JP7303425B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、飲食店やシェフなどが購入する食材の生産者に関する情報を処理可能な情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来から、飲食店が提供する料理の食材を調達するためのシステムが知られている。
例えば、下記特許文献1には、食材の購入希望者、例えば飲食店と旅館と仕出し業者と小売業者などがインターネットの端末機を使用してウェブサーバのホームページにアクセスしたのち購入希望の食材と当該所在地を入力すると購入希望者に食材を配達できる業者と食材に関する情報が端末機の画面に掲示されることが開示されている。
特開2002-015169号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、飲食店に提示される食材および生産者の情報が一覧で表示された場合、飲食店は、どの生産者から食材を購入するのが望ましいか決定することが困難である。また生産者としても、評価の高い飲食店やシェフに食材を購入してもらいたいというニーズがあるものの、上記技術ではこのようなニーズも満たすことができない。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、食材の購入先である生産者を選択するための客観的な指標を提供することが可能な情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る情報処理装置は、第1記憶部、第2記憶部、通信部及び制御部を有する。上記第1記憶部は、複数の食材に関する情報、当該食材を提供可能な複数の生産者の情報、および当該生産者の評価を示す生産者評価値を記憶する。上記第2記憶部は、複数の飲食店または当該飲食店のシェフに関する情報を、当該飲食店またはシェフが購入した食材と対応付けて記憶するとともに、当該飲食店またはシェフの評価を示す飲食店評価値を記憶する。上記通信部は、端末と通信可能である。上記制御部は、端末から、上記食材を提供可能な上記複数の生産者を検索する検索要求を受け付けた際に、上記生産者の情報および上記生産者評価値を示す情報を上記端末に送信する。また上記制御部は、上記生産者評価値を、上記生産者から上記食材を購入した上記飲食店または上記シェフの飲食店評価値に基づいて生成する。
これにより情報処理装置は、食材を購入したことのある飲食店またはシェフの評価を用いることで、食材の購入先である生産者を選択するための客観的な指標を提供することができる。ここで、生産者評価値は、食材を購入した飲食店が1つの場合にはその飲食店評価値をそのまま用いてもよいし、複数の場合にはそれらの飲食店評価値の合計値または平均値としてもよいし、複数の飲食店評価値に何らかの重み付け処理を行って算出してもよいし、飲食店評価値と他のパラメータとを用いて算出してもよい。また評価値は、例えば100点、10点、5点等、所定の値を満点とした場合の値であってもよいし、肯定的な評価を受ける毎に無制限に加点される値であってもよい。
上記制御部は、上記飲食店評価値を、上記飲食店または上記シェフに関するウェブページのページビュー、上記飲食店の予約数または客単価、上記ウェブページの被ブックマーク数のうちの少なくともいずれか1つに基づいて算出してもよい。
これにより情報処理装置は、飲食店の客観的な評価を生産者の評価に利用できる。
上記制御部は、上記飲食店評価値を、上記シェフに関するウェブページが閲覧された前後の上記飲食店の予約数に基づいて算出してもよい。
これにより情報処理装置は、シェフに対する評価値をより高精度に算出することができる。
上記制御部は、上記生産者評価値を、1の生産者について上記食材ごとに生成してもよい。
これにより情報処理装置は、食材毎に生産者評価値を算出することで、より正確に生産者を評価することができる。
上記制御部は、上記生産者評価値を、上記食材毎の取引量を基に生成してもよい。
これにより情報処理装置は、単に飲食店またはシェフの評価値を利用するだけでなく、食材毎の取引量を基に生産者評価値を算出することで、より正確に生産者を評価することができる。
上記第2記憶部は、上記食材を用いた上記飲食店のメニュー、当該メニューのレシピ、または上記食材の調理法に関する情報を、上記飲食店またはシェフ及び食材と対応付けて記憶してもよい。この場合上記制御部は、上記食材を購入した端末へ、当該食材に対応付けられた上記メニュー、レシピまたは調理法に関する情報を送信してもよい。
