JP2017021025A - 倍率調整可能光学システムにおける可変焦点距離レンズの適応的な動作周波数の調整方法 - Google Patents

倍率調整可能光学システムにおける可変焦点距離レンズの適応的な動作周波数の調整方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017021025A
JP2017021025A JP2016135363A JP2016135363A JP2017021025A JP 2017021025 A JP2017021025 A JP 2017021025A JP 2016135363 A JP2016135363 A JP 2016135363A JP 2016135363 A JP2016135363 A JP 2016135363A JP 2017021025 A JP2017021025 A JP 2017021025A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnification
focal length
lens
variable
imaging system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016135363A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6717692B2 (ja
Inventor
ジェラード グラドニック ポール
Gerard Gladnick Paul
ジェラード グラドニック ポール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
Original Assignee
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitutoyo Corp, Mitsutoyo Kiko Co Ltd filed Critical Mitutoyo Corp
Publication of JP2017021025A publication Critical patent/JP2017021025A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6717692B2 publication Critical patent/JP6717692B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/36Systems for automatic generation of focusing signals using image sharpness techniques, e.g. image processing techniques for generating autofocus signals
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/24Optical objectives specially designed for the purposes specified below for reproducing or copying at short object distances
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B15/00Optical objectives with means for varying the magnification
    • G02B15/02Optical objectives with means for varying the magnification by changing, adding, or subtracting a part of the objective, e.g. convertible objective
    • G02B15/04Optical objectives with means for varying the magnification by changing, adding, or subtracting a part of the objective, e.g. convertible objective by changing a part
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B3/00Simple or compound lenses
    • G02B3/0087Simple or compound lenses with index gradient
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/29Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the position or the direction of light beams, i.e. deflection
    • G02F1/33Acousto-optical deflection devices
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/69Control of means for changing angle of the field of view, e.g. optical zoom objectives or electronic zooming

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Microscoopes, Condenser (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Abstract

【課題】精密マシンビジョン検査又は計測システムのための撮像システムを提供する。
【解決手段】この撮像システムの光路は、可変倍率レンズ部と可変焦点距離レンズ部を含む。可変倍率レンズ部は様々な倍率状態を含む(例えば0.5倍から100倍まで、交換可能レンズ等を用いる)。可変焦点距離レンズ部(例えば可変音響式屈折率分布型(「TAG」)レンズを含む)は、倍率状態に応じて異なる焦点距離走査周波数で動作する。このように動作するTAGレンズは、撮像システムの有効開口径を制限することなく、様々な倍率のレンズに(例えば被写界深度の数値に対応した)比較的一貫した焦点範囲を与える。
【選択図】図1

