JP2017021719A - 電気器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気器具の不適切な取り外し動作を適切に検出して警告を行う。
【解決手段】口金(21)をソケットから取り外す動作、または本体部(10)をアダプタ(20)から取り外す動作が行われたときに、スイッチ(83)がバッテリ(82)からスピーカ(60)への電力供給経路を遮断状態から導通状態に切り替えてスピーカ(60)に警告動作を行わせるための回路を形成する。
【選択図】図5

Description

本発明は、天井、壁、床、各種装置等に設けられた被装着部に装着される電気器具であって、盗難防止のために所定の警告動作を行う警告部を備えた電気器具に関するものである。
従来、天井、壁、床、各種装置等の被設置面に取り付けられたソケットやローゼット等の被装着部に着脱可能に装着される電気器具(例えば電球等)が知られている。
これらの電気器具は、一般に、交換や清掃等を容易に行えるように、被装着部に対して容易に着脱可能な構成になっている。
ところが、被装着部に対して容易に着脱可能な構成である場合、例えば飲食店や商業施設等の不特定多数の人が利用する公共施設に設置した場合に、盗難されやすいという問題がある。
特に、近年、従来の白熱電球等に比べて比較的高価な電気器具(例えば、LED電球、あるいは空気清浄機能やイオン放出機能などを備えた電気器具など)の普及が進んでいることから、盗難防止の必要性が増している。
なお、特許文献1には、照明用光源に、人感センサと、振動センサと、警報手段と、警報手段の動作を制御するマイコンとを備え、人感センサが人を検知している間に振動センサが振動を検知した場合に、マイコンが警報手段に警報を発報させる技術が開示されている。
特開2011−76141号公報(2011年4月14日公開)
しかしながら、上記特許文献1の技術では、マイコンから警報手段に常に電力が供給されており、マイコンが人感センサおよび振動センサの検知結果に応じて警報手段の動作を制御する構成なので、警報手段の誤作動が生じやすいという問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みて成されたものであり、その目的は、盗難防止のために電気機器具に備えられる警告部の誤作動を簡単な構成で抑制することにある。
本発明の一態様にかかる電気器具は、被装着部に着脱可能に装着される装着部を備えた電気器具であって、所定の警告動作を行う警告部と、前記警告部に前記警告動作を行うための電力を供給するバッテリと、前記バッテリから前記警告部への電力供給経路を導通状態と遮断状態とに切り替える切替部とを備え、前記切替部は、前記装着部を前記被装着部から取り外す動作、または前記電気器具の一部を前記被装着部に装着された前記電気器具の他の一部から取り外す動作が行われたときに、前記電力供給経路を遮断状態から導通状態に切り替えて前記警告部に前記警告動作を行わせるための回路を形成することを特徴としている。
上記の構成によれば、装着部を被装着部から取り外す動作、または電気器具の一部を被装着部に装着された電気器具の他の一部から取り外す動作が行われていないときには、バッテリから警告部への電力供給経路が遮断状態に維持され、警告部に電力が供給されない。このため、警告部の誤作動が生じることを簡単な構成で抑制できる。
本発明の実施形態1にかかるイオン発生装置の斜視図である。 図1に示したイオン発生装置の断面図である。 図1に示したイオン発生装置に備えられる本体部の背面側の構成を示す斜視図である。 図1に示したイオン発生装置に備えられる照明装置の構成を示す斜視図である。 図1に示したイオン発生装置における制御系および電力供給系の構成を示すブロック図である。 図1に示したイオン発生装置における制御系および電力供給系の変形例を示すブロック図である。 図1に示したイオン発生装置における制御系および電力供給系の変形例を示すブロック図である。 本発明の実施形態2にかかるイオン発生装置における制御系および電力供給系の構成を示すブロック図である。 図8に示したイオン発生装置における制御系および電力供給系の変形例を示すブロック図である。 本発明の実施形態3にかかるイオン発生装置における制御系および電力供給系の構成を示すブロック図である。 図10に示したイオン発生装置における監視警告処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態4にかかるイオン発生装置の斜視図である。 図12に示したイオン発生装置の断面図である。 図1に示したイオン発生装置における制御系および電力供給系の構成を示すブロック図である。
〔実施形態1〕
本発明の一実施形態について説明する。
(1−1.イオン発生装置100の全体構成)
図1は本実施形態にかかるイオン発生装置(電気器具)100の斜視図であり、図2はイオン発生装置100の断面図である。
図1および図2に示したように、イオン発生装置100は、アダプタ20と、アダプタ20に対して着脱可能に装着された本体部10とを備えている。
アダプタ(装着部)20は、天井、壁、床、各種器具等の被設置面に設けられたソケット(被装着部)に取り付けられる口金21を備えている。すなわち、口金21およびソケットには互いに対応する位置に螺旋状のねじ山および溝が形成されており、イオン発生装置100を回転させることにより、イオン発生装置100のソケットへの着脱が行われる。
また、口金21をソケットに取り付けることにより、図示しない電源(例えば商用電源あるいは自家発電装置など)からソケットを介してイオン発生装置100に交流電力が供給される。また、アダプタ20は、口金21を介して供給された交流電力を直流電力に変換して本体部10に供給する。
なお、本実施形態では、イオン発生装置100を被設置面に設けられたソケットに取り付ける構成としているが、これに限らず、ソケット以外の被取付部材(例えばローゼットタイプの被取付部材など)に取り付ける構成であってもよい。
本体部10は、ケース(筐体)11、イオン発生器30、ファン(送風機)40、照明装置50、スピーカ(警告部、警告音出力部)60、および人感センサ(人検知部)70を備えている。
