JP7147215B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、飲食店で提供されるメニューに関する表示情報を生成可能な情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来から、電子的に表示可能な飲食店のメニューの表示順を並び替える技術が知られている。例えば下記特許文献1には、飲食店の客の注文状況に応じて、かつ、順序や総量に関するルールに従って、次に注文される可能性が高いメニューほど目立つ態様または選択されやすい態様でメニュー項目を再構成して表示することが記載されている。
特開2017-76441号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、注文状況及びルールによって、表示されるメニューが制限されるため、ユーザはメニュー全体を様々な観点から把握することができず、例えばだいぶ後に飲食する予定のメニューをメニュー画面から検討することはできない。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、飲食店のメニューをユーザに様々な観点から把握させ、大局的な飲食プランを立てさせることが可能な情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る情報処理装置は、記憶部と制御部とを有する。上記記憶部は、飲食店で提供される複数のメニューを示すメニュー情報を、少なくとも1つの属性と対応付けて記憶する。上記制御部は、上記複数のメニューを、各メニューに対応する上記属性を選択可能なユーザインタフェースと共に所定の第1の態様で配置した第1のメニュー表示情報を生成する。また制御部は、上記ユーザインタフェースを介してユーザによって選択された属性に応じて、上記複数のメニューを上記第1の態様とは異なる第2の態様で配置した第2のメニュー表示情報を生成する。
この構成により情報処理装置は、飲食店の各メニューが有する例えばジャンル、材料、コース料理における位置づけ等に応じて、メニューをユーザに様々な観点から把握させ、大局的な飲食プランを立てさせることができる。ここで、メニューには、飲料も含まれてもよい。またメニュー情報は、文字列で表されたものに限らず、画像であってもよい。また「ユーザ」には、飲食店の顧客のみならず、飲食店の従業員や、飲食店とは関係の無いユーザも含まれる。
上記制御部は、上記第2のメニュー表示情報に含まれる各メニューと共に、当該各メニューが有する複数の属性のうち上記選択された属性とは異なる属性を示す情報が表示されるように上記第2のメニュー表示情報を生成する。
これにより情報処理装置は、ユーザが選択した属性に基づいてメニューを配置しながらも、ユーザが選択した属性とは異なる属性についてもユーザに把握させ、選択された属性のメニューの中での詳細な飲食プランをユーザが立てやすくすることができる。例えば、ユーザが選択した属性が"肉"であった場合、肉料理のメニューを抽出したメニュー表示情報上で、前菜、メイン等の役割を示す属性についても把握させることができる。
上記制御部は、上記第2のメニュー表示情報に含まれる各メニューを上記選択された属性に応じた複数の項目毎に配置し、当該各項目において、各メニューを上記選択された属性とは異なる属性毎に区別可能に配置してもよい。
これにより情報処理装置は、ユーザが選択した属性に基づいてメニューを配置しながらも、ユーザが選択した属性とは異なる属性毎に区別して配置することで、選択された属性のメニューの中での詳細な飲食プランをユーザが立てやすくすることができる。
上記制御部は、上記属性のうち上記選択を受け付けていない属性を選択可能なユーザインタフェースを配置した上記第2のメニュー表示情報を生成し、上記ユーザインタフェースを介して上記ユーザによって選択された属性に応じて、上記第2のメニュー表示情報を更新してもよい。
これにより情報処理装置は、ユーザが選択した属性に基づくメニュー表示情報を、新たな属性の選択に応じて容易に更新できるため、属性を初めから選択し直すのに比べて、短時間で様々な属性に応じたメニュー表示情報をユーザに把握させることができる。
上記制御部は、上記選択された属性に関する履歴情報を、上記ユーザを示すユーザ識別情報と対応付けて上記記憶部に記憶し、当該情報処理装置に対する上記ユーザの次回のログイン時に、上記第1のメニュー表示情報を、上記履歴情報に含まれる最新の属性、または選択された頻度の高い属性に応じた態様を上記第1の態様として生成してもよい。