Description

本開示は精密計測に関し、より具体的にはマシンビジョン検査システム等の倍率調整可能光学システムに関する。
精密マシンビジョン検査システム(又は短縮して「ビジョンシステム」)等の精密非接触計測システムにおいて、倍率調整可能光学システムを利用することがある。このようなビジョンシステムは、物体の精密な寸法測定値を得ると共に他の様々な物体の特徴を検査するために使用可能であり、コンピュータと、カメラ及び光学システムと、ワークピースの走査及び検査を可能とするために移動する精密ステージと、を含み得る。汎用の「オフライン」精密ビジョンシステムとして特徴付けられる1つの例示的な従来技術のシステムは、イリノイ州オーロラに位置するMitutoyo America Corporation(MAC)から入手可能なQUICK VISION(登録商標)シリーズのPCベースのビジョンシステム及びQVPAK(登録商標)ソフトウェアである。QUICK VISION(登録商標)シリーズのビジョンシステム及びQVPAK(登録商標)ソフトウェアの機能及び動作については、概ね、例えば2003年1月に発表されたQVPAK 3D CNC画像測定機ユーザガイド、及び1996年9月に発表されたQVPAK 3D CNC画像測定機動作ガイドに記載されている。これらは各々、援用によりその全体が本願にも含まれるものとする。このタイプのシステムは、顕微鏡型の光学システムを利用し、小型又は比較的大型のワークピースの検査画像を様々な倍率で提供するようにステージを移動させる。
汎用の精密マシンビジョン検査システムは一般に、自動化ビデオ検査を行うようにプログラム可能である。このようなシステムは通常、「非専門家」のオペレータが動作及びプログラミングを実行できるように、GUI機能及び既定の画像分析「ビデオツール」を含む。例えば米国特許第6,542,180号(これは援用によりその全体が本願にも含まれるものとする)は、様々なビデオツールの使用を含む自動化ビデオ検査を利用したビジョンシステムを教示している。
様々な用途において、静止検査システム又はノンストップ移動検査システムで高いスループットを得るため、高速で自動合焦及び/又は他の動作を実行して高速測定を容易にすることが望ましい。従来のマシンビジョン検査システムにおける自動合焦及び合焦を必要とする他の動作の速度は、Z高さ位置範囲を移動するカメラの動きによって制限される。焦点距離範囲の画像(例えばZ高さ位置を測定するための画像スタック)を高速で収集する代替的な方法を利用し、特に、焦点範囲、画像品質、及び/又は画像における寸法精度を損なうことなく異なる倍率レベルで動作可能である、改良された自動合焦及び/又は他の動作への要望がある。
この概要は、以下で「発明を実施するための形態」において更に記載するいくつかの概念を簡略化した形態で紹介するために提示する。この概要は、特許請求される主題の重要な特徴を識別することを意図しておらず、特許請求される主題の範囲の決定に役立てるために用いることも意図していない。
精密非接触計測システム(例えばマシンビジョンシステム、測定顕微鏡等)において用いられる撮像システムについて説明する。様々な実施において、この撮像システムの光路は、可変倍率レンズ部と可変焦点距離レンズ部を含む。可変倍率レンズ部は、撮像システムに比較的低い倍率を与える第1の倍率状態と、撮像システムに比較的高い倍率を与える第2の倍率状態との間で切り換えることができる。可変焦点距離レンズ部は、周期的に焦点距離が変更される可変焦点距離レンズ(これ以降「VFLレンズ」とする)を含む。この焦点距離は、撮像システムが用いる画像露光時間中に複数の周期を含む第1又は第2の周波数で変更可能である。1つの具体的な例として、毎秒30フレームでビデオ画像を収集することができ、VFLレンズが30kHz以上の周波数で動作し得る例示的な撮像システムでは、撮像システムが用いる各画像露光時間中に1,000を超える周期が含まれ得る。
様々な実施において、撮像システムが第1の倍率状態を用いて動作する間に、可変焦点距離レンズ部は、第1の周波数及び第1の振幅で動作して、VFLレンズの周期的に変更される焦点距離に第1の範囲を与えるように構成することができる。第1の範囲は、第1の倍率状態の間の撮像システムの焦点距離範囲に対応することができる。撮像システムが第2の倍率状態を用いて動作する間に、可変焦点距離レンズ部は、第2の周波数及び第2の振幅で動作して、VFLレンズの周期的に変更される焦点距離に第2の範囲を与えるように構成することができる。第2の範囲は第1の範囲よりも大きくすることができ、第2の倍率状態の間の撮像システムの焦点距範囲に対応することができる。
汎用の精密マシンビジョン検査システムの様々な典型的なコンポーネントを示す図である。 図1のものと同様の、本発明に開示する特徴を含むマシンビジョン検査システムの制御システム部及びビジョンコンポーネント部のブロック図である。 マシンビジョン検査システム等の精密非接触計測システムに適合させることができ、本明細書に開示する原理に従って動作することができる撮像システムの概略図である。 あるタイプの可変焦点距離レンズを一定の共振周波数で動作させた場合の、倍率に対する顕微鏡特性を示すグラフの図である。 あるタイプの可変焦点距離レンズのレンズ性能対共振周波数を示すグラフの図である。 あるタイプの可変焦点距離レンズを異なる倍率に対応した異なる共振周波数で動作させた場合の、倍率に対する顕微鏡特性を示すグラフの図である。 可変焦点距離レンズを含む撮像システムを動作させるためのルーチンの1つの例示的な実施を示すフロー図である。
図1は、本明細書に記載する方法に従って使用可能である1つの例示的なマシンビジョン検査システム10のブロック図である。マシンビジョン検査システム10は、制御コンピュータシステム14とデータ及び制御信号を交換するように動作可能に接続された画像測定機12を含む。制御コンピュータシステム14は更に、モニタ又はディスプレイ16、プリンタ18、ジョイスティック22、キーボード24、及びマウス26とデータ及び制御信号を交換するように動作可能に接続されている。モニタ又はディスプレイ16は、マシンビジョン検査システム10の動作の制御及び/又はプログラミングに適したユーザインタフェースを表示することができる。様々な実施において、タッチスクリーンタブレット等が、コンピュータシステム14、ディスプレイ16、ジョイスティック22、キーボード24、及びマウス26のいずれか又は全ての機能の代用となり得ること及び/又はこれらの機能を冗長的に与え得ることは認められよう。
制御コンピュータシステム14は一般にいかなるコンピューティングシステム又はデバイスからも構成可能であることは当業者には認められよう。適切なコンピューティングシステム又はデバイスには、パーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ、マイクロコンピュータ、メインフレームコンピュータ、上記のいずれかを含む分散型コンピューティング環境等が含まれ得る。このようなコンピューティングシステム又はデバイスは、本明細書に記載する機能を実現するためにソフトウェアを実行する1つ以上のプロセッサを含み得る。プロセッサには、プログラマブル汎用又は特殊用途マイクロプロセッサ、プログラマブルコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブル論理デバイス(PLD)等、又はそのようなデバイスの組み合わせが含まれる。ソフトウェアは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、フラッシュメモリ等のメモリ、又はそのようなコンポーネントの組み合わせに記憶することができる。また、ソフトウェアは、光学ベースのディスク、フラッシュメモリデバイス、又はデータを記憶するための他のいずれかのタイプの不揮発性記憶媒体のような1つ以上の記憶デバイスに記憶することができる。ソフトウェアは、特定のタスクを実行するか又は特定の抽象データ型を実装するルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造等を含む1つ以上のプログラムモジュールを含み得る。分散型コンピューティング環境では、有線又は無線のいずれかの構成において、プログラムモジュールの機能性は、多数のコンピューティングシステム又はデバイス間で組み合わせるか又は分散させ、サービスコールを介してアクセスすることができる。
画像測定機12は、可動ワークピースステージ32と、ズームレンズ又は交換可能レンズを含み得る光学撮像システム34と、を含む。ズームレンズ又は交換可能レンズは一般に、光学撮像システム34によって得られる画像の倍率を様々に変化させる。マシンビジョン検査システム10は、本発明の譲受人に譲渡された米国特許第7,454,053号、第7,324,682号、第8,111,905号、及び8,111,938号にも記載されている。これらの各々は、援用によりその全体が本願にも含まれるものとする。
図2は、図1のマシンビジョン検査システムと同様の、本明細書に記載する特徴を含むマシンビジョン検査システム100の制御システム部120及びビジョンコンポーネント部200のブロック図である。以下で詳述するように、制御システム部120を用いてビジョンコンポーネント部200を制御する。ビジョンコンポーネント部200は、光学アセンブリ部205と、光源220、230、及び240と、中央に透明部212を有するワークピースステージ210と、を含む。ワークピースステージ210は、ワークピース20を載置することができるステージの表面に対して概ね平行な面内にあるx軸及びy軸に沿って制御可能に移動させることができる。
光学アセンブリ部205は、カメラシステム260及び交換可能対物レンズ250を含み、レンズ286と288を有するターレットレンズアセンブリ280も含む場合がある。ターレットレンズアセンブリ280の代わりに、固定もしくは手作業で交換可能な倍率可変レンズ(magnification−altering lens)、又はズームレンズ構成等を含んでもよい。様々な実施において、これらのレンズは、光学アセンブリ部205の可変倍率レンズ部の一部として含まれ得る。様々な実施において、交換可能対物レンズ250は、可変倍率レンズ部の一部として含まれる固定倍率対物レンズのセット(例えば、0.5倍、1倍、2倍又は2.5倍、5倍、10倍、20倍又は25倍、50倍、100倍等の倍率に対応した対物レンズのセット)から選択することができる。
光学アセンブリ部205は、制御可能モータ294を用いることで、x軸及びy軸に概ね直交したz軸に沿って制御可能に移動させることができる。制御可能モータ294はアクチュエータを駆動して、ワークピース20の画像の焦点を変えるために光学アセンブリ部205をz軸に沿って動かす。制御可能モータ294は信号ライン296を介して入出力インタフェース130に接続されている。マシンビジョン検査システム100を用いて撮像されるワークピース20、又は複数のワークピース20を保持しているトレイもしくは固定具は、ワークピースステージ210上に配置されている。ワークピースステージ210は、光学アセンブリ部205に対して移動するように制御され、交換可能対物レンズ250がワークピース20上の複数の位置間で及び/又は複数のワークピース20間で移動できるようになっている。
透過照明光源220、落射照明光源230、及び斜め照明光源240(例えばリング光)の1つ以上が、それぞれ光源光222、232、及び/又は242を発して、ワークピース又は複数のワークピース20を照明することができる。落射照明光源230は、ミラー290を含む経路に沿うように光源光232を発することができる。光源光はワークピース光255として反射又は透過され、撮像のために用いられるこのワークピース光は交換可能対物レンズ250及びターレットレンズアセンブリ280を通過し、カメラシステム260によって集光される。カメラシステム260によりキャプチャされたワークピース(複数のワークピース)20の画像は、制御システム部120への信号ライン262に出力される。光源220、230、及び240は、それぞれ信号ライン又はバス221、231、及び241を介して制御システム部120に接続することができる。制御システム部120は、画像の倍率を変更するため、ターレットレンズアセンブリ280を軸284に沿って回転させることで、信号ライン又はバス281を介してターレットレンズを1つ選択することができる。
図2に示すように、様々な例示的な実施において制御システム部120は、コントローラ125、入出力インタフェース130、メモリ140、ワークピースプログラム発生器及び実行器170、及び電源部190を含む。これらのコンポーネント及び以下で説明する追加のコンポーネントの各々は、1つ以上のデータ/制御バス及び/又はアプリケーションプログラミングインタフェースによって、又は様々な要素間の直接接続によって、相互接続することができる。入出力インタフェース130は、撮像制御インタフェース131、移動制御インタフェース132、照明制御インタフェース133、及びレンズ制御インタフェース134を含む。レンズ制御インタフェース134は、レンズ焦点動作回路及び/又はルーチン等を含むレンズコントローラを含むことができる。レンズ制御インタフェース134は更に、倍率変更を実行又は検出した場合に選択されるか又は自動的に実施される倍率変更調整モード134mも含むことができる。倍率変更調整モード134mに関する動作及びコンポーネントについては、図3〜図6を参照して以下で詳述する。
