JP2017019522A - パウチ収容梱包容器、梱包方法、及び、パウチ収容梱包容器の輸送方法 - Google Patents

パウチ収容梱包容器、梱包方法、及び、パウチ収容梱包容器の輸送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】液体が封入されたパウチを輸送する際、梱包容器に効率よく高密度で詰め込むために、パウチの一部を折って長方形等の形状で積み重ねて詰め込み、梱包した後、輸送した場合であっても、折れ曲げられた部分に損傷等が発生せず、封入された液体洗剤等の液体が漏れることのないパウチ収容梱包容器、該パウチ収容梱包容器の状態となるように梱包する梱包方法、および、上記パウチ収容梱包容器の輸送方法を提供すること。【解決手段】パウチが、少なくともナイロンフィルム若しくはPETフィルムからなる外層フィルムと、LLDPEからなる内層フィルムとが溶融ポリエチレンにより接着された押出ラミネートタイプのフィルムで構成され、平面視した形状が長方形又は正方形となるように、一部が折り曲げられた状態で、容器内に積み重ねられ、梱包されていることを特徴とするパウチ収容梱包容器。【選択図】 図6

Description

本発明は、パウチ収容梱包容器、梱包方法、及び、パウチ収容梱包容器の輸送方法に関する。
食器洗い用途などに用いられる液体洗剤は、それぞれ使いやすいような形状の専用容器(以下、詰替え先容器ともいう)に収納されている。専用容器は、構造等がしっかりしているため高価であることから、内容物が無くなった段階で、繰り返し使用することができるように、専用容器に内容物のみを詰替える詰替え用の製品が別途販売されている。
このような内容物のみを詰替える詰替え用の製品として、パウチと呼ばれるプラスチックフィルム製の液体包装容器が用いられる。
上記パウチには、普通、ナイロンフィルムと直鎖状低密度ポリエチレンフィルムとをドライラミネート接着剤により強力に接着したラミネートフィルムが用いられている。
一方、接着剤を用いずに2枚のフィルムをラミネートしてパウチを作製する方法として、特許文献1(特開2008−246922号公報)には、ポリエステルやナイロンなどより成る基材フィルムの片面側又は両面側に、基材フィルムとのラミネート面が、メタロセン系オレフィン重合触媒を用いて重合した直鎖状低密度ポリエチレンより成るシーラントフィルムを、又はメタロセン系オレフィン重合触媒を用いて重合した直鎖状低密度ポリエチレンを10wt%以上配合した、直鎖状低密度ポリエチレンとのブレンド樹脂より成るシーラントフィルムを、それぞれ熱溶融圧着して積層した液体包装袋用のパウチが開示されている。
上記したパウチは、封入する液体の量を増加させるために、平面視平行四辺形のパウチがよく用いられている。このようなパウチを、顧客に届けるために輸送する際には、ダンボール等の梱包容器に詰めて輸送するが、その際、効率よく、高密度で詰め込むために、パウチの一部を折って、平面視長方形等の形状で積み重ねて詰め込み、梱包していた。
特開2008−246922号公報
しかしながら、上記したドライラミネート接着剤により強力に接着したラミネートフィルムを用いたパウチや、特許文献1に開示された2層のフィルムを熱溶融圧着によりラミネートしたパウチでは、上記のように梱包した状態のパウチ収容梱包容器を輸送すると、折れ曲げられた状態で荷重のかかった部分が、輸送時の振動等に起因して損傷し、中の液体が漏れてしまうという問題があった。
本発明は、上記した課題に鑑みてなされたものであり、液体が封入されたパウチを輸送する際、梱包容器に効率よく高密度で詰め込むために、パウチの一部を折って長方形等の形状で積み重ねて詰め込み、梱包した後、輸送した場合であっても、折れ曲げられた部分に損傷等が発生せず、封入された液体洗剤等の液体が漏れることのないパウチ収容梱包容器、該パウチ収容梱包容器の状態となるように梱包する梱包方法、および、上記パウチ収容梱包容器の輸送方法を提供することを目的とする。
本発明のパウチ収容梱包容器は、液体が封入された複数のパウチが収容、梱包されたパウチ収容梱包容器であって、上記パウチの平面視した形状は、長方形又は正方形の少なくとも一辺に三角形が付加された形状であり、上記パウチを構成するフィルムは、少なくともナイロンフィルム若しくはポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムからなる外層フィルムと、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)からなる内層フィルムとが溶融ポリエチレンにより接着された押出ラミネートタイプのフィルムであり、上記パウチは、平面視した形状が長方形又は正方形となるように、一部が折り曲げられた状態で、容器内に積み重ねられ、梱包されていることを特徴とする。