これにより情報処理装置は、食材の購入者にメニュー・レシピ・調理法を提供/販売することで利便性を高めることができる。また情報処理装置は、各飲食店またはシェフのレシピ情報を提供するプラットフォーム上において、当該レシピの購入者から食材の購入要求も受けた際に、生産者評価値を示す情報を提供してもよい。
上記通信部は、上記メニュー、レシピまたは調理法を検索条件とした生産者情報の検索要求を上記端末から受信してもよい。この場合上記制御部は、上記検索要求に含まれるメニュー、レシピまたは調理法に対応付けられた上記飲食店またはシェフに対応付けられた上記生産者情報を上記端末に送信してもよい。
これにより情報処理装置は、メニュー/レシピ/調理法から生産者を検索させることで、食材の購入者が食材を調理する際の利便性を高めることができる。
本発明の他の形態に係る情報処理方法は、
複数の食材に関する情報、当該食材を提供可能な複数の生産者の情報、および当該生産者の評価を示す生産者評価値を記憶し、
複数の飲食店または当該飲食店のシェフに関する情報を、当該飲食店またはシェフが購入した食材と対応付けて記憶するとともに、当該飲食店またはシェフの評価を示す飲食店評価値を記憶し、
端末から、上記食材を提供可能な上記複数の生産者を検索する検索要求を受け付けた際に、上記生産者の情報および上記生産者評価値を示す情報を上記端末に送信し、
上記生産者評価値を、上記生産者から上記食材を購入した上記飲食店または上記シェフの飲食店評価値に基づいて生成する、ことを含む。
本発明の他の形態に係るプログラムは、情報処理装置に、
複数の食材に関する情報、当該食材を提供可能な複数の生産者の情報、および当該生産者の評価を示す生産者評価値を記憶するステップと、
複数の飲食店または当該飲食店のシェフに関する情報を、当該飲食店またはシェフが購入した食材と対応付けて記憶するとともに、当該飲食店またはシェフの評価を示す飲食店評価値を記憶するステップと、
端末から、上記食材を提供可能な上記複数の生産者を検索する検索要求を受け付けた際に、上記生産者の情報および上記生産者評価値を示す情報を上記端末に送信するステップと、
上記生産者評価値を、上記生産者から上記食材を購入した上記飲食店または上記シェフの飲食店評価値に基づいて生成するステップと、を実行させる。
以上説明したように、本発明によれば、食材の購入先である生産者を選択するための客観的な指標を提供することができる。しかし、当該効果は本発明を限定するものではない。
本発明の一実施形態に係る生産者評価システムの構成を示した図である。 本発明の一実施形態に係る生産者評価サーバのハードウェア構成を示した図である。 本発明の一実施形態に係る生産者評価サーバが有するデータベースの構成を示した図である。 本発明の一実施形態に係る生産者評価サーバによる、生産者評価値生成処理の流れを示したフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る生産者評価サーバによる、生産者情報の検索結果提供処理の流れを示したフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
[システムの構成]
図1は、本実施形態に係る飲食店/生産者評価システムの構成を示した図である。
同図に示すように、このシステムは、インターネット150上の生産者評価サーバ100と、複数のユーザ端末200と、複数の飲食店端末300と、複数の生産者端末400とを含む。
生産者評価サーバ100は、食材(野菜、肉、魚等)の生産者を評価し、食材の生産者及び食材に関する情報をその生産者評価値と共に掲載した生産者情報ポータルサイトを運営するウェブサーバである。またそれと共に、生産者評価サーバ100は、飲食店に関する情報を掲載した飲食店情報ポータルサイトを運営するウェブサーバとしても機能する。生産者評価サーバ100は、複数のユーザ端末200及び複数の飲食店の飲食店端末300及び生産者端末400とインターネット150を介して接続されている。
生産者評価サーバ100は、上記飲食店情報ポータルサイトにおいて、ユーザ端末200のユーザ向けに飲食店情報の検索システムを提供する。具体的には、生産者評価サーバ100は、ユーザ端末200からの検索要求に基づいて検索条件に合致する飲食店情報を検索し、検索結果を掲載したWebページを生成してユーザ端末200へ送信する。また生産者評価サーバ100は、当該飲食店情報を閲覧したユーザのユーザ端末200からの、いずれかの飲食店に対する予約受付処理を代行する。
