JP2017036362A - ゴム組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】ゴム組成物の加工性を向上するとともに、クロロプレンゴムの特性を生かしつつ、機械的強度、特に引張強度が向上した加硫ゴムの原料となるゴム組成物を提供すること。【解決手段】ゴム成分の全量を100重量部としたとき、クロロプレンゴム50重量部以上含有するゴム組成物であって、下記(1)〜(3)を満たすカーボンブラックを含有することを特徴とするゴム組成物。(1)窒素吸着比表面積(N2SA)が40m2/g以上、(2)造粒硬さが10cN以下、(3)造粒粒子全体を100重量%とし、造粒粒子径が0.5mm以上1.0mm未満のものをA重量%、造粒粒子径が1.0mm以上2.0mm未満のものをB重量%、造粒粒子径が0.5mm未満のものをC重量%としたとき、A≧40、B/A≧0.3およびC≦40。【選択図】 なし

Description

本発明は、クロロプレンゴムを含有するゴム組成物に関する。
クロロプレンゴムは、ポリマー側鎖に塩素原子(−Cl)を含有するため、本質的に耐候性、耐オゾン性、耐油性、耐薬品性、および耐熱性に優れていると言われている。このため、特殊合成ゴムの中でも多くの分野で使用されているが、天然ゴムに比して、加硫ゴムの引張強度などの機械的強度が不足する傾向がある。したがって、用途を問わず、クロロプレンゴムの特性を生かしつつ、加硫ゴムの機械的強度を高める要求は市場において多い。
加硫ゴムの機械的強度を高める方法として、カーボンブラックを添加する方法が一般的であり、特に比表面積が大きく、粒子径が小さいカーボンブラックを添加する方法が効果的と言われている。ただし、粒子径が小さいカーボンブラックを原料となるゴム組成物に添加した場合、スコーチ時間が短くなる傾向があり、かつ粘度上昇に伴いゴム組成物の混練性確保が困難となる場合がある。このため、カーボンブラックを配合しても、加硫ゴムの機械的物性の向上と原料ゴム組成物の加工性とを両立することは困難であるのが実情であった。
下記特許文献1では、窒素吸着比表面積(NSA)が14〜23m/g、造粒粒子の硬さ(IPH)が9cN以下のカーボンブラックを含有する防振ゴム用ゴム組成物が記載されている。
また下記特許文献2では、イソブチレン−パラメチルスチレン共重合体のハロゲン化物100重量部に対して、造粒粒子の硬さが造粒粒子径2mmに対して15×10−2N未満であり、造粒粒子径分布が、造粒粒子径0.15mm以下のものが全体の3重量%以下、造粒粒子径1.00mm以上のものが全体の20重量%以下であるカーボンブラックを30〜80重量部含有するブラダー用ゴム組成物が記載されている。
特開2001−049143号公報 特開平09−202838号公報
しかしながら、前記特許文献に記載の技術に関し、本発明者が鋭意検討したところ、以下の問題が判明した。具体的には、前記特許文献1に記載の技術では、防振ゴムに必要な加硫ゴムの動倍率向上を目的とするため、粒子径が大きいカーボンブラックを使用しており、硬度、引張強度、および耐久性が低下する傾向があった。
なお下記特許文献2では、ブラダー用に供される特殊なゴム組成物であるため、クロロプレンゴムの特性を生かしつつ、加硫ゴムの機械的強度を高めるという課題が存在しない。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ゴム組成物の加工性を向上するとともに、クロロプレンゴムの特性を生かしつつ、機械的強度、特に引張強度が向上した加硫ゴムの原料となるゴム組成物を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明者は、クロロプレンゴムを含有するゴム組成物に配合するカーボンブラックのコロイダル特性に注目し、特定の条件を満たすカーボンブラックを配合することにより、上記課題を解決し得ることを見出した。本発明は、かかる発見に基づきなされたものであり、下記構成を備える。
すなわち本発明は、ゴム成分の全量を100重量部としたとき、クロロプレンゴム50重量部以上含有するゴム組成物であって、下記(1)〜(3);
(1)窒素吸着比表面積(NSA)が40m/g以上、
(2)造粒硬さが10cN以下、