上記パウチ収容梱包容器では、接着剤として、溶融ポリエチレンを使用しており、外層フィルムと内層フィルムとの間の接着強度が低いため、折り曲げられた部分では、外層と内層のフィルム間にズレや剥離が発生し、折り曲げた部分にかかる応力を軽減することができ、折り曲げられた部分に損傷が発生するのを防止することができる。その結果、パウチ収容梱包容器内で、パウチ内部の液体が漏れるのを防止することができる。なお、上記したズレや剥離は、外層と内層のフィルム間に発生し、液をシールするための2層のフィルム同士が接着されている部分に、剥離等が発生することはないので、液漏れは、発生しない。
本発明のパウチ収容梱包容器では、上記パウチを構成するフィルムの厚さは、200μm以下であることが望ましい。
上記パウチ収容梱包容器において、パウチを構成するフィルムの厚さが200μm以下であると、フィルムが余り厚くないので、柔らかく曲げ易く、折り曲げられた部分に、より損傷が発生しにくい。
上記フィルムの厚さが200μmを超えると、折り曲げにくくなり、折り曲げた部分に大きな応力が発生し易いので、上記した方法で梱包しても損傷が発生し易くなる。
本発明のパウチ収容梱包容器では、上記パウチは、ピロー包装法を用いて液体が封入され、包装されていることが望ましい。
上記ピロー包装法は、センターシールを行って筒状とし、上下でシールすることにより液体を封入する方法である。上記パウチが、上記ピロー包装法を用いて包装されていると、包材コスト、液体の充填コストを安価に抑えることができる。
本発明のパウチ収容梱包容器では、上記パウチの平面視した形状は、平行四辺形であることが望ましい。
上記パウチ収容梱包容器において、パウチの平面視した形状が平行四辺形であると、一つのパウチに封入できる液の量を増加させることができるが、平面視した形状が長方形又は正方形となるようにするためには、両方の端部を折り曲げる必要がある。しかし、上記した本発明のパウチ収容梱包容器では、両端部を折り曲げても損傷が発生しにくく、液漏れが発生するのを防止することができる。
本発明のパウチ収容梱包容器では、上記パウチに封入された液体は、洗剤であることが望ましい。
上記パウチ収容梱包容器において、液体洗剤が封入されたパウチを、液漏れを発生させることなく、梱包、輸送することができる。
本発明のパウチ収容梱包容器では、上記洗剤の封入量は、上記パウチの内容積の70%以下であることが望ましい。
本発明のパウチ収容梱包容器で、上記洗剤の封入量が余りにも多すぎると、端部を折り曲げにくく、梱包の際にも、嵩張って効率よく梱包することが難しいが、本発明のパウチ収容梱包容器では、洗剤の封入量は、上記パウチの内容積の70%以下であるので、折り曲げやすく、効率よく多数のパウチを収容し、梱包することができる。
本発明の梱包方法では、液体が封入された複数のパウチを、梱包容器に梱包する梱包方法であって、上記パウチの平面視した形状は、長方形又は正方形の少なくとも一辺に三角形が付加された形状であり、上記パウチを構成するフィルムは、少なくともナイロンフィルム若しくはポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムからなる外層フィルムと、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)からなる内層フィルムとが溶融ポリエチレンにより接着された押出ラミネートタイプのフィルムであり、上記パウチは、平面視した形状が長方形又は正方形となるように、一部を折り曲げた状態で、容器内に積み重ね、梱包することを特徴とする。
本発明の梱包方法では、平面視した形状が長方形又は正方形となるように、一部を折り曲げた状態で、容器内に積み重ね、梱包するが、接着剤として、溶融ポリエチレンを使用しており、外層フィルムと内層フィルムとの間の接着強度が低いため、折り曲げられた部分では、外層と内層のフィルム間にズレや剥離が発生し、折り曲げた部分にかかる応力を軽減することができ、折り曲げられた部分に損傷が発生するのを防止することができる。その結果、梱包容器に収容されたパウチ内部の液体が漏れるのを防止することができる。
本発明のパウチ収容梱包容器の輸送方法は、上記したパウチ収容梱包容器を、所定の輸送手段を用いて輸送することを特徴とする。
本発明のパウチ収容梱包容器の輸送方法によれば、平面視した形状が長方形又は正方形となるように、一部が折り曲げられた状態で、容器内に積み重ねられ、梱包されたパウチ収容梱包容器を所定の輸送手段を用いて輸送する際、振動等が発生しても、折り曲げられた部分に損傷が発生しにくく、パウチ内部の液体に漏れ等を発生させることなく、輸送することができる。
