JP2002358454A - 電子商取引システムおよび電子商取引方法 - Google Patents

電子商取引システムおよび電子商取引方法

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JP2002358454A
JP2002358454A JP2001167564A JP2001167564A JP2002358454A JP 2002358454 A JP2002358454 A JP 2002358454A JP 2001167564 A JP2001167564 A JP 2001167564A JP 2001167564 A JP2001167564 A JP 2001167564A JP 2002358454 A JP2002358454 A JP 2002358454A
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Yuki Kinoshita
由貴 木下
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Original Assignee
BUSINESS BRAIN SHOWA OTA Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グループ別に識別される顧客からの商品注文
数量に応じて価格を変更して提示することを可能とした
電子商取引システムを提供する。 【解決手段】 商品を購入する顧客を会社等のグループ
単位で識別し、同一グループに属するユーザからの注文
商品数量に応じて、そのグループに対する商品提供価格
をリアルタイムで更新し、ユーザに提示する構成とし
た。顧客の通信端末に対して、顧客の属するグループの
現在の注文数量、現在の適用価格、注文数の追加によっ
て設定される次価格、次価格までに必要な追加注文数を
ユーザに提示し、購入意欲を向上させることが可能とな
る。一方、商品提供側においては、商品提供数に応じた
価格設定が可能となり、商品提供側の予定利益の確保が
可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
の通信手段を介して商品の注文を受け付けて、商品販売
を実行する電子商取引システムおよび電子商取引方法に
関し、とくに、特定商品の受注数に応じて商品の販売価
格を動的に変更設定することにより、商品販売促進を可
能とした電子商取引システムおよび電子商取引方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】昨今、携帯電話、モバイル端末、PC等
の通信端末が広く普及し、昨今ではiモード(商標)
等、音声通信のみならず、様々な文字情報、画像データ
を携帯電話等の通信端末上のディスプレイに表示するこ
とが可能となっている。また、インターネット等を介し
て商品を提示し、注文を受け付けて販売するネット販売
が盛んになっており、特にインターネット等を介して受
注した商品を短時間で配達するデリバリサービスを併せ
て行なうサービスも盛んになっている。弁当、ピザ等の
食品を始め、日用品等の小物から、電化製品、家具な
ど、多岐に渡る商品がインターネットを介して注文さ
れ、販売されている。
【0003】このようなネットを介した電子商取引にお
いては、ユーザに対して、ネットを介して商品情報を提
供する。商品情報にはその販売価格が含まれ、ユーザは
端末において商品情報を確認した後、ユーザ情報を入力
し、注文内容として、例えば商品の個数などのデータを
通信端末に入力しサービス提供者であるサービスプロバ
イダに送信する。
【0004】従来のこのようなインターネット等通信手
段を介して多数のユーザを顧客として商品販売を行なう
システムでは、多くの場合、インターネット等通信手段
を介して提示する商品情報は基本的に一律であり、各ユ
ーザに提示される商品価格は商品販売サービスを行なう
業者が設定している。ユーザは、これらの一律な情報に
基づいて商品の購入を決定することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、商品を
購入しようとする消費者は、通常、同一商品であればよ
り値段の安いものを捜して注文を行なう。例えば同じ商
品を提供する商品販売サイトが複数あった場合は、ユー
ザはそれらの販売サイトの提供情報を比較して、設定価
格の安い商品販売サイトを選択して注文を行なおうとす
るのが一般的である。
【0006】一方、商品提供側では、より多くの商品販
売を達成するために、競業他社に比較してより低価格の
価格設定を行なうことが要請される。しかし、商品販売
数量が予測でき、予測販売数を達成した場合は、低価格
設定としても一定の利益が確保可能であるが、販売数量
が予測できない場合、予定販売数に達しない場合などに
は、予定の利益を得られない結果となる。
【0007】販売商品の値段は、商品購入者にとって商
品の購入決定要素となり、また、商品提供者にとっては
利益の確定要素となる。ネットワークを介した商品販売
では、他社の価格設定状況等によって販売数料の変動が
大きくなり、顧客からの注文数量を予測することが困難
となり、商品販売者側にとって価格設定は非常に難しい
ものがある。
【0008】本発明は、このようなネットワークを介し
た商品販売において、消費者の利益を確保、すなわち、
より低価格での商品購入を実現するとともに、商品提供
者側の利益、すなわち一定数量の商品販売数を確実に確
