JP2017021950A - 車両用ワイヤハーネス - Google Patents

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直樹 三浦
Naoki Miura
直樹 三浦
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Abstract

【課題】ホーン等の振動発生機器にコネクタ接続するワイヤハーネスのコネクタ首下部分を補強する。
【解決手段】ワイヤハーネスの端末に接続しているコネクタと、該コネクタとの接続位置から所要寸法離れた取付端位置Pの間の前記ワイヤハーネスに沿って、ポリエチレン超延伸シートからなる帯状のサポートシートを直線状に配置し、該サポートシートの長さ方向の一端部分を前記コネクタのハウジングの外面に固着すると共に、長さ方向の他端を前記取付端位置Pのワイヤハーネスの外面に固着している。
【選択図】図1

Description

本発明は車両用ワイヤハーネスに関し、特に、車両に搭載されるホーン(警音器)等の振動発生機器または車両走行時の振動に共振する機器にコネクタ接続されるワイヤハーネスのコネクタ首下部分の保護を図るものである。
自動車に搭載されているホーンとして、通常、円形の金属板に取り付けた共鳴板を電磁石に心棒を入れたアマチュアで震わせて音を発生する構造としたコンパクトな電気式が用いられている。図6(A)に示すように、該ホーン100のケース101は上端に突設したブラケット102で車両に釣り下げ、該ケース101の下端に突設したコネクタ嵌合部103内にケース101内に収容した内部回路と接続した端子を配置し、車内に配索するワイヤハーネス110の端末に接続したコネクタ111を前記コネクタ嵌合部103に嵌合している。
前記ホーンに接続したワイヤハーネスは、ホーンで警報を発する時にケース101が振動し、該ケース101に接続したコネクタ111の首下部分110xがケース101と共振する。ワイヤハーネス110は首下部分110xから所要寸法離れた位置110pで車体等にクリップ120で固定しているため、ワイヤハーネスの首下部分110xには振動負荷が集中し、首下部分110xのワイヤハーネスの電線に損傷、破断が発生する恐れがある。
前記ホーンと接続したワイヤハーネスの首下部分を保護するため、図6(B)に示すように、ワイヤハーネス110の首下部分110xをビニルチューブ200に挿通して保護し、該ビニルチューブ200の先端とコネクタ111とにビニルテープ210を巻き付けて固着することがなされている。しかしながら、首下部分110xの電線を保護するには、ビニルチューブ200内に首下部分110xの電線を隙間なく通して、電線がビニルチューブ200内で振動するのを防止する必要がある。よって、ワイヤハーネスの電線端末にコネクタ111を接続してビニルチューブ200内に通すことはできない。そのため、ビニルチューブ200内にワイヤハーネスの電線を通した後にコネクタ111を後付けで接続する必要がある。このように、ビニルチューブ200内に電線を先通しし、その後、コネクタ111を後付けで接続すると、ワイヤハーネスの作業手数および作業時間がかかり、コストアップの要因となる。
ワイヤハーネスの全体強度を高めて、振動発生時に電線を保護する方法として、例えば、特開2009−123635号公報で、図7に示すように、ワイヤハーネスを構成する電線群W中に形状記憶合金からなる線状材料300を中心に配置し、該線状材料300を電線群Wと収束部材301で結束している。前記線状材料300を電線群と一体化することでワイヤハーネス全体の剛性を高め、振動等により損傷が発生しないようにしている。
特開2009−123635号公報
前記特許文献1のように、ワイヤハーネスの電線群中に形状記憶合金からなる線状材料を配置して、他の電線群を結束した構造とすると、ワイヤハーネスの長さ方向の全体の剛性を高めることはできるが、コスト高になり、かつ、剛性を有する線状材料を電線と共に結束すると、電線群のみからなるワイヤハーネスと比較して屈曲性、柔軟性が低下し、ワイヤハーネスの配索作業がスムーズに出来なくなる恐れがある。
