用者端末3の利用者が当該専用アプリケーションを起動する操作を行うことにより操作表示部33に前記予約サイトのウェブページが表示される。
そして、利用者は、利用者端末3を操作することにより、前記予約サイトの検索条件設定ページP1(図5参照)において所望の検索条件を設定して飲食店の検索を要求し、検索結果ページP2(図6、図7参照)を閲覧することができる。また利用者は、検索結果として提示された飲食店の中から所望の飲食店を選択して予約の申し込み(予約要求)を行うことができる。さらに利用者は、所望の飲食店を選択するとともに、所望の料理コースを選択して予約の申し込みを行うことができる。
[施設端末4]
図1に示されるように、施設端末4は、制御部41、記憶部42、操作表示部43、及び通信I/F44などを備える。施設端末4は、例えば、タブレット端末又はパーソナルコンピューターのような情報処理装置である。なお、施設端末4は、情報処理装置2と同一の機能をさらに備えてもよいし、情報処理装置2と一体の情報処理装置であってもよい。
通信I/F44は、施設端末4を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して情報処理装置2、利用者端末3などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
操作表示部43は、各種のウェブページなどの情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルのような操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
記憶部42は、各種の情報を記憶するHDD、SSD又はフラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶部である。例えば、記憶部42には、ブラウザプログラム等の制御プログラムが記憶される。具体的に、前記ブラウザプログラムは、HTTPなどの通信プロトコルに従って情報処理装置2などの外部装置との間で通信処理を制御部41に実行させるための制御プログラムである。また、前記ブラウザプログラムは、情報処理装置2との間で予め定められた通信プロトコルに従って通信処理を実行するための専用アプリケーションであることも考えられる。
また、記憶部42には、飲食店に対応する予約を管理する予約管理情報(不図示)が記憶される。前記予約管理情報には、来店日、予約者名、予約人数、テーブルなどの情報が含まれる。前記予約管理情報は、予約情報D2(図3参照)であってもよい。すなわち、予約情報D2は、情報処理装置2に記憶されてもよいし、施設端末4に記憶されてもよい。
また、記憶部42には、予約の際に指定した料理コースに関する情報(料理予約情報)が記憶される。前記料理予約情報には、各日(来店日)、料理コース、料理コースごとの予約数などの情報が含まれる。前記料理予約情報は、料理予約情報D3(図4参照)であってもよい。すなわち、料理予約情報D3は、情報処理装置2に記憶されてもよいし、施設端末4に記憶されてもよい。
また、記憶部42には、利用者が注文した料理メニューの注文情報が記憶される。前記注文情報には、利用者が予約の際に指定した料理コース、当日に飲食店内で利用者が注文した料理メニューなどの情報が含まれる。
制御部41は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部41は、前記ROM又は記憶部42に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより施設端末4を制御する。
具体的に、制御部41は、記憶部42に記憶されている前記ブラウザプログラムに従って各種の処理を実行することによりブラウザ処理部411として機能する。ブラウザ処理部411は、情報処理装置2から通信網N1を介して提供されるウェブページを操作表示部43に表示させ、操作表示部43に対する操作を情報処理装置2に入力するブラウザ処理を実行することが可能である。すなわち、施設端末4は、制御部41によって前記ブラウザプログラムが実行されることにより、情報処理装置2の操作用端末として機能することが可能である。なお、制御部41に含まれる一部又は全部の処理部は電子回路で構成されていてもよい。
また、制御部41は、前記注文情報を厨房端末(不図示)に出力する。具体的には、制御部41は、前記注文情報に対応する注文内容、テーブル番号、及び注文番号を含む注文票を厨房端末から出力(印刷又は表示)させる。厨房スタッフは、出力された注文票を確認して調理等を行う。注文票に同一の料理メニュー(料理コース)が複数人数分含まれる場合には、厨房スタッフは、当該料理メニューをまとめて調理等を行うことができる。
