JPH10253105A - 警報装置内蔵式空気清浄脱臭機 - Google Patents
警報装置内蔵式空気清浄脱臭機Info
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- JPH10253105A JPH10253105A JP9079204A JP7920497A JPH10253105A JP H10253105 A JPH10253105 A JP H10253105A JP 9079204 A JP9079204 A JP 9079204A JP 7920497 A JP7920497 A JP 7920497A JP H10253105 A JPH10253105 A JP H10253105A
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- JP
- Japan
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- alarm device
- ozone
- deodorizing
- air
- air purifying
- Prior art date
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- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
- Burglar Alarm Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 空気清浄脱臭装置と盗難防止用警報装置とを
備え、安心・安全性及び信頼性に優れた警報装置内蔵式
空気清浄脱臭機を提供する。 【解決手段】 集塵部、オゾン発生部、オゾン脱臭・殺
菌用触媒及び酸性ガス吸収・吸着剤を配し、オゾン濃度
感知センサによるオゾン濃度監視部を設置した空気清浄
脱臭装置を有し、さらに、盗難防止用警報装置を設けて
あり、該空気清浄脱臭装置と、該盗難防止用警報装置と
を一体に組み込んでいる。
備え、安心・安全性及び信頼性に優れた警報装置内蔵式
空気清浄脱臭機を提供する。 【解決手段】 集塵部、オゾン発生部、オゾン脱臭・殺
菌用触媒及び酸性ガス吸収・吸着剤を配し、オゾン濃度
感知センサによるオゾン濃度監視部を設置した空気清浄
脱臭装置を有し、さらに、盗難防止用警報装置を設けて
あり、該空気清浄脱臭装置と、該盗難防止用警報装置と
を一体に組み込んでいる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人間の生活活動の
場である家庭、事務所、店舗、学校、病院、理容院、美
容院、ホテル、レストラン、電車、自動車、船等の室内
空間の汚染空気を浄化し、さらに、盗難を防止すること
を可能にした警報装置内蔵式空気清浄脱臭機に関する。
場である家庭、事務所、店舗、学校、病院、理容院、美
容院、ホテル、レストラン、電車、自動車、船等の室内
空間の汚染空気を浄化し、さらに、盗難を防止すること
を可能にした警報装置内蔵式空気清浄脱臭機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気清浄脱臭機でオゾンを発生さ
せるタイプのものは安全性を配慮した装置であっても、
盗難防止用警報機能をつけて安全性と信頼性を向上させ
たものではない。例えば、特開平6─262098号の
空気清浄脱臭環境清浄機では、高圧直流クーロン作用を
用いた集塵部、ファインセラミックを誘電層とするオゾ
ン発生部、オゾン脱臭触媒、酸性ガス吸着剤及び掃気フ
ァンを配し、排出口にオゾン濃度検知センサを配置した
のみであり、盗難防止用警報機能は含まれていない。平
成7年7月1日施行された製造物責任法(以下PL法と
いう)は商品の安全性を特に重視している。また平成8
年4月5日発表された労働省安全衛生部環境改善室編の
「職場における喫煙対策ガイドラインと解説」あるいは
平成8年10月31日刊行の労働省安全衛生部編「やさ
しい空気環境へ─職場における喫煙対策推進マニュア
ル」では分煙や空気清浄機等の設置を奨めており、今
後、空気清浄機の設置が増大すると考えられる。そうす
ると業務用途が増加するため安心・安全性と信頼性に優
れた盗難防止用警報機能が広く求められる。しかしなが
ら、従来の空気清浄脱臭機には盗難防止用警報機能は付
いていない。一方、盗難防止用警報機能付のもの、ある
いは盗難防止器として、例えば、特開昭55─3076
1号の金銭登録機、実開昭58─164090号の盗難
防止器及び特公昭61─31918号の警戒装置が知ら
れている。しかし、これら公知の警報装置は、盗難防止
をしたい本体に外付けしたものである。
せるタイプのものは安全性を配慮した装置であっても、
盗難防止用警報機能をつけて安全性と信頼性を向上させ
たものではない。例えば、特開平6─262098号の
空気清浄脱臭環境清浄機では、高圧直流クーロン作用を
用いた集塵部、ファインセラミックを誘電層とするオゾ
ン発生部、オゾン脱臭触媒、酸性ガス吸着剤及び掃気フ
ァンを配し、排出口にオゾン濃度検知センサを配置した
のみであり、盗難防止用警報機能は含まれていない。平
成7年7月1日施行された製造物責任法(以下PL法と
いう)は商品の安全性を特に重視している。また平成8
年4月5日発表された労働省安全衛生部環境改善室編の
「職場における喫煙対策ガイドラインと解説」あるいは
平成8年10月31日刊行の労働省安全衛生部編「やさ
しい空気環境へ─職場における喫煙対策推進マニュア
ル」では分煙や空気清浄機等の設置を奨めており、今
後、空気清浄機の設置が増大すると考えられる。そうす
ると業務用途が増加するため安心・安全性と信頼性に優
れた盗難防止用警報機能が広く求められる。しかしなが
