JP2017020176A - 橋台の補強構造及び補強方法 - Google Patents

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英俊 西岡
太亮 佐名川
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太亮 佐名川
山田 孝弘
Takahiro Yamada
孝弘 山田
達也 土井
Tatsuya Doi
達也 土井
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【課題】地震時における橋台が受ける土圧を小さくすることができ、優れた耐震性が得られるうえ、簡単な補強構造となるので施工にかかるコストの低減を図ることができる。【解決手段】橋台1の背面1a側に位置する盛土Sのうち、その橋台1の側面1bと連続するように形成されている面側に、互いに所定の間隔を保って設けられるとともに、その橋台1の背面1aと略平行し、かつ、略水平となるように設けられた複数の大径補強アンカー10と、橋台1の側面1b側に互いに所定の間隔を保って設けられた複数のコンクリートアンカー20と、複数の大径補強アンカー10及び複数のコンクリートアンカー20を一体的に接続する連結壁30とからなる構成の橋台の補強構造を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、背面部が盛土に形成されている道路や鉄道の橋台に係り、特に、その橋台の耐震性を高めるための補強構造、及びその補強方法に関する。
背面部が盛土に形成されている道路用の橋台や鉄道用の橋台は、地震発生時に、橋台の背面側に位置する盛土の土圧、すなわち、背面盛土の土圧が増加して躯体を損傷させたり、変位を生じさせたりして、盛土に沈下や崩落を生じさせたり、あるいは桁の落橋を生じさせたりするおそれがある。このため、このような被害を未然に抑制するための補強技術が種々提案されている。例えば、特許文献1に係る補強技術は、橋台の側面に補強ブロックを設けるとともに、背面盛土に地山補強材を埋設するようにしている。
特開2011−247059号公報
上述のように、橋台の耐震性を高めるための補強のためには、特許文献1に示されるような技術が提案されているが、列車等の車両の走行安全性を高めるための技術には上限はなく、このため、より耐震性を高めるような補強構造を備えた橋台が求められ、また、より耐震性に優れた橋台を低コストに実施できる橋台の補強方法が求められている。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、低コストで耐震性に優れた橋台の補強構造及びその補強方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る橋台の補強構造は、橋台の背面側に位置する盛土のうち、その橋台の側面と連続するように形成されている側壁面に、互いに所定の間隔を保って設けられるとともに、その橋台の背面と略平行し、かつ略水平となるように設けられた複数の地山補強材と、前記橋台の側面側に互いに所定の間隔を保って設けられた複数のアンカー部材と、前記盛土の側壁面及び前記橋台の側面を覆うように設けられ、前記複数の地山補強材及び前記複数のアンカー部材を一体的に接続する連結壁と、を備えていることを特徴としている。
また、本発明に係る橋台の補強方法は、橋台の背面側に位置する盛土のうち、その橋台の側面と連続する盛土をその橋台の側面と略等しい側壁面となるように形成する工程と、前記盛土の側壁面に、互いに所定の間隔を保って設けるとともに、その橋台の背面と略平行し、かつ、略水平となるように複数の地山補強材を設ける工程と、前記橋台の側面に互いに所定の間隔を保って複数のアンカー部材を設ける工程と、前記盛土の側壁面及び前記橋台の側面を覆うとともに、前記複数の地山補強材及び前記複数のアンカー部材を一体的に接続する連結壁を設ける工程と、を有することを特徴としている。
本発明では、その橋台の背面側の地山補強材を有する盛土が連結壁を介して橋台の側面に固定されることにより、橋台と連結壁に対応した部分の盛土とが一体化される。そして、複数の地山補強材の軸方向が橋台の背面に対して略平行に配置されているので、橋台の背面側の盛土が地震時に橋台の背面に直交する方向に動くのを抑制することができる。
そのため、地震発生時に橋台の背面に加わる盛土の土圧を小さく抑えることができ、橋台の耐震性能を向上させることができる。したがって、橋台の躯体の損傷を防止することができ、また地震発生時の盛土の沈下や崩落を阻止することができる。
また、従来のように盛土上から地中深く杭を打設する場合に比べて施工が簡単であり、施工にかかるコストを低減することができる。