また生産者評価サーバ100は、上記生産者情報ポータルサイトにおいて、飲食店端末300のユーザ(管理者)向けに食材の販売システムを提供する。具体的には、生産者評価サーバ100は、飲食店端末300からの食材毎の生産者検索要求に応じて、上記生産者情報ポータルサイト上の生産者情報提供ページに生産者情報を掲載し、当該生産者情報提供ページ上において、いずれかの生産者が生産する食材の購入要求を受け付け、それに応じて生産者から飲食店への食材の販売処理を仲介する。
ユーザ端末200(200A,200B,200C...)は、飲食店の顧客となるユーザにより使用される端末であり、例えばスマートフォン、携帯電話、タブレットPC(Personal Computer)、ノートブックPC、デスクトップPC等である。ユーザ端末200は、生産者評価サーバ100へアクセスし、上記飲食店情報ポータルサイトからWebページを受信してブラウザ等により画面に表示する。
ユーザ端末200は、上記飲食店情報ポータルサイトに対するユーザの操作に基づいて、飲食店の所在エリアやジャンル等、飲食店の検索条件を決定し、当該検索条件に基づく飲食店検索要求を生産者評価サーバ100へ送信する。そしてユーザ端末200は、ユーザの操作に基づいて、上記検索結果として表示されたいずれかの飲食店に対する予約要求を生産者評価サーバ100へ送信可能である。
また一方で生産者評価サーバ100は、上記生産者情報ポータルサイトに掲載される飲食店(加盟店)向けに、飲食店情報の管理画面(Webページ)を提供している。飲食店端末300のユーザは、当該管理画面を介して、上記検索結果として一般ユーザに提供されるWebページ上の飲食店情報(メニュー情報等)を編集・更新し、当該Webページを上記ポータルサイト上にアップロードすることができる。
飲食店端末300(300A,300B,300C...)は、各飲食店に設置されている端末であり、タブレットPC、ノートブックPC、デスクトップPC等である。飲食店端末300は、管理者の操作に基づいて、上記飲食店情報の編集・更新等、自身の飲食店情報に関する処理を生産者評価サーバ100との通信により実行することが可能である。
[生産者評価サーバのハードウェア構成]
図2は、上記生産者評価サーバ100のハードウェア構成を示した図である。同図に示すように、生産者評価サーバ100は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、入出力インタフェース15、及び、これらを互いに接続するバス14を備える。
CPU11は、必要に応じてRAM13等に適宜アクセスし、各種演算処理を行いながら生産者評価サーバ100の各ブロック全体を統括的に制御する。ROM12は、CPU11に実行させるOS、プログラムや各種パラメータなどのファームウェアが固定的に記憶されている不揮発性のメモリである。RAM13は、CPU11の作業用領域等として用いられ、OS、実行中の各種アプリケーション、処理中の各種データを一時的に保持する。
入出力インタフェース15には、表示部16、操作受付部17、記憶部18、通信部19等が接続される。
表示部16は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic ElectroLuminescence Display)、CRT(Cathode Ray Tube)等を用いた表示デバイスである。
操作受付部17は、例えばマウス等のポインティングデバイス、キーボード、タッチパネル、その他の入力装置である。操作受付部17がタッチパネルである場合、そのタッチパネルは表示部16と一体となり得る。
記憶部18は、例えばHDD(Hard Disk Drive)や、フラッシュメモリ(SSD;Solid State Drive)、その他の固体メモリ等の不揮発性メモリである。当該記憶部18には、上記OSや各種アプリケーション、各種データが記憶される。
後述するが、特に本実施形態において、記憶部18は、後述する生産者評価値生成処理に必要なアプリケーション等のプログラムの他、飲食店情報データベース、生産者情報データベース、食材情報データベースを有している。