様々な実施において、撮像制御インタフェース131は拡大被写界深度モードを含むことができる。これについては、同時係属中の、本発明の譲受人に譲渡された米国特許出願第2015/0145980号に詳述されている。この出願は援用によりその全体が本願にも含まれるものとする。拡大被写界深度モードは、ユーザによって選択されると、単一の焦点位置で合焦する場合にビジョンコンポーネント部200が与え得るよりも大きい被写界深度でワークピースの少なくとも1枚の画像(例えば複合画像)を提供することができる。移動制御インタフェース132は、位置制御要素132a及び速度/加速度制御要素132bを含み得るが、これらの要素はマージされる及び/又は区別できない場合もある。照明制御インタフェース133は、照明制御要素133a、133n、及び133flを含むことができ、これらは、マシンビジョン検査システム100の様々な対応する光源について、例えば選択、パワー、オン/オフ切り換え、及びストロボパルスタイミングを適用可能な場合に制御する。
メモリ140は、画像ファイルメモリ部141、エッジ検出メモリ部140ed、1つ以上のパートプログラム等を含み得るワークピースプログラムメモリ部142、及びビデオツール部143を含むことができる。ビデオツール部143は、対応する各ビデオツールのためのGUIや画像処理動作等を確定するビデオツール部143a及び他のビデオツール部(例えば143n)、並びに関心領域(ROI:region of interest)発生器143roiを含む。関心領域発生器143roiは、ビデオツール部143内に含まれる様々なビデオツールにおいて動作可能である様々なROIを規定する自動、半自動、及び/又は手動の動作をサポートする。ビデオツール部は、合焦高さ測定動作のためのGUIや画像処理動作等を確定する自動合焦ビデオツール143afも含む。様々な実施において、自動合焦ビデオツール143afは更に、図3に示すハードウェアを用いて高速に合焦高さを測定するために利用可能である高速合焦高さツールも含むことができる。これについては、同時係属中の、本発明の譲受人に譲渡された米国特許出願第2014/0368726号に詳述されている。この出願は援用によりその全体が本願にも含まれるものとする。様々な実施において、高速合焦高さツールは、これ以外の場合には自動合焦ビデオツールのための従来の方法に従って動作する自動合焦ビデオツール143afの特別モードとしてもよく、又は、自動合焦ビデオツール143afの動作は高速合焦高さツールの動作のみを含んでもよい。
本開示の文脈において、当業者に既知であるように、「ビデオツール」という言葉は概ね、マシンビジョンユーザが、ビデオツールに含まれる動作の段階的シーケンスを生成することなく、また汎用のテキストベースのプログラミング言語等に頼ることもなく、比較的シンプルなユーザインタフェース(例えばグラフィカルユーザインタフェース、編集可能パラメータウィンドウ、メニュー等)を用いて実施可能である、自動又はプログラミングされた比較的複雑な動作セットのことである。例えばビデオツールは、予めプログラミングされた複雑な画像処理動作及び計算セットを含み、これらの動作及び計算を規定する少数の変数及びパラメータを調整することによって特定のインスタンスでこれらを適用及びカスタム化することができる。基礎にある動作及び計算の他に、ビデオツールは、ビデオツールの特定のインスタンス向けにそれらのパラメータをユーザが調整することを可能とするユーザインタフェースも備えている。例えば多くのマシンビジョンビデオツールによってユーザは、マウスを用いたシンプルな「ハンドルドラッグ」動作を行ってグラフィックの関心領域(ROI)インジケータを構成して、ビデオツールの特定のインスタンスの画像処理動作による解析対象となる画像サブセットの位置パラメータを定義することができる。場合によっては、目に見えるユーザインタフェース機能がビデオツールと称され、基礎にある動作は暗黙的に含まれることに留意すべきである。
透過照明光源220、落射照明光源230、及び斜め照明光源240のそれぞれの信号ライン又はバス221、231、及び241は全て、入出力インタフェース130に接続されている。カメラシステム260からの信号ライン262及び制御可能モータ294からの信号ライン296も、入出力インタフェース130に接続されている。信号ライン262は、画像データの伝達に加えて、画像の取得を開始するコントローラ125からの信号を伝達することができる。
1つ以上のディスプレイデバイス136(例えば図1のディスプレイ16)及び1つ以上の入力デバイス138(例えば図1のジョイスティック22、キーボード24、及びマウス26)も、入出力インタフェース130に接続することができる。ディスプレイデバイス136及び入力デバイス138を用いて、様々なグラフィカルユーザインタフェース(GUI)機能を含み得るユーザインタフェースを表示することができる。それらの機能は、検査動作の実行、及び/又はパートプログラムの生成及び/又は修正、カメラシステム260によってキャプチャされた画像の閲覧、及び/又はビジョンシステムコンポーネント部200の直接制御のために使用可能である。ディスプレイデバイス136は、(例えば自動合焦ビデオツール143af等に関連付けて)ユーザインタフェース機能を表示することができる。
様々な例示的な実施において、ユーザがマシンビジョン検査システム100を用いてワークピース20のためのパートプログラムを生成する場合、ユーザはマシンビジョン検査システム100を学習モードで動作させて所望の画像取得訓練シーケンスを提供することによってパートプログラム命令を発生させる。例えば訓練シーケンスは、代表的ワークピースの特定のワークピース要素を視野(FOV)内に載置し、光レベルを設定し、合焦又は自動合焦を行い、画像を取得し、(例えばそのワークピース要素上でビデオツールの1つのインスタンスを用いて)画像に適用される検査訓練シーケンスを提供することを含み得る。学習モードの動作では、このシーケンス(複数のシーケンス)がキャプチャ又は記録されて、対応するパートプログラム命令に変換されるようになっている。パートプログラムが実行された場合、これらの命令はマシンビジョン検査システムに訓練した画像取得動作を再現させると共に、検査動作を行って、実行モードのワークピース又は複数のワークピースのうち、パートプログラムの生成時に用いた代表的ワークピースに合致する特定のワークピース要素(すなわち対応位置での対応する要素)を自動的に検査させる。
図3は、マシンビジョン検査システム等の精密非接触計測システムに適合させることができ、本明細書に開示する原理に従って動作することができる撮像システム300の概略図である。撮像システム300は、この撮像システム300の視野内で(例えばストロボ又は連続波照明によって)ワークピース320を照明するように構成可能である光源330、対物レンズ350、チューブレンズ351、リレーレンズ352、可変焦点距離レンズ(VFL)370、リレーレンズ386、及びカメラシステム360を備えている。
動作において、光源330は、部分ミラー390を含む経路に沿って対物レンズ350を介してワークピース320の表面まで光源光332を発するように構成可能である。対物レンズ350は、ワークピース320に隣接した焦点位置FPで集束するワークピース光355を受光し、ワークピース光355をチューブレンズ351に出力する。様々な実施において、対物レンズ350は交換可能対物レンズとすることができ、チューブレンズ351はターレットレンズアセンブリの一部として含めることができる(例えば図2の交換可能対物レンズ250及びターレットレンズアセンブリ280と同様)。様々な実施において、対物レンズ350、チューブレンズ351、又は本明細書で言及する他のレンズは、個別のレンズや複合レンズ等から形成するか、又はこれらのレンズと連携して動作することができる。チューブレンズ351はワークピース光355を受光し、これをリレーレンズ352に出力する。
リレーレンズ352はワークピース光355を受光し、これをVFLレンズ370に出力する。VFLレンズ370はワークピース光355を受光し、これをリレーレンズ386に出力する。リレーレンズ386はワークピース光355を受光し、これをカメラシステム360に出力する。様々な実施において、カメラシステム360は画像露光時間中にワークピース320の画像をキャプチャすることができ、この画像を制御システム部に提供することができる(例えば図2において画像を制御システム部120に与えるためのカメラシステム260の動作と同様)。
VFLレンズ370は、1回以上の画像露光中に撮像システムの焦点位置FPを変えるように電子的に制御可能である。焦点位置FPは、焦点位置FP1と焦点位置FP2によって画定される範囲R内で動かすことができる。様々な実施において、範囲Rはユーザによって選択可能であるか、又は設計パラメータから与えられ得るか、又は他の方法で自動的に決定され得ることは認められよう。一般に図3の例に関して、図示した寸法のいくつかは一定の縮尺通りに描かれていない場合があることは認められよう。例えば、VFLレンズ370の寸法は図示するものと異なる比率を有し得る(例えば、所望の量の撮像倍率(lensing power)等を与えるため、いくつかの用途では幅がより狭く長さが50mm以上であり得る)。
様々な実施において、マシンビジョン検査システムは、撮像システム300の焦点位置を周期的に変更するためにVFLレンズ370を制御するように構成可能な制御システム(例えば図2の制御システム120)を備えることができる。いくつかの実施では、VFLレンズ370は極めて高速に(例えば、少なくとも300Hz、又は3kHz、又は70kHz、又はそれ以上の速度で周期的に)焦点位置を調整又は変更することができる。いくつかの実施では、(1倍の対物レンズ350では)範囲Rは10mmの大きさとすることができる。様々な実施において、VFLレンズ370は、焦点位置FPを変えるために撮像システムにおける巨視的な機械的調整及び/又は対物レンズ350とワークピース320との間の距離の調整を必要としないことが好ましい。こういった場合、上述のように本願に含まれる980号公報に記載されている通り、拡大被写界深度画像を高速で提供することができ、更に、(例えば数マイクロメータ、又は10分の数マイクロメータ、又はそれ以下のオーダーの精度の)精密測定等に用いられ得る固定焦点検査画像を取得するため同一の撮像システムを用いる場合に精度を低下させる顕微鏡的な調整要素も、これに関連した位置決めの非再現性も存在しない。上述のように本願に含まれる726号公報に記載されている通り、焦点位置FPの変化を利用して、ワークピース320に隣接したZ高さ方向に沿った複数の位置における複数の画像を含む画像スタックを高速に取得することができる。
様々な実施において、VFLレンズ370は可変音響式屈折率分布型(「TAG:tunable acoustic gradient index of refraction」)レンズとすることができる。可変音響式屈折率分布型レンズは、流体媒質中で音波を用いて焦点位置を変更し、焦点距離範囲を数百kHzの周波数で周期的にスイープすることができる高速VFLレンズである。このようなレンズは、論文「High−speed varifocal imaging with a tunable acoustic gradient index of refraction lens」(Optics Letters、Vol.33、No.18、2008年9月15日)の教示によって理解することができる。これは援用によりその全体が本願にも含まれるものとする。可変音響式屈折率分布型レンズ及びこれに関連した制御可能信号発生器は、例えばTAG Optics, Inc.(ニュージャージー州プリンストン)から入手可能である。例えば、モデルTL2.B.xxxシリーズのレンズは最大で約600KHzで変調可能である。
VFLレンズ370は、VFLレンズ370を動作させる信号を発生させることができるレンズコントローラ374によって駆動され得る。一実施形態において、レンズコントローラ374は、上記で言及したもの等の市販の制御可能信号発生器とすればよい。いくつかの実施では、レンズコントローラ374は、図2を参照して先に概説した撮像制御インタフェース131及び/又はレンズ制御インタフェース134及び/又はモード134mのユーザインタフェースを介して、ユーザ及び/又はオペレーティングプログラムによって構成又は制御され得る。いくつかの実施では、焦点位置FPが経時的に正弦波状に高周波数で変更されるように、周期信号を用いてVFLレンズ370を動作させることができる。例えばいくつかの例示的な実施では、可変音響式屈折率分布型レンズは400kHzという高さの焦点走査速度向けに構成可能であるが、様々な実施及び/又は用途ではより低速の焦点位置調整及び/又は変更周波数が望ましい場合があることは認められよう。例えば様々な実施では、300Hz、又は3kHz、又は70kHz、又は250kHz等の周波数とし得る。低速の焦点位置調整を用いる実施では、VFLレンズ370は制御可能液体レンズ等を含み得る。
図3の実施では、リレーレンズ352及び386並びにVFLレンズ370は4f光学構成に含まれるものとして示され、リレーレンズ352及びチューブレンズ351はケプラー式望遠鏡構成に含まれるものとして示され、チューブレンズ351及び対物レンズ350は顕微鏡構成に含まれるものとして示されている。ここに示す構成は全て例示に過ぎず、本開示に対する限定でないことは理解されよう。ケプラー式望遠鏡構成の一部として、チューブレンズ351の焦点距離FTUBEは、リレーレンズ352の焦点距離fと同様、レンズ351と352との中点とほぼ等距離にあるものとして示されている。代替的な実施では、チューブレンズ351の焦点距離FTUBEを、リレーレンズ352の焦点距離f(これは4f光学構成の4fの1つに対応する)とは異なるものにしてもよい。チューブレンズ351がターレットレンズアセンブリの一部として含まれ得る様々な実施では、ターレットレンズアセンブリの他のチューブレンズが動作位置まで回転した場合、同じ位置に焦点を有する(すなわちリレーレンズ352の焦点と合致する)ことが望ましい場合がある。
