JP2017106491A - ワッシャ - Google Patents

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晋也 新崎
Shinya Nizaki
晋也 新崎
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【課題】製造する際の歩留まりを向上させることができるワッシャを提供する。【解決手段】クランク軸2の軸線方向の力を受けるワッシャ100であって、中心角αが180°未満の略部分円環状に形成され、クランク軸2のスラストカラー2cと摺動する摺動面110は、クランク軸2の回転方向下流側に配置されるランド部111と、ランド部111に対してクランク軸2の回転方向上流側に隣接すると共に、クランク軸2の回転方向上流側に向かうにつれて厚みが薄くなるように傾斜するテーパー部112と、を具備する。【選択図】図3

Description

本発明は、クランク軸の軸方向の力を受けるワッシャに関する。
従来、クランク軸の軸方向の力を受けるワッシャの技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1には、クランク軸のスラストカラーと対向するように配置された半円環状のワッシャ(半割スラスト軸受)が開示されている。前記ワッシャは、クランク軸の上下に一対配置され、クランク軸の軸線方向の力を受けるように構成されている。
通常、特許文献1に記載のワッシャは、板材をプレスで半円環状に打ち抜くことにより製造される。しかしながら、図15に示す如く、板材mを順に半円環状に打ち抜いていくと、打ち抜いた部分同士の間に無駄な部分が発生し、歩留まりが良くないという問題があった。
特開2014−163402号公報
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、製造する際の歩留まりを向上させることができるワッシャを提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、クランク軸の軸線方向の力を受けるワッシャであって、中心角が180°未満の略部分円環状に形成されたものである。
請求項2においては、前記中心角が略直角となるように形成されたものである。
請求項3においては、内周面側の円弧の曲率半径が、外周面側の円弧の曲率半径と等しくなるように形成されたものである。
請求項4においては、内周面側の円弧の曲率中心と外周面側の円弧の曲率中心とが異なる位置に形成され、前記内周面側の円弧の曲率半径が、曲率中心が前記外周面側の円弧の曲率中心と同じであって前記内周面側の円弧と接する仮想円の半径よりも大きく、且つ、前記外周面側の円弧の曲率半径以下となるように形成されたものである。
請求項5においては、内周面側の円弧の曲率半径が、前記クランク軸を回転可能に支持する主軸受の外周の曲率半径よりも大きくなるように形成されたものである。
請求項6においては、外周面側の円弧の曲率半径が、前記クランク軸のスラストカラーの外周の曲率半径と略等しくなるように形成されたものである。
請求項7においては、前記クランク軸のスラストカラーと摺動する摺動面は、前記クランク軸の回転方向下流側に配置される平坦面と、前記平坦面に対して前記クランク軸の回転方向上流側に隣接すると共に、前記クランク軸の回転方向上流側に向かうにつれて厚みが薄くなるように傾斜するテーパー面と、を具備するものである。
請求項8においては、請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載のワッシャを具備する内燃機関の軸受構造であって、前記クランク軸を径方向一側から支持する第一支持部材と、前記第一支持部材と対向するように配置されると共に前記クランク軸を径方向他側から支持する第二支持部材と、を具備し、前記ワッシャは、前記第一支持部材の前記クランク軸のスラストカラーと対向する面のうち、前記クランク軸の回転方向上流側の領域に配置された第一ワッシャを含むものである。
請求項9においては、前記ワッシャは、前記第一支持部材又は第二支持部材の前記クランク軸のスラストカラーと対向する面のうち、前記クランク軸の軸線を中心として、前記第一ワッシャから90°以上離れた位置に配置された第二ワッシャを含むものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、ワッシャを製造する際の歩留まりを向上させることができる。
請求項2においては、ワッシャを製造する際の歩留まりを向上させることができ、且つ、フリクションを低減することができる。
請求項3においては、ワッシャを製造する際の歩留まりをより向上させることができる。
請求項4においては、ワッシャを製造する際の歩留まりをより向上させることができる。