通信部19は、例えばEthernet用のNIC(Network Interface Card)や無線LAN等の無線通信用の各種モジュールであり、上記ユーザ端末200、飲食店端末300及び生産者端末400との間の通信処理を担う。
なお、図示しないが、ユーザ端末200、飲食店端末300及び生産者端末400の基本的なハードウェア構成も上記生産者評価サーバ100のハードウェア構成と略同様である。
[生産者評価サーバのデータベース構成]
図3は、上記生産者評価サーバ100が有するデータベースの構成を示した図である。
同図に示すように、生産者評価サーバ100は、記憶部18に、飲食店情報データベース31、生産者情報データベース32及び食材情報データベース33を有している。
飲食店情報データベース31は、飲食店毎に、その飲食店の店名、所在位置(住所または緯度経度)情報、立地エリア情報、アクセス情報(最寄り駅情報、最寄り駅からの徒歩距離情報)、電話番号、その飲食店を識別するID(店舗ID)、その飲食店の業態・サービスのカテゴリ情報、その飲食店を紹介する情報(店舗のPR文等の店舗の特徴を示す情報、飲食店が行うイベント情報等)、飲食店に関する(飲食店を紹介する)画像データ、飲食店が提供するメニューに関するメニュー情報、平均予算情報、営業時間、ウェブサイトURL等の情報等を記憶している。これらの情報は、各飲食店の飲食店端末300から、生産者評価サーバ100が提供する管理画面を介して入力されたものである。
上記メニュー情報は、上記飲食店情報ポータルサイト上の各飲食店のメニューページに掲載されるメニューに対応する情報であり、各飲食店が提供可能な複数のメニューのメニュー名を、飲食店毎に記憶している。当該メニュー情報は、例えば前菜/メイン、ランチ/ディナー/コース等のメニューカテゴリ毎に記憶されてもよい。またメニュー情報としては、メニュー名や値段、説明等を示す文字情報の他、当該メニューを撮影した写真等の画像情報も対応付けて記憶される。
また飲食店情報データベース31は、上記生産者情報ポータルサイトを介した飲食店毎の食材購入履歴情報も記憶している。食材購入履歴情報は、購入された食材及びその数量、当該食材の生産者、購入日時等に関する情報を含む。
さらに飲食店情報データベース31は、飲食店情報ポータルサイト上の各飲食店のウェブページのページビュー、被ブックマーク数、各飲食店の予約履歴、平均客単価等の情報の他、各飲食店について算出された評価値である飲食店評価値を示す情報も記憶している。
生産者情報データベース32は、上記生産者情報ポータルサイトを介して食材を提供可能な生産者に関する情報(生産者の住所、氏名または会社名、生産する食材等の情報)を記憶している。また生産者情報データベース32は、各生産者の食材毎の評価を示す生産者評価値を示す情報も記憶している。
食材情報データベース33は、上記生産者が販売する食材に関する情報(食材名、生産地、販売価格、販売可能な食材の数量や納期等の情報)を、生産者情報と対応付けて記憶している。食材としては、例えば野菜、穀物、果物、肉、魚介類、卵、乳、油、調味料等の、各飲食店における各メニューに使われる各食材等あらゆるものが対象となり得る。
これら各データベースは、後述する生産者評価サーバ100による生産者評価値生成処理において、必要に応じて相互に参照されて用いられる。
[生産者評価サーバの動作]
次に、以上のように構成された生産者評価サーバ100の動作について説明する。当該動作は、生産者評価サーバ100のCPU11及び通信部19等のハードウェアと、記憶部18に記憶されたソフトウェアとの協働により実行される。以下の説明では、便宜上、CPU11を動作主体とする。
図4は、生産者評価サーバ100による、生産者評価値生成処理の流れを示したフローチャートである。
同図に示すように、生産者評価サーバ100のCPU11は、まず、生産者評価値の更新タイミングが到来したか否かを判断する(ステップ41)。生産者評価値の更新タイミングは、例えば1日、1週間、1ヵ月等、定期的な期間に設定される。
生産者評価値の更新タイミングが到来したと判断した場合(Yes)、CPU11は、上記生産者情報データベース32中から、更新対象としていずれか1つの生産者を選択する(ステップ42)。
続いてCPU11は、生産者情報データベース32中から、更新対象として上記選択した生産者の生産する食材のうちいずれか1つの食材を選択する(ステップ43)。