ケース11は、略円筒形状を有しており、その内部にイオン発生器30、ファン40、照明装置50、スピーカ60、および人感センサ70を収容している。また、ケース11は、軸方向の前面側および背面側が開口しており、ケース11の背面側には当該ケース11をアダプタ20に接続するためのコネクタ18が装着されている。また、ケース11におけるスピーカ60に対向する位置には、複数の孔からなるスピーカ孔64が形成されている。
図3は、本体部10の背面側の構成を示す斜視図である。なお、図3では、ケース11の図示を省略している。
図3に示したように、コネクタ18には2本の引掛刃19が設けられている。これら各引掛刃19をアダプタ20に差し込んで所定回転方向に所定角度回転させることにより、ケース11がアダプタ20に取り付けられる。また、図示しない取外しボタンを押しながらケース11をアダプタ20に対する取り付け時と逆方向に所定角度回転させることにより、ケース11をアダプタ20から取り外せるようになっている。
図2および図3に示したように、コネクタ18を取り囲むケース11の外周面には、ケース11の周方向の全周にわたって吸気口12が形成されており、吸気口12の内面側にはフィルタ13が着脱可能に装着されている。
吸気口12、ケース11内に設けられた通風路14を介して、ケース11における前面側の開口である通気口15と連通している。すなわち、吸気口12と通気口15とはケース11内に設けられた通風路14によって接続されている。
また、通風路14には、ファン40が設けられている。ファン40は、軸流ファンであり、回転軸が通風路14の中心軸上に位置するようにケース11の内壁に支持されている。
ファン40が回転駆動されると、ケース11の周囲の空気が吸気口12からケース11内に吸い込まれ、通風路14の入口で半径方向の流れから軸方向の流れに向きを変えて通風路14の出口側へ導風され、通気口15から排出される。
イオン発生器30は、2組の放電電極と誘導電極とを有しており(いずれも図示せず)、これら各電極は樹脂製ケースに収容されている。また、樹脂製ケース内には、放電電極および誘導電極に高電圧を印加する高電圧発生回路が設けられている。イオン発生器30は通風路14に面するように配置されており、放電電極および誘導電極に高電圧が印加されると、これら両電極間に生じる放電によりプラズマクラスター(登録商標)イオンと称されるプラスイオンH(HO)m(mは任意の自然数)およびマイナスイオンO (HO)n(nは任意の自然数)が生成され、通風路14を流れる空気中に放出される。
プラズマクラスターイオンは、除菌効果、脱臭効果、ウイルスの作用抑制効果、および静電気抑制効果を有していることが知られている。なお、イオン発生器30は、空気中にプラズマクラスターイオンを発生するものに限らない。プラズマクラスターイオン以外の正負イオン、あるいはマイナスイオンを放出するものであっても用いることができる。
また、通風路14の側壁には、イオン発生器30で発生したイオンを検出するためのイオンセンサ31が設けられている。イオンセンサ31は、イオン発生器30に対してケース11の円周方向に沿ってファン40の回転方向下流側に配置されている。
照明装置50は、複数の発光素子52と、発光素子52が搭載された実装板51とを備えており、通風路14の出口付近に配置されている。
図4は、ケース11に装着された照明装置50の構成を示す斜視図である。この図に示すように、実装板51は、略円板状に形成された回路基板であり、ケース11の前面側の開口部近傍に配置されている。実装板51は実装板51の外周部分が環状の実装部54になっており、この実装部54にLEDからなる複数の発光素子52が一定間隔で円状に実装されている。また、実装部54が通風路14の出口の周縁にねじにより取り付けられている。
また、実装部54の前面側は透光性のカバー53に覆われている。なお、実装板51は特に限定されるものではないが、例えばアルミニウムなどの熱伝導性の高い材質で形成された放熱部材を備えることが好ましい。また、本実施形態では、LEDを光源とする照明装置50を用いる構成について説明するが、照明装置50の構成はこれに限るものでない。
また、実装板51の中央には、複数の橋部55により実装部54に連結された円板状の島部56が設けられている。
島部56には、室内の人の有無を検出する人感センサ70、および各種の情報を報知するLEDからなる報知ランプ71が備えられている。
橋部55には、プリント配線が施されており、実装部54と島部56とはこのプリント配線を介して電気的に接続されている。
また、島部56および橋部55は、非透光性の前カバー57および後カバー58に覆われている。前カバー57は島部56および橋部55の前面側を島部56および橋部55との間に隙間をあけて覆っており、後カバー58に保持されている。後カバー58は島部56および橋部55の背面側を島部56および橋部55との間に隙間をあけて覆っており、ケース11の内壁に取り付けられている。これらの隙間には風が流れるようになっている。
実装部54の内側の周縁は通風路14に面している。また、実装板51の一部である橋部55および島部56は通風路14内に位置し、通風路14内に突き出ている。
また、実装板51における実装部54と島部56との間には、橋部55によって仕切られた複数の開口部からなる通気口15が形成されている。通気口15は通風路14に連通しており、この通気口15がファン40の回転駆動時にイオンを吹き出すためのケース11の吹出口とされる。なお、本実施形態では、送風の妨げにならないように橋部55の本数を3本としており、吹出口からスムーズにイオンが室内に放出されるようになっている。
イオン発生器30で発生したイオンは、ファン40の送風により通風路14を出口に向かって運ばれ、実装板51の通気口15からイオン発生装置100の外部に放出される。
また、複数の通気口15を取り囲むように配置された発光素子52が後述する制御部90の制御に応じて発光し、イオン発生装置100の前方が照明される。本実施形態では、イオンが吹き出される方向と照明装置50からの光の照射方向(照明方向)とを同一方向としており、照明される領域に向けてイオンが放出されるようになっている。ただし、これに限らず、照明装置50の照明方向とイオンの放出方向とが異なっていてもよい。