焦点距離fに対する焦点距離FTUBEの比を用いて、チューブレンズ351に入力するワークピース光355の平行ビームに対してリレーレンズ352から出射するワークピース光355の平行ビームの直径を変えることができる。様々な実施では、これを利用して、対物レンズ350の限界開口の、VFLレンズ370の位置への投影のサイズを調整することができる。図3に示す1:1の比(すなわちFTUBE=f)は単なる例示であり、本開示に対する限定ではない。例えば図6を参照して以下で詳述するように、更に一般的には、VFLレンズ370の実際の有効開口は、VFLレンズの位置に投影された対物レンズの有効径(clear aperture)と少なくとも同じ大きさであることが望ましい(すなわち、様々な実施形態ではこれがVFLレンズの所望の有効開口である)。1つの代替的な例として、FTUBE=2*fである場合、対物レンズ有効径のVFLレンズへの投影が半分低減又は縮小するため、FTUBE=fの構成に比べてVFLレンズの所望の有効開口は縮小する可能性があるが、それでもなおVFLレンズは軸外フィールドポイントを適切に収めることができる。さもなければ、TAGレンズ等の「厚い」VFLレンズにおいて、口径食(vignette)を生じるか、又は大きな収差を生じ得る。また、チューブレンズ351に入力するワークピース光355の平行ビーム及びリレーレンズ352から出力するワークピース光355の平行ビームに関して、様々な実施では、そのような平行ビームがもっと長い経路長に拡張され得ること、及び/又は(例えば異なるカメラシステム等へ向けられた)追加の光路を与えるためにそのような平行ビームに対してビームスプリッタが使用され得ることは認められよう。
様々な実施において、図示する4f光学構成は、VFLレンズ370(例えば可変音響式屈折率分布型レンズ等の開口径(NA)が小さいデバイスであり得る)を、対物レンズ350のフーリエ面FPLに配置することを可能とする。この構成は、ワークピース320におけるテレセントリシティ(telecentricity)を維持すると共に、尺度変化及び画像歪みを最小限に抑えることができる(例えば、ワークピース320の各Z高さ及び/又は焦点位置FPで一定の倍率を与えることを含む)。ケプラー式望遠鏡構成(例えばチューブレンズ351及びリレーレンズ352を含む)は、顕微鏡構成と4f光学構成との間に含めることができ、上記のように、VFLレンズの位置で対物レンズ有効径の望ましいサイズの投影を与えて画像収差等を最小限に抑えるように構成可能である。
様々な実施において、いくつかのタイプの寸法測定では回折限界に近いか又は回折限界の撮像が必要であり得ることは認められよう。図3に示す構成は、結像される対物レンズ350の瞳の軸外位置をフーリエ面FPLでVLFレンズ370内に限定することによって収差を低減する。この構成では、半径方向の位置は、その最低共振周波数fR,MINでのVFLレンズ370(例えば可変音響式屈折率分布型レンズ)の定在波の屈折率プロファイルにおいて一次ベッセルリング(1st Bessel ring)の半径方向の位置よりも小さく維持することができる。このように、顕微鏡構成(すなわち対物レンズ350及びチューブレンズ351を含む)からの光はVFLレンズ370の最大有効径CAVFL,MAXを超えない。この光が最大有効径を超える構成では、様々な実施において、光は、相対的な負の屈折率を有し得るVFLレンズ370の定在波の領域と干渉して収差を増大させる可能性があり、精密寸法測定に適切でなくなる恐れがある。
図4は、VFLレンズ(例えば図3のVFLレンズ370等)を一定の共振周波数(例えば70kHz)で動作させた場合の、倍率に対する顕微鏡特性を示すグラフ400の図である。以下で詳述するように、4f光学顕微鏡構成(例えば図3に示したもの等)で起こり得る1つの問題は、様々な実施において、4f光学顕微鏡構成の正規化走査範囲ΔZVFLが一定でない場合があることである。すなわち、物体の近くのΔZVFL(単位はDOF)は、以下の式で示されるように、顕微鏡の倍率の2乗に反比例して変化し得る(すなわち1/NAOBJ 2)。
ここで、nfR 2はリレーレンズ352に関連し、fVFL,effはVFLレンズ370の動作振幅AVFLに関連する。
様々な実施において、顕微鏡構成は可変倍率レンズ部を含むことができる(例えば対物レンズ350が交換可能であるか、又はズームレンズ、ターレットレンズ等を含む)。具体的な例として、1つの実施における可変倍率レンズ部は、異なる倍率(例えば0.5倍、1倍、2倍又は2.5倍、5倍、10倍、20倍又は25倍、50倍、100倍等)に対応した交換可能な固定倍率対物レンズのセットを含むことができる。現在説明している対物レンズ350は、このセットから選択されたレンズの1つを表し得る。様々な実施において、使用する対物レンズはプランアポクロマート(APO:plan apochromat)対物レンズとすればよい。このような構成において起こり得る1つの問題は、式1によって示されるように、様々な実施において、倍率Miが大きくなる(すなわちNAOBJ 2が大きくなる)と、これに対応して正規化走査範囲ΔZVFLが著しく小さくなり得ることである。
図4に示すように、第1のライン410は、倍率(例えば可変倍率レンズ部によって決定される。これは様々な実施においてレンズの設定又は選択を伴うことがある)に対してグラフ化した焦点範囲を表す(例えば正規化走査範囲ΔZVFLに対応する)。ライン410において、倍率(例えば1倍、10倍等)はx軸上に示され、焦点範囲はy軸上に示された被写界深度(DOF)の数値で測定されている。様々な実施において、焦点範囲は、撮像システム(例えば図3の撮像システム300)のレンズ及びコンポーネントの全てを含めた全焦点範囲に対応し得る。ライン410で示されるように、VFLレンズ370を動作させる一定の共振周波数(例えば70kHz)では、ある特定の倍率上昇は焦点範囲の縮小に対応する。より具体的には、1倍から5倍までの倍率では焦点範囲はほぼ±28DOFであることが示され、10倍の倍率では焦点範囲はほぼ±15DOFに低下したことが示され、25倍の倍率では焦点範囲はほぼ±4DOFに低下したことが示され、50倍の倍率では焦点範囲はほぼ±1.8DOFに低下したことが示されている。このように倍率が高くなると焦点範囲が著しく縮小するために、いくつかの精密測定用途ではこのような構成はあまり適切でない。
様々な実施において、高倍率での焦点範囲の拡大を図るために異なる手法を利用することができる。例えば、調節可能顕微鏡のZ軸方向走査範囲を変えるための方法の1つに、VFLレンズ370を動作させるための電流を変更することがある。別の方法は、VFLレンズ370を動作させるための正弦波状の動作振幅AVFLを変更することである。しかしながら、式1は、これらの手法だけではいくつかの用途には不充分であり得ることを示している(例えば上述の例示的な実施では、可変倍率レンズ部で1倍から50倍まで全ての倍率を用いるには25倍の光学パワーが必要とされ得る)。
図3に示すような構成における対物レンズの利用に関して、以下の式で示されるように、(例えば、より高倍率の対物レンズを選択すると)有効径CAも縮小する。
これは更に図4において、倍率に対してグラフ化したVFLレンズ370の所望の有効開口(DEA)を表す第2のライン420に関連して示されている。ライン420において、倍率(例えば1倍、10倍等)はx軸上に示され、DEAはy軸上にミリメートルの単位で示されている。ライン410及び420はこのように異なる種類の単位(例えば被写界深度の数値又はミリメートル)をy軸にとってグラフ化したものであり、倍率上昇と共に生じる様々な影響を示す目的で同一グラフ上に提示しているに過ぎないことは認められよう。ライン420について、例示するVFLレンズ370のDEAは、図3の構成において、式2に関して述べたように選択された対物レンズ350の有効径CAに関連した、VFLレンズ370の位置に投影されたシステム限界開口に対応する。更に具体的には、これは、VFLレンズ370に隣接するリレーレンズ352への入力において見られるような、対物レンズ350の瞳の(例えば軸上及び最大軸外フィールドポイントの)無限焦点ビームフットプリントに対応し得る。フットプリントは、対物レンズ有効径CAOBJを倍率(scaling factor)で乗算したものであり、維持されるとVFLレンズ370内の口径食が回避される。これは望ましいことであり、比較的高価な高倍率かつ高NAのレンズ(例えば対物レンズ)の機能は、VFLレンズで得られる画像光の「高NA」光線を遮断することによって無駄にならない。様々な実施において、限界開口は、特定の構成又はコンポーネント(例えば光路内のレンズの1つに含まれるか又はこれに隣接したプレート)によって意図的に画定して、対応するレンズの限られた一部分のみを使用することを保証し得る(例えば、様々なレベルの歪み等を生じる可能性のあるレンズ外側部分の使用を回避するため)。
図4に更に示すように、第3のライン430は、倍率に対してグラフ化したVFLレンズ370の実際の有効開口を表す。様々な実施において、ある特定の種類のVFLレンズ370(例えば、場合によっては比較的細長く幅狭であり、流体媒質中で音波を利用することができる可変音響式屈折率分布型レンズ)では、有効開口はVFLレンズ370を通る光路の直径を表し得る。ライン430では、倍率(例えば1倍、10倍等)はx軸上に示され、実際の有効開口はy軸上にミリメートルの単位で示されている。ライン430は、VFLレンズ370の動作に用いられる一定の振幅及び周波数(すなわち70kHz)に対して、実際の有効開口が比較的一定である(例えば約11mm)ことを示している。ライン420と430との差は、より高倍率のレンズ(例えば対物レンズ)では有効径が小さくなり得るので、顕微鏡倍率が上昇するにつれて、一定の動作振幅及び周波数(すなわち70kHz)で利用可能なVFLレンズ370開口径の必要部分が小さくなることを示している。本明細書に開示する原理はこのことを利用してVFLレンズの調整を行い、焦点範囲の一貫性を向上させることができる。更に具体的には図6を参照して詳述するように、本開示の原理に従って、倍率が高くなるにつれて、より高い動作周波数をVFLレンズ370に用いることで、より一貫した焦点範囲を維持することができる。
図5は、VFLレンズ性能と共振周波数との関係を示すグラフ500の図である。ライン510は、VFLレンズ370を動作させるための共振周波数に対してグラフ化したVFLレンズ370の実際の有効開口を表す。ライン510において、周波数はx軸上にkHzの単位で示され、実際の有効開口は、(グラフ500の左側の目盛に従って)y軸上にミリメートルの単位で示されている。1つの実施では、実際の有効開口は、一次ベッセルリング位置又はVFLレンズ370の有効径に対応したものとして示すことができる。ライン510は、共振周波数が上昇するとどのように実際の有効開口が縮小するかを示す。更に具体的には、実際の有効開口は、70kHzの動作周波数(すなわち図4のグラフで用いた周波数)での約11mmから約370kHzの動作周波数での約2mmまでの範囲にわたって低下することが示されている。様々な実施において、画像品質がマイナスの影響を受けると判定されない最大動作周波数fR,MAXに対応して、VFLレンズ370の最小の実際の有効開口CAVFLを規定することができる。例えば図5の例によると、約3mmの最小の実際の有効開口CAVFLに対して、最大動作周波数fR,MAXは250kHzである。
図5に更に示すように、第2のライン520は、VFLレンズ370を動作させるための共振周波数に対してグラフ化したVFLレンズ370の相対光学パワーを表す。ライン520において、周波数はx軸上にkHzの単位で示され、相対光学パワーは、(グラフ500の右側の目盛に従って)y軸上に70kHzでの光学パワーの倍数で示されている。ライン510及び520はこのように異なる種類の単位(例えばミリメートル対光学パワーの倍数)をy軸にとってグラフ化したものであり、周波数上昇と共に生じる様々な影響を示す目的で同一のグラフ上に提示しているに過ぎないことは認められよう。ライン520に関して、相対光学パワーは周波数上昇と共に上昇することが示されている。更に具体的には、相対光学パワーは、70kHzの動作周波数での1の値から約370kHzの動作周波数での約25の値までの範囲にわたって上昇することが示されている。図6を参照して以下で詳述するように、本開示の原理に従って、可変倍率レンズ部の倍率の上昇と共に、高い共振動作周波数において利用可能である高レベルの光学パワーを用いることで、より一貫した焦点範囲を維持することができる。
図6は、VFLレンズが異なる倍率に対応して異なる共振周波数で動作する場合の、倍率に対する顕微鏡特性を示すグラフ600の図である。グラフ600はライン610、620、及び630を含み、これらは図4のライン410、420、及び430と比較することができ、同一の単位に対してグラフ化されている。更に具体的には、ライン610は倍率に対してグラフ化した焦点範囲(例えば正規化走査範囲ΔZVFLに対応する)を表し、ライン620は倍率に対してグラフ化したVFLレンズの所望の有効開口(DEA)を表し、ライン630は倍率に対してグラフ化したVFLレンズ370の実際の有効開口を表す。図6に示すように、1倍、2.5倍、及び5倍の倍率では、動作周波数は図4の実施で用いたものと同じ70kHzに維持している(焦点範囲はこの倍率範囲において比較的一定で、ほぼ±28DOFであった)。
