JP2017022812A - ケーブルガイド - Google Patents

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Hiroki Uno
広輝 宇野
雄次 木田
Yuji Kida
雄次 木田
前田 義博
Yoshihiro Maeda
義博 前田
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    • H02G11/00Arrangements of electric cables or lines between relatively-movable parts

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  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

【課題】部品点数および組立工数を減らすことが可能なケーブルガイドを提供する。【解決手段】一方向に長く連続する基板11を周方向の一部として、内側にワイヤハーネスWを挿通可能な周方向に閉じた略筒状をなすリンク体12が、前記基板11の長手方向に複数並べて形成され、隣り合う前記リンク体12の間に形成された切り込み部16が開閉することによって前記基板11が曲げ変形するようになっている。【選択図】図2

Description

本発明は、ケーブルガイドに関する。
従来、自動車のスライドドアとボディとの間に架け渡されるワイヤハーネスが知られている。このワイヤハーネスは、スライドドア内に装着された電装品への給電を行うべく備えられている。
この種のワイヤハーネスは、一般に、所定の形状に曲がることが可能なケーブルガイド内に挿通されて車両に取り付けられる。例えば下記特許文献1に記載されたケーブルガイドは、複数の筒形状をなすリンク部材が、所定角度範囲で回転可能に連結されてなる。ケーブルガイドは、無軌道な動きをしないよう、曲がる方向や曲がる量がスライドドアの軌跡に合わせて適宜設定されている。
特開2010−179685号公報
しかしながら、上記のように、多数のリンク部材が連結されてなるケーブルガイドは、部品点数および組立工数が多いため、コストが高くなりがちであった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、部品点数および組立工数を減らすことが可能なケーブルガイドを提供することを目的とする。
本発明のケーブルガイドは、一方向に長く連続する基板を周方向の一部として、内側にワイヤハーネスを挿通可能な周方向に閉じた略筒状をなすリンク体が、前記基板の長手方向に複数並べて形成され、隣り合う前記リンク体の間に形成された切り込み部が開閉することによって前記基板が曲げ変形するようになっているものである。
本発明によれば、ケーブルガイドの全体が一体化しているから、従来のように多数のリンク部材を連結するものに比して部品点数および組立工数を減らすことができる。
実施例1におけるケーブルガイドであって、車両の左側に取り付けられた状態を概略的に示す平面図 ケーブルガイドの変形を概略的に示す斜視図 実施例2におけるケーブルガイドの変形を概略的に示す斜視図 実施例3におけるケーブルガイドを示す一部拡大側面図 凸部と凹部とが係止した状態を示すケーブルガイドの断面図であって、図4のA−A位置における断面に相当する断面図 実施例4におけるケーブルガイドを示す断面図 他の実施例(10)におけるケーブルガイドを示す断面図 他の実施例(11)におけるケーブルガイドを示す断面図
本発明の好ましい形態を以下に示す。
本発明のケーブルガイドは、隣接する前記リンク体が、上下方向に係止可能な係止部を備えているものとしてもよい。このような構成によれば、隣接するリンク体が相対的に上下方向にずれないから、ケーブルガイドの垂れ下がりを防止することができる。
また、本発明のケーブルガイドは、前記基板の位置が一部反転しているものとしてもよい。このような構成によれば、ケーブルガイドの曲げ変形をより効果的に規制することができる。
また、本発明のケーブルガイドは、前記基板に補強部材が備えられているものとしてもよい。このような構成によれば、基板が補強されるから、疲労耐久性を向上することができる。
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1について、図1および図2を参照しつつ詳細に説明する。
