JP2017026046A - ワッシャ - Google Patents

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晋也 新崎
Shinya Nizaki
晋也 新崎
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Abstract

【課題】摺動面の全面に潤滑油を供給し易くすることができるワッシャを提供する。
【解決手段】クランク軸30の軸線方向の力を受ける摺動面110に油溝が形成された半円環形状のワッシャ100であって、前記油溝は、摺動面110のうちクランク軸30の回転方向上流側の領域に、一端が内径側に開放されると共に他端が外径側に開放されるように形成される上流側油溝140を含み、上流側油溝140は、上流側油溝140の前記一端の周方向中心が、上流側油溝140の前記他端の周方向中心とワッシャ100の曲率中心Pとを結ぶ基準線R1に対して、クランク軸30の回転方向下流側に位置するように形成される。
【選択図】図3

Description

本発明は、クランク軸の軸方向の力を受けるワッシャに関する。
従来、クランク軸の軸方向の力を受けるワッシャの技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1には、クランク軸のスラストカラーと対向するように配置され、クランク軸の軸線方向の力を受ける半円環形状のワッシャ(半割スラスト軸受)が開示されている。特許文献1に記載のワッシャの摺動面には、周方向両側の端面(合わせ面)に隣接してスラストリリーフが形成されている。両側のスラストリリーフの間には、潤滑油の保油性を高めるために、内径側から外径側にかけて延びる油溝が形成されている。前記油溝は、合わせ面に対して垂直方向に延びるように形成されている。
特許文献1に記載のワッシャにおいて、スラストカラーとスラストリリーフとの隙間から供給された潤滑油は、摺動面をクランク軸の回転方向に沿って流通し、油溝に到達する。しかしながら、油溝が前述の如く形成されているため、油溝に到達した潤滑油は外径側へ向かって流通し、外部へ排出され易い。このため、摺動面において、クランク軸の回転方向下流側には潤滑油が供給され難い。したがって、クランク軸の回転方向下流側においては、ワッシャの摺動面がスラストカラーに接触して摩耗し易いという問題があった。
特開2014−163402号公報
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、摺動面の全面に潤滑油を供給し易くすることができるワッシャを提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、クランク軸の軸線方向の力を受ける摺動面に油溝が形成された半円環形状のワッシャであって、前記油溝は、前記摺動面のうち前記クランク軸の回転方向上流側の領域に、一端が内径側に開放されると共に他端が外径側に開放されるように形成される上流側油溝を含み、前記上流側油溝は、前記上流側油溝の前記一端の周方向中心が、前記上流側油溝の前記他端の周方向中心と前記ワッシャの曲率中心とを結ぶ仮想線に対して、前記クランク軸の回転方向下流側に位置するように形成されるものである。
請求項2においては、前記上流側油溝は、前記ワッシャの周方向端面に対して略平行に延びるように形成されるものである。
請求項3においては、前記摺動面は、前記上流側油溝に対して前記クランク軸の回転方向上流側に隣接する平坦面と、前記平坦面に対して前記クランク軸の回転方向上流側に隣接すると共に、前記クランク軸の回転方向上流側に向かうにつれて厚みが薄くなるように傾斜するテーパー面と、を具備するものである。
請求項4においては、前記油溝はさらに、前記摺動面のうち前記クランク軸の回転方向下流側の領域に、一端が内径側に開放されると共に他端が外径側に開放されるように形成される下流側油溝を含み、前記下流側油溝は、前記下流側油溝の前記一端の周方向中心が、前記下流側油溝の前記他端の周方向中心と前記ワッシャの曲率中心とを結ぶ仮想線に対して、前記クランク軸の回転方向上流側に位置するように形成されるものである。
請求項5においては、前記下流側油溝は、前記ワッシャの周方向端面に対して略平行に延びるように形成されるものである。