保することで相応の利益を確保可能とし、商品の販売促
進を実現する電子商取引システムおよび電子商取引方法
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
解決するものであり、その第1の側面は、データ通信手
段を介して通信端末に対して商品情報を送信し、通信端
末からの注文データを受信して商品の注文受け付け処理
を実行する電子商取引システムにおいて、商品購入顧客
の属する顧客グループ単位の商品購入数に応じて異なる
商品提供価格を設定したデータを格納したグループ別変
動価格データベースと、前記商品購入顧客の通信端末か
ら受信する顧客識別データに基づいて、同一顧客グルー
プに属する顧客からの商品注文総数を算出し、算出され
た商品注文総数に対応して設定された商品提供価格を前
記グループ別変動価格データベースから抽出し、抽出し
た商品提供価格を現適用価格として顧客の通信端末に送
信するデータ処理手段と、を有することを特徴とする電
子商取引システムにある。
【0010】さらに、本発明の電子商取引システムの一
実施態様において、前記データ処理手段は、前記グルー
プ別変動価格データベースにおいて、前記商品注文総数
より多い注文数に対応して設定された商品提供価格を次
価格として顧客の通信端末に送信するとともに、前記次
価格の適用条件として要求される追加注文数を次価格必
要注文数として顧客の通信端末に送信する構成を有する
ことを特徴とする。
【0011】さらに、本発明の電子商取引システムの一
実施態様において、前記電子商取引システムは、商品購
入顧客に対応して設定される顧客識別データと、顧客の
属する顧客グループを識別するグループコードとの対応
データを格納した顧客データベースと、前記顧客グルー
プ毎の商品注文数を格納したグループ注文データベース
とを有し、前記データ処理手段は、前記商品購入顧客の
通信端末から受信する前記顧客識別データに基づく前記
顧客データベースの検索処理により、顧客の属する顧客
グループを識別し、前記グループ注文データベースに格
納された前記顧客グループ毎の商品注文数に基づいて、
前記グループ別変動価格データベースに格納された商品
購入数量に応じた商品提供価格を抽出し、該抽出した商
品提供価格を現適用価格として顧客の通信端末に送信す
る構成を有することを特徴とする。
【0012】さらに、本発明の電子商取引システムの一
実施態様において、前記電子商取引システムは、前記顧
客識別データと、顧客の属する顧客グループを識別する
グループコードと、顧客毎の注文数を対応付けて格納し
た注文明細データベースを有し、前記データ処理手段
は、前記注文明細データベース内の同一のグループコー
ドを有するレコードに格納された注文数を加算して顧客
グループ毎の注文数を格納したグループ注文データベー
スの更新処理を実行する構成を有することを特徴とす
る。
【0013】さらに、本発明の電子商取引システムの一
実施態様において、前記データ処理手段は、前記グルー
プ別変動価格データベース内に格納された商品購入顧客
の属する顧客グループ単位の商品購入数に応じた商品提
供価格リストを顧客の通信端末に送信する処理を実行す
る構成を有することを特徴とする。
【0014】さらに、本発明の第2の側面は、データ通
信手段を介して通信端末に対して商品情報を送信し、通
信端末からの注文データを受信して商品の注文受け付け
処理を実行する電子商取引方法において、商品購入顧客
の通信端末から顧客識別データを受信するステップと、
顧客識別データに基づいて、同一顧客グループに属する
顧客からの商品注文総数を算出する注文総数算出ステッ
プと、商品購入顧客の属する顧客グループ単位の商品購
入数に応じて異なる商品提供価格を設定したデータを格
納したグループ別変動価格データベースから、前記注文
総数算出ステップにおいて算出した前記顧客グループの
商品注文総数に対応して設定された商品提供価格を抽出
するステップと、抽出した商品提供価格を現適用価格と
して顧客の通信端末に送信するステップと、を有するこ
とを特徴とする電子商取引方法にある。
【0015】さらに、本発明の電子商取引方法の一実施
態様において、前記電子商取引方法は、さらに、前記グ
ループ別変動価格データベースにおいて、前記商品注文
総数より多い注文数に対応して設定された商品提供価格
を次価格として顧客の通信端末に送信するとともに、前
記次価格の適用条件として要求される追加注文数を次価
格必要注文数として顧客の通信端末に送信するステップ
を含むことを特徴とする。
【0016】さらに、本発明の電子商取引方法の一実施
態様において、前記電子商取引方法は、商品購入顧客に
対応して設定される顧客識別データと、顧客の属する顧
客グループを識別するグループコードとの対応データを
格納した顧客データベースを前記商品購入顧客の通信端
末から受信する前記顧客識別データに基づいて検索し顧
客の属する顧客グループを識別すステップと、前記顧客
グループ毎の商品注文数を格納したグループ注文データ
ベースに格納された前記顧客グループ毎の商品注文数に
基づいて、前記グループ別変動価格データベースに格納
された商品購入数量に応じた商品提供価格を抽出するス
テップと、抽出した商品提供価格を現適用価格として顧
客の通信端末に送信するステップと、を有することを特
徴とする。
【0017】さらに、本発明の電子商取引方法の一実施
態様において、前記電子商取引方法は、前記顧客識別デ
ータと、顧客の属する顧客グループを識別するグループ
コードと、顧客毎の注文数を対応付けて格納した注文明