ら、従来の空気清浄脱臭機には盗難防止用警報機能は付
いていない。一方、盗難防止用警報機能付のもの、ある
いは盗難防止器として、例えば、特開昭55─3076
1号の金銭登録機、実開昭58─164090号の盗難
防止器及び特公昭61─31918号の警戒装置が知ら
れている。しかし、これら公知の警報装置は、盗難防止
をしたい本体に外付けしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気清浄脱臭機
は、上記した通り、盗難防止用警報装置が接続されてい
るものが存在しないため、空気清浄脱臭機において、安
全面が考慮されていないという問題点がある。また、従
来の盗難防止用警報機は、盗難防止をしたい本体に外付
けしたものであるため、盗難防止用警報機と盗難防止し
たい本体と夫々別々に設置して接続しなければならず、
取り付けるのに非常に時間がかかるとともに、複雑な配
線から、接触不良による不動作が生じ易い等の問題点が
あった。また、従来の空気清浄脱臭機ではPL法を考慮
し、安心・安全性と信頼性に優れた警報装置内蔵式空気
清浄脱臭機はなかった。最近の職場分煙用の喫煙室等で
の煙草のいやな臭いを消すためには、オゾンを使用する
場合が増えてきた。オゾンは、ダニ、ウイルス、細菌等
の微生物に対しての殺菌力、いやな窒素系(インド─
ル、スカトール、ニコチン等)の臭いやいやな硫黄系
(メルカプタン、硫化水素等)の臭いを消す脱臭力、そ
の他酸化分解力等に優れているが、安全かつ高度にコン
トロールされたものはなかった。そこで最近では、PL
法も考慮し、人体や自然界に安全で優しく、高信頼性の
警報装置内蔵式空気清浄脱臭機が求められている。
は、上記した通り、盗難防止用警報装置が接続されてい
るものが存在しないため、空気清浄脱臭機において、安
全面が考慮されていないという問題点がある。また、従
来の盗難防止用警報機は、盗難防止をしたい本体に外付
けしたものであるため、盗難防止用警報機と盗難防止し
たい本体と夫々別々に設置して接続しなければならず、
取り付けるのに非常に時間がかかるとともに、複雑な配
線から、接触不良による不動作が生じ易い等の問題点が
あった。また、従来の空気清浄脱臭機ではPL法を考慮
し、安心・安全性と信頼性に優れた警報装置内蔵式空気
清浄脱臭機はなかった。最近の職場分煙用の喫煙室等で
の煙草のいやな臭いを消すためには、オゾンを使用する
場合が増えてきた。オゾンは、ダニ、ウイルス、細菌等
の微生物に対しての殺菌力、いやな窒素系(インド─
ル、スカトール、ニコチン等)の臭いやいやな硫黄系
(メルカプタン、硫化水素等)の臭いを消す脱臭力、そ
の他酸化分解力等に優れているが、安全かつ高度にコン
トロールされたものはなかった。そこで最近では、PL
法も考慮し、人体や自然界に安全で優しく、高信頼性の
警報装置内蔵式空気清浄脱臭機が求められている。
【0004】本発明は、上記従来の空気清浄脱臭機の問
題点に鑑み、安心・安全性及び信頼性に優れた警報装置
内蔵式空気清浄脱臭機を提供することを目的とする。
題点に鑑み、安心・安全性及び信頼性に優れた警報装置
内蔵式空気清浄脱臭機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の警報装置内蔵式空気清浄脱臭機は、集塵部、
オゾン発生部、オゾン脱臭・殺菌用触媒及び酸性ガス吸
収・吸着剤を配し、オゾン濃度感知センサによるオゾン
濃度監視部を設置した空気清浄脱臭装置を有し、さら
に、盗難防止用警報装置を設けてあり、該空気清浄脱臭
装置と、該盗難防止用警報装置とを一体に組み込んでい
ることを特徴とする。また、上記空気清浄脱臭装置と、
上記盗難防止用警報装置とを一つの電気回路で構成して
いるとよい。さらに、上記盗難防止用警報装置のアラー
ムを遠隔地に設けているとよい。上記盗難防止用警報装
置の電源スイッチを、所有者は容易に操作することがで
き、かつ、他人には容易に気付かれないような場所に設
けてあるとよく、特に、上記盗難防止用警報装置の電源
スイッチを、空気掃気口に設けてあるとよい。上記盗難
防止用警報装置の電源が充電電池であるとよい。上記空
気清浄脱臭装置において、上記集塵部がコルゲート高性
能フィルターであるとよく、また、上記オゾン脱臭・殺
菌用触媒がハニカム構造であるとよく、さらに、上記酸
性ガス吸収・吸着剤がハミカム構造であるとよい。
に本発明の警報装置内蔵式空気清浄脱臭機は、集塵部、
オゾン発生部、オゾン脱臭・殺菌用触媒及び酸性ガス吸
収・吸着剤を配し、オゾン濃度感知センサによるオゾン
濃度監視部を設置した空気清浄脱臭装置を有し、さら
に、盗難防止用警報装置を設けてあり、該空気清浄脱臭
装置と、該盗難防止用警報装置とを一体に組み込んでい
ることを特徴とする。また、上記空気清浄脱臭装置と、
上記盗難防止用警報装置とを一つの電気回路で構成して
いるとよい。さらに、上記盗難防止用警報装置のアラー
ムを遠隔地に設けているとよい。上記盗難防止用警報装
置の電源スイッチを、所有者は容易に操作することがで
き、かつ、他人には容易に気付かれないような場所に設
けてあるとよく、特に、上記盗難防止用警報装置の電源
スイッチを、空気掃気口に設けてあるとよい。上記盗難
防止用警報装置の電源が充電電池であるとよい。上記空
気清浄脱臭装置において、上記集塵部がコルゲート高性
能フィルターであるとよく、また、上記オゾン脱臭・殺
菌用触媒がハニカム構造であるとよく、さらに、上記酸
性ガス吸収・吸着剤がハミカム構造であるとよい。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は空気清浄脱臭機の安心・
安全性、信頼性を向上させた警報装置内蔵式の空気清浄
脱臭機に係わるものであり、家庭、事務所、店舗、学
校、病院、理容院、美容院、ホテル、レストラン、電
