JPH1028310A - ケーブル類の移動案内装置 - Google Patents
ケーブル類の移動案内装置Info
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- JPH1028310A JPH1028310A JP8195681A JP19568196A JPH1028310A JP H1028310 A JPH1028310 A JP H1028310A JP 8195681 A JP8195681 A JP 8195681A JP 19568196 A JP19568196 A JP 19568196A JP H1028310 A JPH1028310 A JP H1028310A
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- Japan
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- piece
- side wall
- cables
- pieces
- container
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ケーブル類を収納する収容体を合成樹脂材料
による一体成形により簡素に構成して使い勝手を良くす
ると共に、ケーブル類の収容体からの飛び出しを確実に
防止すること。 【解決手段】 ケーブル類を収納する収容体の底壁の底
面に少なくとも1列の突状片を一体成形し、収容体の屈
曲部でそれらの分割された突状片同士を当接させて一定
の屈曲姿勢が保持されるように設け、かつ収容体の一方
の側壁片の上端部に蓋片を開閉自在に一体形成し、該蓋
片を他方の側壁片に着脱自在に設けるように構成した。
による一体成形により簡素に構成して使い勝手を良くす
ると共に、ケーブル類の収容体からの飛び出しを確実に
防止すること。 【解決手段】 ケーブル類を収納する収容体の底壁の底
面に少なくとも1列の突状片を一体成形し、収容体の屈
曲部でそれらの分割された突状片同士を当接させて一定
の屈曲姿勢が保持されるように設け、かつ収容体の一方
の側壁片の上端部に蓋片を開閉自在に一体形成し、該蓋
片を他方の側壁片に着脱自在に設けるように構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線ケーブルや流
体圧ホース等のケーブル類を往復案内させるケーブル類
の移動案内装置に関する。
体圧ホース等のケーブル類を往復案内させるケーブル類
の移動案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種ケーブル類の移動案内装置は、チ
ェーンリンクを用いる構造や長尺の薄い発条板材にケー
ブル類を取り付ける支持板を固定した構造等、いろいろ
な形式のものが採用されている。その中で、電線ケーブ
ル等を収める収容空間を備えた収容体を弾性変形可能な
合成樹脂材料で一体成形し、別途合成樹脂材料で成形さ
れた多数の駒片をその収容体の下部に固定してそれらの
駒片をチェーン状に連係し、これにより収容体の折り返
し部分となる屈曲姿勢を一定の曲率に保持するようにさ
れた移動案内装置が公知とされている。また、ケーブル
類が収容空間から飛び出さないように該収容空間の上側
に弾性変形可能な天井板片を設けた収容体が、特開平5
−161232号公報に開示されている。
ェーンリンクを用いる構造や長尺の薄い発条板材にケー
ブル類を取り付ける支持板を固定した構造等、いろいろ
な形式のものが採用されている。その中で、電線ケーブ
ル等を収める収容空間を備えた収容体を弾性変形可能な
合成樹脂材料で一体成形し、別途合成樹脂材料で成形さ
れた多数の駒片をその収容体の下部に固定してそれらの
駒片をチェーン状に連係し、これにより収容体の折り返
し部分となる屈曲姿勢を一定の曲率に保持するようにさ
れた移動案内装置が公知とされている。また、ケーブル
類が収容空間から飛び出さないように該収容空間の上側
に弾性変形可能な天井板片を設けた収容体が、特開平5