また、本発明に係る橋台の補強構造は、前記地山補強材は、ラディッシュアンカー工法によって形成され、前記連結壁は、コンクリート打設により形成されていることが好ましい。
また、本発明に係る橋台の補強方法は、前記地山補強材は、ラディッシュアンカー工法によって形成され、前記連結壁は、コンクリート打設により形成されることが好ましい。
本発明では、汎用の機器や技術を利用して容易に施工することができるので、安価にかつ短期間に実現することができる。
本発明の橋台の補強構造及び補強方法によれば、地震時における橋台が受ける土圧を小さくすることができ、優れた耐震性が得られる。
また、本発明によれば、簡単な補強構造となるので、施工にかかるコストの低減を図ることができる。
本発明の実施の形態による橋台の補強構造の構成を示す斜視図である。 図1に示す橋台の補強構造の平面図である。 図1に示す橋台の補強構造の側面図である。 図3に示すX−X線断面図であって、橋台を橋桁側から見た正面図である。 橋台の補強構造の施工方法を示す斜視図である。 (a)〜(c)は、橋台の補強構造の施工工程を示す図である。 (a)〜(c)は、図6(c)に続く橋台の補強構造の施工工程を示す図である。
以下、本発明による橋台の補強構造及び補強方法の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1〜図4は、本実施の形態による橋台の補強構造を鉄道用の橋Bに適用した例が示されていて、図1はその斜視図、図2はその平面図、図3はその側面図、図4は図3のX−X線断面図である。
この橋Bは、橋桁Gと盛土Sとの境界に位置する箇所に橋台1を有している。そして、橋桁G及び盛土S上には、枕木Wを介して一対のレールRからなる軌道Tが敷設されている。なお、盛土Sは、橋台1を橋桁G側から見たときに橋台1の背面1a側に位置している。
ここで、橋Bの延在方向、すなわち橋台1の背面1aに直交する方向を橋軸方向Xという。
橋台1は、鉄筋コンクリート製により構築されており、地盤に打設された図示しない杭上にその杭と一体的に設けられている。つまり、橋台1は、橋桁G及び盛土S間に位置していて、橋桁Gを下方から支持するとともに、橋台1の背面1aからの土圧に対して橋台1の壁体及び基礎により抵抗する形式の杭土圧橋台に形成されている。そして、この橋台1は、盛土に施工される複数の大径補強アンカー10(地山補強材)と、橋台1の側面1bに打設される複数のコンクリートアンカー20(アンカー部材)と、これら大径補強アンカー10およびコンクリートアンカー20の頭部(突出端10a、20a)を一体的に接続する連結壁30と、により補強されている。
大径補強アンカー10は、橋台1の背面1a側に位置する盛土Sのうち、その橋台1の左右両側のそれぞれの側面1bと連続するように形成されている除去面Sa(側壁面)に、つまり橋台1の鉛直面状の側面1bと略同一面上となる鉛直面状の盛土Sに対して、互いに所定の間隔を保って周知のラディッシュアンカー工法により上下方向Yおよび横方向(橋軸方向X)の各方向に沿って複数本が設けられている。図1〜図3において大径補強アンカー10は、上下方向に4列、横方向に4列で配列されている。
ラディッシュアンカー工法により盛土S中に設けられる大径補強アンカー10は、ソイルセメント径に対応した撹拌ヘッド(図示せず)を橋台1の背面1aと略平行、かつ略水平となるようにして掘削し、その所定長さで所定径を有する掘削孔の軸心部にセメントミルクで覆われた引張芯材(図示せず)を設けるとともに、その引張芯材の周囲をセメントと掘削土とを撹拌しつつ固化させたソイルセメントからなる柱状改良部を構成することにより形成される。
なお、大径補強アンカー10は、引張芯材の突出端10aが盛土Sの除去面Saから突出するように設けられている。大径補強アンカー10の設置本数および形状は、盛土Sの性状によって適宜決められるが、通常、ソイルセメント部分の長さが4〜5mで、その外径寸法が150〜400mmとされる。
コンクリートアンカー20は、周知のアンカーボルトからなり、橋台1の側面1b側に互いに所定の間隔を保って複数本設けられている。これらコンクリートアンカー20は、橋台1の側面1bにコンクリートアンカー20の径より少し大きい径の所定深さの孔がドリルにより開けられる。そして、その孔に接着材を介在させて挿入して形成される。これらコンクリートアンカー20の打設にあたっては、突出端20aが橋台1の側面1bから突出するように設けられる。なお、複数のコンクリートアンカー20の設置間隔やアンカー径は、後述する連結壁30との結合強さ等によって適宜決められる。
