JP2017021937A - 回路装置、点灯装置、及びそれを用いた車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】直流電源が逆極性で接続された場合の保護機能を低損失で実現できる回路装置、点灯装置、及びそれを用いた車両を提供する。【解決手段】第1電源接続端子t11,t12と、負荷回路10の第1入力端子t31との間にはそれぞれ保護回路21,22が設けられている。保護回路21,22のスイッチング素子210,220は、それぞれ第1電源接続端子t11,t12と第1入力端子t31との間に接続され、第1電源接続端子t11,t12に正常な極性で直流電源100が接続されるとオンになる。保護回路21,22の各々は、対応する第1電源接続端子t11,t12と第1入力端子t31との間に正常な極性の電流を流すことが可能な向きでスイッチング素子210,220に並列に接続された寄生ダイオード211,221を有する。リセット回路30はスイッチング素子210,220を一時的にオフにするリセット動作を周期的に行う。【選択図】図1

Description

本発明は、回路装置、点灯装置、及びそれを用いた車両に関し、より詳細には、直流電源から電力が供給される回路装置、点灯装置、及びそれを用いた車両に関する。
従来、直流電源から電力供給を受けて光源を点灯させる光源点灯回路であって、直流電源が逆極性で接続された場合に回路を保護する逆流防止部と、光源に駆動電流を供給する電流制御部とを備えた光源点灯回路が提案されていた(例えば特許文献1参照)。
特許文献1の光源点灯回路が備える逆流防止部は、それぞれスイッチを介して直流電源に接続される第1の制御端子及び第2の制御端子を備えている。電流制御部は、第1の制御端子及び第2の制御端子に接続される共通端子と、第1の制御端子に接続される切替端子とを有している。電流制御部は、共通端子に入力された直流電源電圧で動作し、光源に駆動電流を供給する。また、電流制御部は、切替端子に電圧が印加されているか否かに応じて、つまり第1の制御端子に直流電源電圧が印加されているか否かに応じて、光源に供給する駆動電流を変化させ、それによって光源の明るさを変化させている。
ここで、逆流防止部は、第1の制御端子と共通端子との間に接続された第1のPチャネルFETと、第2の制御端子と共通端子との間に直列に接続された第2のPチャネルFET及びダイオードを備えている。
第1の制御端子に直流電源電圧が入力された場合、第1のPチャネルFETがオン状態、第2のPチャネルFETがオフ状態になり、第1のPチャネルFETを介して電流制御部に直流電源電圧が入力される。第1の制御端子に直流電源電圧が入力されず、第2の制御端子に直流電源電圧が入力された場合、第2のPチャネルFETがオン状態になり、第2のPチャネルFETとダイオードとを介して電流制御部に直流電源電圧が入力される。また、第1の制御端子又は第2の制御端子に逆極性の直流電源電圧が入力された場合、第1のPチャネルFET、第2のPチャネルFETがオフ状態になるとともに、ダイオードにより電流制御部の保護を図っている。
特開2012−38496号公報
特許文献1に記載された光源点灯回路では、第1の制御端子に直流電源電圧が入力されず、第2の制御端子に直流電源電圧が入力された場合、第2のPチャネルFETとダイオードとを介して電流制御部に直流電源電圧が入力される。一般に、ダイオードの順方向電圧はPチャネルFETのオン電圧よりも高いため、第1の制御端子に直流電源電圧が入力されずに第2の制御端子に直流電源電圧が入力された場合は、第1の制御端子に直流入力された場合に比べて大きな損失が発生する。
本発明は上記課題に鑑みてなされ、直流電源が逆極性で接続された場合の保護機能を低損失で実現できる回路装置、点灯装置、車両を提供することを目的とする。
本発明の回路装置は、直流電源の正極と負極との一方に接続される複数の第1電源接続端子と、前記直流電源の前記正極と前記負極との他方に接続される第2電源接続端子と、負荷回路と、複数の保護回路と、リセット回路とを備え、前記負荷回路は、前記複数の第1電源接続端子が電気的に並列に接続される第1入力端子と、前記第2電源接続端子が電気的に接続される第2入力端子とを有し、前記複数の第1電源接続端子と前記第1入力端子との間にそれぞれ前記複数の保護回路が設けられ、前記複数の保護回路の各々は、対応する前記第1電源接続端子と前記第1入力端子との間に接続され前記対応する前記第1電源接続端子に正常な極性で前記直流電源が接続されるとオンになるスイッチング素子と、前記対応する前記第1電源接続端子から前記第1入力端子に電流が流れる向きで前記スイッチング素子に並列に接続された整流素子とを有し、前記リセット回路は、前記複数の保護回路がそれぞれ有する複数の前記スイッチング素子を一時的にオフにするリセット動作を周期的に行うように構成されたことを特徴とする。
本発明の点灯装置は、上記の回路装置と、前記回路装置を収納するハウジングとを有し、前記回路装置が備える前記負荷回路が、光源に電力を供給して前記光源を点灯させる電圧変換回路を含むことを特徴とする。
本発明の車両は、上記の点灯装置と、前記点灯装置から供給される電力で点灯する前記光源とを備えたことを特徴とする。
本発明の回路装置によれば、直流電源が逆極性で接続された場合の保護機能を低損失で実現できる、という利点がある。
本発明の点灯装置によれば、直流電源が逆極性で接続された場合の保護機能を低損失で実現できる、という利点がある。
本発明の車両によれば、直流電源が逆極性で接続された場合の保護機能を低損失で実現できる、という利点がある。
実施形態1の点灯装置の回路図である。 実施形態1の点灯装置の別の形態を示す回路図である。 実施形態1の点灯装置のまた別の形態を示す回路図である。 実施形態2の点灯装置の回路図である。 実施形態2の点灯装置の別の形態を示す回路図である。 実施形態3の灯具の概略構成図である。 実施形態3の車両の外観斜視図である。
以下、本実施形態に係る回路装置を、車両(例えば自動車や自動二輪車など)の前照灯を点灯させる点灯装置に適用した実施形態について図面を参照して説明する。なお、回路装置の用途は点灯装置に限定されず、他の用途に適用してもよい。本発明は、以下の実施形態に限定されず、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(実施形態1)
図1に、実施形態1の回路装置1を用いた点灯装置4の回路図を示す。
本実施形態の回路装置1は、2つの第1電源接続端子t11,t12と、第2電源接続端子t21と、負荷回路10と、保護回路21,22と、リセット回路30とを備える。
本実施形態の回路装置1は、直流電源100から供給される電力で、光源ブロック2A,2Bを点灯させる点灯装置4である。直流電源100は、例えばバッテリや、交流電源から入力される交流電圧を整流、平滑して直流電圧に変換する直流電源回路である。光源ブロック2A,2Bの各々は、直列に接続された複数のLED(Light Emitting Diode)3を備えている。なお、光源ブロック2A,2Bは光源としてLED3を備えるものに限定されず、LED以外の固体発光光源(例えばLED以外のエレクトロルミネッセンス素子、例えば有機EL素子など)や白熱電球などを備えていてもよい。
直流電源100の正極側出力は2つに分岐され、スイッチ101,102を介して第1電源接続端子t11,t12にそれぞれ接続されている。
第1電源接続端子t11は、保護回路21が備えるスイッチング素子210を介して負荷回路10の第1入力端子t31に電気的に接続されている。第1電源接続端子t12は、保護回路22が備えるスイッチング素子220を介して第1入力端子t31に電気的に接続されている。また、第2電源接続端子t21は負荷回路10の第2入力端子t32に電気的に接続されている。なお、第1電源接続端子t11,t12、第2電源接続端子t21、第1入力端子t31、及び第2入力端子t32は電線などを接続するための部品(端子)でもよく、例えば電子部品のリードや、回路基板に配線として形成された導電体の一部でもよい。