[情報処理]
以下、図8を参照しつつ、情報処理システム1において実行される情報処理について説明する。具体的に、本実施形態では、情報処理装置2の制御部21によって前記情報処理が実行される。また、制御部21は、利用者端末3各々からのアクセスに応じて利用者端末3各々に対応して情報処理を並行して実行することが可能である。なお、制御部21は、利用者端末3の所定の操作によって情報処理を途中で終了することがある。
なお、本発明は、前記情報処理に含まれる一又は複数のステップを実行する情報処理方法の発明として捉えることができる。また、ここで説明する前記情報処理に含まれる一又は複数のステップは適宜省略されてもよい。なお、前記情報処理における各ステップは同様の作用効果を生じる範囲で実行順序が異なってもよい。さらに、ここでは制御部21によって前記情報処理における各ステップが実行される場合を例に挙げて説明するが、一又は複数のプロセッサーによって当該情報処理における各ステップが分散して実行される情報処理方法も他の実施形態として考えられる。
先ず、ステップS11において、制御部21は、利用者端末3から飲食店の検索要求を受け付けたか否かを判定する。具体的には、制御部21は、利用者端末3に表示される予約サイト(例えば、飲食店予約サイト)の検索条件設定ページP1(図5参照)において利用者により入力されるエリア、来店日、利用人数を含む検索条件を受け付けたか否かを判定する。なお、前記検索条件に、来店時刻、料理ジャンル、予算などの情報が含まれてもよい。制御部21が利用者端末3から前記検索要求を受け付けると(S11:Yes)、処理はステップS12に移行する。制御部21は、利用者端末3から前記検索要求を受け付けるまで待機する(S11:No)。
次にステップS12において、制御部21は、施設情報D1(図2参照)に含まれる複数の飲食店の中から、前記検索条件を満たす飲食店を検索する。図5に示す例では、制御部21は、「銀座」のエリアに属し、「2020年9月2日」に「4人」の利用人数で予約が可能な飲食店を検索する。
次にステップS13において、制御部21は、前記検索条件で予約可能な飲食店が存在するか否かを判定する。施設情報D1に予約可能な飲食店が存在する場合(S13:Yes)、処理はステップS14に移行する。一方、施設情報D1に予約可能な飲食店が存在しない場合(S13:No)、処理はステップS131に移行する。例えば、現時点で予約枠に空きがある飲食店は、前記予約可能な飲食店と判断される。なお、現時点で予約枠が埋まっている場合でも、予約方法の設定(不図示)においてリクエスト予約の予約要求の受け付けを許可する設定を行っている飲食店は、予約可能な飲食店と判断されてもよい。
ステップS14では、制御部21は、施設情報D1から予約可能な飲食店を抽出する。例えば、制御部21は、施設情報D1に登録された複数の飲食店の中から、銀座のエリアに属し、2020年9月2日に4人の利用人数で予約が可能な飲食店を抽出する。
次に、ステップS15において、制御部21は、料理予約情報D3(図4参照)から、利用者が検索条件に設定した来店日における各料理コースの予約数を取得する。
例えば、利用者が検索条件設定ページP1(図5参照)において来店日に「2020年9月2日」を入力して、制御部21が検索条件を満たす飲食店S1を検索した場合に、制御部21は、飲食店S1に対応する料理予約情報D3(図4参照)を参照して、「2020年9月2日」(予約対象日)に対応するコースAの予約数「6」と、コースBの予約数「3」とを取得する。制御部21は、検索した飲食店ごとに、前記予約対象日の各料理コースの予約数を取得する。ステップS15は、本発明の取得ステップの一例である。
次に、ステップS16において、制御部21は、前記予約数に基づいて、前記料理コースの割引予約の受け付けを許可するか否かを判定する。具体的には、制御部21は、前記予約数が前記所定数以上であるか否かを判定する。制御部21は、前記予約数が所定数以上である場合に、前記料理コースの割引予約の受け付けを許可する。制御部21は、前記予約数が所定数未満である場合には、前記料理コースの割引予約の受け付けを許可しない。前記料理コースの割引予約の受け付けが許可された場合(S16:Yes)、処理はステップS17に移行する。一方、前記料理コースの割引予約の受け付けが許可されなかった(S16:No)、処理はステップS161に移行する。前記所定数は、料理コースの内容及び種別(ジャンル)、料理コースの作業負担、厨房スタッフの人数、能力などの要素により飲食店ごとに、管理者により予め設定される。