(3)造粒粒子全体を100重量%とし、造粒粒子径が0.5mm以上1.0mm未満のものをA重量%、造粒粒子径が1.0mm以上2.0mm未満のものをB重量%、造粒粒子径が0.5mm未満のものをC重量%としたとき、A≧40、B/A≧0.3およびC≦40、を満たすカーボンブラックを含有することを特徴とするゴム組成物、に関する。
本発明に係るゴム組成物は、ゴム成分の全量を100重量部としたとき、クロロプレンゴム50重量部以上含有するため、耐候性、耐オゾン性、耐油性、耐薬品性、および耐熱性に優れる。ただし、例えばゴム成分の全量を100重量部としたとき、天然ゴムを100重量部含有するゴム組成物の加硫ゴムに比して、クロロプレンゴム含有ゴム組成物の加硫ゴムは、引張強度などの機械的物性に劣ることは前記のとおりである。しかしながら、本発明においては、クロロプレンゴム含有ゴム組成物に前記(1)〜(3)を満たすカーボンブラックを配合するため、クロロプレンゴムの特性を活かしつつ、加硫ゴムの機械的強度を向上させることができる。具体的には、(1)窒素吸着比表面積(NSA)が40m/g以上であるカーボンブラックを配合することにより、加硫ゴムの機械的強度が特に向上し、かつ(2)造粒硬さが10cN以下、および(3)造粒粒子全体を100重量%とし、造粒粒子径が0.5mm以上1.0mm未満のものをA重量%、造粒粒子径が1.0mm以上2.0mm未満のものをB重量%、造粒粒子径が0.5mm未満のものをC重量%としたとき、A≧40、B/A≧0.3およびC≦40であるカーボンブラックを配合することにより、ゴム組成物中でのカーボンブラックの分散性が高まり、ポリマーとカーボンブラックとの相互作用が高まることで、特に加硫ゴムの引張強度および伸び特性が向上する。
上記ゴム組成物において、ゴム成分の全量を100重量部としたとき、カーボンブラックを5〜120重量部含有することが好ましい。この場合、カーボンブラックの補強効果と加硫ゴムの機械的強度およびゴム組成物の加工性をバランス良く向上することができるため好ましい。
本発明に係るゴム組成物は、ゴム成分の全量を100重量部としたとき、クロロプレンゴムを50重量部以上含有する。ただし、クロロプレンゴムの特性を損なわない範囲で他のゴムを含有しても良いが、その含有量はゴム成分の全量を100重量部としたとき、クロロプレンゴム以外のゴムの含有量は、50重量部以下であり、30重量部未満が好ましく、20重量部未満がより好ましく、クロロプレンゴム以外のゴムを含有しないことが好ましい。
本発明に係るゴム組成物において、クロロプレンゴム以外に含有しても良いゴムとしては、例えば天然ゴム、ポリブタジエンゴム、ポリイソプレンゴム、ポリスチレンブタジエンゴム、ポリブチルゴム、ポリアクリルニトリルブタジエンゴム、エチレンプロピレンゴム(EPDM)が挙げられる。EPDMは、エチレン成分およびプロピレン成分に加えて、ジエン系成分を含有する。「ジエン系成分」としては、例えば、1,4−ヘキサジエン、1,6−オクタジエン、2−メチル−1,5−ヘキサジエン、6−メチル−1,5−ヘプタジエン、7−メチル−1,6−オクタジエンのような鎖状非共役ジエン;シクロヘキサジエン、ジシクロペンタジエン、メチルテトラヒドロインデン、5−ビニルノルボルネン、5−エチリデン−2−ノルボルネン、5−メチレン−2−ノルボルネン、5−イソプロピリデン−2−ノルボルネン、6−クロロメチル−5−イソプロペニル−2−ノルボルネンのような環状非共役ジエン;2,3−ジイソプロピリデン−5−ノルボルネン、2−エチリデン−3−イソプロピリデン−5−ノルボルネン、2−プロペニル−2,2−ノルボルナジエン、1,3,7−オクタトリエン、1,4,9−デカトリエンのようなトリエンなどが挙げられ、なかでも1,4−ヘキサジエン、ジシクロペンタジエンおよび5−エチリデン−2−ノルボルネンが好ましい。
本発明に係るゴム組成物は、下記(1)〜(3)を満たすカーボンブラックを含有する。
(1)窒素吸着比表面積(NSA)が40m/g以上、
(2)造粒硬さが10cN以下、
(3)造粒粒子全体を100重量%とし、造粒粒子径が0.5mm以上1.0mm未満のものをA重量%、造粒粒子径が1.0mm以上2.0mm未満のものをB重量%、造粒粒子径が0.5mm未満のものをC重量%としたとき、A≧40、B/A≧0.3およびC≦40。