負荷回路10は、電圧変換回路11と、定電流回路12,13と、切替回路14と、制御回路15とを備えている。
電圧変換回路11は、第1入力端子t31及び第2入力端子t32を介して入力される直流電圧を、あらかじめ設定された電圧値(負荷となる光源ブロック2A,2Bを点灯させるのに必要な電圧値)の直流電圧に変換するDC−DC変換回路である。
電圧変換回路11の出力端には、定電流回路12と光源ブロック2Aとスイッチング素子141との直列回路と、定電流回路13と光源ブロック2Bとスイッチング素子142との直列回路とが並列に接続されている。
切替回路14は、光源ブロック2A,2Bとそれぞれ直列に接続されたスイッチング素子141,142とを備える。スイッチング素子141,142は例えばNチャネル型のMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)からなる。スイッチング素子141,142は、それぞれ、制御回路15から入力される制御信号に応じてオン又はオフになる。スイッチング素子141がオンになると光源ブロック2Aが点灯し、スイッチング素子141がオフになると光源ブロック2Aが消灯する。同様に、スイッチング素子142がオンになると光源ブロック2Bが点灯し、スイッチング素子142がオフになると光源ブロック2Bが消灯する。
定電流回路12は光源ブロック2Aと直列に接続されており、光源ブロック2Aに一定電流を流して、光源ブロック2Aを点灯させる。定電流回路13は光源ブロック2Bと直列に接続されており、光源ブロック2Bに一定電流を流して、光源ブロック2Bを点灯させる。なお、負荷回路10は定電流回路12,13の代わりに電流フィードバック回路又は電流ミラー回路を備えてもよい。電流フィードバック回路又は電流ミラー回路が、スイッチング素子141,142に流れる電流の電流値に基づいて、スイッチング素子141,142のオン電圧を調整することで、光源ブロック2A,2Bに流れる電流を定電流に制御してもよい。この場合は、光源ブロック2A,2Bに定電流を流す回路のスイッチング素子と、光源ブロック2A,2Bを点灯又は消灯させる切替回路14のスイッチング素子とを同じスイッチング素子で兼用できる。
制御回路15は、電圧変換回路11及び切替回路14の動作を制御する。制御回路15は、第1電源接続端子t11,t12の電圧レベルを監視しており、第1電源接続端子t11,t12の電圧レベルから第1電源接続端子t11,t12に直流電源100が接続されているか否かを検知する。
制御回路15は、第1電源接続端子t11に直流電源100の正極が接続されて、第1電源接続端子t11の電圧レベルがあらかじめ設定された基準電圧以上になると、スイッチング素子141をオンにして光源ブロック2Aを点灯させる。制御回路15は、第1電源接続端子t11の電圧レベルが基準電圧未満になると、スイッチング素子141をオフにして光源ブロック2Aを消灯させる。同様に、制御回路15は、第1電源接続端子t12に直流電源100の正極が接続されて、第1電源接続端子t12の電圧レベルがあらかじめ設定された基準電圧以上になると、スイッチング素子142をオンにして光源ブロック2Bを点灯させる。制御回路15は、第1電源接続端子t12の電圧レベルが基準電圧未満になると、スイッチング素子142をオフにして光源ブロック2Bを消灯させる。また、制御回路15は、電圧変換回路11の出力電圧の電圧値を所定値に制御する。
保護回路21,22は同様の回路構成を有しているので、保護回路21の回路構成を説明し、保護回路22については説明を省略する。
保護回路21は、第1電源接続端子t11と第1入力端子t31との間に接続されたスイッチング素子210を備えている。このスイッチング素子210は、第1電源接続端子t11にドレイン電極が接続され、第1入力端子t31にソース電極が接続されたPチャネル型のMOSFETからなる。スイッチング素子210はMOSFETで構成されているので、寄生ダイオード211を有しており、この寄生ダイオード211は第1電源接続端子t11から第1入力端子t31に電流が流れる向きに接続されている。スイッチング素子210のゲート電極とソース電極との間には、ツェナーダイオード212と抵抗213との並列回路が接続されている。スイッチング素子210のゲート電極とドレイン電極との間には、抵抗215とツェナーダイオード216との直列回路(逆電圧保護回路51)が接続されている。スイッチング素子210のゲート電極は、抵抗214と、電圧判定回路23のスイッチング素子230と、リセット回路30のスイッチング素子310とを介して第2電源接続端子t21に電気的に接続されている。
また保護回路21,22はそれぞれ電圧判定回路23,24を備えている。電圧判定回路23,24は同様の回路構成を有しているので、電圧判定回路23の回路構成を説明し、電圧判定回路24については説明を省略する。
電圧判定回路23はスイッチング素子230と抵抗231,232とを備える。抵抗231,232の直列回路は第1電源接続端子t11と第2電源接続端子t21との間に電気的に接続されている。スイッチング素子230は、ドレイン電極が抵抗214の一端に接続され、ソース電極がスイッチング素子310のドレイン電極に接続され、抵抗231と抵抗232との接続点にゲート電極が接続されたNチャネル型のMOSFETからなる。第1電源接続端子t11に直流電源100が接続された状態では、スイッチング素子230はオンになり、第1電源接続端子t11に直流電源100が接続されていない状態では、スイッチング素子230はオフになる。
リセット回路30は、制御回路15が備える発振回路150の発振信号に応じてオン又はオフになるスイッチング素子310を備えている。スイッチング素子310は、スイッチング素子230,240のソース電極にドレイン電極が接続され、第2電源接続端子t21にソース電極が接続されたNチャンネル型のMOSFETからなる。スイッチング素子310のゲート電極には発振回路150の発振信号が入力されており、発振信号の信号レベルがローになると、スイッチング素子310はオフになる。
次に、本実施形態の回路装置1の動作について説明する。
スイッチ101,102がオフの状態からスイッチ101がオンになり、第1電源接続端子t11に電源電圧が入力されると、まず寄生ダイオード211を介して電圧変換回路11に電源電圧が印加され、電圧変換回路11が動作を開始する。また、制御回路15は、第1電源接続端子t11のみに電源電圧が印加されたと判断すると、光源ブロック2Aを点灯させるのに必要な電圧を出力するように電圧変換回路11を制御し、スイッチング素子141をオンにして、光源ブロック2Aを点灯させる。また、第1電源接続端子t11又はt12に電源電圧が印加されると、制御回路15の発振回路150が発振動作を開始し、あらかじめ設定された周波数及びデューティ比の矩形波のパルス信号である発振信号を、スイッチング素子310のゲート電極に出力する。
また、第1電源接続端子t11に直流電源100の電源電圧が入力されると、この電源電圧を抵抗231,232で分圧した電圧がスイッチング素子230のゲート電極に入力される。ここで、直流電源100の電源電圧を抵抗231,232で分圧した電圧は、スイッチング素子230のしきい値電圧を上回るように、抵抗231,232の分圧比は設定されている。したがって、第1電源接続端子t11に直流電源100の電源電圧が入力されると、スイッチング素子230はオンになる。
図1の回路装置1では、スイッチング素子310がNチャネル型のMOSFETで構成されており、スイッチング素子310のゲート電極に入力される発振信号の電圧レベルがハイであれば、スイッチング素子310がオンになる。スイッチング素子310がオンになると、スイッチング素子210のゲート電極には、第1入力端子t31の入力電圧を抵抗213,214で分圧した電圧が印加される。ここで、スイッチング素子210のゲート電極の電圧がソース電極の電圧よりも低下し、両者の電位差がしきい値電圧以上になると、スイッチング素子210はオンになる。そして、第1電源接続端子t11からの入力電流は、寄生ダイオード211に比べて導通電圧の低いドレイン−ソース間のチャネル部を流れるようになる。