イオンセンサ31は、イオン発生器30が発生したイオン量あるいはイオン濃度を検出する。イオン発生器30で発生したイオンはファン40の回転によりイオンセンサ31に向かって流れ、イオンセンサ31はイオン量あるいはイオン濃度を確実に検出することができる。
通風路14の側壁にはメイン基板17が設けられている。メイン基板17には、CPUなどから構成される制御部90、および各装置に電源を供給する電源装置91などが搭載されている(後述する図5参照)。メイン基板17は、イオン発生装置100に備えられる各電気装置(イオン発生器30、ファン40、照明装置50、イオンセンサ31、スピーカ60、人感センサ70、報知ランプ71等)とリード線(図示せず)により電気的に接続されている。制御部90は、ユーザから入力される指示や各種センサの検知結果等に応じて、これら各電気装置の動作を制御する。
また、図3に示すように、本体部10には、イオン発生装置100が不正に取り外された場合に後述する警告動作を実行するための電力を供給するバッテリ82が搭載されている。
(1−2.イオン発生装置100の制御系の構成)
図5は、イオン発生装置100における制御系および電力供給系の構成を示すブロック図である。
図5に示すように、アダプタ20は、口金21、AC/DC変換部22、本体接続部23を備えている。
口金21は、天井等の被設置面に取り付けられたソケットに取り付けられ、商用電源や自家発電装置等の電力供給源からソケットを介して供給される交流電力(AC電力)をAC/DC変換部22に供給する。
AC/DC変換部22は、口金21を介して受電した交流電力を直流電力(DC電力)に変換し、本体接続部23に供給する。
本体接続部23には本体部10の引掛刃19が装着されるようになっており、AC/DC変換部22から出力された直流電力は本体接続部23および引掛刃19を介して本体部10の電源装置91に供給される。
本体部10は、図5に示したように、引掛刃19、電源装置91、制御部90、操作入力部92、人感センサ70、イオンセンサ31、イオン発生器30、ファン40、照明装置50、報知ランプ71、および警告装置80を備えている。
操作入力部92は、ユーザからの指示入力を受け付けて制御部90に伝達する。操作入力部92は、例えば、リモートコントローラを介して送信されるユーザからの指示入力を受け付けるものであってもよく、イオン発生装置100のアダプタ20あるいは本体部10のケース11設けられたスイッチ等の各種操作手段(図示せず)に対するユーザの指示入力を受ける構成であってもよい。
人感センサ70は、イオン発生装置100が設置されている空間(所定範囲の空間)に人間がいるか否かを検知し、検知結果を制御部90に伝達する。
イオンセンサ31は、イオン発生器30で発生したイオンの有無あるいは量を検知し、検知結果を制御部90に伝達する。
制御部90は、操作入力部92を介して入力されるユーザからの指示や、イオン発生装置100に備えられる各種センサ(人感センサ70、イオンセンサ31など)の検知結果に基づいて、電源装置91、イオン発生器30、ファン40、照明装置50、および報知ランプ71の動作を制御する。
例えば、制御部90は、イオンセンサ31がイオン無しあるいはイオン量が所定値以下であることを検出すると、イオン発生器30の動作を停止させて、報知ランプ71を動作させる。これにより、イオン発生器30における異常の発生が報知される。
また、制御部90は、人感センサ70の検知結果に応じて、イオン発生器30、ファン40、および照明装置50の動作を制御する。例えば、制御部90は、人感センサ70による検知空間に人が存在する場合には照明装置50を点灯させるとともに、ファン40を駆動音が比較的静かな静音モードで駆動させる。また、制御部90は、人感センサ70による検知空間に人が存在しない場合には、照明装置50を消灯させるとともに、ファン40の回転数を静音モードよりも高く設定する。
また、制御部90は、電源装置91からイオン発生装置100の各部に供給する電力の配分を、それら各部に実行させる動作に応じて制御する。
(1−3.警告装置80の構成および動作)
警告装置80は、図5に示したように、電圧検出部81、バッテリ82、スイッチ(切替部)83、警告部駆動部(警告部)84、およびスピーカ(警告部)60を備えている。なお、警告装置80を構成する各部材は、共通の基板上あるいは共通のケース内に配置されていてもよく、イオン発生装置100内に分散して配置されていてもよい。
バッテリ82は、スイッチ83を介して警告部駆動部84に接続されており、警告部駆動部84およびスピーカ60を動作させるための電力を供給する。なお、バッテリ82は、本体部10に交換可能に備えられるものであってもよく、アダプタ20から供給される電力を用いて充電可能なものであってもよい。
電圧検出部81は、アダプタ20から本体部10への供給電力の電圧値が所定値未満になったときにスイッチ83を導通状態に切り替える。すなわち、スイッチ83は、アダプタ20から本体部10への供給電力の電圧値が所定値以上である通常時には遮断状態に維持されており、アダプタ20から本体部10への供給電力の電圧値が所定値未満に低下したときに導通状態に切り替えられる。
なお、図5の例では、電圧検出部81が引掛刃19と電源装置91との間に接続されているが、電圧検出部81の接続位置はこれに限るものではない。すなわち、電圧検出部81の接続位置は、本体部10がアダプタ20から取り外されるか、あるいはアダプタ20がソケットから取り外されることによって本体部10への電力供給が遮断された場合に、それに伴う電圧低下を検知できる位置であればよい。
警告部駆動部84は、スイッチ83が導通状態に切り替えられてバッテリ82から電力が供給されることにより、スピーカ60を駆動させて警告動作を行わせる。すなわち、警告部駆動部84はバッテリ82から供給される電力をスピーカ60に供給してスピーカ60に所定の警告音を発報させる。上記警告音は、ブザー音やベル音などであてもよく、言語による警告であってもよい。
なお、本実施形態では、警告部として警告音を発報するスピーカ60を備えている構成について説明するが、警告部の構成はこれに限るものではない。