これにより情報処理装置は、ユーザの嗜好する属性を履歴情報として記憶しておくことで、次回のユーザの来店時等に、初めから当該ユーザに合ったメニュー表示情報を閲覧させることができる。
上記制御部は、上記選択された属性に対応付けられた分類属性に基づいて、上記分類属性に対応付けられた複数の属性毎にメニュー情報を配置した第2のメニュー表示情報を生成してもよい。
これにより情報処理装置は、ユーザによって選択された属性をメニューの抽出条件とするのみならず、ユーザによって選択された属性に応じて、当該属性毎にメニューを分類してユーザに把握させることができる。例えば、ユーザが"肉"という属性を選択した場合に、"肉"に対応付けられた("肉"を定義するような)属性である分類属性(例えば、"食材"等)を参照し、当該分類属性"食材"が対応付けられた"肉""魚""野菜"などの分類属性毎のメニュー表示情報を生成することができる。
本発明の他の形態に係る情報処理方法は、
飲食店で提供される複数のメニューを示すメニュー情報を、少なくとも1つの属性と対応付けて記憶し、
上記複数のメニューを、各メニューに対応する上記属性を選択可能なユーザインタフェースと共に所定の第1の態様で配置した第1のメニュー表示情報を生成し、
上記ユーザインタフェースを介してユーザによって選択された属性に応じて、上記複数のメニューを上記第1の態様とは異なる第2の態様で配置した第2のメニュー表示情報を生成することを含む。
本発明の他の形態に係るプログラムは、情報処理装置に、
飲食店で提供される複数のメニューを示すメニュー情報を、少なくとも1つの属性と対応付けて記憶するステップと、
上記複数のメニューを、各メニューに対応する上記属性を選択可能なユーザインタフェースと共に所定の第1の態様で配置した第1のメニュー表示情報を生成するステップと、
上記ユーザインタフェースを介してユーザによって選択された属性に応じて、上記複数のメニューを上記第1の態様とは異なる第2の態様で配置した第2のメニュー表示情報を生成するステップとを実行させる。
以上説明したように、本発明によれば、飲食店のメニューをユーザに様々な観点から把握させ、大局的な飲食プランを立てさせることができる。しかし、当該効果は本発明を限定するものではない。
本発明の一実施形態に係る飲食店情報提供システムの構成を示した図である。 本発明の一実施形態に係る飲食店情報提供サーバのハードウェア構成を示した図である。 本発明の一実施形態に係る飲食店情報提供サーバが有するデータベースの構成を示した図である。 本発明の一実施形態に係る飲食店情報提供サーバによるメニュー情報提供処理の流れを示したフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る飲食店情報提供サーバによって生成され送信されるメニューページの表示例を示した図である。 本発明の一実施形態に係る飲食店情報提供サーバによって生成され送信されるメニューページの他の表示例を示した図である。 本発明の一実施形態に係る飲食店情報提供サーバによって生成され送信されるメニューページの他の表示例を示した図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
[システムの構成]
図1は、本実施形態に係る飲食店情報提供システムの構成を示した図である。
同図に示すように、このシステムは、インターネット50上の飲食店情報提供サーバ100と、複数のユーザ端末200とを含む。
飲食店情報提供サーバ100は、飲食店に関する情報を掲載したポータルサイトを運営するウェブサーバである。飲食店情報提供サーバ100は、複数のユーザ端末200とインターネット50を介して接続されている。
飲食店情報提供サーバ100は、上記ポータルサイトにおいて、飲食店情報提供サービスの会員であるユーザ端末200のユーザ(飲食店に来店する客)向けに飲食店情報の検索システムを提供する。具体的には、飲食店情報提供サーバ100は、ユーザ端末200からの検索要求に基づいて検索条件に合致する飲食店情報を検索し、検索結果を掲載したWebページを生成してユーザ端末200へ送信する。ユーザが上記ポータルサイトにアクセスする際には、例えばユーザIDとパスワードによるログインが必要とされる。
ユーザ端末200(200A,200B,200C...)は、ユーザにより使用される端末であり、例えばスマートフォン、携帯電話、タブレットPC(Personal Computer)、ノートブックPC、デスクトップPC等である。ユーザ端末200は、飲食店情報提供サーバ100へアクセスし、例えばエリア(駅)、ジャンル、店名等を検索条件として検索された上記検索結果ページを受信してブラウザ等により画面に表示する。