スイッチング素子210のゲート電極とソース電極との間にはツェナーダイオード212が接続されている。第1入力端子t31に入力される電源電圧がツェナーダイオード212のツェナー電圧を超えると、ツェナーダイオード212が導通するので、スイッチング素子210のゲート電極とソース電極との間にツェナー電圧を超える電圧が印加されることはない。したがって、ツェナーダイオード212に、スイッチング素子210の耐電圧よりもツェナー電圧が低い素子を選定すれば、スイッチング素子210に耐電圧を超える電圧が印加されることはない。なお、直流電源100の電源電圧の上限が低く、スイッチング素子210のゲート・ソース間の耐電圧を超えない場合は、ツェナーダイオード212をなくしてもよい。
その後、発振回路150から出力される発振信号のハイの期間が終了し、発振信号の電圧レベルがローになると、発振信号の電圧レベルがローになる間、リセット回路30のスイッチング素子310がオフになる。スイッチング素子310がオフになると、抵抗213,214に流れる電流がほぼゼロになるため、スイッチング素子210のゲート・ソース間電圧がほぼゼロになり、スイッチング素子210がオフになる。なお、スイッチング素子210がオフになっても、第1電源接続端子t11からの入力電流は寄生ダイオード211を介して電圧変換回路11に流れ続けるから、電圧変換回路11に流れる入力電流が遮断されることはない。
その後、発振回路150から出力される発振信号の電圧レベルがハイになると、スイッチング素子310がオンになり、スイッチング素子210がオンになる。これにより、直流電源100から、スイッチング素子210のドレイン−ソース間のチャネル部を介して電圧変換回路11に入力電流が流れることになる。
また、スイッチ102がオンになり、第1電源接続端子t12に電源電圧が入力されると、保護回路22は、保護回路21と同様の動作を行い、スイッチング素子220を介して電圧変換回路11に電源電圧が印加される。また、制御回路15は、第1電源接続端子t12に電源電圧が印加されたことを検出すると、スイッチング素子142をオンにして、定電流回路13から光源ブロック2Bに定電流を流し、光源ブロック2Bを点灯させる。
次に、スイッチ101,102が共にオンになり、第1電源接続端子t11,t12に電源電圧が入力されて、光源ブロック2A,2Bが共に点灯している状態で、光源ブロック2Bを消灯させるためにスイッチ102がオフにされる場合の動作を以下に説明する。スイッチング素子310がオン、スイッチング素子210,220がオンの状態で、スイッチ102がオフになった場合、回路装置1は以下のように動作する。スイッチング素子220はオンになっているため、第1電源接続端子t11に入力された電源電圧がスイッチング素子220を介して第1電源接続端子t12に回り込み、電圧判定回路24のスイッチング素子240はオンの状態を維持している。そのため、スイッチング素子220はオンの状態を維持し、第1電源接続端子t12の電圧レベルはハイになるので、制御回路15は、スイッチ102がオフされたことを検出できず、光源ブロック2Bを点灯させ続ける。
その後、発振回路150から出力される発振信号のハイの期間が終了し、発振信号の電圧レベルがローになると、リセット回路30のスイッチング素子310がオフになる。スイッチング素子310がオフになると、スイッチング素子210,220のゲート・ソース間電圧がほぼゼロになり、スイッチング素子210,220がオフになる。スイッチング素子220がオフになると、第1電源接続端子t12には電源電圧が入力されていないので、第1電源接続端子t12の電圧レベルは低下し、スイッチング素子240がオフになる。スイッチング素子240がオフになると、発振回路150から出力される発振信号の電圧レベルがハイになり、スイッチング素子310がオンになっても、第1電源接続端子t12に電源電圧が印加されていないから、スイッチング素子220はオフのままとなる。また、第1電源接続端子t12の電圧レベルはほぼゼロになり、制御回路15は、第1電源接続端子t11に電源電圧が入力されていないと判断できるから、制御回路15は光源ブロック2Bを消灯させる。なお、スイッチング素子210が一時的にオフになっても、第1電源接続端子t11には電源電圧が入力されているので、寄生ダイオード211を介して電流が流れ続け、光源ブロック2Aは点灯状態を維持する。
上述のように、リセット回路30がスイッチング素子210,220を一時的にオフにするリセット動作を周期的に行っているので、制御回路15は第1電源接続端子t11,t12に電源電圧が入力されているか否かを確実に検出できる。したがって、制御回路15は、第1電源接続端子t11又はt12に電源電圧が入力されていない場合、対応する光源ブロック2A,2Bを確実に消灯させることができる。
なお、制御回路15が、第1電源接続端子t11,t12に入力電圧が印加されていない状態を検出するまでに、発振回路150の発振出力がハイからローに切り替わる時間に相応する遅延時間が発生する。本実施形態では発振回路150の発振周期が数m秒から数十m秒程度に設定されており、この程度の遅延時間であれば、消灯が遅れても照明用途の場合は実用上問題にはならない。
また、発振回路150から出力される発振信号の周波数は、第1電源接続端子t11,t12に電源電圧が入力されていない状態を検出するまでに許容される遅延時間の最大値に応じて設定されればよい。また、発振信号のハイの期間がローの期間に比べて長ければ、スイッチング素子210,220のオン時間がオフ時間よりも長くなり、寄生ダイオード211,221に電流が流れる時間が短くなるから、回路の損失を低減する面では好ましい。発振回路150から出力される発振信号のローの期間は、発振信号がハイからローに変化した時点から、保護回路21,22のスイッチング素子210,220がオフになるまでに必要とされる時間よりも長い時間に設定されるのが好ましい。ただし、発振回路150から出力される発振信号がローになる期間では、寄生ダイオード211,221に電流が流れるから、保護回路21,22での損失を低減するためには、発振信号がローになる期間は適度に短い時間に設定される方が好ましい。
また、本実施形態の回路装置1に直流電源100が逆極性で接続された場合、スイッチング素子210,220のゲート電極の電圧とソース電極の電圧はほぼ同じ電圧となるため、スイッチング素子210,220がオンになることはない。また、スイッチング素子210,220が備える寄生ダイオード211,221も極性が逆向きであるから、寄生ダイオード211,221がオンになることはない。したがって、直流電源100が逆極性で接続された場合には、保護回路21,22が電圧変換回路11に入力電流を流さず、電圧変換回路11を保護している。
ところで、保護回路21,22において、スイッチング素子210,220のゲート電極とドレイン電極との間には、カソードがゲート電極に接続されるようにしてツェナーダイオード216,226が設けられている。スイッチング素子210のドレイン・ソース間に耐電圧を超えるサージ電圧が逆方向に印加された場合、逆電圧保護回路51のツェナーダイオード216がオンになり、抵抗213,215を介して電流を流している。スイッチング素子220のドレイン・ソース間に耐電圧を超えるサージ電圧が逆方向に印加された場合、逆電圧保護回路52のツェナーダイオード226がオンになり、抵抗223,225を介して電流を流している。また、抵抗213,223の両端電圧がスイッチング素子210,220のしきい値電圧を超えると、スイッチング素子210,220がオンになる。これにより、サージ電圧のように負荷回路10に印加される逆電圧が短時間であれば、スイッチング素子210,220のドレイン・ソース間に耐電圧を超えるサージ電圧が逆方向に印加された場合でも、スイッチング素子210,220を保護することができる。よって、スイッチング素子210,220に耐電圧がより低い素子を使用でき、スイッチング素子210,220の耐電圧を下げることでオン時の電圧を下げることができるから、スイッチング素子210,220の損失を低減できる。