請求項6においては、前記摺動面は、前記下流側油溝に対して前記クランク軸の回転方向上流側に隣接する下流側平坦面と、前記下流側平坦面に対して前記クランク軸の回転方向上流側に隣接すると共に、前記クランク軸の回転方向と反対方向に向かうにつれて厚みが薄くなるように傾斜する下流側テーパー面と、を具備するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、摺動面の全面に潤滑油を供給し易くすることができる。
請求項2においては、潤滑油をクランク軸の回転方向のより下流側まで案内することができる。
請求項3においては、摺動面における油膜圧力を増大させることができる。
請求項4においては、摺動面の全面に潤滑油をより供給し易くすることができる。
請求項5においては、潤滑油をクランク軸の回転方向のより下流側まで案内することができる。
請求項6においては、摺動面における油膜圧力を増大させることができる。
本発明の一実施形態に係るワッシャが使用されるエンジンの一部の分解斜視図。 同じく、横断面図。 (a)ワッシャの正面図。(b)そのB−B断面図。 図2のA−A断面図。 上流側油溝及び下流側油溝の他の形態を示すワッシャの正面図。 上流側油溝及び下流側油溝の他の形態を示すワッシャの正面図。 (a)本発明の第二実施形態に係るワッシャの正面図。(b)そのC−C断面図。
以下では、図中の矢印U、矢印D、矢印F、矢印B、矢印L及び矢印Rで示した方向を、それぞれ上方向、下方向、前方向、後方向、左方向及び右方向と定義して説明を行う。
以下では、図1及び図2を用いて、本発明の一実施形態に係るワッシャ100が使用されるエンジン1の構成の概要について説明する。
本発明の一実施形態に係るワッシャ100は、エンジン1で使用される。エンジン1は、主としてシリンダブロック10、軸受キャップ20、クランク軸30、主軸受40及びワッシャ100を具備する。
シリンダブロック10は、後述するクランク軸30を上方から支持する部分である。シリンダブロック10には、軸受孔10a、受座10b及び内部油路10cが形成される。
軸受孔10aは、後述する主軸受40を収容する部分である。軸受孔10aは、シリンダブロック10を前後方向に貫通するように形成される。軸受孔10aは、正面視において下方が開放された半円状に形成される。
受座10bは、軸受孔10aの径方向外側に形成される凹状部である。受座10bは、シリンダブロック10の前側と後側にそれぞれ形成される。前側の受座10bは、シリンダブロック10の前面から後方へ凹むように形成される。後側の受座10bは、シリンダブロック10の後面から前方へ凹むように形成される。受座10bは、正面視(背面視)において、軸受孔10aの周縁部に隣接する半円環状に形成される。受座10bは、その軸線が軸受孔10aの軸線と一致するように配置される。
図2に示す内部油路10cは、エンジン1のオイルポンプ(不図示)から潤滑油をクランク軸30側へ供給するためのものである。内部油路10cは、シリンダブロック10の内部を上下方向に延びるように形成される。内部油路10cの下端は、軸受孔10aに開口される。
軸受キャップ20は、シリンダブロック10の下方に配置される部分である。軸受キャップ20は、ブロック状に形成される。軸受キャップ20は、その上面がシリンダブロック10の底面に当接するように配置される。軸受キャップ20には、軸受孔20a及び受座20bが形成される。
軸受孔20aは、後述する主軸受40を収容する部分である。軸受孔20aは、軸受キャップ20の上部を前後方向に貫通するように形成される。軸受孔20aは、正面視において上方が開放された半円状に形成される。
受座20bは、軸受孔20aの径方向外側に形成される凹状部である。受座20bは、軸受キャップ20の前側と後側にそれぞれ形成される。前側の受座20bは、軸受キャップ20の前面から後方へ凹むように形成される。後側の受座20bは、軸受キャップ20の後面から前方へ凹むように形成される。受座20bは、正面視(背面視)において、軸受孔20aの周縁部に隣接する半円環状に形成される。受座20bは、その軸線が軸受孔20aの軸線と一致するように配置される。
クランク軸30は、正面視において時計回りに回転するように、エンジン1のコンロッド(不図示)に連結される。クランク軸30は、主としてクランクジャーナル31、クランクアーム32及びスラストカラー33を具備する。