−161232号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前者の移動
案内装置においては、収容空間を形成する側壁片に内向
きの突片を形成し、この突片によりケーブル類の飛び出
しを防ぐようにされている。しかし、ケーブルが収容空
間に対してルーズで余り柔軟でない場合や、油圧ホース
に圧力が作用して収容体の折り返し部分で曲がりにくく
なった時に水平移動が頻繁に行われると、それらが収容
体から飛び出すことがある。後者の移動案内装置は収容
されたケーブル類の状態をチェックする時に、一々両手
の指で一か所ずつ天井板片を押し開かなければならない
ので大変煩わしい作業となる。しかも、収容体の折り返
し部分において横方向分離部で分離された分割片の間隔
が開くので、ケーブル類が天井板片を押して外に飛び出
す虞れを生ずる。また、前者の駒片は、収容体に穿設さ
れた小孔に係合突起を嵌めて取り付ける構造とされてい
るので、駒片を製造するためのコストが高くつくと共
に、その組み付けに手間が掛かるという不都合がある。
案内装置においては、収容空間を形成する側壁片に内向
きの突片を形成し、この突片によりケーブル類の飛び出
しを防ぐようにされている。しかし、ケーブルが収容空
間に対してルーズで余り柔軟でない場合や、油圧ホース
に圧力が作用して収容体の折り返し部分で曲がりにくく
なった時に水平移動が頻繁に行われると、それらが収容
体から飛び出すことがある。後者の移動案内装置は収容
されたケーブル類の状態をチェックする時に、一々両手
の指で一か所ずつ天井板片を押し開かなければならない
ので大変煩わしい作業となる。しかも、収容体の折り返
し部分において横方向分離部で分離された分割片の間隔
が開くので、ケーブル類が天井板片を押して外に飛び出
す虞れを生ずる。また、前者の駒片は、収容体に穿設さ
れた小孔に係合突起を嵌めて取り付ける構造とされてい
るので、駒片を製造するためのコストが高くつくと共
に、その組み付けに手間が掛かるという不都合がある。
【0004】よって、この発明は、ケーブル類を収納す
る収容体を合成樹脂材料による一体成形により簡素に構
成して使い勝手を良くすると共に、ケーブル類の収容体
からの飛び出しを確実に防止することを目的とするもの
である。
る収容体を合成樹脂材料による一体成形により簡素に構
成して使い勝手を良くすると共に、ケーブル類の収容体
からの飛び出しを確実に防止することを目的とするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、底壁と該底壁の両端縁より
一方向に突出する側壁片とにより形成される収容空間を
備え、該側壁片の上端から前記底壁の近くに達する分割
溝を一定間隔で形成した弾性変形可能な合成樹脂材料よ
りなる長尺の収容体を設け、上記底壁を互いに上下に対
向させた状態で前記収容体の一端を固定側とすると共に
その他端を可動側として、上記収容空間内に収められる
電線ケーブルや流体圧ホース等のケーブル類を往復案内
させるケーブル類の移動案内装置であって、前記底壁の
収容空間と反対方向の底面に少なくとも1列の突状片を
一体成形し、その突状片には前記分割溝と同一線上で前
記底面から先端に向かう拡開面を夫々設け、上記収容体
の屈曲部でそれらの拡開面同士を当接させて一定の屈曲
姿勢が保持されるように設け、前記一方の側壁片の上端
部に蓋片を一体に形成して該蓋片を開閉自在とし、か
つ、該蓋片に形成した係止片を他方の側壁片に形成され
た係合部に着脱自在に設けるように構成することを特徴
とする。
に請求項1に記載の発明は、底壁と該底壁の両端縁より
一方向に突出する側壁片とにより形成される収容空間を
備え、該側壁片の上端から前記底壁の近くに達する分割
溝を一定間隔で形成した弾性変形可能な合成樹脂材料よ
りなる長尺の収容体を設け、上記底壁を互いに上下に対
向させた状態で前記収容体の一端を固定側とすると共に
その他端を可動側として、上記収容空間内に収められる
電線ケーブルや流体圧ホース等のケーブル類を往復案内
させるケーブル類の移動案内装置であって、前記底壁の
収容空間と反対方向の底面に少なくとも1列の突状片を