例えば図4に示す例では、来店日「2020年9月2日」に対応するコースAの予約数「6」が所定数「5」以上であるため、制御部21は、コースAの割引予約の受け付けを許可する。一方、来店日「2020年9月2日」に対応するコースBの予約数「3」が所定数「5」未満であるため、制御部21は、コースBの割引予約の受け付けを許可しない。ステップS16は、本発明の判定ステップの一例である。
ステップS17では、制御部21は、検索結果ページP2に割引情報M2を出力する。例えば図6及び図7に示すように、制御部21は、利用者端末3に検索結果ページP2を表示させ、検索結果ページP2において、飲食店ごとに、前記予約数が前記所定数以上になる料理コースに対応付けて割引情報M2を表示させる。ステップS17は、本発明の出力ステップの一例である。
これに対して、ステップS161では、制御部21は、料理コースに対応する割引情報M2を出力しないで検索結果ページP2(図6参照)を利用者端末3に表示させる。制御部21は、抽出した飲食店ごとに、前記予約数が前記所定数以上になる料理コースに対して、検索結果ページP2において割引情報M2を表示させる。なお、制御部21は、抽出した飲食店ごとに、上述のステップS15~S17、S161の処理を繰り返し実行してもよい。ステップS17,S161の後、処理はステップS18に移行する。
ステップS18において、制御部21は、検索結果ページP2において利用者から飲食店に対する予約要求を受け付けると、予約処理を実行する。例えば、図6に示す検索結果ページP2において利用者が飲食店S1の飲食店情報R2に含まれるコースAの予約ボタンK23を押下した場合、制御部21は、飲食店S1の「割引価格3000円」のコースAの予約処理を完了させて予約完了メールを利用者端末3と飲食店S1の施設端末4とに通知する。制御部21は、飲食店S1の「割引価格3000円」のコースAの情報を予約情報D2に登録する。なお、制御部21は、予約情報D2において、予約者(利用者)に対応付けて割引情報M2の有無を登録する。
なお、ステップS13において、前記検索処理の結果、予約可能な飲食店が存在しない場合には(S13:No)、ステップS131において、制御部21は、前記予約可能な飲食店が存在しないことを示す検索結果を利用者に提示して検索条件の変更を要求する。その後、処理はステップS132に移行する。
ステップS132では、制御部21は、検索条件の変更を受け付けたか否かを判定する。制御部21が検索条件の変更を受け付けたと判定した場合(S132:Yes)、処理はステップS12に戻る。ステップS12に戻ると、制御部21は、変更された検索条件に基づいて再度、検索処理を実行する。一方、制御部21が検索条件の変更を受け付けない判定した場合(S132:No)、制御部21は、前記情報処理を終了する。例えば、利用者が検索結果ページP2(図6及び図7参照)においてキャンセルボタンK24を押下した場合に、制御部21は前記情報処理を終了する。以上のようにして、制御部21は、前記情報処理を実行する。
以上説明したように、本実施形態に係る情報処理装置2は、複数の料理メニューのうち特定の料理メニュー(例えば料理コース)が指定されて予約された飲食店の予約済情報(例えば予約数)を取得し、取得した前記予約数に基づいて、利用対象日又は利用対象時間帯の前記料理メニューの更新情報を出力する。例えば、情報処理装置2は、前記予約数に基づいて、前記料理コースの割引予約の受け付けを許可するか否かを判定する。そして、情報処理装置2は、前記割引予約の受け付けが許可された場合に、予約対象日(来店日)の前記料理コースの割引予約に関する割引情報M2を出力する。
例えば飲食店S1において、コースAの予約が既に所定数以上登録されている場合には、飲食店S1はさらにコースAの予約を受け付けることにより、厨房の作業効率を低下させることなく利用者数(予約者数)を増加させることができる。この点、本実施形態の構成によれば、コースAの予約数が所定数以上の場合にコースAの割引情報M2を利用者に提示するため、コースAの予約を利用者に促して、コースAの予約を増加させることができる。これにより、飲食店の厨房の作業効率の低下を防ぐとともに利用者数を増加させることが可能になる。また、飲食店において同一の食材を多く消費することができるため、食材の消費効率及び飲食店の利益率を向上させることができる。
また、例えばコースAの予約数が所定数未満の場合には、割引情報M2を出力しない構成とすることもできる。これにより、厨房の作業効率の低下、食材の消費効率及び飲食店の利益率の低下を抑制することができる。
