JPS6210148A - 安定した高運動性能を有する空気入りタイヤ - Google Patents

安定した高運動性能を有する空気入りタイヤ

Info

Publication number
JPS6210148A
JPS6210148A JP60149112A JP14911285A JPS6210148A JP S6210148 A JPS6210148 A JP S6210148A JP 60149112 A JP60149112 A JP 60149112A JP 14911285 A JP14911285 A JP 14911285A JP S6210148 A JPS6210148 A JP S6210148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
carbon black
styrene
pneumatic tire
particle size
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60149112A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Kawamura
正徳 川村
Susumu Sato
進 佐藤
Mikihiko Ikegami
池上 幹彦
Akihiro Noda
野田 昭弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP60149112A priority Critical patent/JPS6210148A/ja
Publication of JPS6210148A publication Critical patent/JPS6210148A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tires In General (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は安定した高運動性能(高グリップ性能)を有す
る空気入りタイヤに関するものである。
(従来の技術) 最近、空気入りタイヤに対して高運動性能が要求される
ようになった。特にグリップ性能は重要な要求特性であ
り、加速およびブレーキ性能が高いタイヤはどより高速
で、より安定した走行が可能となる。従来高運動性能、
特に高グリップ性能を得るためには、ゴム分即ちポリマ
ーとして高スチレン含有率スチレン−ブタジエン共重合
ゴムを選択するか、軟化剤、カーボンブラックを高充填
した配合系を選択するか、粒子径の小さい(窒素@着比
表面積N2SAの大きい)カーボンブラックを選択する
か、またはそれらの組合せにより高運動性能(高グリッ
プ性能)を得てきた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら一般的に高スチレン含有率スチレン−ブタ
ジエン共重合ゴムを含むゴム組成物は、高グリップ性が
得られる反面、ガラス転移温度(T9)が高いため損失
係数(tanδ)の温度依存性が激しく、気温および路
面温度が高い場合には、高運動性能が劣り、また摩耗外
観も悪い。一方軟化剤、カーボンブラックの高充填配合
系においては、配合ゴムの強力が低下することにより、
トレッドの摩耗外観が悪化し、高運動性能が著しく低下
するという問題点があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは上記問題点を解決するため、カーボンブラ
ックに注目して鋭意研究した結果、カーボンブラック造
粒粒子の大きさの分布(PSD)において造粒粒子の大
きさが一定以上であるカーボンブラックを特定のゴム成
分に配合して成るゴム組成物をトレッドゴムとして用い
ることにより高運動性能、特に高グリップ性能が満足さ
れ、同時にトレッド摩耗外観性能が改善されることを確
かめ本発明を達成するに至った。
すなわち、本発明の空気入りタイヤは、25チ以上のス
チレンを含有するスチレン−ブタジエン共重合ゴム単独
もしくは該ゴムとブチルゴム、ハロゲン化ブチルゴムお
よびブタジェン−アクリロニトリル共重合ゴムから成る
群から選ばれた少くとも1種のゴムを5重量部以上配合
したブレンドゴムからなる原料ゴム100重量部に対し
、窒素吸着比表面積(N2SA )が120 Nzso
m/g、圧縮ジブチル7タレート吸油ffi (24M
4DBP )が90〜125吃1009、着色力(TI
NT)が100〜150.造粒粒子の硬さ9g未満でか
つ造粒粒子の大きさの分布(PSD)において500 
pm以上の粒子の大きさを占めるものが全体の75%以
上を占める分布を持つカーボンブラックを50〜250
fi量部配合し、加硫して得たゴム組成物をトレッドに
適用し構成したことを特徴とする。
本発明において原料ゴムとして使用するゴムは、25%
以上のスチレンを含有するスチレン−ブタジエン共重合
ゴム単独若しくは該ゴムとブチルゴム、ハロゲン化ブチ
ルゴムおよびブタジェン−アク9 oニトリル共重合体
ゴムから成る群から選ばれた少くとも1種のゴムを5重
量部〜8o重量部配合したブレンドゴムである。ブレン
ドゴムを用いる場合ブレンドするゴムを5重量部〜8o
重量部とするのは、5重量部未満では高運動性能(グリ
ップ性能)がかえって劣り好ましくなく、また80重量
部を超えると摩耗外観が著しく劣り好ましくないからで
ある。
次に本発明で使用するカーボンブラックは一窒素吸漬比
表面積(N2SA)が120〜25oIIL/9、圧縮
ジブチル7タレート吸油Jl(24M4DBP)が90
〜125’/100g、着色力(TINT)が100〜
150、造粒粒子の硬さ92未満でかつ造粒粒子の大き
さの分布(PSD)においてs o o pm以上の粒
子の大きさを占めるものが、全体の75−以上を占める
分布を持つカーボンブラック、特にファーネスカーボン
ブラックである。カーボンブラックの窒素吸着比表面積
(N2SA )が120 ”Vg未満では高運動性能(
高グリップ性能)が劣り、250’lL/9を越すと発
熱性が好ましくない。圧縮−/2チル7タt、−)吸油
ji(24M4DBP)が90’/1002未満だと弾
性率が低下し、耐摩耗性が劣り、l 25’/xoog
を越すと耐チッピング性が好ましくなくなる。また着色
力(TINT)が100未満だと耐摩耗性が低下し、1
50を越えると発熱性が悪化する。更に該カーボンブラ
