JP2018128819A - メニュー管理装置、メニュー管理方法、メニュー管理プログラム - Google Patents

メニュー管理装置、メニュー管理方法、メニュー管理プログラム Download PDF

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真理子 清水
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Abstract

【課題】メニューのメイン食材などの特定食材を適切に特定することが可能なメニュー管理装置、メニュー管理方法、及びメニュー管理プログラムを提供することを目的とする。【解決手段】メニューの調理に用いられる食材ごとの使用量と前記食材ごとに対応して予め設定された重み付け値を含む重み付け情報とに基づいて、前記食材各々について前記使用量及び前記重み付け値を用いた特定の演算処理が実行され、前記食材のうち前記演算処理の演算結果が予め設定される特定条件を満たす特定食材が特定される。【選択図】図7

Description

本発明は、メニューの情報を管理可能なメニュー管理装置、メニュー管理方法、及びメニュー管理プログラムに関する。
飲食店で提供されるメニュー各々の情報を管理するシステムとして、メニューに用いられる食材の情報の入力を受け付け、それらの情報をメニューの情報として表示可能なメニュー生成システムが知られている(例えば特許文献1)。
特開2016−71870号公報
ところで、メニューの情報として、食材各々の使用量が登録可能である構成も考えられる。さらに、メニューにおける重要度の高いメイン食材の情報が登録可能であることも考えられる。ここで、上述のようなメニュー生成システムにおいて、最も使用量が多い食材が自動的にメニューのメイン食材として特定されることが考えられる。例えば「サーモンのクリーム煮込み」というメニューに使用される食材として、「サーモン 200g」、「玉ねぎ 100g」、「しめじ 50g」、「牛乳 50g」が登録されているとする。この場合には、最も使用量の多い「サーモン」がメイン食材であると判断することが可能である。しかしながら、この手法では、例えば「牛丼」というメニューに使用される食材として、「牛肉 100g」、「玉ねぎ 100g」、「水 50cc」、「米 280g」が登録されている場合には、最も使用量(重量)の多い食材は「米」となり、本来メイン食材として特定されるべき「牛肉」ではなく、「米」がメイン食材と判断されることが問題になる。
本発明の目的は、メニューのメイン食材などの特定食材を適切に特定することが可能なメニュー管理装置、メニュー管理方法、及びメニュー管理プログラムを提供することになる。
本発明に係るメニュー管理装置は、メニューの調理に用いられる食材ごとの使用量と前記食材ごとに対応して予め設定された重み付け値を含む重み付け情報とに基づいて、前記食材各々について前記使用量及び前記重み付け値を用いた特定の演算処理を実行する演算処理部と、前記食材のうち前記演算処理の演算結果が予め設定される特定条件を満たす特定食材を特定する特定処理部とを備える。
本発明に係るメニュー管理方法は、メニューの調理に用いられる食材ごとの使用量と前記食材ごとに対応する重み付け値を含む重み付け情報とに基づいて、前記食材各々について前記使用量及び前記重み付け値を用いた特定の演算処理を実行することと、前記食材のうち前記演算処理の演算結果が予め設定される特定条件を満たす特定食材を特定することとを含む。
本発明に係るメニュー管理プログラムは、メニューの調理に用いられる食材ごとの使用量と前記食材ごとに対応する重み付け値を含む重み付け情報とに基づいて、前記食材各々について前記使用量及び前記重み付け値を用いた特定の演算処理を実行する演算ステップと、前記食材のうち前記演算処理の演算結果が予め設定される特定条件を満たす特定食材を特定する特定ステップとをコンピュータに実行させるためのメニュー管理プログラムである。
本発明に係るメニュー管理装置は、メニューの調理に用いられる食材ごとの使用量と前記食材ごとに対応して予め設定された重み付け値を含む重み付け情報とに基づいて、前記食材各々について前記使用量及び前記重み付け値を用いた特定の演算処理を実行する演算処理部と、特定食材の指定を受け付ける指定受付部と、前記メニューのうち前記指定受付部により受け付けられる前記特定食材についての前記演算処理の演算結果が予め設定される特定条件を満たす特定料理目メニューを特定する特定処理部とを備える。
本発明によれば、メニューのメイン食材などの特定食材を適切に特定することが可能なメニュー管理装置、メニュー管理方法、及びメニュー管理プログラムを提供することが可能である。
図1は、本発明の実施の形態に係るメニュー管理システムの構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態に係るメニュー管理システムで使用されるユーザ情報の一例を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態に係るメニュー管理システムで使用される飲食店情報の一例を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態に係るメニュー管理システムで使用されるメニュー情報の一例を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態に係るメニュー管理システムで使用される重み付け情報の一例を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態に係るメニュー管理システムで実行されるメニュー管理処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図7は、本発明の実施の形態に係るメニュー管理システムで実行されるメニュー管理処理で表示される表示画面の一例を示す図である。 図8は、本発明の実施の形態に係るメニュー管理システムで実行されるメニュー管理処理で表示される表示画面の一例を示す図である。 図9は、本発明の実施の形態に係るメニュー管理システムで実行されるメニュー管理処理で表示される表示画面の一例を示す図である。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