また、割引情報M2を利用者に提示することにより利用者が予約し易くなるため、利用者による検索、予約要求などの操作回数を削減することができる。よって、検索処理及び予約処理に関する通信トラフィックの低減、及びコンピュータリソースの有効利用が可能となる。
本発明の情報処理システムは、上述の実施形態に限定されない。本発明の他の実施形態について以下に説明する。
上述の各実施形態では、制御部21は、予約対象日(来店日)の予約数を取得し、当該予約数が前記所定数以上の場合に割引情報M2を出力している。他の実施形態として、制御部21は、利用対象日の予約数を取得し、当該予約数が前記所定数以上の場合に割引情報M2を出力する構成としてもよい。すなわち、本発明の施設は、利用者が予約する予約対象の施設に限定されず、利用者が予約をしないで利用する施設であってもよい。また、前記予約数には、予約の際に指定された料理コースの予約数に加えて、当日来店している現在の利用者が注文した注文数が含まれてもよい。例えば、制御部21は、利用者の検索要求を受け付けることなく、当日予約可能な飲食店を抽出して、当日受け付けた料理コースの注文数を含む前記予約数が前記所定数以上の場合に割引情報M2を出力してもよい。利用者は料理コースの割引情報M2を見て、飲食店を当日予約して来訪してもよいし、飲食店を予約しないで来訪してもよい。制御部21は、利用者が当日店内で前記料理コースを注文した場合に割引価格で会計処理を実行してもよい。上述の前記予約対象日は、本発明の利用対象日の一例である。
また、他の実施形態として、制御部21は、予約対象時間帯(来店時間帯)の予約数を取得し、当該予約数が前記所定数以上の場合に割引情報M2を出力してもよい。検索条件に時間帯(予約時間)を設定できる場合には、時間帯ごとに料理コースの予約数が異なる場合がある。このため、制御部21は、予約対象時間帯ごとに割引情報M2を出力する構成であってもよい。
例えば図9に示すように、予約情報D2に、予約時間が含まれてもよい。前記予約時間は、利用者が飲食店を利用可能な利用可能時間であって、利用を開始する利用開始時刻と利用を終了する利用終了時刻とが含まれる。飲食店S1において利用可能時間が2時間制に設定されている場合、利用開始時刻から2時間後の時刻が利用終了時刻に登録される。予約処理部213は、利用者の予約要求を受け付けると、利用開始時刻及び利用終了時刻を予約情報D2(図9参照)に登録する。また予約処理部213は、時間帯ごとに、料理コースの予約数の合計数を算出して料理予約情報D3(図10参照)に登録する。
図10に示す料理予約情報D3には、来店日、時間帯、料理コースごとの予約数の情報が含まれる。前記時間帯は、所定の時間間隔に設定される。ここでは、前記時間帯は1時間間隔に設定されている。予約処理部213は、図9に示す予約情報D2に基づいて1時間ごとの各時間帯の予約数の合計数を算出して、料理予約情報D3の前記予約数に登録する。
取得処理部214は、飲食店の予約対象時間帯の予約数を取得する。具体的には、取得処理部214は、料理予約情報D3(図10参照)を参照して、受付処理部211が受け付けた検索要求に対応する検索条件に含まれる来店日時(予約対象時間帯)の各料理コースの予約数を取得する。例えば、利用者が検索条件設定ページP1において来店日に「2020年9月2日」を入力し、来店時刻に「19:00」を入力して、検索処理部212が検索条件を満たす飲食店S1を検索した場合に、取得処理部214は、飲食店S1に対応する料理予約情報D3(図10参照)を参照して、「2020年9月3日 19:00-20:00」の飲食店S1のコースAの予約数「6」を取得する。また例えば、利用者が検索条件設定ページP1において来店日に「2020年9月3日」を入力し、来店時刻に「18:00」を入力して、検索処理部212が検索条件を満たす飲食店S1を検索した場合に、取得処理部214は、飲食店S1に対応する料理予約情報D3(図10参照)を参照して、「2020年9月2日 18:00-19:00」の飲食店S1のコースBの予約数「3」を取得する。
判定処理部215は、取得処理部214により取得される前記予約数に基づいて、料理コースの割引予約の受け付けを許可するか否かを判定する。判定処理部215は、前記料理コースの予約数が所定数以上である場合に、前記料理コースの割引予約の受け付けを許可する。上記の例では、判定処理部215は、「2020年9月3日 19:00-20:00」の飲食店S1のコースAの割引予約の受け付けを許可する。