ックは配合ゴム中でのカーボンブラック分散の向上を計
り、造粒粒子の硬さを9g未満、さらにカーボンブラッ
ク造粒粒子の大きさの分布(PAD)において500μ
m以上の粒子の大きさを占めるものが全体の75−以上
を占める分布を持つカーボンブラック、さらに好ましく
は造粒粒子の大きさの分布(PSD)において1000
 pm以上の粒子の大きさを占めるものが全体の80%
以上を占める分布を持つカーボンブラックであれば配合
ゴム中でのカーボンブラックの分散が著しく向上する。
尚上記本発明に使用するカーボンブラックは、通常のオ
イル7アーネス方式で製造され、ざらに造粒は湿式方法
により造粒され、一定の造粒粒子の大きさの分布(PS
D)を持つカーボンブラックを製造することができる。
上記カーボンブラックの配合量は、原料ゴム100ff
iffi部に対して50〜250重量部とする。
この理由は50重量部未満では、補強性が十分でないば
かりかtanδも大きくならず、250重量部を越える
と混練作業性が著しく劣りかつ耐摩耗性や引張強度など
も著しく低下するようになる。
本発明のタイヤは、上記原料ゴムに所定量の上記カーボ
ンブラックを配合したゴム組成物をトレッドゴムに用い
たことを特徴とするものであり、ゴム組成物には、上記
原料ゴムおよびカーボンブラックの外に、ゴム工業にお
いて通常用いられている配合剤、例えば老化防止剤、加
硫促進剤、加硫剤等を適宜配合することができる。
(実施例) 以下本発明を実施例および比較例により説明する。
実施例1〜6、比較例1〜8 第1表に示すカーボンブラックを使用し、第2表に示す
配合組成(配合量は重量部)で14種のゴム組成物をつ
くった。
第1表のカーボンブラックの窒素吸着比表面積(N2S
A ) 、圧縮ジブチルフタレー) (24M4DBP
)、着色力(TINT)、造粒の硬さおよび造粒粒子の
大きさの分布については、次に示す方法により測定した
(イ)窒素吸着比表面積(N、S A )はASTMD
3087に準拠して測定する。
(o)圧縮ジブチルフタレート吸油量(24M4DBP
)はASTMD841111に準拠して測定する。
(ハ)着色力(TINT)はASTMD3265に準拠
して測定する。
に)造粒粒子の硬さはJIS K6221 (6,3,
8)に準拠して測定する。
(ホ)造粒粒子の大きさの分布はJIS K6221(
6,4,8)に準拠して測定する。なお造粒粒子の大き
さのふるいは、1680/Jm、1000/Jm。
500pm、 250Q、 149/’mの5種を使用
し分別した。
さらに、カーボンブラック分散はASTMD2668B
法に準拠して測定する。
次に第2表に示す各ゴム組成物を用いてつくったトレッ
ドを備えるタイヤサイズ、フロント2051515−1
3、リアー2251515−13のタイヤをつくり、各
々装着し、運動性能と摩耗外観を次に示す方法で測定し
、得た結果を第2表に併記する。
(へ)運動性能 1周4.41kmからなるサーキットを20周し、最初
の周回タイムと20周目の周回タイムとのタイム差をコ
ント四−ルタイヤ(比較例2のゴム組成物を用いたもの
)のタイム差を100として指数表示したもの。100
より大きいとタイム差が無く高運動性能を有し、100
より小さいとタイム差が大きく運動性能が劣ることを意
味する。
(ト)トレッド摩耗外観 6恵方式をとり、コント四−ルタイヤのトレッド摩耗外
観を3とし、数値の大なる方がよく5を最良とし、数値
の小なる方が劣り、1を不良とした。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明の空気入りタイヤは、
25%以上のスチレンを含有するスチレン−ブタジエン
共重合ゴム単独もしくは該ゴムとブチルゴム、ハ四ゲン
化ブチルゴムおよびブタジェン−アク1ユロニトリル共
重合ゴムから成る群から選ばれた少くとも1種のゴムを
所定量ブレンドしたゴムに対し前記特定のカーボンブラ
ックを規定量配合したゴム組成物をトレッドゴムとして
用いたことにより、第2表からも明らかな通り、摩耗外
観が著しく改善され、安定した高運動性能を有するとい
う効果が得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、25%以上のスチレンを含有するスチレン−ブタジ
    エン共重合ゴム単独もしくは該ゴムとブチルゴム、ハロ
    ゲン化ブチルゴムおよびブタジエン−アクリロニトリル
    共重合ゴムから成る群から選ばれた少くとも1種のゴム
    を5重量部〜80重量部配合したブレンドゴムからなる
    原料ゴム100重量部に対し、窒素吸着比表面積(N_
    2SA)が120〜250m^2/g、圧縮ジブチルフ
    タレート吸油量(24M4DBP)が90〜125ml
    /100g、着色力(TINT)が100〜150、造
    粒粒子の硬さ9g未満でかつ造粒粒子の大きさの分布(
    PSD)において500μm以上の粒子の大きさを占め
    るものが全体の75%以上を占める分布を持つカーボン
    ブラックを50〜250重量部配合し、加硫して得たゴ
    ム組成物をトレッドゴムに適用して構成したことを特徴
    とする安定した高運動性能を有する空気入りタイヤ。 2、上記カーボンブラックが、その造粒粒子の大きさの
    分布(PSD)において1000μm以上の粒子の大き
    さを占めるものが全体の80%以上をしめる分布を持つ
    ものである特許請求の範囲第1項記載の安定した高性能
    を有する空気入りタイヤ。
JP60149112A 1985-07-09 1985-07-09 安定した高運動性能を有する空気入りタイヤ Pending JPS6210148A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60149112A JPS6210148A (ja) 1985-07-09 1985-07-09 安定した高運動性能を有する空気入りタイヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60149112A JPS6210148A (ja) 1985-07-09 1985-07-09 安定した高運動性能を有する空気入りタイヤ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6210148A true JPS6210148A (ja) 1987-01-19

