JP2017026734A - 空中映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示装置の薄型化を図りつつ、光学プレートに対する被対象物からの光線の入射角度を所望の角度に近づけて、空中映像の劣化を低減する。【解決手段】空中映像表示装置1は、平面視で互いに直交する複数の反射面を有する光学プレート3と、偏向光学素子(例えばリニアプリズム4)とを備える。偏向光学素子は、光学プレート3に対して被対象物(例えばスクリーン2)側に配置され、被対象物からの光を偏向して光学プレート3に導く。偏向光学素子は、一方向に同一形状で延びる構造体4aが複数並列に形成されて、上記一方向に垂直な面内でのみ、被対象物からの光を偏向するとともに、光学プレート3の光入射側の面3aに入射する光線の、面3aの法線Nを基準とする入射角度が小さくなる側に、被対象物からの光を偏向する。【選択図】図1

Description

本発明は、被対象物の実像を空中に結像させる空中映像表示装置に関するものである。
従来から、光学プレートを用いて被対象物の実像を空中に結像させ、その実像を観察者に観察させる表示装置が種々提案されている。通常、空中における実像(映像)の結像位置は、光学プレートに対して被対象物と面対称となる位置であるため、観察者に見やすい映像を提供すべく、光学プレートから大きく離れた位置に映像を結像させる場合には、光学プレートに対して被対象物を大きく離すことが必要となる。この場合、光学プレートに対して被対象物側の空間が大きくなり、表示装置が大型化する。
そこで、例えば特許文献1では、被対象物と光学プレートとの間の光路中に少なくとも1枚の反射鏡を配置し、反射鏡で光路を折り曲げることで、光学プレートに対して被対象物側の空間を小さくして、表示装置の小型化を図っている。
また、例えば特許文献2では、凸レンズなどの中継光学素子を、物体と光学プレートとの間の光路中に配置することで、小さい物体の実像を拡大して空中に結像させるようにしている。この構成では、物体の大きさを小さくして、光学プレートに対して物体側の空間を小さくできるため、表示装置の小型化を図れるものと考えられる。
特許5667729号公報(請求項1、段落〔0013〕、〔0016〕〜〔0021〕、図1、図2等参照) 特許5385080号公報(請求項1、段落〔0048〕〜〔0054〕、図16、17等参照)
ところで、上述した光学プレートは、例えば、複数の反射面が平行に並んで配置された光学パネルを2枚用い、複数の反射面が平面視で互いに直交するように、2枚の光学パネルを貼り合わせることによって構成される。被対象物からの光は、互いに直交する反射面で1回ずつ反射して空中に導かれることにより、被対象物の実像が空中に結像される。
ここで、光学プレートに対する光線の入射角度(光学プレートの光入射側の面の法線に対する角度)が所望の角度(例えば45°〜50°)よりも極端に大きくなると、直交して配置された各反射面での光線の反射回数が各1回ずつではなくなり、平行に並んだ反射面間を行き来して、同じ反射面で光線が複数回反射する現象(以下、多重反射とも称する)が発生する。この場合、反射による光の損失が累積されて光量が低下するため、空中に結像する映像が暗くなる。また、多重反射が起こると、反射面の粗さや平行からのずれが累積されて、被対象物の1点から出た光線に対する結像ポイントのばらつきが拡大され、空中に結像する映像がボケてしまう。被対象物の大きさを確保しながら表示装置を薄型化しようとすると、光学プレートに対する被対象物からの光線の入射角度が大きくなりやすく、それゆえ、上述した空中映像の輝度低下やボケなど、空中映像の劣化が生じやすくなる。
この点、特許文献1および2では、表示装置の薄型化を図りつつ、光学プレートに対する光線の入射角度を所望の角度に近づけて空中映像の劣化を低減するための検討は一切行われていない。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、表示装置の薄型化を図りつつ、光学プレートに対する被対象物からの光線の入射角度を所望の角度に近づけることができ、これによって、空中映像の劣化を低減することができる空中映像表示装置を提供することにある。