一体成形し、その突状片には前記分割溝と同一線上で前
記底面から先端に向かう拡開面を夫々設け、上記収容体
の屈曲部でそれらの拡開面同士を当接させて一定の屈曲
姿勢が保持されるように設け、前記一方の側壁片の上端
部に蓋片を一体に形成して該蓋片を開閉自在とし、か
つ、該蓋片に形成した係止片を他方の側壁片に形成され
た係合部に着脱自在に設けるように構成することを特徴
とする。
【0006】同様の目的を達成するために請求項2に記
載の発明は、底壁と該底壁の両端縁より一方向に突出す
る側壁片とにより形成される収容空間を備え、該側壁片
の上端から前記底壁の近くに達する分割溝を一定間隔で
形成した弾性変形可能な合成樹脂材料よりなる長尺の収
容体を設け、上記底壁を互いに上下に対向させた状態で
前記収容体の一端を固定側とすると共にその他端を可動
側として、上記収容空間内に収められる電線ケーブルや
流体圧ホース等のケーブル類を往復案内させるケーブル
類の移動案内装置であって、前記底壁の収容空間と反対
方向の底面に少なくとも1列の突状片を一体成形し、そ
の突状片には前記分割溝と同一線上で前記底面から先端
に向かう拡開面を夫々設け、上記収容体の屈曲部でそれ
らの拡開面同士を当接させて一定の屈曲姿勢が保持され
るように設け、前記側壁片に形成された係合部に対応す
る係止片を備えた蓋片を設け、該蓋片を前記係合部に着
脱自在に設けるように構成することを特徴とする。
載の発明は、底壁と該底壁の両端縁より一方向に突出す
る側壁片とにより形成される収容空間を備え、該側壁片
の上端から前記底壁の近くに達する分割溝を一定間隔で
形成した弾性変形可能な合成樹脂材料よりなる長尺の収
容体を設け、上記底壁を互いに上下に対向させた状態で
前記収容体の一端を固定側とすると共にその他端を可動
側として、上記収容空間内に収められる電線ケーブルや
流体圧ホース等のケーブル類を往復案内させるケーブル
類の移動案内装置であって、前記底壁の収容空間と反対
方向の底面に少なくとも1列の突状片を一体成形し、そ
の突状片には前記分割溝と同一線上で前記底面から先端
に向かう拡開面を夫々設け、上記収容体の屈曲部でそれ
らの拡開面同士を当接させて一定の屈曲姿勢が保持され
るように設け、前記側壁片に形成された係合部に対応す
る係止片を備えた蓋片を設け、該蓋片を前記係合部に着
脱自在に設けるように構成することを特徴とする。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のケーブル類の移動案内装置において、前記収容
空間を区画する少なくとも1列の仕切り片を前記底壁か
ら立設し、該仕切り片に対して前記分割溝が貫通するよ
うに形成されていることを特徴とする。
に記載のケーブル類の移動案内装置において、前記収容
空間を区画する少なくとも1列の仕切り片を前記底壁か
ら立設し、該仕切り片に対して前記分割溝が貫通するよ
うに形成されていることを特徴とする。
【0008】請求項4に記載の発明は、前記仕切り片の
上端に第2の係合部を形成し、該係合部に対応する第2
の係止片を前記蓋片に設けたことを特徴とするものであ
る。
上端に第2の係合部を形成し、該係合部に対応する第2
の係止片を前記蓋片に設けたことを特徴とするものであ
る。
【0009】
【発明の作用及び効果】弾性変形可能な収容体の底壁を
互いに上下にぼ平行に対向させた状態でその一端を例え
ば、工作機械の固定側であるベースに取り付け、その他
端を可動側のテーブルに取り付けることにより設置す
る。そして、電線ケーブルや流体圧ホース等のケーブル
類を収容空間内に収めて、収容体に設けられた蓋片若し
くは別途に設けた蓋片を側壁片に嵌着する。これによ
り、ケーブル類の収容体からの飛び出しが確実に防止さ
れる。かかる移動案内装置は、収容体の上下の折り返し
部分で突状片の拡開面同士が当接して屈曲姿勢が一定の
曲率に保持されるので、安定した屈曲姿勢を保持しつつ
往復移動を行うことが可能となる。また、上記蓋片は開
閉又は着脱自由に構成されているため、ケーブル類の収
納や保守点検等を行う際に都合がよい。