クランクジャーナル31は、クランク軸30の回転軸を構成する部分である。クランクジャーナル31は、円柱状に形成される。クランクジャーナル31は、軸線方向を前後方向へ向けて配置される。
クランクアーム32は、クランクジャーナル31とクランクピン(不図示)とを連結する部分である。クランクアーム32は、上下方向に延びる板状に形成される。クランクアーム32は、板面を前後方向へ向けた状態で、クランクジャーナル31の前端及び後端にそれぞれ配置される。なお、図1においては、前側のクランクアーム32の図示を省略している。
スラストカラー33は、円環板状に形成される部分である。スラストカラー33は、クランクジャーナル31の外周面側に当該クランクジャーナル31と一体的に形成される。スラストカラー33は、クランクジャーナル31の前端及び後端にそれぞれ配置される。
主軸受40は、クランク軸30を回転可能に支持するものである。主軸受40は、半円筒状に形成される。主軸受40は、クランク軸30のクランクジャーナル31の上下にそれぞれ配置される。上側の主軸受40は、開放側を下方に向けて配置される。下側の主軸受40は、開放側を上方に向けて配置される。これにより、上側の主軸受40及び下側の主軸受40は、クランクジャーナル31を上下方向からそれぞれ支持するように配置される。上側の主軸受40には、潤滑油路40a及び貫通孔40bが形成される。
潤滑油路40aは、主軸受40の内周面に形成される溝である。潤滑油路40aは、主軸受40の周方向に沿って延びるように形成される。
貫通孔40bは、潤滑油路40aから主軸受40の外周面に貫通する孔である。貫通孔40bは、主軸受40の平面視略中央部に形成される。貫通孔40bは、上下方向に延びて、シリンダブロック10に形成される内部油路10cと連通する。
次に、図1から図3までを用いて、本発明の一実施形態に係るワッシャ100の構成について説明する。
ワッシャ100は、クランク軸30の軸線方向の力を受けるものである。ワッシャ100は、半円環板状に形成される。ワッシャ100は、一方側の板面がクランク軸30のスラストカラー33と対向するように、前側の受座10b・20b及び後側の受座10b・20bにそれぞれ嵌合される。上側のワッシャ100は、開放側を下方に向けて配置される。下側のワッシャ100は、開放側を上方に向けて配置される。ワッシャ100は、その軸線がクランク軸30の軸線と一致するように配置される。ワッシャ100は、摺動面110、周方向端面120、スラストリリーフ130、上流側油溝140及び下流側油溝150を具備する。なお、以下においては、特に断りがない限り、シリンダブロック10の前側に配置されるワッシャ100(図1に示す4つのワッシャ100のうち前上側のワッシャ100)について説明する。
摺動面110は、クランク軸30の回転の際にスラストカラー33と摺動する面である。また、摺動面110は、クランク軸30の軸線方向の力を受ける面である。摺動面110は、クランク軸30のスラストカラー33と対向するように配置される。
周方向端面120は、ワッシャ100の周方向における端面である。周方向端面120は、ワッシャ100の左右両側の周方向端部それぞれに形成される。周方向端面120は、水平方向に対して平行となるように形成される。上側のワッシャ100の周方向端面120と下側のワッシャ100の周方向端面120とは、互いに当接するように配置される。
スラストリリーフ130は、正面視において周方向端面120と隣接する部分に形成される面取り部である。スラストリリーフ130は、摺動面110側に形成される。スラストリリーフ130は、ワッシャ100の周方向において周方向端面120側に向かうに従い薄肉となるように形成される。このようにスラストリリーフ130が形成されることにより、上側と下側のワッシャ100の摺動面110同士の前後方向における位置ずれを緩和することができ、これにより、クランク軸30のスラストカラー33がワッシャ100に局部的に強く当たるのを防止することができる。
上流側油溝140は、潤滑油を適宜案内するものである。上流側油溝140は、摺動面110が凹むことにより形成される。上流側油溝140は、摺動面110のうちクランク軸30の回転方向上流側の領域に形成される。本実施形態においては、上流側油溝140は、正面視において、ワッシャ100の中心よりも左側の領域に形成される。上流側油溝140は、その一端(右端)がワッシャ100の内径側に開放されるように形成される。上流側油溝140は、その他端(左端)がワッシャ100の外径側に開放されるように形成される。上流側油溝140は、側壁が傾斜するように形成される。具体的には、上流側油溝140は、前方向に向かうに従い周方向の幅が広がるように形成される(図3(b)参照)。