細データベース内の同一のグループコードを有するレコ
ードに格納された注文数を加算して顧客グループ毎の注
文数を格納したグループ注文データベースの更新処理を
実行するステップを有することを特徴とする。
【0018】さらに、本発明の電子商取引方法の一実施
態様において、前記電子商取引方法は、前記グループ別
変動価格データベース内に格納された商品購入顧客の属
する顧客グループ単位の商品購入数に応じた商品提供価
格リストを顧客の通信端末に送信する処理を実行するス
テップを有することを特徴とする。
【0019】さらに、本発明の第3の側面は、データ通
信手段を介して通信端末に対して商品情報を送信し、通
信端末からの注文データを受信して商品の注文受け付け
処理を実行する電子商取引処理をコンピュータ・システ
ム上で実行せしめるプログラムであって、商品購入顧客
の通信端末から顧客識別データを受信するステップと、
顧客識別データに基づいて、同一顧客グループに属する
顧客からの商品注文総数を算出する注文総数算出ステッ
プと、商品購入顧客の属する顧客グループ単位の商品購
入数に応じて異なる商品提供価格を設定したデータを格
納したグループ別変動価格データベースから、前記注文
総数算出ステップにおいて算出した前記顧客グループの
商品注文総数に対応して設定された商品提供価格を抽出
するステップと、抽出した商品提供価格を現適用価格と
して顧客の通信端末に送信するステップと、を有するこ
とを特徴とするプログラムにある。
【0020】なお、本発明のプログラムは、例えば、様
々なプログラム・コードを実行可能な汎用コンピュータ
・システムに対して、コンピュータ可読な形式で提供す
る媒体、例えば、CDやFD、MOなどの記憶媒体に格
納されて提供可能であり、本発明のプログラムは、例え
ば、様々なプログラム・コードを実行可能な汎用コンピ
ュータ・システムに対して、コンピュータ・プログラム
をコンピュータ可読な形式で提供する媒体に記憶可能で
ある。媒体は、CDやFD、MOなどの記録媒体、ある
いは、ネットワークなどの伝送媒体など、その形態は特
に限定されない。
【0021】このようなプログラムは、プロセッサ制御
の下でプログラムの読み取りに基づき、システムの有す
る各種機能の実行を規程するとともに、システム上の協
働的作用を発揮するものであり、本発明の他の側面と同
様の作用効果を得ることができるものである。
【0022】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の電子
商取引システムおよび電子商取引方法の実施形態を詳し
く説明する。
【0024】図1は、本発明の電子商取引システムの適
用可能なネットワーク構成の概要を説明する図である。
【0025】図1において、商品を購入しようとするユ
ーザ(顧客)は、顧客グループA100,顧客グループ
B200,顧客グループC300…のいずれかに属す
る。グループは例えば会社、学校、団体、あるいは1つ
のビル内の居住者、勤務者、あるいは何らかの組織の会
員などである。
【0026】これらの各グループに属するユーザは、デ
ータ通信可能な通信端末を有する。例えばデスクトップ
型のPC110、ノートパソコン210、携帯電話31
0などである。ユーザはこれらの各種通信端末を用い
て、商品販売サイト500の提供する販売商品情報を受
信し、商品購入処理を実行する。
【0027】商品販売サイト500は、例えば弁当、ピ
ザ等の食品、日用品、電化製品、家具など、各種の商品
を提供する。商品販売サイト500は、顧客の通信端末
との通信処理、顧客の通信端末からの受信データの処
理、送信データの処理を実行し、また顧客マスタデータ
ベース502、注文明細データベース503、グループ
注文データベース504、グループ別変動価格マスタデ
ータベース505に対するデータ格納、データ更新、デ
ータ検索、演算処理等を実行するデータ処理手段として
のサーバー501を有する。
【0028】サーバー501は、演算処理ユニットとし
てのCPU、記憶手段としてのRAM,ROM、通信イ
ンタフェース、ハードディスク等を有し、格納した処理
プログラムに従って、データベースアクセス、演算処
理、通信処理等の各種処理を実行するデータ処理手段で
ある。
【0029】デスクトップ型のPC110、ノートパソ
コン210、携帯電話310などの顧客端末と、商品販
売サイト500のサーバー501間の通信は、インター
ネット、電話回線としての有線回線、無線回線等の各種
のデータ通信網を用いて実行される。
【0030】図1のようなネットワーク構成において、
商品販売サイト500は、顧客端末に対して商品価格を
含む商品情報を提供し、顧客端末を有するユーザは、商
品情報を確認して商品の購入処理を行なう。
【0031】商品販売サイト500のサーバー501
は、データ通信網を介して顧客グループの所属ユーザの
PC、携帯電話等の通信端末からアクセス可能なウェブ
(WEB)ページを生成する機能を有する。顧客グルー
プの所属ユーザのウェブ(WEB)ページは、例えば携
帯電話のディスプレイに表示可能なハイパーテキスト構
成により構築され、PC、携帯電話からサーバー501
に設定されたURL(Uniform Resource Locator)を指
定することにより、サーバー501の生成するウェブ
(WEB)ページを呼び出すことが可能である。
【0032】商品販売サイト500のサーバー501
と、各顧客グループの端末としてのPC、携帯電話間で
行われる通信プロトコルは、例えば、インターネットの
標準プロトコルであるTCP/IP(Transmission Con