窒素吸着比表面積(NSA)はカーボンブラックの粒子径を表す指標の一つであり、NSAが大きいほどカーボンブラックの粒子径が小さくなる。本発明においては、NSAが40m/g以上のカーボンブラックをゴム組成物に配合することにより、加硫ゴムの引張強度などの機械的物性が向上する。NSAは、ASTM D3037−88 “Standard Test Methods for Carbon Black−SurfaceArea by Nitrogen Adsorption”Method Bにより測定可能である。本発明に係るゴム組成物におけるカーボンブラックの配合量は、ゴム成分100重量部に対して5〜120重量部であることが好ましく、より好ましくは20〜80重量部であり、さらに好ましくは30〜70重量部である。この配合量が5重量部未満では、カーボンブラックの補強効果が充分に得らない場合があり、120重量部を超えると、発熱性、ゴム混合性および加工時の作業性などが悪化する場合がある。シリカを配合する場合は、カーボンブラックおよびシリカの合計配合量を、上記範囲内とすることが好ましい。なお、カーボンブラックおよびシリカに代えて、あるいはこれらに加えて、当業者に公知の無機白色充填剤を適量含有しても良い。
SAが40m/g以上であるカーボンブラックとしては、例えばFEF、HAF、ISAF、SAFなどが挙げられ、これらのカーボンブラックを当業者の公知の造粒手法、例えば湿式造粒法であれば、造粒機のピン回転数、カーボンブラックの供給量、造粒に使用する水分量などを適宜調整しつつ造粒することにより、任意の造粒硬さおよび造粒粒子径を有するカーボンブラックを調整可能である。ただし本発明においては、(2)造粒硬さが10cN以下、かつ(3)造粒粒子全体を100重量%とし、造粒粒子径が0.5mm以上1.0mm未満のものをA重量%、造粒粒子径が1.0mm以上2.0mm未満のものをB重量%、造粒粒子径が0.5mm未満のものをC重量%としたとき、A≧40、B/A≧0.3およびC≦40、を満たすカーボンブラックを使用する。
カーボンブラックの造粒硬さは、(2)に記載のとおり10cN以下とする。造粒硬さが10cNを超える場合、ゴム組成物の混練時に造粒カーボンブラックが破粒し難くなり、分散性が悪化し易い傾向がある。造粒硬さの下限としては、6cN程度が好ましい。なお、カーボンブラックの造粒硬さは、JISK6219−1997「ゴム用カーボンブラックの基本性能の試験方法」7項A法により測定可能である。
また、カーボンブラックの造粒粒子径分布に関しては、(3)に記載のとおり、造粒粒子全体を100重量%とし、造粒粒子径が0.5mm以上1.0mm未満のものをA重量%、造粒粒子径が1.0mm以上2.0mm未満のものをB重量%、造粒粒子径が0.5mm未満のものをC重量%としたとき、A≧40、B/A≧0.3およびC≦40となるように設定する。このような造粒粒子径分布を有するカーボンブラックを使用することにより、機械的強度の観点からのカーボンブラックの補強性を確保しつつ、カーボンブラックの分散性を向上することができる。その結果、原料となるゴム組成物の加工性と加硫ゴムの機械的強度の両立が図れる。なお、カーボンブラックの造粒粒子径分布は粒度分布測定装置により測定可能である。
本発明に係るゴム組成物中には、クロロプレンゴムを主成分とするゴム成分およびカーボンブラック以外に、シリカ、シランカップリング剤、硫黄、加硫促進剤、老化防止剤、加硫促進助剤、加硫遅延剤、ステアリン酸、ワックスやオイルなどの軟化剤、加工助剤などの通常ゴム工業で使用される配合剤を、本発明の効果を損なわない範囲において適宜配合し用いることができる。
硫黄は通常のゴム用硫黄であればよく、例えば粉末硫黄、沈降硫黄、不溶性硫黄、高分散性硫黄などを用いることができる。本発明に係る防振ゴム用ゴム組成物における硫黄の含有量は、ゴム成分100重量部に対して0.5〜3重量部であることが好ましい。硫黄の含有量が0.5重量部未満であると、加硫ゴムの架橋密度が不足してゴム強度などが低下し、3重量部を超えると、特に耐熱性が悪化する。
加硫促進剤としては、ゴム加硫用として通常用いられる、スルフェンアミド系加硫促進剤、チウラム系加硫促進剤、チアゾール系加硫促進剤、チオウレア系加硫促進剤、グアニジン系加硫促進剤、ジチオカルバミン酸塩系加硫促進剤などの加硫促進剤を単独、または適宜混合して使用しても良い。
老化防止剤としては、ゴム用として通常用いられる、芳香族アミン系老化防止剤、アミン−ケトン系老化防止剤、モノフェノール系老化防止剤、ビスフェノール系老化防止剤、ポリフェノール系老化防止剤、ジチオカルバミン酸塩系老化防止剤、チオウレア系老化防止剤などの老化防止剤を単独、または適宜混合して使用しても良い。
