JP2017022826A - 電気機器の高所取付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高所作業車を使用することなく、少ない作業者で重い電気機器を電柱の上部に安全に、且つ、容易に設置することができる電気機器の高所取付装置を提供すること。【解決手段】電柱Aの下部に取り付けられるウィンチ1と、それぞれ電柱Aの上部に取り付けられる吊上げ装置2、アーム支持装置3及び可動アーム装置4と、ウィンチ1と吊上げ装置2の吊上げ滑車13又は可動アーム装置4の上部滑車25を介して電柱Aの上部と地上を連絡するワイヤー5とを備え、アーム支持装置3は上面が開口した支持筒19を有し、可動アーム装置4は、支持筒19に中心軸を回転中心として回動可能に挿入される支柱23、及び、支柱23から側方へ張り出すアーム24を有し、アーム24の先端部に上部滑車25を設ける。【選択図】図5

Description

本発明は、電柱の上部等の高所に高圧気中開閉器(PAS)等の電気機器を設置するのに用いる電気機器の高所取付装置に関する。
電柱の高さは約10m〜12mあり、電柱の上部に電気機器を設置する作業には危険が伴う。特に、高圧気中開閉器(PAS)の重量は60kg程もあるので、人力で電柱の上部まで運び上げて設置するのは非常に難しい。
そこで、電柱の上部に電気機器を設置するには、通常、高所作業車を用いる。
例えば、特許文献1には、伸長可能なブームの先端部に連結されるサブアームと、サブアームに着脱可能に設けられる昇降部と、昇降部をサブアームに沿って昇降させるウィンチと、昇降部と連結可能で、設備機器を載置可能なリフト台とを備えた高所作業車が記載されている。
また、特許文献2には、電柱に固定する電柱取付用アームに開閉器とワンタッチ式バンドを組み付けておき、この電柱取付用アームの自由端を高所作業車のサブアームに装着したアームアダプターで把持し、サブアームを上昇させて、ワンタッチ式バンドを電柱に固定してから、電柱取付用アームの自由端をアームアダプターから引き抜いて取り外す架空配電線路の開閉器取付工法が開示されている。
しかし、高所作業車が進入できない場所や、高所作業車を安定して設置できない場所も多く、このような場所では上記従来の装置や工法を採用することができず、人力で設置作業を行なわざるを得なかった。
特開2015−19482号公報 特開2002−199567号公報
本発明が解決しようとする課題は、高所作業車を使用することなく、少ない作業者で重い電気機器を電柱の上部に安全に、且つ、容易に設置することができる電気機器の高所取付装置を提供することにある。
本発明は、電柱の上部に電気機器を設置するのに用いる電気機器の高所取付装置に関し、電柱の下部に着脱可能に取り付けられるウィンチと、前記電柱の上部に着脱可能に取り付けられ、吊上げ滑車を有する吊上げ装置と、前記電柱の上部に着脱可能に取り付けられるアーム支持装置と、該アーム支持装置に着脱可能に取り付けられ、上部滑車を有する可動アーム装置と、前記ウィンチと前記吊上げ装置の吊上げ滑車又は可動アーム装置の上部滑車を介して前記電柱の上部と地上を連絡するワイヤーとを備え、前記アーム支持装置は上面が開口した支持筒を有し、前記可動アーム装置は、前記支持筒に中心軸を回転中心として回動可能に挿入される支柱、及び、該支柱から側方へ張り出すアームを有し、前記アームの先端部に前記上部滑車を設け、前記ワイヤーを前記吊上げ滑車に掛けて前記ウィンチで巻き上げることにより、前記アーム支持装置及び可動アーム装置を地上から電柱の上部へ吊り上げ可能であり、前記ワイヤーを前記上部滑車に掛けて前記ウィンチで巻き上げることにより、前記電気機器を地上から電柱の上部へ吊り上げ可能である。
前記支持筒の底面中心部に逆円錐形の軸受凹部を形成し、前記支柱の底面中心部に逆円錐形の回転軸を設け、該回転軸を前記軸受凹部に回動自在に係合するとよい。
前記アームの長さを調節可能とするのが望ましい。
前記吊上げ滑車及び上部滑車の外周面に臨んで、上部ワイヤー外れ防止蓋を開閉可能に設けるとよい。