特に本実施形態において、ユーザ端末200は、上記検索結果ページにおいて、各飲食店のメニュー情報(メニュー表)を示すメニューページを表示することが可能である。当該メニューページは、ユーザが各メニューの属性を選択することが可能なユーザインタフェースを備えており、飲食店情報提供サーバ100は、当該選択に応じて、メニューページにおける各メニューの表示態様を変更する。飲食店情報提供サーバ100による当該メニュー情報提供処理の詳細については後述する。
なお、ユーザ端末200は、ユーザが保有する端末ではなく、飲食店の各テーブルに設置され、店内の注文制御PCやPOS(Point Of Sales)システムと接続された注文端末(例えば、タブレットPC等)であってもよい。
[飲食店情報提供サーバのハードウェア構成]
図2は、上記飲食店情報提供サーバ100のハードウェア構成を示した図である。同図に示すように、飲食店情報提供サーバ100は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、入出力インタフェース15、及び、これらを互いに接続するバス14を備える。
CPU11は、必要に応じてRAM13等に適宜アクセスし、各種演算処理を行いながら飲食店情報提供サーバ100の各ブロック全体を統括的に制御する。ROM12は、CPU11に実行させるOS、プログラムや各種パラメータなどのファームウェアが固定的に記憶されている不揮発性のメモリである。RAM13は、CPU11の作業用領域等として用いられ、OS、実行中の各種アプリケーション、処理中の各種データを一時的に保持する。
入出力インタフェース15には、表示部16、操作受付部17、記憶部18、通信部19等が接続される。
表示部16は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic ElectroLuminescence Display)、CRT(Cathode Ray Tube)等を用いた表示デバイスである。
操作受付部17は、例えばマウス等のポインティングデバイス、キーボード、タッチパネル、その他の入力装置である。操作受付部17がタッチパネルである場合、そのタッチパネルは表示部16と一体となり得る。
記憶部18は、例えばHDD(Hard Disk Drive)や、フラッシュメモリ(SSD;Solid State Drive)、その他の固体メモリ等の不揮発性メモリである。当該記憶部18には、上記OSや各種アプリケーション、各種データが記憶される。
特に本実施形態では、記憶部18は、上記メニュー情報提供処理を実行するためのアプリケーションその他のプログラムを記憶している。後述するが、記憶部18は、そのようなデータを含むデータベースとして、飲食店情報データベース、メニュー情報データベース、及びメニュー属性情報データベースを有している。
通信部19は、例えばEthernet用のNIC(Network Interface Card)や無線LAN等の無線通信用の各種モジュールであり、上記ユーザ端末200との間の通信処理を担う。
なお、図示しないが、ユーザ端末200の基本的なハードウェア構成も上記飲食店情報提供サーバ100のハードウェア構成と略同様である。
また、ユーザ端末200には、飲食店情報提供サーバ100によるメニュー情報提供処理と協働して動作するアプリケーションがインストールされているものとする。
[飲食店情報提供サーバのデータベース構成]
図3は、上記飲食店情報提供サーバ100が有するデータベースの構成を示した図である。
同図に示すように、飲食店情報提供サーバ100は、記憶部18に、飲食店情報データベース31、メニュー情報データベース32及びメニュー属性情報データベース33を有している。
飲食店情報データベース31は、飲食店毎に、飲食店情報掲載ページに掲載可能な飲食店情報(コンテンツ)及び当該飲食店情報のうち少なくとも一部が掲載された飲食店情報掲載ページ(Webページ)を記憶している。
飲食店情報としては、その飲食店の店名、住所、電話番号、営業時間、所在エリア情報、最寄駅情報、その飲食店を識別するID(店舗ID)、その飲食店の業態・サービスのカテゴリ情報、その飲食店を紹介する情報(店舗のPR文等の店舗の特徴を示す情報、飲食店が行うイベント情報)、ウェブサイトURL等の情報を記憶している。
メニュー情報データベース32は、各飲食店が提供するメニューのメニュー名、価格、メニューに関する説明等を示すテキスト情報や、メニューの写真等の画像情報等を、飲食店毎(店舗ID毎)に記憶している。