本発明のパウチ収容梱包容器は、液体洗剤等の液体が封入されたパウチが折れ曲げられた状態で詰め込まれており、これを輸送する際に振動等が発生しても、折れ曲げられた部分に損傷等が発生しにくく、封入された液体が漏れることを充分に防止することができる。また、本発明の梱包方法によると、本発明のパウチ収容梱包容器の状態となるように梱包することができる。更に、本発明のパウチ収容梱包容器の輸送方法によると、液体洗剤等の液体が封入されたパウチが折れ曲げられた状態で詰め込まれているパウチ収容梱包容器を輸送する際に、振動等が発生しても、折り曲げられた部分に損傷が発生しにくく、封入された液体が漏れることを充分に防止することができる。
パウチの一例を模式的に示す平面図である。 パウチの別の一例を模式的に示す平面図である。 液体洗剤入りパウチの一例を模式的に示す平面図である。 液体洗剤入りパウチの製造工程の一部を模式的に示す斜視図である。 ボトム/トップシーラーの断面を模式的に示す断面図である。 液体が封入されたパウチが折れ曲げられた状態で詰め込まれているパウチ収容梱包容器の一例を示す断面斜視図である。 図6に示す本発明のパウチ収容梱包箱の平面図である。
以下、本発明のパウチ収容梱包容器に収容されるパウチについて図面を用いて説明する。
図1は、上記パウチの一例を模式的に示す平面図である。
図1に示すパウチ10を構成するフィルムは、少なくともナイロンフィルム若しくはポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムからなる外層フィルムと、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)からなる内層フィルムとが溶融ポリエチレンにより接着された押出ラミネートタイプのフィルムである。
上記フィルムでは、上記溶融ポリエチレンにより、外層フィルムと内層フィルムとが接着されている。該溶融ポリエチレンは、押出機内で溶融して押出され、互いに所定間隔を空けて対向して配置される外層フィルムと内層フィルムとの間に流し込まれてもよく、また、押出機内で溶融してフィルム形状で押出され、一方の面が外層フィルムと、他方の面が内層フィルムと、それぞれ熱溶融圧着等により接着されてもよい。なお、外層フィルムが複数のフィルムの積層体である場合は、該溶融ポリエチレンは、予め積層された外層フィルムと、内層フィルムとを接着すればよいが、外層フィルムの最も内側を構成するフィルム(例えば、ナイロンフィルム)と内層フィルムとを接着し、その後、該外層フィルムの最も内側を構成するフィルムの外側にその他のフィルムを積層して外層フィルムを形成しても構わない。
このようにして外層フィルムと内層フィルムとが積層された積層体を、必要に応じて冷却し、パウチを構成するフィルムを得ることができる。なお、押出機内の温度は、例えば250℃以上、350℃以下とすることができる。その他、押出機内の圧力、溶融時間等の条件は、適宜設定することができる。
このようにして外層フィルムと内層フィルムとが積層されて得られるフィルムを、本明細書中、押出ラミネートタイプのフィルムとも言う。該フィルムにおいて、外層フィルムと内層フィルムとの間に、溶融ポリエチレン以外の接着剤を用いないことが好ましい。
上記溶融ポリエチレンに使用されるポリエチレンとしては、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、直鎖低密度ポリエチレン(LLDPE)等が挙げられ、中でもLLDPEが好ましい。
上記溶融ポリエチレンを用いて構成される接着層の厚さは、3μm以上であることが好ましく、5μm以上であることがより好ましく、10μm以上であることが更に好ましい。該接着層の厚さは、40μm以下であることが好ましく、30μm以下であることがより好ましく、20μm以下であることが更に好ましい。
上記外層フィルムは、少なくともナイロンフィルム若しくはポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムからなる。
上記外層フィルムは、その内側(内層フィルム側)がナイロンフィルムであることが好ましい。ナイロンフィルムとしては、例えば、二軸延伸ナイロンが挙げられる。また、外層フィルムの内側にKコート等のバリア層を設けないことが好ましい。Kコートとは、PVDC(ポリ塩化ビニリデン)を基材フィルムにコートしたものである。
外層ナイロンフィルム内側にバリア層を設けないことにより、パウチ内に封入された液体中の水分がナイロンフィルムまで浸透しやすくなり、ナイロンフィルムの水分率を上げ、柔軟性を高めることができ、折り曲げても割れ等の損傷が発生しにくくなる。