車、自動車、船等の室内空間で使用されるときに盗難防
止機能を備え持ち、集塵部、オゾン発生部、オゾン脱臭
・殺菌用触媒及び酸性ガス吸収・吸着剤を配し、オゾン
濃度感知センサによるオゾン濃度監視部を設置し、集塵
機能、オゾン発生機能及びオゾン濃度監視機能を有する
空気清浄脱臭機能に、盗難防止用警報機能を組み合わせ
た警報装置内蔵式空気清浄脱臭機である。本発明の警報
装置内蔵式空気清浄脱臭機において本体集塵部、オゾン
発生部、オゾン濃度監視部は交流電源から電力供給を受
けて作動し、盗難防止用警報装置は内蔵している電源で
作動する。このとき、本体集塵部、オゾン発生部、オゾ
ン濃度監視部からなる空気清浄脱臭装置及び盗難防止用
警報装置における全ての電気系統を一つのパッケージに
し、盗難防止効果を高めるために、盗難防止用警報装置
に内蔵している電源を空気清浄脱臭装置に電力供給可能
なときに常に充電することができる充電電池を使用する
とよい。これにより、安心・安全性、信頼性を向上させ
ることが可能である。
安全性、信頼性を向上させた警報装置内蔵式の空気清浄
脱臭機に係わるものであり、家庭、事務所、店舗、学
校、病院、理容院、美容院、ホテル、レストラン、電
車、自動車、船等の室内空間で使用されるときに盗難防
止機能を備え持ち、集塵部、オゾン発生部、オゾン脱臭
・殺菌用触媒及び酸性ガス吸収・吸着剤を配し、オゾン
濃度感知センサによるオゾン濃度監視部を設置し、集塵
機能、オゾン発生機能及びオゾン濃度監視機能を有する
空気清浄脱臭機能に、盗難防止用警報機能を組み合わせ
た警報装置内蔵式空気清浄脱臭機である。本発明の警報
装置内蔵式空気清浄脱臭機において本体集塵部、オゾン
発生部、オゾン濃度監視部は交流電源から電力供給を受
けて作動し、盗難防止用警報装置は内蔵している電源で
作動する。このとき、本体集塵部、オゾン発生部、オゾ
ン濃度監視部からなる空気清浄脱臭装置及び盗難防止用
警報装置における全ての電気系統を一つのパッケージに
し、盗難防止効果を高めるために、盗難防止用警報装置
に内蔵している電源を空気清浄脱臭装置に電力供給可能
なときに常に充電することができる充電電池を使用する
とよい。これにより、安心・安全性、信頼性を向上させ
ることが可能である。
【0007】以上述べた、本体集塵部、オゾン発生部、
オゾン濃度監視部等で構成されている空気清浄脱臭装置
と盗難防止用警報装置との関係を図1及び図2の回路図
に基づいて説明する。先ず、図1は本発明警報装置内蔵
式空気清浄脱臭機の回路概略図であり、盗難防止用警報
装置は、空気清浄脱臭機内に内蔵されており、空気清浄
脱臭装置における電気系統と一体に電気回路が組み込ま
れており、電源ジャックを抜いたり、ACアダプターを
外したり、又は電源コードを切断しない限り、盗難防止
警報装置は作動しないようになっている。また、電源ジ
ャックを抜いたり、ACアダプターを外したり、又は電
源コードを切断した場合においては、盗難防止用警報装
置内に予め組み込んだ充電電池により、盗難防止用警報
装置が作動する。
オゾン濃度監視部等で構成されている空気清浄脱臭装置
と盗難防止用警報装置との関係を図1及び図2の回路図
に基づいて説明する。先ず、図1は本発明警報装置内蔵
式空気清浄脱臭機の回路概略図であり、盗難防止用警報
装置は、空気清浄脱臭機内に内蔵されており、空気清浄
脱臭装置における電気系統と一体に電気回路が組み込ま
れており、電源ジャックを抜いたり、ACアダプターを
外したり、又は電源コードを切断しない限り、盗難防止
警報装置は作動しないようになっている。また、電源ジ
ャックを抜いたり、ACアダプターを外したり、又は電
源コードを切断した場合においては、盗難防止用警報装
置内に予め組み込んだ充電電池により、盗難防止用警報
装置が作動する。
【0008】また、盗難防止用警報装置が作動する仕組
みについて、本発明の主な特徴及び構成を有する盗難防
止用警報装置における電気系統図である図2で説明す
る。S1は警報機能用電源スイッチであり、出荷時には
警報機能用電源スイッチS1をOFFにして電池の消耗
を防ぎ、設置後に警報機能用電源スイッチS1をONに
する。設置場所を変える等、一時的に電源と切り離すと
きにもこの警報機能用電源スイッチS1をOFFにし、
アラームがならないようにする。トランジスタQ1は論
理反転用トランジスタであり、警報機能用電源スイッチ
S1がONで電源入力があればOFF(L)を出力し、
電源入力が無くなればON(H)を出力する。発振回路
G1,G2は警報音を一定周期で発振する発振回路であ
り、トランジスタQ1の出力が(H)の期間のみ発振回
路G2は(H)を出力する。発振回路G3,G4は警報
音発振回路であり、G2の出力が(H)の期間だけ発振
する。この後、出力増幅トランジスタQ2によって出力
が増幅されて、本体内蔵スピーカSP1から警報音が発
せられる。また、本体内蔵スピーカSP1が内蔵されて
いない場合や遠隔地スピーカSP2が設けられている場
合においては、本体内蔵アンテナA1にトランジスタQ
3で発振された内容が遠隔地アンテナA2へ出力され
て、遠隔地アンテナA2を介して遠隔地スピーカSP2
から警報音が発せられる。
みについて、本発明の主な特徴及び構成を有する盗難防
止用警報装置における電気系統図である図2で説明す
る。S1は警報機能用電源スイッチであり、出荷時には
警報機能用電源スイッチS1をOFFにして電池の消耗
を防ぎ、設置後に警報機能用電源スイッチS1をONに
する。設置場所を変える等、一時的に電源と切り離すと
きにもこの警報機能用電源スイッチS1をOFFにし、
アラームがならないようにする。トランジスタQ1は論
理反転用トランジスタであり、警報機能用電源スイッチ
S1がONで電源入力があればOFF(L)を出力し、
電源入力が無くなればON(H)を出力する。発振回路