例えば、ツェナーダイオード216のツェナー電圧をVz1、スイッチング素子210のしきい値電圧をVth1、抵抗213,214,215の抵抗値をR213,R214,R215とすると、スイッチング素子210がオンになる時の逆電圧Vxは下記の式(1)で表される。
Figure 2017021937
なお、サージ電圧を含めて逆電圧がスイッチング素子210,220の耐電圧を超えない場合には、保護回路21,22において逆電圧保護回路51,52は不要である。また、スイッチング素子210,220の耐電圧を超えないように、第1電源接続端子t11,t12と第2電源接続端子t21との間にサージ電圧を抑制する素子が接続されている場合にも、保護回路21,22に逆電圧保護回路51,52は不要である。
また、ノイズなどでスイッチング素子210,220が誤ってオフしないように、スイッチング素子210,220のゲート・ソース間にキャパシタが接続されていてもよい。ただし、スイッチング素子210,220のゲート・ソース間にキャパシタが接続されると、スイッチング素子210,220がオフになるまでの遅延時間が長くなるため、発振回路150から出力される発振信号のローの期間を長くする必要がある。
ところで、本実施形態のリセット回路30は、スイッチング素子210,220のゲート・ソース間に接続された抵抗に流れる電流を遮断することで、スイッチング素子210,220を強制的にオフにしているが、リセット回路30は上記の回路構成に限定されない。
図2にリセット回路30の他の回路構成を示す。なお、リセット回路30以外は図1に示す回路と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
図2に示すリセット回路30は、制御回路15が備える発振回路151の発振信号に応じてオン又はオフになるスイッチング素子311と、制御回路15が備える発振回路152の発振信号に応じてオン又はオフになるスイッチング素子312とを備えている。
スイッチング素子311,312は例えばNチャンネル型のMOSFETからなる。スイッチング素子311のドレイン電極はスイッチング素子230のゲート電極に電気的に接続され、スイッチング素子311のソース電極はスイッチング素子230のソース電極に電気的に接続されている。スイッチング素子311のゲート電極には発振回路151から出力される矩形波の発振信号が入力されている。発振信号の信号レベルがハイになるとスイッチング素子311はオンになり、発振信号の信号レベルがローになるとスイッチング素子311はオフになる。
同様に、スイッチング素子312のドレイン電極はスイッチング素子240のゲート電極に電気的に接続され、スイッチング素子312のソース電極はスイッチング素子240のソース電極に電気的に接続されている。スイッチング素子312のゲート電極には発振回路152から出力される矩形波の発振信号が入力されている。発振信号の信号レベルがハイになるとスイッチング素子312はオンになり、発振信号の信号レベルがローになるとスイッチング素子312はオフになる。
ここで、発振回路151,152から出力される発振信号は、図1の回路装置1が備える発振回路150から出力される発振信号と、ハイ/ローの期間が反転したような信号となる。
また、発振回路151,152から出力される発振信号の周波数は、第1電源接続端子t11,t12に電源電圧が入力されていない状態を検出するまでに許容される遅延時間の最大値に応じて設定されればよい。また、発振信号のローの期間がハイの期間に比べて長ければ、スイッチング素子210,220のオン時間がオフ時間よりも長くなり、寄生ダイオード211,221に電流が流れる時間が短くなるから、回路の損失を低減する面では好ましい。発振回路151,152から出力される発振信号のローの期間は、発振信号がハイからローに変化した時点から、保護回路21,22のスイッチング素子210,220がオフになるまでに必要とされる時間よりも長い時間に設定されるのが好ましい。ただし、発振回路151,152から出力される発振信号がハイになる期間では、寄生ダイオード211,221に電流が流れるから、保護回路21,22での損失を低減するためには、発振信号がハイになる期間は適度に短い時間に設定される方が好ましい。
このように、制御回路15は、保護回路21,22のそれぞれに対応して、保護回路21,22のスイッチング素子210,220を周期的にオフにするタイミングを決定する発振回路151,152を備えている。ここにおいて、発振回路151,152からそれぞれ出力される矩形波の発振信号は、スイッチング素子210,220がオフになる期間が互いに異なるように、位相をずらした発振信号であることが望ましい。これにより、スイッチング素子210,220は同じタイミングでオフにならず、スイッチング素子210,220の一方がオフになる場合にはオンの他方を通って入力電流が流れることになる。したがって、スイッチング素子210,220の寄生ダイオード211,221に流れる期間が減少するから、回路装置1の損失が低減される。
ところで、スイッチング素子210,220が発振回路151,152から入力される発振信号でオフになると、MOSFETからなるスイッチング素子210,220の寄生ダイオードに入力電流が流れ、短期間ではあるが損失が増加する。
電圧判定回路23,24は、対応する第1電源接続端子t11,t12に電源電圧が入力されているか否かを判定している。したがって、制御回路15は、抵抗231,232の接続点の電位及び抵抗241,242の接続点の電位を監視することで、第1電源接続端子t11,t12に電源電圧が入力されているか否かを判定できる。そして、第1電源接続端子t11,t12のうちの1つだけに電源電圧が入力されていると制御回路15が判定した場合、制御回路15は、発振回路151,152の発振動作を停止させてもよい。発振回路151,152が発振動作を停止すると、リセット回路30が、スイッチング素子210,220を強制的にオフにするリセット動作を停止する。第1電源接続端子t11,t12のうちの1つだけに電源電圧が入力されている場合は、電源電圧が入力されなくなった状態を確実に検知できるので、リセット動作を停止することで、リセット動作を行うことで発生する回路の損失を低減できる。
また、図1及び図2に回路図を示した回路装置1は、スイッチング素子210,220を周期的にオフにするタイミングを決定する発振回路150,151,152を制御回路15が備えているが、保護回路21,22がそれぞれ発振回路を備えていてもよい。
例えば、図3に示すように、保護回路21,22が、スイッチング素子210,220を周期的にオフにするタイミングを決定する発振回路35,36をそれぞれ備えてもよい。
発振回路35は、トランジスタ351,352、抵抗353,355、キャパシタ354,356などを用いた無安定マルチバイブレータ回路である。発振回路35から出力されるパルス信号はスイッチング素子230のゲート電極に入力されている。この場合、スイッチング素子230のオフ期間は抵抗355とキャパシタ356とで決定され、スイッチング素子230のオン期間は抵抗353とキャパシタ354とで決定される。なお、発振回路35は図示された無安定マルチバイブレータ回路に限定されず、他の発振回路でもよい。発振回路36は発振回路35と同様の回路構成を有しているので、発振回路36の説明は省略する。
発振回路35,36は、保護回路21,22がそれぞれ接続されている第1電源接続端子t11,t12に入力される電源電圧から動作に必要な電圧を得ている。すなわち、第1電源接続端子t11,t12に電源電圧が入力されていなければ、発振回路35,36は発振動作を行わず、発振回路35,36の出力信号の信号レベルはローとなる。したがって、スイッチング素子230,240はオフになり、スイッチング素子210,220はオンにはならない。
