JP2017025453A - 合成繊維用処理剤の水性液、合成繊維用処理剤のエマルション及び合成繊維の処理方法 - Google Patents
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Abstract
Description
工程1:エマルションの調製に用いる水を加温する工程。
工程2:工程1で得た水を用い合成繊維用処理剤のエマルションを調製する工程。
工程3:工程2で得たエマルションを静置する工程。
・実施例1{合成繊維処理剤の水性液(P−1)の調製}
平滑剤として表1記載のA−1を44部及びA−2を30部、ノニオン界面活性剤として表2記載のB−1を10部及びB−2を2部、制電剤として表3記載のC−1を14部、下記の方法により精製した水を10部、以上を均一に混合して、下記のICP発光分析法により求められる多価金属カチオンの合計濃度が0.3mg/kgである合成繊維処理剤の水性液(P−1)を調製した。
合成繊維処理剤の水性液(P−1)と同様にして、合成繊維処理剤の水性液(P−2)〜(P−12)、(R−2)及び(R−3)を調製した。
カルシウムイオンを185mg/kg、マグネシウムイオンを40mg/kg含む水を用いた以外は、合成繊維処理剤の水性液(P−1)と同様にして、前記のICP発光分析法により求められる多価金属カチオンの合計濃度が22.3mg/kgである合成繊維処理剤の水性液(R−1)を調製した。
合成繊維処理剤の水性液(R−1)と同様にして、合成繊維処理剤の水性液(R−6)〜(R−8)を調製した。
カルシウムイオンを36mg/kg、マグネシウムイオンを3mg/kg、鉄イオンを1mg/kg含む水を用いた以外は、合成繊維処理剤の水性液(P−1)と同様にして、前記のICP発光分析法により求められる多価金属カチオンの合計濃度が8.5mg/kgである合成繊維処理剤の水性液(R−4)を調製した。
カルシウムイオンを210mg/kg、マグネシウムイオンを44mg/kg、鉄イオンを4mg/kg含む水を用いた以外は、合成繊維処理剤の水性液(P−1)と同様にして、前記のICP発光分析法により求められる多価金属カチオンの合計濃度が42.0mg/kgである合成繊維処理剤の水性液(R−5)を調製した。
カルシウムイオンを40mg/kg、マグネシウムイオンを4mg/kg含む水を用いた以外は、合成繊維処理剤の水性液(P−1)と同様にして、前記のICP発光分析法により求められる多価金属カチオンの合計濃度が6.2mg/kgである合成繊維処理剤の水性液(R−9)を調製した。
前記で調製した各例の合成繊維用処理剤の水性液を、−5℃のインキュベーターにて1ヶ月保管し、保管前と保管後で、外観の変化を目視にて次の基準で評価した。以上で調製した各処理剤の内容及び製品低温安定性の結果を表4にまとめて示した。
×:外観が不均一となるかもしくは分離するため、実用上問題がある。
水(部):合成繊維用処理剤100質量部当たりの水の質量部
比較例9:添加剤としてキレート剤のエチレンジアミン4酢酸Naを1%用いた。
・実施例13
試験区分1で調製した合成繊維処理剤の水性液(P−1)を、この水性液(P−1)100部に対し水700部の割合で加えて希釈し、下記のICP発光分析法により求められる多価金属カチオンの合計濃度が0.2mg/kg、下記の溶存酸素測定方法により求められる溶存酸素濃度が5.0mg/Lであるエマルションを調製した。調製に用いた水は、合成繊維処理剤の水性液(P−1)で使用したものと同様の精製水を30℃に温調したものを使用した。
実施例13と同様にして、実施例14〜24の合成繊維処理剤のエマルションを調製した。