本実施例におけるケーブルガイド10は、車両のスライドドア1とボディ2との間に架け渡されるワイヤハーネスWが内部に挿通されるものである。ケーブルガイド10の両端部のうち一方の端部は、ドア側固定用ブラケット3によってスライドドア1に固定され、他方の端部は、ボディ側固定用ブラケット4によってボディ2に固定される。
ワイヤハーネスWは、スライドドア1内に装着されている図示しない各種電装品への給電のための電線を束ねたものであり、周囲にクリアランスが保有された状態でケーブルガイド10に通される。
以下、各構成部材において、車両に取り付けられたときの進行方向前側(図1の右側)を前方、後側(図1の左側)を後方とし、車両に取り付けられたときの上側を上方、下側を下方として説明する。
スライドドア1は、車両の側面に備えられ、図1に示すように、前後方向にスライドして乗降口を開閉するようになっている。そして、スライドドア1が、乗降口を開放する開放位置にあるときには、ドア側固定用ブラケット3はボディ側固定用ブラケット4よりも後方に位置し、スライドドア1が、乗降口を閉鎖する閉鎖位置にあるときには、ドア側固定用ブラケット3はボディ側固定用ブラケット4よりも前方に位置するようになっている。ケーブルガイド10は、スライドドア1の開閉動作に応じて所定の湾曲変形をするようになっている。なお、図1には、車両の左側に備えられたスライドドア1を示した。
ケーブルガイド10は合成樹脂製であって、全体として内部にワイヤハーネスWを挿通可能な長尺の筒状をなしている。
そして、ケーブルガイド10は、一方向に長く連続する基板11を有している。基板11は、ケーブルガイド10の全長にわたり連続している。基板11は、上下方向の寸法が略一定の細長い長方形状(帯状)なしている。基板11は、ケーブルガイド10を車両に取り付けた状態で、その板面が概ね上下方向に立つ向きで配される。
ケーブルガイド10は、基板11を周方向の一部として、内側にワイヤハーネスWを挿通可能な略筒状をなすように形成されたリンク体12を複数備えている。複数のリンク体12は、基板11の長手方向に並べて形成されている。全てのリンク体12は、基板11の一面側に設けられている。
各リンク体12は、概ね基板11の長手方向における両側に開口した断面方形状の角筒状(箱型)をなしている。各リンク体12は、基板11の上縁および下縁から基板11に対して略直角に立つ上下一対の横板13と、基板11と対向配置されて上下一対の横板13の間を連結する縦板14とを備えて周方向に閉じた形状をなしている。基板11、横板13および縦板14の厚さ寸法(リンク体12の内外方向の寸法)は同等とされている。
上下一対の横板13は、車両に取り付けられた状態で互いに略平行をなして上下方向に対向する。横板13は、平面視、概ね方形状をなし、上下一対の横板13は、上下方向から見た形状が同形状とされている。
縦板14は、横板13の端縁(基板11と反対側の縁)の全体にわたる幅寸法を有している。縦板14は、基板11の上下方向の寸法(短手方向の寸法)と同等の高さ寸法を有している。
すべてのリンク体12は、隣接するリンク体12の基板11側の端部が、基板11の上縁および下縁に沿って隙間なく連続するように形成されている。隣接するリンク体12の基板11側の端部の間には、円形状をなす貫通孔15が形成されている。
また、隣接するリンク体12の間には、切り込み部16が形成されている。切り込み部16は、隣接するリンク体12の横板13の間および縦板14の間に形成された切れ目である。この切り込み部16が開閉することによって、基板11が曲げ変形するようになっている。なお、切り込み部16は、貫通孔15と連通している。
切り込み部16の形状は、ケーブルガイド10の部位によって異なるものとされている。切り込み部16は、基板11が曲げ変形していない直線形状をなす状態(以後、ケーブルガイド10の直線状態と称する)において開いた状態になる第1切り込み部16Fと、ケーブルガイド10の直線状態において閉じた状態になる第2切り込み部16Sとを備えている。第1切り込み部16Fは、ケーブルガイド10の直線状態において基板11側から縦板14側に向かって次第に開き寸法が増す(隣接するリンク体12間の間隔が増す)形状をなしている。