第1電源接続端子t11,t12に直流電源100から電源電圧が入力されると、発振回路35,36が発振動作を開始し、スイッチング素子230,240を周期的にオフにしており、これによってスイッチング素子210,220が周期的にオフになる。
よって、第1電源接続端子t11,t12に電源電圧が入力された状態で、第1電源接続端子t11,t12の一方に電源電圧が入力されなくなると、電源電圧が入力されなくなった第1電源接続端子に接続されたスイッチング素子210又は220をオフにできる。これにより、制御回路15は、第1電源接続端子t11,t12の一方に電源電圧が入力されなくなったことを確実に検出できる。
以上説明したように、本実施形態の回路装置1は、複数の第1電源接続端子(第1電源接続端子t11,t12)と、第2電源接続端子t21と、負荷回路10と、複数の保護回路(保護回路21,22)と、リセット回路30とを備える。複数の第1電源接続端子は、直流電源100の正極と負極との一方(本実施形態では正極)にそれぞれ接続され、第2電源接続端子t21は、直流電源100の正極と負極との他方(本実施形態では負極)に接続される。負荷回路10は、複数の第1電源接続端子が電気的に並列に接続される第1入力端子t31と、第2電源接続端子t21が電気的に接続される第2入力端子t32とを有する。複数の第1電源接続端子と第1入力端子t31との間にはそれぞれ複数の保護回路が設けられている。複数の保護回路(保護回路21,22)の各々は、スイッチング素子(スイッチング素子210,220)と、整流素子(寄生ダイオード211,221)とを有する。スイッチング素子(スイッチング素子210,220)は、対応する第1電源接続端子(第1電源接続端子t11,t12)と第1入力端子t31との間に接続される。スイッチング素子(スイッチング素子210,220)は、対応する第1電源接続端子(第1電源接続端子t11,t12)に正常な極性で直流電源100が接続されるとオンになる。整流素子(寄生ダイオード211,221)は、対応する第1電源接続端子(第1電源接続端子t11,t12)と第1入力端子t31との間に正常な極性の電流を流すことが可能な向きでスイッチング素子(スイッチング素子210,220)に並列に接続されている。リセット回路30は、複数の保護回路(保護回路21,22)がそれぞれ有する複数のスイッチング素子(スイッチング素子210,220)を一時的にオフにするリセット動作を周期的に行うように構成される。
保護回路21,22がスイッチング素子210,220と整流素子とで構成されており、第1電源接続端子t11,t12に正常な極性で直流電源100が接続されるとスイッチング素子210,220がオンになるので、低損失の保護回路を実現できる。また、リセット回路30がスイッチング素子210,220を周期的にオフにするから、電源電圧が入力されなくなった第1電源接続端子t11,t12に接続されているスイッチング素子210,220がオンし続ける可能性を低減できる。したがって、電源電圧が入力されなくなった第1電源接続端子t11,t12に接続されているスイッチング素子210,220がオフになることで、第1電源接続端子t11,t12に電源電圧が入力されているか否かを確実に判定することができる。
また、特許文献1の光源点灯回路では、第1及び第2の制御端子の一方のみから電力を供給しているが、本実施形態の回路装置1では、複数の第1電源接続端子から電力を供給することが可能なので、各々の第1電源接続端子に流れる電流値を低減できる。
本実施形態の回路装置1において、複数の保護回路(保護回路21,22)の各々は逆電圧保護回路(逆電圧保護回路51,52)を有しても良い。保護回路の各々が有する逆電圧保護回路は、当該保護回路が有するスイッチング素子(スイッチング素子210,220)にしきい値電圧を超える逆電圧が印加されると当該スイッチング素子をオンにする。
これにより、スイッチング素子210,220にしきい値電圧を超える逆電圧が印加される可能性が低減され、スイッチング素子210,220に耐電圧の低い素子を使用できる。
本実施形態の回路装置1において、リセット回路30は、複数の第1電源接続端子(第1電源接続端子t11,t12)のうちの1つのみに直流電源100が接続されている場合はリセット動作を停止してもよい。
リセット回路30がリセット動作を行うと、スイッチング素子が一時的にオフになり、スイッチング素子に並列に接続された整流素子(寄生ダイオード211,221)に電流が流れるから、損失が増加する。1つの第1電源接続端子だけに電源電圧が入力されている状態で、その他全ての第1電源接続端子に電源電圧が入力されなくなると、電源電圧が入力されていない全ての保護回路のスイッチング素子がオフになるから、リセット動作を周期的に行う必要はない。したがって、リセット動作を停止することで、回路装置1の損失を低減できる。
また、リセット回路30は、複数のスイッチング素子(スイッチング素子210,220)のうち少なくとも2つのスイッチング素子をそれぞれオフにするリセット動作のタイミングをずらしてもよい。これにより、あるスイッチング素子を強制的にオフにすると、オフにしたスイッチング素子に並列接続された整流素子より、オフしていない別のスイッチング素子に多くの入力電流が流れることになる。したがって、整流素子に比べて損失の小さいスイッチング素子に入力電流が流れるから、回路装置1の損失を低減できる。
また、リセット回路30は、複数のスイッチング素子(スイッチング素子210,220)にそれぞれ対応して設けられた複数の発振回路(発振回路151,152)を有してもよい。リセット回路30は、複数の発振回路がそれぞれ出力する発振信号に応じて、対応するスイッチング素子を一時的にオフとするリセット動作を周期的に行う。そして、複数の発振回路の各々は、対応するスイッチング素子が接続された第1電源接続端子(第1電源接続端子t11,t12)から入力される電源電圧が最低動作電圧以下になると、対応するスイッチング素子をオフにする発振信号を出力した状態で発振動作を停止してもよい。これにより、電源電圧が入力されていない第1電源接続端子に接続されているスイッチング素子に対応した発振回路を停止させることで、消費電力を低減できる。
また、本実施形態の点灯装置4は本実施形態で説明した回路装置1を備え、回路装置1が備える負荷回路10が、光源(光源ブロック2A,2B)に電力を供給して光源を点灯させる電圧変換回路11を含むことを特徴とする。
これにより、直流電源の逆接続を保護する低損失の保護回路21,22を備えた点灯装置4を提供できる。また、複数の第1電源接続端子t11,t12に電源電圧が印加されているか否かを確実に判定できる点灯装置4を提供できる。
(実施形態2)
図4に、実施形態2の回路装置1を用いた点灯装置4の回路図を示す。なお、電圧変換回路11、制御回路15、保護回路21,22、補助電源回路41以外の回路構成は、実施形態1の回路装置1と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
電圧変換回路11は、フライバック・コンバータのようなスイッチング電源回路であり、コンデンサ111と、トランス112と、スイッチング素子113と、ダイオード114と、コンデンサ115とを備える。コンデンサ111は第1入力端子t31と第2入力端子t32との間に電気的に接続されている。コンデンサ111の両端間に、トランス112の1次巻線とスイッチング素子113とが直列に接続されている。スイッチング素子113はNチャネル型のMOSFETであり、トランス112の1次巻線の一端にスイッチング素子113のドレイン電極が接続され、第2入力端子t32にスイッチング素子113のソース電極が接続されている。また、トランス112の2次巻線の一端にはダイオード114のカソードが接続されており、ダイオード114のアノードとトランス112の2次巻線の他端との間にコンデンサ115が接続されている。そして、コンデンサ115の両端はそれぞれ電圧変換回路11の出力端子に接続されている。スイッチング素子113のゲート電極には制御回路15からPWM信号が入力されており、スイッチング素子113がPWM信号に応じてスイッチングすることで、入力電圧の電圧値を変換した直流電圧を発生する。