前記電柱の中間部に着脱可能に取り付けられ、前記ワイヤーをガイドする中間滑車を設け、前記中間滑車の外周面に臨んで、中間部ワイヤー外れ防止蓋を開閉可能に設けることが望ましい。
本発明によれば、軽量な吊上げ装置を電柱の上部に設置しておけば、この吊上げ装置とウィンチによってアーム支持装置及び可動アーム装置を電柱の上部へ吊り上げ、吊上げた可動アーム装置とウィンチを用いて重い電気機器を吊上げることができ、さらに、電気機器を設置した後は、吊上げ装置とウィンチを用いてアーム支持装置及び可動アーム装置を地上に降ろすことができるので、高所作業車を用いなくても、重い電気機器を簡単に電柱の上部に設置することが可能である。
また、電気機器を連結したワイヤーを支持する上部滑車は、電柱から離れた周囲を回転するので、可動アーム装置の取付位置に対して様々な方向へ張り出した腕金に電気機器を容易に、且つ、安全に取り付けることができる。
請求項2に係る発明によれば、可動アーム装置がスムーズに安定して回転する。
請求項3に係る発明によれば、電柱から張り出す異なる長さの腕金に電気機器を設置し易い。
請求項4に係る発明によれば、ワイヤーが不意に吊上げ滑車及び上部滑車から外れにくく、作業の安全性が高まる。
請求項5に係る発明によれば、中間滑車によってワイヤーを作業し易い安定した軌道に沿って移動させることができ、ワイヤーが中間滑車から外れることもない。
本発明の実施例に係る電柱の電気機器設置工程の第1段階における側面図である。 本発明の実施例に係る電柱の電気機器設置工程の第2段階における側面図である。 本発明の実施例に係る電柱の電気機器設置工程の第3段階における側面図である。 本発明の実施例に係る電柱の電気機器設置工程の第4段階における側面図である。 本発明の実施例に係る電柱の電気機器設置工程の第5段階における側面図である。 本発明の実施例に係るウィンチ、締め付けバンド及びウィンチ固定板の斜視図である。 本発明の実施例に係る吊上げ装置の側面図である。 本発明の実施例に係る吊上げ装置の平面図である。 本発明の実施例に係るアーム支持装置の側面図である。 本発明の実施例に係る支持筒の断面図である。 本発明の実施例に係る可動アーム装置の側面図である。 本発明の実施例に係るアーム支持装置及び支持筒の一部を破断した側面図である。 本発明の実施例に係る中間滑車の平面図である。 本発明の他の実施例に係る締め付けバンド、補助枠及びウィンチ固定板の斜視図である。 本発明の他の実施例に係る補助枠の斜視図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
この実施例は、図5に示すように、電柱Aの上部に水平方向へ延びるよう設けた腕金Bに、高圧気中開閉器Cより成る電気機器を設置するのに用いる高所取付装置に関し、図4に示すように、ウィンチ1と、吊上げ装置2と、アーム支持装置3と、可動アーム装置4と、ワイヤー5と、中間滑車6とを備える。
ウィンチ1は、ワイヤー5を巻き付けるためのドラム7を有し、ドラム7に連結されたハンドル8を手で回すことによりワイヤー5の巻き取り・巻き戻しを行うものであり、2本の締め付けバンド9によって電柱Aの下部に着脱可能に取り付けられる。
図6に示すように、締め付けバンド9には長手方向に適宜間隔をおいて多数のボルト挿通孔9aが穿設され、締め付けバンド9の一端部外面にナット10aが固定されている。そして、いずれかのボルト挿通孔9aに係止したフック付きボルト10bをナット10aに螺合することにより、締め付けバンド9を所望の直径の円環状に形成することができる。また、2本の締め付けバンド9は、ウィンチ固定板11の裏面上下端部に摺動可能に取り付けられ、ウィンチ固定板11の表面にウィンチ1がボルトで固定される。
吊上げ装置2は、図7及び図8に示すように、縦管12、縦管12の上端部に設けられた吊上げ滑車13、縦管12の下部の上下に間隔をおいた位置からそれぞれ側方へ張り出した二つのブラケット14、及び、ブラケット14の先端部にそれぞれ取り付けられた締め付けバンド15を備える。