trol Protocol/Internet Protocol)をOSI参照モデ
ルのトランスポート層、ネットワーク層に有し、上位層
としてのアプリケーション層にHTTP(Hyper Text Tr
ansfer Protocol)を有する構成が適用される。
【0033】PC、携帯電話側では、商品販売サイト5
00のサーバー501の提供するウェブ(WEB)ペー
ジ表示処理用ソフトウェアであるブラウザを用いて表
示、閲覧する。PC、携帯電話側では、ディスプレイ上
に表示されたウェブページからのデータ選択、および選
択データ文字列あるいは選択データ識別データのウェブ
サーバーに対する送信が可能である。携帯電話において
は、例えばiモード(商標)を利用したデータ(パケッ
ト)通信においてデータ転送処理が実行される。
【0034】本発明の電子商取引システムは、各グルー
プ単位での商品注文数に応じて提供価格を変動させる処
理を実行する。
【0035】例えば図1の商品販売サイト500が提供
する商品が弁当であり、弁当の注文を各顧客から受信し
処理する例について説明する。弁当販売を実行する商品
販売サイトが各顧客グループの通信端末に提示する商品
注文処理画面例を図2に示す。なお、以下の実施例では
商品販売サイト500が提供する商品を弁当とした例を
説明するが、本発明のシステムは、弁当に限らず、食
品、日用品、電化製品、家具などの様々な種類の商品を
提供する商品販売サイトにおいて適用可能である。
【0036】商品販売サイトは、各顧客グループ別に設
定された価格に基づく商品注文処理画面を提示する。図
2の例は、顧客グループA社に対して提示される商品注
文処理画面である。提供する商品(弁当)毎に現在の注
文済み個数を示す[現注文個数]、現在の適用価格を示
す[現適用価格]、さらに追加注文個数に応じて設定さ
れる価格としての[次価格]、次価格に至るまでに必要
な追加注文数としての[次価格必要注文数]の各データ
が表示される。
【0037】例えば、商品No.1の焼き肉弁当は、現
在顧客グループとして設定されたA社において、6個の
注文があり、現在の適用価格は400円である。さらに
4個の追加注文があると、適用価格は、[次価格]の欄
に表示された390円になることを示している。
【0038】顧客グループAに属するメンバー、例えば
A社の社員は、自己の端末、例えばPC,携帯電話等に
おいて、図2に示す画面を表示し、好みの弁当を注文す
る。例えば商品No.1の焼き肉弁当を3個注文する場
合は、注文個数欄601に個数[3]を入力し、注文処
理ボタン602を操作(例えばクリック)することで、
No.1の焼き肉弁当の注文データ、すなわち商品およ
び注文個数データが商品販売サイトに送信される。
【0039】図2に示す画面表示例は、2つの商品を1
画面に表示する例であり、これらの画面が複数ページに
渡って存在して、ページ移動ボタン603のクリックに
より、次ページ、前ページが表示され、異なる商品につ
いて、同様のデータを表示する構成を持っている。ま
た、更新ボタン604のクリックにより、更新要求が商
品販売サイトに送信され、最新のデータを画面に表示す
ることができる。なお、図2に示す画面の最下段のメッ
セージにあるように、注文時間の締め切り時間が午前1
1:30までとして表示され、ユーザからの注文受付時
間が設定されている。なお、図2に示す画面例は一例に
すぎず、他のレイアウトによって同様のデータ表示を行
なってもよい。
【0040】さらに、各グループに属するユーザに提供
される画面として、各グループ毎に設定された適用価格
リストがある。図3に適用価格リストを表示した画面構
成例を示す。図3の例は、顧客グループA社に対して提
示される適用価格画面である。提供する商品(弁当)毎
に注文数と適用価格の対応がリストとして示される。
【0041】例えば商品No.1の焼き肉弁当について
は、注文数1〜9個の場合は400円、注文数10〜1
9個の場合は390円、注文数20〜29個の場合は3
70円、注文数30〜49個の場合は360円、注文数
50個以上の場合は340円に設定されていることが示
される。このように、顧客グループAに属するユーザか
らの商品注文総数に応じて提供価格が変動することにな
る。この提供価格は、ユーザからの注文に応じて、商品
販売サイトが逐次データ更新処理を実行し、前述の図2
で示す注文画面に更新された現在の適用価格他のデータ
を提示する処理を実行する。従って、ユーザは現在の最
新の適用価格をほぼリアルタイムで確認することが可能
となる。
【0042】本発明の電子商取引システムにおける処理
の詳細について、図4のフローおよび、図5以下の商品
販売サイト側のデータベース構成例を参照して説明す
る。
【0043】図4の各ステップについて、順次説明す
る。図4の処理フローは、左側に顧客グループのいずれ
かに属するユーザの処理、右側に商品販売サイト側のサ
ーバーの処理を示している。まず、顧客グループのいず
れかに属するユーザは、自己の所有端末を用いてサーバ
ーにアクセスする。
【0044】アクセス処理は、例えば、顧客端末におい
て、商品販売サイト側のサーバーに設定されたURLを
指定し、初期画面を呼び出し、初期画面上で顧客(ユー
ザ)IDを入力し、商品販売サイト側のサーバーに送信
する。なお、この際、商品販売サイト側のサーバーは、
ユーザの通信端末である携帯電話またはPCに対して、
ユーザIDとともに、パスワードの入力を要求し、予め
登録されたユーザ管理データに基づく認証を実行するこ
とが好ましい。