例えば、スピーカ60に代えて、あるいはスピーカ60に加えて、図5に破線で示したように、警告部として、発光による警告動作(例えば所定色の光の点滅など)を行う警告ランプ61、あるいは所定の送信先に警告信号を送信する警告動作を行う警告信号送信部62を備えてもよい。なお、報知ランプ71を警告ランプ61として兼用してもよい。
また、警告信号送信部62による警告信号の送信方法は、特に限定されるものではなく、例えばBlueTooth(登録商標)等の無線通信によって送信してもよく、インターネット等を介して電子メールを送信するようにしてもよい。また、警告信号送信部62による警告信号の送信先は、特に限定されるものではなく、例えば、イオン発生装置100の所有者の管理する通信機器であってもよく、イオン発生装置100が設置されている施設の管理システムや警備会社の警備システム等であってもよい。
また、警告信号送信部62が、本体部10の位置を示す情報(GPS信号など)を送信するようにしてもよい。これにより、イオン発生装置100が盗難された場合に、追跡を行うことができる。
また、警告部として、口金21を介した受電が再開された場合であっても電源装置91から本体部10の各部への電力供給を停止させる動作制限部(図示せず)を備えてもよい。
以上のように、本実施形態にかかるイオン発生装置100では、電圧検出部81が本体部10に対する供給電圧が所定値未満に低下したときにスイッチ83を遮断状態から導通状態に切り替えることにより、警告動作が行われる。すなわち、本体部10に対する供給電圧が所定値以上であるときにはスイッチ83から警告部駆動部84およびスピーカ60への電力供給経路が遮断状態に維持されており、本体部10に対する供給電圧が所定値未満になったときに上記電力供給経路が導通状態に切り替えられてスピーカ60に電力を供給するための回路が形成される。
このため、通常時には警告部駆動部84およびスピーカ60への電力供給が遮断されているので、警告部駆動部84およびスピーカ60の誤作動が生じることを抑制できる。
また、上述した特許文献1の場合、振動センサの検知結果に応じて警告動作を行う構成なので、電気機器の取り外しに伴う振動と、地震等による設備の揺れに起因する振動とを識別することが困難であり、誤検知が生じる場合があった。これに対して、本実施形態では、本体部10に対する供給電圧に応じてスイッチ83の動作を切り替える構成にすることにより、誤検知による警告部の誤作動を防止するとともに、本体部10あるいはアダプタ20の不適切な取り外し動作が行われたときに警告動作を適切に行うことができる。
なお、(i)イオン発生装置100の取り外し動作が行われた場合に警告装置80による警告動作を行う警戒モードと、(ii)イオン発生装置100の取り外し動作が行われても警告装置80による警告動作を行わない警戒解除モードとを、操作入力部92あるいは他の部材を介して所定の操作を行うことにより切替可能な構成としてもよい。これにより、イオン発生装置100の取り外し権限を有する正規の操作者が本体部10あるいはアダプタ20の取り外しを行う場合に、不必要に警告動作が行われることを防止できる。
また、上記の所定の操作は、操作入力部92を介して行われる操作であってもよい。また、上記の所定の操作は、専用工具等を用いて行われる操作(例えば専用工具等を用いてスイッチ83を遮断状態に固定する操作など)であってもよい。
また、本実施形態では、バッテリ82から警告部駆動部84への電力供給を遮断状態と導通状態とに切り替えるために電圧検出部81とスイッチ83とを備える構成について説明したが、これに限るものではない。
例えば、図6に示すように、電圧検出部81およびスイッチ83に代えて、b接点のリレー(切替部)85を備えてもよい。リレー85としてb接点のリレー(継電器)を用いることにより、アダプタ20から本体部10への供給電圧が所定値以上であるときには、バッテリ82から警告部駆動部84への電力供給は遮断される。また、アダプタ20から本体部10への供給電圧が所定値未満に低下したときにはバッテリ82と警告部駆動部84とが導通し、バッテリ82から警告部駆動部84への電力供給が行われる。
また、本実施形態では、本体部10におけるアダプタ20からの供給電圧を監視し、供給電圧が所定値未満に低下したときに警告動作を行う構成について説明したが、これに限るものではない。
例えば、アダプタ20の口金21に対する交流(AC)電力の入力の有無に応じて警告動作を行う構成としてもよい。図7は、この場合の構成例を示している。
図7に示す例では、アダプタ20における口金21とAC/DC変換部22との間に配置されたACクロック発生部24と、本体部10におけるバッテリ82と警告部駆動部84との間に配置された切替制御部(切替部)89とを備えている。また、アダプタ20および本体部10における互いの対向面には、本体部10がアダプタ20に取り付けられたときにACクロック発生部24と切替制御部89とを電気的に接続し、本体部10がアダプタ20から取り外されたときにACクロック発生部24と切替制御部89との間を電気的に遮断するための接点(図示せず)が設けられている。
ACクロック発生部24は、口金21を介して所定電圧値以上の交流電力が入力された場合に入力された交流電力の周波数に応じたクロック信号を切替制御部89に出力する。
切替制御部89は、ACクロック発生部24からクロック信号が入力されている場合にはバッテリ82と警告部駆動部84との間を電気的に遮断し、ACクロック発生部24からのクロック信号の入力が途絶えたときにバッテリ82と警告部駆動部84との間を電気的に導通させる。
これにより、本体部10がアダプタ20に装着され、かつアダプタ20が被設置面のソケットに装着されている場合には、バッテリ82から警告部駆動部84への電力供給は遮断される。また、本体部10がアダプタ20から取り外された場合、あるいはアダプタ20が被設置面のソケットから取り外された場合に、バッテリ82から警告部駆動部84への電力供給が行われる。