請求項5においては、クランク軸の軸線方向視において、主軸受と重複しないようにワッシャを配置することができる。
請求項6においては、クランク軸のスラストカラーの外周に沿ってワッシャを配置することができる。
請求項7においては、摺動面における油膜圧力を増大させることができる。
請求項8においては、フリクションを低減することができる。
請求項9においては、クランク軸の軸線方向の力をバランス良く受けることができる。
本発明の第一実施形態に係るワッシャが使用されるエンジンの一部の分解斜視図。 同じく、横断面図。 (a)本発明の第一実施形態に係るワッシャの正面図。(b)そのB−B断面図。 図2のA−A断面図。 第一実施形態に係るワッシャのプレスによる打ち抜き図。 第一実施形態の別例に係るワッシャのプレスによる打ち抜き図。 本発明の第二実施形態に係るワッシャの正面図。 第二実施形態に係る図2のA−A断面図。 第二実施形態に係るワッシャのプレスによる打ち抜き図。 第二実施形態の別例に係る図2のA−A断面図。 本発明の第三実施形態に係るワッシャの正面図。 第三実施形態に係るワッシャのプレスによる打ち抜き図。 第四実施形態に係る図2のA−A断面図。 第四実施形態の別例に係る図2のA−A断面図。 従来のワッシャのプレスによる打ち抜き図。
以下では、図中の矢印U、矢印D、矢印F、矢印B、矢印L及び矢印Rで示した方向を、それぞれ上方向、下方向、前方向、後方向、左方向及び右方向と定義して説明を行う。
以下では、図1及び図2を用いて、本発明の第一実施形態に係るワッシャ100が使用される軸受装置1の構成の概要について説明する。
本発明の一実施形態に係るワッシャ100は、軸受装置1で使用される。本実施形態において、軸受装置1は、エンジン(内燃機関)に設けられる。軸受装置1は、主としてクランク軸2及び軸受構造3を具備する。
クランク軸2は、正面視において時計回りに回転するように、前記エンジンのコンロッド(不図示)に連結される。クランク軸2は、主としてクランクジャーナル2a、クランクアーム2b及びスラストカラー2cを具備する。
クランクジャーナル2aは、クランク軸2の回転軸を構成する部分である。クランクジャーナル2aは、円柱状に形成される。クランクジャーナル2aは、軸線方向を前後方向へ向けて配置される。
クランクアーム2bは、クランクジャーナル2aとクランクピン(不図示)とを連結する部分である。クランクアーム2bは、上下方向に延びる板状に形成される。クランクアーム2bは、板面を前後方向へ向けた状態で、クランクジャーナル2aの前端及び後端にそれぞれ配置される。なお、図1においては、前側のクランクアーム2bの図示を省略している。
スラストカラー2cは、円環板状に形成される部分である。スラストカラー2cは、クランクジャーナル2aの外周面側に当該クランクジャーナル2aと一体的に形成される。スラストカラー2cは、クランクジャーナル2aの前端及び後端にそれぞれ配置される。
軸受構造3は、クランク軸2を支持するものである。軸受構造3は、軸受部10、軸受キャップ20、主軸受30及びワッシャ100を具備する。
軸受部10は、シリンダブロック(不図示)の下部に形成されて、クランク軸2を上方から支持する部分である。軸受部10には、スラスト面11、軸受孔12、受座13及び内部油路14が形成される。
スラスト面11は、軸受部10の前側及び後側の面であって、スラストカラー2cと対向する面である。スラスト面11は、スラストカラー2cに対して軸線方向(前後方向)に間隔を空けて形成される。
軸受孔12は、クランク軸2を上方から支持するものである。また、軸受孔12は、後述する主軸受30を収容する部分である。軸受孔12は、軸受部10を前後方向に貫通するように形成される。軸受孔12は、正面視において下方が開放された半円状に形成される。
受座13は、軸受孔12の径方向外側に形成される凹状部である。受座13は、軸受部10の前側のスラスト面11と後側のスラスト面11とにそれぞれ形成される。前側の受座13は、前側のスラスト面11から後方へ凹むように形成される。後側の受座13は、後側のスラスト面11から前方へ凹むように形成される。受座13は、正面視(背面視)において、軸受孔12の周縁部のうち左半部(クランク軸2の回転方向上流側の半部)に隣接する1/4部分円環状に形成される。受座13は、その軸線が軸受孔12の軸線と一致するように形成される。
図2に示す内部油路14は、前記エンジンのオイルポンプ(不図示)から潤滑油をクランク軸2側へ供給するためのものである。内部油路14は、軸受部10の内部を上下方向に延びるように形成される。内部油路14の下端は、軸受孔12に開口される。