なお、判定処理部は、予約情報D2に含まれる前記予約時間帯と同一又は近い時間帯における前記料理コースの割引予約の受け付けを許可してもよい。すなわち、検索条件の来店日時が「2020年9月4日 18:00」の場合に、判定処理部215は、「2020年9月4日 18:00-19:00」の飲食店S1のコースAの予約数「4」と、「2020年9月4日 19:00-20:00」の飲食店S1のコースAの予約数「4」とを合計した予約数「8」に基づいて、コースAの割引予約の受け付けを許可するか否かを判定してもよい。この例では、判定処理部215は、予約数が所定数以上になるため、コースAの割引予約の受け付けを許可する。
出力処理部216は、判定処理部215により前記割引予約の受け付けが許可された場合に、予約対象時間帯の前記料理コースの割引予約に関する割引情報M2を出力する。具体的には、出力処理部216は、前記予約対象時間帯に対応する割引情報M2を検索結果ページP2に表示させる。例えば、利用者が検索条件設定ページP1において来店日に「2020年9月2日」を入力し、来店時刻に「19:00」を入力して検索要求を行った場合、出力処理部216は、検索結果ページP2の飲食店S1の飲食店情報R2において、コースAの割引情報M2を表示させる。これに対して、例えば、利用者が検索条件設定ページP1において来店日に「2020年9月2日」を入力し、来店時刻に「18:00」を入力して検索要求を行った場合、出力処理部216は、検索結果ページP2の飲食店S1の飲食店情報R2において、コースA、コースB、及びコースCの割引情報M2を表示させない。
このように、所定の時間帯に対応する割引情報M2を表示させることにより、当該時間帯の料理コースの予約を増加させることができる。また、時間帯ごとの来店者数及び料理コースの予約数のばらつきを抑えることができるため、業務の効率化及び売上の拡大を図ることができる。なお、前記予約対象時間帯は、本発明の利用対象時間帯の一例である。
なお、出力処理部217は、検索結果ページP2において、予約対象日に対応する予約対象時間帯ごとに割引情報M2を表示させてもよい。例えば、出力処理部217は、検索結果ページP2の飲食店S1の飲食店情報R2に、各時間帯(18時~19時、19時~20時、20時~21時、21時~22時)の料理コースの予約可否の情報(空席情報)と、各時間帯に対応付けた各料理コースの割引情報M2の有無とを表示させてもよい。
また、出力処理部217は、料理コースの前記予約数が前記所定数以上であって、かつ、前記予約対象時間帯が特定時間帯の場合に割引情報M2を出力してもよい。例えば、出力処理部217は、前記予約数が前記所定数以上であって、かつ、前記予約対象時間帯がランチタイム又はディナータイムの時間帯の場合に割引情報M2を出力する。また、例えば、出力処理部217は、前記予約数が前記所定数以上であって、かつ、前記予約対象時間帯がランチタイム以外の時間帯、又は、ディナータイム以外の時間帯の場合に割引情報M2を出力してもよい。
上述の各実施形態では、判定処理部215は、前記予約数に含まれる料理コースの予約数が所定数以上である場合に、前記料理メニューの割引予約の受け付けを許可している。他の実施形態として、判定処理部215は、予約時間帯と同一又は近い時間帯における料理コースの割引予約の受け付けを許可してもよい。例えば、検索条件の来店日時が「2020年9月2日 18:00」の場合に、判定処理部215は、予約時間帯「18:00」と同一の「2020年9月2日 18:00-19:00」の飲食店S1のコースBの割引予約の受け付けを許可してもよいし、予約時間帯「18:00」に近い「2020年9月2日 19:00-20:00」の飲食店S1のコースAの割引予約の受け付けを許可してもよい。なお、判定処理部215は、割引予約の受け付けを許可する条件に、料理コース(料理メニュー)の内容を追加してもよい。例えば、判定処理部215は、予約時間帯と同一又は近い時間帯における料理コースであって、特定の料理コースについて割引予約の受け付けを許可する。前記特定の料理コースは、例えば手間のかからない料理コース(例えば鍋コース)とすることができる。前記予約時間帯及び前記料理コースの内容は、本発明の予約済情報の一例である。
すなわち、本発明の取得処理部は、特定の料理メニューが指定されて予約された飲食店の予約済情報を取得し、本発明の判定処理部は、前記取得処理部により取得される前記予約済情報に基づいて、前記料理メニューの割引予約の受け付けを許可するか否かを判定する。
