JP2017025528A - 地盤埋設ボード及びその利用方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】地盤埋設ボード及びその利用方法として、特に、地滑り地の地質調査や圧密促進工法等の適用に際して行われる地盤の過剰間隙水圧の測定、薬液等の地盤注入工法にて適切な注入流量等を設定するため行われる限界注入試験、更にその地盤注入工法に最適な構成を実現する。
【解決手段】プラスチック等の非通水性材料で形成された可撓性の細長い板状からなり、打設管40内に挿入された態様で打設機4により前記打設管と共に地中に打設され、前記打設管を引き抜くことで地中に埋設される地盤埋設ボード1であって、地盤埋設ボード1の板厚内に形成されて長手方向に延びた複数の長孔12、及び前記複数の長孔のうち任意の長孔に対応し装着されて、所定深度における地盤の間隙水圧を測定する水圧計3とを備えている構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、打設管を貫入した後に引き抜くことで地中に埋設される地盤埋設ボード、及びそれを用いて地滑り地の地質調査や圧密促進工法等の適用に際して行われる地盤の過剰間隙水圧の測定、薬液注入工法にて適切な注入流量等を設定するための限界注入試験、更に薬液注入工法に好適な地盤埋設ボードの利用方法に関する。
例えば、薬液注入工法では、薬液等の注入材を地盤の間隙に注入して物理的・化学的に地盤の安定化を図る。用いられる注入管は、通常、掘削機により予め地盤の削孔を行い、その削孔にダブルパッカーでは外管を設置した後に埋め戻す。多点注入工法では結束した複数の細管を埋め戻す。何れにしても、ボーリングマシンにより地盤の削孔を行うため工期が長く費用も高くなる。
従来の対策例には、特許文献1や2に開示されるごとく、注入管の打設に際して先行ボーリングにて削孔を行うことなく、注入管を地盤に直に貫入する技術がある。すなわち、特許文献1の注入管は、管周囲に対し線材を螺旋状に装着(スパイラルシール注入管)すると共に、切削屑と接触損傷防止を目的とした保護材を装着している。そして、この注入管は、回転掘進削孔して地中に設置され、注入操作後は回収される。
これに対し、特許文献2の注入管は、管周囲に対し拡散層を装着すると共に、先端に管側外径より大きなビットを装着している。そして、この注入管は、組立設置されたセグメントから地中に圧入方式で設置され、注入操作後は埋め殺しにされる。
特開2004−316394号公報 特開2007−16536号公報
上記特許文献1と2の各注入管は、地盤中に機械的な回転掘進や圧入により設置される関係で少なくとも管本体部分は剛管にて構成される。このため、各文献の注入管では、例えば、10メートル以上の長さになると、搬送等の取扱性が悪くなり設置時の打設構造も複雑化し、加えて単位長さの注入管を接続しながら必要とする長さにしなくてはならない。それらにより、それら注入管を用いた注入工法も自ずと工期の短縮及び施工費の低減を図り難かった。
以上のような背景から、本出願人らは、従来の薬液注入工法等で用いられている注入管に代わる新規で削孔作業を省略できる地盤埋設ボード(地盤注入ボード)及びそれを用いた地盤注入工法を開発した(特開2014−7380号等)。また、地盤埋設ボードの地盤建て込み方法についても開発してきた(特願2014−141792号等)。
ところで、例えば、薬液注入工法において、地盤中に薬液や栄養剤を注入する際、適正な浸透状態を維持可能な注入流量を設定するために、流量をいくつか変えて圧力を測定し、流量ないしは注入速度(L/min)と注入圧力(MPa)の関係図(以下、流量−圧力の関係図という)を作成する。その関係図において、圧力が低下する直前の値を限界注入圧力と設定する。施工では、この限界注入圧力を超えると、浸透注入ではなく、割裂注入の状況となるので、その値を超えないように流量を維持管理している。
また、注入圧力の測定は、通常は配管内の圧力を測定しているが、管内の圧力損失、位置損失(注入地点と圧力測定点との高低差)、及び注入材の粘性等の影響もあり、正確ではないため、実際には経験値も考慮して注入圧力を設定している。好ましくは、原位置の注入口の近くに水圧計を装着し、地盤内の水圧を直に測定することで精度のよい流量−圧力の関係を把握できるが、注入管とは別に水圧計を埋め込む必要があり、費用増大となり現実的でない。