また上記外層フィルムは、その外側がポリエチレンテレフタレートフィルムであることが好ましく、金属やシリカが蒸着されたポリエチレンテレフタレートフィルムであることがより好ましく、シリカが蒸着されたポリエチレンテレフタレートフィルムであることが更に好ましい。蒸着は、真空蒸着法、スパッタリング法、プラズマ気相成長法等によりおこなうことができる。これにより、パウチ内に封入された液体の品質を保持するガスバリア性を高めることができる。
上記外層フィルムは、その外側に更にその他の材質のフィルムが積層されていても良い。
なお、上記外層フィルムが複数のフィルムが積層されて構成される場合、該複数のフィルム間の接着には、ドライラミネート接着剤等の公知の接着剤や溶融ポリエチレン等を用いることができる。
例えば、上記外層フィルムは、ナイロンフィルムからなることが好ましい。
これにより、簡易な構成で本発明の効果を発揮することができる。
また例えば、上記外層フィルムは、ナイロンフィルム及びポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムからなり、その内側(内層フィルム側)がナイロンフィルムであることが好ましい。
耐ピンホール性に優れ、水分増加により柔軟性を増すナイロンフィルムにすることで、パウチフィルムの損傷を発生しにくくすることができる。
上記外層フィルムの厚さは、3μm以上であることが好ましく、10μm以上であることがより好ましく、15μm以上であることが更に好ましい。また、該厚さは、60μm以下であることが好ましく、50μm以下であることがより好ましく、30μm以下であることが更に好ましい。
上記内層フィルムは、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)からなる。
上記直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)とは、密度が0.910〜0.925g/cmであり、エチレンモノマー1000個に対し分岐数が30個以下であるポリエチレンを言う。
上記直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)は、エチレンモノマーを含む単量体成分を重合して得られるものであればよく、例えば、プロペン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチルペンテン、1−オクテン等のモノマーとの共重合体であってもよい。
上記直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)は、メタロセン系触媒を用いて重合して得られたものであることが好ましい。
上記内層フィルムの厚さは、10μm以上であることが好ましく、20μm以上であることがより好ましく、30μm以上であることが更に好ましい。また、該厚さは、100μm以下であることが好ましく、90μm以下であることがより好ましく、60μm以下であることが更に好ましい。
また、パウチを構成するフィルムの厚さ(外層フィルム、内層フィルム、及び、上記溶融ポリエチレンを用いて構成される接着層の合計厚さ)は特に限定されるものではないが、200μm以下であることが好ましく、170μm以下であることがより好ましく、140μm以下であることが更に好ましく、100μm以下であることが特に好ましい。また、該厚さは、50μm以上であることが好ましい。
上記外層フィルム、上記内層フィルム、上記溶融ポリエチレンは、必要に応じて酸化防止剤、滑剤等の添加剤が添加されたものであってもよい。
図1に示すパウチ10は、折り曲げずに広げた状態で平面視した形状が平行四辺形状であり、辺22、辺23、辺31及び辺32からなる長方形の辺31に、該長方形の辺31、辺21及び辺24からなる三角形が付加され、該長方形の辺32に、該長方形の辺32、辺25及び辺26からなる三角形が付加された形状である。
パウチ10の大きさは、平面視長方形の形状となるように長方形の辺31及び長方形の辺32に沿って折り曲げられた状態でパウチ収容梱包容器に収容可能である限り特に限定されないが、底辺の長さLは、5〜50cmであることが望ましく、平面視長方形の形状となるように折り曲げられた状態での長方形の横の長さL1は3〜30cmであることが望ましく、縦の長さHは、3〜30cmであることが望ましい。また、折り曲げられた状態でのパウチ10の厚みは、パウチ収容梱包容器に複数積み重ねられて収容可能である限り特に限定されないが、1〜10cmであることが望ましい。
辺21及び辺24から構成される角は鋭角であり、この部位を鋭角部20とする。鋭角部20の好ましい角度は45°〜75°である。辺25及び辺26から構成される角の好ましい角度も同様である。
