JP2017019952A - 樹脂フィルム - Google Patents

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【課題】 水蒸気バリア性に優れる樹脂フィルムを提供する。
【解決手段】 樹脂(A)および二糖モノカルボン酸エステル(B)を含有する樹脂フィルムである。二糖モノカルボン酸エステル(B)は、1分子中におけるモノカルボン酸エステル基の平均数が2.5〜7.9であることが好ましい。樹脂(A)および二糖モノカルボン酸エステル(B)を含有する有機溶媒溶液を塗布する工程、および、前記塗布した有機溶媒溶液を乾燥する工程を含む樹脂フィルムの製造方法である。
【選択図】なし

Description

本発明は、樹脂フィルムに関するものである。
従来、有機エレクトロルミネッセンス素子(OLED素子)、有機太陽電池素子(OPD素子)、液晶素子などの基板には、ガラス基板が使用されてきた。近年、重く、割れやすいガラス基板の代わりに、樹脂フィルムを用いることが検討されている。樹脂フィルムは、軽量で割れにくいが、ガラス基板に比べて水蒸気バリア性が低く、通過した水蒸気によって素子が劣化するという問題がある。これを解決する方法として、樹脂フィルム上にアルミナ、ジルコニア、シリカなどの無機化合物からなる水蒸気バリア層を積層することが検討されている。
特開2011−121347号公報
しかし、無機化合物からなる水蒸気バリア層は、膜厚を大きくするとクラックが発生しやすい。そのため、高い水蒸気バリア性が必要な場合は水蒸気バリア層を多層構造にしなければならず、逐次成膜によって製造効率が低下するという問題がある。そこで、本発明は、基材の水蒸気バリア性を高めることにより水蒸気バリア層を低減できるとの考えに基づき、水蒸気バリア性に優れる樹脂フィルムを提供するものである。
本発明に係る樹脂フィルムは、樹脂(A)および二糖モノカルボン酸エステル(B)を含有するものである。
本発明に係る樹脂フィルムの製造方法は、樹脂(A)および二糖モノカルボン酸エステル(B)を含有する有機溶媒溶液を塗布する工程、および、前記塗布した有機溶媒溶液を乾燥する工程を含むものである。
本発明に係る積層体は、上記樹脂フィルムからなる層を含有するものである。
本発明によれば、水蒸気バリア性に優れる樹脂フィルムを得ることができる。
本実施形態の樹脂フィルムは、樹脂(A)および二糖モノカルボン酸エステル(B)を含有する。
本発明に用いる樹脂(A)としては、例えば、ポリカーボネート樹脂、ポリエチレン樹脂およびポリプロピレン樹脂などのポリオレフィン樹脂、ポリシクロオレフィン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂およびポリブチレンテレフタレート樹脂などのポリエステル樹脂、ポリアリレート樹脂、アクリル樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエーテルスルフォン樹脂などが挙げられる。これらのうち、水蒸気バリア性の向上効果が大きいことから、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアリレート樹脂、アクリル樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエーテルスルフォン樹脂が好ましく、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂がより好ましく、ポリカーボネート樹脂がさらに好ましい。
本発明に用いる二糖モノカルボン酸エステル(B)における二糖としては、例えば、スクロース、ラクトース、マルトース、トレハロース、マルチトールなどが挙げられる。これらのうち、比較的容容易に入手できることから、ショ糖が好ましい。
本発明に用いる二糖モノカルボン酸エステル(B)におけるモノカルボン酸としては、例えば、酢酸、プロピオン酸、ブタン酸、ペンタン酸、ヘキサン酸などの脂肪族モノカルボン酸、安息香酸、トルイル酸、ジメチル安息香酸、エチル安息香酸、トリメチル安息香酸などの芳香族モノカルボン酸などが挙げられる。これらのモノカルボン酸は、単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらのうち、水蒸気バリア性がより優れることから、炭素数2〜6の脂肪族モノカルボン酸および炭素数7〜10の芳香族モノカルボン酸が好ましく、炭素数2〜4の脂肪族モノカルボン酸および炭素数7〜9の芳香族モノカルボン酸がより好ましく、炭素数2〜3の脂肪族モノカルボン酸および炭素数7〜8の芳香族モノカルボン酸がさらに好ましい。