カルシウムイオンを12mg/kg、マグネシウムイオンを3mg/kg含む水を用いた以外は、実施例13と同様にして、前記のICP発光分析法により求められる多価金属カチオンの合計濃度が15.8mg/kg、前記の溶存酸素濃度測定法により求められる溶存酸素濃度が7.3mg/Lである合成繊維処理剤のエマルションを調製した。
調製に用いた精製水を5℃に温調したものを用いた以外は、実施例13と同様にして、比較例11及び12の合成繊維用処理剤のエマルションを調製した。
カルシウムイオンを26mg/kg、マグネシウムイオンを4mg/kg含む水を用いた以外は、実施例13と同様にして、前記のICP発光分析法により求められる多価金属カチオンの合計濃度が27.5mg/kg、前記の溶存酸素濃度測定法により求められる溶存酸素濃度が7.4mg/Lである合成繊維処理剤のエマルションを調製した。
比較例10と同様にして、比較例14〜16及び18の合成繊維処理剤のエマルションを調製した。
カルシウムイオンを12mg/kg、マグネシウムイオンを3mg/kg含み、5℃に温調した水を用いた以外は、実施例13と同様にして比較例17の合成繊維用処理剤のエマルションを調製した。
固有粘度0.64、酸化チタン含有量0.2%のポリエチレンテレフタラートを常法により乾燥した後、エクストルーダーを用いて295℃で紡糸し、口金から吐出して冷却固化した後の走行糸条に、前記した各例のエマルションを、計量ポンプを用いたガイド給油法により、合成繊維用処理剤としての付着量が1.0%となるよう付着させた後、ガイドで集束させ、表面速度5000m/分で表面温度90℃の第1コデットローラーと、表面速度5500m/分で表面温度150℃の第2コデットローラーとで延伸後、5500m/分の速度で巻き取り、83デシテックス36フィラメントの延伸糸を得た。
延伸糸を550000m製造したときの巻き取り直前に、毛羽計数装置(東レエンジニアリング社製の商品名DT−105)にて1時間当たりの毛羽数を測定し、以下の基準で評価した。
○:測定された毛羽数が1〜5個
×:測定された毛羽数が6個以上
前記の紡糸条件にて、30日間連続運転を行った後、第1ゴデットローラー及び第2ゴデットローラーの表面上のタールによる汚れ状況を目視にて観察し、以下の基準で評価した。
○:ゴデットローラー上のタール汚れが僅かに認められる
×:ゴデットローラー上のタール汚れが明らかに認められる
前記のゴデットローラー上のタール汚れを評価した後、ゴデットローラー洗浄剤を浸み込ませた布地でゴデットローラー表面を覆い、30分間放置した。放置後に布地を取り除き、別の布地でゴデットローラー上の付着タールを拭き取り、最後に水で洗浄した。この際のタール汚れの洗浄性について、以下の基準で評価した。
○:ゴデットローラー上のタール汚れの洗浄は可能であるが、少し手間がかかる
×:ゴデットローラー上のタール汚れの洗浄に非常に手間がかかり、実用上問題がある
前記の紡糸毛羽を評価した延伸糸を用い、筒編機で直径70mm、長さ1.2mの編地を作製した。作製した編地を、分散染料(日本化薬社製の商品名カヤロンポリエステルブルーEBL−E)を用い、高圧染色法により染色した。染色した編地を、常法に従い水洗、還元洗浄及び乾燥した後、直径70mm、長さ1mの鉄製の筒に装着して、編地表面の濃染部分の点数を肉眼で数え、以下の基準で染色斑を評価した。
○:濃染部分が1〜7点ある
×:濃染部分が8点以上ある
前記の紡糸毛羽を評価した延伸糸を用いて糸を巻き返し、糸量200gのチーズを得た。このチーズを20℃、相対湿度40%の雰囲気下に3日間調湿し、下記の条件で発生電気の測定と評価を行った。20℃、相対湿度40%の雰囲気下、チーズ20本をクリールスタンドに設置して糸を解舒し、ワッシャーテンサーを通した後、入角度及び出角度ともに10度になるように調整した直径2cmで長さ5cmの3本のアルミナピンに接触走行させ、200m/分の速度で巻き取った。この時、走行する20本のフィラメントから成るシートの静電気(発生電気)を、3番目のアルミナピンを出て20cmの位置にて、集電式電位測定器により測定した。測定値を下記の基準により評価した。結果を表5にまとめて示した。