G1,G2は警報音を一定周期で発振する発振回路であ
り、トランジスタQ1の出力が(H)の期間のみ発振回
路G2は(H)を出力する。発振回路G3,G4は警報
音発振回路であり、G2の出力が(H)の期間だけ発振
する。この後、出力増幅トランジスタQ2によって出力
が増幅されて、本体内蔵スピーカSP1から警報音が発
せられる。また、本体内蔵スピーカSP1が内蔵されて
いない場合や遠隔地スピーカSP2が設けられている場
合においては、本体内蔵アンテナA1にトランジスタQ
3で発振された内容が遠隔地アンテナA2へ出力され
て、遠隔地アンテナA2を介して遠隔地スピーカSP2
から警報音が発せられる。
【0009】
【実施例】実施例を図面に基づいて説明する。図3は本
発明警報装置内蔵式空気清浄脱臭機の第一実施例を示す
正面図であり、図4は第一実施例の警報機能用電源スイ
ッチS1を示した拡大図であり、図5乃至図7は、夫々
異なった実施例の内部を示す模式図である。図3で示す
ように、警報機能用電源スイッチS1は空気掃気口31
に設けられており、図4で示すように、例えば、クリッ
プ2を利用して警報機能用電源スイッチS1を付けた
り、又は消したりすることができる。
発明警報装置内蔵式空気清浄脱臭機の第一実施例を示す
正面図であり、図4は第一実施例の警報機能用電源スイ
ッチS1を示した拡大図であり、図5乃至図7は、夫々
異なった実施例の内部を示す模式図である。図3で示す
ように、警報機能用電源スイッチS1は空気掃気口31
に設けられており、図4で示すように、例えば、クリッ
プ2を利用して警報機能用電源スイッチS1を付けた
り、又は消したりすることができる。
【0010】図5における第一実施例の警報装置内蔵式
空気清浄脱臭機は、比較的狭い場所で用いる空気清浄脱
臭機の実施例であり、集塵部10、オゾン発生部20、
オゾン脱臭・殺菌用触媒25、酸性ガス吸収・吸着剤2
6、及びオゾン濃度監視部30から成る空気清浄脱臭装
置1と、盗難防止用警報装置40とから構成されてい
る。
空気清浄脱臭機は、比較的狭い場所で用いる空気清浄脱
臭機の実施例であり、集塵部10、オゾン発生部20、
オゾン脱臭・殺菌用触媒25、酸性ガス吸収・吸着剤2
6、及びオゾン濃度監視部30から成る空気清浄脱臭装
置1と、盗難防止用警報装置40とから構成されてい
る。
【0011】空気吸入口に集塵部10が設けられてお
り、集塵部10は粗目フィルタ11、イオン集塵電極1
2、抗菌フィルタ13及び直流陽極部14から構成され
ている。汚れた空気は先ず、空気吸入口に設けられた粗
目フィルタ11に入り、空気中の目視可能な埃を取り除
く。次に空気はイオン集塵電極部12でマイナスに帯電
され、抗菌フィルタ13で微細な粉塵、花粉、埃等が取
り除かれる。さらに抗菌フィルタ13の後に設けられた
直流陽極部14の直流電圧イオン効果により浮遊するタ
バコの煙等に帯電させ、抗菌フィルタ13により取り除
かれ、清浄交換される。
り、集塵部10は粗目フィルタ11、イオン集塵電極1
2、抗菌フィルタ13及び直流陽極部14から構成され
ている。汚れた空気は先ず、空気吸入口に設けられた粗
目フィルタ11に入り、空気中の目視可能な埃を取り除
く。次に空気はイオン集塵電極部12でマイナスに帯電
され、抗菌フィルタ13で微細な粉塵、花粉、埃等が取
り除かれる。さらに抗菌フィルタ13の後に設けられた
直流陽極部14の直流電圧イオン効果により浮遊するタ
バコの煙等に帯電させ、抗菌フィルタ13により取り除
かれ、清浄交換される。
【0012】粉塵、埃等が除去された空気は、気相オゾ
ン濃度と臭気反応機構であるオゾン発生部20を通過す
る。オゾン発生部20はオゾン放電体21、拡散板22
A及び脱臭・抗菌スペース23から構成されている。オ
ゾン放電体21でオゾンを下向きに発生させるととも
に、拡散板22Aでオゾンを拡散させることにより触媒
への臭気・殺菌反応を均一化させている。またオゾン発
生部20の下端には脱臭・抗菌スペース23が設けられ
ており、オゾンの力により、臭気・殺菌等を酸化分解
し、強力に除去する。
ン濃度と臭気反応機構であるオゾン発生部20を通過す
る。オゾン発生部20はオゾン放電体21、拡散板22
A及び脱臭・抗菌スペース23から構成されている。オ
ゾン放電体21でオゾンを下向きに発生させるととも
に、拡散板22Aでオゾンを拡散させることにより触媒
への臭気・殺菌反応を均一化させている。またオゾン発
生部20の下端には脱臭・抗菌スペース23が設けられ
ており、オゾンの力により、臭気・殺菌等を酸化分解
し、強力に除去する。
【0013】さらに、空気中に含まれているオゾン及び
臭気、バクテリア、ウイルス類はオゾン脱臭触媒25に
よる脱臭・殺菌作用で除去され、また、余剰なオゾン濃
度は酸素に分解され、なくなる。但し、オゾン脱臭触媒
は常に酸化・還元を行うことから、オゾン発生周期は、
例えば5分ON・OFFを繰り返し、ファンは連続掃気
を行っている。26はオゾン酸化に伴うNOX 、SOX
等の酸性ガスを吸着させる目的の酸性ガス吸収・吸着剤
である。この場合、オゾン脱臭触媒25、酸性ガス吸収
・吸着剤26のいずれも形状はハニカム状とするとよ
い。また、SV(空間速度)値はオゾン脱臭触媒25の
値が30,000〜200,000hr-1となるとよ
い。27は清浄された空気を空気掃気口31に送る掃気
ファンであるが、構成上、風の抵抗を受け易く、所定の
風量を確保する目的上、静圧の高いブラッシレスファン
を用いている。
臭気、バクテリア、ウイルス類はオゾン脱臭触媒25に
よる脱臭・殺菌作用で除去され、また、余剰なオゾン濃
度は酸素に分解され、なくなる。但し、オゾン脱臭触媒
は常に酸化・還元を行うことから、オゾン発生周期は、
例えば5分ON・OFFを繰り返し、ファンは連続掃気
を行っている。26はオゾン酸化に伴うNOX 、SOX