続いてCPU11は、上記飲食店情報データベース31を参照して、直近の所定期間(例えば1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月等)に、上記選択した生産者から上記選択した食材を購入した飲食店を特定する(ステップ44)。
続いてCPU11は、上記飲食店情報ポータルサイト上の、上記特定した飲食店のウェブページの、上記所定期間内のページビュー情報を取得する(ステップ45)。上記飲食店が複数存在する場合にはそれぞれについてページビュー情報が取得される。
続いてCPU11は、上記ページビューに応じた飲食店評価値を生成する(ステップ46)。当該飲食店評価値は、例えば、0~9,999PVは評価値1,10,000~49,999PVは評価値2、50,000~99,999PVは評価値3,100,000~199,999PVは評価値4,200,000PV以上は評価値5等、予めページビューの数値範囲に応じて評価値が設定されており、上記取得したページビューに対応する設定評価値が当てはめられることで飲食店評価値が生成されてもよい。また、ページビューそのものが評価値として利用されてもよい。
続いてCPU11は、上記所定期間内に上記食材を購入した全ての飲食店の飲食店評価値の平均値を算出する(ステップ47)。
続いてCPU11は、上記飲食店情報データベース31の食材購入履歴情報を参照して、上記飲食店と生産者との間の食材の取引量に関するデータを取得し、上記算出した平均値に、当該取引量(例えば全飲食店の合計量)に応じた値(取引量に応じて設定された係数等)を乗算または加算することで、生産者評価値を生成する(ステップ48)。
続いてCPU11は、上記生成した生産者評価値を、上記生産者情報データベース32に、生産者情報と対応付けて記憶(直近の生産者評価値から更新)する(ステップ49)。
CPU11は、以上の処理を、1の生産者が生産する全ての食材について繰り返し(ステップ50)、当該処理を全ての生産者について生産者評価値を生成するまで繰り返す(ステップ51)。
図5は、生産者評価サーバ100による、生産者情報の検索結果提供処理の流れを示したフローチャートである。
同図に示すように、生産者評価サーバ100のCPU11は、まず、飲食店端末300から、上記生産者情報ポータルサイトを介して、生産者検索要求を受信したか否かを判断する(ステップ61)。当該生産者検索要求には、少なくとも食材に関する情報が含まれ、またオプションとして生産者の存在する地域や食材の購入希望数量、納期等の情報が含まれる。
続いてCPU11は、上記生産者検索要求に含まれる食材を特定する(ステップ62)。
続いてCPU11は、上記生産者情報データベース32から、上記食材に対応する(食材を生産可能な生産者の)生産者情報を取得する(ステップ63)。
続いてCPU11は、上記生産者評価情報を含む生産者情報の検索結果ページを生成して(ステップ64)、当該検索結果ページを飲食店端末300へ送信する(ステップ65)。
図示しないが、当該検索結果ページは、例えば、生産者情報として、各生産者の生産者名、写真、生産者評価値等が掲載された生産者情報表示欄の一覧から構成される。生産者情報表示欄が飲食店端末300によって選択されると、詳細ページ及び食材購入ページへと遷移が可能となっていてもよい。
続いてCPU11は、飲食店端末300から、上記検索結果ページ(食材購入ページ)を介して食材の発注要求を受信したか否かを判断する(ステップ66)。
食材発注要求を受信したと判断した場合(Yes)、CPU11は、発注要求対象の食材の決済処理等を実行し(ステップ67)、注文情報を対応する生産者端末400へ送信する(ステップ68)。これに基づき、生産者は発注対象の食材を発注元の飲食店へ配送等する。
[まとめ]
以上説明したように、本実施形態によれば、生産者評価サーバ100は、食材を購入したことのある飲食店に対する評価を用いることで、飲食店が食材の購入先である生産者を選択するための客観的な指標を提供することができる。
また、飲食店に対する評価を用いることで、生産者を評価するためのデータを別途用意する必要がないため、生産者評価サーバ100の負荷及びデータ通信負荷の増加も防止することができる。
[変形例]
本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更され得る。
上述の実施形態において、生産者評価サーバ100は、飲食店情報を提供するサーバとしても機能していたが、飲食店情報を提供するサーバが別個に設けられてもよい。