10倍の倍率では、本開示の原理に従って、VFLレンズの動作周波数を99kHzに上昇させた。図5に示した値によると、99kHzの動作周波数はVFLレンズの約8mmの実際の有効開口に対応し、70kHzでの光学パワーのほぼ2.5倍の相対光学パワーに対応する。図6に示すように、ライン630はVFLレンズの実際の有効開口が約8mmの値に低下したことを示すが、これは、10倍の倍率で所望の有効開口(DEA)のライン620が示す対応した値と同様の値である。更に具体的には、10倍の倍率では、VFLレンズの動作周波数を、VFLレンズの実際の有効開口が所望の有効開口(DEA)と極めてよく合致するレベル(すなわち99kHz)に上昇させた。DEAは、図4を参照して上述したように、VFLレンズの位置に投影されたシステム限界開口を表す。動作周波数を99kHzに上昇させたこと、これに対応して相対光学パワーが増大したことの別の結果として、ライン610は、10倍の倍率において焦点範囲がほぼ同一のレベル(例えば約±28DOFよりもわずかに高い)に維持されたことを示している。
25xの倍率では、VFLレンズの動作周波数を189kHzに上昇させた。図5に示した値によると、189kHzの動作周波数はVFLレンズの約4mmの実際の有効開口に対応し、70kHzでの光学パワーのほぼ7倍の相対光学パワーに対応する。図6に示すように、ライン630はVFLレンズの実際の有効開口が約4mmの値に低下したことを示すが、これは、25xの倍率で所望の有効開口(DEA)のライン620が示す対応した値と同様の値である。動作周波数が189kHzに上昇したこと、これに対応して相対光学パワーが増大したことの別の結果として、ライン610は、25倍の倍率において焦点範囲がほぼ同じレベル(例えば約±28DOFよりもわずかに高い)に維持されたことを示している。
50xの倍率では、VFLレンズの動作周波数を250kHzに上昇させた。図5に示した値によると、250kHzの動作周波数はVFLレンズの約3mmの実際の有効開口に対応し、70kHzでの光学パワーのほぼ12倍の相対光学パワーに対応する。図6に示すように、ライン630はVFLレンズの実際の有効開口が約3mmの値に低下したことを示すが、これは、50xの倍率で所望の有効開口(DEA)のライン620が示す対応した値と同様の値である。動作周波数が250kHzに上昇したこと、これに対応して相対光学パワーが増大したことの別の結果として、ライン610は、より低い倍率範囲で示した通り、50xの倍率においても焦点範囲がほぼ同じレベル(例えば約±28DOFよりもわずかに低い)に維持されたことを示している。
本開示の原理に従って、顕微鏡構成の高倍率ではVFLレンズの動作周波数を高周波数に適合させることで、焦点範囲をより一貫したレベルに維持できることがわかる。更に具体的には、図6に示すように、10倍、25倍、及び50倍の倍率でVFLレンズをそれぞれ99kHz、189kHz、及び250kHzの周波数で動作させることによって、焦点範囲は、1倍から5倍までの低倍率で使用可能であったのと同様のレベル(すなわち約±28DOF)に維持される。このような構成は、ある範囲にわたる倍率での動作を可能としながら、それらの異なる倍率において有用な焦点範囲を達成することができる。例えば可変倍率レンズ部は、図3の撮像システムの一部として含めることができ、異なる倍率(例えば0.5倍、1倍、2倍又は2.5倍、5倍、10倍、20倍又は25倍、50倍、100倍等)に対応した交換可能な固定倍率対物レンズのセットを利用可能であると共に、このセットからどの対物レンズが選択されたかに応じて決定される周波数でVFLレンズを動作させることができる。様々な実施において、そのような対物レンズセットは、最低倍率レンズ(例えば0.5倍又は1倍)、最高倍率レンズ(例えば50倍又は100倍)、及び複数の中間倍率レンズ(例えば2.5倍、5倍、10倍、25倍)を含むものとして示すことができる。
図6で上述した例示的な値に従って、指定された第1の倍率状態を用いて撮像システムを動作させる場合に、撮像に用いられるVFLレンズの中心直径が、少なくとも4.0mm(例えば25倍以下の倍率状態に対応したもの)である第1の撮像直径(例えば実際の有効開口に対応する)であり得るか、又は少なくとも8.0mm(例えば10倍以下の倍率状態に対応したもの)である第1の撮像直径であり得るように、光路が構成されることがわかる。更に、第2の撮像状態(例えば第1の撮像状態よりも高い倍率に対応する)が指定された場合、撮像に用いられるVFLレンズの中心直径は、第1の撮像直径よりも小さい第2の撮像直径であり得る(例えば、倍率が上昇すると、動作周波数の上昇に従ってVFLレンズの実際の有効開口が縮小する)。
更に、撮像に用いられるVFLレンズの中心直径が第1又は第2の倍率状態の撮像システムの限界開口でないように、光路が構成される。例えば図6に示す値によると(例えば図3に例示した構成に対応して)、VFLレンズの実際の有効開口は所望の有効開口とほぼ同じであり、従って撮像システムの限界開口ではない。図3に関して上述したように、他の実施では、焦点距離FTUBEと焦点距離fの比は1:1以外にすることができ(例えば2:1)、VFLレンズ370の実際の有効開口が少なくとも対物レンズ有効径(すなわちVFLレンズの所望の有効開口に対応する)と同じ大きさを有する必要はない。そのような実施では、VFLレンズの実際の有効開口が撮像システムの限界開口ではないように、システムを焦点距離FTUBEと焦点距離fの比に従って構成することができる。
様々な実施において、限界開口は、特定の構成又はコンポーネント(例えば光路内のレンズの1つに含まれるか又はこれに隣接した特定の大きさの開口を有するプレート)によって意図的に画定して、対応するレンズの所望の一部分のみを使用することを保証し得る(例えば、様々なレベルの歪み等を生じる可能性のあるレンズ外側部分の使用を回避するため)。一般に、VFLレンズ370の実際の有効開口が限界開口であることは望ましくない場合がある。これが当てはまると、構成にもよるが、VFLレンズ370の実際の有効開口によってシステムの撮像機能の著しい低下が起こり得るからである(例えば図4の焦点範囲の縮小によって示されるように)。このような機能低下に対応して、可変倍率レンズ部におけるレンズ(例えば比較的高価であり、使用可能範囲をできるだけ活用することが望ましい高倍率の対物レンズ等)の使用可能範囲があまり活用されなくなる。
図6に示す値に従って撮像システムを構成する場合、様々な実施において、光源(例えば図3の光源330)は、VFLレンズの250kHz動作周波数に適応させたパルスモードで設計することができ、従って70kHz動作周波数の同様のパルスモードよりも3.6倍高速となり得る(すなわち、250kHz/70kHz=3.6)。1つの特定の例示的な実施では、PFF(points from focus)動作の1/5被写界深度(DOF)サンプリングに対応した画像を得るため、光源300に使用するLEDは、250kHz動作周波数に適応させるために35nsecでパルス発生する(30MHz)ことができる(例えば、70kHz動作周波数に適応させるための125nsecのパルスに比較される)。同様に、PFFサンプリングに使用されるLEDドライバは、70kHz動作周波数に適応させるためのもの(例えば、1つの特定の例示的な実施ではtRISEが〜250nsec)に比べて、250kHz動作周波数に適応させるため3.6倍高速で動作するように構成することができる。様々な実施において、250kHz動作周波数に適応させるために光源のこのような速度を達成するには、このような高速での動作向けに構成されるのがより一般的であるLED以外の技術も利用可能である(例えばスーパーコンティニウム、チタンサファイア、InGaNレーザダイオード等のレーザ源)。
様々な実施において、顕微鏡部の倍率レベルに応じた異なる周波数でVFLレンズを動作させることに加えて、望遠鏡構成をいくつかの追加の設計原理に従って構成することが望ましい場合がある。例えば、可変倍率レンズ部の一部として交換可能な対物レンズセットを使用する構成では、特定サイズ検出フォーマット(例えば1/2インチ、1/3インチ等)のため、最大瞳径(すなわち最低倍率レベルMiに対応する)及び最大軸外フィールドポイントを有する対物レンズに適合するように望遠鏡光学部品を構成することが望ましい場合がある。対物レンズセットが1倍から50倍までの範囲の倍率レベルMiを含む上記の例では、これは、最低倍率(例えば1倍のレンズに対応する)に適合することに基づいて望遠鏡光学部品を構成することを意味している。望遠鏡光学部品をこのように構成する場合、セット内の他の全ての対物レンズにも自動的に適合するので、対物レンズセット全体で高い画像品質が維持され、許容可能な絶対的ベースラインの焦点範囲が得られる。式2に関して上述したように、このような構成だけでは、一定の焦点範囲(例えば一定の走査範囲ΔZVFLに対応する)を生成するには光学パワーPVFL,iが不充分であり得るが、本開示の原理に従ってVFLレンズを異なる周波数で動作させることによって、このようなシステムでより一貫した焦点範囲が生成され、画像収差も最小限に抑えられる。
図7は、VFLレンズを含む撮像システムを動作させるためのルーチン700の1つの例示的な実施を示すフロー図である。ブロック710において、撮像システムの可変倍率レンズ部が、撮像システムの第1の倍率を与える第1の倍率状態であることを判定する。図1〜図3に関して上述したように、撮像システムは、周期的に焦点距離が変更されるVFLレンズ(例えばVFLレンズ370)を備えた可変焦点距離レンズ部を含むことができ、この焦点距離は、撮像システムが用いる画像露光時間中に複数の周期を含む第1又は第2の周波数で変更可能であり、第1の周波数は第2の周波数とは異なる。ブロック720において、可変倍率レンズ部が第1の倍率状態であるという判定に応じて、可変焦点距離レンズ部を第1の周波数及び第1の振幅で動作させて、VFLレンズの周期的に変更される焦点距離に第1の範囲を与える。第1の範囲は、第1の倍率状態の間の撮像システムの焦点距離範囲に対応することができる。
ブロック730において、可変倍率レンズ部が、第1の倍率とは異なる第2の倍率を撮像システムに与える第2の倍率状態に変化したことを判定する。ブロック740において、可変倍率レンズ部が第2の倍率状態に変化したという判定に応じて、可変焦点距離レンズ部を第2の周波数及び第2の振幅で動作させて、VFLレンズの周期的に変更される焦点距離に第2の範囲を与える。第2の範囲は第1の範囲よりも大きく、第2の倍率状態の間の撮像システムの焦点距離範囲に対応することができる。
様々な実施において、(例えば1倍から50倍までの範囲の対物レンズセットからの選択に対応して)可変倍率レンズ部で用いるために第1又は第2の倍率状態のどちらが選択されたかについての判定は、異なるタイプの判定方法に従って実行され得る。例えば、ユーザが物理的に対物レンズを選択したこと、又は対物レンズを選択するために図2の入出力インタフェース130を用いたこと等、固定倍率レンズの1つをユーザが選択したことに対応する入力を受信することができる。別の例として、可変倍率レンズ部で用いられる位置に固定倍率レンズの1つが移動した場合に、この固定倍率レンズに関連付けられたインジケータを電子的に検知することができる(例えば光学部品の利用、スキャン、RFID等)。別の例として、可変倍率レンズ部で用いられる位置に固定倍率レンズが移動した後に撮像システムの倍率を求めることも可能である。
本開示の好適な実施について図示及び記載したが、本開示に基づいて、図示及び記載した特徴の構成及び動作のシーケンスにおける多数の変形が当業者には明らかであろう。様々な代替的な形態を用いて本明細書に開示した原理を実施してもよい。更に、上述の様々な実施を組み合わせて別の実施を提供することも可能である。本明細書において言及した米国特許及び米国特許出願は全て援用によりその全体が本願にも含まれるものとする。これらの様々な特許及び出願の概念を用いて更に別の実施を提供するために必要な場合は、上述の実施の態様は変更可能である。
前述の記載に照らして、実施に対してこれら及び他の変更を行うことができる。一般に、以下の特許請求の範囲において、用いる用語は本明細書及び特許請求の範囲に開示される特定の実施に特許請求の範囲を限定するものとして解釈されず、そのような特許請求の範囲の権利が与えられる均等物の全範囲に従う全ての可能な実施を包含するものとして解釈される。
10 マシンビジョン検査システム
12 画像測定機
14 制御コンピュータシステム
16 ディスプレイ
18 プリンタ
20,320 ワークピース
22 ジョイスティック
24 キーボード
26 マウス
32 可動ワークピースステージ
34 光学撮像システム
100 マシンビジョン検査システム
120 制御システム部
125 コントローラ
130 入出力インタフェース
131 撮像制御インタフェース
132 移動制御インタフェース
132a 位置制御要素
132b 加速度制御要素
133 照明制御インタフェース
133a 照明制御要素
134 レンズ制御インタフェース
134m 倍率変更調整モード
136 ディスプレイデバイス
138 入力デバイス
140 メモリ
140ed エッジ検出メモリ部
141 画像ファイルメモリ部
142 ワークピースプログラムメモリ部
143 ビデオツール部
143a ビデオツール部
143af 自動合焦ビデオツール
143roi 関心領域発生器
170 実行器
190 電源部
200 ビジョンコンポーネント部
205 光学アセンブリ部
210 ワークピースステージ
212 透明部
220 光源(透過照明光源)
221,281バス
222,232,332 光源光
230 光源(落射照明光源)
240 光源(斜め照明光源)
250 交換可能対物レンズ
255,355 ワークピース光
260,360 カメラシステム
262,296 信号ライン
280 ターレットレンズアセンブリ
284 軸
286,370 レンズ
290 ミラー
294 制御可能モータ
300 撮像システム
300,330 光源
350 対物レンズ
351 チューブレンズ
352,386 リレーレンズ
374 レンズコントローラ
390 部分ミラー