[メニュー管理システム1]
図1に示すように、本発明の実施形態に係るメニュー管理システム1は、メニュー管理装置2と一又は複数のユーザ端末3とを含む。メニュー管理装置2及びユーザ端末3は、インターネット、LAN、WAN、又は公衆電話回線などの通信網N1を介して通信可能な情報端末である。なお、ユーザ端末3には、メニュー管理装置2で管理される飲食店又はメニューの編集操作などを行う飲食店の管理者側のユーザによって使用される端末、及びメニュー管理装置2で管理される飲食店又はメニューの検索操作などを行う飲食店の利用者側のユーザによって使用される端末が含まれる。
メニュー管理装置2は、複数の飲食店の各々で提供されているメニューの情報を提供するメニュー情報提供サイトとしての機能を備えている。より具体的に、本実施形態では、前記メニュー情報提供サイトが飲食店の検索に用いられる飲食店情報提供サイトである場合を例に挙げて説明する。前記飲食店情報提供サイトには、全国各地の飲食店に関する情報(店名、写真、地図、電話番号など)が登録されている。また、前記飲食店情報提供サイトには、各飲食店で提供されているメニューに関する情報(メニュー名、価格、写真、食材、レシピなど)が登録されている。飲食店の経営者又は従業員などの店舗側のユーザは、ユーザ端末3からメニュー管理装置2にアクセスして、自身の飲食店で提供されているメニューに関する情報の登録、変更、又は削除を行うことができる。
ところで、この種のメニュー管理装置2では、メニューの情報として、食材各々の使用量が登録可能である構成も考えられる。さらに、メニューにおける重要度の高いメイン食材の情報が登録可能であることも考えられる。ここで、上述のようなメニュー生成システムにおいて、最も使用量が多い食材が自動的にメニューのメイン食材として特定されることが考えられる。例えば「サーモンのクリーム煮込み」というメニューに使用される食材として、「サーモン 200g」、「玉ねぎ 100g」、「しめじ 50g」、「牛乳 50g」が登録されているとする。この場合には、最も使用量の多い「サーモン」がメイン食材であると判断することが可能である。しかしながら、この手法では、例えば「牛丼」というメニューに使用される食材として、「牛肉 100g」、「玉ねぎ 100g」、「水 50cc」、「米 280g」が登録されている場合には、最も使用量(重量)の多い食材は「米」となり、本来メイン食材として特定されるべき「牛肉」ではなく、「米」がメイン食材と判断されることが問題になる。これに対し、本実施形態に係るメニュー管理装置2では、以下に説明するように、メニューのメイン食材などの特定食材を適切に特定することが可能である。
[メニュー管理装置2]
図1に示されるように、メニュー管理装置2は、制御部21、記憶部22、操作表示部23、及び通信I/F24などを備えるサーバである。なお、メニュー管理装置2は、1台のコンピュータに限らず、複数台のコンピュータが協働して動作するコンピュータシステムであってもよい。また、メニュー管理装置2で実行される各種の処理は、一又は複数のプロセッサによって分散して実行されてもよい。
通信I/F24は、メニュー管理装置2を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介してユーザ端末3などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インタフェースである。
操作表示部23は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザインタフェースである。
記憶部22は、各種の情報を記憶するHDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)などの不揮発性の記憶部である。具体的に、記憶部22には、ユーザ情報D1(図2参照)、飲食店情報D2(図3参照)、メニュー情報D3(図4参照)、重み付け情報D4(図5参照)などのデータが記憶される。なお、メニュー情報D3は、飲食店情報D2に登録されている飲食店ごとに対応付けて記憶されている。
図2に示されるように、ユーザ情報D1には、ユーザ端末3のユーザごとに対応するユーザID、パスワード、飲食店IDなどの情報が含まれる。ユーザIDはユーザを識別するための識別情報であって、ユーザID及びパスワードはユーザのログイン処理で使用される。飲食店IDは、各ユーザが管理又は所属している飲食店を識別するための識別情報である。
図3に示されるように、飲食店情報D2には、飲食店ごとに対応する飲食店ID、エリア、業態、平均予算などの情報が含まれる。エリアは、飲食店の所在地を示し、業態は、飲食店で提供される料理ジャンルなどに基づく飲食店の分類である。平均予算は、例えば飲食店を利用するときに必要となる平均的な金額である。なお、飲食店情報D2には、他に、利用目的、許容人数、クーポン使用可否、飲み放題有無、又は食べ放題有無などの情報が含まれていてもよい。飲食店情報D2は、前記飲食店情報提供サイトにおいてユーザが任意の飲食店を探す際に実行される検索処理時に制御部21により参照されることがある。
メニュー情報D3は、前記飲食店情報提供サイトに登録されたメニューに関する情報であって、例えば飲食店ごとに記憶される。図4に示されるように、メニュー情報D3には、メニューごとに対応するメニュー名、価格、食材などの情報が含まれる。メニュー名は、メニューを識別するための識別情報である。価格は、メニューの価格を示している。食材は、メニューの調理に使用される一又は複数の食材を識別するための識別情報である。メニュー情報D3は、前記飲食店情報提供サイトにメニューが新規登録されたとき、及び前記飲食店情報提供サイトからメニューが変更又は削除されたときに、制御部21により随時更新される。