上述の実施形態では、ユーザによる評価対象及び食材購入者が飲食店である場合を説明したが、ユーザによる評価対象及び食材購入者は、飲食店ではなく、当該飲食店の特定のシェフであってもよい。すなわち、シェフに対するユーザからの評価値を基に、当該飲食店またはシェフが食材を購入している生産者の評価値が生成されてもよい。
上述の実施形態では、生産者評価サーバ100は、飲食店のウェブページのページビューによって飲食店を評価したが、評価に用いるパラメータはページビューに限られず、例えば飲食店の予約数または客単価、上記ウェブページの被ブックマーク数のうちの少なくともいずれか1つに基づいて飲食店またはシェフの評価値が生成されてもよい。
また、生産者評価サーバ100は、シェフに対する評価値に基づいて生産者評価値を生成する場合、当該シェフの評価値を、シェフに関するウェブページが閲覧された前後の上記飲食店の予約数の変化(増加数、増加率等)に基づいて算出してもよい。これにより、飲食店に雇われている(オーナーシェフではない)シェフの評価や、飲食店に複数いるシェフのうちの特定のシェフの評価を、生産者の評価に用いることが可能となる。
また上述の実施形態において、生産者評価サーバ100は、飲食店に食材を提供するだけでなく、同じプラットフォーム上で当該食材を用いた飲食店のメニュー、当該メニューのレシピ、または当該食材の調理法に関する情報を提供してもよい。この場合生産者評価サーバ100は、例えば上記飲食店情報データベース31等に、当該メニュー、レシピ、または調理法に関する情報を飲食店またはシェフと対応付けて記憶しておき、食材を購入した飲食店の飲食店端末300へ、例えば発注完了通知等と共に当該食材に対応付けられたメニュー、レシピまたは調理法に関する情報を送信する。これにより、食材を購入した飲食店またはシェフの調理の際の利便性が向上する。また、食材を購入することでその食材のレシピ等を知ることができるので、これまで購入したことのないような新たな食材の購入も促すことができるようになる。
また、生産者評価サーバ100は、さらに、レシピ情報ポータルサイトにおいて、飲食店向けにレシピ情報の売買システムを提供してもよい。具体的には、生産者評価サーバ100は、飲食店端末300からのレシピ情報掲載要求に応じて、上記レシピ情報ポータルサイト上のレシピ情報提供ページにレシピ情報を掲載し、当該レシピ情報提供ページ上において、他の飲食店端末300からの購入要求に応じてレシピ情報の売買処理及びそれに伴う決済処理を実行する。このようなレシピ情報の売買と、上述した生産者情報及び飲食店情報の提供とが同じプラットフォーム上で実現されてもよい。
また生産者評価サーバ100は、上記メニュー、レシピまたは調理法を検索条件とした生産者情報の検索要求を飲食店端末300から受信し、当該検索要求に含まれるメニュー、レシピまたは調理法に対応付けられた飲食店またはシェフに対応付けられた生産者情報を上記飲食店端末300に送信してもよい。
上述の実施形態では、生産者評価値は1の生産者について食材毎に生成されたが、食材に関わらず、単に飲食店またはシェフとの売買履歴を基に、生産者に対して1つの評価値が生成されてもよい。また、食材毎の生産者評価値が算出される一方で、それら食材毎の生産者評価値の平均値または合算値として、1の生産者について総合的な評価値が生成されてもよい。
本願の特許請求の範囲に記載された発明のうち、「情報処理方法」と記載された発明は、その各ステップを、ソフトウェアによる情報処理によりコンピュータ等の少なくとも1つの装置が自動的に行うものであり、人間がコンピュータ等の装置を用いて行うものではない。すなわち、当該「情報処理方法」は、コンピュータ・ソフトウェアによる情報処理方法であって、コンピュータという計算道具を人間が操作する方法ではない。
上述の実施形態では、飲食店が有する飲食店端末300から生産者評価サーバ100に生産者の検索要求及び食材の購入要求を送信していたが、生産者を検索し食材を購入する端末は、飲食店端末300に限られず、飲食店以外が有するユーザ端末200など他の端末であってもよい。
11…CPU
18…記憶部
19…通信部
31…飲食店情報データベース
32…生産者情報データベース
33…食材情報データベース
100…生産者評価サーバ
200…ユーザ端末
300…飲食店端末
400…生産者端末

Claims (9)