図1において左側に位置する辺には、ヒートシール加工されたシール部11が設けられており、該シール部11と対向する反対側の辺にもヒートシール加工されたシール部12が設けられている。
パウチ10の裏側、中央の横方向にはヒートシール加工されたセンターシール部13が設けられている。
また、シール部11に、プラスチックフィルムを引き裂く際の始点となる切り込みであるノッチ16が設けられていてもよい。
パウチ10の表面には印刷処理が施されていてもよい。図1には、印刷処理が施された部位を印刷部14としてハッチングにより示している。印刷処理は、プラスチックフィルムに通常行われる任意の方法、例えば、グラビア印刷等の方法によってなされている。
図2は、パウチの別の一例を模式的に示す平面図である。
図2に示すパウチ110は、折り曲げずに広げた状態で平面視した形状が台形状であり、辺122、辺123、辺126及び辺131からなる長方形の辺131に、該長方形の辺131、辺121及び辺124からなる三角形が付加された形状である。
図2に示すパウチ110において左側に位置する辺121には、ヒートシール加工されたシール部111が設けられており、シール部111と対向する反対側の辺にもヒートシール加工されたシール部112が設けられている。
パウチ110の裏側、中央の横方向にはヒートシール加工されたセンターシール部113が設けられている。
また、シール部111に、プラスチックフィルムを引き裂く際の始点となる切り込みであるノッチ116が設けられていてもよい。
図2の左上には、辺121及び辺124からなる鋭角部120が位置している。パウチ110の表面は印刷処理が施された印刷部114である。
図2に示すパウチ110と図1に示すパウチ10とは、その平面視した形状が異なる他は同様の構成を有している。
なお、本発明に係るパウチは、その平面視した形状が長方形又は正方形の少なくとも一辺に三角形が付加された形状であるが、本発明において「長方形」、「正方形」、「三角形」等は数学的に厳密な意味で「長方形」、「正方形」、「三角形」という意味ではなく、その頂点部分が丸くなっていたり、辺の一部が曲線となっていたりする場合も含む概念である。「平行四辺形」、「台形」についても同様である。
上記パウチに封入する液体は特に限定されず、例えば水石鹸、ハンドソープ、浴室洗浄剤、食器洗浄剤等の液体洗剤;シャンプー、コンディショナー、整髪料等の液体化粧品;飲料水、ジュース、ゼリー飲料、ワイン、ビール、清酒等の飲料;ウスターソース、ホワイトソース、だし調味液等の液体調味料;液状医薬品等が挙げられるが、中でも液体洗剤が好ましい。
続いて、本発明のパウチ収容梱包容器に収容される液体洗剤入りパウチの実施形態について説明する。
本発明に係る液体洗剤入りパウチは、本発明に係るパウチに液体洗剤が封入されたものである。
図3は、液体洗剤入りパウチの一例を模式的に示す平面図である。
図3に示す液体洗剤入りパウチ1では、図1に示す平面視平行四辺形状のパウチ10に液体洗剤2が封入されている。
液体洗剤入りパウチ1の辺31、32を折り曲げて長方形等の形状とし、これを積み重ねることにより、後述するように、複数の液体洗剤入りパウチ1を梱包容器に効率よく高密度で詰め込むことができる。なお、図2に示したパウチ110を用いた場合も同様であり、辺131を折り曲げて長方形等の形状とし、これを積み重ねることにより、複数の液体洗剤入りパウチを梱包容器に効率よく高密度で詰め込むことができる。
液体洗剤入りパウチに封入される液体洗剤としては、その20℃における粘度が30〜700mPa・sであるものが挙げられる。
液体洗剤の粘度が30mPa・s以上であると、細かい泡が発生しにくく、また、引き裂きを行う前に鋭角部を上に向けた際に、液体洗剤の泡が鋭角部近傍に残留しにくい。そのため、フィルムを引き裂く際に液体洗剤が飛び散ることが防止される。また、切り取った隅角部(鋭角部)に液体洗剤が残留しにくいため、フィルムを引き裂く際に液体洗剤が作業者の手等に付着することが防止される。また、液体洗剤の粘度が700mPa・s以下であると液体洗剤の流動性が良く、スムーズに液体洗剤を注ぐことができる。また、液体洗剤がフィルムの内面に付着してパウチ内に残留することも防止される。
液体洗剤の粘度の測定は、JIS K 7117−2に準拠し、回転粘度計を用いて行うことができる。
パウチに封入する液体洗剤の種類は特に限定されるものではなく、例えば、酸性洗剤、中性洗剤、アルカリ性洗剤を封入することができる。また、希釈して使用することを目的とした高濃度洗剤を封入することが望ましい。
パウチに封入する液体洗剤の組成は特に限定されるものではないが、例えば、キッチン用中性洗浄剤、衣類用中性洗浄剤、キッチン用アルカリ洗浄剤、風呂用アルカリ洗浄剤等を含む液体洗剤等が挙げられる。
中性洗浄剤としては、界面活性剤と、溶剤とを含む液体洗剤が挙げられる。