○:発生電気が0.5kV以上2kV未満であって、制電性は良である
×:発生電気が2kV以上であって、制電性は不良である
工程1:エマルションの調製に用いる水を加温する工程。
工程2:工程1で得た水を用い合成繊維用処理剤のエマルションを調製する工程。
工程3:工程2で得たエマルションを静置する工程。
・実施例1{合成繊維処理剤の水性液(P−1)の調製}
平滑剤として表1記載のA−1を44部及びA−2を30部、ノニオン界面活性剤として表2記載のB−1を10部及びB−2を2部、制電剤として表3記載のC−1を14部、下記の方法により精製した水を10部、以上を均一に混合して、下記のICP発光分析法により求められるカルシウムイオンとマグネシウムイオンの合計濃度が0.3mg/kgである合成繊維処理剤の水性液(P−1)を調製した。
合成繊維処理剤の水性液(P−1)と同様にして、合成繊維処理剤の水性液(P−2)〜(P−12)、(R−2)及び(R−3)を調製した。
カルシウムイオンを185mg/kg、マグネシウムイオンを40mg/kg含む水を用いた以外は、合成繊維処理剤の水性液(P−1)と同様にして、前記のICP発光分析法により求められるカルシウムイオンとマグネシウムイオンの合計濃度が22.3mg/kgである合成繊維処理剤の水性液(R−1)を調製した。
合成繊維処理剤の水性液(R−1)と同様にして、合成繊維処理剤の水性液(R−6)〜(R−8)を調製した。
カルシウムイオンを36mg/kg、マグネシウムイオンを3mg/kg、鉄イオンを1mg/kg含む水を用いた以外は、合成繊維処理剤の水性液(P−1)と同様にして、前記のICP発光分析法により求められるカルシウムイオンとマグネシウムイオンの合計濃度が8.5mg/kgである合成繊維処理剤の水性液(R−4)を調製した。
カルシウムイオンを210mg/kg、マグネシウムイオンを44mg/kg、鉄イオンを4mg/kg含む水を用いた以外は、合成繊維処理剤の水性液(P−1)と同様にして、前記のICP発光分析法により求められるカルシウムイオンとマグネシウムイオンの合計濃度が42.0mg/kgである合成繊維処理剤の水性液(R−5)を調製した。
カルシウムイオンを40mg/kg、マグネシウムイオンを4mg/kg含む水を用いた以外は、合成繊維処理剤の水性液(P−1)と同様にして、前記のICP発光分析法により求められるカルシウムイオンとマグネシウムイオンの合計濃度が6.2mg/kgである合成繊維処理剤の水性液(R−9)を調製した。
前記で調製した各例の合成繊維用処理剤の水性液を、−5℃のインキュベーターにて1ヶ月保管し、保管前と保管後で、外観の変化を目視にて次の基準で評価した。以上で調製した各処理剤の内容及び製品低温安定性の結果を表4にまとめて示した。
×:外観が不均一となるかもしくは分離するため、実用上問題がある。
水(部):合成繊維用処理剤100質量部当たりの水の質量部
比較例9:添加剤としてキレート剤のエチレンジアミン4酢酸Naを1%用いた。
・実施例13
試験区分1で調製した合成繊維処理剤の水性液(P−1)を、この水性液(P−1)100部に対し水700部の割合で加えて希釈し、下記のICP発光分析法により求められるカルシウムイオンとマグネシウムイオンの合計濃度が0.2mg/kg、下記の溶存酸素測定方法により求められる溶存酸素濃度が5.0mg/Lであるエマルションを調製した。調製に用いた水は、合成繊維処理剤の水性液(P−1)で使用したものと同様の精製水を30℃に温調したものを使用した。
実施例13と同様にして、実施例又は参考例14〜24の合成繊維処理剤のエマルションを調製した。