  1. 複数の食材に関する情報、当該食材を提供可能な複数の生産者の情報、および当該生産者の評価を示す生産者評価値を記憶する第1記憶部と、
    複数の飲食店または当該飲食店のシェフに関する情報を、当該飲食店またはシェフが購入した食材と対応付けて記憶するとともに、当該飲食店またはシェフの評価を示す飲食店評価値を記憶する第2記憶部と、
    端末と通信可能な通信部と、
    前記端末から、前記食材を提供可能な前記複数の生産者を検索する検索要求を受け付けた際に、前記生産者の情報および前記生産者評価値を示す情報を前記端末に送信する制御部と
    を具備し、
    前記制御部は、前記生産者評価値を、前記生産者から前記食材を購入した前記飲食店または前記シェフの飲食店評価値に基づいて生成する
    情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、前記飲食店評価値を、前記飲食店または前記シェフに関するウェブページのページビュー、前記飲食店の予約数または客単価、前記ウェブページの被ブックマーク数のうちの少なくともいずれか1つに基づいて算出する
    情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、前記飲食店評価値を、前記シェフに関するウェブページが閲覧された前後の前記飲食店の予約数に基づいて算出する
    情報処理装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、前記生産者評価値を、1の生産者について前記食材ごとに生成する
    情報処理装置。
  5. 請求項4に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、前記生産者評価値を、前記食材毎の取引量を基に生成する
    情報処理装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の情報処理装置であって、
    前記第2記憶部は、前記食材を用いた前記飲食店のメニュー、当該メニューのレシピ、または前記食材の調理法に関する情報を、前記飲食店またはシェフ及び食材と対応付けて記憶し、
    前記制御部は、前記食材を購入した端末へ、当該食材に対応付けられた前記メニュー、レシピまたは調理法に関する情報を送信する
    情報処理装置。
  7. 請求項6に記載の情報処理装置であって、
    前記通信部は、前記メニュー、レシピまたは調理法を検索条件とした生産者情報の検索要求を前記端末から受信し、
    前記制御部は、前記検索要求に含まれるメニュー、レシピまたは調理法に対応付けられた前記飲食店またはシェフに対応付けられた前記生産者情報を前記端末に送信する
    情報処理装置。
  8. 複数の食材に関する情報、当該食材を提供可能な複数の生産者の情報、および当該生産者の評価を示す生産者評価値を記憶し、
    複数の飲食店または当該飲食店のシェフに関する情報を、当該飲食店またはシェフが購入した食材と対応付けて記憶するとともに、当該飲食店またはシェフの評価を示す飲食店評価値を記憶し、
    端末から、前記食材を提供可能な前記複数の生産者を検索する検索要求を受け付けた際に、前記生産者の情報および前記生産者評価値を示す情報を前記端末に送信し、
    前記生産者評価値を、前記生産者から前記食材を購入した前記飲食店または前記シェフの飲食店評価値に基づいて生成する
    コンピュータが実行する情報処理方法。
  9. 情報処理装置に、
    複数の食材に関する情報、当該食材を提供可能な複数の生産者の情報、および当該生産者の評価を示す生産者評価値を記憶するステップと、
    複数の飲食店または当該飲食店のシェフに関する情報を、当該飲食店またはシェフが購入した食材と対応付けて記憶するとともに、当該飲食店またはシェフの評価を示す飲食店評価値を記憶するステップと、
    端末から、前記食材を提供可能な前記複数の生産者を検索する検索要求を受け付けた際に、前記生産者の情報および前記生産者評価値を示す情報を前記端末に送信するステップと、
    前記生産者評価値を、前記生産者から前記食材を購入した前記飲食店または前記シェフの飲食店評価値に基づいて生成するステップと
    を実行させるプログラム。
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