ここで、図3(a)に示す如く、上流側油溝140の左端(外径側の縁部)の周方向中心とワッシャ100の曲率中心Pとを結ぶ仮想線を基準線R1とする。上流側油溝140は、右端(内径側の縁部)の周方向中心が、基準線R1に対して、クランク軸30の回転方向下流側に位置するように形成される。つまり、上流側油溝140は、ワッシャ100の径方向(放射方向)よりも水平方向に近い角度で延びるように形成される。本実施形態においては、上流側油溝140は、周方向端面120に対して略平行に延びるように、つまり略左右方向に延びるように形成される。
下流側油溝150は、摺動面110に潤滑油を保持するためのものである。下流側油溝150は、摺動面110側が凹むことにより形成される。下流側油溝150は、摺動面110のうちクランク軸30の回転方向下流側の領域に形成される。本実施形態においては、下流側油溝150は、正面視において、ワッシャ100の中心よりも右側の領域に形成される。下流側油溝150は、その一端(左端)がワッシャ100の内径側に開放されるように形成される。下流側油溝150は、その他端(右端)がワッシャ100の外径側に開放されるように形成される。下流側油溝150は、側壁が傾斜するように形成される。具体的には、下流側油溝150は、前方向に向かうに従い周方向の幅が広がるように形成される(図3(b)参照)。下流側油溝150は、上流側油溝140に対して一直線上に形成される。下流側油溝150の上下方向の幅及び前後方向の深さは、上流側油溝140の上下方向の幅及び前後方向の深さと同じとされる。
ここで、図3(a)に示す如く、下流側油溝150の右端(外径側の縁部)の周方向中心とワッシャ100の曲率中心Pとを結ぶ仮想線を基準線R2とする。下流側油溝150は、左端(内径側の縁部)の周方向中心が、基準線R2に対して、クランク軸30の回転方向上流側に位置するように形成される。つまり、下流側油溝150は、ワッシャ100の径方向(放射方向)よりも水平方向に近い角度で延びるように形成される。本実施形態においては、下流側油溝150は、周方向端面120に対して略平行に延びるように、つまり略前後方向に延びるように形成される。
以上、シリンダブロック10の前側に配置されるワッシャ100について説明したが、シリンダブロック10の後側に配置されるワッシャ100には、上流側油溝140と下流側油溝150の形状と配置が左右反転したものが使用される。本実施形態に係るワッシャ100は、上流側油溝140と下流側油溝150とが左右対称に形成されているので、シリンダブロック10の前側と後側とでワッシャ100が共通に使用される。また、軸受キャップ20の前側及び後側にはそれぞれ、シリンダブロック10の前側及び後側に配置されるものと同じ形状のワッシャ100が配置される。
次に、図2及び図4を用いて、潤滑油が流れる流路について説明する。なお、以下においては、特に断りがない限り、シリンダブロック10の前側に配置されるワッシャ100(図2に示す4つのワッシャ100のうち前上側のワッシャ100、すなわち図4に示す2つのワッシャ100のうち上側のワッシャ100)における潤滑油の流路について説明する。
エンジン1のオイルポンプ(不図示)から吐出された潤滑油は、シリンダブロック10の内部油路10cを流通する。次いで、潤滑油は、主軸受40の貫通孔40bを流通し、潤滑油路40aに供給される。潤滑油路40aに供給された潤滑油の一部は、当該潤滑油路40aに沿って(主軸受40の周方向に沿って)流通すると共に、主軸受40の内周面(当該内周面とクランクジャーナル31の外周面との間)に供給される。また、潤滑油路40aに供給された潤滑油の他の一部は、図示せぬクランク軸30の内部油路を流通してクランクピン(不図示)に供給される。また、潤滑油路40aに供給された潤滑油の他の一部は、上側と下側の主軸受40の当接面同士の隙間を通じて、主軸受40の外部に流出する。