また、他の実施形態として、判定処理部215は、前記予約数に含まれる料理コースの予約数と、検索条件に含まれる利用人数との合計が所定数以上である場合に、前記料理メニューの割引予約の受け付けを許可してもよい。例えば、飲食店S1の各料理コースの前記所定数が「5」に設定されている場合において、検索条件の来店日が「2020年9月2日」で利用人数が「4人」の場合に、コースAの予約数「6」との合計「10」が所定数「5」以上となり、コースBの予約数「3」との合計「7」が所定数「5」以上となるため、判定処理部215は、コースA及びコースBの割引予約の受け付けを許可する。
ところで、上述の実施形態では、料理コースの予約数が所定数以上になった後に当該料理コースの予約をした利用者に対して割引サービスが行われるため、前記予約数が所定数未満の間に予約した利用者との間で不公平感が出る可能性がある。そこで、他の実施形態として、制御部21は、所定の料理コースについて割引サービスが適用される場合には、先に同一の料理コースを予約した他の利用者についても割引サービスを適用してもよい。すなわち、制御部21は、前記利用対象日又は利用対象時間帯の料理メニューの割引予約が行われた場合に、予約情報D2に登録されている予約者の当該料理コースに対応する各予約についても割引処理を実行してもよい。
また、上記のような不公平感が出ないように、制御部21は、割引サービスが適用されない利用者が割引情報M2(図6、図7参照)を閲覧できないように制御してもよい。例えば、制御部21は、割引情報M2を利用者のログイン情報に対応付けて登録する。例えば、利用者X1が飲食店S1のコースAを割引価格(「3000円/1名」)で予約した場合に、制御部21は、利用者X1の予約情報(コースA、割引価格など)をログイン情報に対応付けて予約情報D2に登録する。これにより、利用者X1が予約サイトにログインした場合には、制御部21は、検索結果ページP2にコースAの割引情報M2を表示させる。一方、他の利用者が予約サイトにログインした場合には、制御部21は、検索結果ページP2に割引情報M2を表示させず、通常価格のコースAの情報を表示させる。これにより、通常価格で予約済みの利用者に、同じ料理コースを割引価格で予約可能であることを認識させないようにすることができる。
上述の各実施形態では、出力処理部216は、図6に示すように、検索結果ページP2において、割引対象の料理コース(コースA)の価格情報を、通常価格と割引価格とを併記して表示させている。他の実施形態として、出力処理部216は、図11に示すように、検索結果ページP2において、割引対象の料理コース(コースA)の価格情報M3を、割引価格のみ表示させ、通常価格を非表示にしてもよい。図11に示すコースAの価格情報M3は、本発明の更新情報の一例である。
また、他の実施形態として、出力処理部216は、図12に示すように、検索結果ページP2において、割引対象の料理コース(コースA)を、割引価格を適用した他の料理コース(例えばコースD)として表示させてもよい。また、出力処理部216は、コースDの価格を割引情報M2として表示させる。図12において、コースDは、コースAと同じ内容のコース料理であり、価格がコースAより低価格である。このように、出力処理部216は、料理コースの予約数が所定数以上となる料理コース(上記の例ではコースA)を他のコース名(例えばコースD)として追加表示させてもよい。図12に示すコースDは本発明の第2料理メニューの一例であり、コースDの情報M4は本発明の更新情報の一例である。
本発明に係る情報処理システムは、特定の料理メニューが指定されて予約された施設の予約済情報を取得する取得処理部と、前記取得処理部により取得される前記予約済情報に基づいて、前記料理メニューの割引予約の受け付けを許可するか否かを判定する判定処理部と、前記判定処理部により前記割引予約の受け付けが許可された場合に、利用対象日又は利用対象時間帯の前記料理メニューの前記割引予約に関する割引情報を出力する出力処理部と、を備えるシステムとして構成されてもよい。また、本発明に係る情報処理方法は、特定の料理メニューが指定されて予約された施設の予約済情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップにより取得される前記予約済情報に基づいて、前記料理メニューの割引予約の受け付けを許可するか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップにより前記割引予約の受け付けが許可された場合に、利用対象日又は利用対象時間帯の前記料理メニューの前記割引予約に関する割引情報を出力する出力ステップと、を一又は複数のプロセッサーにより実行する方法であってもよい。