軸受キャップ20は、軸受部10の下方に配置されて、クランク軸2を下方から支持する部分である。軸受キャップ20は、ブロック状に形成される。軸受キャップ20は、軸受部10と対向するように配置される。具体的には、軸受キャップ20は、その上面が軸受部10の底面に当接するように配置される。軸受キャップ20には、スラスト面21及び軸受孔22が形成される。
スラスト面21は、軸受キャップ20の前側及び後側の面であって、スラストカラー2cと対向する面である。スラスト面21は、スラストカラー2cに対して軸線方向(前後方向)に間隔を空けて形成される。スラスト面21は、軸受部10のスラスト面11と面一となるように形成される。
軸受孔22は、クランク軸2を下方から支持するものである。また、軸受孔22は、後述する主軸受30を収容する部分である。軸受孔22は、軸受キャップ20の上部を前後方向に貫通するように形成される。軸受孔22は、正面視において上方が開放された半円状に形成される。
主軸受30は、クランク軸2を回転可能に支持するものである。主軸受30は、半円筒状に形成される。主軸受30は、クランク軸2のクランクジャーナル2aの上下にそれぞれ配置される。上側の主軸受30は、開放側を下方に向けて軸受孔12に配置される。下側の主軸受30は、開放側を上方に向けて軸受孔22に配置される。これにより、上側の主軸受30及び下側の主軸受30は、クランクジャーナル2aを上下方向からそれぞれ支持するように配置される。上側の主軸受30には、潤滑油路31及び貫通孔32が形成される。そして、上側の主軸受30及び下側の主軸受30には、面取り部33が形成される。
潤滑油路31は、上側の主軸受30の内周面に形成される溝である。潤滑油路31は、上側の主軸受30の周方向に沿って延びるように形成される。
貫通孔32は、潤滑油路31から上側の主軸受30の外周面に貫通する孔である。貫通孔32は、上側の主軸受30の平面視略中央部に形成される。貫通孔32は、上下方向に延びて、軸受部10に形成される内部油路14と連通する。
面取り部33は、上側の主軸受30及び下側の主軸受30の互いの当接面の内側において切り欠かれた部分である(図5参照)。面取り部33は、前記当接面と主軸受30の内周面とを接続するような斜面として形成される。こうして、面取り部33は、クランクジャーナル2aと上側の主軸受30及び下側の主軸受30との間に、正面視において頂点を外方へ向けた略二等辺三角形状となる空間を形成する。前記空間は、クランクジャーナル2aの左右両側に形成される。前記空間の内部は、クランク軸2の軸方向に沿って潤滑油が流通可能となる。
次に、図1から図3を用いて、本発明の一実施形態に係るワッシャ100の構成について説明する。なお、以下においては、軸受部10の前側に配置されるワッシャ100の構成について説明する。軸受部10の後側に配置されるワッシャ100は、軸受部10の前側に配置されるワッシャ100に対して前後対称の形状に形成される。
ワッシャ100は、クランク軸2の軸線方向の力を受けるものである。ワッシャ100は、板状に形成される。図3に示す如く、ワッシャ100は、中心角αが略直角の1/4部分円環状に形成される。具体的には、ワッシャ100の輪郭(正面視における外形)は、内側円弧100a、外側円弧100b、右直線部100c及び下直線部100dから形成される。
内側円弧100aは、ワッシャ100の輪郭のうち内周面側の円弧である。外側円弧100bは、ワッシャ100の輪郭のうち外周面側の円弧である。内側円弧100aと外側円弧100bとは、曲率中心が同じとなるように形成される。内側円弧100aの曲率半径は、主軸受30の外周の曲率半径よりも大きくなるように形成される。外側円弧100bの曲率半径は、スラストカラー2cの外周の曲率半径と略等しくなるように形成される(図4参照)。
右直線部100cは、ワッシャ100の輪郭のうち右側の直線部分である。右直線部100cは、内側円弧100aの右端部から外側円弧100bの右端部へと径方向(上方)に延びるように形成される。下直線部100dは、ワッシャ100の輪郭のうち下側の直線部である。下直線部100dは、内側円弧100aの下端部から外側円弧100bの下端部へと径方向(左方)に延びるように形成される。
ワッシャ100は、一方側の板面がクランク軸2のスラストカラー2cと対向するように、軸受部10の前側の受座13及び後側の受座13にそれぞれ嵌合される。このとき、ワッシャ100は、その軸線がクランク軸2の軸線と一致するように、且つ、右直線部100cを右方へ下直線部100dを下方へ向けて配置される。これにより、ワッシャ100は、軸受部10のスラスト面11側のうち、クランク軸2の回転方向上流側の領域に配置される。ワッシャ100は、摺動面110を具備する。
摺動面110は、ワッシャ100の前側の板面であって、スラストカラー2cと対向する面である。摺動面110には、ランド部111及びテーパー部112が形成される。