主軸受40の外部に流出した潤滑油は、ワッシャ100のスラストリリーフ130を介して、ワッシャ100の摺動面110(当該摺動面110とクランク軸30のスラストカラー33との隙間)に供給される。スラストリリーフ130から摺動面110に供給された潤滑油は、クランク軸30の回転に伴って、摺動面110を当該クランク軸30の回転方向(正面視における時計回り方向)に沿って流通する。また、潤滑油の一部は、クランク軸30の回転による遠心力を受けて、ワッシャ100の外部に流通する。
潤滑油は、摺動面110をクランク軸30の回転方向に沿って流通した後、上流側油溝140に到達する。上流側油溝140に到達した潤滑油の一部は、当該上流側油溝140内に保持される。また、上流側油溝140に到達した潤滑油の他の一部は、上流側油溝140を通過し、上流側油溝140の右上側(クランク軸30の回転方向下流側)に隣接する摺動面110をクランク軸30の回転方向に沿って流通する。
上流側油溝140内に保持された潤滑油の一部は、クランク軸30の回転に伴って、上流側油溝140に沿って略右方へ流通する。これにより、上流側油溝140内の潤滑油の一部は、ワッシャ100の内径側へ排出されることとなる。
ワッシャ100の内径側へ排出された潤滑油は、クランク軸30の回転に伴って、下流側油溝150を介して或いは直接、下流側油溝150の下側(クランク軸30の回転方向下流側)に隣接する摺動面110に供給される。下流側油溝150の下側に隣接する摺動面110に供給された潤滑油は、クランク軸30の回転に伴って、当該摺動面110をクランク軸30の回転方向に沿って流通する。また、潤滑油の一部は、クランク軸30の回転による遠心力を受けて、ワッシャ100の外部に流通する。
一方、上流側油溝140の上側に隣接する摺動面110をクランク軸30の回転方向に沿って流通する潤滑油は、下流側油溝150に到達する。下流側油溝150に到達した潤滑油の一部は、下流側油溝150内に保持される。下流側油溝150に到達した潤滑油の他の一部は、下流側油溝150を通過し、下流側油溝150の下側(クランク軸30の回転方向下流側)に隣接する摺動面110に供給される。下流側油溝150の下側に隣接する摺動面110に供給された潤滑油は、クランク軸30の回転に伴って、当該摺動面110をクランク軸30の回転方向に沿って流通する。
このように、摺動面110に供給された潤滑油は、クランク軸30の回転方向に沿って、回転方向下流側まで流通する。結果、潤滑油は、摺動面110の略全面に流通することとなる。したがって、摺動面110全体に油膜を形成することができ、これにより、摺動面110とスラストカラー33とが接触して摩耗するのを抑制することができる。
また、摺動面110に上流側油溝140及び下流側油溝150が形成されていることで、上流側油溝140及び下流側油溝150に潤滑油を保持することができる。このため、エンジン1の始動直後等、摺動面110に潤滑油が十分に供給されていない状態であっても、上流側油溝140及び下流側油溝150から摺動面110に潤滑油を供給することで、摺動面110とクランク軸30のスラストカラー33との摩耗を抑制することができる。
また、上流側油溝140に到達した潤滑油の一部は、上流側油溝140に沿って流通するため、ワッシャ100の外径側でなく内径側に排出される。そして、ワッシャ100の内径側に排出された潤滑油は、再び摺動面110に戻されるため、潤滑油を摺動面110の潤滑のために有効的に使用することができる。したがって、エンジン1のオイルポンプから摺動面110に供給される潤滑油の量を減らすことができる。
また、下流側油溝150は上流側油溝140に対して一直線上に形成され、下流側油溝150の上下方向の幅及び深さは上流側油溝140の上下方向の幅及び前後方向の深さと同じである。このため、1本の溝が形成された板材を半円環状に打ち抜くことで、容易にワッシャ100を製造することができる。また、ワッシャ100は左右対称に形成されているため、シリンダブロック10及び軸受キャップ20の前側と後側のワッシャ100を共通化することができる。
以上の如く、本実施形態に係るワッシャ100は、クランク軸30の軸線方向の力を受ける摺動面110に油溝が形成された半円環形状のワッシャ100であって、前記油溝は、前記摺動面110のうち前記クランク軸30の回転方向上流側の領域に、一端が内径側に開放されると共に他端が外径側に開放されるように形成される上流側油溝140を含み、前記上流側油溝140は、前記上流側油溝140の前記一端の周方向中心が、前記上流側油溝140の前記他端の周方向中心と前記ワッシャ100の曲率中心Pとを結ぶ基準線R1(仮想線)に対して、前記クランク軸30の回転方向下流側に位置するように形成されるものである。