縦管12は、1500mm〜1800mm程度の高さを有する角パイプより成り、その両側面上端部に左右一対の平行な支持板16を対向するよう突設し、支持板16の間にそれぞれ吊上げ滑車13を回転自在に架設してある。また、支持板16の先端間には、吊上げ滑車13の外周面に臨んで、上部ワイヤー外れ防止蓋17を開閉可能に設けてある。
締め付けバンド15は、一対の半円バンド15aを開閉可能に連結してなり、半円バンド15aの両端部にねじ込んだ締め付けネジ18を締め込むことにより、締め付けバンド15の直径を小さくできるようになっている。
そして、ブラケット14を電柱Aに当接し、締め付けバンド15を電柱Aの上部外周囲に巻き付けることにより、吊上げ装置2は電柱Aに、縦管12が電柱Aと平行に上方へ延びるよう着脱可能に取り付けられる。また、締め付けバンド15と縦管12との間にブラケット14を介したことにより、縦管12は、障害物を避けて電柱Aからやや離れた位置に立設される。
アーム支持装置3は、図9に示すように、電柱Aの上部に、電柱Aと平行に取り付けられる断面円形の支持筒19と、支持筒19の上下部にそれぞれ取り付けられた締め付けバンド20とから成る。
支持筒19の長さは500mm〜600mmであって、図10に示すように、支持筒19の上面は開口しており、支持筒19の底面中心部には逆円錐形の軸受凹部21が形成されている。
締め付けバンド20は、吊上げ装置2の締め付けバンド15と同様の構造を有し、同じ構造の固定用バンド22によって支持筒19の外周に取り付けられている。そして、締め付けバンド20を電柱Aの上部外周囲に巻き付けることにより、アーム支持装置3は電柱の上部に着脱可能に取り付けられる。
可動アーム装置4は、図11に示すように、支柱23、アーム24、上部滑車25、及び、ガイド滑車26を備える。
支柱23は、長さが1200mm〜1400mmで、アーム支持装置3の支持筒19の内径よりやや小さい外径を有する断面円形のパイプより成り、支持筒19に中心軸を回転中心として回動可能に挿入される。また、支持筒19の上端部及び下端部に相当する位置において、支柱23の外周面には回転用リング28が固定されている。回転用リング28の外径は支持筒19の内径より僅かに小さく形成される。
また、支柱23の底面中心部には逆円錐形の回転軸27が設けられ、この回転軸27が支持筒19の軸受凹部21に回動自在に係合される(図12)。
このように、支柱23の外周面に回転用リング28を固定し、支柱23の回転軸27を支持筒19の軸受凹部21に係合したことによって、支柱23が支持筒19内で大きな抵抗を受けることなく、しかも、ガタつかずにスムーズに回転する。
アーム24は、支柱23の上部から側方へ張り出した外パイプ29と、外パイプ29の先端面から内部に摺動・固定自在に嵌合された内パイプ30とから成り、内パイプ30を摺動させることにより650mm〜850mmの範囲で長さを調節することができる。
支柱23と外パイプ29の接合角部はコーナー補強板34で補強する。
内パイプ30の先端部上面には、2枚の平行な支持板16’を対向して立設し、支持板16’の間に上部滑車25を回転自在に架設してある。また、支持板16’の上端間には、上部滑車25の外周面に臨んで、上部ワイヤー外れ防止蓋17’が開閉可能に設けられる。
ガイド滑車26は、支柱23の上端面、及び、支柱23の上部において、アーム24の張り出し方向と逆側の側面にそれぞれ設置される。ガイド滑車26の取付構造は、上部滑車25及び吊上げ滑車13の取付構造と同じである。
図13に示すように、中間滑車6は、電柱Aの中間部に着脱可能に取り付けるための締め付けバンド31を備える。締め付けバンド31は、ウィンチ1を取り付けるための締め付けバンド9と同様の構造を有し、固定枠32の裏面に設けられる。
固定枠32の表面には左右一対の支持板16”が対向して突設され、支持板16”の間に中間滑車6が回転自在に架設される。また、支持板16”の先端間には、中間滑車6の外周面に臨んで、中間部ワイヤー外れ防止蓋17”が開閉可能に設けられる。なお、固定枠32及び支持板16”の奥行寸法は、中間滑車6が障害物を避けて電柱Aから離れた位置に配置されるように、それぞれ70〜100mm,90〜100mmとするのが望ましい。