等の酸性ガスを吸着させる目的の酸性ガス吸収・吸着剤
である。この場合、オゾン脱臭触媒25、酸性ガス吸収
・吸着剤26のいずれも形状はハニカム状とするとよ
い。また、SV(空間速度)値はオゾン脱臭触媒25の
値が30,000〜200,000hr-1となるとよ
い。27は清浄された空気を空気掃気口31に送る掃気
ファンであるが、構成上、風の抵抗を受け易く、所定の
風量を確保する目的上、静圧の高いブラッシレスファン
を用いている。
【0014】オゾン濃度監視部30に関しては、空気掃
気口31に設けられたオゾン濃度検知センサ32がその
役割を果たす。オゾン濃度検知センサ32は、煙草の煙
等によるセンサの誤作動を無くすために各部のセンサフ
ィルタとしての役割の後、浄化された排出空気のオゾン
濃度検知を行っている。また、オゾン脱臭触媒25及び
酸性ガス吸収・吸着剤26のオゾン浄化の経年変化によ
る劣化を防ぐことから、空気掃気口31のオゾン気相濃
度を常に監視し、0.05ppm以上の排出が見られる
時(環境基準0.06ppm)には制御部35によりオ
ゾン発生時間を間欠化する機能を有する。これにより、
オゾン濃度がコントロールされて、空気掃気口31から
清浄で安全な空気となって排出される。
気口31に設けられたオゾン濃度検知センサ32がその
役割を果たす。オゾン濃度検知センサ32は、煙草の煙
等によるセンサの誤作動を無くすために各部のセンサフ
ィルタとしての役割の後、浄化された排出空気のオゾン
濃度検知を行っている。また、オゾン脱臭触媒25及び
酸性ガス吸収・吸着剤26のオゾン浄化の経年変化によ
る劣化を防ぐことから、空気掃気口31のオゾン気相濃
度を常に監視し、0.05ppm以上の排出が見られる
時(環境基準0.06ppm)には制御部35によりオ
ゾン発生時間を間欠化する機能を有する。これにより、
オゾン濃度がコントロールされて、空気掃気口31から
清浄で安全な空気となって排出される。
【0015】また、制御部35は、空気掃気口31付近
に設けられている盗難防止用警報装置40とも接続され
ている。盗難防止用警報装置40は、上記の通り、空気
清浄脱臭装置1と電気回路を一つのパッケージにしてお
り、通常は交流電源により抑止されている。しかし、本
体から電源ジャック(図示しない)を抜いたり、室内の
ACコンセントからアダプターをはずした場合等によ
り、交流電源より電力が供給できなくなったことを感知
すると、盗難防止用警報装置40内の充電電池により、
盗難防止用警報装置40が作動し、アラームとしてのス
ピーカ(図示しない)から警報音が発せられる。また、
無線等で遠隔地と繋がっている場合は、遠隔地に設けた
アラームとしてのスピーカから警報音が発せられ、盗難
を防止することができる。なお、盗難防止用警報装置4
0を空気掃気口31付近に設けたのは、盗難防止用警報
装置40のスイッチS1を空気掃気口31に設けたから
であり、盗難防止用警報装置40は電気系統を考慮して
スイッチS1の近くに設けるとよい。
に設けられている盗難防止用警報装置40とも接続され
ている。盗難防止用警報装置40は、上記の通り、空気
清浄脱臭装置1と電気回路を一つのパッケージにしてお
り、通常は交流電源により抑止されている。しかし、本
体から電源ジャック(図示しない)を抜いたり、室内の
ACコンセントからアダプターをはずした場合等によ
り、交流電源より電力が供給できなくなったことを感知
すると、盗難防止用警報装置40内の充電電池により、
盗難防止用警報装置40が作動し、アラームとしてのス
ピーカ(図示しない)から警報音が発せられる。また、
無線等で遠隔地と繋がっている場合は、遠隔地に設けた
アラームとしてのスピーカから警報音が発せられ、盗難
を防止することができる。なお、盗難防止用警報装置4
0を空気掃気口31付近に設けたのは、盗難防止用警報
装置40のスイッチS1を空気掃気口31に設けたから
であり、盗難防止用警報装置40は電気系統を考慮して
スイッチS1の近くに設けるとよい。
【0016】図6における第二実施例の警報装置内蔵式
空気清浄脱臭機は、病院の治療室、病室等、病原菌等の
多い場所で用いる空気清浄脱臭機の実施例であるが、集
塵部10及びオゾン発生部20以外は第一実施例と略同
様に構成されている。
空気清浄脱臭機は、病院の治療室、病室等、病原菌等の
多い場所で用いる空気清浄脱臭機の実施例であるが、集
塵部10及びオゾン発生部20以外は第一実施例と略同
様に構成されている。
【0017】第二実施例は第一実施例と同様に汚れた空
気は先ず、空気吸入口に設けられた粗目フィルタ11に
入り、空気中の目視可能な埃を取り除き、オゾン発生部
20に入る。本実施例では、オゾン発生部20はオゾン
放電体21及びオゾン拡散ファン22Bから構成されて
いる。オゾン拡散ファン22Bは第一実施例でいう拡散
板22Aと略同様な役割をする。その後、第一実施例で
いう抗菌フィルタ13と略同様な役割をするプレフィル
タ15及び高性能フィルター16で、微細な粉塵、埃、
及び浮遊菌を除去し、空気はオゾン脱臭触媒25、酸性
ガス吸収・吸着剤26、オゾン濃度監視部30を通過し
て、空気掃気口31から清浄で安全な空気となって排出
される。
気は先ず、空気吸入口に設けられた粗目フィルタ11に
入り、空気中の目視可能な埃を取り除き、オゾン発生部
20に入る。本実施例では、オゾン発生部20はオゾン
放電体21及びオゾン拡散ファン22Bから構成されて
いる。オゾン拡散ファン22Bは第一実施例でいう拡散
板22Aと略同様な役割をする。その後、第一実施例で
いう抗菌フィルタ13と略同様な役割をするプレフィル
タ15及び高性能フィルター16で、微細な粉塵、埃、
及び浮遊菌を除去し、空気はオゾン脱臭触媒25、酸性
ガス吸収・吸着剤26、オゾン濃度監視部30を通過し
て、空気掃気口31から清浄で安全な空気となって排出