連結壁30は、鉄筋コンクリート製からなり、盛土Sの除去面Saおよび橋台1の側面1bを覆うようにして型枠を用いて打設され、複数の大径補強アンカー10及び複数のコンクリートアンカー20を埋設して一体的に接続している。例えば、連結壁30は、大径補強アンカー10の図示しない引張芯材と橋台1の側面1bから露出しているコンクリートアンカー20とを連結するように配筋し、コンクリート打設用の型枠が組み立てられた後、コンクリートを打設して形成される。
次に、図5乃至図7を用いて橋台1の補強方法を説明する。これら図面のうち、図5は、補強施工の途中を示している。以下、工程順に説明する。
なお、図6(a)に示すように、本補強構造を施工する前の盛土Sは、軌道Tの幅方向の両側に法面S1を有する傾斜部Sbが設けられている(図5参照)。
(盛土の傾斜部を除去する工程)
図6(a)に示すように、施工前の盛土Sのうち軌道Tを挟んだ両側に位置する傾斜部Sbを、橋台1から橋軸方向Xの所定長さに亘って重機を用いて取り除く(図6(b)参照)。除去後の盛土Sの除去面Saは、橋台1の側面1bに対して略同一平面の鉛直面となるように形成される。
なお、除去面Saには、図6(b)に示すように、その表面を保護するために例えば数cmの厚さで吹付けコンクリート40を吹き付け、除去面Saの崩落を防止する土留めの機能をもたせておく。
傾斜部Sbの除去範囲(橋台1の背面1aの位置から橋軸方向Xの距離)は、連結壁30(図7(b)参照)を設置する距離に相当し、橋台1と盛土Sとが一体的に設けられるように決められる。より具体的には、地震時の震動によって橋軸方向Xへの盛土Sの移動によって受ける橋台1の土圧を所定値よりも小さくなるように、大径補強アンカー10の強度(本数、配置、打設長さ等)、連結壁30の距離(橋軸方向Xの長さ)に応じて設定される。
また、盛土Sの傾斜部Sbの除去にあっては、図5に示されるように、段階的に実施される。すなわち、橋軸方向Xの所定のスパン毎に、傾斜部Sbの除去工程と、後述する大径補強アンカー10の施工や連結壁30の造築の工程とが行われる。
(大径補強アンカーを打設する工程)
次に、図6(c)に示すように、傾斜部Sbが除去され吹付けコンクリート40が施された除去面Saには、上述したラディッシュアンカー工法により複数本の大径補強アンカー10が施工される。すなわち、盛土S中には、所定長さで所定径を有する軸心部にセメントミルクで覆われた引張芯材を有する大径補強アンカー10が複数本設けられ、そして、それぞれの大径補強アンカー10は、互いに所定の間隔を保ちながら橋台1の背面1aと略平行、かつ略水平となるように配置される。
(コンクリートアンカーを打設する工程)
そして、図7(a)に示すように、橋台1の側面1bには、互いに所定の間隔を保って複数のコンクリートアンカー20が打設される。すなわち、コンクリートアンカー20は、橋台1の側面1bにコンクリートアンカー20の径より少し大きい径の所定深さの孔がドリルにより開けられ、そして、その孔に接着材を介在させてアンカーを挿入して形成される。これらコンクリートアンカー20は、突出端20aの一部が橋台1の側面1bから露出するように打設されている。
(連結壁を設ける工程)
その後、図7(b)に示すように、予め組み立てておいた型枠(図示省略)にコンクリートを打設し、複数の大径補強アンカー10及び複数のコンクリートアンカー20を一体的に接続するようにして連結壁30を構築する。すなわち、この連結壁30は、大径補強アンカー10の図示しない引張芯材(突出端10a)と、橋台1の側面1bから露出しているコンクリートアンカー20の突出端20aと、を連結するように配筋し、型枠を組み立てた後、コンクリートが打設され補強構造が構築される。
このように、本実施の形態では、橋台1の背面1a側の大径補強アンカー10を有する盛土Sの傾斜部Sbが連結壁30を介して橋台1の側面1bに固定されることにより、橋台1と連結壁30に対応した部分の盛土Sとが一体化される。そして、複数の大径補強アンカー10の軸方向が橋台1の背面1aに対して略平行に配置されているので、橋台1の背面1a側の盛土Sが地震時に橋台1の背面1aに直交する方向に動くのを抑制することができる。
そのため、地震発生時に橋台1の背面1aに加わる盛土Sの土圧を小さく抑えることができ、橋台1の耐震性能を向上させることができる。したがって、橋台1の躯体の損傷を防止することができ、また地震発生時の盛土Sの沈下や崩落を阻止することができる。
また、本実施の形態では、大径補強アンカー10がラディッシュアンカー工法によって形成されるうえ、連結壁30が型枠を使用した一般的なコンクリート打設により形成されることから、汎用の機器や技術を利用して容易に施工することができるので、安価にかつ短期間に実現することができる。