ウィンチ1に巻き付けられたワイヤー5は、図2及び図4に示すように、上方に延びて中間滑車6に係合し、さらに上方に延びて、吊上げ装置2の吊上げ滑車13、又は、可動アーム装置4のガイド滑車26及び上部滑車25に係合してから下方に延びて、電柱Aの上部と地上を連絡する。
以下に、この高所取付装置を用いて高圧気中開閉器Cを電柱Aの腕金Bに設置する手順について説明する。
まず、図1に示すように、電柱Aの下部にウィンチ1を取り付け、電柱Aの中間部においてウィンチ1と同じ側に中間滑車6を取り付け、電柱Aの上部に吊上げ装置2を設置する。そして、ウィンチ1に巻き付けたワイヤー5を、中間滑車6の外側面を通して吊上げ装置2の両側の吊上げ滑車13に上方から架け渡し、さらに地上に向かって延ばす。このようにワイヤー5を上方から吊上げ滑車13に架け廻すことにより、ワイヤー5の廻り幅を広くし、ワイヤー5が障害物に当たらないようにする。
なお、ウィンチ1は、ワイヤー5による吊上げ作業中に万が一落下事故が発生しても、ウィンチ1を操作する作業員に危険が及ばないように、電柱Aの吊上げ側と逆側に取り付ける。
また、吊上げ装置2は、作業員が電柱Aの上まで運び上げ、縦管12が電柱Aの上端よりも上方へ延びるように取り付ける。
次に、ワイヤー6の先端にアーム支持装置3を連結してウィンチ1のハンドル8を操作し、図2に示すように、アーム支持装置3を電柱Aの上部に吊り上げて取り付ける。
次いで、再度、ワイヤー6を巻き戻し、地上でワイヤー6の先端に可動アーム装置4を連結し、図3に示すように、可動アーム装置4を電柱Aの上部に吊り上げてアーム支持装置3に嵌め込む。可動アーム装置4のアーム24の長さは、高圧気中開閉器Cを設置しようとする腕金Bの長さ等に応じて予め調節しておく。
その後、図4に示すように、ワイヤー6を吊上げ滑車13から外して、可動アーム装置4のガイド滑車26及び上部滑車25に順次架け渡す。この場合も、ワイヤー5は上方からガイド滑車26及び上部滑車25に架け廻す。そして、巻き戻したワイヤー6の先端に高圧気中開閉器Cを連結して吊り上げる。
この時、可動アーム装置4を水平方向に回転させて、アーム24の張り出し方向を腕金Bの位置に合わせて調整しておく。
さらに、図5に示すように、電柱Aの上部に吊上げた高圧気中開閉器Cを腕金Bに取り付ける。
高圧気中開閉器Cの設置が終了したら、再度、ワイヤー6を可動アーム装置4のガイド滑車26及び上部滑車25から吊上げ装置2の吊上げ滑車13に掛け替えて、電柱Aから外した可動アーム装置4とアーム支持装置3を順次地上へ吊り降ろす。
次いで、作業員が吊上げ装置2を電柱Aから外して地上へ運びおろし、中間滑車6及びウィンチ1を電柱Aから取り外す。
図14に示すように、ウィンチ固定板11’を断面溝形として、先端が電柱Aに当接する脚板33を裏面両側に設けると、電柱Aの下部に立上電線管等の障害物が設けられている場合に、障害物を避けてウィンチ1を電柱Aの外面から離れた位置へ取り付けることができる。
また、電柱Aの下部の複数個所に障害物がある場合は、電柱Aと締め付けバンド9との間に一つあるいは複数の補助枠35を介在しても良い。
補助枠35は、図15に示すように、角筒体36の外側面上下部にそれぞれバンド係止クリップ37を設けて成る。角筒体36は、ウィンチ固定板11’とほぼ同じ上下寸法を有し、バンド係止クリップ37は下方に向けて開口した断面逆U字状の金具である。
この補助枠35を、障害物が設けられている部分に隣接して、電柱Aと締め付けバンド9との間に配置し、角筒体36の内側面を電柱Aに当て付け、上下の締め付けバンド9をバンド係止クリップ37に係止することにより、締め付けバンド9を電柱Aから浮かした状態で締め付けることができる。
本発明の高所取付装置の具体的な構造は上記実施例に限定されない。