前記二糖のモノカルボン酸エステル(B)の具体的な化合物としては、二糖酢酸エステル、二糖プロピオン酸エステル、二糖ブタン酸エステル、二糖ペンタン酸エステル、二糖ヘキサン酸エステルなどの二糖脂肪族モノカルボン酸エステル、二糖安息香酸エステル、二糖トルイル酸エステル、二糖トリメチル安息香酸エステルなどの二糖芳香族モノカルボン酸エステルなどが挙げられる。
前記二糖モノカルボン酸エステル(B)は、1分子中におけるモノカルボン酸エステル基の平均数が2.5〜7.9であることが好ましい。上記範囲内であることにより、水蒸気バリア性がより優れたものとなる。上記モノカルボン酸エステル基の平均数は、3.5〜7.5であることがより好ましく、4.5〜6.5であることがさらに好ましい。
二糖モノカルボン酸エステル(B)を用いることにより水蒸気バリア性が向上する理由は定かではないが、二糖モノカルボン酸エステル(B)に含まれる二糖由来の水酸基が、樹脂(A)に含まれる酸素原子または二糖モノカルボン酸エステル(B)に含まれる酸素原子と水素結合を形成し、網目構造を形成するためと想定される。
糖類のモノカルボン酸エステル(B)は、融点が70〜150℃であることが好ましく、75〜120℃であることがより好ましく、80〜100℃であることがさらに好ましい。
本発明に用いる二糖モノカルボン酸エステル(B)の製造方法は特に限定されないが、例えば、二糖とモノカルボン酸を脱水縮合反応させる方法、二糖と無水モノカルボン酸を反応させる方法、二糖とモノカルボン酸ハロゲン化物とを反応させる方法などが挙げられる。これらのうち、平均エステル化度の制御が容易であることから、二糖と無水モノカルボン酸を反応させる方法が好ましい。
また、上記反応で得られた二糖モノカルボン酸エステル(B)を、公知の方法により精製してもよい。精製方法としては、例えば、再結晶による精製などが挙げられ、具体的には、二糖モノカルボン酸エステル結晶と上記反応液とを混合し、冷却する方法などが挙げられる。
本発明の樹脂フィルムにおける二糖モノカルボン酸エステル(B)の含有量は、樹脂(A)100質量部に対して0.5〜20質量部であることが好ましい。上記範囲内とすることにより、水蒸気バリア性がより優れるとともに、透明性がより優れたものとなる。上記含有量は、樹脂(A)100質量部に対して1〜15質量部であることがより好ましく、2〜10質量部であることがさらに好ましい。
本発明の樹脂フィルムにおける二糖モノカルボン酸エステル(B)の含有量は、0.1〜20質量%であることが好ましい。上記範囲内とすることにより、水蒸気バリア性がより優れるとともに、透明性がより優れたものとなる。上記含有量は、0.2〜15質量%であることがより好ましく、0.5〜10質量%であることがさらに好ましい。
本発明の樹脂フィルムは、さらに、紫外線吸収剤、酸化防止剤、帯電防止剤などを含有することができる。
前記樹脂フィルムの製造方法は、樹脂(A)および二糖モノカルボン酸エステル(B)を含有する有機溶媒溶液を塗布、乾燥する工程を含む方法、樹脂(A)および二糖モノカルボン酸エステル(B)を混練し、得られた混練物をフィルム化する方法などが挙げられる。これらのうち、樹脂(A)および二糖モノカルボン酸エステル(B)をより均一に混合できることから、樹脂(A)および二糖モノカルボン酸エステル(B)を含有する有機溶媒溶液を塗布、乾燥する工程を含む方法が好ましく、具体的には、樹脂(A)および二糖モノカルボン酸エステル(B)を含有する有機溶媒溶液を塗布する工程、および、前記塗布した有機溶媒溶液を乾燥する工程を含む製造方法が挙げられる。なお、使用する有機溶媒は、樹脂(A)および二糖モノカルボン酸エステル(B)を溶解し得るものであればよく、例えば、塩化メチレン、クロロホルム、テトラヒドロフラン、トルエン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、1,4−ジオキサンなどが挙げられる。