また、警戒モードに設定された状態で供給電圧の低下が検知されて警告動作を行った後、電力供給が再開されて電圧検出部81が所定電圧値以上の供給電圧を検出したときに、スピーカ60による警告音の発報を行わせるようにしてもよい。これにより、盗難されたイオン発生装置100が不正に利用されることを抑制できる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1と同じ機能を有する部材については同じ符号を付し、その説明を省略する。
実施形態1では、本体部10への電力供給が遮断されたときに警告動作を行う構成について説明した。これに対して、本実施形態では、本体部10を回転あるいは移動させる動作が行われたときに警告動作を行う構成について説明する。
図8は、本実施形態にかかるイオン発生装置100における制御系および電力供給系の構成を示すブロック図である。
図8に示したように、本実施形態にかかるイオン発生装置100は、図5に示したイオン発生装置100における電圧検出部81に代えて、回転検知部86を備えている。
回転検知部86は、加速度センサからなり、メイン基板17に備えられている。そして、本体部10が軸心周りに所定角度(例えば本体部10をアダプタ20から取り外すための角度)回転したときにスイッチ83を遮断状態から導通状態に切り替える。
なお、回転検知部86における本体部10の回転検知動作、およびスイッチ83の切替動作に要する電力は、例えば電源装置91から供給するようにしてもよく、バッテリ82から供給するようにしてもよく、電源装置91およびバッテリ82とは異なる電力供給源(図示せず)から供給するようにしてもよい。
また、回転検知部86の配置位置は、メイン基板17上に限るものではなく、本体部10の回転動作が行われたことを検知できるように、本体部10の軸心に対して偏心した位置であればよい。
以上のように、本実施形態にかかるイオン発生装置100は、本体部10の回転動作が行われたことを回転検知部86が検知したときに警告動作を行う。
これにより、振動センサの検知結果に応じて警告を行う従来の構成のように設備の揺れ等に起因する誤検知を生じさせることなく、本体部10のアダプタ20からの取り外し動作、あるいは本体部10およびアダプタ20のソケットからの取外動作が行われたときに警告を適切に行うことができる。
また、本実施形態では、本体部10の回転動作が行われたことを検知して警告動作を行う構成について説明したが、これに限るものではない。例えば、図9に示すように、回転検知部86に代えて移動検知部87を備え、移動検知部87が、本体部10が所定距離以上移動させられたことを移動検知部87が検知したときにスイッチ83を導通させて警告動作を行わせるようにしてもよい。
これにより、振動センサの検知結果に応じて警告を行う従来の構成のように設備の揺れ等に起因する誤検知を生じさせることなく、本体部10の移動動作が行われたときに警告を適切に行うことができる。
なお、移動検知部87としては、例えば、加速度センサを用いることができる。また、移動検知部87は、メイン基板17に備えられていてもよく、本体部10における他の部位に備えられていてもよい。また、移動検知部87における本体部10の移動検知動作、およびスイッチ83の切替動作に要する電力は、例えばバッテリ82から供給するようにしてもよく、電源装置91およびバッテリ82とは異なる電力供給源(図示せず)から供給するようにしてもよい。
〔実施形態3〕
本発明のさらに他の実施形態について説明する。なお、説明の便宜上、上述した実施形態と同じ機能を有する部材については同じ符号を付し、その説明を省略する。
実施形態1では、本体部10への電力電圧が所定値未満に低下したときに警告動作を行う構成について説明した。これに対して、本実施形態では、人感センサ70の検知結果と本体部10への供給電圧の検知結果とが所定の条件を満たしたときに警告動作を行う構成について説明する。
図10は、本実施形態にかかるイオン発生装置100における制御系および電力供給系の構成を示すブロック図である。この図に示すように、本実施形態にかかるイオン発生装置100では、制御部90が電圧検出部81に人感センサ70の検知結果に応じた信号を出力するようになっている。
図11は、本実施形態にかかるイオン発生装置100における監視警告処理の流れを示すフローチャートである。
まず、制御部90は、監視警告処理の要否を判断する(S1)。
例えば、制御部90が、ソケットからアダプタ20の口金21への通電が行われている場合には監視警告処理が必要であると判断し、通電が行われていない場合には監視警告処理は不要であると判断するようにしてもよい。この場合、ソケットへの電力供給のオン/オフを所定の管理者のみが切替可能な構成にしておき、イオン発生装置100の取り外し権限を有する正規の操作者が本体部10あるいはアダプタ20の取り外しを行う場合には、予めソケットへの電力供給をオフにしてから作業するようにすればよい。これにより、イオン発生装置100の取り外し権限を有する正規の操作者が本体部10あるいはアダプタ20の取り外しを行う場合に、不必要に警告が行われることを防止できる。
また、監視警告処理の要否を、操作入力部92を介して設定できるようにしてもよい。例えば、操作入力部92に備えられるボタンを所定の手順で押した場合に監視警告処理が不要な状態に設定されるようにしてもよく、操作入力部92としてのリモコンを用いて所定の操作を行うことにより監視警告処理が不要な状態に設定するようにしてもよい。これにより、イオン発生装置100の取り外し権限を有する正規の操作者が本体部10あるいはアダプタ20の取り外しを行う場合に、不必要に警告が行われることを防止できる。
S1において監視警告処理が必要であると判断した場合、制御部90は、人感センサ70によって人の存在が検知されたか否かを判断する(S2)。
S2において人感センサ70によって人の存在が検知されていないと判断した場合、制御部90は、警戒解除モードに設定し(S3)、S1の処理に戻る。警戒解除モードでは、制御部90は、電圧検出部81の動作を制御し、スイッチ83を遮断状態に維持させる。すなわち、警戒解除モードでは、制御部90は、電圧検出部81に電圧検知処理を行わせないか、あるいは、電圧検知結果にかかわらずスイッチ83を遮断状態に維持させる。したがって、警戒解除モードでは、警告動作(スピーカ60による警告音の発報等)は行われない。
一方、S2において人感センサ70によって人の存在が検知されたと判断した場合、制御部90は、警戒モードに設定する(S4)。