そこで、本発明の目的は、地盤埋設ボード及びその利用方法として、特に、地滑り地の地質調査や圧密促進工法等の適用に際して行われる地盤の過剰間隙水圧の測定、薬液等の地盤注入工法にて適切な注入流量等を設定するため行われる限界注入試験、更にその地盤注入工法に最適な構成を実現する。具体例を挙げると、薬液等の地盤注入工法の場合だと、注入管として地盤埋設ボードを用いて、地盤埋設ボードに注入口を設けると共に水圧計を装着し、地盤内の水圧を直に測定することで、より高精度の流量−圧力の関係を容易に把握して適正な注入量等を設定可能にする。他の目的は、以下の内容説明の中で明らかにする。
上記目的を達成するため請求項1の発明は、プラスチック等の非通水性材料で形成された可撓性の細長い板状からなり、打設管内に挿入された態様で打設機により前記打設管と共に地中に打設され、前記打設管を引き抜くことで地中に埋設される地盤埋設ボードであって、前記地盤埋設ボードの板厚内に形成されて長手方向に延びた複数の長孔、及び前記複数の長孔のうち任意の長孔に対応し装着されて、所定深度における地盤の間隙水圧を測定する水圧計とを備えていることを特徴としている。
以上の本発明において、上記打設管及び打設機は、従来のプラスチックドレーン材を用いたドレーン工法に用いられるものと同じか類似している構成に限られず、例えば特願2014−141792号に記載されている構成(打設管に相当する伸縮部材、及び打設機に相当する内側に地盤埋設ボードを挿入した状態で地盤内の縦方向に貫入したり引き抜かれるガイド部材、ガイド部材に支持された状態に設けられてガイド部材の先端側周辺より地盤内の略水平方向に向けて伸縮部材を伸縮可能に駆動する繰出し手段等を有した構成)でもよい。
また、上記地盤埋設ボードは、ドレーン工法に用いられるプラスチックドレーン材と比べ、可撓性の細長い板状からなり、板厚内に複数の長孔を形成している点で同じ。しかし、両者は、ボード側面が非透水性であるか否か、水圧計を有しているか否かで相違している。すなわち、本発明の地盤埋設ボードは、非透水性材料で形成されているため両側面から長孔に水などが入り込み難い。これに対し、プラスチックドレーン材は、両側面が透水性であることを必須としており透水性がないと機能しない。
また、地盤埋設ボードは、複数の長孔のうち任意の長孔に装着されて所定深度における地盤の間隙水圧を測定する水圧計を必須としている。この水圧計は、地中の間隙水圧を測定する小型間隙水圧計であり、測定した計測データを発信器等により送信可能な無線タイプ、請求項2のごとく計測データをケーブルにより送信する有線タイプの何れでもよい。取付操作では、水圧計を所定の長孔に装着した状態で、水分が該装着部より長孔の上側へ浸入しないよう処理される。
以上の本発明は、請求項2〜7のように具体化されることがより好ましい。
(ア)請求項1において、前記水圧計に接続されて前記長孔に沿ってボード上端側へ引き出されたケーブルを有している構成である(請求項2)。
(イ)請求項1又は2において、前記地盤埋設ボードの側面に設けられて前記複数の長孔のうち、前記水圧計を装着していない長孔に通じて該長孔に沿ってボード上端側より移送されてくる薬液等の注入材を外へ吐出可能にする注入口を有している構成である(請求項3)。この注入口は、例えば、図3のごとく注入口から長孔内に配設されて、その長孔に沿って流れてくる注入材を外へ導くガイド部材を有している。注入材は、薬液以外にも、栄養剤用溶液、その他の化学成分を含んだ溶液、気体も含まれる。すなわち、注入材としては、薬液系と非薬液系とに大別される。薬液系には、水ガラス系、高分子系、その他(例えば、セメントと粘土との組み合わせたもの)が挙げられる。非薬液系には、セメント系、スラグ系、粘土系、その他(例えば、薬液を除く各種溶液、空気等の気体)が挙げられる。
(ウ)請求項1又は2において、前記水圧計は前記地盤埋設ボードの上下方向ないしは板幅方向の異なる複数箇所に設けられている(請求項4)。なお、各水圧計は、地盤埋設ボードが請求項3の注入口を有している構成だと、注入口及びそれに通じている長孔を除き、かつ注入口と隣接ないしは近い箇所にある長孔に対応して設けることが好ましい。