樹脂(A)および二糖モノカルボン酸エステル(B)を含有する有機溶媒溶液を塗布する方法としては、例えば、スピンコート法、スピンキャスト法、ロールコート法、フローコート法、バーコート法など、一定の膜厚の有機溶媒溶液層を形成する方法が挙げられる。また、塗布した有機溶媒溶液を乾燥する方法としては、例えば、10〜150 ℃で加熱乾燥する方法が挙げられる。
樹脂(A)および二糖モノカルボン酸エステル(B)を混練し、得られた混練物をフィルム化する方法において、混練装置としては、例えば、開放型2軸混錬機、ニーダー、ヘンシェルミキサー、バンバリーミキサー、ロールミル、混練ロール、一軸混練機、多軸押出機などを用いることができる。また、得られた混練物をフィルム化する方法としては、例えば、押出成形法などが挙げられ、具体的には、樹脂(A)および二糖モノカルボン酸エステル(B)を押出成形機に供給して加熱溶融状態とした後、フィードブロック法またはマルチマニホールド法によりダイから押し出す方法などが挙げられる。
本発明の積層体は、上記樹脂フィルムからなる層を含有するものである。積層し得る他の層としては、水蒸気バリア層、粘着層、接着層、保護層などが挙げられる。
水蒸気バリア層を形成する材料としては、例えば、アルミナ、ジルコニア、シリカなどの無機化合物を用いた層が挙げられる。
接着層を形成する材料としては、例えば、アクリレート化合物などの光硬化性材料などが挙げられる。
保護層を形成する材料としては、例えば、ポリウレタン系樹脂、イソシアネート系樹脂、ポリブタジエン系樹脂、ポリエチレンイミン系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリルポリオール系樹脂などが挙げられる。
次に、実施例および比較例に基づいて説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
本実施例では、二糖モノカルボン酸エステル(B)として、下記製造例1〜8で得られる二糖モノカルボン酸エステル(b−1)〜(b−8)を用いた。
<二糖モノカルボン酸エステル(B)>
(製造例1)
[(b−1)ショ糖安息香酸エステル(平均エステル基数:6.1]
撹拌棒、温度計、冷却コンデンサ−、滴下漏斗、およびpHメ−タ−に接続したpH電極を備えた5つ口フラスコに、ショ糖30.0質量部と水70.0質量部を仕込み溶解した後、水浴で10℃以下に冷却しながら、塩化ベンゾイル77.6質量部およびシクロヘキサノン100質量部の混合物を徐々に加え、均一に溶かした。20℃以下の温度を保ちながら、48%苛性ソ−ダ水溶液43.2質量部を、滴下漏斗よりpHが10〜11に保たれるような速度で加えた。滴下は1時間以内で終了した。その後、水浴を取り去り、20〜30℃の室温で、1時間撹拌を続け熟成して反応を完結させた。その後、若干量の炭酸ソ−ダを加え加熱して、微量に残っている塩化ベンゾイルを安息香酸ソ−ダに変換した。そして溶媒をロータリーエバポレーターにより除去することにより、ショ糖安息香酸エステルを得た。平均置換度をH−NMRによって求めたところ、6.1であった。
(製造例2)
[(b−2)ショ糖安息香酸エステル(平均エステル基数:4.5)]
塩化ベンゾイルの使用量を55.5質量部とした以外は製造例1と同様の操作を行い、ショ糖安息香酸エステルを得た。平均置換度をH−NMRによって求めたところ、4.5であった。
(製造例3)
[(b−3)ショ糖安息香酸エステル(平均エステル基数:7.3)]
塩化ベンゾイルの使用量を89.9質量部とした以外は製造例1と同様の操作を行い、ショ糖安息香酸エステルを得た。平均置換度をH−NMRによって求めたところ、7.3であった。
(製造例4)
[(b−4)ショ糖トルイル酸エステル(平均エステル基数:6.3)]
塩化ベンゾイルに代えてトルイル酸クロライド85.4質量部とした以外は製造例1と同様の操作を行い、ショ糖トルイル酸エステルを得た。平均置換度をH−NMRによって求めたところ、6.3であった。
(製造例5)
[(b−5)ショ糖酢酸エステル(平均エステル基数:7.5)]