される。
【0018】制御部35は、第一実施例と同様に空気掃
気口31付近に設けられている盗難防止用警報装置40
とも接続されている。なお、第一実施例と同様に盗難防
止用警報装置40を空気掃気口31付近に設けたのは、
盗難防止用警報装置40のスイッチS1を空気掃気口3
1に設けたからであり、盗難防止用警報装置40は電気
系統を考慮してスイッチS1の近くに設けるとよい。
気口31付近に設けられている盗難防止用警報装置40
とも接続されている。なお、第一実施例と同様に盗難防
止用警報装置40を空気掃気口31付近に設けたのは、
盗難防止用警報装置40のスイッチS1を空気掃気口3
1に設けたからであり、盗難防止用警報装置40は電気
系統を考慮してスイッチS1の近くに設けるとよい。
【0019】図7における第三実施例の警報装置内蔵式
空気清浄脱臭機は、事務所等比較的広い場所で用いる空
気清浄脱臭機の実施例であるため、できる限り場所をと
らないようにするために縦長の構造になっており、第一
実施例及び第二実施例とは構造がかなり異なっている。
空気清浄脱臭機は、事務所等比較的広い場所で用いる空
気清浄脱臭機の実施例であるため、できる限り場所をと
らないようにするために縦長の構造になっており、第一
実施例及び第二実施例とは構造がかなり異なっている。
【0020】第三実施例は縦長の構造であるが、第一及
び第二実施例と同様に汚れた空気は先ず、空気吸入口に
設けられた粗目フィルタ11に入って、空気中の目視可
能な埃を取り除くのであるが、空気吸入口は第一及び第
二実施例のように上面にあるのではなく、正面に設けら
れている。また、このような構造であるため、粗目フィ
ルタ11を空気が通過すると、プレフィルタ15及び高
性能フィルタ16で、微細な粉塵、埃、及び浮遊菌を除
去する。このように三層構造のフィルタで構成されてい
る集塵部10により、粉塵、埃及び浮遊菌を予め除去し
てから、オゾン発生部20に入る。
び第二実施例と同様に汚れた空気は先ず、空気吸入口に
設けられた粗目フィルタ11に入って、空気中の目視可
能な埃を取り除くのであるが、空気吸入口は第一及び第
二実施例のように上面にあるのではなく、正面に設けら
れている。また、このような構造であるため、粗目フィ
ルタ11を空気が通過すると、プレフィルタ15及び高
性能フィルタ16で、微細な粉塵、埃、及び浮遊菌を除
去する。このように三層構造のフィルタで構成されてい
る集塵部10により、粉塵、埃及び浮遊菌を予め除去し
てから、オゾン発生部20に入る。
【0021】本実施例では、オゾン放電体21を有する
オゾン発生部20で、ミクロの塵や煙草の煙等の微粒子
を除去することができる。その後空気はオゾン脱臭触媒
25、オゾン濃度監視部30、酸性ガス吸収・吸着剤2
6を通過して、空気掃気口31から清浄な空気となって
排出される。
オゾン発生部20で、ミクロの塵や煙草の煙等の微粒子
を除去することができる。その後空気はオゾン脱臭触媒
25、オゾン濃度監視部30、酸性ガス吸収・吸着剤2
6を通過して、空気掃気口31から清浄な空気となって
排出される。
【0022】また、本実施例では、オゾン濃度監視部3
0及び酸性ガス吸収・吸着剤26の配置が第一及び第二
実施例と逆であり、警報装置内蔵式空気清浄脱臭機にお
いて、第一及び第二実施例と異なった構造を有している
ことから、オゾン濃度監視部30においても、第一及び
第二実施例と異なった構造をしている。本実施例では、
空気がオゾン脱臭触媒25を通過すると、第一及び第二
実施例でも使用されている静圧の高いブラッシレスファ
ンを用いた掃気ファン27により、オゾン濃度監視部3
0に空気が送られる。オゾン濃度監視部30に空気が送
られると、オゾン濃度検知センサ32により、浄化され
た排出空気のオゾン濃度検知を行う。その後空気は空気
掃気口31の内側に設けられた酸性ガス吸収・吸着剤2
6でオゾン酸化に伴うNOX 、SOX 等の酸性ガスを吸
収・吸着させて清浄で安全な空気となって排出される。
0及び酸性ガス吸収・吸着剤26の配置が第一及び第二
実施例と逆であり、警報装置内蔵式空気清浄脱臭機にお
いて、第一及び第二実施例と異なった構造を有している
ことから、オゾン濃度監視部30においても、第一及び
第二実施例と異なった構造をしている。本実施例では、
空気がオゾン脱臭触媒25を通過すると、第一及び第二
実施例でも使用されている静圧の高いブラッシレスファ
ンを用いた掃気ファン27により、オゾン濃度監視部3
0に空気が送られる。オゾン濃度監視部30に空気が送
られると、オゾン濃度検知センサ32により、浄化され
た排出空気のオゾン濃度検知を行う。その後空気は空気
掃気口31の内側に設けられた酸性ガス吸収・吸着剤2
6でオゾン酸化に伴うNOX 、SOX 等の酸性ガスを吸
収・吸着させて清浄で安全な空気となって排出される。
【0023】さらに、本実施例では、オゾン濃度監視部
30及び酸性ガス吸収・吸着剤26の配置が第一及び第
二実施例と逆にしたが、盗難防止用警報装置40は、第
一及び第二実施例と同様、空気掃気口31付近に設けれ
ばよい。また、制御部35については記載はないが、第
一及び第二実施例同様に盗難防止用警報装置40の付近
に設けて、空気清浄脱臭装置1と盗難防止用警報装置4
0における電気回路を一つのパッケージにしやすいよう
に設けるとよい。
30及び酸性ガス吸収・吸着剤26の配置が第一及び第
二実施例と逆にしたが、盗難防止用警報装置40は、第
一及び第二実施例と同様、空気掃気口31付近に設けれ
ばよい。また、制御部35については記載はないが、第
一及び第二実施例同様に盗難防止用警報装置40の付近
に設けて、空気清浄脱臭装置1と盗難防止用警報装置4
0における電気回路を一つのパッケージにしやすいよう
に設けるとよい。
【0024】これら三つの実施例とも、図1及び図2で