メニュー属性情報データベース33は、上記各飲食店のメニューに関する属性情報を、飲食店毎(店舗ID毎)に記憶している。属性情報とは、例えばジャンル(国等)、調理法、材料、コース料理における位置づけ(前菜、メイン、デザート)等であるが、これらに限られない。
これら各データベースは、後述する飲食店情報提供サーバ100によるメニュー情報提供処理において、必要に応じて相互に参照されて用いられる。
[飲食店情報提供サーバの動作]
次に、以上のように構成された飲食店情報提供サーバ100の動作について説明する。当該動作は、飲食店情報提供サーバ100のCPU11及び通信部19等のハードウェアと、記憶部18に記憶されたソフトウェアとの協働により実行される。以下の説明では、便宜上、CPU11を動作主体とする。
図4は、飲食店情報提供サーバ100による、メニュー情報提供処理の流れを示したフローチャートである。
同図に示すように、飲食店情報提供サーバ100のCPU11はまず、ユーザ端末200から、メニューページの表示要求を受信したか否かを判断する(ステップ41)。ユーザ端末200のユーザは、例えば飲食店に来店して、ユーザ端末200により、上記ポータルサイト上の当該飲食店に対応する飲食店情報のメニューページにアクセスする。上記メニューページの表示要求には、飲食店の店舗IDが含まれる。
メニューページ表示要求を受信したと判断した場合(Yes)、CPU11は、上記店舗IDに対応するメニュー情報を抽出し、各メニュー情報(メニュー名及び価格を示す文字情報)を、予め設定された表示態様(初期表示態様)で配置し、各メニューに、ユーザが選択可能な属性情報を付加したユーザインタフェースとして、メニューページを生成する(ステップ42)。
ここで、予め設定された表示態様とは、例えば、各メニューを、調理法属性を示す表示項目毎に表示する態様、食材属性を示す表示項目毎に表示する態様等、複数種類の表示態様のうちいずれかである。
続いてCPU11は、上記生成したメニューページを、上記表示要求元のユーザ端末200へ返信する(ステップ41)。これによりユーザ端末200にはメニューページが表示される。
図5は、当該初期表示態様のメニューページの表示例を示した図である。
同図に示すように、この初期表示態様のメニューページ50においては、「刺身」「焼き物」「鍋物」等、主に調理法を示す表示項目毎に各メニューが分類されて示されている。
また、図6に示すように、当該メニューページ50上の各メニューには、属性情報が対応付けられており、例えばユーザがいずれかのメニュー上をタップする等の操作が入力されると、CPU11は、上記メニュー属性情報データベース33を参照して、当該メニューに対応する1または複数の属性情報52を、表示ボックス51内に表示させる。
図4に戻り、続いてCPU11は、上記メニューページ50上(表示ボックス51上)において、いずれかの属性情報52を選択する選択情報をユーザ端末200から受信したか否かを判断する(ステップ44)。
上記属性情報52の選択情報を受信したと判断した場合(Yes)、CPU11は、各メニューを、上記選択された属性に応じた、上記初期表示態様とは異なる表示態様で配置するとともに、上記選択された属性とは異なる属性を選択可能に各メニューに付加したメニューページを生成する(ステップ45)。
図7は、図6の状態から、ユーザが「肉」という属性情報52を選択した場合に上記表示態様の変更によって生成されるメニューページの例を示した図である。
同図に示すように、CPU11は、当該メニューページにおいて、上記選択された「肉」属性に対応するメニューを「肉料理」という表示欄にまとめて配置している。またそれとともに、CPU11は、「肉」という属性に対応付けられた属性(属性の定義を示す属性)としての分類属性「食材」を参照して、当該「食材」に対応付けられた「魚介」「野菜」といった他の属性に対応するメニューを、それぞれ「魚介料理」「野菜料理」という表示欄にまとめて配置している。
また同図に示すように、表示態様変更後のメニューページにおいても、ユーザがいずれかのメニューをタップすることで表示ボックス51内の属性情報52の選択が可能となっている。
ただし、CPU11は、当該表示態様変更後のメニューページにおいては、各メニューが有する複数の属性のうち、上記選択された属性(「肉」)とは異なる(選択を受け付けていない)属性(「鶏肉」「揚物」「メイン」)が表示されるようにメニューページを生成する。
これにより、ユーザが選択した属性に基づいてメニューを配置しながらも、ユーザが選択した属性とは異なる属性についてもユーザに把握させることができる。
図4に戻り、CPU11は、上記表示態様変更後のメニューページ上(表示ボックス51上)において、いずれかの属性情報52を選択する選択情報をユーザ端末200から受信したか否かを判断する(ステップ46)。