攪拌装置、還流冷却器、温度計および窒素ガス導入管を備えた500mLセパラブルフラスコを加熱用オイルバスに装着した。このセパラブルフラスコを用いて、ショ糖50質量部、ピリジン570質量部および無水酢酸114.4質量部を混合し、窒素ガスを10mL/分の流量でバブリングさせながら70℃で2時間反応させ、ピリジン、未反応の無水酢酸および副生する酢酸を減圧下で留去した。得られた残留物にメタノール220質量部を加えて混合し、−5℃で18時間静置することにより結晶を析出させた。この溶液をろ過して析出した結晶を取り出して−5℃のメタノール30質量部で洗浄し、さらに減圧下、45℃で8時間乾燥することにより、ショ糖酢酸エステルを得た。平均置換度をH−NMRによって求めたところ、7.5であった。
(製造例6)
[(b−6)ショ糖酢酸エステル(平均エステル基数:6.0)]
製造例5において、無水酢酸の使用量を91.5質量部とした以外は同様の操作を行い、ショ糖酢酸エステルを得た。平均置換度をH−NMRによって求めたところ、6.0であった。
(製造例7)
[(b−7)ショ糖酢酸エステル(平均エステル基数:4.7)]
製造例5において、無水酢酸の使用量を71.7質量部とした以外は同様の操作を行い、ショ糖酢酸エステルを得た。平均置換度をH−NMRによって求めたところ、4.0であった。
(製造例8)
[(b−8)ショ糖プロピオン酸エステル(平均エステル基数:6.1)]
製造例5において、無水酢酸に代えて無水プロピオン酸118.6質量部とした以外は同様の操作を行い、糖類の脂肪族モノカルボン酸エステル(b−4)[ショ糖プロピオン酸エステル、平均エステル化度7.9、融点88℃]を得た。
また、本実施例で用いた二糖モノカルボン酸エステル(B)以外の成分は下記のとおりである。
<樹脂(A)>
(a−1) ポリカーボネート樹脂(商品名:タフロン A2200、出光興産社製)
(a−2) ポリメタクリル酸メチル樹脂(商品名:ポリメタクリル酸メチルポリマー、和光純薬社製)
(実施例1〜12)
表1に示す割合で各材料を混合し塩化メチレン溶液を作製した。この溶液を、バーコーターを用いて乾燥膜厚100μmとなるように塗布した。これを、80℃で1時間乾燥することにより、樹脂フィルムを得た。
(比較例1)
二糖モノカルボン酸エステル(B)を用いない以外は実施例1と同様の方法により樹脂フィルムを作製した。
(比較例2)
二糖モノカルボン酸エステル(B)を用いない以外は実施例11と同様の方法により樹脂フィルムを作製した。
実施例1〜12および比較例1〜2で得られた樹脂フィルムを用いて、水蒸気バリア性を下記の方法で評価した。結果を表1に示す。
(水蒸気バリア性)
得られたフィルムを用いて、JIS Z0208に準じて、温度40℃、湿度90%RHの環境下で水蒸気透過量を測定した。比較例1の樹脂フィルムの水蒸気透過量を100とした場合の実施例1〜10における水蒸気透過量の数値、および、比較例2の樹脂フィルムの水蒸気透過量を100とした場合の実施例11および12における水蒸気透過量の数値を算出し、評価結果とした。
(透明性)
JIS K7136に準じて、ヘイズメーター(NDH4000、日本電色工業社製)を用いて全光線透過率(%)を測定し、下記の基準で評価した。
A:透過率95%以上
B:透過率90%以上95%未満
C:透過率90%未満
表1から明らかなように、本発明の樹脂フィルムは、二糖モノカルボン酸エステル(B)を用いることにより、水蒸気バリア性が優れることがわかる。
本発明の樹脂フィルムは、有機エレクトロルミネッセンス素子、有機太陽電池素子、液晶素子の基板などの電子部品、食品、医薬品および工業品などの包装材などに使用可能である。

Claims (6)

  1. 樹脂(A)および二糖モノカルボン酸エステル(B)を含有する樹脂フィルム。
  2. 前記二糖モノカルボン酸エステル(B)が、1分子中におけるモノカルボン酸エステル基の平均数が2.5〜7.9である請求項1に記載の樹脂フィルム。
  3. 樹脂(A)100質量部に対して、二糖モノカルボン酸エステル(B)を0.5〜20質量部含有する請求項1または2に記載の樹脂フィルム。
  4. 前記樹脂(A)が、ポリカーボネート樹脂である請求項1〜3のいずれか1項に記載の樹脂フィルム。
  5. 樹脂(A)および二糖モノカルボン酸エステル(B)を含有する有機溶媒溶液を塗布する工程、および、前記塗布した有機溶媒溶液を乾燥する工程を含む、樹脂フィルムの製造方法。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の樹脂フィルムからなる層を含有する積層体。
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