示した電気系統により、盗難防止用警報装置40は作動
する。なお、警報機能用電源スイッチS1を空気掃気口
31に設けているが、警報機能用電源スイッチS1の場
所は、所有者が容易に操作することができ、かつ、他人
には容易に気付かれないような場所であればよい。
示した電気系統により、盗難防止用警報装置40は作動
する。なお、警報機能用電源スイッチS1を空気掃気口
31に設けているが、警報機能用電源スイッチS1の場
所は、所有者が容易に操作することができ、かつ、他人
には容易に気付かれないような場所であればよい。
【0025】
【発明の効果】叙上の如く本発明警報装置内蔵式空気清
浄脱臭機によれば、空気清浄脱臭装置と盗難防止用警報
装置とが電気的にも機械的にも一体になっているので、
空気清浄脱臭機において、安全面が考慮されるようにな
り、盗難防止用警報装置が空気清浄脱臭機に予め内蔵さ
れていることから、持ち運びが容易である。また、設置
する際にも、配線の接続等の手間を省くことができ、容
易に設置することが可能であるとともに、無駄のない配
線を組むことが可能であるので、接点の接触不良による
不動作がなく、高い信頼性を示す効果を有する。
浄脱臭機によれば、空気清浄脱臭装置と盗難防止用警報
装置とが電気的にも機械的にも一体になっているので、
空気清浄脱臭機において、安全面が考慮されるようにな
り、盗難防止用警報装置が空気清浄脱臭機に予め内蔵さ
れていることから、持ち運びが容易である。また、設置
する際にも、配線の接続等の手間を省くことができ、容
易に設置することが可能であるとともに、無駄のない配
線を組むことが可能であるので、接点の接触不良による
不動作がなく、高い信頼性を示す効果を有する。
【0026】警報機能用電源スイッチを、所有者が容易
に操作することができ、かつ、他人には容易に気付かれ
ないような場所に設けたことにより、誤操作やいたずら
により警報音が鳴りだしても、容易に解除することがで
きるとともに、輸送する際には、盗難防止用警報装置が
作動しないようにすることができるという効果を有す
る。
に操作することができ、かつ、他人には容易に気付かれ
ないような場所に設けたことにより、誤操作やいたずら
により警報音が鳴りだしても、容易に解除することがで
きるとともに、輸送する際には、盗難防止用警報装置が
作動しないようにすることができるという効果を有す
る。
【0027】また、盗難防止用警報装置の電源として充
電電池を使用しているとともに、空気清浄脱臭装置と盗
難防止用警報装置とが一つの電気回路で繋がっているこ
とから、本体が交流電源と繋がっている間、充電電池が
充電されるため、定期的な電池交換の必要がなくメンテ
ナンスフリーであるとともに、充電電池は常に充電され
ている状態なので、警報音を長時間鳴らし続けることが
可能であり、盗難を未然に防ぐことができる。
電電池を使用しているとともに、空気清浄脱臭装置と盗
難防止用警報装置とが一つの電気回路で繋がっているこ
とから、本体が交流電源と繋がっている間、充電電池が
充電されるため、定期的な電池交換の必要がなくメンテ
ナンスフリーであるとともに、充電電池は常に充電され
ている状態なので、警報音を長時間鳴らし続けることが
可能であり、盗難を未然に防ぐことができる。
【0028】さらに、遠隔地に受信できるように盗難防
止用警報装置にアンテナ等を設置すれば、遠隔地におい
ても警報音を鳴らしつづけることが容易であるので、例
えば、ある部屋に本発明警報装置内蔵式空気清浄脱臭機
を設置し、別の部屋に警報アラームを設置しておけば、
ある部屋で関係者が不在である場合に盗難が起こりそう
になっても、警報アラームの近くに関係者がいれば、盗
難は未然に防ぐことができる等の効果を有する。
止用警報装置にアンテナ等を設置すれば、遠隔地におい
ても警報音を鳴らしつづけることが容易であるので、例
えば、ある部屋に本発明警報装置内蔵式空気清浄脱臭機
を設置し、別の部屋に警報アラームを設置しておけば、
ある部屋で関係者が不在である場合に盗難が起こりそう
になっても、警報アラームの近くに関係者がいれば、盗
難は未然に防ぐことができる等の効果を有する。
【図1】本発明警報装置内蔵式空気清浄脱臭機の回路に
おける概略図である。
おける概略図である。
【図2】図1の盗難防止用警報装置における回路図であ
る。
る。
【図3】本発明警報装置内蔵式空気清浄脱臭機の第一実
施例を示す正面図である。
施例を示す正面図である。
【図4】図3の盗難防止容器警報装置のスイッチを示し
た拡大図である。
た拡大図である。
【図5】図3の内部を示す模式図である。
【図6】第二実施例の内部を示す模式図である。
【図7】第三実施例の内部を示す模式図である。
1 空気清浄脱臭装置 10 集塵部 11 粗目フィルタ 12 イオン集塵電極 13 抗菌フィルタ 14 直流陽極部 15 プレフィルタ 16 高性能フィルタ 20 オゾン発生部 21 オゾン放電体 22A 拡散板 22B オゾン拡散ファン 23 脱臭・殺菌スペース 25 オゾン脱臭触媒 26 酸性ガス吸収・吸着剤 27 掃気ファン 30 オゾン濃度監視部 31 空気掃気口 32 オゾン濃度検知センサ 35 制御部 40 盗難防止用警報装置 S1 警報機能用電源スイッチ B1 充電電池 G1,G2,G3,G4 発振回路 Q1,Q2,Q3 トランジスタ A1,A2 アンテナ SP1,SP2 スピーカ
Claims (9)
- 【請求項1】 集塵部、オゾン発生部、オゾン脱臭・殺
菌用触媒及び酸性ガス吸収・吸着剤を配し、オゾン濃度
感知センサによるオゾン濃度監視部を設置した空気清浄
脱臭装置を有し、さらに、盗難防止用警報装置を設けて
あり、該空気清浄脱臭装置と、該盗難防止用警報装置と
を一体に組み込んでいることを特徴とする警報装置内蔵