カルシウムイオンを12mg/kg、マグネシウムイオンを3mg/kg含む水を用いた以外は、実施例13と同様にして、前記のICP発光分析法により求められるカルシウムイオンとマグネシウムイオンの合計濃度が15.8mg/kg、前記の溶存酸素濃度測定法により求められる溶存酸素濃度が7.3mg/Lである合成繊維処理剤のエマルションを調製した。
調製に用いた精製水を5℃に温調したものを用いた以外は、実施例13と同様にして、比較例11及び12の合成繊維用処理剤のエマルションを調製した。
カルシウムイオンを26mg/kg、マグネシウムイオンを4mg/kg含む水を用いた以外は、実施例13と同様にして、前記のICP発光分析法により求められるカルシウムイオンとマグネシウムイオンの合計濃度が27.5mg/kg、前記の溶存酸素濃度測定法により求められる溶存酸素濃度が7.4mg/Lである合成繊維処理剤のエマルションを調製した。
比較例10と同様にして、比較例14〜16及び18の合成繊維処理剤のエマルションを調製した。
カルシウムイオンを12mg/kg、マグネシウムイオンを3mg/kg含み、5℃に温調した水を用いた以外は、実施例13と同様にして比較例17の合成繊維用処理剤のエマルションを調製した。
固有粘度0.64、酸化チタン含有量0.2%のポリエチレンテレフタラートを常法により乾燥した後、エクストルーダーを用いて295℃で紡糸し、口金から吐出して冷却固化した後の走行糸条に、前記した各例のエマルションを、計量ポンプを用いたガイド給油法により、合成繊維用処理剤としての付着量が1.0%となるよう付着させた後、ガイドで集束させ、表面速度5000m/分で表面温度90℃の第1コデットローラーと、表面速度5500m/分で表面温度150℃の第2コデットローラーとで延伸後、5500m/分の速度で巻き取り、83デシテックス36フィラメントの延伸糸を得た。
延伸糸を550000m製造したときの巻き取り直前に、毛羽計数装置(東レエンジニアリング社製の商品名DT−105)にて1時間当たりの毛羽数を測定し、以下の基準で評価した。
○:測定された毛羽数が1〜5個
×:測定された毛羽数が6個以上
前記の紡糸条件にて、30日間連続運転を行った後、第1ゴデットローラー及び第2ゴデットローラーの表面上のタールによる汚れ状況を目視にて観察し、以下の基準で評価した。
○:ゴデットローラー上のタール汚れが僅かに認められる
×:ゴデットローラー上のタール汚れが明らかに認められる
前記のゴデットローラー上のタール汚れを評価した後、ゴデットローラー洗浄剤を浸み込ませた布地でゴデットローラー表面を覆い、30分間放置した。放置後に布地を取り除き、別の布地でゴデットローラー上の付着タールを拭き取り、最後に水で洗浄した。この際のタール汚れの洗浄性について、以下の基準で評価した。
○:ゴデットローラー上のタール汚れの洗浄は可能であるが、少し手間がかかる
×:ゴデットローラー上のタール汚れの洗浄に非常に手間がかかり、実用上問題がある
前記の紡糸毛羽を評価した延伸糸を用い、筒編機で直径70mm、長さ1.2mの編地を作製した。作製した編地を、分散染料(日本化薬社製の商品名カヤロンポリエステルブルーEBL−E)を用い、高圧染色法により染色した。染色した編地を、常法に従い水洗、還元洗浄及び乾燥した後、直径70mm、長さ1mの鉄製の筒に装着して、編地表面の濃染部分の点数を肉眼で数え、以下の基準で染色斑を評価した。
○:濃染部分が1〜7点ある
×:濃染部分が8点以上ある