(エ)請求項3において、前記注入口は前記地盤埋設ボードの両側面又は片側面の複数箇所に設けられている構成である(請求項5)
請求項6と7は以上の地盤埋設ボードの利用方法を特定したものである。すなわち、
(オ)地盤埋設ボードの利用方法として、請求項1、2、4の何れかに記載の地盤埋設ボードを前記打設管及び打設機を介して地中に埋設すると共に、上端を地表側に配置する打設工程と、前記水圧計で測定される計測データを地上側で受け取り可能にする準備工程と、前記水圧計により地盤の間隙水圧を測定する計測工程とを有していることを特徴としている(請求項6)。
(カ)地盤埋設ボードの利用方法として、請求項3又は5に記載の地盤埋設ボードを前記打設管及び打設機を介して地中に埋設すると共に、上端を地表側に配置する打設工程と、前記水圧計で測定される計測データを地上側で受け取り可能にすると共に、前記注入口が設けられている前記長孔に薬液等の注入材を供給可能にする準備工程と、前記水圧計により地盤の間隙水圧を測定する計測工程と、前記水圧計の測定値に応じて前記注入材の注入流量、又は/及び、注入圧力を制御する注入材吐出工程とを有していることを特徴としている(請求項7)。
請求項1の発明では、例えば、地滑り地の地質調査や圧密促進工法等の適用に際して行われる地盤の過剰間隙水圧の測定として、或いは薬液注入工法にて適切な注入流量等を設定するため行われる限界注入試験として、水圧計を装着した地盤埋設ボードを、プラスチックドレーン材を用いたドレーン工法と同様な打設機により打設管と共に地中に打設し、打設管を引き抜くことで図5に示されるごとく地中に埋設する。そして、埋設された状態で、地盤埋設ボードの長孔に対応して装着された水圧計により地盤中の間隙水圧を直に精度よく計測できる。
請求項2の発明では、水圧計が長孔に沿ってボード上端側へ引き出されたケーブルを有しているため、ケーブルを特殊な養生を施すことなく地表側まで最短距離で安全かつ容易に引き出すことができる。
請求項3の発明では、従来の注入管に代わる地盤埋設ボードとして、長手方向に延びた複数の長孔を板厚内に形成していると共に、ボード側面に設けられてその長孔に通じて該長孔に沿って流れてくる注入材を外へ吐出させる注入口を有しているため、図1及び図2に例示したごとくボード上端側より任意の長孔に薬液等の注入材を移送して地盤側へ効率よく注入できる。また、その注入工法の前段階として、地盤内の水圧を地盤埋設ボードに装着した水圧計により直に測定することで、より高精度の流量−圧力の関係を容易に把握して適正な注入量等を設定可能となる。
請求項4の発明では、水圧計が地盤埋設ボードの上下方向ないしは板幅方向の異なる複数箇所に設けられているため、対象地盤の水圧を面的に広い範囲に渡って計測可能となり、例えば過剰間隙水圧などをより的確に把握できる。
請求項5の発明では、注入口が地盤埋設ボードの両側面又は片側面の複数箇所に設けられているため、ボード上端側より複数の長孔に薬液等の注入材を移送して各注入口より面的に広い範囲に効率よく注入できる。
請求項6の発明では、打設工程、準備工程、計測工程を有した地盤埋設ボードの利用方法であり、例えば、地滑り地の地質調査や圧密促進工法等の適用に際して行われる地盤の過剰間隙水圧の測定として、更に薬液注入工法にて適切な注入流量等を設定するための限界注入試験として好適なものとなり、請求項1の利点も具備できる。
請求項7の発明では、打設工程、準備工程、計測工程、注入材吐出工程を有した地盤埋設ボードの利用方法であり、従来の地盤注入工法に比べて工期を短縮したり注入効率を向上し、請求項3の利点も具備できる。