警戒モードでは、制御部90は、電圧検出部81の動作を制御し、電圧検出部81によってアダプタ20から本体部10への供給電力の電圧値が所定値未満になったことが検知された場合に、スイッチ83を導通状態に切り替えさせる。
すなわち、S4で警戒モードに設定した後、電圧検出部81は、アダプタ20から本体部10への供給電力の電圧値を検出し、検出した電圧値が所定値未満であるか否かを判断する(S5)。
そして、S5において検出した電圧値が所定値以上であると判断した場合、電圧検出部81はスイッチ83を遮断状態に維持し、S1の処理に戻る。
一方、S5において検出した電圧値が所定値未満であると判断した場合、電圧検出部81はスイッチ83を導通状態に切り替えて、警告部駆動部84に警告動作(例えばスピーカ60による警告音の発報など)を行わせる(S6)。
その後、電圧検出部81は、アダプタ20から本体部10への供給電力の電圧値が所定値以上に回復したか否かを判断し(S7)、回復していない場合にはS6に戻って警告動作を継続する。また、アダプタ20から本体部10への供給電力の電圧値が所定値以上に回復した場合、S1の処理に戻る。
以上のように、本実施形態にかかるイオン発生装置100は、人感センサ70により人の存在が検知され、かつ電圧検出部81により本体部10に対する供給電圧が所定値未満に低下したことが検知されたときに、警告動作を行う。
これにより、振動センサの検知結果に応じて警告を行う従来の構成のように設備の揺れ等に起因する誤検知を生じさせることなく、本体部10あるいはアダプタ20の不適切な取り外し動作が行われたときに警告を適切に行うことができる。
なお、本実施形態では、人感センサ70の検知結果と電圧検出部81の検知結果とに基づいて警告動作を行う構成について説明したが、これに限るものではない。
例えば、人感センサ70に代えて、所定範囲内の領域に存在する物体との距離を検出する測距センサ(人検知部。図示せず。)を用いてもよい。この場合、制御部90は、S2の処理において、測距センサの検知結果に基づいて所定距離以内に接近した物体があるか否かを判断する。そして、S2において所定距離以内に接近した物体があると判断した場合、制御部90は、警戒解除モードに設定する(S3)。また、S2において所定距離以内に接近した物体がないと判断した場合、制御部90は、警戒モードに設定する(S4)。これにより、人感センサ70を用いる場合と略同様の効果を得ることができる。
また、人感センサ70あるいは測距センサの検知結果と、回転検知部86あるいは移動検知部87の検知結果とに基づいて警告動作を行うようにしてもよい。
例えば、人感センサ70によって人の存在が検知されており、かつ回転検知部86によって本体部10の所定角度以上の回転が検知されたときに警告動作を行うようにしてもよい。また、測距センサによって人の接近が検知された後、所定時間以内に移動検知部87によって所定距離以上の移動が検知された場合に警告動作を行うようにしてもよい。
〔実施形態4〕
本発明のさらに他の実施形態について説明する。なお、説明の便宜上、上述した実施形態と同じ機能を有する部材については同じ符号を付し、その説明を省略する。
図12は本実施形態にかかるイオン発生装置100の斜視図であり、図13はイオン発生装置100の断面図である。
図12および図13に示したように、本実施形態にかかるイオン発生装置100は、図1および図2に示したイオン発生装置100に加えて、本体部10に対して着脱可能に装着されたピン63を備えている。
ピン63には貫通孔65が形成されており、この貫通孔65に、鎖、ワイヤ、ケーブルなどの線状部材、あるいは板状部材などからなる接続部材の一端部が固定されるようになっている。また、上記の接続部材の他端部は、イオン発生装置100が取り付けられる被設置面(例えば天井、壁、床、各種器具など)に固定される。なお、接続部材の材質は、特に限定されるものではないが、容易に切断することができない強度を有する材質であることが好ましい。また、接続部材は貫通孔65を用いてピン63に固定する構成に限らず、接続部材自体がピン63として機能する構成、すなわち接続部材の一端部が本体部10に対して着脱可能に装着される構成であってもよい。
また、ピン63は、本体部10をアダプタ20から取り外したとき、および本体部10とアダプタ20とを被設置面のソケットから取り外したときに、上記の接続部材に引っ張られて本体部10から抜けるようになっている。
図14は、本実施形態にかかるイオン発生装置100における制御系および電力供給系の構成を示すブロック図である。
この図に示すように、本実施形態では、図5に示した電圧検出部81およびスイッチ83に代えて、バッテリ82と警告部駆動部84との間にピン検知スイッチ(切替部)88が配置されている。
ピン検知スイッチ88は、ピン63が本体部10に装着されているときにはバッテリ82と警告部駆動部84との間を遮断し、ピン63が本体部10から抜けたときにバッテリ82と警告部駆動部84との間を導通させるように機能する。
以上のように、本実施形態にかかるイオン発生装置100では、天井等の被設置面に接続部材を介して固定されたピン63が本体部10に着脱可能に装着されている。そして、本体部10がアダプタ20から取り外されたとき、および本体部10とアダプタ20とがソケットから取り外されたときに、ピン63が本体部10から外れてバッテリ82と警告部駆動部84との間が導通し、警告動作が行われる。
これにより、振動センサの検知結果に応じて警告を行う従来の構成のように設備の揺れ等に起因する誤検知を生じさせることなく、本体部10あるいはアダプタ20の不適切な取り外し動作が行われたときに警告を適切に行うことができる。
なお、上述した各実施形態では、本発明を照明装置とイオン発生器とを備えたイオン発生装置に適用する場合の例について説明したが、本発明の適用対象はこれに限るものではない。本発明は、天井、壁、床、各種器具等の被設置面に設けられた被取付部材に着脱可能に装着される電気器具であれば適用できる。上記の電気器具としては、例えば、照明装置、イオン発生器、加湿装置、除湿装置、脱臭装置、送風装置、音響装置、通信装置、撮影装置などが挙げられる。
〔まとめ〕