このように構成することにより、摺動面110の全面に潤滑油を供給し易くすることができる。
また、前記上流側油溝140は、前記ワッシャ100の周方向端面120に対して略平行に延びるように形成されるものである。
このように構成することにより、潤滑油をクランク軸30の回転方向のより下流側まで案内することができる。
また、前記油溝はさらに、前記摺動面110のうち前記クランク軸30の回転方向下流側の領域に、一端が内径側に開放されると共に他端が外径側に開放されるように形成される下流側油溝150を含み、前記下流側油溝150は、前記下流側油溝150の前記一端の周方向中心が、前記下流側油溝150の前記他端の周方向中心と前記ワッシャ100の曲率中心Pとを結ぶ基準線R2に対して、前記クランク軸30の回転方向上流側に位置するように形成されるものである。
このように構成することにより、摺動面110の全面に潤滑油をより供給し易くすることができる。
また、前記下流側油溝150は、前記ワッシャ100の周方向端面120に対して略平行に延びるように形成されるものである。
このように構成することにより、潤滑油をクランク軸30の回転方向のより下流側まで案内することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態に係るワッシャ100は、受座10b及び受座20bの両方に嵌合されるものとしたが、受座10bのみに嵌合されるものであってもよく、或いは受座20bのみに嵌合されるものであってもよい。
また、本実施形態に係るワッシャ100には上流側油溝140及び下流側油溝150が形成されるものとしたが、上流側油溝140のみ形成されるものであってもよい。
また、本実施形態に係る上流側油溝140及び下流側油溝150は、ワッシャ100の周方向端面120に対して略平行に延びるように形成されるものとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明においては、上流側油溝140の右端(内径側の縁部)の周方向中心が、基準線R1に対して、クランク軸30の回転方向下流側に位置するように形成されていればよい。例えば、図5に示す如く、上流側油溝140及び下流側油溝150は、ワッシャ100の内径側が外径側よりも下方に位置するように形成されていてもよい。
また、本実施形態に係るワッシャ100においては、下流側油溝150は、左端(内径側の縁部)の周方向中心が、基準線R2に対して、クランク軸30の回転方向上流側に位置するように形成されるものとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図6に示す如く、下流側油溝150は、ワッシャ100の周方向端面120に対して垂直方向に延びるように形成されていてもよい。
また、本実施形態に係るワッシャ100においては、下流側油溝150は、上流側油溝140に対して一直線上に形成されるものとしたが、下流側油溝150は、上流側油溝140に対して、上下方向においてずれた位置に形成されていてもよい。この場合、後側のワッシャ100は、前側のワッシャ100に対して左右反転形状のものを用いればよい。
また、本実施形態に係るワッシャ100においては、下流側油溝150の上下方向の幅及び深さは、上流側油溝140の上下方向の幅及び深さと同じとしたが、上流側油溝140の上下方向の幅及び深さと異なっていてもよい。
また、本実施形態に係るワッシャ100においては、上流側油溝140及び下流側油溝150は、前方向に向かうに従い周方向の幅が広がるように形成されるものとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上流側油溝140及び下流側油溝150は、前後方向において周方向の幅が一定となるように形成されるものであってもよい。
以下では、図7を用いて、本発明の第二実施形態に係るワッシャ200について説明する。なお、以下においては、シリンダブロック10の前側に配置されるワッシャ200について説明する。