Claims (20)

  1. 撮像システムであって、
    高速可変焦点距離レンズと、
    光路であって、
    前記撮像システムに比較的低い倍率を与える第1の倍率状態と、前記撮像システムに比較的高い倍率を与える第2の倍率状態との間で切り換えることができる可変倍率レンズ部と、
    周期的に焦点距離が変更される可変焦点距離レンズを備えた可変焦点距離レンズ部であって、前記焦点距離が、前記撮像システムが用いる画像露光時間中に複数の周期を含む第1又は第2の周波数で変更可能である、可変焦点距離レンズ部と、
    を備える光路と、を備え、
    前記撮像システムが前記第1の倍率状態を用いて動作する間に、前記可変焦点距離レンズ部が、前記第1の周波数及び第1の振幅で動作して、前記可変焦点距離レンズの周期的に変更される焦点距離に第1の範囲を与えるように構成され、前記第1の範囲が前記第1の倍率状態の間の前記撮像システムの焦点距離範囲に対応し、
    前記撮像システムが前記第2の倍率状態を用いて動作する間に、前記可変焦点距離レンズ部が、前記第2の周波数及び第2の振幅で動作して、前記可変焦点距離レンズの周期的に変更される焦点距離に第2の範囲を与えるように構成され、前記第2の範囲が前記第1の範囲よりも大きく、前記第2の範囲が前記第2の倍率状態の間の前記撮像システムの焦点距離範囲に対応する、撮像システム。
  2. 前記撮像システムが前記第1の倍率状態を用いて動作する場合に、撮像に用いられる前記可変焦点距離レンズの中心直径が第1の撮像直径であり、
    前記第1の撮像直径が少なくとも4.0ミリメートルであるように前記光路が構成されている、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記第1の撮像直径が少なくとも8.0ミリメートルである、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記撮像システムが前記第2の倍率状態を用いて動作する場合に、撮像に用いられる前記可変焦点距離レンズの中心直径が、前記第1の撮像直径よりも小さい第2の撮像直径であるように前記光路が構成されている、請求項2に記載のシステム。
  5. 撮像に用いられる前記可変焦点距離レンズの前記中心直径が、前記第1又は第2の倍率状態の前記撮像システムの限界開口でないように前記光路が構成されている、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記可変焦点距離レンズが可変音響式屈折率分布型レンズである、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記可変倍率レンズ部が、前記第1の倍率状態を与える第1の固定倍率レンズと、前記第2の倍率状態を与える第2の固定倍率レンズと、を含む、請求項1に記載のシステム。
  8. 前記第1及び第2の固定倍率レンズが、
    各々が前記可変倍率レンズ部の固定倍率レンズセットから選択されたものであって、前記固定倍率レンズセットが、前記セットの最低倍率に対応する最低倍率レンズと、前記セットの最高倍率に対応する最高倍率レンズと、前記最低倍率と前記最高倍率との間の中間倍率に対応する複数の中間倍率レンズと、を含むもの、
    0.5倍、1倍、2倍、2.5倍、5倍、10倍、20倍、25倍、50倍、又は100倍の少なくとも1つの倍率に対応するもの、
    相互に異なる倍率に対応するものであって、あるものの対応する倍率が他のものの対応する倍率の少なくとも10倍であるもの、
    の少なくとも1つである、請求項7に記載のシステム。
  9. 撮像システムを動作させるための命令を記憶している非一時的コンピュータ読み取り可能記憶媒体であって、前記命令がプロセッサによって実行された場合に、
    前記撮像システムの可変倍率レンズ部が、前記撮像システムに第1の倍率を与える第1の倍率状態であると判定することであって、前記撮像システムが、周期的に焦点距離が変更される可変焦点距離レンズを備えた可変焦点距離レンズ部を含み、前記焦点距離が、前記撮像システムが用いる画像露光時間中に複数の周期を含む第1又は第2の周波数で変更可能であり、前記第1の周波数が前記第2の周波数とは異なる、こと、
    前記可変倍率レンズ部が前記第1の倍率状態であるという前記判定に応じて、前記可変焦点距離レンズ部を前記第1の周波数及び第1の振幅で動作させて、前記可変焦点距離レンズの周期的に変更される焦点距離に第1の範囲を与えることであって、前記第1の範囲が前記第1の倍率状態の間の前記撮像システムの焦点距離範囲に対応する、こと、
    前記可変倍率レンズ部が、前記第1の倍率とは異なる第2の倍率を前記撮像システムに与える第2の倍率状態に変化したと判定すること、
    前記可変倍率レンズ部が前記第2の倍率状態に変化したという前記判定に応じて、前記可変焦点距離レンズ部を前記第2の周波数及び第2の振幅で動作させて、前記可変焦点距離レンズの周期的に変更される焦点距離に第2の範囲を与えることであって、前記第2の範囲が前記第1の範囲よりも大きく、前記第2の倍率状態の間の前記撮像システムの焦点距離範囲に対応する、こと、
    を少なくとも前記プロセッサに実行させる、非一時的コンピュータ読み取り可能記憶媒体。
  10. 前記可変倍率レンズ部が前記第1の倍率状態であると判定することが、前記第1の倍率状態を与えるために前記可変倍率レンズ部で用いられる第1の固定倍率レンズが選択されたという判定を含み、前記可変倍率レンズ部が前記第2の倍率状態に変化したと判定することが、前記第2の倍率状態を与えるために前記可変倍率レンズ部で用いられる第2の固定倍率レンズが選択されたという判定を含む、請求項9に記載の非一時的コンピュータ読み取り可能記憶媒体。
  11. 前記可変倍率レンズ部で用いられる前記第1又は第2の固定倍率レンズのいずれかが選択されたという判定が、
    前記固定倍率レンズの1つをユーザが選択したことに対応する入力を受信すること、
    前記可変倍率レンズ部で用いられる位置に前記固定倍率レンズの1つが移動した場合に、前記固定倍率レンズに関連付けられたインジケータを電子的に検知すること、
    前記可変倍率レンズ部で用いられる位置に前記固定倍率レンズが移動した後に前記撮像システムの倍率を求めること、
    の少なくとも1つに従って行われる、請求項10に記載の非一時的コンピュータ読み取り可能記憶媒体。
  12. 精密非接触計測システムにおいて用いられる撮像システムを動作させるための方法であって、
    前記撮像システムに光路を提供することであって、前記光路が、
    前記撮像システムに比較的低い倍率を与える第1の倍率状態と前記撮像システムに比較的高い倍率を与える第2の倍率状態との間で切り換えることができる可変倍率レンズ部と、
    周期的に焦点距離が変更される可変焦点距離レンズを備えた可変焦点距離レンズ部であって、前記焦点距離が、前記撮像システムが用いる画像露光時間中に複数の周期を含む第1又は第2の周波数で変更可能であり、前記第1の周波数が前記第2の周波数とは異なる、可変焦点距離レンズ部と、
    を備える、ことと、
    前記撮像システムが前記第1の倍率状態を用いて動作する間に、前記可変焦点距離レンズ部を前記第1の周波数及び第1の振幅で動作させて、前記可変焦点距離レンズの前記周期的に変更される焦点距離に第1の範囲を与えることであって、前記第1の範囲が前記第1の倍率状態の間の前記撮像システムの焦点距離範囲に対応する、ことと、
    前記撮像システムが前記第2の倍率状態を用いて動作する間に、前記可変焦点距離レンズ部を前記第2の周波数及び第2の振幅で動作させて、前記可変焦点距離レンズの前記周期的に変更される焦点距離に第2の範囲を与えることであって、前記第2の範囲が前記第1の範囲よりも大きく、前記第2の倍率状態の間の前記撮像システムの焦点距離範囲に対応する、ことと、
    を含む、方法。
  13. 前記撮像システムが前記第1の倍率状態を用いて動作する場合に、撮像に用いられる前記可変焦点距離レンズの中心直径が第1の撮像直径であり、
    第1の撮像直径が少なくとも4.0ミリメートルであるように前記光路が構成されている、請求項12に記載の方法。
  14. 前記第1の撮像直径が少なくとも8.0ミリメートルである、請求項13に記載の方法。
  15. 前記撮像システムが前記第2の倍率状態を用いて動作する場合に、撮像に用いられる前記可変焦点距離レンズの中心直径が、前記第1の撮像直径よりも小さい第2の撮像直径であるように前記光路が構成されている、請求項13に記載の方法。
  16. 撮像に用いられる前記可変焦点距離レンズの前記中心直径が、前記第1又は第2の倍率状態の前記撮像システムの限界開口でないように前記光路が構成されている、請求項15に記載の方法。
  17. 前記可変焦点距離レンズが可変音響式屈折率分布型レンズである、請求項12に記載の方法。
  18. 前記第2の周波数が前記第1の周波数の少なくとも2倍である、請求項12に記載の方法。
  19. 前記第1及び第2の周波数の各々が少なくとも10kHzである、請求項12に記載の方法。
  20. 前記精密非接触計測システムがマシンビジョン検査システムであり、前記方法が、前記第1の倍率状態又は前記第2の倍率状態の少なくとも一方を用いて前記撮像システムを動作させて、ワークピースに隣接したZ高さ方向に沿った複数の位置における複数の画像を取得することを更に含む、請求項12に記載の方法。
JP2016135363A 2015-07-09 2016-07-07 倍率調整可能光学システムにおける可変焦点距離レンズの適応的な動作周波数の調整方法 Active JP6717692B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/795,409 2015-07-09
US14/795,409 US9602715B2 (en) 2015-07-09 2015-07-09 Adaptable operating frequency of a variable focal length lens in an adjustable magnification optical system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017021025A true JP2017021025A (ja) 2017-01-26
JP6717692B2 JP6717692B2 (ja) 2020-07-01