本発明の態様1にかかる電気器具(イオン発生装置100)は、被装着部(ソケット)に着脱可能に装着される装着部(口金21)を備えた電気器具(イオン発生装置100)であって、所定の警告動作を行う警告部(スピーカ60、警告ランプ61、警告信号送信部62)と、前記警告部(スピーカ60、警告ランプ61、警告信号送信部62)に前記警告動作を行うための電力を供給するバッテリ82と、前記バッテリ82から前記警告部(スピーカ60、警告ランプ61、警告信号送信部62)への電力供給経路を導通状態と遮断状態とに切り替える切替部(スイッチ83、リレー85、ピン検知スイッチ88、切替制御部89)とを備え、前記装着部(口金21)を前記被装着部(ソケット)から取り外す動作、または前記電気器具(イオン発生装置100)の一部(本体部10)を前記被装着部(ソケット)に装着された前記電気器具(イオン発生装置100)の他の一部(アダプタ20)から取り外す動作が行われたときに、前記切替部(スイッチ83、リレー85、ピン検知スイッチ88、切替制御部89)が前記電力供給経路を遮断状態から導通状態に切り替えて前記警告部(スピーカ60、警告ランプ61、警告信号送信部62)に前記警告動作を行わせるための回路を形成することを特徴としている。
上記の構成によれば、装着部(口金21)を被装着部(ソケット)から取り外す動作、または電気器具(イオン発生装置100)の一部(本体部10)を被装着部(ソケット)に装着された電気器具(イオン発生装置100)の他の一部(アダプタ20)から取り外す動作が行われていないときには、バッテリ82から警告部(スピーカ60、警告ランプ61、警告信号送信部62)への電力供給経路が遮断状態に維持され、警告部(スピーカ60、警告ランプ61、警告信号送信部62)に電力が供給されない。このため、警告部(スピーカ60、警告ランプ61、警告信号送信部62)の誤作動が生じることを簡単な構成で抑制できる。
本発明の態様2にかかる電気器具(イオン発生装置100)は、上記態様1において、前記切替部(スイッチ83、リレー85、切替制御部89)は、前記被装着部(ソケット)を介して供給される電力の電圧値が所定値未満に低下したときに前記電力供給経路を導通状態に切り替える構成である。
上記の構成によれば、供給電力の電圧を検出するだけで、装着部(口金21)を被装着部(ソケット)から取り外す動作、または電気器具(イオン発生装置100)の一部(本体部10)を被装着部(ソケット)に装着された電気器具(イオン発生装置100)の他の一部(アダプタ20)から取り外す動作が行われたか否かを判定することができる。したがって、上記特許文献1のように人感センサおよび振動センサの検知結果に基づいて動作制御を行う必要がないので、装置構成を簡略化できるとともに、設備の揺れ等に起因する誤検知が生じることを防止できる。
本発明の態様3にかかる電気器具(イオン発生装置100)は、上記態様2において、前記装着部(口金21)を有するアダプタ20と、前記アダプタ20に着脱可能に装着される本体部10とを備え、前記切替部(スイッチ83、リレー85)は、前記被装着部(ソケット)および前記アダプタ20を介して前記本体部10に供給される電力の電圧値が所定値未満に低下したときに前記電力供給経路を導通状態に切り替える構成である。
上記の構成によれば、装着部(口金21)を被装着部(ソケット)から取り外す動作と、本体部10をアダプタ20から取り外す動作とを、共通の構成により検知することができる。
本発明の態様4にかかる電気器具(イオン発生装置100)は、上記態様1から3のいずれかにおいて、前記装着部(口金21)は、前記電気器具(イオン発生装置100)を回転させることにより前記被装着部(ソケット)に着脱される構成であり、前記電気器具(イオン発生装置100)の回転を検知する回転検知部86を備え、前記切替部(スイッチ83、リレー85)は、前記回転検知部86によって所定角度以上の回転が検知されたときに前記電力供給経路を導通状態に切り替える構成である。
上記の構成によれば、装着部(口金21)を被装着部(ソケット)から取り外すための電気器具(イオン発生装置100)の回転動作を検出して警告を行うことができる。これにより、上記特許文献1のように人感センサおよび振動センサの検知結果に基づいて動作制御を行う必要がないので、装置構成を簡略化できるとともに、設備の揺れ等に起因する誤検知が生じることを防止できる。
本発明の態様5にかかる電気器具(イオン発生装置100)は、上記態様4において、前記装着部(口金21)を有するアダプタ20と、前記アダプタ20に着脱可能に装着される本体部10とを備え、前記本体部10は、当該本体部10を前記アダプタ20に対して回転させることにより前記アダプタ20に着脱される構成であり、前記回転検知部86は前記本体部10の回転を検知する構成である。
上記の構成によれば、装着部(口金21)を被装着部(ソケット)から取り外すための回転動作と、本体部10をアダプタ20から取り外すための回転動作とを、共通の構成により検知することができる。
本発明の態様6にかかる電気器具(イオン発生装置100)は、上記態様1から5のいずれかにおいて、前記電気器具(イオン発生装置100)の移動を検知する移動検知部87を備え、前記切替部(スイッチ83、リレー85)は、前記移動検知部87によって所定距離以上の移動が検知されたときに前記電力供給経路を導通状態に切り替える構成である。
上記の構成によれば、電気器具(イオン発生装置100)あるいは電気器具(イオン発生装置100)の一部(本体部10)が所定距離以上移動させられたことを検出して警告を行うことができる。これにより、上記特許文献1のように人感センサおよび振動センサの検知結果に基づいて動作制御を行う必要がないので、装置構成を簡略化できるとともに、設備の揺れ等に起因する誤検知が生じることを防止できる。
本発明の態様7にかかる電気器具(イオン発生装置100)は、上記態様6において、前記装着部(口金21)を有するアダプタ20と、前記アダプタ20に着脱可能に装着される本体部10とを備え、前記移動検知部87は前記本体部10の移動を検知する構成である。
上記の構成によれば、本体部10がアダプタ20から取り外された場合、および本体部10とアダプタ20とが被装着部(ソケット)から取り外された場合の両方を、共通の構成により検知することができる。