(a)は形態例に係る地盤埋設ボードを地中に埋設した状態で示す模式正面図、(b)は(a)の地盤埋設ボードを上から見た模式上面図である。 図1の地盤埋設ボードの模式側面図である。 (a)は図1(a)のB−B線断面図、(b)は(a)のガイド部材を示す模式外観図、(c)は(a)のD−D線模式断面図である。 (a)は水圧計の取付部を示す図1(a)のC部拡大図、(b)はその模式縦断面図、(c)は水圧計の変形例を示す模式縦断面図である。 上記地盤埋設ボードの変形例1を図1及び図2に対応して示し、(a)は上記地盤埋設ボードを地中に埋設した状態で示す模式正面図、(b)はその模式側面図、(c)は(a)の地盤埋設ボードを上から見た模式上面図である。 上記地盤埋設ボードの変形例2を図3に対応して示し、(a)は図1(a)のB−B線に対応した断面図、(b)は(a)のガイド部材を示す模式外観図、(c)は(a)のD1−D1線模式断面図である。 上記地盤埋設ボードの利用方法を模式的に示し、(a)は打設機にセットされた地盤埋設ボードに水圧計を取り付けたり注入口を設けるときの操作例を説明するための模式図、(b)は地盤埋設ボードの位置決め工程を示す模式図である。 (a)は地盤埋設ボードの打設工程を示す模式図、(b)はボード切断工程を示す模式図である。 (a)は地中に埋設された地盤埋設ボードに装着された水圧計より各深度における地盤の水圧を測定している地盤水圧計測工程を示す模式図、(b)は薬液等の注入材の注入工程を示す模式図である。
以下、本発明を適用した形態例を図面を参照して説明する。この説明では、地盤埋設ボード、その変形例1、変形例2、地盤埋設ボードの利用方法の順に述べる。なお、各変形例の説明では、変更した部材や部位にだけ新たな符号を付けて極力重複した記載を省く。また、図面は細部を省略したり模式化されている。
(地盤埋設ボード)図1〜図3に示した地盤埋設ボード1A(1)は、非通水性材料として、プラスチック製の芯材10と、芯材10を両側ないしは上下から挟持しているプラスチック製のシート材11,11とにより可撓性の細長い板状に形成され、かつ、板状の長手方向に延びた複数の長孔12を板厚内に有している。なお、地盤埋設ボード1の幅寸法Lとしては、打設管等との関係で通常は3〜15cm、より好ましくは5〜10cm程度である。厚さは0.5〜2.5cm程度が好ましい。芯材10及びシート材11の材質としては、プラスチック、より好ましくは熱可塑性プラスチック、ゴム、それらに類似のものであればよい。
ここで、各長孔12は、芯材10が板幅方向に凹凸状になっていて、凹凸状の芯材10の両側ないしは上下面にシート材11をそれぞれ接合することで区画形成されている。換言すると、芯材10は、平行な2つの外側壁10a,10aと、外側壁10aと外側壁10aとを接続している連結壁10bとからなる。各シート材11は、平行な2つの外側壁10a,10aにそれぞれ接合一体化されている。
地盤埋設ボード1Aの製法例としては、芯材10及び各シート材11が共に熱可塑性樹脂素材を用いて押出成形等により作製された後、各シート材11が芯材10の両側壁ないしは上下壁に貼着される。製造された地盤埋設ボード1Aは、可撓性であるため図7に示されるごとく供給リール7に巻き付けた状態で取扱可能であり、供給リール7から巻き戻して任意の長さで切断される。
また、以上の地盤埋設ボード1Aは、長孔12に通じて該長孔12に沿って流れてくる注入材をガイド部材2を介して外へ吐出させる注入口13と、地盤の所定深度における間隙水圧を測定する水圧計3とを有している。
このうち、各注入口13は、各シート材11に長孔12に通じる窓11aを設け、該窓11aより長孔12内に配設され、該長孔12に沿って移送されてくる注入材を外へ導くガイド部材2にて区画されている。なお、ガイド部材2を省略し、窓11a自体を注入口13としてもよい。その場合は、図1及び図2の各(a)に示したごとく地盤埋設ボード1の他端側1bを熱的に溶融して板状に押し潰したり、他端に不図示の孔閉用キャップを装着したり、部分溶融等で注入口13の下側の長孔部分を閉じるようにする。
また、各注入口13は、例えば、地盤埋設ボード1が図1のごとく地盤垂直方向に打設された状態で上下方向ないしは高さの異なる箇所に設けられたり、地盤埋設ボード1が水平方向に打設された状態で注入材を長孔12に導入する一端側1aと、反対の他端側1bとの間にあって一端側1aからの距離が異なる箇所に点在されるよう設けられる。また、各注入口13は、板幅方向にあって、左右の一方側から他方側に略等間隔で、かつ、階段状となるよう設けることが好ましい。