Family

ID=57583833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016135363A Active JP6717692B2 (ja) 2015-07-09 2016-07-07 倍率調整可能光学システムにおける可変焦点距離レンズの適応的な動作周波数の調整方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9602715B2 (ja)
JP (1) JP6717692B2 (ja)
CN (1) CN106338809B (ja)
DE (1) DE102016212427A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018081099A (ja) * 2016-11-15 2018-05-24 株式会社ミツトヨ 高速可変焦点距離レンズを含む撮像システムにおける焦点探索範囲の拡大
CN108802869A (zh) * 2017-04-28 2018-11-13 株式会社三丰 可变焦距透镜装置以及可变焦距透镜控制方法
KR20220167911A (ko) * 2021-06-15 2022-12-22 주식회사 티에스아이코리아 배율 가변 기능을 갖는 칩 온 필름 검사장치
KR20230006245A (ko) * 2021-07-02 2023-01-10 훈민솔루션 주식회사 광 소자 검사 장치 및 이를 이용한 광 소자 검사 방법

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6203735B1 (en) 1997-02-03 2001-03-20 Impra, Inc. Method of making expanded polytetrafluoroethylene products
US9930243B2 (en) * 2016-05-02 2018-03-27 Mitutoyo Corporation Variable focal length imaging system
US10151962B2 (en) 2016-09-29 2018-12-11 Mitutoyo Corporation Variable focal length lens system with focus monitoring and control
US10768404B2 (en) 2017-03-22 2020-09-08 Mitutoyo Corporation Modulation monitoring system for use with an imaging system that includes a high speed periodically modulated variable focal length lens
JP6925857B2 (ja) * 2017-04-28 2021-08-25 株式会社ミツトヨ 焦点距離可変レンズ装置および焦点距離可変レンズ制御方法
JP2018189702A (ja) * 2017-04-28 2018-11-29 株式会社ミツトヨ 焦点距離可変レンズ装置
US10416429B2 (en) 2017-09-15 2019-09-17 Agile Focus Designs, LLC Dynamic focus and zoom system for use with wide-field, confocal and multiphoton microscopes
US10466461B2 (en) 2017-09-15 2019-11-05 Agile Focus Designs, LLC Dynamic focus and zoom system for use with wide-field, confocal and multiphoton microscopes
US10578827B2 (en) * 2018-04-27 2020-03-03 Mitutoyo Corporation Variable focal length lens system with quasi-sinusoidal periodic intensity modulated light
JP7118735B2 (ja) * 2018-05-21 2022-08-16 株式会社ミツトヨ 焦点距離可変レンズ装置および焦点距離可変レンズ制御方法
US10761398B2 (en) * 2018-06-29 2020-09-01 Mitutoyo Corporation Imaging ellipsometer system utilizing a tunable acoustic gradient lens
JP7098474B2 (ja) * 2018-08-07 2022-07-11 株式会社ミツトヨ 非接触式変位計
US10812701B2 (en) * 2018-12-13 2020-10-20 Mitutoyo Corporation High-speed tag lens assisted 3D metrology and extended depth-of-field imaging
US11125967B2 (en) 2018-12-26 2021-09-21 Mitutoyo Corporation System and method for calibrating variable focal length lens system using calibration object with planar tilted pattern surface
US10520301B1 (en) * 2018-12-31 2019-12-31 Mitutoyo Corporation Method for measuring Z height values of a workpiece surface with a machine vision inspection system
US11933717B2 (en) * 2019-09-27 2024-03-19 Kla Corporation Sensitive optical metrology in scanning and static modes
KR20230053636A (ko) * 2020-08-18 2023-04-21 지고 코포레이션 가변-줌 이미징 장치
IT202000005026U1 (it) * 2020-09-02 2022-03-02 Opto Eng S P A Obbiettivo
CN112261287B (zh) * 2020-10-10 2023-03-21 Oppo(重庆)智能科技有限公司 变焦控制方法、装置、电子设备和计算机可读存储介质
US11587246B2 (en) * 2020-10-30 2023-02-21 Mitutoyo Corporation Metrology system with projected pattern for points-from-focus type processes

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10333018A (ja) * 1997-05-28 1998-12-18 Olympus Optical Co Ltd 合焦装置
JPH11118438A (ja) * 1997-10-15 1999-04-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 3次元形状測定方法および装置
JPH11183124A (ja) * 1997-12-18 1999-07-09 Nikon Corp 画像検査・測定装置
WO2002082805A1 (fr) * 2001-03-30 2002-10-17 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology Camera de microscope omnifocale en temps reel
JP2003106825A (ja) * 2001-10-01 2003-04-09 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 焦点調整機構とズーム機構による高精度3次元計測方法およびそのための高精度3次元計測装置
JP2012093757A (ja) * 2010-10-22 2012-05-17 Leica Microsystems Cms Gmbh Sted光シートを用いるspim顕微鏡
JP2014202751A (ja) * 2013-04-05 2014-10-27 株式会社ミツトヨ エッジ分解能強化に利用されるオフセットを有する画像を取得するシステム及び方法
JP2015001531A (ja) * 2013-06-13 2015-01-05 株式会社ミツトヨ マシンビジョン検査システム及び高速合焦高さ測定動作を実行する方法
JP2015104136A (ja) * 2013-11-27 2015-06-04 株式会社ミツトヨ 拡張被写界深度を有する画像を得るマシンビジョン検査システム及び方法