ホーン等の振動発生機器に接続するワイヤハーネスでは、振動発生機器と接続するコネクタの首下部分を局部的に剛性を高めて保護すれば良いため、特許文献1のように、ワイヤハーネスの全体強度を高める必要はない。
本発明は前記問題に鑑みてなされたもので、ホーン等の振動発生機器または共振機器にコネクタ接続するワイヤハーネスのコネクタ接続部分の首下部分を局部的に剛性を高めて保護できる簡単かつ安価な構造を提供することを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、車両に搭載する振動発生機器または共振機器にコネクタを介して接続するワイヤハーネスであって、
前記ワイヤハーネスの端末に接続している前記コネクタと、該コネクタとの接続位置から所要寸法離れた取付端位置Pの間の前記ワイヤハーネスに沿ってポリエチレン超延伸シートからなる帯状のサポートシートを直線状に配置し、該サポートシートの長さ方向の一端部分を前記コネクタのハウジングの外面に固着すると共に、長さ方向の他端を前記取付端位置Pのワイヤハーネスの外面に固着していることを特徴とする車両用ワイヤハーネスを提供している。
前記ポリエチレン超延伸シートからなる帯状のサポートシートとして、積水成型工業株式会社製の登録商標「フォルテ」が好適に用いられる。
該サポートシートは、厚み0.4mm以上で引張弾性率(GPa)が12以上、引張強度(MPa)が54以上の高強度、高剛性を備え、かつ、比重が1以下であり、さらに、分子配向方向(MD方向)に沿った方向に易屈曲性を備えると共に該屈曲状態で形状保持力を有する一方、分子配向方向(MD方向)と直交する方向(TD方向)に難屈曲性を備えている。
前記のように、サポートシートとするポリエチレン超延伸シートは、金属と同等な剛性および強度を備えながら軽量であり、かつ、安価であると共に、作業員が手で容易に切断および折り曲げることができ、取り扱いが容易に行えるため、コネクタ首下部分のワイヤハーネスに容易に取り付けることができ、作業性がよい。
また、前記図6(B)に示す従来例のように、ビニールチューブに首下部分のワイヤハーネスを挿通させなる必要はなく、ワイヤハーネスの電線群の端末にコネクタを接続した後に、前記サポートシートをコネクタからワイヤハーネスに沿って前記取付端位置まで取り付けるだけでよく、作業性が非常によい。
前記サポートシートは幅が一定な帯状とし、その長さ方向の一端側を前記コネクタのハウジングのワイヤハーネス側の外面に粘着テープを巻き付けて取り付け、他端側を前記電線群の被取付位置に粘着テープで巻き付けて固着している。
あるいは、前記サポートシートは長さ方向をMD方向とし、幅方向をTD方向とし、
長さ方向の一端を前記コネクタの外面に巻き付けられる第1広幅部とすると共に、長さ方向の他端を前記ワイヤハーネスの外面に巻き付けられる第2広幅部とし、該第1、第2広幅部の一面を粘着材が塗布された糊面とし、
前記第1広幅部の糊面を前記コネクタの外面に粘着して巻き付け、前記第2広幅部の糊面を前記ワイヤハーネスの電線群の外面に粘着して巻き付けてもよい。
前記第1、第2広幅部の巻付部の外面にさらに粘着テープを巻き付けてもよい。
また、前記第1広幅部と第2広幅部の間は、糊面を設けていない狭幅部としてもよい。 また、第1広幅部と第2広幅部とを同幅とし、かつ、第1、第2広幅部の間も同幅とし、かつ、一面全面を糊面としてもよい。
さらに、前記サポートシートの長さ方向の一端に前記コネクタの外面に巻き付けられる第1広幅部を設け、該第1広幅部に対して幅方向に上下段差をあけて前記ワイヤハーネスの外面に巻き付ける同一幅部を長さ方向の他端まで延在させて設けてもよい。
前記振動発生機器はホーンからなり、該ホーンにコネクタ接続するワイヤハーネスの電線群に前記サポートシートを取り付けることが好ましい。
前記サポートシートの他端を位置させる前記ワイヤハーネスの取付端位置Pは、
前記ワイヤハーネスを車体パネル等の被固定材に取り付けるクリップ位置の手前、
または、前記振動発生機器または共振機器からワイヤハーネスに伝播する振動の減衰位置、
または、前記コネクタの先端から100mm〜300mmの範囲の位置としている。