アルカリ洗浄剤としては、界面活性剤と、溶剤と、アルカリ成分とを含む液体洗剤が挙げられる。
パウチに封入する液体洗剤の量は、特に限定されるものではないが、パウチの内容積の70%以下であることが望ましい。
液体洗剤の封入量が、パウチの内容積の70%以下であると、折り曲げやすく、本発明のパウチ収容梱包容器内に効率よく多数のパウチを収容し、梱包することができる。
また液体洗剤の封入量がパウチの内容積の70%を超えて多くなっていると、フィルムを引き裂いた際に液体洗剤が飛び散ることがある。
本発明に係る液体洗剤入りパウチの製造方法は、特に限定されないが、例えばピロー包装法を用いて製造することができる。
以下では、本発明に係る液体洗剤入りパウチのピロー包装法を用いた製造方法について説明する。
図4は、液体洗剤入りパウチの製造工程の一部を模式的に示す斜視図である。
図4には、液体洗剤入りパウチの製造装置を示している。液体洗剤入りパウチの製造装置50は、ローラー51、液体洗剤投入口52、ローラー53、センターシーラー54、ボトム/トップシーラー55を備えている。
本発明に係る液体洗剤入りパウチの製造方法では、プラスチックフィルム60を準備し、液体洗剤入りパウチの製造装置50のローラー51で搬送する。
続いて、プラスチックフィルム60を、円筒状の液体洗剤投入口52に巻き付けて、ローラー53で下方向に搬送させながらセンターシーラー54を用いてヒートシール加工して、両端に開口部を有するプラスチックフィルムの筒状体とする。
続いて、ボトム/トップシーラー55を用いて、プラスチックフィルムの筒状体の下端に位置する開口部をヒートシール加工することによってボトムシール部を設ける。
図5は、ボトム/トップシーラーの断面を模式的に示す断面図である。
ボトム/トップシーラー55は、ボトムシーラー55a及びトップシーラー55bがプラスチックフィルム60を挟んで対向しており、ボトムシーラー55a間、トップシーラー55b間でプラスチックフィルム60を挟むことにより同時に2箇所のヒートシール加工を行うことができる。
また、ボトムシーラー55aとトップシーラー55bの間にはカッター55cが設けられており、カッター55cを用いてプラスチックフィルムを切断することによって、2箇所のヒートシール加工、及び、前ロットの液体洗剤入りパウチと後ロットのパウチの分離を連続的に行うことができる。
次に、ボトムシール部を設けたプラスチックフィルムの筒状体に、液体洗剤投入口52から液体洗剤を投入して、プラスチックフィルムの筒状体の中に液体洗剤を充填する。
次に、液体洗剤を充填したプラスチックフィルムをさらに下方に搬送し、ボトム/トップシーラー55を用いてプラスチックフィルムの筒状体の開口部にトップシール部を形成する。さらに、プラスチックフィルムの筒状体をトップシール部の外側で切断する。
このような工程により、液体洗剤がパウチ内に封入された液体洗剤入りパウチを連続的に製造することができる。
次に、本発明のパウチ収容梱包容器の一例について説明する。
図6は、液体が封入されたパウチが折れ曲げられた状態で詰め込まれているパウチ収容梱包容器の一例を示す断面斜視図である。図7は、図6に示す本発明のパウチ収容梱包箱の平面図である。
図6に示すように、本発明のパウチ収容梱包箱140は、液体洗剤入りパウチ1及び外箱130からなる。
本発明のパウチ収容梱包容器140には、複数の液体洗剤入りパウチ1が、平面視した形状が長方形等となるように、一部が折り曲げられた状態で、外箱130内に積み重ねられ、梱包されている。ここで、例えば図6では、液体洗剤入りパウチ1をパウチ収容梱包容器140内に4個ずつ積み重ねている。液体洗剤入りパウチを並べる行数・列数、積み重ねる数は特に限定されないが、パウチ収容梱包容器140内で同じ個数ずつ積み重ねられていることが好ましい。また、液体洗剤入りパウチ1の表裏を揃えて積み重ねてもよく、表裏を交互に逆にして積み重ねてもよい。
外箱130は、直方体形状であることが好ましい。また、外箱130は、段ボールからなることが好ましい。
外箱130の大きさに関しては、折り曲げられた状態の液体洗剤入りパウチを収容可能である限り特に限定されないが、縦×横が10cm×15cm〜40cm×60cmであることが好ましい。また、外箱130の高さが5〜50cmであることが好ましい。
図7に示すように、液体洗剤入りパウチ1の平面視形状は、折り曲げられた状態でそれぞれ長方形である。長方形の代わりに正方形であってもよい。これにより、複数の液体洗剤入りパウチ1を、パウチ収容梱包容器140に空隙部が少なくなるように詰め込むことができる。このように複数の液体洗剤入りパウチ1をパウチ収容梱包容器140内に高い空間占有率で詰め込むことにより、効率的に液体洗剤入りパウチ1を輸送することができる。