上記選択情報を受信したと判断した場合(Yes)、CPU11は、上記と同様に、当該属性に応じた表示態様にメニューページを更新する(ステップ47)。
これにより、ユーザが選択した属性に基づくメニュー表示情報を、新たな属性の選択に応じて容易に更新できるため、属性を初めから選択し直すのに比べて、短時間で様々な属性に応じたメニュー表示情報をユーザに把握させることができる。
CPU11は、以上の処理を、ユーザ端末200から属性情報52の選択情報を受信する度に繰り返す。
[まとめ]
以上説明したように、本実施形態によれば、飲食店情報提供サーバ100は、飲食店の各メニューが有する例えば調理法、ジャンル、材料、コース料理における位置づけ等に応じて、メニューをユーザに様々な観点から把握させ、大局的な飲食プランを立てさせることができる。
また、飲食店情報提供サーバ100は、属性毎に様々なメニューページを生成して用意しておく場合に比べて記憶部18におけるウェブページデータの量を削減することができる。
[変形例]
本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更され得る。
上述の実施形態では、メニューとして食物が示されていたが、メニューは食物に限られず飲料であっても構わない。また、メニューページ50は文字情報のみで構成されていたが、メニューの写真等、画像情報で構成され、上記属性情報52の表示のために、当該画像情報がユーザによって選択可能であっても構わない。
上述の実施形態では、属性情報52は、ユーザがメニューページ上でいずれかのメニューをタップした場合に表示ボックス51上に表示されていた。しかし、属性情報52は、メニューページが生成された段階で、メニュー情報と共に(例えば横や上等の隣接する位置に)選択可能に表示されていても構わない。
上述の実施形態では、属性情報52の選択に応じて表示態様が変更されたメニューページにおいて、選択された「肉」という属性に対応する複数のメニューが区別なく一覧で表示されていた。しかし、当該変更後のメニューページにおいて当該選択された属性に対応する複数のメニューが、さらに、選択された属性とは異なる属性(例えば「焼き物」「揚げ物」といった調理法属性、「前菜」「メイン」「食事」といった食事順属性)を示す項目毎に区別可能に表示されていてもよい。これにより飲食店情報提供サーバ100は、ユーザが選択した属性に基づいてメニューを配置しながらも、ユーザが選択した属性とは異なる属性毎に区別して配置することで、選択された属性のメニューの中での詳細な飲食プランをユーザが立てやすくすることができる。
上述の実施形態において、飲食店情報提供サーバ100は、上記選択された属性に関する履歴情報を、ユーザIDと対応付けて上記記憶部18に記憶してもよい。そして飲食店情報提供サーバ100は、飲食店情報提供サーバ100(ポータルサイト)に対するユーザの次回のログイン時に、履歴情報に含まれる最新の属性、または選択された頻度の高い属性に応じた表示態様を書記表示態様としてメニューページを生成してもよい。これにより飲食店情報提供サーバ100は、次回のユーザの来店時等に、初めから当該ユーザに合ったメニュー表示情報を閲覧させることができる。
上述の実施形態では、属性情報51の選択に応じたメニューがソートされることで新たなメニューページが生成された。しかし、表示態様の変更はソートに限らず、例えば属性情報51に対応するメニューのみがフィルタリングされてメニューページが生成されてもよい。この場合、上記メニューページ上で、属性情報51が選択される際に、さらに、例えばソートボタンとフィルタリングボタンとがユーザインタフェースとして設けられ、いずれかのボタンの選択によりソートとフィルタリングのいずれかの処理によってメニューページの表示態様の変更がなされてもよい。
上述の実施形態では、飲食店の顧客であるユーザが自らユーザ端末200上でユーザインタフェースを操作して属性を選択することでメニューの表示態様を変更させた。しかし、ユーザは飲食店の顧客に限られず、例えば飲食店の従業員が、顧客に様々な観点からメニューを検討させることを目的として、注文端末のユーザインタフェース上で属性の選択操作を行ってもよい。
本願の特許請求の範囲に記載された発明のうち、「情報処理方法」と記載された発明は、その各ステップを、ソフトウェアによる情報処理によりコンピュータ等の少なくとも1つの装置が自動的に行うものであり、人間がコンピュータ等の装置を用いて行うものではない。すなわち、当該「情報処理方法」は、コンピュータ・ソフトウェアによる情報処理方法であって、コンピュータという計算道具を人間が操作する方法ではない。