本発明の一側面に係る空中映像表示装置は、平面視で互いに直交する複数の反射面を有する光学プレートを備え、被対象物からの光を前記複数の反射面で反射させて、該光学プレートに対して前記光の入射側とは反対側の空中に導き、前記被対象物の実像を前記空中に結像させる空中映像表示装置であって、前記光学プレートに対して前記被対象物側に配置され、前記被対象物からの光を偏向して前記光学プレートに導く偏向光学素子をさらに備え、前記偏向光学素子は、一方向に同一形状で延びる構造体が複数並列に形成されて、前記一方向に垂直な面内でのみ、前記被対象物からの光を偏向するとともに、前記光学プレートの光入射側の面に入射する光線の、前記光入射側の面の法線を基準とする入射角度が小さくなる側に、前記被対象物からの光を偏向する。
前記偏向光学素子は、リニアプリズムであってもよい。
前記リニアプリズムは、該プリズムの平面が前記被対象物側に位置し、前記複数の構造体が前記光学プレート側に位置するように配置されていることが望ましい。
前記リニアプリズムは、前記平面側に反射防止層を有していることが望ましい。
前記偏向光学素子を、第1の偏向光学素子とすると、該空中映像表示装置は、前記光学プレートに対して前記実像の結像側に配置され、前記光学プレートから出射される光を偏向して前記実像の結像位置に導く第2の偏向光学素子をさらに備えており、前記第2の偏向光学素子は、一方向に同一形状で延びる構造体が複数並列に形成されて、前記一方向に垂直な面内でのみ、前記光学プレートから出射される光を偏向するとともに、前記光学プレートの光出射側の面から出射される光線の、前記光出射側の面の法線を基準とする出射角度が大きくなる側に、前記光学プレートから出射される光を偏向することが望ましい。
前記第2の偏向光学素子は、リニアプリズムであってもよい。
前記リニアプリズムは、該プリズムの平面が前記実像の結像側に位置し、前記複数の構造体が前記光学プレート側に位置するように配置されていることが望ましい。
前記第1の偏向光学素子の構造体および前記第2の偏向光学素子の構造体は、ともにプリズムであり、前記光学プレートに対して対称な位置関係にある前記第1の偏向光学素子の構造体と、前記第2の偏向光学素子の構造体とで、プリズム角は同じであることが望ましい。
前記被対象物は、映像が投影されるスクリーンであってもよい。
上記の構成によれば、薄型の構成であっても、光学プレートに対する被対象物からの光線の入射角度を、偏向光学素子によって所望の角度(例えば45°〜50°)に近づけることができる。これにより、薄型の構成であっても、光学プレートの同じ反射面での多重反射を低減して、空中映像の劣化を低減することができる。
本発明の実施の一形態に係る空中映像表示装置の全体の構成を、リニアプリズムも含めて模式的に示す説明図である。 上記空中映像表示装置の光学プレートの概略の構成を示す斜視図である。 上記光学プレートを構成する板状部材の斜視図である。 上記光学プレートを構成する他の板状部材の斜視図である。 2次元での実像の結像原理を示す説明図である。 3次元空間での光線の反射を模式的に示す説明図である。 3次元空間において、複数の光線が別々の反射面を介して1点に集光する様子を模式的に示す説明図である。 参考例の空中映像表示デバイスの構成を示す説明図である。 上記リニアプリズムの他の構成を示す断面図である。 図1のリニアプリズムの各パラメータを示す説明図である。 上記空中映像表示装置の他の構成を模式的に示す説明図である。
本発明の実施の一形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、本明細書において、数値範囲をa〜bと表記した場合、その数値範囲に下限aおよび上限bの値は含まれるものとする。また、本発明は、以下の内容に限定されるものではない。