制御回路15は、発振回路150と、コンパレータ153,154と、NANDゲート155,156と、基準電源157とを備えている。コンパレータ153は、第1電源接続端子t11の入力電圧と、基準電源157から出力される基準電圧との高低を比較する。コンパレータ154は、第1電源接続端子t12の入力電圧と、基準電源157から出力される基準電圧との高低を比較する。NANDゲート155には、発振回路150の発振信号(矩形波のパルス信号)と、コンパレータ153の出力信号とが入力されており、NANDゲート155の出力はスイッチング素子313のゲート電極に入力されている。NANDゲート156には、発振回路150の発振信号と、コンパレータ154の出力信号とが入力されており、NANDゲート156の出力はスイッチング素子314のゲート電極に入力されている。また、制御回路15は、コンパレータ153,154の出力信号がハイになると、スイッチング素子141,142をオンにして光源ブロック2A,2Bを点灯させる。制御回路15は、コンパレータ153,154の出力信号がローになると、スイッチング素子141,142をオフにして光源ブロック2A,2Bを消灯させる。
実施形態1では、保護回路21,22がそれぞれ備えるスイッチング素子210,220がPチャネル型のMOSFETであったが、本実施形態では、保護回路21,22がそれぞれ備えるスイッチング素子210,220がNチャネル型のMOSFETである。
Nチャネル型のMOSFETの寄生ダイオードは、Pチャネル型のMOSFETの寄生ダイオードと極性が逆向きになる。したがって、第1電源接続端子t11,t12にスイッチング素子210,220のソース電極が接続され、第1入力端子t31にスイッチング素子210,220のドレイン電極が接続されている。
スイッチング素子210のソース電極にはツェナーダイオード212のアノードが接続され、スイッチング素子210のゲート電極にはツェナーダイオード212のカソードが接続されている。スイッチング素子210のゲート電極にはツェナーダイオード216のアノードが接続されている。ツェナーダイオード216のカソードには抵抗215を介してダイオード218のカソードが接続され、ダイオード218のアノードはスイッチング素子210のドレイン電極に接続されている。また、スイッチング素子210のゲート電極は、抵抗217を介してスイッチング素子313のドレイン電極に接続されており、スイッチング素子313のソース電極は第2電源接続端子t21に接続されている。
同様に、スイッチング素子220のソース電極にはツェナーダイオード222のアノードが接続され、スイッチング素子220のゲート電極にはツェナーダイオード222のカソードが接続されている。スイッチング素子220のゲート電極にはツェナーダイオード226のアノードが接続されている。ツェナーダイオード226のカソードには抵抗225を介してダイオード228のカソードが接続され、ダイオード228のアノードはスイッチング素子220のドレイン電極に接続されている。また、スイッチング素子220のゲート電極は、抵抗227を介してスイッチング素子314のドレイン電極に接続されており、スイッチング素子314のソース電極は第2電源接続端子t21に接続されている。
補助電源回路41は、トランス112の1次巻線とスイッチング素子113との接続点にアノードが接続されたダイオード411と、ダイオード411のカソードと第2入力端子t32との間に接続されたキャパシタ412を備えている。ダイオード411とキャパシタ412との接続点には抵抗413,414の一端が接続されている。抵抗413の他端は抵抗217を介してスイッチング素子210のゲートに接続され、抵抗414の他端は抵抗227を介してスイッチング素子220のゲートに接続されている。補助電源回路41では、電圧変換回路11のスイッチング動作時にスイッチング素子113に生じる電源電圧よりも高い電圧をダイオード411で整流した後、キャパシタ412で平滑している。そして、キャパシタ412の両端電圧は、抵抗413,217を介してスイッチング素子210のゲート電極に印加され、抵抗414,227を介してスイッチング素子220のゲート電極に印加される。
ここで、スイッチング素子210,220をオンにするためには、スイッチング素子210,220のゲート電極に、ソース電極の電圧に比べてしきい値電圧以上高い電圧を印加する必要がある。電圧変換回路11がスイッチング動作を行っていれば、補助電源回路41が電源電圧よりも高い電圧を出力しており、この電圧をスイッチング素子210,220の駆動電圧として利用することで、スイッチング素子210,220を確実に駆動することができる。
図4の回路装置1において、スイッチ101がオフの状態では、第1電源接続端子t11の電圧が基準電源157の基準電圧よりも低くなり、コンパレータ153の出力信号の電圧レベルがローになって、NANDゲート155の出力はハイになる。この場合、スイッチング素子313はオンになり、補助電源回路41から入力される補助電源電圧はスイッチング素子210のゲート電極に印加されず、スイッチング素子210のゲート・ソース間電圧はほぼゼロになるので、スイッチング素子210がオフになる。
スイッチ101がオンになり、第1電源接続端子t11の電圧が基準電源157の基準電圧よりも高くなると、コンパレータ153の出力信号の電圧レベルがハイになる。NANDゲート155からは発振回路150から出力される発振信号のハイ/ローを反転させた反転信号が出力され、この反転信号に応じてスイッチング素子313のオン/オフが切り替わる。スイッチング素子313がオンになると、スイッチング素子210はオフになる。一方、スイッチング素子313がオフになると、補助電源回路41の出力電圧が抵抗413,217を介してスイッチング素子210のゲート電極に印加され、ゲート電極の電位がしきい値電圧を超えるので、スイッチング素子210がオンになる。
したがって、第1電源接続端子t11に電源電圧が入力された場合には、NANDゲート155から出力される反転信号に応じてスイッチング素子313がオン/オフすることで、スイッチング素子210が周期的にオフになる。スイッチング素子210がオフになった場合でも、第1電源接続端子t11に電源電圧が入力されていれば、スイッチング素子210の寄生ダイオード211を介して電圧変換回路11に入力電流が継続して流れることになる。
なお、スイッチ102がオンになった場合の保護回路22の動作は保護回路21の動作と同様であるので、その説明は省略する。
本実施形態の回路装置1では、光源ブロック2A,2Bの点灯/消灯を判定する回路(コンパレータ153,154など)で、スイッチング素子210,220のオン/オフを判定する回路の一部を構成している。なお、光源ブロック2A,2Bの点灯/消灯を判定する回路で、スイッチング素子210,220のオン/オフを判定する回路の一部を構成する回路構成は、他の実施形態の回路装置1にも適用が可能である。
また、本実施形態では、スイッチング素子210のドレイン・ゲート間に逆電圧保護回路51とダイオード218とが直列に接続され、スイッチング素子220のドレイン・ゲート間に逆電圧保護回路52とダイオード228とが直列に接続されている。ダイオード218,228は、スイッチング素子210,220のゲート電極に印加された駆動電圧によって逆電圧保護回路51,52に電流が流れるのを阻止する向きに設けられ、駆動電圧の低下を抑制してスイッチング素子210,220を確実にオンにする。なお、ダイオード218,228がなくても、十分に高いゲート電圧が得られるのであれば、ダイオード218,228を省略してもよい。