互いに上下にぼ平行に対向させた状態でその一端を例え
ば、工作機械の固定側であるベースに取り付け、その他
端を可動側のテーブルに取り付けることにより設置す
る。そして、電線ケーブルや流体圧ホース等のケーブル
類を収容空間内に収めて、収容体に設けられた蓋片若し
くは別途に設けた蓋片を側壁片に嵌着する。これによ
り、ケーブル類の収容体からの飛び出しが確実に防止さ
れる。かかる移動案内装置は、収容体の上下の折り返し
部分で突状片の拡開面同士が当接して屈曲姿勢が一定の
曲率に保持されるので、安定した屈曲姿勢を保持しつつ
往復移動を行うことが可能となる。また、上記蓋片は開
閉又は着脱自由に構成されているため、ケーブル類の収
納や保守点検等を行う際に都合がよい。
【0010】しかして、このケーブル類の移動案内装置
によれば、ケーブル類を収納する収容体を合成樹脂材料
で一体成形により簡素に構成しているので、ケーブル類
の収納や保守点検等における使い勝手が向上し、さらに
はケーブル類の収容体からの飛び出しを確実に防止する
ことができるという利点を有する。
によれば、ケーブル類を収納する収容体を合成樹脂材料
で一体成形により簡素に構成しているので、ケーブル類
の収納や保守点検等における使い勝手が向上し、さらに
はケーブル類の収容体からの飛び出しを確実に防止する
ことができるという利点を有する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態例を
図面に基づいて説明する。図1はケーブル類の移動案内
装置の正面図、図2は蓋体を開いた状態の収容体の斜視
図、図3は図2のA−A線断面図、図4は蓋体を閉じた
状態の収容体の側面図、図5は蓋体を開いた状態の第2
の実施の形態例を示す収容体の斜視図、図6は同、蓋体
を閉じた状態の収容体の側面図、図7は第3の実施の形
態例を示す収容体の斜視図、図8は図7のB−B線断面
図、図9は蓋片の斜視図、図10は蓋片を取り付けた状
態の第3の実施の形態例を示す収容体の側面図、図11
は収容体を固定する取付具の斜視図である。
図面に基づいて説明する。図1はケーブル類の移動案内
装置の正面図、図2は蓋体を開いた状態の収容体の斜視
図、図3は図2のA−A線断面図、図4は蓋体を閉じた
状態の収容体の側面図、図5は蓋体を開いた状態の第2
の実施の形態例を示す収容体の斜視図、図6は同、蓋体
を閉じた状態の収容体の側面図、図7は第3の実施の形
態例を示す収容体の斜視図、図8は図7のB−B線断面
図、図9は蓋片の斜視図、図10は蓋片を取り付けた状
態の第3の実施の形態例を示す収容体の側面図、図11
は収容体を固定する取付具の斜視図である。
【0012】図1〜4において、1は弾性変形可能なポ
リプロピレン等の合成樹脂材料よりなる長尺の収容体で
あり、該収容体1は底壁2とその底壁2の両端縁より一
方向に突出する側壁片3、3とにより形成される収容空
間5を備え、該側壁片3の上端3aから前記底壁2の近
くに穿設した小径の透孔6に達する分割溝7が一定間隔
で形成されている。前記底壁2の収容空間5と反対方向
の底面2aには、少なくとも1列、ここでは2列の突状
片8、8を一体成形し、それらの突状片8には前記分割
溝7と同一線上で前記底面2aから先端に向かう一定角
度の拡開面9、9を夫々設ける。かかる拡開面9、9
は、図1に示すように、上記収容体1が上下で折り返し
される屈曲部Rでそれらを当接させて一定の屈曲姿勢が
保持されるように設けられている。なお、その屈曲部R
の大きさは、前記拡開面9、9の角度を設計変更するこ
とにより任意に設定することができる。
リプロピレン等の合成樹脂材料よりなる長尺の収容体で
あり、該収容体1は底壁2とその底壁2の両端縁より一
方向に突出する側壁片3、3とにより形成される収容空
間5を備え、該側壁片3の上端3aから前記底壁2の近
くに穿設した小径の透孔6に達する分割溝7が一定間隔
で形成されている。前記底壁2の収容空間5と反対方向
の底面2aには、少なくとも1列、ここでは2列の突状
片8、8を一体成形し、それらの突状片8には前記分割
溝7と同一線上で前記底面2aから先端に向かう一定角