各ガイド部材2は、図3(b)に示されるごとく、注入材が地盤埋設ボード1の片面だけから吐出されるようにする構成であり、底壁20及び両側壁21並びに一つの前壁22で区画されている。そして、ガイド部材2は、前壁22が地盤埋設ボード1の対応側面側に配置されるようにして、上記した一方の窓11a、長孔12、他方の窓11aに押し込むことで取り付けられる。この場合、ガイド部材2は、不用意な外れや位置ズレを防ぐ上で、例えば、芯材10の対向している連結壁10b,10bに対し両側壁21が接着剤等を介して装着される。この取付状態において、長孔12に沿って移送されてくる注入材は、同(c)のごとくガイド部材2の内部23に入ると共に、前壁22と対向した開口より外へ吐出される。なお、ガイド部材2の材質は、芯材10と同じくプラスチック、より好ましくは熱可塑性プラスチック、ゴム、それらに類似のものである。
一方、水圧計3は地盤間隙の水圧を測定可能な構成であればよい。この例では、図4(a),(b)に示されるごとく本体30がひずみ測定器等の計測手段をケースに内蔵しており、該計測手段に接続されたケーブル31を有している。また、本体30は、計測部が端面側に設けられた不図示のフィルタ32により保護されている。そして、水圧計3は、地盤埋設ボード1Aに対しボード側面(シート材11)に長孔12に通じる開口11bを設け、ケーブル31が開口11bから長孔12に挿入されると共に、本体30が長孔11の内側に装着される。この場合、ケーブル31は、長孔11に沿って少なくとも一端側1aに達するまで挿入される。本体30は、図4(b)に例示されるごとく、長孔12内に押し込められて水が開口11bから本体30の上側に浸入しないよう長孔12に対しシール可能に装着される。また、水圧計3は、本体30の装着状態において、開口11bが塞がらないよう位置決めされ、かつ、フィルタ32が他端側1bつまり下向きとなるよう配置される。
(変形例1)図5は地盤埋設ボードの変形例1を示している。この地盤埋設ボード1B(1)は、上記地盤埋設ボード1Aに対し、長孔12の数が少なくなっている点と、注入口13及びガイド部材2が省略されている点で簡略化されている。すなわち、地盤埋設ボード1Bは、板厚内に形成されて長手方向に延びた複数の長孔12、及び複数の長孔12のうち任意の長孔に対応し装着されて所定深度における地盤の間隙水圧を測定する水圧計3とを備えており、地盤の間隙水圧を測定するときに有用となる。
また、この水圧計3は、図4(c)に示されるごとく本体30が測定した計測値や計測信号を電波で送信する発信器32を有した無線タイプである。この場合は、発信器32から送信された計測値や計測信号を受け取る装置、例えばデータロガー35には受信器35aが装備されることになる。なお、図5の符号25Aは、地盤埋設ボード1Bの上端1a側に装着されているジョイントである。このジョイント25Aは、水圧計3がケーブル31を有した有線タイプの場合だと、図1(b)の例のごとく該ケーブルの対応端が接続されるコンセント26が設けられる。
(変形例2)図6は地盤埋設ボードの変形例2を示している。この地盤埋設ボード1C(1)は、上記地盤埋設ボード1Aに対し、プラスチック製の芯材10がそれ自身で板厚内に複数の長孔12を形成している構成である。そのため、この地盤埋設ボード1Cは、シート材11が不要となるため簡易である。
また、地盤注入ボード1Cには、長孔12に通じて該長孔12に沿って流れてくる注入材を外へ吐出させる複数の注入口13が設けられる。各注入口13は、各シート材11に長孔12に通じる窓11aを設け、該窓11aより長孔12内に配設され、該長孔12に沿って移送されてくる注入材を外へ導くガイド部材2Aにて区画されている。このガイド部材2Aは、略U形、つまり底壁20及び両側壁21を有しており、図6(a)の右拡大図に示されるごとく窓11aに押し込むことで取り付けられる。この場合、ガイド部材2Aは、不用意な外れや位置ズレを防ぐ上で、芯材10の対向している連結壁10b,10bに対し両側壁21が接着剤等を介して装着されることが好ましい。取付状態において、長孔12に沿って移送されてくる注入材は、同(c)のごとくガイド部材2Aの内部23に入ると共に、前後ないしは左右の開口より外へ吐出される。