第二実施形態に係るワッシャ200が、第一実施形態に係るワッシャ100と異なる点は、摺動面110に代えて摺動面210を具備する点である。よって以下では、第二実施形態に係るワッシャ200のうち第一実施形態に係るワッシャ100と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
摺動面210は、クランク軸30の回転の際にスラストカラー33と摺動する側の面である。また、摺動面210は、クランク軸30の軸線方向の力を受ける側の面である。摺動面210は、クランク軸30のスラストカラー33と対向するように配置される。摺動面210には、第一ランド部211、第一テーパー部212、第二ランド部213及び第二テーパー部214が形成される。
第一ランド部211は、上流側油溝140に対してクランク軸30の回転方向上流側(下側)に隣接する平坦面である。第一ランド部211の厚みは、ワッシャ200の厚みと同じとされる。第一ランド部211は、クランク軸30の回転の際にスラストカラー33と摺動する。
第一テーパー部212は、第一ランド部211に対してクランク軸30の回転方向上流側(下側)に隣接する傾斜面である。第一テーパー部212は、クランク軸30の回転方向上流側(正面視において反時計回り方向)に向かうにつれて厚みが薄くなるように傾斜する。第一テーパー部212は、第一実施形態に係るスラストリリーフ130の役割も兼ねている。
第二ランド部213は、下流側油溝150に対してクランク軸30の回転方向上流側(上側)に隣接する平坦面である。第二ランド部213の厚みは、ワッシャ200の厚みと同じとされる。第二ランド部213は、クランク軸30の回転の際にスラストカラー33と摺動する。
第二テーパー部214は、第二ランド部213に対してクランク軸30の回転方向上流側(左側)に隣接する傾斜面である。第二テーパー部214は、クランク軸30の回転方向上流側(正面視において反時計回り方向)に向かうにつれて厚みが薄くなるように傾斜する。第二テーパー部214の回転方向上流側の端部は、上流側油溝140と連続するように形成される。
このように形成されるワッシャ200において、潤滑油は、クランク軸30の回転に伴って、摺動面210を当該クランク軸30の回転方向(正面視における時計回り方向)に沿って流通する。
そうすると、潤滑油は、第一テーパー部212に沿って流通し、次いで第一ランド部211に沿って流動する(図6(b)に示す矢印参照)。このとき、潤滑油は、大きなクリアランス(スラストカラー33と第一テーパー部212とのクリアランス)から小さなクリアランス(スラストカラー33と第一ランド部211とのクリアランス)へと引き込まれることとなる。そのとき、小さなクリアランスに引き込まれた潤滑油には、くさび効果により油膜圧力が発生する。よって、スラストカラー33と第一ランド部211との間において、潤滑油に油膜圧力を発生させることができる。第二ランド部213及び第二テーパー部214においても、同様の作用により潤滑油に油膜圧力を発生させることができる。
この油膜圧力により、スラストカラー33とワッシャ200とが接触するのを抑制することができる。これにより、ワッシャ200の摩耗を抑制することができる。
以上の如く、第二実施形態に係るワッシャ200において、摺動面210は、前記上流側油溝140に対して前記クランク軸30の回転方向上流側に隣接する第一ランド部211(平坦面)と、前記第一ランド部211に対して前記クランク軸30の回転方向上流側に隣接すると共に、前記クランク軸30の回転方向上流側に向かうにつれて厚みが薄くなるように傾斜する第一テーパー部212(テーパー面)と、を具備するものである。
このように構成することにより、第一ランド部211(摺動面210)における油膜圧力を増大させることができる。
また、前記摺動面210は、前記下流側油溝150に対して前記クランク軸30の回転方向上流側に隣接する第二ランド部213(下流側平坦面)と、前記第二ランド部213に対して前記クランク軸30の回転方向上流側に隣接すると共に、前記クランク軸30の回転方向上流側に向かうにつれて厚みが薄くなるように傾斜する第二テーパー部214(下流側テーパー面)と、を具備するものである。
このように構成することにより、第二ランド部213(摺動面210)における油膜圧力を増大させることができる。