ケーブルガイド10のうち第1切り込み部16Fが形成された部位は、第1切り込み部16Fを閉じる方向(基板11が曲げの外側に配される方向)と第1切り込み部16Fが開く方向(基板11が曲げの内側に配される方向)との両方向に曲げることが可能とされている。また、ケーブルガイド10のうち第2切り込み部16Sが形成された部位は、第2切り込み部16Sが開く方向(基板11が曲げの内側に配される方向)にのみ曲げることが可能とされている。すなわちケーブルガイド10のうち第1切り込み部16Fが形成された部位は、左右両側に曲げることが可能な両曲げ部17とされ、第2切り込み部16Sが形成された部位は左右両側のうち一方向にのみ曲げることが可能な片曲げ部18とされている。
本実施例では、ケーブルガイド10のボディ2側の端部とスライドドア1側の端部とを含む大部分が片曲げ部18とされ、この片曲げ部18の間の部分が両曲げ部17とされている。
そして、スライドドア1が開放位置にあるときには、ケーブルガイド10のボディ2側の端部の片曲げ部18が、前後方向に対して略直角に立ち、その先の両曲げ部17が後方に略90度に曲がり、スライドドア1側の端部の片曲げ部18がわずかに外側に曲がった状態になる。
スライドドア1が開放位置と閉鎖位置との間の半開位置にあるときには、ケーブルガイド10のボディ2側の端部の片曲げ部18およびその先の両曲げ部17は開放位置のときと同じ形状を保持し、片曲げ部18におけるスライドドア1側の端部は前後方向に直線状になり、その間の中間部が半円形状をなすように180度方向転換して曲がった状態になる。
スライドドア1が閉鎖位置にあるときには、ボディ2側の端部の片曲げ部18が前方に曲がり、その他の部分は前後方向に直線状に延びた状態になる。
次に、上記のように構成された実施例の作用および効果について説明する。
本実施例におけるケーブルガイド10は、一方向に長く連続する基板11を周方向の一部として、内側にワイヤハーネスWを挿通可能な周方向に閉じた略筒状をなすリンク体12が、基板11の長手方向に複数並べて形成され、隣り合うリンク体12の間に形成された切り込み部16が開閉することによって基板11が曲げ変形するようになっている。
この構成によれば、ケーブルガイド10の全体が一体化しているから、従来のように多数のリンク部材を連結するものに比して部品点数および組立工数を減らすことができる。
<実施例2>
次に、本発明を具体化した実施例2に係るケーブルガイド20を図3によって説明する。
本実施例のケーブルガイド20は、基板11の位置が一部反転している点で、実施例1とは相違する。なお、実施例1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施例におけるケーブルガイド20は、実施例1と同様、一方向に長く連続する基板11を周方向の一部として、内側にワイヤハーネスWを挿通可能な周方向に閉じた略筒状をなすリンク体12が、基板11の長手方向に複数並べて形成され、隣り合うリンク体12の間に形成された切り込み部16が開閉することによって基板11が曲げ変形するようになっている。
そして、ケーブルガイド20のうちボディ2側の部分とドア側の部分とで基板11の位置が反転している。ボディ2側の端部は、実施例1と同じ側に基板11が配され(以後、第1基板配置部21と称する)、ドア側の部分は、その反対側(実施例1の縦板14側)に基板11が配されている(以後、第2基板配置部22と称する)。
第1基板配置部21と第2基板配置部22とでは、縦板14の配置が反転しており、第1基板配置部21と第2基板配置部22との間に位置するリンク体12においては、縦板14が基板11と連続した形態とされている。
切り込み部16は、実施例1と同様、第1切り込み部16Fと第2切り込み部16Sとを備えている。そして、本実施例では、ケーブルガイド20のうちボディ2側の端部が第2切り込み部16Sが形成された片曲げ部18とされ、それ以外の部分が第1切り込み部16Fが形成された両曲げ部17とされている。
また、第1切り込み部16Fは、第1基板配置部21に設けられたものと第2基板配置部22に設けられたものとで大きさが異なるものとされている。第1基板配置部21に設けられた第1切り込み部16Fは、ケーブルガイド20の直線状態で、第2基板配置部22に設けられた第1切り込み部16Fよりも切り込み幅(隣り合うリンク体12の間の間隔)が小さくされている。
そして、スライドドア1が開放位置にあるときには、実施例1と同様、ケーブルガイド20のボディ2側の端部の片曲げ部18が、前後方向に対して略直角に立ち、その先の両曲げ部17が後方に略90度に曲がり、スライドドア1側の端部の両曲げ部17がわずかに外側に曲がった状態になる。