(地盤埋設ボードの利用方法1)次に、以上の地盤埋設ボードの利用方法1として、地盤注入工法への適用例を説明する。この利用方法(地盤注入工法)では、図7に例示される打設機4と、供給リール7に巻かれた数十メートルのボード原材料10とが使用されて、予備工程と、打設機4の位置決め工程と、ボード打設工程と、ボード切断工程と、計測・注入準備工程と、地盤の間隙水圧を測定する水圧計測工程と、注入材を地盤中に吐出する注入材吐出工程とを経る。
ここで、打設機4は、プラスチックドレーン材を用いたドレーン工法に用いられるものとほぼ同じであり、移動体5に設置されて打設管40を昇降するガイド用リーダ6、前記の供給リール7、不図示の制御装置等を備えている。リーダ6には、上側に設けられて供給リール7から引き出されるボード原材料10を上からリーダ6に沿って下向きに導くガイド手段6a、及び下側に設けられて打設管40を昇降する対のローラ8a等を有した昇降手段8が設けられている。また、打設管40は、筒状で先端40aが絞られかつスリット状の開口を形成している。そして、ボード原材料10は、打設管40に対し真上より管内に挿入され、先端40aの開口より外へ引き出される。その引出端にはアンカ17が取り付けられる。一方、施工域には、注入材との関係から、薬液等の注入材を製造する注入材製造プラント37、注入材を所定圧力で圧送するポンプ38及び供給ホース39が用意され、また、水圧計3に連携されて地盤間隙水圧の計測データを記録したり解析したりするデータロガー35等の装置が用意される。
まず、予備工程では、供給リール7に巻かれたボード原材料10に対し注入口13や水圧計3を施工現場で付設する。この操作は、図7(a)のごとくボード原材料10が打設管40の先端40aから所定長さだけ引き出された状態で、上記したように複数箇所に窓11aを形成し該窓11aからガイド部材2を挿入固定して注入口13を形成したり、複数箇所に開口11bを形成し該開口11bからケーブル31が対応長孔12の上側へ挿入されると共に、本体30が開口11bから長孔12内に装着される。その後、ボード原材料10が図7(b)の初期位置まで巻き上げられると共に、打設管40からの引出端にアンカ17が取り付けられる。
他の方法としては、ボード原材料10に対して予め地盤埋設ボート1に相当する複数部分、つまり地盤埋設ボード1の長さに対応した間隔で切断予定部を設け、切断予定部同士の間に上記した注入口13及び水圧計3を設けておくことも可能である。その場合は、水圧計3として図4(c)の無線タイプを用いることが好ましい。
なお、上記アンカ17は、図8(a)のごとく地盤中に打設された打設管40を引き抜くときに打設管内のボード原材料10(地盤埋設ボード1)が打設管の引抜きに連れられて上ってくる、いわゆる共上りを防ぐ部材である。このアンカ17は、例えば、矩形板状をなし、間にアーム部を挟んで平行に開口した貫通孔を有している。そして、アンカ17は、ボード原材料10(地盤埋設ボード1)の引出端である他端を一方の貫通孔に下向きに挿通し、かつ、アーム部で折返して他方の貫通孔に上向きに挿通することにより、他端側1bに取り付けられる。
打設機4の位置決め工程では、ボード原材料10から単位の地盤埋設ボード1を作成した状態で図7(b)に示されるごとく移動体5を施工域における1番目のボード打設位置に配置する。なお、地盤注入工法では、対象の施工域において、一般的に地盤埋設ボード1が地表側で横列及び縦列に略等間隔に多数が順に打設されるが、打設する順番も予め決められる。
ボード打設工程では、図8(a)に示される打設管40を所定深さまで打ち込んだ後、打設管内に挿入された注入ボード原材料10の部分(地盤埋設ボード1)を地中に埋設した状態で打設管3を引き抜いて、地盤埋設ボード1となる一端側1aを地表側に露出させる。この過程では、不図示の制御装置等にて上記した共上がりの有無が監視される。
ボード切断工程では、図8(b)に示されるごとく地表側に露出された一端側1aを専用のカッタ9により切断する。これにより、1番目の地盤埋設ボード1の打設が完了される。続いて、注入ボード原材料10には、次の予備工程で注入口13及び水圧計3が付設されたり、アンカ17がボード端部に取り付けられることになる。その後、打設機1は、全体が移動体5により移動されて次の2番目のボード打設位置に配置される。