前記の紡糸毛羽を評価した延伸糸を用いて糸を巻き返し、糸量200gのチーズを得た。このチーズを20℃、相対湿度40%の雰囲気下に3日間調湿し、下記の条件で発生電気の測定と評価を行った。20℃、相対湿度40%の雰囲気下、チーズ20本をクリールスタンドに設置して糸を解舒し、ワッシャーテンサーを通した後、入角度及び出角度ともに10度になるように調整した直径2cmで長さ5cmの3本のアルミナピンに接触走行させ、200m/分の速度で巻き取った。この時、走行する20本のフィラメントから成るシートの静電気(発生電気)を、3番目のアルミナピンを出て20cmの位置にて、集電式電位測定器により測定した。測定値を下記の基準により評価した。結果を表5にまとめて示した。
○:発生電気が0.5kV以上2kV未満であって、制電性は良である
×:発生電気が2kV以上であって、制電性は不良である
工程1:エマルションの調製に用いる水を加温する工程。
工程2:工程1で得た水を用い合成繊維用処理剤のエマルションを調製する工程。
工程3:工程2で得たエマルションを静置する工程。
・実施例1{合成繊維処理剤の水性液(P−1)の調製}
平滑剤として表1記載のA−1を44部及びA−2を30部、ノニオン界面活性剤として表2記載のB−1を10部及びB−2を2部、制電剤として表3記載のC−1を14部、下記の方法により精製した水を10部、以上を均一に混合して、下記のICP発光分析法により求められるカルシウムイオンとマグネシウムイオンの合計濃度が0.3mg/kgである合成繊維処理剤の水性液(P−1)を調製した。
合成繊維処理剤の水性液(P−1)と同様にして、合成繊維処理剤の水性液(P−2)〜(P−12)、(R−2)及び(R−3)を調製した。
カルシウムイオンを185mg/kg、マグネシウムイオンを40mg/kg含む水を用いた以外は、合成繊維処理剤の水性液(P−1)と同様にして、前記のICP発光分析法により求められるカルシウムイオンとマグネシウムイオンの合計濃度が22.3mg/kgである合成繊維処理剤の水性液(R−1)を調製した。
合成繊維処理剤の水性液(R−1)と同様にして、合成繊維処理剤の水性液(R−6)〜(R−8)を調製した。
カルシウムイオンを36mg/kg、マグネシウムイオンを3mg/kg、鉄イオンを1mg/kg含む水を用いた以外は、合成繊維処理剤の水性液(P−1)と同様にして、前記のICP発光分析法により求められるカルシウムイオンとマグネシウムイオンの合計濃度が8.5mg/kgである合成繊維処理剤の水性液(R−4)を調製した。
カルシウムイオンを210mg/kg、マグネシウムイオンを44mg/kg、鉄イオンを4mg/kg含む水を用いた以外は、合成繊維処理剤の水性液(P−1)と同様にして、前記のICP発光分析法により求められるカルシウムイオンとマグネシウムイオンの合計濃度が42.0mg/kgである合成繊維処理剤の水性液(R−5)を調製した。
カルシウムイオンを40mg/kg、マグネシウムイオンを4mg/kg含む水を用いた以外は、合成繊維処理剤の水性液(P−1)と同様にして、前記のICP発光分析法により求められるカルシウムイオンとマグネシウムイオンの合計濃度が6.2mg/kgである合成繊維処理剤の水性液(R−9)を調製した。
前記で調製した各例の合成繊維用処理剤の水性液を、−5℃のインキュベーターにて1ヶ月保管し、保管前と保管後で、外観の変化を目視にて次の基準で評価した。以上で調製した各処理剤の内容及び製品低温安定性の結果を表4にまとめて示した。
×:外観が不均一となるかもしくは分離するため、実用上問題がある。
水(部):合成繊維用処理剤100質量部当たりの水の質量部
比較例9:添加剤としてキレート剤のエチレンジアミン4酢酸Naを1%用いた。
・実施例13
試験区分1で調製した合成繊維処理剤の水性液(P−1)を、この水性液(P−1)100部に対し水700部の割合で加えて希釈し、下記のICP発光分析法により求められるカルシウムイオンとマグネシウムイオンの合計濃度が0.2mg/kg、下記の溶存酸素測定方法により求められる溶存酸素濃度が5.0mg/Lであるエマルションを調製した。調製に用いた水は、合成繊維処理剤の水性液(P−1)で使用したものと同様の精製水を30℃に温調したものを使用した。