(空中映像表示装置の全体構成)
図1は、本実施形態の空中映像表示装置1の全体の構成を模式的に示す説明図である。空中映像表示装置1は、被対象物の実像を空中に映像Mとして結像させるものであり、スクリーン2と、光学プレート3と、リニアプリズム4とを備えている。
スクリーン2は、投影装置(図示せず)からの投影光の照射によって映像が投影されるとともに、照射された投影光を反射させる反射型のスクリーンである。なお、スクリーン2の代わりに、映像を表示する液晶表示装置などの表示装置を用いてもよく、3次元の物体を配置してもよい。したがって、上記の被対象物には、スクリーン2、表示装置、物体そのものが含まれるが、広義には、スクリーン2に投影された映像、表示装置に表示された映像も含まれるものとする。
光学プレート3は、スクリーン2からの光を内部で反射させて、空中に映像Mを結像する。光学プレート3としては、例えば、互いに直交する反射面(平面視でV字型(L字型))を同一面上にアレイ状に並べた1層構造のものや、複数の反射面を平行に並べた光学パネルを2枚用い、各光学パネル間で反射面が平面視で直交するように、2枚の光学パネルを積層した2層構造のものを用いることができる。なお、光学プレート3の詳細な構成については後述する。
リニアプリズム4は、スクリーン2からの光を偏向して光学プレート3に導く偏向光学素子(第1の偏向光学素子)である。なお、リニアプリズム4の詳細については後述する。
上記の構成において、スクリーン2からの光は、リニアプリズム4にて偏向された後、光学プレート3に入射し、光学プレート3の複数の反射面で反射された後、光学プレート3に対して上記光の入射側とは反対側の空中に導かれる。これにより、スクリーン2に投影された映像の実像が映像Mとして空中に結像される。
(光学プレートの詳細について)
次に、上述した光学プレート3の詳細について説明する。ここでは、2層構造の光学プレート3について説明する。図2は、光学プレート3の概略の構成を示す斜視図である。光学プレート3は、2枚の光学パネル20・30を積層して構成されている。光学パネル20は、光学パネル20・30の積層方向(例えばZ方向)に垂直な面内で互いに垂直な2方向のうちの一方向(例えばX方向)に、複数の板状部材21を隣接して並べることによって形成されている。光学パネル30は、上記2方向のうちの他の方向(例えばY方向)に、複数の板状部材31を隣接して並べることによって形成されている。
図3は、1つの板状部材21の斜視図である。板状部材21は、透明なガラスや樹脂からなる直方体状の透明基板21aを有している。透明基板21aは、Y方向に延びており、対向する2面(例えばYZ面に沿った2面)のうちの一方の面に、反射膜21bが蒸着によって形成されている。なお、反射膜21bは、透明基板21aの対向する2面の両面に形成されていてもよい。
図4は、1つの板状部材31の斜視図である。板状部材31は、透明なガラスや樹脂からなる直方体状の透明基板31aを有している。透明基板31aは、X方向に延びており、対向する2面(例えばZX面に沿った2面)のうちの一方の面に、反射膜31bが蒸着によって形成されている。なお、反射膜31bは、透明基板31aの対向する2面の両面に形成されていてもよい。反射膜21b・31bは、例えばアルミニウムのような金属膜で構成されており、入射光が全て反射するように膜厚が適切に制御されている。
Y方向に延びる複数の板状部材21をX方向に隣接して並べることにより、複数の反射膜21bが、板状部材21のX方向の幅に応じた間隔でX方向に並んで位置する。同様に、X方向に延びる複数の板状部材31をY方向に隣接して並べることにより、複数の反射膜31bが、板状部材31のY方向の幅に応じた間隔でY方向に並んで位置する。そして、このような複数の板状部材21・31の配置により、各板状部材21の反射膜21b(反射面)と各板状部材31の反射膜31b(反射面)とは、平面視で(Z軸方向から見て)互いに直交する位置関係となる。