重み付け情報D4は、メニューにおける食材の重要性を判断するために用いられる情報である。図5に示されるように、重み付け情報D4には、食材各々に対応する重み付け値が予め設定されて登録されている。具体的に、重み付け値は0以上1以下の値である。例えば、図5に示される重み付け情報D4では、「米」の重み付け値が「0.01」であってメニューにおける重要性が低く、「牛肉」の重み付け値が「1.0」であってメニューにおける重要性が高いことが定められている。即ち、「米」のようにメニューの主要な食材として相応しくない食材についてはメイン食材を特定する際の重要性が「牛肉」に比べて著しく低く設定されている。その他、例えば「米」に限らず、「水」などもメイン食材を特定する際の重要性が著しく低く設定されている。
なお、他の実施形態として、ユーザ情報D1、飲食店情報D2、メニュー情報D3、重み付け情報D4などの情報の一部又は全部が、メニュー管理装置2から通信網N1を介してアクセス可能な他のサーバに記憶されていることも考えられる。そして、メニュー管理装置2の制御部21は、前記サーバから各種の情報を取得して、後述のメニュー管理処理(図6参照)などの各処理を実行してもよい。
また、記憶部22には、前記飲食店情報提供サイトに登録されている飲食店情報D2及びメニュー情報D3などに基づいて飲食店及びメニューの情報をユーザ端末3に提示するための飲食店情報ページ(不図示)のデータが記憶される。特に、記憶部22には、飲食店の経営者又は従業員などの店舗側のユーザがユーザ端末3を用いて前記飲食店情報提供サイトにメニューを登録する際に当該ユーザ端末3に表示される後述のメニュー登録ページP11(図7参照)のデータも記憶される。なお、記憶部22には、前記飲食店情報提供サイトに登録されている飲食店及びメニューを検索するための検索ページ(不図示)のデータも記憶される。
また、記憶部22には、制御部21に後述のメニュー管理処理(図6参照)を実行させるためのメニュー管理プログラムなどの制御プログラムが記憶されている。例えば、前記メニュー管理プログラムは、CD又はDVDなどのコンピュータ読取可能な記録媒体に非一時的に記録されており、メニュー管理装置2が備えるCDドライブ又はDVDドライブなどの読取装置(不図示)で読み取られて記憶部22に記憶される。
制御部21は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサである。前記ROMは、前記CPUに各種の演算処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部21は、前記ROM又は記憶部22に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することによりメニュー管理装置2を制御する。
具体的に、制御部21は、図1に示されるように、受付処理部211、提示処理部212、演算処理部213、特定処理部214、抽出処理部215などの各種の処理部を含む。なお、制御部21は、前記CPUで前記メニュー管理プログラムに従った各種の処理を実行することによって、受付処理部211、提示処理部212、演算処理部213、特定処理部214、抽出処理部215として機能する。また、制御部21に含まれる一部又は全部の処理部が電子回路で構成されていてもよい。なお、前記メニュー管理プログラムは、複数のプロセッサを前記各種の処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
受付処理部211は、メニュー情報D3へのメニューの登録操作又はメニュー情報D3の編集操作などを受け付けることが可能である。具体的に、受付処理部211は、ユーザ端末3から受信されるユーザID及びパスワードに基づいて、ユーザ情報D1を参照してユーザ認証を行う。そして、受付処理部211は、メニュー登録ページP11のデータをユーザ端末3に送信して、メニュー登録ページP11をユーザ端末3に表示させる。メニューが登録又は編集されると、受付処理部211は、メニュー情報D3を更新する。
提示処理部212は、ユーザ端末3からの要求に応じて前記検索ページのデータをユーザ端末3に送信して、前記検索ページをユーザ端末3に表示させる。そして、提示処理部212は、ユーザ端末3から受信される検索条件に基づいて、前記検索条件に対応する前記飲食店情報ページのデータをユーザ端末3に送信して、前記飲食店情報ページをユーザ端末3に表示させる。このとき、提示処理部212は、前記飲食店情報ページにおいて、メニューの情報としてメイン食材のような予め設定された特定条件を満たす特定食材の情報を提示することも可能である。
演算処理部213は、メニューの調理に用いられる食材ごとの使用量を含むメニュー情報D3と、前記食材ごとに対応して予め設定された重み付け値を含む重み付け情報D4とに基づいて、前記食材各々について前記使用量及び前記重み付け値を用いた特定の演算処理を実行する。具体的に、演算処理部213は、前記使用量と前記重み付け値との積を求める演算を前記特定の演算処理として実行する。なお、前記特定の演算処理には、例えばメニューのジャンルごと又は調理法ごとに異なる所定の係数を前記使用量又は前記重み付け値に掛ける演算が含まれてもよい。
特定処理部214は、メニューに使用される食材のうち前記演算処理の演算結果が予め設定される特定条件を満たす特定食材を特定する。具体的に、本実施形態において、前記特定条件は、前記演算結果として得られる演算値が最も大きいことである。なお、他の実施形態として、前記特定条件が、前記演算結果として得られる演算値が予め設定される特定順位以内に入っていることであってもよい。さらに、特定処理部214は、ユーザ操作に応じて前記特定条件を任意に設定することが可能であってもよい。