このような態様で輸送されると、輸送中には、長時間に渡って揺れや振動が続くため、パウチの折れ曲がった部分には、断続的に応力が作用し、通常のパウチでは、損傷等が発生し易い。
しかしながら、上記パウチ収容梱包容器140では、パウチを構成するフィルムにおいて、外層フィルムと内層フィルムとを接着する接着剤として溶融ポリエチレンを使用しており、外層フィルムと内層フィルムとの間の接着強度が低いため、折り曲げられた部分では、外層と内層のフィルム間にズレや剥離が発生し、折り曲げた部分にかかる応力を軽減することができ、折り曲げられた部分に損傷が発生するのを防止することができる。したがって、本発明のパウチ収容梱包容器140を輸送した場合であっても、液体洗剤入りパウチ1の折れ曲げられた部分に損傷等が発生せず、封入された液体洗剤等の液体が漏れるのを防止することができる。
なお、輸送方法は、特に限定されるものではなく、トラック等の自動車による輸送であってもよく、貨車等の鉄道による輸送であってもよく、船や飛行機等による輸送であってもよい。
以下に本発明をより具体的に説明する実施例を示すが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
プラスチックフィルムとして、厚さ25μmのナイロンフィルムからなる外層フィルムと厚さ50μmの直鎖状低密度ポリエチレンフィルムからなる内層フィルムとが厚さ15μmの溶融ポリエチレンにより接着された厚さ90μmの多層フィルムを用い、図4に示した液体洗剤入りパウチの製造装置を使用して、図1に記載した形状を有するパウチに液体洗剤が封入された液体洗剤入りパウチを製造した。
液体洗剤入りパウチ内に封入する液体洗剤としては、20℃における粘度が350mPa・sの中性洗剤を用いた。
(実施例2)
厚さ12μmのシリカ蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム及び厚さ15μmのナイロンフィルムをドライラミネート接着剤により接着して積層し、外層フィルムを得た。プラスチックフィルムとして、この外層フィルムのナイロンフィルム側と、厚さ50μmの直鎖状低密度ポリエチレンフィルムからなる内層フィルムとが厚さ15μmの溶融ポリエチレンにより接着された厚さ92μmの多層フィルムを用いた他は実施例1と同様にして液体洗剤入りパウチを製造した。
(実施例3)
厚さ12μmのポリエチレンテレフタレートフィルムとポリエチレンテレフタレートフィルム側をKコートした厚さ15μmのナイロンフィルムとを積層して外層フィルムを得た。プラスチックフィルムとして、この外層フィルムのナイロンフィルム側と、厚さ50μmの直鎖状低密度ポリエチレンフィルムからなる内層フィルムとが厚さ15μmの溶融ポリエチレンにより接着された厚さ92μmの多層フィルムを用いた他は実施例1と同様にして液体洗剤入りパウチを製造した。
(比較例1)
プラスチックフィルムとして、厚さ25μmのナイロンフィルムからなる外層フィルムと、厚さ50μmの直鎖状低密度ポリエチレンフィルムからなる内層フィルムとがドライラミネート接着剤により接着された厚さ78μmの多層フィルムを用いた他は実施例1と同様にして液体洗剤入りパウチを製造した。
(比較例2)
プラスチックフィルムとして、厚さ25μmのナイロンフィルムの片面をKコートしてなる外層フィルムのKコートした側と、厚さ50μmの直鎖状低密度ポリエチレンフィルムからなる内層フィルムとがドライラミネート接着剤により接着して積層した厚さ78μmの多層フィルムを用いた他は実施例1と同様にして液体洗剤入りパウチを製造した。
各実施例等で製造した液体洗剤入りパウチは、折り曲げずに広げた状態で平面視した形状が平行四辺形状であり、底辺の長さは、28cmであり、平面視長方形の形状となるように折り曲げられた状態での長方形の横の長さは20cmであり、縦の長さは、16cmであった。
各実施例等で製造した液体洗剤入りパウチは、平面視した形状が長方形となるように一部が折り曲げられた状態で、縦×横×高さが17cm×21cm×15cmである直方体形状の段ボール容器内に、4個積み重ね、梱包してパウチ収容梱包容器とした。各パウチ収容梱包容器につき、以下の評価を行った。
(振動試験による評価)
JIS Z 0232の方法Bに準じて該方法Bよりも過酷な条件で振動試験をおこなった。振動方向は3軸方向であり、振動数は70Hzとし、ピーク加速度差は10Gとした。試験は4時間おこない、1時間ごとに液体洗剤入りパウチの状態を目視で観測した。
実施例1〜3では、4時間以内で液体洗剤入りパウチの折れ曲げられた部分に損傷(穴)は発生せず、良好と評価できるものであった。一方、比較例1、2では、2時間で液体洗剤入りパウチの折れ曲げられた部分に損傷(穴)が発生した。