スライドドア1が開放位置と閉鎖位置との間の半開位置にあるときには、実施例1と同様、ケーブルガイド20のボディ2側の端部の片曲げ部18およびその先の両曲げ部17は開放位置のときと同じ形状を保持し、両曲げ部17におけるスライドドア1側の端部は前後方向に直線状になり、その間の中間部が半円形状をなすように180度方向転換して曲がった状態になる。このとき、この箇所においては第1切り込み部16Fが閉じてそれ以上の曲げ変形が規制される。
スライドドア1が閉鎖位置にあるときには、実施例1と同様、ボディ2側の端部の片曲げ部18が前方に曲がり、その他の部分は前後方向に直線状に延びた状態になる。
以上のように本実施例のケーブルガイド20は、実施例1と同様、全体が一体化しているから、従来のように多数のリンク部材を連結するものに比して部品点数および組立工数を減らすことができる。また、基板11の位置が一部反転していることにより、ケーブルガイド20の曲げ変形をより効果的に規制することができる。
<実施例3>
次に、本発明を具体化した実施例3に係るケーブルガイド30を図4および図5によって説明する。
本実施例のケーブルガイド30は、隣接するリンク体12が、上下方向に係止可能な係止部31を備えている点で、実施例1とは相違する。なお、実施例1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施例におけるケーブルガイド30は、実施例1と同様、一方向に長く連続する基板11を周方向の一部として、内側にワイヤハーネスWを挿通可能な周方向に閉じた略筒状をなすリンク体12が、基板11の長手方向に複数並べて形成され、隣り合うリンク体12の間に形成された切り込み部16が開閉することによって基板11が曲げ変形するようになっている。
そして、隣接するリンク体12は、上下方向に係止可能な係止部31を備えている。係止部31は、リンク体12の縦板14の上下方向における中央部に設けられている。係止部31は、隣接する一対のリンク体12のうち一方のリンク体12に形成された凸部32と、他方のリンク体12に形成された凹部33とを備えている。すなわち、各リンク体12には、凸部32と凹部33とが一ずつ設けられている。
凸部32は、縦板14から水平に突出し、上下方向に略平行な直線状をなす上下両面32Uと、円弧形状をなして湾曲する端面32Tとを有している。凸部32は、縦板14の厚さ寸法よりも小さい略半分の厚さ寸法を有し、縦板14の外面に沿って突出している。
凹部33は、縦板14の外面に凹み形成されている。凹部33は、凸部32の形状に整合した形状をなし、上下方向に略平行な直線状をなす上下両面33Uと、円弧形状をなして湾曲する端面33Tとを有している。凹部33の凹み寸法(リンク体12の内外方向の寸法)は凸部32の厚さ寸法と同等とされている。そして、切り込み部16が閉じたときには、凸部32の略全体が凹部33に嵌合し、その上面同士および下面同士が当接して上下方向に係止する。
以上のように本実施例のケーブルガイド30は、実施例1と同様、全体が一体化しているから、従来のように多数のリンク部材を連結するものに比して部品点数および組立工数を減らすことができる。また、隣接するリンク体12が、上下方向に係止可能な係止部31を備えているから、隣接するリンク体12が相対的に上下方向にずれないので、ケーブルガイド10の垂れ下がりを防止することができる。
<実施例4>
次に、本発明を具体化した実施例4に係るケーブルガイド40を図6によって説明する。
本実施例のケーブルガイド40は、基板11に補強部材41が備えられている点で、実施例1とは相違する。なお、実施例1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施例におけるケーブルガイド40は、実施例1と同様、一方向に長く連続する基板11を周方向の一部として、内側にワイヤハーネスWを挿通可能な周方向に閉じた略筒状をなすリンク体12が、基板11の長手方向に複数並べて形成され、隣り合うリンク体12の間に形成された切り込み部16が開閉することによって基板11が曲げ変形するようになっている。
そして、基板11には、補強部材41が備えられている。補強部材41は、基板11の全長もしくは基板11のうち必要な箇所に備えられている。
補強部材41は、断面が円弧形状をなすように湾曲した湾曲鋼板とされている。補強部材41は、湾曲面42が基板11の外側に配されるとともに上下両端縁43が、それぞれ横板13に近接して配される向きで、基板11に形成されたスリット44に挿入されている。スリット44に挿入された補強部材41は、全体が基板11に埋め込まれた状態になり、外部に露出しないようになっている。