前記のように、本発明の車両用ワイヤハーネスは、金属板と同等な強度、剛性および形状保持力を有するポリエチレン超延伸シートからなるサポートシートを、ワイヤハーネス端末のコネクタからワイヤハーネスの所要位置までワイヤハーネスに沿わせて配置しているため、コネクタからワイヤハーネスに伝播される振動を該サポートシートで受け止め、ワイヤハーネスが振動により損傷および破断するのを防止できる。該サポートシートとするポリエチレン超延伸シートは軽量であるとともに安価であり、かつ、作業員が手で容易に切断および折り曲げることができ、取り扱いが容易に行えるため、コネクタ首下部分のワイヤハーネスに簡単に取り付けることができ作業性がよい。
かつ、ワイヤハーネスにコネクタを接続した後に、後付けでサポートシートをコネクタおよびワイヤハーネスに取り付けることができるため、前記従来例のように電線をビニールチューブに通した後にコネクタを後付けで接続する必要はなく、作業性を高めることができる。
本発明の第1実施形態を示す斜視図である。 第1実施形態のサポートシートを取り付けたワイヤハーネスを示し、(A)は概略正面図、(B)は(A)のB−B線断面図、(C)は(A)のC−C線断面図、(D)は(A)のD−D線断面図である。 (A)は前記サポートシートの斜視図、(B)は該サポートシートを屈曲した状態の斜視図である。 第2実施形態を示し、(A)はサポートシートを取り付けたワイヤハーネスの正面図、(B)はサポートシートの平面図、(C)はコネクタにサポートシートを巻き付けている状態を示す断面図、(D)はワイヤハーネスの電線にサポートシートを巻き付けている状態の(A)のD−D線断面図である。 第2実施形態の変形例を示し、(A)はサポートシートの平面図、(B)はサポートシートをコネクタおよびワイヤハーネスの電線に巻き付けた状態の平面図、(C)は(B)のC−C線断面図である。 (A)(B)は従来例を示す図面である。 他の従来例を示す図面である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳述する。
以下の実施形態では、自動車に搭載するホーン(警音器)からなる振動発生機器にワイヤハーネスの端末のコネクタを接続している。
図1乃至図3に本発明の第1実施形態を示す。
振動発生機器のホーン1は前記従来例に記載の電気式ホーンからなり、ケース1aの上端に突設したブラケット1bを被固定材に取り付け、ケース1aの下端に設けたコネクタ嵌合部1cにワイヤハーネス2の端末に接続したコネクタ3を嵌合している。該コネクタ3との接続でホーン1より下向きに配線するワイヤハーネス2は上向きに屈曲した後に被取付材にクリップ6を介して固定している。図1に示すように、ワイヤハーネス2はホーン1と接続するコネクタ首下部分2xをU字状に屈曲した後に水平方向に配線している。ホーン1に接続するワイヤハーネス2は1本または2本の電線2Wからなる。
前記ワイヤハーネス2には、電線2Wの端末に前記コネクタ3を接続している。該コネクタ3のコネクタハウジング3hのワイヤハーネス接続側の外面から所要寸法離れた取付端位置Pまで帯状としたサポートシート10をワイヤハーネス2に沿って取り付けている。該取付端位置Pはワイヤハーネス2を被固定材に取り付けるクリップ6の取付位置の手前、または、ホーン1からワイヤハーネス2に伝播する最大振動の減衰位置、または、コネクタ3との接続端から100mm〜300mmの範囲の位置としている。本実施形態ではクリップ6の取付位置の手前位置としている。
本実施形態のサポートシート10は、図3(A)に示すように、長さ方向Xと直交する幅方向Yの寸法が長さ方向全長にわたって同一としている。また、該サポートシート10のMD方向を幅方向Yとし、MD方向に沿って屈曲可能としている。よって、図3(B)および図1に示すように、長さ方向Xでワイヤハーネス2のコネクタ首下部分2xに沿わせてU字状に屈曲できるものとしている。また、単純な帯状としたサポートシート10の幅方向Yの寸法は、図1に示すように、ワイヤハーネス2の直径より僅かに大きくしている。