なお、本実施形態に係る第一ランド部211は、本発明に係る平坦面の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る第一テーパー部212は、本発明に係るテーパー面の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る第二ランド部213は、本発明に係る下流側平坦面の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る第二テーパー部214は、本発明に係る下流側テーパー面の実施の一形態である。
以上、本発明の第二実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、第二実施形態において、下流側油溝150の回転方向下流側には、テーパー面が形成されていないが、下流側油溝150の回転方向上流側と同様に、本発明に係る下流側平坦面及び下流側テーパー面が隣接するように形成されていてもよい。
また、第二実施形態において、摺動面210には、第一ランド部211、第一テーパー部212、第二ランド部213及び第二テーパー部214が形成されるものとしたが、第一ランド部211及び第一テーパー部212のみが形成されていてもよく、或いは第二ランド部213及び第二テーパー部214のみが形成されていてもよい。
また、第一ランド部211、第一テーパー部212、第二ランド部213及び第二テーパー部214は、上流側油溝140及び下流側油溝150の内径側が外径側よりも下方に位置するように形成されているもの(図5参照)や、下流側油溝150が周方向端面120に対して垂直方向に延びるように形成されているもの(図6参照)にも適用することができる。
100 ワッシャ
110 摺動面
120 周方向端面
140 上流側油溝
150 下流側油溝
200 ワッシャ
210 摺動面
211 第一ランド部(平坦面)
212 第一テーパー部(テーパー面)
213 第二ランド部(下流側平坦面)
214 第二テーパー部(下流側テーパー面)

Claims (6)

  1. クランク軸の軸線方向の力を受ける摺動面に油溝が形成された半円環形状のワッシャであって、
    前記油溝は、
    前記摺動面のうち前記クランク軸の回転方向上流側の領域に、一端が内径側に開放されると共に他端が外径側に開放されるように形成される上流側油溝を含み、
    前記上流側油溝は、
    前記上流側油溝の前記一端の周方向中心が、前記上流側油溝の前記他端の周方向中心と前記ワッシャの曲率中心とを結ぶ仮想線に対して、前記クランク軸の回転方向下流側に位置するように形成される、
    ワッシャ。
  2. 前記上流側油溝は、
    前記ワッシャの周方向端面に対して略平行に延びるように形成される、
    請求項1に記載のワッシャ。
  3. 前記摺動面は、
    前記上流側油溝に対して前記クランク軸の回転方向上流側に隣接する平坦面と、
    前記平坦面に対して前記クランク軸の回転方向上流側に隣接すると共に、前記クランク軸の回転方向上流側に向かうにつれて厚みが薄くなるように傾斜するテーパー面と、
    を具備する、
    請求項1又は請求項2に記載のワッシャ。
  4. 前記油溝はさらに、
    前記摺動面のうち前記クランク軸の回転方向下流側の領域に、一端が内径側に開放されると共に他端が外径側に開放されるように形成される下流側油溝を含み、
    前記下流側油溝は、
    前記下流側油溝の前記一端の周方向中心が、前記下流側油溝の前記他端の周方向中心と前記ワッシャの曲率中心とを結ぶ仮想線に対して、前記クランク軸の回転方向上流側に位置するように形成される、
    請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のワッシャ。
  5. 前記下流側油溝は、
    前記ワッシャの周方向端面に対して略平行に延びるように形成される、
    請求項4に記載のワッシャ。
  6. 前記摺動面は、
    前記下流側油溝に対して前記クランク軸の回転方向上流側に隣接する下流側平坦面と、
    前記下流側平坦面に対して前記クランク軸の回転方向上流側に隣接すると共に、前記クランク軸の回転方向上流側に向かうにつれて厚みが薄くなるように傾斜する下流側テーパー面と、
    を具備する、
    請求項4又は請求項5に記載のワッシャ。
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