式空気清浄脱臭機。 - 【請求項2】 上記空気清浄脱臭装置と、上記盗難防止
用警報装置とを一つの電気回路で構成している請求項1
記載の警報装置内蔵式空気清浄脱臭機。 - 【請求項3】 上記盗難防止用警報装置のアラームを遠
隔地に設けている請求項1又は2記載の警報装置内蔵式
空気清浄脱臭機。 - 【請求項4】 上記盗難防止用警報装置の電源スイッチ
を、所有者は容易に操作することができ、かつ、他人に
は容易に気付かれないような場所に設けてある請求項1
乃至3のいずれかに記載の警報装置内蔵式空気清浄脱臭
機。 - 【請求項5】 上記盗難防止用警報装置の電源スイッチ
を、空気掃気口に設けてある請求項4記載の警報装置内
蔵式空気清浄脱臭機。 - 【請求項6】 上記盗難防止用警報装置の電源が充電電
池である請求項1乃至5のいずれかに記載の警報装置内
蔵式空気清浄脱臭機。 - 【請求項7】 上記集塵部がコルゲート高性能フィルタ
ーである請求項1乃至6のいずれかに記載の警報装置内
蔵式空気清浄脱臭機。 - 【請求項8】 上記オゾン脱臭・殺菌用触媒がハニカム
構造である請求項1乃至7のいずれかに記載の警報装置
内蔵式空気清浄脱臭機。 - 【請求項9】 上記酸性ガス吸収・吸着剤がハミカム構
造である請求項1乃至8のいずれかに記載の警報装置内
蔵式空気清浄脱臭機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9079204A JPH10253105A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 警報装置内蔵式空気清浄脱臭機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9079204A JPH10253105A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 警報装置内蔵式空気清浄脱臭機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10253105A true JPH10253105A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=13683430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9079204A Pending JPH10253105A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 警報装置内蔵式空気清浄脱臭機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10253105A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002053196A1 (fr) * | 2000-12-28 | 2002-07-11 | Toshiba Lighting & Technology Corporation | Dispositif desodorisant |
JP2008097352A (ja) * | 2006-10-12 | 2008-04-24 | Sanyo Electric Co Ltd | 映像表示装置 |
JP2014020574A (ja) * | 2012-07-12 | 2014-02-03 | Sharp Corp | 空気調和システム |
WO2017010112A1 (ja) * | 2015-07-14 | 2017-01-19 | シャープ株式会社 | 電気器具 |
WO2021234555A1 (en) * | 2020-05-19 | 2021-11-25 | Parts Solution Srl | Sanitizing device for a means of transport |
CN118050219A (zh) * | 2024-04-16 | 2024-05-17 | 陕西省环境调查评估中心 | 一种空气监测报警装置 |
-
1997
- 1997-03-14 JP JP9079204A patent/JPH10253105A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002053196A1 (fr) * | 2000-12-28 | 2002-07-11 | Toshiba Lighting & Technology Corporation | Dispositif desodorisant |
JP2008097352A (ja) * | 2006-10-12 | 2008-04-24 | Sanyo Electric Co Ltd | 映像表示装置 |
JP2014020574A (ja) * | 2012-07-12 | 2014-02-03 | Sharp Corp | 空気調和システム |
WO2017010112A1 (ja) * | 2015-07-14 | 2017-01-19 | シャープ株式会社 | 電気器具 |
CN107710291A (zh) * | 2015-07-14 | 2018-02-16 | 夏普株式会社 | 电气器具 |
WO2021234555A1 (en) * | 2020-05-19 | 2021-11-25 | Parts Solution Srl | Sanitizing device for a means of transport |
CN118050219A (zh) * | 2024-04-16 | 2024-05-17 | 陕西省环境调查评估中心 | 一种空气监测报警装置 |
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