例えば、ウィンチ、中間滑車、吊上げ装置、或いは、アーム支持装置を電柱に取り付けるための締め付けバンドは、電柱の周囲を緩まないように締め付けるものであればよい。
また、可動アーム装置の上部滑車はアームの先端部下面に設置することもでき、この場合、ガイド滑車の位置も上部滑車の位置に合わせて適宜変更する。
なお、高所作業車を使用できる状況であれば、高所作業車のブームの先端に可動アーム装置4を設置すると共に、可動アーム装置4にウィンチ1を取り付ける。そして、ブームの先端と共に可動アーム装置4及びウィンチ1を上昇させ、高所作業車のバケットに乗った作業員が手動でウィンチ1を操作することにより、可動アーム装置4及びウィンチ1をそのまま利用して、高所作業車で高圧気中開閉器Cを吊り上げることができる。
A 電柱
B 腕金
C 高圧気中開閉器(PAS)
1 ウィンチ
2 吊上げ装置
3 アーム支持装置
4 可動アーム装置
5 ワイヤー
6 中間滑車
7 ドラム
8 ハンドル
9 締め付けバンド
9a ボルト挿通孔
10a ナット
10b フック付きボルト
11,11’ ウィンチ固定板
12 縦管
13 吊上げ滑車
14 ブラケット
15 締め付けバンド
15a 半円バンド
16,16’,16” 支持板
17,17’ 上部ワイヤー外れ防止蓋
17” 中間部ワイヤー外れ防止蓋
18 締め付けネジ
19 支持筒
20 締め付けバンド
21 軸受凹部
22 固定用バンド
23 支柱
24 アーム
25 上部滑車
26 ガイド滑車
27 回転軸
28 固定用リング
29 外パイプ
30 内パイプ
31 締め付けバンド
32 固定枠
33 脚板
34 コーナー補強板
35 補助枠
36 角筒体
37 バンド係止クリップ

Claims (5)

  1. 電柱の上部に電気機器を設置するのに用いる電気機器の高所取付装置であって、
    電柱の下部に着脱可能に取り付けられるウィンチと、
    前記電柱の上部に着脱可能に取り付けられ、吊上げ滑車を有する吊上げ装置と、
    前記電柱の上部に着脱可能に取り付けられるアーム支持装置と、
    該アーム支持装置に着脱可能に取り付けられ、上部滑車を有する可動アーム装置と、
    前記ウィンチと前記吊上げ装置の吊上げ滑車又は可動アーム装置の上部滑車を介して前記電柱の上部と地上を連絡するワイヤーとを備え、
    前記アーム支持装置は上面が開口した支持筒を有し、前記可動アーム装置は、前記支持筒に中心軸を回転中心として回動可能に挿入される支柱、及び、該支柱から側方へ張り出すアームを有し、前記アームの先端部に前記上部滑車を設け、前記ワイヤーを前記吊上げ滑車に掛けて前記ウィンチで巻き上げることにより、前記アーム支持装置及び可動アーム装置を地上から電柱の上部へ吊り上げ可能であり、前記ワイヤーを前記上部滑車に掛けて前記ウィンチで巻き上げることにより、前記電気機器を地上から電柱の上部へ吊り上げ可能であることを特徴とする電気機器の高所取付装置。
  2. 前記支持筒の底面中心部に逆円錐形の軸受凹部を形成し、前記支柱の底面中心部に逆円錐形の回転軸を設け、該回転軸を前記軸受凹部に回動自在に係合したことを特徴とする請求項1に記載された電気機器の高所取付装置。
  3. 前記アームの長さが調節可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載された電気機器の高所取付装置。
  4. 前記吊上げ滑車及び上部滑車の外周面に臨んで、上部ワイヤー外れ防止蓋を開閉可能に設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載された電気機器の高所取付装置。
  5. 前記電柱の中間部に着脱可能に取り付けられ、前記ワイヤーをガイドする中間滑車を備え、前記中間滑車の外周面に臨んで、中間部ワイヤー外れ防止蓋を開閉可能に設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載された電気機器の高所取付装置。
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