以上、本発明による橋台の補強構造及び補強方法の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上述の例では、橋Bは、軌道Tが敷設される鉄道用としたが、自動車等の車両の走行する道路用の橋であってもよい。
また、本実施の形態では単線の軌道Tを対象としているが、複線であってもよい。
また、本実施の形態では、盛土Sの傾斜部Sbを除去した除去面Saに対して大径補強アンカー10を打設し、および橋台1の側面1bに対してコンクリートアンカー20を打設してから連結壁30を打設する手順により施工しているが、この手順に限らない。すなわち、盛土Sの除去面Saに対して連結壁30を施工した後に、大径補強アンカー10やコンクリートアンカー20を打設する手順とすることも可能である。この場合にも打設した大径補強アンカー10やコンクリートアンカー20の突出端10a、20aが連結壁30に埋め込まれることになることから、盛土Sと橋台1とが連結壁30を介して一体化される。
さらに、本実施の形態では、盛土Sの傾斜部Sbを除去した除去面Saが水平面に対して垂直となる鉛直面となっているが、その除去面Saが多少傾斜角度をもった平面であってもかまわない。要は、除去面Saに対して大径補強アンカー10を略水平方向に打設することが可能で、かつ除去面Saと橋台1の側面1bにわたって配置可能な連結壁30が打設可能であればよいのである。そのため、本実施の形態のように、橋台1の側面1bと除去面Saとが、同一面上に一致している必要はなく、連結壁30の施工が可能であれば双方の表面に多少のずれ(段差)が生じていてもかまわない。
さらにまた、本実施の形態では、大径補強アンカー10がラディッシュアンカー工法によって施工されているが、他の工法を用いることも可能である。そして、大径補強アンカー10の構造に関しても本実施の形態のように軸心部にセメントミルクで覆われた引張芯材を有する構造であるものに限定されず、他の構成のアンカーを採用することができる。
また、盛土Sの除去面Saに施工される吹付けコンクリートは、例えば盛土Sの傾斜部Sbを除去した後の除去面Saが十分に自立可能な場合や、傾斜部Sbの除去直後に時間をおかずに大径補強アンカー10や連結壁30を施工することが可能な場合には省略することも可能である。
さらに、例えば、軌道T両側の盛土Sの上面から杭や地盤改良体を打設するといった他の補強手段と組み合わせることも可能である。この場合、橋台1の背面1a側に位置する盛土S全体のさらに強固に一体化を図ることができる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
B 橋
S 盛土
Sa 除去面(側壁面)
Sb 傾斜部
S1 法面
W 枕木
G 橋桁
R レール
T 軌道
1 橋台
1a 背面
1b 側面
10 大径補強アンカー(地山補強材)
10a 突出端
20 コンクリートアンカー(アンカー部材)
20a 突出端
30 連結壁

Claims (4)

  1. 橋台の背面側に位置する盛土のうち、その橋台の側面と連続するように形成されている側壁面に、互いに所定の間隔を保って設けられるとともに、その橋台の背面と略平行し、かつ略水平となるように設けられた複数の地山補強材と、
    前記橋台の側面側に互いに所定の間隔を保って設けられた複数のアンカー部材と、
    前記盛土の側壁面及び前記橋台の側面を覆うように設けられ、前記複数の地山補強材及び前記複数のアンカー部材を一体的に接続する連結壁と、
    を備えていることを特徴とする橋台の補強構造。
  2. 前記地山補強材は、ラディッシュアンカー工法によって形成され、
    前記連結壁は、コンクリート打設により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の橋台の補強構造。
  3. 橋台の背面側に位置する盛土のうち、その橋台の側面と連続する盛土をその橋台の側面と略等しい側壁面となるように形成する工程と、
    前記盛土の側壁面に、互いに所定の間隔を保って設けるとともに、その橋台の背面と略平行し、かつ、略水平となるように複数の地山補強材を設ける工程と、
    前記橋台の側面に互いに所定の間隔を保って複数のアンカー部材を設ける工程と、
    前記盛土の側壁面及び前記橋台の側面を覆うとともに、前記複数の地山補強材及び前記複数のアンカー部材を一体的に接続する連結壁を設ける工程と、
    を有することを特徴とする橋台の補強方法。
  4. 前記地山補強材は、ラディッシュアンカー工法によって形成され、
    前記連結壁は、コンクリート打設により形成されることを特徴とする請求項3に記載の橋台の補強方法。
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