次に、光学プレート3による結像原理について説明する。図5は、2次元(ZX平面内)での実像の結像原理を示している。点光源Pから発せられた複数の光線は、Z軸に平行な反射面(反射膜21b)でそれぞれ反射され、X軸に対して点光源Pとは反対側の位置P’(点光源PとX軸に対して対称な位置)に集光する。これにより、位置P’にて、点光源Pの実像が結像される。
図6は、3次元空間(XYZ座標系)での光線の反射を模式的に示している。3次元空間では、点光源Oから発せられた光線Aを、ZX平面内の光線a1と、YZ平面内の光線a2とに分解し、図5に倣って、それぞれの光線a1・a2のZX平面内またはYZ平面内での反射を考えることで、光線AのZ軸との交点を求めることができる。つまり、ZX平面内の光線a1は、YZ面に平行な反射面(反射膜21b)で反射された後、Z軸に向かい、YZ平面内の光線a2は、ZX面に平行な反射面(反射膜31b)で反射された後、Z軸に向かう。これらの光線a1・a2は、Z軸上の1点、つまり、点O’で交わる。したがって、光線Aは、反射膜21bおよび反射膜31bにて計2回反射した後、Z軸上の点O’に向かうことになる。
図7は、3次元空間において、点光源Oから発せられた複数の光線が、別々の反射面を介して1点に集光する様子を模式的に示している。点光源Oから発せられた複数の光線は、図6と同様にして、YZ面に平行な反射面(反射膜21b)およびZX面に平行な反射面(反射膜31b)で反射され、Z軸上の同じ点O’に集光する。これにより、点O’にて、点光源Oの実像が結像される。
なお、以上では、光学パネル20・30を積層した2層構造の光学プレート3における結像原理を示したが、V字型(L字型)に並べた2枚の反射面をアレイ状に配置した1層構造の光学プレート3においても、結像原理は同じである。
(リニアプリズムの詳細について)
次に、図1で示したリニアプリズム4の詳細について説明する。リニアプリズム4は、光学プレート3に対して被対象物(ここではスクリーン2)側に配置されており、被対象物からの光を偏向して光学プレート3に導く。このリニアプリズム4は、平面4bを有し、この平面4bに沿って複数の構造体4a(プリズム)を並べて形成したものである。
ここで、以下での説明の便宜上、互いに垂直な3方向を、それぞれx方向、y方向、z方向とする。このうち、z方向は、空中映像表示装置1の厚み方向に対応しており、図2等で示したZ方向(光学パネル20・30の積層方向)とも対応しているが、y方向は、図2等で示したX方向およびY方向とXY面内で45°の角度をなす方向と対応している。x方向は、yz面に垂直な方向である。
各構造体4aは、一方向(例えばx方向)に同一形状(例えば断面直角三角形)で延びて形成されている。そして、複数の構造体4aは並列に、つまり、x方向と垂直な方向(例えばy方向)に並んで配置されている。各構造体4aの断面形状やプリズム角(図10の角度θ参照)は、全て同じであってもよいし、異なっていてもよい。なお、プリズム角とは、プリズムである構造体4aの斜面と平面4b(または平面4bと平行な面)とのなす角度を指す。平面4bは、例えばxy面と平行に位置しているが、xy面に対して傾いていてもよい。
リニアプリズム4は、平面4bがスクリーン2側に位置し、複数の構造体4aが光学プレート3側に位置するように配置されている。また、リニアプリズム4は、光学プレート3の光入射側で光学プレート3に接するように(各構造体4aが光学プレート3に当たるように)配置されている。なお、リニアプリズム4は、スクリーン2と光学プレート3との間の光路中に配置されていればよく、光学プレート3と離れて配置されていてもよい。
リニアプリズム4は、複数の構造体4aが同一形状で延びる一方向(x方向)に垂直な面内(yz面内)でのみ、スクリーン2からの光を偏向する。より詳しくは、リニアプリズム4は、光学プレート3の光入射側の面3aに入射するスクリーン2からの光線の、上記面3aの法線Nを基準とする入射角度が小さくなる側に(つまりy方向に)、スクリーン2からの光を偏向する。これにより、装置の薄型化を図りつつ、空中映像の劣化を低減することができる。以下、この点について詳細に説明する。なお、以下での説明において、「入射角度」は、全て、法線Nを基準とする角度を指すものとする。