度の拡開面9、9を夫々設ける。かかる拡開面9、9
は、図1に示すように、上記収容体1が上下で折り返し
される屈曲部Rでそれらを当接させて一定の屈曲姿勢が
保持されるように設けられている。なお、その屈曲部R
の大きさは、前記拡開面9、9の角度を設計変更するこ
とにより任意に設定することができる。
【0013】11は一方の側壁片3の上端部に屈伸自由
なヒンジ部10を設け、そのヒンジ部10に延長状に一
体に形成された蓋片であり、上記収容空間5を覆うよう
に開閉自在とされている。12は該蓋片11の先端部1
1aに一体に形成した鍵状の係止片であって、この係止
片12を他方の側壁片3の内側に水平方向に突設された
係合部3bに着脱自在に設ける。また、蓋片11につい
ても上記分割溝7を側壁片3から同一線上に延長形成し
て、該分割溝7により隣り合う蓋片11同士が夫々分離
されている。
なヒンジ部10を設け、そのヒンジ部10に延長状に一
体に形成された蓋片であり、上記収容空間5を覆うよう
に開閉自在とされている。12は該蓋片11の先端部1
1aに一体に形成した鍵状の係止片であって、この係止
片12を他方の側壁片3の内側に水平方向に突設された
係合部3bに着脱自在に設ける。また、蓋片11につい
ても上記分割溝7を側壁片3から同一線上に延長形成し
て、該分割溝7により隣り合う蓋片11同士が夫々分離
されている。
【0014】20は上記収容体1に装着するための抱え
片21の内側に複数個の突片22を形成した取付具であ
って、該収容体1の両端に位置する透孔6に該突片22
を嵌めて取り付けるように設けられている。しかして、
図1に示すように、上記収容体1の底壁2を互いに上下
に対向させた状態で、一方の取付具20を固定側とし他
方の取付具20を可動側とすることにより、上記収容空
間5内に収められる電線ケーブルや流体圧ホース等のケ
ーブル類を往復案内させるケーブル類の移動案内装置G
が構成される。
片21の内側に複数個の突片22を形成した取付具であ
って、該収容体1の両端に位置する透孔6に該突片22
を嵌めて取り付けるように設けられている。しかして、
図1に示すように、上記収容体1の底壁2を互いに上下
に対向させた状態で、一方の取付具20を固定側とし他
方の取付具20を可動側とすることにより、上記収容空
間5内に収められる電線ケーブルや流体圧ホース等のケ
ーブル類を往復案内させるケーブル類の移動案内装置G
が構成される。
【0015】収容体101の第2の実施の形態例を図
5、6に示す。この収容体101には前記収容空間10
5を区画する少なくとも1列の仕切り片104が底壁1
02から立設されており、該仕切り片104に対して前
記同様の分割溝107が貫通するように形成されてい
る。仕切り片104の上端両側に水平方向に突出する第
2の係合部104bを形成し、他方、該係合部104b
に対応する第2の係止片113を蓋片111に設ける。
第2の係止片113は、蓋片111を閉じることにより
第2の係合部104bを抱えるように係止するように設
けられている。その他の構成については第1実施の形態
例と同じであるので、同様の符号(百番台)を付してそ
の説明を省略する。
5、6に示す。この収容体101には前記収容空間10
5を区画する少なくとも1列の仕切り片104が底壁1
02から立設されており、該仕切り片104に対して前
記同様の分割溝107が貫通するように形成されてい
る。仕切り片104の上端両側に水平方向に突出する第
2の係合部104bを形成し、他方、該係合部104b
に対応する第2の係止片113を蓋片111に設ける。
第2の係止片113は、蓋片111を閉じることにより
第2の係合部104bを抱えるように係止するように設
けられている。その他の構成については第1実施の形態
例と同じであるので、同様の符号(百番台)を付してそ
の説明を省略する。
【0016】収容体201の第3の実施の形態例を図
7、8に示す。分割溝207により分割された各側壁片
203には、係合部たる係合孔203cを形成されてい
る。この収容体201は蓋片を設けない以外、前記第2
実施の形態例と同じであるので、同様の符号(二百番