前記サポートシート10はポリエチレン超延伸シートからなり、本実施形態では積水成型工業株式会社製の登録商標「フォルテ」を用いている。該ポリエチレン超延伸シートは分子配向方向(MD方向)に沿った方向に容易に屈曲できる易屈曲性を備え、かつ、屈曲状態で形状保持力を有する。また、厚さが0.3〜0.6mmのポリエチレン超延伸シートが好適に用いられ、本実施形態では厚さが0.4mmを用いている。該厚さ0.4mmのポリエチレン超延伸シートは引張弾性率(GPa)が12、引張強度(MPa)が54の高強度、高剛性を備え、かつ、比重が1以下で軽量である。
前記ポリエチレン超延伸シートからなるサポートシート10は、図2(A)に示すように、ワイヤハーネス2に接続したコネクタ3のワイヤハーネス接続側から前記取付端位置Pまで直線状に配置し、長さ方向の一端側をコネクタハウジング3hの一面(底面)のワイヤハーネス接続側に押し当て、粘着テープ7Aをサポートシート10の外面からコネクタハウジング3hの外面に巻き付けて固着している。また、長さ方向の他端側を前記ワイヤハーネス2の取付端位置Pの外面に押し当て、粘着テープ7Bをサポートシート10の外面からワイヤハーネス2の電線群の外周に巻き付けて固着している。
前記サポートシート10でコネクタ首下部分2xを補強したワイヤハーネス2は、図1に示すように、ホーン1のコネクタ嵌合部1cにコネクタ3が嵌合され、コネクタ首下部分2xがU字状に屈曲され、サポートシート10から離れた位置でクリップ6により被取付材に取り付けられる。その際、ワイヤハーネス2に取り付けたサポートシート10もワイヤハーネスの首下部分2xと一体となって、MD方向に沿って2度屈曲してU字状になり、この屈曲状態で形状保持される。
自動車の運転者がホーン1で警報を発生させると、ホーン1のケース1aに振動が発生し、該振動は接続するコネクタ3から引き出される首下部分2xのワイヤハーネス2に集中的に負荷されるが、高剛性および高強度のサポートシート10で首下部分2xをサポートしているため、ワイヤハーネスの首下部分2xに振動負荷による損傷さらには破断が発生するのを防止できる。
かつ、ワイヤハーネス2のコネクタ首下部分2xをビニルチューブで外装する場合は、コネクタを後つけする必要があるが、本実施形態ではワイヤハーネス2の電線2Wにコネクタ3を先付けした後にサポートシート10をワイヤハーネス2に沿って取り付けることができるため、作業性が良い利点を有する。
図4(A)〜(D)に第2実施形態を示す。
第2実施形態では、ホーン1にコネクタ3を介して接続するワイヤハーネス2のコネクタ首下部分2xをU字状に屈曲せず、直線状に配線している。
前記コネクタ首下部分2xに取り付けるサポートシート10ー2は長さ方向で屈曲させる必要がないため、配向性を有するポリエチレン超延伸シートからなるサポートシート10ー2では、MD方向を長さ方向Xとし、TD方向を幅方向Yとしている。
サポートシート10ー2は、長さ方向Xの一端をコネクタハウジング3hの外面に巻き付けることができる第1広幅部11とすると共に、長さ方向の他端を前記ワイヤハーネス2の外面に巻き付けられる第2広幅部12とし、第1広幅部11と第2広幅部12の間は第1実施形態と同様の幅の狭幅部13としている。前記第1、第2広幅部11、12の一面を粘着材が塗布された糊面14A、14Bとしている。
サポートシート10−2の第1広幅部11の糊面14Aをコネクタ3のワイヤハーネス接続側に押し当てて巻き付け、粘着テープなしでサポートシート10−2の第1広幅部11を固着している。また、第2広幅部12の糊面14Bをワイヤハーネス2の取付端位置Pの外周面に押し当てて巻き付け、粘着テープなしでサポートシート10−2の第2広幅部12をワイヤハーネス2に固着している。前記第1、第2広幅部11、12の幅方向の巻き付けは、MD方向の長さ方向に沿って屈曲するために、容易に巻き付けを行うことができ、かつ、巻き付け状態で形状保持できるため、サポートシート10−2の糊面14A、14Bをコネクタハウジング3hおよびワイヤハーネス2の電線群の外周に粘着すると共に、巻き付けるだけで、サポートシート10−2をワイヤハーネスに取り付けた状態で保持できる。
なお、前記第1広幅部11をコネクタハウジング3hに粘着して巻き付けた後に、第1実施形態と同様に粘着テープを巻き付け、第2広幅部12も電線群に粘着して巻き付けた後に粘着テープを巻き付け、取付信頼性をさらに高めてもよい。