Family

ID=15467970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60149112A Pending JPS6210148A (ja) 1985-07-09 1985-07-09 安定した高運動性能を有する空気入りタイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6210148A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017036362A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 東洋ゴム工業株式会社 ゴム組成物

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56106936A (en) * 1980-01-30 1981-08-25 Bridgestone Corp Rubber composition

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56106936A (en) * 1980-01-30 1981-08-25 Bridgestone Corp Rubber composition

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017036362A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 東洋ゴム工業株式会社 ゴム組成物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0461022B2 (ja)
JP3350291B2 (ja) タイヤトレッド用ゴム組成物
US5500482A (en) Rubber composition for tire tread
JP6433415B2 (ja) 空気入りタイヤ
KR100360937B1 (ko) 타이어 트레드용 고무 조성물
JPS6210250B2 (ja)
JPH1072536A (ja) 加硫性ゴム組成物
JPS6210148A (ja) 安定した高運動性能を有する空気入りタイヤ
JPH08225684A (ja) ゴム組成物及び該ゴム組成物を用いたタイヤトレッド及び該トレッドを有するタイヤ
EP1323774B1 (en) Rubber composition and tire using the same
US5604286A (en) Caoutchouc mixture, tread made therefrom and tire with this tread
JPH03137141A (ja) 空気入りタイヤのカーカス用被覆ゴム組成物
JPS6072939A (ja) 高運動性能を有するタイヤ用トレッドゴム組成物
JP2000080204A (ja) タイヤトレッド用ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ
JP2004018740A (ja) タイヤトレッド用ゴム組成物
JPS61133245A (ja) タイヤトレツド用ゴム組成物
KR100205480B1 (ko) 실리카함유 타이어 트래드용 고무조성물
JPH04359938A (ja) タイヤトレッド用ゴム組成物
JP3110810B2 (ja) 乗用車用タイヤのトレッド用ゴム組成物
JPS581734A (ja) タイヤキャップトレッド用ゴム組成物
JPH10330542A (ja) タイヤトレッド用ゴム組成物
RU2805484C2 (ru) Каучуковая композиция для шины и шина, содержащая такую композицию
JP3101772B2 (ja) ゴム組成物
JPH0120651B2 (ja)
JPH11140235A (ja) ゴム組成物