図8は、参考例の空中映像表示デバイス1’の構成を示している。この空中映像表示デバイス1’は、本実施形態の空中映像表示デバイス1から、リニアプリズム4を省いて構成したものである。光学プレート3に対する光線の入射角度が所望の角度(例えば45°〜50°)よりも極端に大きくなると、つまり、光学プレート3側に倒れるような方向から光線が入射すると、光学プレート3の同じ反射面で多重反射が起こり、これによって空中映像の劣化が生じることは前述の通りである。このため、空中映像表示デバイス1’では、スクリーン2から出射される光のうち、yz面内で、光学プレート3に対する入射角度が最も大きくなる光線L1について、入射角度が所望の角度に近くなるように、光学プレート3とスクリーン2との位置関係を設定している。つまり、光線L1以外の光線については、光線L1よりも光学プレート3に対する入射角度が小さくなり、光学プレート3での多重反射が起こりにくくなるため、光線L1の入射角度を基準にして光学プレート3とスクリーン2との位置関係を設定している。このときの光学プレート3に対する光線L1の入射角度をβ(°)とする。なお、光線L1が光学プレート3の複数の反射面で反射して光学プレート3から出射されるときの、法線Nを基準とする出射角度をγ(°)とすると、β=γ≒45°〜50°である。
図1で示したように、光学プレート3の光入射側にリニアプリズム4を配置し、リニアプリズム4によって、上記のようにスクリーン2からの光を偏向することにより、リニアプリズム4に対して光線L1の入射角度が大きくなるように(入射角度がβよりも大きいα(°)となるように)スクリーン2を配置しても、リニアプリズム4から光学プレート3に対しては、所望の入射角度βで光線L1を入射させることができる。つまり、入射角度αでリニアプリズム4に入射する光線L1を、入射角度βに変換して光学プレート3に入射させることができる。
上記のようにリニアプリズム4に対して光線L1の入射角度が大きくなるようにスクリーン2を配置することにより、図8の構成に比べて、装置の厚み方向であるz方向において、スクリーン2を光学プレート3に近づけることができる。これにより、装置を薄型化することができる。しかも、複数の構造体4aを並列に並べたリニアプリズム4は、1個の三角柱からなる通常のプリズム(偏向角度はリニアプリズム4と同じとする)に比べて厚みが格段に薄いため、通常のプリズムを配置する場合よりも、装置の薄型化を確実に実現できる。また、光線L1は、リニアプリズム4から光学プレート3に対して所望の入射角度βで入射するため、光学プレート3での多重反射を低減して、空中映像の劣化を低減することができる。つまり、リニアプリズム4の配置により、装置の薄型化を図りつつ、空中映像の劣化を低減することができる。また、装置の薄型化により、装置の設置の自由度が高くなり、例えば壁掛け設置や天井部への設置も容易となる。
スクリーン2からの光を一方向(y方向)にのみ偏向して光学プレート3に導く偏向光学素子は、上記のリニアプリズム4に限定されるわけではなく、例えばリニアフレネルレンズ(リニアフレネルとも呼ばれる)で構成されてもよい。通常のフレネルレンズは、溝が同心円状に設けられており、透過光は一点に集光するが、リニアフレネルレンズは、溝が平行な直線状に設けられており、透過光は直線上に集光する。このようなリニアフレネルレンズを光学プレート3の光入射側に配置しても、リニアプリズム4と同様に、大きい入射角度で入射する光線を、所望の入射角度に変換して光学プレート3に入射させることができる。これにより、z方向においてスクリーン2を光学プレート3に近づけて配置して、装置の薄型化を図りつつ、空中映像の劣化を低減することができる。