また、補助電源回路41は、電圧変換回路11のスイッチング時にスイッチング素子113に発生する電源電圧よりも高い電圧を整流、平滑する回路構成を示しているが、補助電源回路41の回路構成は図4に示す回路構成に限定されない。例えば、補助電源回路41は、電圧変換回路11が備えるトランス112に設けられた補助巻線に発生する電圧を整流し、平滑するような電源回路でもよい。また、電圧変換回路11の出力電圧が第1電源接続端子t11,t12に入力される電源電圧よりも高い場合には、補助電源回路41が、電圧変換回路11の出力電圧をそのままスイッチング素子210,220のゲート電極に印加するような回路であってもよい。また、補助電源回路41は、別の電源から得た電圧をスイッチング素子210,220のゲート電極に印加するような回路であってもよい。
以上説明したように、負荷回路10は電圧変換回路11を含み、保護回路21,22がスイッチング素子210,220をオンにするための駆動電圧を、電圧変換回路11を構成する回路部品に発生した電圧から得る補助電源回路41を更に備えてもよい。
これにより、保護回路21,22がそれぞれ有するスイッチング素子210,220をオンにするための駆動電圧を発生する電源回路を別に用意する必要がないという利点がある。
また、図4に回路図を示した回路装置1では補助電源回路41が2つの保護回路21,22の両方に駆動電圧を供給しているが、図5に示すように、2つの保護回路21,22にそれぞれ駆動電圧を供給する2つの補助電源回路42,43を備えてもよい。なお、図5に回路図を示した回路装置1は、制御回路15、補助電源回路42,43以外は実施形態1の回路装置1と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
補助電源回路42は、保護回路21が接続された第1電源接続端子t11に入力される電源電圧を利用し、保護回路21に対してスイッチング素子210を駆動するのに必要な駆動電圧を供給する。補助電源回路43は、保護回路22が接続された第1電源接続端子t12に入力される電源電圧を利用し、保護回路22に対してスイッチング素子220を駆動するのに必要な駆動電圧を供給する。補助電源回路42,43はチャージポンプ回路を利用した倍電圧回路であり、電源電圧よりも高い電圧をスイッチング素子210,220のゲート電極に供給することができる。補助電源回路42,43は回路構成が共通しているので、補助電源回路42について説明し、補助電源回路43については説明を省略する。
補助電源回路42は、スイッチング素子420と、キャパシタ421,422と、ダイオード423,424と、抵抗425,426とを用いたチャージポンプ方式の倍電圧回路である。第1電源接続端子t11には抵抗425の一端が接続されている。抵抗425の他端にはスイッチング素子420のドレイン電極が接続され、スイッチング素子420のソース電極が第2電源接続端子t21に接続されている。第1電源接続端子t11にはダイオード423のアノードが接続され、ダイオード423のカソードはキャパシタ422を介してスイッチング素子420のドレイン電極に接続されている。また、第1電源接続端子t11にはキャパシタ421の一端が接続され、キャパシタ421の他端にはダイオード424のカソードが接続され、ダイオード424のアノードはダイオード423のカソードに接続されている。そして、キャパシタ421とダイオード424との接続点が抵抗426,217を介してスイッチング素子210のゲート電極に接続されている。
スイッチング素子420のゲート電極には、制御回路15が備える発振回路158の発振信号が入力されている。スイッチング素子420は、発振回路158から入力される高周波の発振信号に応じてオン/オフする。スイッチング素子420がオンになると、ダイオード423を介してキャパシタ422に電流が流れることで、キャパシタ422が充電される。スイッチング素子420がオフになると、キャパシタ422が放電し、抵抗425、ダイオード424を介してキャパシタ421が充電される。スイッチング素子420がオン/オフを繰り返すことで、キャパシタ421は電源電圧とほぼ等しい電圧まで充電され、キャパシタ421と抵抗426との接続端の電圧は電源電圧に対してキャパシタ421の充電電圧分だけ高い電圧となる。
ここで、リセット回路30のスイッチング素子313が、制御回路15の発振回路151から入力される発振信号に応じてオフになると、キャパシタ421の充電電圧が抵抗426,217を介してスイッチング素子210のゲート電極に入力される。このとき、スイッチング素子210がオンになり、スイッチング素子210を介して電圧変換回路11に電源電圧が入力される。
一方、リセット回路30のスイッチング素子313がオンになると、スイッチング素子210のゲート電極の電圧はほぼゼロになり、スイッチング素子210はオフになる。なお、第1電源接続端子t11に電源電圧が入力されている場合は、スイッチング素子210の寄生ダイオード211がオンになり、寄生ダイオード211を介して電圧変換回路11に電源電圧が供給される。
ここで、リセット回路30がスイッチング素子210をオフにする期間は、キャパシタ421の電圧がスイッチング素子210のしきい値電圧以下に低下するのに必要な時間よりも長くなるように、スイッチング素子313のオン期間は設定されていればよい。
上述のように、回路装置1は、複数のスイッチング素子(スイッチング素子210,220)にそれぞれ対応して複数の補助電源回路(補助電源回路42,43)を更に備えてもよい。複数の補助電源回路の各々は、対応するスイッチング素子が接続された第1電源接続端子(第1電源接続端子t11,t12)に入力される電源電圧から動作電圧を得る。そして、複数の補助電源回路の各々は、対応するスイッチング素子をオンにするための駆動電圧を保護回路(保護回路21,22)に供給するように構成される。
補助電源回路は、第1電源接続端子に入力される電源電圧から動作電圧を得ているので、第1電源接続端子に電源電圧が入力されていない場合はスイッチング素子を確実にオフにすることができる。
上述の実施形態1,2では、保護回路21,22のスイッチング素子210,220がMOSFETであったが、スイッチング素子210,220はIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)などのバイポーラトランジスタでもよい。IGBTなどのバイポーラトランジスタは、MOSFETのように寄生ダイオードを備えていないので、スイッチング素子210,220がバイポーラトランジスタの場合には、スイッチング素子210,220と並列にダイオードが接続されていればよい。
また、上述の実施形態1,2では、第1電源接続端子t11,t12の数が2つであったが、第1電源接続端子の数が3つ以上でもよい。
さらに、上述の実施形態1,2では、負荷回路10が光源を点灯させる点灯回路であったが、負荷回路10は点灯回路に限定されず、光源以外の負荷を動作させるための回路でもよい。また、上述の実施形態1,2では、第1電源接続端子t11,t12に電源電圧が入力されているか否かに応じて点灯させる光源ブロック2A,2Bを切り替えているが、出力レベルの切り替えや、点灯装置4の動作モードの切り替えなどを行ってもよい。
また、実施形態1,2で開示した回路装置1の構成は一例であり、これに限定されない。本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、回路構成などは適宜変更が可能である。また、実施形態1,2で開示した回路装置1の制御回路15はアナログ回路で実現されても良いし、ディジタル回路で実現されてもよいし、アナログ回路とディジタル回路とが混在した回路で実現されてもよい。また、制御回路15の一部又は全ての機能を、マイコンがソフトウェアを実行することによって、実現されてもよい。