計測・注入準備工程では、図1に示されるごとく地盤埋設ボード1Aの一端側1aに対し専用の治具ないしはジョイント25が装着される。ジョイント25は、対応する水圧計のケーブル31の端を接続して各水圧計3を作動可能にする複数のコンセント26と、目的の1以上の長孔12の上端に連結して注入材を導入可能にする複数の注入材供給部27を有している。各コンセント26は、データロガー35との間に共通ケーブル36を介して電気的に接続されている。各注入材供給部27には、ホルダー28の対応する連結管部28aが接続される。
水圧計測工程では、図9(a)に示されるごとく各水圧計3により地盤の間隙水圧を直に測定する。計測データないしは計測信号はケーブル31、コンセント26、共通ケーブル36を介してデータロガー35に送られる。データロガー35は、例えば、各水圧計3により計測された地盤間隙水圧を深度毎に記録・集計する。それを利用して、不図示の制御装置は、例えば、設計上の流量−圧力と比較してより最適な限界注入圧力を検証したり修正し、上記ポンプ38の出力を制御可能にする。
注入材吐出工程では、図9(b)に示されるごとく各注入口13から地盤中に注入材を吐出する。つまり、注入材製造プラント37の注入材は、ポンプ38により所定圧力でホース39を通してホルダー28に圧送された後、連結管部28a及び注入材供給部27を介して目的の長孔12を通って注入口13より地盤中に吐出される。すると、吐出それた注入材は地盤の間隙に効率よく注入される。
なお、以上の各工程は、1列目の1番目からn番目まで繰り返し行われる。その後、2列目以降を行うときは、図2に一点鎖線で示したごとく1列目の地盤埋設ボード1と所定距離N(例えば、1メートル)、2列目の地盤埋設ボード1と所定距離N、3列目の地盤埋設ボード1と所定距離Nを保つよう順に打設される。この場合は、全列の地盤埋設ボード1として、注入口13及び水圧計3を有した地盤埋設ボード1Aと、水圧計3を省略し注入口13だけを設けた地盤埋設ボード1Dとで構成することもある。
(地盤埋設ボードの利用方法2)図5の地盤埋設ボード1Bの利用方法2として、例えば、地滑り地の地質調査や圧密促進工法等の適用に際して行われる地盤の過剰間隙水圧の計測方法である。この利用方法(地盤間隙水圧の測定方法)では、図7に例示される打設機4と、供給リール7に巻かれた数十メートルのボード原材料10とが使用され、上記利用方法1に比べ、予備工程と、打設機4の位置決め工程と、ボード打設工程と、ボード切断工程と、計測準備工程と、間隙水圧を測定する水圧計測工程とを経る。
予備工程では、利用方法1に比べて供給リール7に巻かれたボード原材料10に対し水圧計13を施工現場で付設する。この操作は、図7(a)のごとくボード原材料10が打設管40の先端40aから所定長さだけ引き出された状態で、上記したように複数箇所に開口11bを形成し該開口11bから水圧計3の本体30が開口11bから長孔12に装着される。その後、ボード原材料10が図7(b)の初期位置まで巻き上げられると共に、打設管先端40aからの引出端にアンカ17が取り付けられる。なお、他の方法としては、ボード原材料10に対して予め地盤埋設ボート1Bに相当する複数部分、つまり地盤埋設ボード1Bの長さに対応した間隔で切断予定部を設け、切断予定部同士の間に上記した水圧計3を設けておくことも可能である。
打設機4の位置決め工程、ボード打設工程、ボード切断工程は利用方法1と同様である。また、計測準備工程では、図5に示されるごとく地盤埋設ボード1Bの一端側1aに対し専用の治具ないしはジョイント25Aが必要に応じて装着され、各水圧計3とデータロガー35の間が正常に作動制御されるよう調整される。水圧計測工程では、図9(a)に示されるごとく各水圧計3により地盤の間隙水圧を直に測定する。計測データないしは計測信号は、発信器33と受信機35aを介してデータロガー35に送られる。データロガー35は、例えば、各水圧計3により計測された地盤間隙水圧を深度毎に記録等することになる。
なお、以上の形態例や変形例は本発明を何ら制約するものではない。本発明は、各請求項で特定される技術要素を備えておればよく、細部は必要に応じて種々変更したり展開可能なものである。例えば、展開例としては次のような構成が挙げられる。