台)を付してその説明を省略する。なお、この収容体2
01には仕切り片204を設けているが、それを設けな
いこともある。
7、8に示す。分割溝207により分割された各側壁片
203には、係合部たる係合孔203cを形成されてい
る。この収容体201は蓋片を設けない以外、前記第2
実施の形態例と同じであるので、同様の符号(二百番
台)を付してその説明を省略する。なお、この収容体2
01には仕切り片204を設けているが、それを設けな
いこともある。
【0017】220は上記係合孔203cに対応する係
止片223を、平板部221の側縁から一方向側に直角
状に形成された側片222の内方に対向するように突設
した蓋片である。その蓋片220は、その内側中央位置
に仕切り片204に形成した第2の係合部204bに対
応する第2の係止片224を設け(図9)、前記収容体
201に着脱自在に設ける。また、蓋片220は分割溝
207により分割された各側壁片203の幅より控えめ
の大きさとされている。
止片223を、平板部221の側縁から一方向側に直角
状に形成された側片222の内方に対向するように突設
した蓋片である。その蓋片220は、その内側中央位置
に仕切り片204に形成した第2の係合部204bに対
応する第2の係止片224を設け(図9)、前記収容体
201に着脱自在に設ける。また、蓋片220は分割溝
207により分割された各側壁片203の幅より控えめ
の大きさとされている。
【0018】上記収容体101又は201に、一方の取
付具20を固定側とし他方の取付具20を可動側として
取り付け、収容空間105、205内に電線ケーブルや
流体圧ホース等のケーブル類を収め、それらを往復案内
させることは第1実施の形態例と同様である。
付具20を固定側とし他方の取付具20を可動側として
取り付け、収容空間105、205内に電線ケーブルや
流体圧ホース等のケーブル類を収め、それらを往復案内
させることは第1実施の形態例と同様である。
【0019】このケーブル類の移動案内装置によれば、
ケーブル類を収納する収容体を合成樹脂材料で一体成形
により簡素に構成しているので、ケーブル類の収納や保
守点検等における使い勝手が良い。しかも、ケーブル類
の収容体からの飛び出しを蓋片により確実に防止するこ
とができる。
ケーブル類を収納する収容体を合成樹脂材料で一体成形
により簡素に構成しているので、ケーブル類の収納や保
守点検等における使い勝手が良い。しかも、ケーブル類
の収容体からの飛び出しを蓋片により確実に防止するこ
とができる。
【図1】ケーブル類の移動案内装置の正面図
【図2】蓋体を開いた状態の収容体の斜視図
【図3】図2のA−A線断面図
【図4】蓋体を閉じた状態の収容体の側面図
【図5】蓋体を開いた状態の第2の実施の形態例を示す
収容体の斜視図
収容体の斜視図
【図6】同、蓋体を閉じた状態の収容体の側面図
【図7】第3の実施の形態例を示す収容体の斜視図
【図8】図7のB−B線断面図
【図9】蓋片の斜視図
【図10】蓋片を取り付けた状態の第3の実施の形態例
を示す収容体の側面図
を示す収容体の側面図
【図11】収容体を固定する取付具の斜視図
1、101、201→収容体 2、102、202→底壁 3、103、203→側壁片 3b、103b→係合部 104、204→仕切り片 5、105、205→収容
空間 7、107、207→分割溝 8、108、208→突
状片 9、209→拡開面 11、111→蓋片 12、11
2→係止片 113→第2の係止片 203c→係合孔(係合部) 104b、204b→第2の係合部 220→蓋片 2
23→係止片 224→第2の係止片
空間 7、107、207→分割溝 8、108、208→突
状片 9、209→拡開面 11、111→蓋片 12、11
2→係止片 113→第2の係止片 203c→係合孔(係合部) 104b、204b→第2の係合部 220→蓋片 2
23→係止片 224→第2の係止片
Claims (4)
- 【請求項1】 底壁と該底壁の両端縁より一方向に突出
する側壁片とにより形成される収容空間を備え、該側壁
片の上端から前記底壁の近くに達する分割溝を一定間隔