図5(A)〜(C)に第2実施形態の変形例を示す。
第2実施形態の変形例のサポートシート10−3では、長さ方向の一端にコネクタハウジング3hの外面に巻き付けられる広幅の第1広幅部11を設け、該第1広幅部11に対して幅方向に上下段差をあけてワイヤハーネス2の外面に一回転して巻き付けることができる幅で他端まで延在させた同一幅部16を設けている。該同一幅部16と第1広幅部11との間には上下から切り込み17を入れて、コネクタ3に巻き付けた状態でワイヤハーネス2の電線に巻き付けやすくしている。かつ、該サポートシート10−3の一面の全面を糊面としている。
前記サポートシート10−3では、第1広幅部11をコネクタハウジング3hの外面に糊面で粘着して巻き付けると共に、同一幅部16をコネクタ3から引き出された位置から取付端位置Pまでのワイヤハーネスの全長に沿って一回巻きで巻き付けて糊面で粘着している。
このように、サポートシート10−3では全面をコネクタおよびワイヤハーネスに粘着しているため、さらに粘着テープを用いて巻き付けることなく、サポートシート10−3をワイヤハーネスに取り付けることができる。
本発明は前記実施形態に限定されず、ホーン以外の振動発生機器あるいは自動車走行時の振動に共振する機器にコネクタ接続されるワイヤハーネスに適用することができる。
1 ホーン
2 ワイヤハーネス
2x コネクタ首下部分
3 コネクタ
3h コネクタハウジング
10 サポートシート

Claims (5)

  1. 車両に搭載する振動発生機器または共振機器にコネクタを介して接続するワイヤハーネスであって、
    前記ワイヤハーネスの端末に接続している前記コネクタと、該コネクタとの接続位置から所要寸法離れた取付端位置Pの間の前記ワイヤハーネスに沿ってポリエチレン超延伸シートからなる帯状のサポートシートを直線状に配置し、該サポートシートの長さ方向の一端部分を前記コネクタのハウジングの外面に固着すると共に、長さ方向の他端を前記取付端位置Pのワイヤハーネスの外面に固着していることを特徴とする車両用ワイヤハーネス。
  2. 前記サポートシートは、厚み0.4mm以上で引張弾性率(GPa)が12以上、引張強度(MPa)が54以上の高強度、高剛性を備え、かつ、比重が1以下であり、さらに、分子配向方向(MD方向)に沿った方向に易屈曲性を備えると共に該屈曲状態で形状保持力を有する一方、分子配向方向(MD方向)と直交する方向(TD方向)に難屈曲性を備えている請求項1に記載の車両用ワイヤハーネス。
  3. 前記サポートシートは幅が一定な帯状とし、その長さ方向の一端側を前記コネクタのハウジングのワイヤハーネス側の外面に粘着テープを巻き付けて取り付け、他端側を前記電線群の被取付位置に粘着テープで巻き付けて固着している請求項1または請求項2に記載の車両用ワイヤハーネス。
  4. 前記サポートシートは長さ方向をMD方向とし、幅方向をTD方向とし、長さ方向の一端を前記コネクタの外面に巻き付けられる第1広幅部とすると共に、長さ方向の他端を前記ワイヤハーネスの外面に巻き付けられる第2広幅部とし、該第1、第2広幅部の一面を粘着材が塗布された糊面とし、
    前記第1広幅部の糊面を前記コネクタの外面に粘着して巻き付け、前記第2広幅部の糊面を前記ワイヤハーネスの電線群の外面に粘着して巻き付けて取り付けている請求項1または請求項2に記載の車両用ワイヤハーネス。
  5. 前記振動発生機器はホーンからなり、該ホーンにコネクタ接続するワイヤハーネスの電線に前記サポートシートを取り付けている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の車両用ワイヤハーネス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11823812B2 (en) 2018-05-25 2023-11-21 Furukawa Electric Co., Ltd. Wire harness wire end protection method

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