【0045】商品販売サイト側のサーバーは、顧客ID
を受信(S201)すると、顧客マスタデータベース
(図1:502)を検索(S202)する。顧客マスタ
データベースのデータ構成例を図5に示す。
【0046】図5に示すように顧客マスタデータベース
には、顧客識別子としての[顧客ID]、[顧客名]、
顧客の属するグループ識別子としての[グループコー
ド]、および[グループ名]が各々対応付けられて登録
されている。[顧客名]は個人名、または特定の部門の
代表者名、部門名などである。
【0047】商品販売サイト側のサーバーは、顧客から
受信した顧客IDに基づいて、顧客の所属するグループ
を抽出し、グループに対応する注文画面を生成して送信
する。商品販売サイト側には、各顧客グループ毎、各商
品毎の現在の注文数データを注文明細データベース(図
1:503)およびグループ注文データベース(図1:
504)に格納している。
【0048】注文明細データベースおよびグループ注文
データベースのデータ構成例を図6に示す。図6(A)
に示す注文明細データベースは、[顧客ID]、[グル
ープコード]、当該顧客IDからの注文数を示す[顧客
注文数]の各データを対応付けたものである。なお、こ
のデータは、各商品毎に構成される。図6に示す例は、
例えば、図2で説明した商品No.1焼き肉弁当の注文
明細データベースおよびグループ注文データベースのデ
ータ構成例である。
【0049】図6(B)に示すグループ注文データベー
スは、[グループコード]と、当該グループコードに対
応する顧客グループからの注文数を示す[グループ注文
数]の各データを対応付けたものである。図6の例で
は、図6(A)に示す注文明細データベースにおいて、
顧客ID[AA0018]のグループIDは[ABC0
01]であり、また、顧客ID[DH0812]のグル
ープIDも、また[ABC001]であるので、これら
の顧客は同一グループに属する。図6(B)に示すグル
ープ注文データベースでは、これらのグループ毎の集計
データを[グループ注文数]として[グループコード]
に対応づけて格納する。
【0050】図6の例では、図6(A)に示す注文明細
データベースにおいて顧客ID[AA0018]の注文
数は[7]、顧客ID[DH0812]の注文数は[1
2]であるので、図6(B)に示すグループ注文データ
ベースにおいて、対応グループの[グループコード]で
ある[ABC001]の[グループ注文数]は7+12
=19となり、[19]が格納されることになる。図6
(A)に示す注文明細データベースにデータにおいてデ
ータ更新がなされると、それに応じて、図6(B)に示
すグループ注文データベースの更新処理が実行される。
【0051】商品販売サイト側は、さらに、グループ別
変動価格マスタデータベース(図1:505)を有す
る。グループ別変動価格マスタデータベースのデータ構
成例を図7に示す。図7に示すようにグループ別変動価
格マスタデータベースは、[グループコード]と、商品
の識別しとしての[商品ID]、各商品毎に設定された
[注文数]と[適用価格]の対応データから構成され
る。
【0052】このグループ別変動価格マスタデータベー
スにおける[注文数]と[適用価格]の対応データにお
いて、例えばグループコード[ABC001]に対する
商品ID[SS001]の提供価格は、注文数1〜9の
場合は400円、注文数10〜19の場合は390円、
注文数20〜29の場合は370円、注文数30〜49
の場合は360円、注文数50〜の場合は340円であ
る。このように、グループ別変動価格マスタデータベー
スには、各顧客グループ毎、各商品毎に[注文数]と
[適用価格]の対応データを格納したデータベースであ
る。
【0053】商品販売サイト側のサーバーは、ユーザか
ら受信した顧客IDに基づく顧客マスタデータベースの
検索により、グループコードを抽出し、抽出したグルー
プコードに基づいて、グループ注文データベースから商
品毎のグループ注文数を抽出する。さらに、グループコ
ードとグループ注文数とに基づいて、グループ別変動価
格マスタデータベースから現適用価格と、次価格と、次
価格に到達するに必要となる最小注文数を算出する。
【0054】これらの処理の結果、図2に示すような各
商品毎の[現注文個数]、現在の適用価格を示す[現適
用価格]、さらに追加注文個数に応じて設定される価格
としての[次価格]、次価格に至るまでに必要な追加注
文数としての[次価格必要注文数]の各データが算出さ
れる。商品販売サイト側のサーバーは、算出されたデー
タに基づいてHTML画面を生成する。
【0055】図4に戻り、フローの説明を続ける。商品
販売サイト側のサーバーは、上述した処理により、顧客
IDから求められる顧客グループに対応する注文画面
(HTML画面)をユーザ端末に送信(S203)する。
この画面は、例えば先に図2を用いて説明した画面であ
る。なお、この際、グループ別変動価格データベース内
に格納された商品購入顧客の属する顧客グループ単位の
商品購入数に応じた商品提供価格リスト(図3参照)を
併せてユーザ端末に送信してもよい。あるいは商品提供
価格リストはユーザからのリクエストに応じて独立して
送信する構成としてもよい。
【0056】顧客(ユーザ)は、商品販売サイト側のサ
ーバーからの注文画面(図2参照)を自己の通信端末に
表示(S102)し、注文処理を実行する。注文処理
は、例えば図2に示す注文画面において、各商品毎の注
文個数を入力し、注文処理ボタンを操作(例えばクリッ
ク)することによって実行される。注文処理ボタンの操