実施例13と同様にして、実施例又は参考例14〜24の合成繊維処理剤のエマルションを調製した。
カルシウムイオンを12mg/kg、マグネシウムイオンを3mg/kg含む水を用いた以外は、実施例13と同様にして、前記のICP発光分析法により求められるカルシウムイオンとマグネシウムイオンの合計濃度が15.8mg/kg、前記の溶存酸素濃度測定法により求められる溶存酸素濃度が7.3mg/Lである合成繊維処理剤のエマルションを調製した。
調製に用いた精製水を5℃に温調したものを用いた以外は、実施例13と同様にして、比較例11及び12の合成繊維用処理剤のエマルションを調製した。
カルシウムイオンを26mg/kg、マグネシウムイオンを4mg/kg含む水を用いた以外は、実施例13と同様にして、前記のICP発光分析法により求められるカルシウムイオンとマグネシウムイオンの合計濃度が27.5mg/kg、前記の溶存酸素濃度測定法により求められる溶存酸素濃度が7.4mg/Lである合成繊維処理剤のエマルションを調製した。
比較例10と同様にして、比較例14〜16及び18の合成繊維処理剤のエマルションを調製した。
カルシウムイオンを12mg/kg、マグネシウムイオンを3mg/kg含み、5℃に温調した水を用いた以外は、実施例13と同様にして比較例17の合成繊維用処理剤のエマルションを調製した。
固有粘度0.64、酸化チタン含有量0.2%のポリエチレンテレフタラートを常法により乾燥した後、エクストルーダーを用いて295℃で紡糸し、口金から吐出して冷却固化した後の走行糸条に、前記した各例のエマルションを、計量ポンプを用いたガイド給油法により、合成繊維用処理剤としての付着量が1.0%となるよう付着させた後、ガイドで集束させ、表面速度5000m/分で表面温度90℃の第1コデットローラーと、表面速度5500m/分で表面温度150℃の第2コデットローラーとで延伸後、5500m/分の速度で巻き取り、83デシテックス36フィラメントの延伸糸を得た。
延伸糸を550000m製造したときの巻き取り直前に、毛羽計数装置(東レエンジニアリング社製の商品名DT−105)にて1時間当たりの毛羽数を測定し、以下の基準で評価した。
○:測定された毛羽数が1〜5個
×:測定された毛羽数が6個以上
前記の紡糸条件にて、30日間連続運転を行った後、第1ゴデットローラー及び第2ゴデットローラーの表面上のタールによる汚れ状況を目視にて観察し、以下の基準で評価した。
○:ゴデットローラー上のタール汚れが僅かに認められる
×:ゴデットローラー上のタール汚れが明らかに認められる
前記のゴデットローラー上のタール汚れを評価した後、ゴデットローラー洗浄剤を浸み込ませた布地でゴデットローラー表面を覆い、30分間放置した。放置後に布地を取り除き、別の布地でゴデットローラー上の付着タールを拭き取り、最後に水で洗浄した。この際のタール汚れの洗浄性について、以下の基準で評価した。
○:ゴデットローラー上のタール汚れの洗浄は可能であるが、少し手間がかかる
×:ゴデットローラー上のタール汚れの洗浄に非常に手間がかかり、実用上問題がある
前記の紡糸毛羽を評価した延伸糸を用い、筒編機で直径70mm、長さ1.2mの編地を作製した。作製した編地を、分散染料(日本化薬社製の商品名カヤロンポリエステルブルーEBL−E)を用い、高圧染色法により染色した。染色した編地を、常法に従い水洗、還元洗浄及び乾燥した後、直径70mm、長さ1mの鉄製の筒に装着して、編地表面の濃染部分の点数を肉眼で数え、以下の基準で染色斑を評価した。
○:濃染部分が1〜7点ある
×:濃染部分が8点以上ある