抽出処理部215は、任意のメニューが入力された場合に、当該メニューと前記特定食材が共通する他のメニューを抽出することが可能である。また、抽出処理部215は、前記メニューの価格が入力された場合に、前記特定食材が共通し、且つ当該メニューとの価格差が所定範囲内である他の前記メニューを抽出することも可能である。そして、抽出処理部215によって抽出された前記メニューは提示処理部212によってユーザ端末3に表示させる。
[ユーザ端末3]
図1に示されるように、ユーザ端末3は、制御部31、記憶部32、操作表示部33、及び通信I/F34などを備える。ユーザ端末3は、例えば携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、又はパーソナルコンピュータのような情報端末である。
具体的に、飲食店の経営者又は管理者などのユーザは、ユーザ端末3に表示された所定のログインページにおいてユーザID及びパスワードを入力することによりメニュー管理装置2にログインする。これにより、メニュー管理装置2の制御部21は、ログイン中のユーザを識別することが可能である。
通信I/F34は、ユーザ端末3を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介してメニュー管理装置2などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インタフェースである。
操作表示部33は、各種のウェブページなどの情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザインタフェースである。
記憶部32は、各種の情報を記憶するHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)又はフラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶部である。例えば、記憶部32には、ブラウザプログラム等の制御プログラムが記憶される。具体的に、前記ブラウザプログラムは、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)等の通信プロトコルに従ってメニュー管理装置2等の外部装置との間で通信処理を制御部31に実行させるための制御プログラムである。
制御部31は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部31は、前記ROM又は記憶部32に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することによりユーザ端末3を制御する。
具体的に、制御部31は、記憶部32に記憶されている前記ブラウザプログラムに従って各種の処理を実行することによりブラウザ処理部311として機能する。ブラウザ処理部311は、メニュー管理装置2から通信網N1を介して提供されるウェブページを操作表示部33に表示させ、操作表示部33に対する操作をメニュー管理装置2に入力するブラウザ処理を実行することが可能である。なお、制御部31に含まれる一部又は全部の処理部は電子回路で構成されていてもよい。また、本実施形態では、メニュー管理システム1における表示及び操作がユーザ端末3で行われる場合を例に挙げて説明するが、メニュー管理装置2において表示及び操作が行われてもよい。即ち、メニュー管理装置2がユーザ端末3を兼ねたスタンドアローンタイプのメニュー管理システム1を構成するものであってもよい。
[メニュー管理処理]
以下、図6を参照しつつ、メニュー管理装置2の制御部21によって実行されるメニュー管理処理について説明する。なお、制御部21は、ユーザ端末3からのアクセスが発生した場合に、ユーザ端末3ごとに対応する当該メニュー管理処理を個別に実行する。具体的に、制御部21は、ユーザ端末3を用いてメニュー管理装置2に対するログイン操作が行われた場合に、当該ログイン操作によってログインされたユーザに対応する飲食店に対応するメニュー情報D3を対象として当該メニュー管理処理が開始される。なお、制御部21は、複数のユーザ端末3に対応する前記メニュー管理処理を時分割によって略並行して実行することがある。また、当該メニュー管理処理は、ユーザ端末3の所定の操作によって途中で終了されることがある。
また、本発明は、当該メニュー管理処理に含まれる一又は複数のステップを実行するメニュー管理方法の発明として捉えることができ、ここで説明する当該メニュー管理処理に含まれる一又は複数のステップが適宜省略されてもよい。なお、前記メニュー管理処理における各ステップは同様の作用効果を生じる範囲で実行順序が異なってもよい。さらに、ここでは制御部21によって当該メニュー管理処理における各ステップが実行される場合を例に挙げて説明するが、複数のプロセッサによって当該メニュー管理処理における各ステップが分散して実行されるメニュー管理方法も他の実施形態として考えられる。
<ステップS1>
ステップS1において、制御部21は、メニューの登録操作を受け付けるためのメニュー登録ページP11をユーザ端末3に表示させる。ここに、図7は、メニュー登録ページP11の一例を示す図である。図7に示されるように、ユーザ端末3に表示されるメニュー登録ページP11には、メニュー名、価格、食材、メイン食材が入力される入力部P111〜P114が表示されている。また、メイン登録ページP11には、入力補助を使用して登録対象となるメニューの候補を検索するための操作キーK111、及び入力中のメニューと類似する類似メニューを表示させるための操作キーK112が表示されている。さらに、メイン登録ページP11には、食材の入力を終了して登録するための操作キーK113、及びメニューの入力を終了して登録するための操作キーK114も表示されている。
<ステップS2〜S4>