本発明の態様8にかかる電気器具(イオン発生装置100)は、上記態様1から7のいずれかにおいて、前記被装着部(ソケット)が備えられている被設置面に一端部が固定され、他端部が前記電気器具に着脱可能に装着される接続部材を備え、前記切替部(ピン検知スイッチ88)は、前記接続部材の前記他端部が前記電気器具(イオン発生装置100)から取り外されたときに、前記電力供給経路を導通状態に切り替える構成である。
上記の構成によれば、電気器具(イオン発生装置100)あるいは電気器具(イオン発生装置100)の一部(本体部10)を取り外したときに接続部材の他端部が電気器具(イオン発生装置100)から外れ、電力供給経路が導通状態に切り替えられて警告動作が行われる。これにより、上記特許文献1のように人感センサおよび振動センサの検知結果に基づいて動作制御を行う必要がないので、装置構成を簡略化できるとともに、設備の揺れ等に起因する誤検知が生じることを防止できる。
本発明の態様9にかかる電気器具(イオン発生装置100)は、上記態様1から8のいずれかにおいて、人の存在または接近を検知する人検知部(人感センサ70、測距センサ)を備え、前記切替部(スイッチ83、リレー85、切替制御部89)は、前記人検知部(人感センサ70、測距センサ)によって人の存在または接近が検知されていない場合には前記電力供給経路を遮断状態に維持し、前記人検知部(人感センサ70、測距センサ)によって人の存在または接近が検知され、かつ前記装着部(口金21)を前記被装着部(ソケット)から取り外す動作、または前記電気器具(イオン発生装置100)の一部(本体部10)を前記装着部(口金21)を含む他の一部(アダプタ20)から取り外す動作が行われた場合に、前記電力供給経路を導通状態に切り替える構成である。
上記の構成によれば、人の存在または接近が検知されていない時には、電力供給経路が遮断状態に維持され、警告部に電力が供給されない。したがって、誤検知によって警告部の誤作動が生じることをより適切に防止することができる。
本発明の態様10にかかる電気器具(イオン発生装置)は、上記態様1から9のいずれかにおいて、前記警告部として、警告音を発報する警告音出力部(スピーカ60)、警告のための発光を行う警告ランプ61、および警告信号を所定の送信先に送信する警告信号送信部62のうちのいずれか1つ以上を備えている構成である。
上記の構成によれば、装着部(口金21)を被装着部(ソケット)から取り外す動作、または電気器具(イオン発生装置100)の一部(本体部10)を被装着部(ソケット)に装着された電気器具(イオン発生装置100)の他の一部(アダプタ20)から取り外す動作が行われたときに、警告音を発報したり、警告のための光を発光したり、あるいは警告信号を所定の送信先に送信したりすることにより、電気器具(イオン発生装置100)の盗難を防止することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
10 本体部
11 ケース
17 メイン基板
19 引掛刃
20 アダプタ
21 口金
22 AC/DC変換部
23 本体接続部
60 スピーカ(警告部、警告音出力部)
61 警告ランプ(警告部)
62 警告信号送信部(警告部)
63 ピン
70 人感センサ(人検知部)
71 報知ランプ
80 警告装置
81 電圧検出部
82 バッテリ
83 スイッチ(切替部)
84 警告部駆動部(警告部)
85 リレー(切替部)
86 回転検知部
87 移動検知部
88 ピン検知スイッチ(切替部)
89 切替制御部(切替部)
90 制御部
91 電源装置
92 操作入力部
100 イオン発生装置(電気器具)

Claims (5)

  1. 被装着部に着脱可能に装着される装着部を備えた電気器具であって、
    所定の警告動作を行う警告部と、
    前記警告部に前記警告動作を行うための電力を供給するバッテリと、
    前記バッテリから前記警告部への電力供給経路を導通状態と遮断状態とに切り替える切替部とを備え、
    前記切替部は、
    前記装着部を前記被装着部から取り外す動作、または前記電気器具の一部を前記被装着部に装着された前記電気器具の他の一部から取り外す動作が行われたときに、前記電力供給経路を遮断状態から導通状態に切り替えて前記警告部に前記警告動作を行わせるための回路を形成することを特徴とする電気器具。
  2. 前記切替部は、前記被装着部を介して供給される電力の電圧値が所定値未満に低下したときに前記電力供給経路を導通状態に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の電気器具。
  3. 前記装着部は、前記電気器具を回転させることにより前記被装着部に着脱される構成であり、
    前記電気器具の回転を検知する回転検知部を備え、
    前記切替部は、前記回転検知部によって所定角度以上の回転が検知されたときに前記電力供給経路を導通状態に切り替えることを特徴とする請求項1または2に記載の電気器具。
  4. 前記被装着部が備えられている被設置面に一端部が固定され、他端部が前記電気器具に着脱可能に装着される接続部材を備え、
    前記切替部は、前記接続部材の前記他端部が前記電気器具から取り外されたときに、前記電力供給経路を導通状態に切り替えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電気器具。
  5. 人の存在または接近を検知する人検知部を備え、
    前記切替部は、
    前記人検知部によって人の存在または接近が検知されていない場合には前記電力供給経路を遮断状態に維持し、
    前記人検知部によって人の存在または接近が検知され、かつ前記装着部を前記被装着部から取り外す動作、または前記電気器具の一部を前記装着部を含む他の一部から取り外す動作が行われた場合に、前記電力供給経路を導通状態に切り替えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電気器具。
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