本実施形態で用いたリニアプリズム4は、表面が全て平面で形成されるため、リニアフレネルレンズに比べて加工が容易である。このため、リニアプリズム4を偏向光学素子として用いることで、薄型で空中映像の劣化を低減できる空中映像表示装置1を安価に実現できることが期待される。
また、本実施形態では、リニアプリズム4の平面4bがスクリーン2側に位置し、複数の構造体4aが光学プレート3側に位置するように、リニアプリズム4が配置されている。リニアプリズム4の光入射側が凹凸面であると、その凹凸面での光の散乱による光量低下やゴーストの発生が懸念される。リニアプリズム4の光入射側が平面4bであることで、そのような光の散乱による光量低下やゴーストの発生を低減することができる。
図9は、リニアプリズム4の他の構成を示している。リニアプリズム4は、平面4b側に反射防止層4cを有していてもよい。反射防止層4cは、例えば反射防止コートや、モスアイ型の反射防止フィルムで構成することができる。リニアプリズム4の光入射側に反射防止層4cを設けることにより、リニアプリズム4の表面での入射光の全反射を抑えることができ、全反射による光量低下やゴーストの発生を低減することができる。
また、本実施形態では、被対象物として、映像が投影されるスクリーン2を用いている。このため、スクリーン2に投影された映像の実像を空中に結像させる装置において、上述した本実施形態の効果を得ることができる。
被対象物としてスクリーン2を用い、図1のようにリニアプリズム4を配置した構成では、装置のz方向の厚みを、リニアプリズムを配置しない図8の構成に比べて2/3程度まで薄型化できることがシミュレーションによりわかった。このときの各パラメータは、以下の通りである。
光学プレート3の有効域(入射光を映像の結像側に反射させる領域):350mm×350mm
(光学プレート3の各反射面は、鉛直方向(y方向)に対して±45°で交差)
投影光の光束の中心光線Lc(図1で一点鎖線の光線)の光路上で、光学プレート3から映像Mまでの距離:300mm
映像Mの中心から観察者の視点までの距離:500mm
リニアプリズム4のプリズムピッチP(図10参照):0.3mm
リニアプリズム4のプリズム角θ(図10参照):25°
リニアプリズム4の厚みT(図10参照):2mm
リニア方向(構造体の延設方向):水平方向(x方向)
スクリーン2の寸法:縦100mm×横190mm(横方向はx方向)
リニアプリズム4に対する光線L1の入射角度α:78°
光学プレート3からの光線L1の出射角度γ:50°
(=光学プレート3に対する光線L1の入射角度β)
装置の厚み(z方向):200mm
(空中映像表示装置の他の構成)
図11は、空中映像表示装置1の他の構成を模式的に示す説明図である。同図のように、空中映像表示装置1は、図1の構成に加えて、リニアプリズム5をさらに備えていてもよい。リニアプリズム5は、光学プレート3から出射される光を偏向して空中(実像の結像位置)に導く第2の偏向光学素子である。すなわち、リニアプリズム4は、光学プレート3に対して実像の結像側に配置される。このリニアプリズム5は、平面5bを有し、この平面5bに沿って複数の構造体5a(プリズム)を並べて形成したものである。
各構造体5aは、一方向(例えばx方向)に同一形状(例えば断面直角三角形)で延びて形成されている。そして、複数の構造体5aは並列に、つまり、x方向と垂直な方向(例えばy方向)に並んで配置されている。各構造体5aの断面形状やプリズム角は、全て同じであってもよいし、異なっていてもよい。平面5bは、例えばxy面と平行に位置しているが、xy面に対して傾いていてもよい。
リニアプリズム5は、平面5bが実像の結像側に位置し、複数の構造体5aが光学プレート3側に位置するように配置されている。また、リニアプリズム5は、光学プレート3の光出射側で光学プレート3に接するように(各構造体5aが光学プレート3に当たるように)配置されている。なお、リニアプリズム5は、光学プレート3と実像の結像位置(映像M)との間の光路中に配置されていればよく、光学プレート3と離れて配置されていてもよい。