11…CPU
18…記憶部
19…通信部
31…飲食店情報データベース
32…メニュー情報データベース
33…メニュー属性情報データベース
52…属性情報
100…飲食店情報提供サーバ
200…ユーザ端末

Claims (8)

  1. 飲食店で提供される複数のメニューを示すメニュー情報を、複数の属性と対応付けて記憶する記憶部と、
    前記複数のメニューを所定の第1の態様で配置した第1のメニュー表示情報を生成し、当該第1のメニュー表示情報中のいずれかのメニューがユーザによって選択された場合に、当該選択されたメニューに対応する複数の前記属性からいずれかの属性を選択可能なユーザインタフェースを当該第1のメニュー表示情報上に重畳させ、当該ユーザインタフェースを介して前記ユーザによって選択された属性に応じて、前記複数のメニューを前記第1の態様とは異なる第2の態様で配置した第2のメニュー表示情報を生成する制御部と
    を具備する情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、前記第2のメニュー表示情報に含まれる各メニューと共に、当該各メニューが有する複数の属性のうち前記選択された属性とは異なる属性を示す情報が表示されるように前記第2のメニュー表示情報を生成する
    情報処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、前記第2のメニュー表示情報に含まれる各メニューを前記選択された属性に応じた複数の項目毎に配置し、当該各項目において、各メニューを前記選択された属性とは異なる属性毎に区別可能に配置する
    情報処理装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、前記属性のうち前記選択を受け付けていない属性を選択可能なユーザインタフェースを配置した前記第2のメニュー表示情報を生成し、前記ユーザインタフェースを介して前記ユーザによって選択された属性に応じて、前記第2のメニュー表示情報を更新する
    情報処理装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、前記選択された属性に関する履歴情報を、前記ユーザを示すユーザ識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶し、当該情報処理装置に対する前記ユーザの次回のログイン時に、前記第1のメニュー表示情報を、前記履歴情報に含まれる最新の属性、または選択された頻度の高い属性に応じた態様を前記第1の態様として生成する
    情報処理装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、前記選択された属性に対応付けられた分類属性に基づいて、前記分類属性に対応付けられた複数の属性毎にメニュー情報を配置した第2のメニュー表示情報を生成する
    情報処理装置。
  7. 飲食店で提供される複数のメニューを示すメニュー情報を、複数の属性と対応付けて記憶し、
    前記複数のメニューを所定の第1の態様で配置した第1のメニュー表示情報を生成し、
    前記第1のメニュー表示情報中のいずれかのメニューがユーザによって選択された場合に、当該選択されたメニューに対応する複数の前記属性からいずれかの属性を選択可能なユーザインタフェースを当該第1のメニュー表示情報上に重畳させ、
    前記ユーザインタフェースを介して前記ユーザによって選択された属性に応じて、前記複数のメニューを前記第1の態様とは異なる第2の態様で配置した第2のメニュー表示情報を生成する
    情報処理方法。
  8. 情報処理装置に、
    飲食店で提供される複数のメニューを示すメニュー情報を、複数の属性と対応付けて記憶するステップと、
    前記複数のメニューを所定の第1の態様で配置した第1のメニュー表示情報を生成するステップと、
    前記第1のメニュー表示情報中のいずれかのメニューがユーザによって選択された場合に、当該選択されたメニューに対応する複数の前記属性からいずれかの属性を選択可能なユーザインタフェースを当該第1のメニュー表示情報上に重畳させるステップと、
    前記ユーザインタフェースを介して前記ユーザによって選択された属性に応じて、前記複数のメニューを前記第1の態様とは異なる第2の態様で配置した第2のメニュー表示情報を生成するステップと
    を実行させるプログラム。
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