ランド部111は、摺動面110の右端部、すなわち摺動面110においてクランク軸2の回転方向下流側に形成される平坦面である。ランド部111が形成された部分のワッシャ100の厚みは、受座13の深さよりも大きくなるように形成される。このため、ランド部111は、軸受部10のスラスト面11及び軸受キャップ20のスラスト面21よりも前方に位置するように形成される。これにより、ランド部111は、クランク軸2の回転の際にスラストカラー2cと摺動するように形成される。また、ランド部111は、クランク軸2の軸線方向の力を受けるように形成される。
テーパー部112は、ランド部111に対してクランク軸2の回転方向上流側(左側)に隣接して形成される傾斜面である。テーパー部112は、クランク軸2の回転方向上流側(左下方向)に向かうにつれて厚みが薄くなるように傾斜して形成される。但し、テーパー部112は、内側円弧100a及び外側円弧100bの径方向において厚みが均一に形成されているわけではなく、前記径方向において外側の方が内側よりも厚みが薄くなるように傾斜して形成される。正面視において、テーパー部112とランド部111の境界線は、内側円弧100a及び外側円弧100bの径方向に沿って形成される。テーパー部112は、ランド部111と同様に、クランク軸2の回転の際にスラストカラー2cと摺動するように、且つ、クランク軸2の軸線方向の力を受けるように形成される。
次に、図2から図4を用いて、潤滑油が流れる流路について説明する。なお、以下においては、特に断りがない限り、軸受部10の前側に配置されるワッシャ100における潤滑油の流路について説明する。
前記エンジンのオイルポンプ(不図示)から吐出された潤滑油は、軸受部10の内部油路14を流通する。次いで、潤滑油は、主軸受30の貫通孔32を流通し、潤滑油路31に供給される。潤滑油路31に供給された潤滑油の一部は、当該潤滑油路31に沿って(主軸受30の周方向に沿って)流通すると共に、主軸受30の内周面(当該内周面とクランクジャーナル2aの外周面との間)に供給される。また、潤滑油路31に供給された潤滑油の他の一部は、図示せぬクランク軸2の内部油路を流通してクランクピン(不図示)に供給される。また、潤滑油路31に供給された潤滑油の他の一部は、上側と下側の主軸受30の当接面同士の隙間(特に、面取り部33により形成された前記空間)を前方(及び後方)へ流通して、主軸受30の前側(及び後側)に流出する。
左側の面取り部33により形成された空間から主軸受30の前側へ流出した潤滑油は、ワッシャ100の摺動面110(当該摺動面110とクランク軸2のスラストカラー2cとの隙間)に供給される。摺動面110に供給された潤滑油は、クランク軸2の回転に伴って、摺動面110を当該クランク軸2の回転方向(正面視における時計回り方向)に沿って流通する。
当該潤滑油は、テーパー部112に沿って流通し、次いでランド部111に沿って流通する(図3(b)に示す矢印参照)。このとき、潤滑油は、大きなクリアランス(スラストカラー2cとテーパー部112とのクリアランス)から小さなクリアランス(スラストカラー2cとランド部111とのクリアランス)へと引き込まれることとなる。そのとき、小さなクリアランスに引き込まれた潤滑油には、くさび効果により油膜圧力が発生する。よって、スラストカラー2cとランド部111との間において、潤滑油に油膜圧力を発生させることができる。
このように摺動面110に潤滑油が供給されて油膜圧力が発生することにより、スラストカラー2cとワッシャ100とが接触するのを抑制することができる。これにより、ワッシャ100のフリクションを低減(摩耗を抑制)することができる。
また、ワッシャ100は、従来の半円環状ではなく1/4部分円環状に形成されているため、スラストカラー2cと摺動する部分が減少する。よって、スラストカラー2cとの余分な摺動面積を減らすことができ、ひいては低フリクション化を達成することができる。また、ワッシャ100は、軸受部10のスラスト面11のうちクランク軸2の回転方向上流側の領域に配置されているため、当該ワッシャ100のテーパー部112が主軸受30の面取り部33に近い位置に配置される。このため、左側の面取り部33によって形成される空間から流出してくる潤滑油を摺動面110に引き込み易くすることができ、ひいてはフリクションを低減することができる。
また、内側円弧100aの曲率半径が主軸受30の外径の曲率半径よりも大きいため、正面視において主軸受30と重複しないようにワッシャ100を配置することができる。これにより、摺動面110に潤滑油を供給し易くすることができる。また、外側円弧100bの曲率半径がクランク軸2のスラストカラー2cの外径の曲率半径と略等しいため、ワッシャ100をクランク軸2のスラストカラー2cの外周に沿って配置することができる。これにより、ワッシャ100の全面でクランク軸2の軸方向の力を受けることができ、クランク軸2の軸方向の力を受けることができない無駄な部分をなくすことができる。