リニアプリズム5は、上述したリニアプリズム4と、同一形状であってもよいし、異なる形状であってもよい。ここでは、リニアプリズム4・5は同一形状となっている。そして、リニアプリズム4・5は、光学プレート3に対して対称となるように配置されている。したがって、光学プレート3に対して対称な位置関係にあるリニアプリズム4の構造体4aと、リニアプリズム5の構造体5aとでは、プリズム角は同じとなっている。
リニアプリズム5は、複数の構造体5aが同一形状で延びる一方向(x方向)に垂直な面内(yz面内)でのみ、光学プレート3から出射される光を偏向する。より詳しくは、リニアプリズム5は、光学プレート3の光出射側の面3bから出射される光線の、上記面3bの法線を基準とする出射角度が大きくなる側に(つまりy方向に)、光学プレート3から出射される光を偏向する。これにより、リニアプリズム4を用いることによって生じる空中映像の伸びを抑えて、さらに良好な空中映像を結像させることができる。以下、この点についてさらに説明する。なお、光学プレート3において、光入射側の面3aと光出射側の面3bとは平行であるため、面3bの法線は、面3aの法線Nと方向が同じである(平行や一致する場合も含む)。
図1のように、yz面内で、リニアプリズム4に入射する光線の入射角度が場所(入射位置)によって異なると、屈折の法則により、光線のリニアプリズム4からの出射角度も、場所によって異なる(空気の屈折率とプリズムの屈折率との比は一定であるため)。すなわち、リニアプリズム4における入射光線の偏向の度合いが、リニアプリズム4のy方向の位置で異なる。リニアプリズム4での偏向度合いの大きい光線が映像Mの結像位置に導かれると、上記結像位置では、点を表す像が線状に伸びることになり、結果として、映像Mがyz面内で図1の矢印の方向(映像Mの結像面に沿った方向)に伸びることになる。
光学プレート3の光出射側にリニアプリズム5を配置し、光学プレート3から出射される光線の出射角度が大きくなる側に、リニアプリズム5によって光学プレート3から出射される光を偏向することにより、リニアプリズム4における偏向度合いの入射位置による違いを、リニアプリズム5の偏向特性(偏向度合いの入射位置による違い)で相殺することができる。これにより、上記したyz面内での映像Mの伸びを抑えることが可能となる。
第2の偏向光学素子は、上記のリニアプリズム5に限定されるわけではなく、例えばリニアフレネルレンズで構成されてもよい。ただし、リニアプリズム5はリニアフレネルレンズよりも加工が容易であり、空中映像表示装置1を安価に実現できることが期待される。この点では、第2の偏向光学素子は、リニアプリズム5で構成されることが望ましい。
また、リニアプリズム5は、平面5bが実像(映像M)の結像側に位置し、複数の構造体5aが光学プレート3側に位置するように配置されている。これにより、光学プレート3に対して、リニアプリズム4・5を対称に配置して、上述のように映像Mの伸びを抑える構成を実現することが可能となる。
また、光学プレート3に対して対称な位置関係にあるリニアプリズム4の構造体4aと、リニアプリズム5の構造体5aとで、プリズム角は同じであるため、光学プレート3に対してスクリーン2と対称な位置に、映像Mを結像させる空中映像表示装置1を実現することができる。
図11の構成においては、薄型でありながら、映像Mの伸びを抑えた良好な空中映像を結像させることができることがシミュレーションによりわかった。このときの各パラメータは、以下の通りである。
光学プレート3の有効域(入射光を映像の結像側に反射させる領域):350mm×350mm
(光学プレート3の各反射面は、鉛直方向(y方向)に対して±45°で交差)
投影光の光束の中心光線Lc(図11で一点鎖線の光線)の光路上で、光学プレート3から映像Mまでの距離:300mm
映像Mの中心から観察者の視点までの距離:500mm
リニアプリズム4・5(2個同一仕様)のプリズムピッチP:0.3mm
リニアプリズム4・5(2個同一仕様)のプリズム角θ:25°