本発明に係るゴム組成物は、クロロプレンゴムを主成分とするゴム成分およびカーボンブラック、硫黄、加硫促進剤、老化防止剤、加硫促進助剤、加硫遅延剤、シリカ、シランカップリング剤、ステアリン酸、ワックスやオイルなどの軟化剤、加工助剤などを、バンバリーミキサー、ニーダー、ロールなどの通常のゴム工業において使用される混練機を用いて混練りすることにより得られる。
また、上記ゴム組成物における各成分の配合方法は特に限定されず、硫黄および加硫促進剤などの加硫系成分以外の配合成分を予め混練してマスターバッチとし、残りの成分を添加してさらに混練する方法、各成分を任意の順序で添加し混練する方法、全成分を同時に添加して混練する方法などのいずれでもよい。
本発明に係るゴム組成物を所望の形状に成型することにより、各用途に適した加硫ゴムを製造することができる。かかる加硫ゴムは引張強度などの機械的物性に優れるため、例えば空気ばね、防振ゴム、ゴムホース、ベルト、または電線被覆ゴム用ゴム組成物などとして好適である。
(ゴム組成物の調製)
ゴム成分100重量部に対して、表1の配合処方に従い、実施例1〜3および比較例1〜3のゴム組成物を配合し、通常のバンバリーミキサーを用いて混練し、ゴム組成物を調整した。表1に記載の各配合剤を以下に示す。
a)クロロプレンゴム(CR) 「デンカクロロプレンDCR−36」、電気化学工業社製
b)天然ゴム(NR) 「RSS#3」
c)カーボンブラックA〜F 表1に記載のNSAであるカーボンブラックを使用し、表1に記載の造粒粒子硬さおよび造粒粒子径分布となるように調整したものを使用。
d)アロマオイル 「プロセスX−140」、(JX日鉱日石エネルギー)社製
e)亜鉛華(酸化亜鉛) 「亜鉛華3号」、三井金属鉱業社製
f)酸化マグネシウム 「キョウワマグ150」、協和化学工業社製
g)ワックス 「ミクロクリスタリンワックス」、日本精蝋社製
h)老化防止剤 「アンチゲン6C(N−(1,3−ジメチルブチル)−N’−フェニル−p−フェニレンジエミン)」、住友化学社製
i)硫黄 「5%オイル処理硫黄」、細井化学工業社製
j)加硫促進剤(1) 「ノクセラーTS(テトラメチルチウラムモノスルフィド)」、大内新興化学社製
k)加硫促進剤(2) 「サンセラー22−C(2−イミダゾリン−2−チオール)」、三新化学工業社製
(評価)
評価は、各ゴムを所定の金型を使用して150℃にて30分加熱、加硫して得られたゴムについて行った。
<ゴム硬度および引張特性>
JIS−K 6253に準拠し、タイプAデュロメーターにてゴム硬度を測定した、さらに、JIS3号ダンベルを使用して作製したサンプルをJIS−K 6251に準拠して、100%モジュラスM100(MPa)、300%モジュラスM300(MPa)、引張強度(MPa)および破断伸び(%)を測定した。結果を表1に示す。
<ゴム組成物の加工性(加硫速度)>
JIS K6300−1に準拠し、ムーニー粘度計により125℃のスコーチタイムt5(分)を測定した。数値が小さくなると、加硫速度が早くなることを意味しており、この加硫速度が早くなることは、ゴムのスコーチタイムが短くなることになり、ゴム組成物の加工性が悪化することになる。結果を表1に示す。
Figure 2017036362
表1の結果から、比較例1と実施例1、比較例2と実施例2、比較例3と実施例3を比較した場合、実施例のゴム組成物は比較例のものに比べて加工性が略同等であるにもかかわらず、引張強度が向上していることがわかる。

Claims (2)

  1. ゴム成分の全量を100重量部としたとき、クロロプレンゴム50重量部以上含有するゴム組成物であって、下記(1)〜(3)を満たすカーボンブラックを含有することを特徴とするゴム組成物。
    (1)窒素吸着比表面積(NSA)が40m/g以上、
    (2)造粒硬さが10cN以下、
    (3)造粒粒子全体を100重量%とし、造粒粒子径が0.5mm以上1.0mm未満のものをA重量%、造粒粒子径が1.0mm以上2.0mm未満のものをB重量%、造粒粒子径が0.5mm未満のものをC重量%としたとき、A≧40、B/A≧0.3およびC≦40。
  2. ゴム成分の全量を100重量部としたとき、カーボンブラックを5〜120重量部含有する請求項1に記載のゴム組成物。
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