ステップS2〜S4では、ユーザ端末3のユーザ操作によってメニュー登録ページP11の入力部P111〜P113に対するメニュー名、価格、食材などのメニューの情報の入力を受け付ける。ここに、係る処理は、制御部21の受付処理部211によって実行される。なお、メニュー名、価格、食材は任意の順番で入力可能である。
具体的に、入力部P111では、テキスト入力によって登録対象のメニューのメニュー名を入力することが可能であり、入力部P121では、テキスト入力によって登録対象のメニューの価格を入力することが可能である。また、制御部21は、操作キーK111の操作に応じて入力補助ページP12(図8参照)をユーザ端末3に表示させる。図8に示されるように、入力補助ページP12では、入力部P121、入力部P122、候補表示部P123、及び操作キーK121などが表示されている。
入力部P121では、検索対象食材の指定が受け付けられる。ここに、係る処理は、制御部21の受付処理部211によって実行される。例えば、制御部21は、入力部P121の操作に応じて、予め設定された食材のリストをプルダウン又はポップアップでユーザ端末3に表示させ、ユーザ端末3のユーザ操作に応じて食材を検索対象食材として選択する。具体的に、図8では、ユーザ操作に応じて「牛肉」が検索対象食材として指定されて入力部P121に入力された状態である。
入力部P122では、入力部P121に入力された前記検索対象食材についての前記演算処理の演算結果が満たすべき検索条件の指定が受け付けられる。例えば、前記検索条件は、当該食材がメニューにおいて何番目に重要な食材であるかを示す条件である。具体的に、例えば、前記検索条件としては、メニューにおいて最も重要な食材である「メイン」、次に重要な食材である「サブ1」、さらに次に重要な食材である「サブ2」などが指定可能である。
例えば、制御部21は、入力部P121の操作に応じて、予め設定された検索条件のリストをプルダウン又はポップアップでユーザ端末3に表示させ、ユーザ端末3のユーザ操作に応じて検索条件を選択する。具体的に、図8では、ユーザ操作に応じて「メイン」が前記検索条件として指定されて入力部P122に入力された状態である。また、前記検索条件は、前記演算結果として得られる演算値が予め設定される検索順位以内に入っていることであってもよい。なお、複数組の入力部P121及び入力部P122が表示され、複数組の食材及び検索条件が設定可能であることも他の実施形態として考えられる。
そして、制御部21は、入力部P121及び入力部P122に食材及び検索条件が入力された状態で操作キーK121が操作されると、前記食材について前記検索条件を満たすメニューを検索し、登録対象のメニューの選択候補として表示部P123に表示させる。なお、複数組の食材及び検索条件が設定されている場合には、その食材各々について前記検索条件が満たされるメニューを検索し、メニューの選択候補として表示部P123に表示させることが考えられる。
図8では、食材として「牛肉」が選択され、検索条件として「メイン」が選択された状態で操作キーK121が操作され、「牛肉」が「メイン」食材として含まれるメニュー「ハンバーグ」、「牛すき焼小鍋」、「牛肉しぐれ煮」の情報が価格と共に表示された例が示されている。これにより、ユーザは、表示部P123に表示されているメニューを参照し、「牛肉」が「メイン」食材として使用されているメニューを決定することが可能である。例えば、表示部P123に表示されるメニュー及び価格は、予め記憶部22に登録される参考メニュー情報から抽出されて表示される。具体的に、前記参考メニュー情報には、ユーザがユーザ端末3を用いてメニューを登録する際に参照可能な参考メニューが予め登録されている。なお、前記参考メニュー情報では、メニュー情報D3と同様に、前記参考メニュー各々について、メニュー名、価格、食材、メイン食材などが登録されている。
その後、制御部21は、入力補助ページP12で表示された前記メニューの選択候補から任意のメニューが選択された場合に、そのメニューのメニュー名をメニュー登録ページP11の入力部P111に入力する。このとき、制御部21は、前記参考メニュー情報に登録された当該メニューの価格、食材、メイン食材なども前記メニュー登録ページP11に仮入力することも考えられる。
入力部P113では、任意の食材の指定が受け付けられる。例えば、制御部21は、入力部P113の操作に応じて、予め設定された食材のリストをプルダウン又はポップアップでユーザ端末3に表示させ、ユーザ端末3のユーザ操作に応じて食材を選択する。具体的に、図7では、ユーザ操作に応じて「米」、「玉ねぎ」、「牛肉」が食材として指定されて入力部P113に入力された状態である。なお、食材の指定方法はここで説明する手法に限らない。
さらに、入力部P113では、各食材の使用量及び単位の入力が受け付けられる。また、記憶部22には、入力部P113に入力される使用量の単位を予め設定された特定の単位に変換するための比重情報が記憶されている。これにより、制御部21は、入力部P113に入力される食材の使用量を前記比重情報に基づいて特定の単位に変換することが可能である。本実施形態では、前記特定の単位が重量(g)であるとする。例えば、制御部21は、水100ccに基づいて、水の使用量が100gであると認識することが可能である。
<ステップS5>
ステップS5において、制御部21は、入力部P113に入力された食材が登録されたか否かを判断する。具体的に、制御部21は、入力部P113に対して一又は複数の食材の情報が入力された後、操作キーK113が操作された場合に、食材が登録されたと判断する。ここで、食材が登録されたと判断すると(S5:Yes)、処理がステップS6に移行し、食材が登録されるまでの間は(S5:No)、処理が前記ステップS2に戻される。
<ステップS6>
ステップS6において、制御部21は、入力部P113に入力された食材各々の情報に基づいて、登録対象のメニューにおける食材各々の重要性を判断するための指標値を算出する演算処理を実行する。ここに、係る処理は制御部21の演算処理部213によって実行される。