次に、図5を用いて、ワッシャ100の製造方法について説明する。
ワッシャ100を製造するには、まずランド部111及びテーパー部112が形成された板材Mを準備する。板材Mは、略矩形状に形成され、長手方向を左右方向に向けて配置される。ランド部111は、板材Mの上部に形成される。テーパー部112は、板材Mの下部に、ランド部111の下方に隣接するように形成される。テーパー部112は、下方に向かうに従い、厚みが薄くなるように傾斜して形成される。正面視において、ランド部111とテーパー部112の境界線は、左右方向に直線状に延びるように形成される。
このように形成された板材Mを、プレスでワッシャ100の外形状に順に打ち抜いていく。このとき、打抜き部分は、外側円弧100bを左側へ、内側円弧100aを右側へ向けて形成される。また、打抜き部分は、ランド部111とテーパー部112の境界線が内側円弧100a及び外側円弧100bの径方向に沿うように形成される。このように板材Mをプレスで打ち抜いていくことにより、テーパー部112は、内側円弧100a及び外側円弧100bの径方向において外側の方が内側よりも厚みが薄くなるように傾斜して形成される。
また、隣り合う打抜き部分同士は、左右方向に並ぶように、且つ、左側の打抜き部分の内側円弧100aの下端(右端)が右側の打抜き部分の外側円弧100bと重複するように形成される。このようにして、複数のワッシャ100を得ることができる。
このとき、ワッシャ100の中心角αが従来の半円環状のワッシャの中心角よりも小さいため、左側の打抜き部分の内側円弧100aと、隣り合う右側の打抜き部分の外側円弧100bとの間隔を短くすることができる。その結果、隣り合う打抜き部分を密に並べることができる。したがって、打ち抜いた部分同士の間の無駄な(捨てる)部分を減らすことができ、ひいては製造の際の歩留まりを向上させることができる。また、打ち抜いた後でテーパー部112を形成する必要がないので、製造を容易とすることができる。
以上の如く、本実施形態に係るワッシャ100は、クランク軸2の軸線方向の力を受けるワッシャ100であって、中心角αが180°未満の略部分円環状に形成されたものである。
このように構成されることにより、ワッシャ100を製造する際の歩留まりを向上させることができる。
また、本実施形態に係るワッシャ100は、前記中心角αが略直角となるように形成されたものである。
このように構成されることにより、ワッシャ100を製造する際の歩留まりを向上させることができ、且つ、フリクションを低減することができる。
また、本実施形態に係るワッシャ100は、内側円弧100a(内周面側の円弧)の曲率半径が、前記クランク軸2を回転可能に支持する主軸受30の外周の曲率半径よりも大きくなるように形成されたものである。
このように構成されることにより、クランク軸2の軸線方向視において、主軸受30と重複しないようにワッシャ100を配置することができる。
また、本実施形態に係るワッシャ100は、外側円弧100b(外周面側の円弧)の曲率半径が、前記クランク軸2のスラストカラー2cの外周の曲率半径と略等しくなるように形成されたものである。
このように構成されることにより、クランク軸2のスラストカラー2cの外周に沿ってワッシャ100を配置することができる。
また、前記クランク軸2のスラストカラー2cと摺動する摺動面110は、前記クランク軸2の回転方向下流側に配置されるランド部111(平坦面)と、前記ランド部111に対して前記クランク軸2の回転方向上流側に隣接すると共に、前記クランク軸2の回転方向上流側に向かうにつれて厚みが薄くなるように傾斜するテーパー部112(テーパー面)と、を具備するものである。
このように構成されることにより、摺動面110における油膜圧力を増大させることができる。
また、本実施形態に係る軸受構造3は、請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載のワッシャ100を具備するエンジン(内燃機関)の軸受構造3であって、前記クランク軸2を径方向一側から支持する軸受部10(第一支持部材)と、前記軸受部10と対向するように配置されると共に前記クランク軸2を径方向他側から支持する軸受キャップ20(第二支持部材)と、を具備し、前記ワッシャ100は、前記軸受部10のスラスト面11(前記クランク軸2のスラストカラー2cと対向する面)のうち、前記クランク軸2の回転方向上流側の領域に配置されたワッシャ100(第一ワッシャ)を含むものである。
このように構成されることにより、フリクションを低減することができる。
なお、本実施形態に係る軸受部10は、本発明に係る第一支持部材の一形態である。
また、本実施形態に係る軸受キャップ20は、本発明に係る第二支持部材の一形態である。