前記の紡糸毛羽を評価した延伸糸を用いて糸を巻き返し、糸量200gのチーズを得た。このチーズを20℃、相対湿度40%の雰囲気下に3日間調湿し、下記の条件で発生電気の測定と評価を行った。20℃、相対湿度40%の雰囲気下、チーズ20本をクリールスタンドに設置して糸を解舒し、ワッシャーテンサーを通した後、入角度及び出角度ともに10度になるように調整した直径2cmで長さ5cmの3本のアルミナピンに接触走行させ、200m/分の速度で巻き取った。この時、走行する20本のフィラメントから成るシートの静電気(発生電気)を、3番目のアルミナピンを出て20cmの位置にて、集電式電位測定器により測定した。測定値を下記の基準により評価した。結果を表5にまとめて示した。
○:発生電気が0.5kV以上2kV未満であって、制電性は良である
×:発生電気が2kV以上であって、制電性は不良である
Claims (12)
- 下記の平滑剤を20〜85質量%、下記のノニオン界面活性剤を5〜70質量%及び下記の制電剤を1〜20質量%(合計100質量%)の割合で含有する合成繊維用処理剤と水とから成る合成繊維用処理剤の水性液であって、合成繊維用処理剤100質量部に対し水を3〜20質量部の割合で含有し、且つ下記のICP発光分析法により求められる多価金属イオンの合計濃度が1mg/kg以下であることを特徴とする合成繊維用処理剤の水性液。
平滑剤:流動パラフィンオイル及び/又はエステル化合物
ノニオン界面活性剤:分子中にポリオキシアルキレン基を有するエーテル型ノニオン界面活性剤
制電剤:有機脂肪酸塩、有機リン酸エステル塩、有機スルホン酸塩、有機サルフェート塩、有機第四級アンモニウム塩、有機アミンオキサイド、有機アラニン化合物及び有機ベタイン化合物から選ばれる少なくとも一つ - 多価金属イオンが、カルシウムイオン及び/又はマグネシウムイオンである請求項1記載の合成繊維用処理剤の水性液。
- 多価金属イオンの合計濃度が、0.5mg/kg以下である請求項1又は2記載の合成繊維用処理剤の水性液。
- 平滑剤が、30℃の動粘度が1〜500mm2/sの流動パラフィンオイルを含有するものである請求項1〜3のいずれか一つの項記載の合成繊維用処理剤の水性液。
- 平滑剤が、30℃の動粘度が1〜200mm2/sの流動パラフィンオイルを含有するものである請求項1〜3のいずれか一つの項記載の合成繊維用処理剤の水性液。
- 平滑剤が、炭素数10〜100のエステル化合物を含有するものである請求項1〜5のいずれか一つの項記載の合成繊維用処理剤の水性液。
- 平滑剤が、炭素数20〜70のエステル化合物を含有するものである請求項1〜5のいずれか一つの項記載の合成繊維用処理剤の水性液。
- 合成繊維用処理剤が、平滑剤を30〜75質量%、ノニオン界面活性剤を10〜60質量%及び制電剤を2〜15質量%(合計100質量%)の割合で含有して成るものである請求項1〜7のいずれか一つの項記載の合成繊維用処理剤の水性液。
- 合成繊維用処理剤100質量部に対し、水を5〜15質量部の割合で含有して成る請求項1〜8のいずれか一つの項記載の合成繊維用処理剤の水性液。
- 請求項1〜9のいずれか一つの項記載の合成繊維用処理剤の水性液を更に水で希釈して調製した合成繊維用処理剤の水性液のエマルションであって、合成繊維用処理剤100質量部に対し水を200〜5000質量部の割合で含有し、ICP発光分析法により求められる多価金属イオンの合計濃度が1mg/kg以下であり、且つエマルション中の溶存酸素濃度が10mg/L以下であることを特徴とする合成繊維用処理剤のエマルション。
- 請求項10記載の合成繊維用処理剤のエマルションを合成繊維に対し合成繊維用処理剤として0.1〜3質量%となるよう付着させることを特徴とする合成繊維の処理方法。
- 請求項11記載の合成繊維の処理方法で得られることを特徴とする合成繊維。
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