作により、商品IDと、注文個数データが商品販売サイ
ト側サーバーに送信(S103)される。
【0057】商品販売サイト側のサーバーは、顧客(ユ
ーザ)端末から、商品IDと、注文個数データを受信
(S204)すると、受信データに基づいて、注文明細
データベース(図6(A)参照)およびグループ注文デ
ータベース(図6(B)参照)の更新処理を実行(S2
05)する。
【0058】さらに、更新されたグループ注文データベ
ースに格納された注文数に基づいて、グループ別変動価
格マスタデータベース(図7参照)から現適用価格と、
次価格と、次価格に到達するに必要となる注文数を算出
(S206)する。
【0059】次に、商品販売サイト側のサーバーは、上
述の処理によって導き出された各商品毎の更新された
[現注文個数]、現在の適用価格を示す[現適用価
格]、さらに追加注文個数に応じて設定される価格とし
ての[次価格]、次価格に至るまでに必要な追加注文数
としての[次価格必要注文数]の各データを生成し、更
新された注文画面を生成し、生成した更新画面ととも
に、注文受け付け完了のメッセージデータを顧客(ユー
ザ)端末に送信(S207)する。
【0060】顧客(ユーザ)端末は、商品販売サイト側
のサーバーから注文受け付け完了のメッセージデータと
ともに更新された注文画面を受信(S104)し、更新
された注文画面を自己の端末に表示(S105)するこ
とで新たな[現注文個数]、[現適用価格]、[次価格
必要注文数]、[次価格]を確認する。
【0061】このように、本発明のシステムによれば、
各顧客グループに属するユーザからの商品注文総数に応
じて変動する提供価格をほぼリアルタイムでユーザに提
示することが可能となり、また、低価格として設定され
た次価格と、次価格に至るまでに必要な追加注文数につ
いてもユーザの通信端末に表示する構成としたので、ユ
ーザの商品購入意欲を増大させることが可能となる。
【0062】なお、上述の実施例で述べた一連の処理
は、ハードウェア、またはソフトウェア、あるいは両者
の複合構成によって実行することが可能である。ソフト
ウェアによる処理を実行する場合は、処理シーケンスを
記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込ま
れたデータ処理装置内のメモリにインストールして実行
させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピ
ュータにプログラムをインストールして実行させること
が可能である。一連の処理をソフトウェアによって行う
場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、
例えば汎用のコンピュータや1チップのマイクロコンピ
ュータ等にインストールされる。
【0063】各種処理の実行プログラムは、システムに
内蔵されている記録媒体としてのハードディスクやRO
Mに予め記録しておくことができる。あるいは、プログ
ラムはフロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM
(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto opti
cal)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc)、磁気
ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体
に、一時的あるいは永続的に格納(記録)しておくこと
ができる。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆ
るパッケージソフトウエアとして提供することができ
る。
【0064】なお、プログラムは、リムーバブル記録媒
体からコンピュータにインストールする他、ダウンロー
ドサイトから、ディジタル衛星放送用の人工衛星を介し
て、コンピュータに無線で転送したり、LAN(Local A
rea Network)、インターネットといったネットワークを
介して、コンピュータに有線で転送し、コンピュータで
は、そのようにして転送されてくるプログラムを、通信
部で受信し、内蔵するハードディスクにインストールす
ることができる。
【0065】ここで、本明細書において、コンピュータ
に各種の処理を行わせるためのプログラムを記述する処
理ステップは、必ずしもフローチャートとして記載され
た順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あ
るいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるい
はオブジェクトによる処理)も含むものである。
【0066】また、プログラムは、1つのコンピュータ
により処理されるものであっても良いし、複数のコンピ
ュータによって分散処理されるものであっても良い。さ
らに、プログラムは、遠方のコンピュータに転送されて
実行されるものであっても良い。
【0067】以上、特定の実施例を参照しながら、本発
明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成
し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で
本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべ
きではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に
記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0068】なお、明細書に記載された各種の処理は、
記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実
行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあ
るいは個別に実行されてもよい。また、本明細書におい
てシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、
各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
【0069】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明の電子商取
引システムおよび電子商取引方法によれば、商品を購入
する顧客を複数ユーザを含む団体、例えば会社等のグル
ープ単位で識別し、同一グループに属するユーザからの
注文商品数量に応じて、そのグループに対する商品提供
価格をリアルタイムで変更する構成としたので、顧客側
の商品購入意欲を向上させ商品の売上げを向上させるこ
とが可能となる。
【0070】さらに、本発明の電子商取引システムおよ
び電子商取引方法によれば、顧客に対して、顧客の属す
るグループの現在の注文数量、現在の適用価格、注文数
の追加によって設定される次価格、次価格までに必要な
追加注文数をユーザに提示する構成としたので、追加の
注文を行なおうとする意欲を増大させ、商品購入意欲を
向上させることが可能となる。
【0071】また、本発明の電子商取引システムおよび
電子商取引方法によれば、注文商品数量に応じて、商品
提供価格を変更する処理構成としたので、商品提供側に
おいて商品提供数に応じた価格設定が可能となり、商品
提供側の予定利益の確保をより確実にすることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子商取引システムの概要を説明する
システム構成図である。
【図2】本発明の電子商取引システムにおいて顧客(ユ
ーザ)の通信端末に表示される注文処理画面の例を示す
図である。
【図3】本発明の電子商取引システムにおいて顧客(ユ
ーザ)の通信端末に表示される適用価格画面の例を示す
図である。
【図4】本発明の電子商取引システムの処理フローを示
す図である。
【図5】本発明の電子商取引システムにおける商品販売
サイトの保有する顧客マスタデータベースのデータ構成
例を示す図である。
【図6】本発明の電子商取引システムにおける商品販売
サイトの保有する注文明細データベース、およびグルー
プ注文データベースのデータ構成例を示す図である。
【図7】本発明の電子商取引システムにおける商品販売
サイトの保有するグループ別変動価格マスタデータベー
スのデータ構成例を示す図である。
【符号の説明】
100,200,300 顧客グループ 110 デスクトップPC 210 ノートパソコン 310 携帯電話 500 商品販売サイト 501 サーバー 502 顧客マスタデータベース 503 注文明細データベース 504 グループ注文データベース 505 グループ別変動価格マスタデータベース

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ通信手段を介して通信端末に対して
    商品情報を送信し、通信端末からの注文データを受信し
    て商品の注文受け付け処理を実行する電子商取引システ
    ムにおいて、 商品購入顧客の属する顧客グループ単位の商品購入数に
    応じて異なる商品提供価格を設定したデータを格納した
    グループ別変動価格データベースと、 前記商品購入顧客の通信端末から受信する顧客識別デー
    タに基づいて、同一顧客グループに属する顧客からの商
    品注文総数を算出し、算出された商品注文総数に対応し
    て設定された商品提供価格を前記グループ別変動価格デ
    ータベースから抽出し、抽出した商品提供価格を現適用
    価格として顧客の通信端末に送信するデータ処理手段
    と、 を有することを特徴とする電子商取引システム。
  2. 【請求項2】前記データ処理手段は、 前記グループ別変動価格データベースにおいて、前記商
    品注文総数より多い注文数に対応して設定された商品提
    供価格を次価格として顧客の通信端末に送信するととも
    に、 前記次価格の適用条件として要求される追加注文数を次
    価格必要注文数として顧客の通信端末に送信する構成を
    有することを特徴とする請求項1に記載の電子商取引シ
    ステム。
  3. 【請求項3】前記電子商取引システムは、 商品購入顧客に対応して設定される顧客識別データと、
    顧客の属する顧客グループを識別するグループコードと
    の対応データを格納した顧客データベースと、 前記顧客グループ毎の商品注文数を格納したグループ注
    文データベースとを有し、 前記データ処理手段は、 前記商品購入顧客の通信端末から受信する前記顧客識別
    データに基づく前記顧客データベースの検索処理によ
    り、顧客の属する顧客グループを識別し、前記グループ
    注文データベースに格納された前記顧客グループ毎の商
    品注文数に基づいて、前記グループ別変動価格データベ