また、本実施形態に係るランド部111は、本発明に係る平坦面の一形態である。
また、本実施形態に係るテーパー部112は、本発明に係るテーパー面の一形態である。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態に係るワッシャ100においては、中心角αが略直角の1/4部分円環状に形成されるものとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、前記中心角αは180°未満の任意の角度とすることができる。
また、本実施形態に係るワッシャ100においては、右直線部100c及び下直線部100dはともに径方向に延びるものとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、右直線部100c及び下直線部100dは任意の方向に延びるものとすることができる。すなわち、内側円弧100aの中心角と外側円弧100bの中心角とが異なるものであってもよい。
また、本実施形態に係るワッシャ100は、軸受部10に配置されるものとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、軸受キャップ20に配置されるものであってもよい。
また、本実施形態においては、ワッシャ100は、軸受部10の前側及び後側にそれぞれ1つずつ配置されるものとしたが、前側及び後側の少なくとも一方に2つ以上配置されていてもよい。
また、本実施形態に係るワッシャ100においては、摺動面110にランド部111及びテーパー部112が形成されるものとしたが、摺動面110の全面が平坦に形成されていてもよい。この場合、図6に示すように、ワッシャ100の製造には、表裏の板面が平坦に形成された板材M2を用いればよい。このとき、打抜き部分は、板材M2の左右方向に延びる中心線Sに対して対称となるように、且つ、左側の打抜き部分の内側円弧100aの上端及び下端が、隣り合う右側の打抜き部分の外側円弧100bと重複するように形成すればよい。これにより、打抜き部分同士の間の無駄な(捨てる)部分をさらに減らすことができ、ひいては製造の際の歩留まりをさらに向上させることができる。
次に、図7及び図8を用いて、本発明の第二実施形態に係るワッシャ200について説明する。
第二実施形態に係るワッシャ200が、第一実施形態に係るワッシャ100と異なる点は、内側円弧100aに代えて内側円弧200aを具備する点である。よって以下では、第二実施形態に係るワッシャ200のうち第一実施形態に係るワッシャ100と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
内側円弧200aは、ワッシャ200の輪郭のうち内周面側の円弧である。内側円弧200aの曲率半径R2は、外側円弧100bの曲率半径R1と等しくなるように形成される。このとき、内側円弧200aの曲率中心P2は、外側円弧100bの曲率中心P1と異なる位置に形成される。具体的には、内側円弧200aの曲率中心P2は、外側円弧100bの曲率中心P1よりも外側円弧100bから離れた位置に形成される。また、内側円弧200aの曲率中心P2は、ランド部111とテーパー部112の境界線の延長線上に形成される。内側円弧200aの曲率半径R2及び外側円弧100bの曲率半径R1は、主軸受30の外周の曲率半径よりも大きくなるように形成され、且つ、スラストカラー2cの外周の曲率半径と略等しくなるように形成される。
このように形成されるワッシャ200は、外側円弧100bの軸線がクランク軸2の軸線と一致するように配置される(図8参照)。
次に、図9を用いて、ワッシャ200の製造方法について説明する。
ワッシャ200を製造するには、まずランド部111及びテーパー部112が形成された板材Mを準備する。板材Mは、第一実施形態に係るワッシャ100の製造に用いた板材Mと同じものが使用される。
このように形成された板材Mを、プレスでワッシャ200の外形状に順に打ち抜いていく。このとき、打抜き部分は、外側円弧100bが左側へ、内側円弧200aが右側へ向くように形成される。また、打抜き部分は、ランド部111とテーパー部112の境界線が内側円弧200a及び外側円弧100bの径方向に沿うように形成される。
また、隣り合う打抜き部分同士は、左右方向に並ぶように、且つ、左側の打抜き部分の内側円弧200bが右側の打抜き部分の外側円弧100bと重複するように形成される。このように板材Mをプレスで打ち抜いていくことにより、複数のワッシャ100を得ることができる。
このとき、プレスで打ち抜いた円弧状の部分が、左側の打抜き部分の内側円弧200aと、隣り合う右側の打抜き部分の外側円弧100bと、を兼ねることとなる。したがって、打ち抜いた部分同士の間に無駄な(捨てる)部分が生じないので、製造の際の歩留まりを向上させることができる。