展開例1としては、地盤注入ボート及びガイド部材は非通水性で、かつ分解性の素材(例えば、特開2004−100443号公報に開示の素材構成)で形成し、使用後に地中のバクテリアなどによって分解されるようにする。これは、以上の地盤埋設ボード及びガイド部材は回収せず埋め殺しを前提としているためである。
展開例2としては地盤埋設ボードを形態例のごとく打設管で打設する場合、地盤埋設ボードが打設管の引抜きに連れられて上ってくる「共上り」が発生し易いため、特許第2768879号公報等に記載の構成によりそのような共上がりを監視することである。
展開例3としては、地盤埋設ボードを形態例のごとく垂直方向に打設する以外に、特願2014−141792号に記載や、特開2002−30646号に記載の構成により水平方向に打設することである。本発明は以上のような展開構成も含むものである。
1A(1)・・・地盤埋設ボード(1aは一端側、1bは他端側)
1B(1)・・・地盤埋設ボード(1aは一端側、1bは他端側)
1C(1)・・・地盤埋設ボード(1aは一端側、1bは他端側)
1D(1)・・・地盤埋設ボード(1aは一端側、1bは他端側)
2・・・・・・・ガイド部材(21は側壁、20は底壁)
2A・・・・・・ガイド部材(21は側壁、20は底壁)
3・・・・・・・水圧計(30は本体、31はケーブル、32はフイルタ)
4・・・・・・・打設機(40は打設管)
5・・・・・・・移動体
6・・・・・・・リーダ(6aはガイド手段)
7・・・・・・・供給リール
8・・・・・・・昇降手段(8aはローラ)
9・・・・・・・カッタ
10・・・・・・芯材
11・・・・・・シート材
12・・・・・・長孔
13・・・・・・注入口
25・・・・・・ジョイント
25A・・・・・ジョイント
33・・・・・・発信器
35・・・・・・データロガー
37・・・・・・注入材製造プラント
38・・・・・・ポンプ

Claims (7)

  1. プラスチック等の非通水性材料で形成された可撓性の細長い板状からなり、打設管内に挿入された態様で打設機により前記打設管と共に地中に打設され、前記打設管を引き抜くことで地中に埋設される地盤埋設ボードであって、
    前記地盤埋設ボードの板厚内に形成されて長手方向に延びた複数の長孔、及び前記複数の長孔のうち任意の長孔に対応し装着されて、所定深度における地盤の間隙水圧を測定する水圧計とを備えていることを特徴とする地盤埋設ボード。
  2. 請求項1において、前記水圧計に接続されて前記長孔に沿ってボード上端側へ引き出されたケーブルを有していることを特徴とする地盤埋設ボード。
  3. 請求項1又は2において、前記地盤埋設ボードの側面に設けられて前記複数の長孔のうち、前記水圧計を装着していない長孔に通じて該長孔に沿ってボード上端側より移送されてくる薬液等の注入材を外へ吐出可能にする注入口を有していることを特徴とする地盤埋設ボード。
  4. 請求項1又は2において、前記水圧計は前記地盤埋設ボードの上下方向ないしは板幅方向の異なる複数箇所に設けられていることを特徴とする地盤埋設ボード。
  5. 請求項3において、前記注入口は前記地盤埋設ボードの両側面又は片側面の複数箇所に設けられていることを特徴とする地盤埋設ボード。
  6. 請求項1、2、4の何れかに記載の地盤埋設ボードを前記打設管及び打設機を介して地中に埋設すると共に、上端を地表側に配置する打設工程と、
    前記水圧計で測定される計測データを地上側で受け取り可能にする準備工程と、
    前記水圧計により地盤の間隙水圧を測定する計測工程と
    を有していることを特徴とする地盤埋設ボードの利用方法。
  7. 請求項3又は5に記載の地盤埋設ボードを前記打設管及び打設機を介して地中に埋設すると共に、上端を地表側に配置する打設工程と、
    前記水圧計で測定される計測データを地上側で受け取り可能にすると共に、前記注入口が設けられている前記長孔に薬液等の注入材を供給可能にする準備工程と、
    前記水圧計により地盤の間隙水圧を測定する計測工程と、
    前記水圧計の測定値に応じて前記注入材の注入流量、又は/及び、注入圧力を制御する注入材吐出工程と
    を有していることを特徴とする地盤埋設ボードの利用方法。
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