    ースに格納された商品購入数量に応じた商品提供価格を
    抽出し、該抽出した商品提供価格を現適用価格として顧
    客の通信端末に送信する構成を有することを特徴とする
    請求項1に記載の電子商取引システム。
  4. 【請求項4】前記電子商取引システムは、 前記顧客識別データと、顧客の属する顧客グループを識
    別するグループコードと、顧客毎の注文数を対応付けて
    格納した注文明細データベースを有し、 前記データ処理手段は、 前記注文明細データベース内の同一のグループコードを
    有するレコードに格納された注文数を加算して顧客グル
    ープ毎の注文数を格納したグループ注文データベースの
    更新処理を実行する構成を有することを特徴とする請求
    項1に記載の電子商取引システム。
  5. 【請求項5】前記データ処理手段は、 前記グループ別変動価格データベース内に格納された商
    品購入顧客の属する顧客グループ単位の商品購入数に応
    じた商品提供価格リストを顧客の通信端末に送信する処
    理を実行する構成を有することを特徴とする請求項1に
    記載の電子商取引システム。
  6. 【請求項6】データ通信手段を介して通信端末に対して
    商品情報を送信し、通信端末からの注文データを受信し
    て商品の注文受け付け処理を実行する電子商取引方法に
    おいて、 商品購入顧客の通信端末から顧客識別データを受信する
    ステップと、 顧客識別データに基づいて、同一顧客グループに属する
    顧客からの商品注文総数を算出する注文総数算出ステッ
    プと、 商品購入顧客の属する顧客グループ単位の商品購入数に
    応じて異なる商品提供価格を設定したデータを格納した
    グループ別変動価格データベースから、前記注文総数算
    出ステップにおいて算出した前記顧客グループの商品注
    文総数に対応して設定された商品提供価格を抽出するス
    テップと、 抽出した商品提供価格を現適用価格として顧客の通信端
    末に送信するステップと、 を有することを特徴とする電子商取引方法。
  7. 【請求項7】前記電子商取引方法は、さらに、 前記グループ別変動価格データベースにおいて、前記商
    品注文総数より多い注文数に対応して設定された商品提
    供価格を次価格として顧客の通信端末に送信するととも
    に、 前記次価格の適用条件として要求される追加注文数を次
    価格必要注文数として顧客の通信端末に送信するステッ
    プを含むことを特徴とする請求項6に記載の電子商取引
    方法。
  8. 【請求項8】前記電子商取引方法は、 商品購入顧客に対応して設定される顧客識別データと、
    顧客の属する顧客グループを識別するグループコードと
    の対応データを格納した顧客データベースを前記商品購
    入顧客の通信端末から受信する前記顧客識別データに基
    づいて検索し顧客の属する顧客グループを識別すステッ
    プと、 前記顧客グループ毎の商品注文数を格納したグループ注
    文データベースに格納された前記顧客グループ毎の商品
    注文数に基づいて、前記グループ別変動価格データベー
    スに格納された商品購入数量に応じた商品提供価格を抽
    出するステップと、 抽出した商品提供価格を現適用価格として顧客の通信端
    末に送信するステップと、 を有することを特徴とする請求項6に記載の電子商取引
    方法。
  9. 【請求項9】前記電子商取引方法は、 前記顧客識別データと、顧客の属する顧客グループを識
    別するグループコードと、顧客毎の注文数を対応付けて
    格納した注文明細データベース内の同一のグループコー
    ドを有するレコードに格納された注文数を加算して顧客
    グループ毎の注文数を格納したグループ注文データベー
    スの更新処理を実行するステップを有することを特徴と
    する請求項6に記載の電子商取引方法。
  10. 【請求項10】前記電子商取引方法は、 前記グループ別変動価格データベース内に格納された商
    品購入顧客の属する顧客グループ単位の商品購入数に応
    じた商品提供価格リストを顧客の通信端末に送信する処
    理を実行するステップを有することを特徴とする請求項
    6に記載の電子商取引方法。
  11. 【請求項11】データ通信手段を介して通信端末に対し
    て商品情報を送信し、通信端末からの注文データを受信
    して商品の注文受け付け処理を実行する電子商取引処理
    をコンピュータ・システム上で実行せしめるプログラム
    であって、 商品購入顧客の通信端末から顧客識別データを受信する
    ステップと、 顧客識別データに基づいて、同一顧客グループに属する
    顧客からの商品注文総数を算出する注文総数算出ステッ
    プと、 商品購入顧客の属する顧客グループ単位の商品購入数に
    応じて異なる商品提供価格を設定したデータを格納した
    グループ別変動価格データベースから、前記注文総数算
    出ステップにおいて算出した前記顧客グループの商品注
    文総数に対応して設定された商品提供価格を抽出するス
    テップと、 抽出した商品提供価格を現適用価格として顧客の通信端
    末に送信するステップと、 を有することを特徴とするプログラム。
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