なお、上述の実施形態1,2では、1つの第2電源接続端子が直流電源100の負極に接続され、複数の第1電源接続端子が直流電源100の正極に接続されており、複数の第1電源接続端子のそれぞれに保護回路が設けられているが、回路装置1は上記の構成に限定されない。すなわち、1つの第2電源接続端子(共通接続端子)が直流電源100の正極に接続され、複数の第1電源接続端子が直流電源100の負極に接続されており、複数の第1電源接続端子のそれぞれに保護回路が設けられてもよい。
(実施形態3)
図6は、実施形態1又は2の回路装置1を用いた点灯装置4が組み込まれた照明装置(灯具)200概略構成図である。
本実施形態の照明装置200は例えば車両300に搭載される前照灯装置であり、照明装置200を車体301に搭載した車両300の外観図を図7に示す。
照明装置200のケース201は、一面が開口した箱型のボディ202と、ボディ202の開口に取り付けられた透光性のカバー203とを備えている。ボディ202の内部には2つの光源ブロック2A,2Bが収納されている。光源ブロック2A,2Bのうち、例えば光源ブロック2Aは走行用前照灯(ハイビーム)用の光源であり、光源ブロック2Bはすれ違い前照灯(ロービーム)用の光源である。光源ブロック2A,2Bはそれぞれ放熱構造体204,205に搭載されており、放熱構造体204,205は、アルミ合金などで、フィン形状を有するなど放熱に適した形状に形成されている。放熱構造体204,205にはそれぞれ反射部材206,207が取り付けられており、反射部材206,207はそれぞれ光源ブロック2A,2Bの配光を制御する。また、ボディ202の下側には、実施形態1又は2で説明した回路装置1を収納したサブケース209が取り付けられている。サブケース209に収納された電圧変換回路11と光源ブロック2A,2Bとの間はリード線208を介して電気的に接続されている。
回路装置1の第1電源接続端子t11,t12は、それぞれスイッチ101,102を介して直流電源100(車両300のバッテリ)の正極に接続されている。回路装置1の第2電源接続端子t21は直流電源100の負極に接続されている。
ここで、スイッチ101がオンになると光源ブロック2Aに電源電圧が入力されて光源ブロック2Aが点灯し、スイッチ102がオンになると光源ブロック2Bに電源電圧が入力されて光源ブロック2Bが点灯する。したがって、スイッチ101,102を前照灯の点灯/消灯だけでなくハイビームとロービームとの切り替えにも使用することができる。
本実施形態の照明装置200は、実施形態1又は2の点灯装置4と、点灯装置4が点灯させる光源(光源ブロック2A,2B)と、点灯装置4及び光源を収納するケース201とを備える。
これにより、直流電源の逆接続を保護する低損失の保護回路21,22を有する点灯装置4を備えた照明装置200を提供できる。
本実施形態の車両300は、点灯装置4と、点灯装置4から供給される電力で点灯する光源(光源ブロック2A,2B)とを備えたことを特徴とする。
これにより、直流電源の逆接続を保護する低損失の保護回路21,22を有する点灯装置4を備えた車両300を提供できる。また、複数の第1電源接続端子t11,t12にそれぞれ電源電圧が入力されているか否かを確実に判定でき、その判定結果に応じて光源ブロック2A,2Bの状態を変更することが可能な点灯装置4を備えた車両300を提供できる。
1 回路装置
2A,2B 光源ブロック(光源)
4 点灯装置
10 負荷回路
11 電圧変換回路
21,22 保護回路
30 リセット回路
41,42,43 補助電源回路
51,52 逆電圧保護回路
100 直流電源
151,152 発振回路
210,220 スイッチング素子
211,221 寄生ダイオード(整流素子)
300 車両
301 車体
t11,t12 第1電源接続端子
t21 第2電源接続端子
t31 第1入力端子
t32 第2入力端子

Claims (9)

  1. 直流電源の正極と負極との一方に接続される複数の第1電源接続端子と、前記直流電源の前記正極と前記負極との他方に接続される第2電源接続端子と、負荷回路と、複数の保護回路と、リセット回路とを備え、
    前記負荷回路は、前記複数の第1電源接続端子が電気的に並列に接続される第1入力端子と、前記第2電源接続端子が電気的に接続される第2入力端子とを有し、
    前記複数の第1電源接続端子と前記第1入力端子との間にそれぞれ前記複数の保護回路が設けられ、
    前記複数の保護回路の各々は、対応する前記第1電源接続端子と前記第1入力端子との間に接続され前記対応する前記第1電源接続端子に正常な極性で前記直流電源が接続されるとオンになるスイッチング素子と、前記対応する前記第1電源接続端子と前記第1入力端子との間に正常な極性の電流を流すことが可能な向きで前記スイッチング素子に並列に接続された整流素子とを有し、
    前記リセット回路は、前記複数の保護回路がそれぞれ有する複数の前記スイッチング素子を一時的にオフにするリセット動作を周期的に行うように構成されたことを特徴とする回路装置。
  2. 前記複数の保護回路の各々は、当該保護回路が有する前記スイッチング素子にしきい値電圧を超える逆電圧が印加されると当該スイッチング素子をオンにする逆電圧保護回路を有することを特徴とする請求項1に記載の回路装置。
  3. 前記リセット回路は、前記複数の第1電源接続端子のうちの1つのみに前記直流電源が接続されている場合は前記リセット動作を停止するように構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の回路装置。
  4. 前記リセット回路は、前記複数の前記スイッチング素子のうち少なくとも2つの前記スイッチング素子をそれぞれオフにする前記リセット動作のタイミングをずらすことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の回路装置。
  5. 前記リセット回路は、前記複数の前記スイッチング素子にそれぞれ対応して設けられた複数の発振回路を有し、
    前記リセット回路は、前記複数の発振回路がそれぞれ出力する発振信号に応じて、対応する前記スイッチング素子を一時的にオフにするリセット動作を周期的に行うように構成され、
    前記複数の発振回路の各々は、対応する前記スイッチング素子が接続された前記第1電源接続端子から入力される電源電圧が最低動作電圧以下になると、対応する前記スイッチング素子をオフにする前記発振信号を出力した状態で発振動作を停止するように構成されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の回路装置。
  6. 前記負荷回路は電圧変換回路を含み、
    前記保護回路が前記スイッチング素子をオンにするための駆動電圧を、前記電圧変換回路を構成する回路部品に発生した電圧から得る補助電源回路を更に備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の回路装置。
  7. 前記複数の前記スイッチング素子にそれぞれ対応して複数の補助電源回路を更に備え、
    前記複数の補助電源回路の各々は、対応する前記スイッチング素子が接続された前記第1電源接続端子に入力される電源電圧から動作電圧を得て、対応する前記スイッチング素子をオンにするための駆動電圧を前記保護回路に供給するように構成されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の回路装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の回路装置と、前記回路装置を収納するハウジングとを有し、
    前記回路装置が備える前記負荷回路が、光源に電力を供給して前記光源を点灯させる電圧変換回路を含むことを特徴とする点灯装置。
  9. 請求項8に記載の点灯装置と、前記点灯装置から供給される電力で点灯する前記光源とを備えたことを特徴とする車両。
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