以上の如く、第二実施形態に係るワッシャ200は、内側円弧200a(内周面側の円弧)の曲率半径R2が、外側円弧100b(外周面側の円弧)の曲率半径R1と等しくなるように形成されたものである。
このように構成されることにより、ワッシャ200を製造する際の歩留まりをより向上させることができる。
以上、本発明の第二実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、第二実施形態においては、外側円弧100bの軸線がクランク軸2の軸線と一致するように形成されるものとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、図10に示す如く、内側円弧200aの軸線がクランク軸2の軸線と一致するように形成されるものであってもよい。
また、第二実施形態においては、内側円弧200aの曲率半径R2と外側円弧100bの曲率半径R1とを等しくすることにより、歩留まりを向上するものとしたが、これに限らず、内側円弧200aの曲率半径R2と外側円弧100bの曲率半径R1との差を小さくすることで、歩留まりの向上を図ることができる。以下では、第三実施形態として、図11及び図12を用いて、内側円弧200aの曲率半径R2と外側円弧100bの曲率半径R1との差を小さくするための形状の設定方法について説明する。
第三実施形態に係るワッシャ300が、第一実施形態に係るワッシャ100と異なる点は、内側円弧100aに代えて内側円弧300aを具備する点である。よって以下では、第三実施形態に係るワッシャ300のうち第一実施形態に係るワッシャ100と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
内側円弧300aは、ワッシャ300の輪郭のうち内周面側の円弧である。内側円弧300aの曲率中心P3は、外側円弧100bの曲率中心P1とは異なる位置に形成される。具体的には、内側円弧300aの曲率中心P3は、外側円弧100bの曲率中心P1よりも外側円弧100bから離れた位置に形成される。また、内側円弧300aの曲率中心P3は、ランド部111とテーパー部112の境界線の延長線上に形成される。
ここで、曲率中心が外側円弧100bの曲率中心P1と同じであって、内側円弧300aの内側で当該内側円弧300aと接する仮想の円を仮想円Cとする。このとき、内側円弧300aの曲率半径R3は、仮想円Cの半径R4よりも大きく、且つ、外側円弧100bの曲率半径R1以下となるように形成される。
その結果、内側円弧300aの曲率半径R3と外側円弧100bの曲率半径R1との差は、内側円弧300aを外側円弧100bの同心円とした場合(仮想円Cとした場合)と比べて小さくなる。このため、図12に示す如く、左側の打抜き部分の内側円弧300aと、隣り合う右側の打抜き部分の外側円弧100bとの間隔を短くすることができる。したがって、打ち抜いた部分同士の間の無駄な(捨てる)部分を減らすことができ、ひいては製造の際の歩留まりを向上させることができる。
以上の如く、第三実施形態に係るワッシャ300は、内側円弧300aの曲率中心P3と外側円弧100bの曲率中心P1とが異なる位置に形成され、前記内側円弧300aの曲率半径R3が、曲率中心が前記外側円弧100bの曲率中心P1と同じであって前記内側円弧300aと接する仮想円Cの半径R4よりも大きく、且つ、前記外側円弧100bの曲率半径R1以下となるように形成されたものである。
このように構成されることにより、ワッシャ300を製造する際の歩留まりをより向上させることができる。
次に、図13を用いて、本発明の第四実施形態に係るワッシャ400及び当該ワッシャ400を具備する軸受構造4について説明する。
第四実施形態に係るワッシャ400が、第一実施形態に係るワッシャ100と異なる点は、中心角が第一実施形態に係るワッシャ100よりも小さい点である。ワッシャ400は、中心角が20〜30°の部分円環状に形成される。
第四実施形態に係る軸受構造4においては、ワッシャ400は、軸受部10に配置されると共に、軸受キャップ20にも配置される。軸受部10に配置されるワッシャ400は、スラスト面11のうち、クランク軸2の回転方向上流側の領域(左半部)に配置される。より詳細には、軸受部10に配置されるワッシャ400は、スラスト面11の左半部に形成された受座13に配置される。軸受キャップ20に配置されるワッシャ400は、スラスト面21のうち、クランク軸2の回転方向上流側の領域(右半部)に配置される。より詳細には、軸受キャップ20に配置されるワッシャ400は、スラスト面21の右半部に形成された受座23に配置される。軸受キャップ20に配置されるワッシャ400は、正面視において、クランク軸2の軸線を中心として、軸受部10に配置されるワッシャ400から180°離れた位置に配置される。