具体的に、制御部21は、メニューの調理に用いられる食材ごとの使用量と、前記食材ごとに対応して予め設定された重み付け値を含む重み付け情報D4とに基づいて、前記食材各々について前記使用量及び前記重み付け値を用いた特定の演算処理を実行する。なお、前記特定の演算処理では、例えば「使用量」×「重み付け値」の演算結果が演算値として算出される。
例えば、図7のメニュー登録ページP11の入力例では、食材の情報として「米 280g」、「玉ねぎ 50g」、「牛肉 100g」が入力されている。また、図5に示されるように、重み付け情報D4では、「米」の食材に対応する重み付け値が「0.05」、「玉ねぎ」の食材に対応する重み付け値が「0.2」、「牛肉」の食材に対応する重み付け値が「1.0」である旨が登録されている。そこで、制御部21は、「米」については、使用量「280g」×重み付け値「0.05」により演算値「14」を算出する。同様に、「玉ねぎ」については、使用量「50g」×重み付け値「0.2」により演算値「10」を算出し、使用量「100g」×重み付け値「1.0」により演算値「100」を算出する。
<ステップS7>
ステップS7において、制御部21は、前記ステップS6で算出された演算値に基づいて、登録対象のメニューにおけるメイン食材(特定食材の一例)を特定する。ここに、係る処理は制御部21の特定処理部214によって実行される。具体的に、制御部21は、前記ステップS6で算出される演算値が最も大きいという予め設定される特定条件を満たす食材をメイン食材として特定する。例えば、図7に示される例では、前述したように、「米」、「玉ねぎ」、「牛肉」各々に対応する演算値が「14」、「10」、「100」になる。そのため、当該演算値が最も大きい「牛肉」がメイン食材として特定され、「玉ねぎ」が2番目に重要な食材、「米」が3番目に重要な食材として特定される。
なお、本実施形態では、メニューにおいて最も重要なメイン食材を特定食材として特定する場合を例に挙げて説明するが、これに限らない。具体的に、制御部21は、メニューにおいて最も重量なメイン食材に加えて、又はメイン食材に代えて、重要度が2番目以降のサブ食材を特定食材として特定することが可能であってもよい。より具体的に、制御部21は、メニューにおける重要度がユーザによって任意に指定された順位である食材を特定すること、又はメニューにおける重要度がユーザによって任意に指定される順位以内である食材を特定することが可能な構成が考えられる。即ち、前記特定条件が、前記演算値が2番目に大きいこと、又は前記演算値が3番目以内であること等に予め設定されていることが考えられる。
<ステップS8>
ステップS8において、制御部21は、前記ステップS7で特定されたメイン食材をユーザ端末3に提示する。ここに、係る処理は、制御部21の提示処理部212によって実行される。具体的に、制御部21は、前記メイン食材をメニュー登録ページP11の入力部P114に入力することにより、当該メイン食材をユーザ端末3に表示させる。即ち、制御部21は、入力部P113に入力された食材の情報に基づいて自動的にメイン食材を特定して入力部P114に入力する。なお、前記メイン食材の表示手法はこれに限らず、例えば前記メイン食材をポップアップ表示させること等も他の実施形態として考えられる。なお、制御部21は、入力部P114に対して任意の食材を入力することも可能であり、前記ステップS8で入力部P114に自動入力されたメイン食材をユーザ操作に応じて任意に変更することも可能である。
<ステップS9>
ステップS9において、制御部21は、前記ステップS7で特定されたメイン食材が共通する他のメニューの表示要求が行われたか否かを判断する。具体的に、制御部21は、メニュー登録ページP11の操作キーK112が操作された場合に当該表示要求が行われたと判断する。ここで、当該表示要求が行われたと判断すると(S9:Yes)、処理がステップS10に移行し、当該表示要求が行われていないと判断すると(S9:No)、処理がステップS11に移行する。
<ステップS10>
ステップS10において、制御部21は、現在入力中のメニューとメイン食材が共通する他のメニューの情報を提示する参考情報ページP13(図9参照)をユーザ端末3に表示させる。図9に示されるように、参考情報ページP13では、入力部P131及び参考表示部P132などが表示されている。
入力部P131では、検索対象のメニューのメイン食材の入力が受け付けられる。特に、制御部21は、メニュー登録ページP11の入力部P114に入力されている食材を自動的に入力部P131に入力する。なお、制御部21は、入力部P131に自動入力されたメイン食材をユーザ操作に応じて任意に変更することも可能である。また、検索条件はメイン食材であることに限らず、制御部21は、ユーザ操作に応じて、メニューにおける重要度が2番目以内又は3番目以内の食材であることを検索条件として設定することが可能であってもよい。さらに、制御部21は、複数組の食材及び検索条件を設定可能であってもよい。
参考表示部P132には、入力部P131に入力されているメイン食材が前記検索条件を満たすメニューを特定し、参考メニュー情報として表示部P123に表示させる。具体的に、本実施形態では、参考表示部P132には、メニュー登録ページP11で登録対象として入力中のメニューとメイン食材が共通するメニューの情報が表示されることになる。例えば、図9では、「牛肉」が「メイン」食材として含まれるメニュー「ハンバーグ」、「牛すき焼小鍋」、「牛肉しぐれ煮」の情報が価格と共に表示されている。これにより、ユーザは、参考表示部P132に表示されているメニューを参照し、「牛肉」が「メイン」食材として使用されている他のメニューを把握することが可能である。また、制御部21は、参考表示部P132におけるいずれかのメニューの選択操作に応じて、当該メニューの詳細情報を表示させ、その後の所定の反映操作に応じて、当該メニューの情報をメニュー登録ページP11に反映させることも考えられる。なお、当該メニューの詳細情報としては、メニュー名、価格、食材(食材名、使用量、単位など)、及びメイン食材などが表示される。