リニアプリズム4・5(2個同一仕様)の厚みT:2mm
リニア方向(構造体の延設方向):水平方向(x方向)
スクリーン2の寸法:縦80mm×横190mm(横方向はx方向)
リニアプリズム4に対する光線L1の入射角度α1:78°
リニアプリズム5からの光線L1の出射角度α2:78°
装置の厚み(z方向):200mm
本発明は、光学プレートを用いて空中に映像を結像させる空中映像表示装置に利用可能である。
1 空中映像表示装置
2 スクリーン(被対象物)
3 光学プレート
3a 面(光入射側の面)
3b 面(光出射側の面)
4 リニアプリズム(偏向光学素子、第1の偏向光学素子)
4a 構造物
4b 平面
4c 反射防止層
5 リニアプリズム(第2の偏向光学素子)
5a 構造物
5b 平面
21b 反射膜(反射面)
31b 反射膜(反射面)

Claims (9)

  1. 平面視で互いに直交する複数の反射面を有する光学プレートを備え、被対象物からの光を前記複数の反射面で反射させて、該光学プレートに対して前記光の入射側とは反対側の空中に導き、前記被対象物の実像を前記空中に結像させる空中映像表示装置であって、
    前記光学プレートに対して前記被対象物側に配置され、前記被対象物からの光を偏向して前記光学プレートに導く偏向光学素子をさらに備え、
    前記偏向光学素子は、
    一方向に同一形状で延びる構造体が複数並列に形成されて、前記一方向に垂直な面内でのみ、前記被対象物からの光を偏向するとともに、前記光学プレートの光入射側の面に入射する光線の、前記光入射側の面の法線を基準とする入射角度が小さくなる側に、前記被対象物からの光を偏向することを特徴とする空中映像表示装置。
  2. 前記偏向光学素子は、リニアプリズムであることを特徴とする請求項1に記載の空中映像表示装置。
  3. 前記リニアプリズムは、該プリズムの平面が前記被対象物側に位置し、前記複数の構造体が前記光学プレート側に位置するように配置されていることを特徴とする請求項2に記載の空中映像表示装置。
  4. 前記リニアプリズムは、前記平面側に反射防止層を有していることを特徴とする請求項3に記載の空中映像表示装置。
  5. 前記偏向光学素子を、第1の偏向光学素子とすると、
    該空中映像表示装置は、
    前記光学プレートに対して前記実像の結像側に配置され、前記光学プレートから出射される光を偏向して前記実像の結像位置に導く第2の偏向光学素子をさらに備えており、
    前記第2の偏向光学素子は、
    一方向に同一形状で延びる構造体が複数並列に形成されて、前記一方向に垂直な面内でのみ、前記光学プレートから出射される光を偏向するとともに、前記光学プレートの光出射側の面から出射される光線の、前記光出射側の面の法線を基準とする出射角度が大きくなる側に、前記光学プレートから出射される光を偏向することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の空中映像表示装置。
  6. 前記第2の偏向光学素子は、リニアプリズムであることを特徴とする請求項5に記載の空中映像表示装置。
  7. 前記リニアプリズムは、該プリズムの平面が前記実像の結像側に位置し、前記複数の構造体が前記光学プレート側に位置するように配置されていることを特徴とする請求項6に記載の空中映像表示装置。
  8. 前記第1の偏向光学素子の構造体および前記第2の偏向光学素子の構造体は、ともにプリズムであり、
    前記光学プレートに対して対称な位置関係にある前記第1の偏向光学素子の構造体と、前記第2の偏向光学素子の構造体とで、プリズム角は同じであることを特徴とする請求項7に記載の空中映像表示装置。
  9. 前記被対象物は、映像が投影されるスクリーンであることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の空中映像表示装置。
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