で形成した弾性変形可能な合成樹脂材料よりなる長尺の
収容体を設け、上記底壁を互いに上下に対向させた状態
で前記収容体の一端を固定側とすると共にその他端を可
動側として、上記収容空間内に収められる電線ケーブル
や流体圧ホース等のケーブル類を往復案内させるケーブ
ル類の移動案内装置であって、前記底壁の収容空間と反
対方向の底面に少なくとも1列の突状片を一体成形し、
その突状片には前記分割溝と同一線上で前記底面から先
端に向かう拡開面を夫々設け、上記収容体の屈曲部でそ
れらの拡開面同士を当接させて一定の屈曲姿勢が保持さ
れるように設け、前記一方の側壁片の上端部に蓋片を一
体に形成して該蓋片を開閉自在とし、かつ、該蓋片に形
成した係止片を他方の側壁片に形成された係合部に着脱
自在に設けるように構成することを特徴とするケーブル
類の移動案内装置。 - 【請求項2】 底壁と該底壁の両端縁より一方向に突出
する側壁片とにより形成される収容空間を備え、該側壁
片の上端から前記底壁の近くに達する分割溝を一定間隔
で形成した弾性変形可能な合成樹脂材料よりなる長尺の
収容体を設け、上記底壁を互いに上下に対向させた状態
で前記収容体の一端を固定側とすると共にその他端を可
動側として、上記収容空間内に収められる電線ケーブル
や流体圧ホース等のケーブル類を往復案内させるケーブ
ル類の移動案内装置であって、前記底壁の収容空間と反
対方向の底面に少なくとも1列の突状片を一体成形し、
その突状片には前記分割溝と同一線上で前記底面から先
端に向かう拡開面を夫々設け、上記収容体の屈曲部でそ
れらの拡開面同士を当接させて一定の屈曲姿勢が保持さ
れるように設け、前記側壁片に形成された係合部に対応
する係止片を備えた蓋片を設け、該蓋片を前記係合部に
着脱自在に設けるように構成することを特徴とするケー
ブル類の移動案内装置。 - 【請求項3】 前記収容空間を区画する少なくとも1列
の仕切り片を前記底壁から立設し、該仕切り片に対して
前記分割溝が貫通するように形成されていることを特徴
とする請求項1又は2に記載のケーブル類の移動案内装
置。 - 【請求項4】 前記仕切り片の上端に第2の係合部を形
成し、該係合部に対応する第2の係止片を前記蓋片に設
けることを特徴とする請求項3に記載のケーブル類の移
動案内装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8195681A JPH1028310A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | ケーブル類の移動案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8195681A JPH1028310A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | ケーブル類の移動案内装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1028310A true JPH1028310A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=16345239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8195681A Pending JPH1028310A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | ケーブル類の移動案内装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1028310A (ja) |
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- 1996-07-05 JP JP8195681A patent/JPH1028310A/ja active Pending
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