また、制御部21は、メニュー登録ページP11にメニューの価格が入力されている場合には、前記特定食材が共通し、且つ当該メニューとの価格差が所定範囲内である他の前記メニューを抽出し、参考表示部P132に表示させてもよい。これにより、価格差が所定範囲内の他のメニューを登録候補として把握することが可能である。
<ステップS11>
ステップS11において、制御部21は、メニュー登録ページP11におけるメニューの登録の確定操作が行われたか否かを判断する。具体的に、制御部21は、メニュー登録ページP11の操作キーK114が操作された場合に当該確定操作が行われたと判断する。ここで、当該確定操作が行われたと判断されると(S11:Yes)、処理がステップS12に移行し、当該確定操作が行われるまでの間は(S11:No)、処理が前記ステップステップS2に戻される。
<ステップS12>
ステップS12において、制御部21は、メニュー登録ページP11に入力されたメニューの情報をメニュー情報D3に登録し、当該メニュー管理処理を終了する。なお、制御部21は、メニュー登録ページP11の入力内容をクリアし、処理を前記ステップS1に戻してもよい。
以上説明したように、本実施形態に係るメニュー管理装置2によれば、各メニューのメイン食材を自動的に特定して提示することが可能である。従って、例えば新メニューを登録する飲食店の経営者等がメニューの登録作業を容易に行うことができる。また、メニュー管理装置2によれば、各メニューのメイン食材を自動的に判定することが可能であるため、例えばメイン食材を検索ワードとしてメニュー又は飲食店を検索することも可能である。さらに、当該メニュー管理装置によれば、メイン食材の情報がメニュー情報D3に登録されていなくても、当該メニュー情報D3における食材各々の情報と重み付け情報D4とに基づいて適切にメイン食材を特定することが可能である。そのため、メニュー情報D3には各メニューについてメイン食材の情報が登録されていなくてもよく、例えば記憶部22の記憶容量の圧迫を抑制することが可能である。
ところで、本実施形態では、メニューの登録時に入力される食材の情報に基づいて当該メニューにおけるメイン食材が自動的に特定可能な構成を例に挙げて説明した。しかしながら、メニューにおけるメイン食材の特定処理は他の状況でも利用可能である。具体的に、制御部21は、メイン食材の情報を含まない一又は複数のメニューの情報を含むメニュー情報D3が既に登録されている場合に、そのメニュー情報D3の各メニューの情報として当該メニューのメイン食材を自動的に登録することも可能である。即ち、従来のシステムでメイン食材が登録されていないメニュー情報D3が登録されていた場合に、そのメニュー情報D3に新たにメイン食材の情報を登録する場合には、各メニューについて個別にメイン食材の情報を登録するという煩雑な作業が生じる。これに対し、制御部21は、メニュー情報D3と重み付け情報D4とに基づいて、当該メニュー情報D3に登録されているメニュー各々についてメイン食材を特定し、各メニューに対応付けて登録することができる。従って、各メニューのメイン食材を個別に登録する作業を省略しつつ、メイン食材を検索ワードとしてメニュー又は飲食店を検索することが可能なシステムを容易に実現することができる。
また、他の実施形態として、制御部21が、メニュー登録ページP11において入力される一又は複数の食材の情報に基づいて、登録対象のメニューについてのメニュー名の入力候補を提示することが考えられる。例えば、メイン食材が「牛肉」であり、その次に重要度の高い食材が「玉ねぎ」であり、その次に重要度の高い食材が「米」である場合に、メニュー名の入力候補として「牛丼」が提示されることが考えられる。さらに、制御部21は、当該メニュー名の入力候補のいずれかが選択された場合に、当該メニュー名を入力部P111に入力することが考えられる。これにより、ユーザは、メニュー名の入力作業を容易に行うことが可能となり、メニュー情報D3の登録作業を効率的に行うことが可能となる。
[発明の付記]
以下、上述の実施形態から抽出される発明の概要について付記する。なお、以下の付記で説明する各構成及び各処理機能は取捨選択して任意に組み合わせることが可能である。
<付記1>
メニューの調理に用いられる食材ごとの使用量と前記食材ごとに対応して予め設定された重み付け値を含む重み付け情報とに基づいて、前記食材各々について前記使用量及び前記重み付け値を用いた特定の演算処理を実行する演算処理部と、
前記食材のうち前記演算処理の演算結果が予め設定される特定条件を満たす特定食材を特定する特定処理部と、
を備えるメニュー管理装置。
<付記2>
前記特定条件は、前記演算結果として得られる演算値が最も大きいことである、
付記1に記載のメニュー管理装置。
<付記3>
前記特定条件は、前記演算結果として得られる演算値が予め設定される特定順位以内に入っていることである、
付記1に記載のメニュー管理装置。
<付記4>
前記特定処理部は、ユーザ操作に応じて前記特定条件を設定可能である、
付記1に記載のメニュー管理装置。
<付記5>
前記メニューにおける前記特定食材を情報端末に提示可能な提示処理部を備える、
付記1〜4のいずれかに記載のメニュー管理装置。
<付記6>
前記メニューの情報の入力操作を受け付ける受付処理部と、
前記受付処理部によって入力されるメニューと前記特定食材が共通する他の前記メニューを抽出する抽出処理部と、
を備える、付記1〜5のいずれかに記載のメニュー管理装置。
<付記7>
前記抽出処理部は、前記メニューの価格が入力された場合に、前記特定食材が共通し、且つ当該メニューとの価格差が所定範囲内である他の前記メニューを抽出する、
付記6に記載のメニュー管理装置。
<付記8>
検索対象食材の指定を受け付ける受付処理部と、
前記メニューのうち前記受付処理部により受け付けられる前記検索対象食材についての前記演算処理の演算結果が予め設定される検索条件を満たす特定メニューを検索する検索処理部と、