以上のように本実施例のケーブルガイド40は、実施例1と同様、全体が一体化しているから、従来のように多数のリンク部材を連結するものに比して部品点数および組立工数を減らすことができる。また、基板11に補強部材41が備えられているから、基板11の疲労耐久性を向上することができる。すなわち、ケーブルガイド40が曲げ変形する箇所においては、内部のワイヤハーネスWが基板11に当接し、その弾性復元力が基板11に繰り返し作用することになるため基板11が疲労破壊する虞がある。しかしながら、基板11に備えられた補強部材41に、ワイヤハーネスWから受ける力が分担されるから、そのような基板11の疲労破壊を防ぐことができる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。また、各々の実施例を適宜組み合わせてもよい。
(1)上記実施例では、リンク体12が角筒状をなしているが、これに限らず、リンク体は例えば円筒状であってもよく、また例えば偏平な形状であってもよい。
(2)上記実施例では、リンク体12が周方向に閉じているが、ワイヤハーネスWを側方(周方向の外側)から挿入可能なスリットを、基板に形成しても良い。
(3)上記実施例1および上記実施例2では、切り込み部16の大きさおよび形状を例示したが、これに限らず、切り込み部の大きさおよび形状は適宜変更してもよく、また一のケーブルガイドに、大きさまたは形状の異なる複数種の切り込み部を形成してもよい。
(4)上記実施例1および上記実施例2では、隣接するリンク体12の基板11側の端部が、基板11の上縁および下縁に沿って隙間なく連続しているが、これに限らず、隣接するリンク体の基板側の端部を含む全体を離して形成してもよい。
(5)上記実施例2では、第1基板配置部21と第2基板配置部22とが一ずつ設けられているが、これに限らず、第1基板配置部と第2基板配置部とを複数箇所に設けても良い。
(6)上記実施例2のケーブルガイドに上記実施例3の係止部を設けてもよい。
(7)上記実施例2のケーブルガイドに上記実施例4の補強部材を備えるものとしてもよい。
(8)上記実施例3では、係止部31が縦板14に設けられているが、これに限らず、係止部は、例えば横板に設けても良い。
(9)上記実施例3では、凸部32と凹部33との上下両面32U,33Uが当接するものとしているが、これに限らず、例えば凸部と凹部との上面同士のみが当接してケーブルガイドの垂れ下がりを防ぐようにしてもよい。
(10)上記実施例4では、補強部材41が湾曲鋼板である場合を例示したが、これに限らず、例えば、図7に示すように、補強部材を、金属製または樹脂製の平板からなる補強部材50とし、基板11に形成されたスリット51に挿入するものとしてもよい。
(11)上記実施例4では、補強部材41が湾曲鋼板である場合を例示したが、これに限らず、例えば、図8に示すように、補強部材を、金属製または樹脂製等の細線をメッシュ状に編み込んで薄い形状に形成した編組部材からなる補強部材60とし、インサート成型により基板11内に埋め込むものとしてもよい。
(12)上記実施例4では、補強部材41が基板11に埋め込まれているが、これに限らず、補強部材を基板の外面に貼り付けてもよい。
W…ワイヤハーネス
10,20,30,40…ケーブルガイド
11…基板
12…リンク体
16…切り込み部
31…係止部
41,50,60…補強部材

Claims (4)

  1. 一方向に長く連続する基板を周方向の一部として、内側にワイヤハーネスを挿通可能な周方向に閉じた略筒状をなすリンク体が、前記基板の長手方向に複数並べて形成され、隣り合う前記リンク体の間に形成された切り込み部が開閉することによって前記基板が曲げ変形するようになっているケーブルガイド。
  2. 隣接する前記リンク体が、上下方向に係止可能な係止部を備えている請求項1に記載のケーブルガイド。
  3. 前記基板の位置が一部反転している請求項1または請求項2に記載のケーブルガイド。
  4. 前記基板に補強部材が備えられている請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のケーブルガイド。
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