Family Cites Families (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6542180B1 (en) 2000-01-07 2003-04-01 Mitutoyo Corporation Systems and methods for adjusting lighting of a part based on a plurality of selected regions of an image of the part
US7535649B2 (en) * 2004-03-09 2009-05-19 Tang Yin S Motionless lens systems and methods
US7324682B2 (en) 2004-03-25 2008-01-29 Mitutoyo Corporation System and method for excluding extraneous features from inspection operations performed by a machine vision inspection system
US7454053B2 (en) 2004-10-29 2008-11-18 Mitutoyo Corporation System and method for automatically recovering video tools in a vision system
US7627162B2 (en) 2005-01-31 2009-12-01 Mitutoyo Corporation Enhanced video metrology tool
US7668388B2 (en) 2005-03-03 2010-02-23 Mitutoyo Corporation System and method for single image focus assessment
JP2007199404A (ja) * 2006-01-26 2007-08-09 Fujinon Corp 屈曲光学ユニット
US7567713B2 (en) 2006-02-08 2009-07-28 Mitutoyo Corporation Method utilizing intensity interpolation for measuring edge locations in a high precision machine vision inspection system
US7570795B2 (en) 2006-07-18 2009-08-04 Mitutoyo Corporation Multi-region autofocus tool and mode
US7769222B2 (en) 2006-10-27 2010-08-03 Mitutoyo Corporation Arc tool user interface
US7728961B2 (en) 2006-10-31 2010-06-01 Mitutoyo Coporation Surface height and focus sensor
JP5112832B2 (ja) * 2006-12-11 2013-01-09 オリンパス株式会社 顕微鏡対物レンズ及びそれを用いた蛍光観察装置
CN101632030B (zh) * 2006-12-15 2012-01-11 手持产品公司 包括可变形透镜元件的装置和方法
US8194307B2 (en) * 2007-02-26 2012-06-05 Trustees Of Princeton University Tunable acoustic gradient index of refraction lens and system
US7626705B2 (en) 2007-03-30 2009-12-01 Mitutoyo Corporation Chromatic sensor lens configuration
US7723657B2 (en) 2007-11-16 2010-05-25 Mitutoyo Corporation Focus detection apparatus having extended detection range
US8111938B2 (en) 2008-12-23 2012-02-07 Mitutoyo Corporation System and method for fast approximate focus
US8111905B2 (en) 2009-10-29 2012-02-07 Mitutoyo Corporation Autofocus video tool and method for precise dimensional inspection
US8581162B2 (en) * 2009-12-08 2013-11-12 Mitutoyo Corporation Weighting surface fit points based on focus peak uncertainty
US8649024B2 (en) * 2010-12-03 2014-02-11 Zygo Corporation Non-contact surface characterization using modulated illumination
US8212997B1 (en) 2011-02-23 2012-07-03 Mitutoyo Corporation Chromatic confocal point sensor optical pen with extended measuring range
US8269830B1 (en) 2011-04-14 2012-09-18 Mitutoyo Corporation Inspecting potentially interfering features in a machine vision system
US20130027538A1 (en) 2011-07-29 2013-01-31 Mitutoyo Corporation Multi-region focus navigation interface
US9256009B2 (en) * 2011-09-22 2016-02-09 TAG Optics Inc. Tunable acoustic gradient index of refraction lens and system
US9213175B2 (en) * 2011-10-28 2015-12-15 Craig B. Arnold Microscope with tunable acoustic gradient index of refraction lens enabling multiple focal plan imaging
US8902307B2 (en) 2011-11-15 2014-12-02 Mitutoyo Corporation Machine vision system editing environment for a part program in which a continuous stream of image acquisition operations are performed during a run mode
US8957960B2 (en) 2011-11-15 2015-02-17 Mitutoyo Corporation Machine vision system program editing environment including real time context generation features
US9013574B2 (en) 2011-11-15 2015-04-21 Mitutoyo Corporation Machine vision system program editing environment including synchronized user interface features
JP5940288B2 (ja) * 2011-11-30 2016-06-29 オリンパス株式会社 画像処理装置、顕微鏡システム、画像処理方法、及び画像処理プログラム
US9826219B2 (en) * 2011-12-12 2017-11-21 Panasonic Corporation Imaging apparatus, imaging system, imaging method, and image processing method
US8587772B2 (en) 2011-12-21 2013-11-19 Mitutoyo Corporation Chromatic point sensor configuration including real time spectrum compensation
US8587789B2 (en) 2011-12-21 2013-11-19 Mitutoyo Corporation Chromatic point sensor compensation including workpiece material effects
US20130162806A1 (en) 2011-12-23 2013-06-27 Mitutoyo Corporation Enhanced edge focus tool
US9060117B2 (en) 2011-12-23 2015-06-16 Mitutoyo Corporation Points from focus operations using multiple light settings in a machine vision system
US8860931B2 (en) 2012-02-24 2014-10-14 Mitutoyo Corporation Chromatic range sensor including measurement reliability characterization
US8995749B2 (en) 2013-03-28 2015-03-31 Mitutoyo Corporation Enhanced edge detection tool for edges of irregular surfaces
US8917940B2 (en) 2013-04-26 2014-12-23 Mitutoyo Corporation Edge measurement video tool with robust edge discrimination margin
US9068822B2 (en) 2013-07-03 2015-06-30 Mitutoyo Corporation Chromatic range sensor probe detachment sensor
US9456120B2 (en) 2013-07-11 2016-09-27 Mitutoyo Corporation Focus height repeatability improvement in a machine vision inspection system
US20150100278A1 (en) * 2013-10-04 2015-04-09 Georgia Tech Research Corporation Systems and methods for quantitative phase imaging with partially coherent illumination

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10333018A (ja) * 1997-05-28 1998-12-18 Olympus Optical Co Ltd 合焦装置
JPH11118438A (ja) * 1997-10-15 1999-04-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 3次元形状測定方法および装置
JPH11183124A (ja) * 1997-12-18 1999-07-09 Nikon Corp 画像検査・測定装置
WO2002082805A1 (fr) * 2001-03-30 2002-10-17 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology Camera de microscope omnifocale en temps reel
JP2003106825A (ja) * 2001-10-01 2003-04-09 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 焦点調整機構とズーム機構による高精度3次元計測方法およびそのための高精度3次元計測装置
JP2012093757A (ja) * 2010-10-22 2012-05-17 Leica Microsystems Cms Gmbh Sted光シートを用いるspim顕微鏡
JP2014202751A (ja) * 2013-04-05 2014-10-27 株式会社ミツトヨ エッジ分解能強化に利用されるオフセットを有する画像を取得するシステム及び方法
JP2015001531A (ja) * 2013-06-13 2015-01-05 株式会社ミツトヨ マシンビジョン検査システム及び高速合焦高さ測定動作を実行する方法
JP2015104136A (ja) * 2013-11-27 2015-06-04 株式会社ミツトヨ 拡張被写界深度を有する画像を得るマシンビジョン検査システム及び方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018081099A (ja) * 2016-11-15 2018-05-24 株式会社ミツトヨ 高速可変焦点距離レンズを含む撮像システムにおける焦点探索範囲の拡大
CN108802869A (zh) * 2017-04-28 2018-11-13 株式会社三丰 可变焦距透镜装置以及可变焦距透镜控制方法
JP2018189700A (ja) * 2017-04-28 2018-11-29 株式会社ミツトヨ 焦点距離可変レンズ装置および焦点距離可変レンズ制御方法
KR20220167911A (ko) * 2021-06-15 2022-12-22 주식회사 티에스아이코리아 배율 가변 기능을 갖는 칩 온 필름 검사장치
KR102670700B1 (ko) * 2021-06-15 2024-05-30 주식회사 티에스아이코리아 배율 가변 기능을 갖는 칩 온 필름 검사장치
KR20230006245A (ko) * 2021-07-02 2023-01-10 훈민솔루션 주식회사 광 소자 검사 장치 및 이를 이용한 광 소자 검사 방법
KR102613694B1 (ko) 2021-07-02 2023-12-14 훈민솔루션 주식회사 광 소자 검사 장치 및 이를 이용한 광 소자 검사 방법

Also Published As

Publication number Publication date
US20170013185A1 (en) 2017-01-12
CN106338809A (zh) 2017-01-18
JP6717692B2 (ja) 2020-07-01
CN106338809B (zh) 2019-03-12
US9602715B2 (en) 2017-03-21
DE102016212427A1 (de) 2017-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6717692B2 (ja) 倍率調整可能光学システムにおける可変焦点距離レンズの適応的な動作周波数の調整方法
JP6792980B2 (ja) マシンビジョン検査システムのインスタンスによって与えられる多露光画像取得を制御する動作を規定するための方法、コンピュータ読み取り可能非一時的記憶媒体及びマシンビジョン検査システム
JP6850648B2 (ja) 可変焦点距離撮像システム
JP6761312B2 (ja) 可変焦点距離レンズを含む撮像システムにおける色収差補正
JP6999344B2 (ja) 焦点監視及び制御を用いた可変焦点距離レンズシステム
JP6839578B2 (ja) 可変焦点距離レンズシステムにおける位相差較正
JP6857524B2 (ja) 高速で周期的に変更される可変焦点距離レンズシステムのための自動合焦システム
JP6502071B2 (ja) 拡張被写界深度を有する画像を得るマシンビジョン検査システム及び方法
JP7149700B2 (ja) 高速可変焦点距離レンズを含む撮像システムにおける焦点探索範囲の拡大
JP7203552B2 (ja) 屈折力の監視を行う可変焦点距離レンズシステム
JP7319903B2 (ja) 高速tagレンズ支援3d計測及び拡張被写界深度撮像
US10768404B2 (en) Modulation monitoring system for use with an imaging system that includes a high speed periodically modulated variable focal length lens
JP2019191180A (ja) 疑似正弦波周期的強度変調光を用いた可変焦点距離レンズシステム
US11249225B2 (en) Tunable acoustic gradient lens system utilizing amplitude adjustments for acquiring images focused at different z-heights
EP3454546B1 (en) Stabilizing operation of a high speed variable focal length tunable acoustic gradient lens in an imaging system
US20230421909A1 (en) Lighting configuration for metrology system with images acquired at different focus positions

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160923

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190610

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200515

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200605

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200611

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6717692

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250