を備える、付記1〜7のいずれかに記載のメニュー管理装置。
<付記9>
前記検索条件が、前記演算結果として得られる演算値が予め設定される検索順位以内に入っていることである、
付記8に記載のメニュー管理装置。
<付記10>
メニューの調理に用いられる食材ごとの使用量と前記食材ごとに対応する重み付け値を含む重み付け情報とに基づいて、前記食材各々について前記使用量及び前記重み付け値を用いた特定の演算処理を実行することと、
前記食材のうち前記演算処理の演算結果が予め設定される特定条件を満たす特定食材を特定することと、
を含むメニュー管理方法。
<付記11>
メニューの調理に用いられる食材ごとの使用量と前記食材ごとに対応する重み付け値を含む重み付け情報とに基づいて、前記食材各々について前記使用量及び前記重み付け値を用いた特定の演算処理を実行する演算ステップと、
前記食材のうち前記演算処理の演算結果が予め設定される特定条件を満たす特定食材を特定する特定ステップと、
をコンピュータに実行させるためのメニュー管理プログラム。
<付記12>
メニューの調理に用いられる食材ごとの使用量と前記食材ごとに対応して予め設定された重み付け値を含む重み付け情報とに基づいて、前記食材各々について前記使用量及び前記重み付け値を用いた特定の演算処理を実行する演算処理部と、
検索対象食材の指定を受け付ける受付処理部と、
前記メニューのうち前記受付処理部により受け付けられる前記検索対象食材についての前記演算処理の演算結果が予め設定される検索条件を満たす特定メニューを検索する検索処理部と、
を備えるメニュー管理装置。
<付記13>
前記検索条件が、前記演算結果として得られる演算値が予め設定される検索順位以内に入っていることである、
付記10に記載のメニュー管理装置。
1 メニュー管理システム
2 メニュー管理装置
21 制御部
211 受付処理部
212 提示処理部
213 演算処理部
214 特定処理部
215 抽出処理部
3 ユーザ端末
31 制御部
311 ブラウザ処理部

Claims (13)

  1. メニューの調理に用いられる食材ごとの使用量と前記食材ごとに対応して予め設定された重み付け値を含む重み付け情報とに基づいて、前記食材各々について前記使用量及び前記重み付け値を用いた特定の演算処理を実行する演算処理部と、
    前記食材のうち前記演算処理の演算結果が予め設定される特定条件を満たす特定食材を特定する特定処理部と、
    を備えるメニュー管理装置。
  2. 前記特定条件は、前記演算結果として得られる演算値が最も大きいことである、
    請求項1に記載のメニュー管理装置。
  3. 前記特定条件は、前記演算結果として得られる演算値が予め設定される特定順位以内に入っていることである、
    請求項1に記載のメニュー管理装置。
  4. 前記特定処理部は、ユーザ操作に応じて前記特定条件を設定可能である、
    請求項1に記載のメニュー管理装置。
  5. 前記メニューにおける前記特定食材を情報端末に提示可能な提示処理部を備える、
    請求項1〜4のいずれかに記載のメニュー管理装置。
  6. 前記メニューの情報の入力操作を受け付ける受付処理部と、
    前記受付処理部によって入力されるメニューと前記特定食材が共通する他の前記メニューを抽出する抽出処理部と、
    を備える、請求項1〜5のいずれかに記載のメニュー管理装置。
  7. 前記抽出処理部は、前記メニューの価格が入力された場合に、前記特定食材が共通し、且つ当該メニューとの価格差が所定範囲内である他の前記メニューを抽出する、
    請求項6に記載のメニュー管理装置。
  8. 検索対象食材の指定を受け付ける受付処理部と、
    前記メニューのうち前記受付処理部により受け付けられる前記検索対象食材についての前記演算処理の演算結果が予め設定される検索条件を満たす特定メニューを検索する検索処理部と、
    を備える、請求項1〜7のいずれかに記載のメニュー管理装置。
  9. 前記検索条件が、前記演算結果として得られる演算値が予め設定される検索順位以内に入っていることである、
    請求項8に記載のメニュー管理装置。
  10. メニューの調理に用いられる食材ごとの使用量と前記食材ごとに対応する重み付け値を含む重み付け情報とに基づいて、前記食材各々について前記使用量及び前記重み付け値を用いた特定の演算処理を実行することと、
    前記食材のうち前記演算処理の演算結果が予め設定される特定条件を満たす特定食材を特定することと、
    を含むメニュー管理方法。
  11. メニューの調理に用いられる食材ごとの使用量と前記食材ごとに対応する重み付け値を含む重み付け情報とに基づいて、前記食材各々について前記使用量及び前記重み付け値を用いた特定の演算処理を実行する演算ステップと、
    前記食材のうち前記演算処理の演算結果が予め設定される特定条件を満たす特定食材を特定する特定ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのメニュー管理プログラム。
  12. メニューの調理に用いられる食材ごとの使用量と前記食材ごとに対応して予め設定された重み付け値を含む重み付け情報とに基づいて、前記食材各々について前記使用量及び前記重み付け値を用いた特定の演算処理を実行する演算処理部と、
    検索対象食材の指定を受け付ける受付処理部と、
    前記メニューのうち前記受付処理部により受け付けられる前記検索対象食材についての前記演算処理の演算結果が予め設定される検索条件を満たす特定メニューを検索する検索処理部と、
    を備えるメニュー管理装置。
  13. 前記検索条件が、前記演算結果として得られる演算値が予め設定される検索順位以内に入っていることである、
    請求項12に記載のメニュー管理装置。
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