1 :情報処理システム
2 :情報処理装置
3 :利用者端末
4 :施設端末
211 :受付処理部
212 :検索処理部
213 :予約処理部
214 :取得処理部
215 :判定処理部
216 :出力処理部
217 :出力処理部

Claims (15)

  1. 複数の料理メニューのうち第1料理メニューが指定されて予約された施設の予約済情報を取得する取得処理部と、
    前記取得処理部により取得される前記予約済情報に基づいて、利用対象日又は利用対象時間帯の前記第1料理メニューの更新情報を出力する出力処理部と、
    を備える情報処理システム。
  2. 前記取得処理部により取得される前記予約済情報に基づいて、前記第1料理メニューの前記更新情報に対応する予約の受け付けを許可するか否かを判定する判定処理部をさらに備え、
    前記出力処理部は、前記判定処理部により前記第1料理メニューの前記更新情報に対応する予約の受け付けが許可された場合に、前記第1料理メニューの前記更新情報を出力する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記判定処理部は、前記予約済情報に含まれる前記第1料理メニューの予約数が所定数以上である場合に、前記第1料理メニューの前記更新情報に対応する予約の受け付けを許可する、
    請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記所定数は、前記第1料理メニューの内容又は種別に応じて設定される、
    請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記判定処理部は、前記予約済情報に含まれる予約時間帯と同一又は近い時間帯における前記第1料理メニューの前記更新情報に対応する予約の受け付けを許可する、
    請求項2~4のいずれかに記載の情報処理システム。
  6. 前記出力処理部は、前記予約済情報に含まれる前記第1料理メニューの予約数に応じた前記更新情報を出力する、
    請求項1~5のいずれかに記載の情報処理システム。
  7. 前記出力処理部は、前記利用対象日が特定日又は前記利用対象時間帯が特定時間帯の場合に前記更新情報を出力する、
    請求項1~6のいずれかに記載の情報処理システム。
  8. 前記出力処理部は、前記利用対象日又は前記利用対象時間帯よりも前の所定日に前記更新情報を出力する、
    請求項1~7のいずれかに記載の情報処理システム。
  9. 前記所定日は、前記利用対象日又は前記利用対象時間帯に応じて設定される、
    請求項8に記載の情報処理システム。
  10. 前記出力処理部は、前記利用対象日に対応する時間帯ごとに前記更新情報を表示させる、
    請求項1~9のいずれかに記載の情報処理システム。
  11. 前記第1料理メニューは、複数の料理からなるコース料理である、
    請求項1~10のいずれかに記載の情報処理システム。
  12. 前記更新情報に対応する前記第1料理メニューの予約が行われた場合に、前記予約済情報に登録されている予約者に対応する前記第1料理メニューの予約について割引処理を実行する、
    請求項1~11のいずれかに記載の情報処理システム。
  13. 前記更新情報は、前記第1料理メニューの割引情報、前記第1料理メニューの割引後の価格情報、及び、前記第1料理メニューと同一内容かつ前記第1料理メニューよりも安い価格の第2料理メニューの情報のうちのいずれかである、
    請求項1~12のいずれかに記載の情報処理システム。
  14. 複数の料理メニューのうち第1料理メニューが指定されて予約された施設の予約済情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得される前記予約済情報に基づいて、利用対象日又は利用対象時間帯の前記第1料理メニューの更新情報を出力する出力ステップと、
    を一又は複数のプロセッサーにより実行する情報処理方法。
  15. 複数の料理メニューのうち第1料理メニューが指定されて予約された施設の予約済情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得される前記予約済情報に基づいて、利用対象日又は利用対象時間帯の前記第1料理メニューの更新情報を出力する出力ステップと、
    を一又は複数のプロセッサーに実行させるための情報処理プログラム。
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