(振とう試験による評価)
振とう速度170rpm、振幅35mmの条件で振とう試験をおこなった。試験は3時間おこない、30分ごとに液体洗剤入りパウチの状態を目視で観測した。
実施例1〜3では、3時間で液体洗剤入りパウチの折れ曲げられた部分に損傷(穴)が発生したが、比較例1では、2時間で液体洗剤入りパウチの折れ曲げられた部分に損傷(穴)は発生した。また、比較例2では、30分で液体洗剤入りパウチの折れ曲げられた部分に損傷(穴)が発生した。
上記振動試験及び振とう試験は、かなり厳しい条件で試験を行っており、実施例1〜3の結果は、通常の輸送条件では、破損等の確率は極めて低いと判断できる良好なものであった。
すなわち、本発明に係るパウチに液体洗剤が封入された液体洗剤入りパウチでは、少なくともナイロンフィルム若しくはPETフィルムからなる外層フィルムと、LLDPEからなる内層フィルムとが溶融ポリエチレンにより接着された押出ラミネートタイプのフィルムで構成されているため、平面視した形状が長方形、一部が折り曲げられた状態で、損傷が生じにくいものであった。したがって、液体が封入された複数のパウチが収容、梱包されたパウチ収容梱包容器において、梱包容器に効率よく高密度で詰め込むために、本発明に係るパウチの一部を折って長方形又は正方形となるように積み重ねて詰め込み、梱包した後、輸送した場合であっても、折れ曲げられた部分に損傷等が発生せず、封入された液体洗剤等の液体が漏れる可能性の極めて少ないものであった。
1 液体洗剤入りパウチ
2 液体洗剤
10、110 パウチ
11、111 シール部(トップシール部)
12、112 シール部(ボトムシール部)
14、114 印刷部
16、116 ノッチ
20、120 鋭角部
50 液体洗剤入りパウチの製造装置
51、53 ローラー
52 液体洗剤投入口
54 センターシーラー
55 ボトム/トップシーラー
55a ボトムシーラー
55b トップシーラー
55c カッター
60 プラスチックフィルム
70 液体洗剤容器
71 液体洗剤投入口
130 外箱
140 パウチ収容梱包容器

Claims (8)

  1. 液体が封入された複数のパウチが収容、梱包されたパウチ収容梱包容器であって、
    前記パウチの平面視した形状は、長方形又は正方形の少なくとも一辺に三角形が付加された形状であり、
    前記パウチを構成するフィルムは、少なくともナイロンフィルム若しくはポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムからなる外層フィルムと、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)からなる内層フィルムとが溶融ポリエチレンにより接着された押出ラミネートタイプのフィルムであり、
    前記パウチは、平面視した形状が長方形又は正方形となるように、一部が折り曲げられた状態で、容器内に積み重ねられ、梱包されていることを特徴とするパウチ収容梱包容器。
  2. 前記パウチを構成するフィルムの厚さは、200μm以下である請求項1に記載のパウチ収容梱包容器。
  3. 前記パウチは、ピロー包装法を用いて液体が封入され、包装されている請求項1又は2に記載のパウチ収容梱包容器。
  4. 前記パウチの平面視した形状は、平行四辺形である請求項1〜3のいずれかに記載のパウチ収容梱包容器。
  5. 前記パウチに封入された液体は、洗剤である請求項1〜4のいずれかに記載のパウチ収容梱包容器。
  6. 前記洗剤の封入量は、前記パウチの内容積の70%以下である請求項5に記載のパウチ収容梱包容器。
  7. 液体が封入された複数のパウチを、梱包容器に梱包する梱包方法であって、
    前記パウチの平面視した形状は、長方形又は正方形の少なくとも一辺に三角形が付加された形状であり、
    前記パウチを構成するフィルムは、少なくともナイロンフィルム若しくはポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムからなる外層フィルムと、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)からなる内層フィルムとが溶融ポリエチレンにより接着された押出ラミネートタイプのフィルムであり、
    前記パウチは、平面視した形状が長方形又は正方形となるように、一部を折り曲げた状態で、容器内に積み重ね、梱包することを特徴とする梱包方法。
  8. 請求項1〜6のいずれかに記載のパウチ収容梱包容器を、所定の輸送手段を用いて輸送することを特徴とするパウチ収容梱包容器の輸送方法。
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