このようにワッシャ400が配置されることにより、クランク軸2の軸線方向の力を互いに離れた箇所で受けることができるので、当該軸線方向の力をバランス良く受けることができる。また、クランク軸2の傾きを抑えることができる。
以上の如く、第四実施形態に係る軸受構造4においては、ワッシャ400は、軸受部10のスラスト面11のうち、前記クランク軸2の軸線を中心として、互いに90°以上離れた位置に配置されたワッシャ400を含むものである。
このように構成されることにより、クランク軸2の軸線方向の力をバランス良く受けることができる。
以上、本発明の第四実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、第四実施形態においては、ワッシャ400は、軸受部10と軸受キャップ20とに1つずつ配置されるものとしたが、2つのワッシャ400がクランク軸2の軸線を中心として互いに90°以上離れた位置に配置されていればよく、図14に示す如く、2つのワッシャ400がともに軸受部10に配置されるものであってもよい。具体的には、右側のワッシャ400は、一方の周方向端部が軸受部10と軸受キャップ20との合わせ面と重複するように配置されてもよい。
2 クランク軸
2c スラストカラー
3 軸受構造
10 軸受部
11 スラスト面
20 軸受キャップ
21 スラスト面
100 ワッシャ
100a 内側円弧
100b 外側円弧
110 摺動面
111 ランド部
112 テーパー部

Claims (9)

  1. クランク軸の軸線方向の力を受けるワッシャであって、
    中心角が180°未満の略部分円環状に形成された、
    ワッシャ。
  2. 前記中心角が略直角となるように形成された、
    請求項1に記載のワッシャ。
  3. 内周面側の円弧の曲率半径が、外周面側の円弧の曲率半径と等しくなるように形成された、
    請求項1又は請求項2に記載のワッシャ。
  4. 内周面側の円弧の曲率中心と外周面側の円弧の曲率中心とが異なる位置に形成され、
    前記内周面側の円弧の曲率半径が、曲率中心が前記外周面側の円弧の曲率中心と同じであって前記内周面側の円弧と接する仮想円の半径よりも大きく、且つ、前記外周面側の円弧の曲率半径以下となるように形成された、
    請求項1又は請求項2に記載のワッシャ。
  5. 内周面側の円弧の曲率半径が、前記クランク軸を回転可能に支持する主軸受の外周の曲率半径よりも大きくなるように形成された、
    請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のワッシャ。
  6. 外周面側の円弧の曲率半径が、前記クランク軸のスラストカラーの外周の曲率半径と略等しくなるように形成された、
    請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載のワッシャ。
  7. 前記クランク軸のスラストカラーと摺動する摺動面は、
    前記クランク軸の回転方向下流側に配置される平坦面と、
    前記平坦面に対して前記クランク軸の回転方向上流側に隣接すると共に、前記クランク軸の回転方向上流側に向かうにつれて厚みが薄くなるように傾斜するテーパー面と、
    を具備する、
    請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載のワッシャ。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載のワッシャを具備する内燃機関の軸受構造であって、
    前記クランク軸を径方向一側から支持する第一支持部材と、
    前記第一支持部材と対向するように配置されると共に前記クランク軸を径方向他側から支持する第二支持部材と、
    を具備し、
    前記ワッシャは、前記第一支持部材の前記クランク軸のスラストカラーと対向する面のうち、前記クランク軸の回転方向上流側の領域に配置された第一ワッシャを含む、
    内燃機関の軸受構造。
  9. 前記ワッシャは、前記第一支持部材又は第二支持部材の前記クランク軸のスラストカラーと対向する面のうち、前記クランク軸の軸線を中心として、前記第一ワッシャから90°以上離れた位置に配置された第二ワッシャを含む、
    請求項8に記載の内燃機関の軸受構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018112281A (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 大同メタル工業株式会社 半割スラスト軸受

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