JP2017018408A - 塵埃分離装置および電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】第二遠心分離部を水洗いしても乾燥させやすく、また、内部の乾燥状態を確認しやすい塵埃分離装置、および電気掃除機を提案する。
【解決手段】塵埃分離装置7は、塵埃を含む空気から粗い塵埃を分離する第一遠心分離部35と、第一遠心分離部35を通過する塵埃を含む空気から細かい塵埃を遠心分離する第二遠心分離部36と、第二遠心分離部36の少なくとも一部を着脱自在に覆う、透明または半透明な第二分離部上カバー37と、を備えている。
【選択図】 図6

Description

本発明に係る実施形態は、塵埃分離装置および電気掃除機に関する。
従来から円筒形状の集塵容器内に旋回流を発生させて空気から塵埃を分離するサイクロン式の塵埃分離装置を備える電気掃除機が知られている。
特開2014−14654号公報
従来の塵埃分離装置は、粗い塵埃を分離し、捕集する第一遠心分離部と、第一遠心分離部を通過する塵埃を含む空気から塵埃を分離し、捕集する第遠心二分離部と、を備えている。
この種の塵埃分離装置は、第一遠心分離部の外殻としてカップ状の透明な樹脂製の塵埃容器を備えている。透明な塵埃容器は、蓄積する塵埃の量を容器の外側から目視で確認することができるので、塵埃を廃棄する時機を窺いやすい。また、カップ状の塵埃容器は、汚れが目立つ際には容易に水洗いできる。しかも、透明な塵埃容器は、乾燥状態を容易に確認することもできる。
他方、第二遠心分離部で分離される塵埃は、粉状で細かいために、湿気や静電気によって分離室の内壁面に付着し易い。付着した塵埃が吸湿して内壁面にこびり付いてしまうと、第二遠心分離部の分離性能が低下してしまったり、衛生面で好ましくなかったりする。そこで、第二遠心分離部も、水洗い等の方法で洗浄できることが好ましい。
ところで、第二遠心分離部は、第一遠心分離部よりも細かい、粉末状の塵埃を分離するため、一般的に第一遠心分離部よりも複雑な構造を有している。また、塵埃分離装置には、円筒形状のカバーの内側に第二遠心分離部の分離室が配置されて覆い隠されているものがある。このように複雑な構造と分離室を覆い隠すカバーとを有する従来の塵埃分離装置は、分離室の壁とカバーとの間に洗浄時の水分が残留し易く、十分な時間を経ても乾燥が不十分になって湿気が残る場合がある。仮に湿気が残ったまま塵埃分離装置を使用すると、残留する湿気が風路に吸い込まれて、分離室の内壁面に細かい塵埃がこびり付くことを助長してしまう。
また、外殻としてのカバーが不透明であれば、分離室とカバーとの間を見通すことが難しく、当該箇所に水分が残留しているか否か判断し難い。
そこで、本発明は、第二遠心分離部を水洗いしても乾燥させやすく、また、内部の乾燥状態を確認しやすい塵埃分離装置、および電気掃除機を提案する。
前記の課題を解決するため本発明の実施形態に係る塵埃分離装置は、塵埃を含む空気から粗い塵埃を分離する第一遠心分離部と、前記第一遠心分離部を通過する細かい塵埃を含む空気から前記細かい塵埃を遠心分離する第二遠心分離部と、前記第二遠心分離部の少なくとも一部を着脱自在に覆う、透明または半透明なカバーと、を備えている。
また、本発明の実施形態に係る電気掃除機は、掃除機本体と、前記掃除機本体に着脱自在に設けられる前記塵埃分離装置と、前記掃除機本体に収容されて前記塵埃分離装置に流体的に接続される電動送風機と、を備えている。
本発明の実施形態に係る電気掃除機の斜視図。 本発明の実施形態に係る塵埃分離装置の斜視図。 本発明の実施形態に係る塵埃分離装置の断面図。 本発明の実施形態に係る塵埃分離装置の第二遠心分離部の断面図。 本実施形態に係る塵埃分離装置の分解状態を示す断面図。 本実施形態に係る塵埃分離装置の分解状態を示す断面図。 本実施形態に係る塵埃分離装置の分解状態を示す断面図。 本実施形態に係る塵埃分離装置の分解状態を示す断面図。
本発明に係る塵埃分離装置、および電気掃除機の実施形態について、図1から図8を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電気掃除機の斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係る電気掃除機1は、いわゆるキャニスタ型の電気掃除機である。電気掃除機1は、被掃除面上を走行可能な掃除機本体2と、掃除機本体2に着脱自在な管部3と、を備えている。掃除機本体2と管部3とは、流体的に接続されている。
掃除機本体2は、本体ケース5と、本体ケース5の左右それぞれの側部に設けられる一対の車輪6と、本体ケース5の前半部に配置される着脱自在な塵埃分離装置7と、本体ケース5の後半部分に収容される電動送風機8と、主に電動送風機8を制御する本体制御部9と、電動送風機8へ電力を導く電源コード11と、を備えている。
掃除機本体2は、電源コード11を通じて供給される電力で電動送風機8を駆動させて、電動送風機8の駆動によって発生する負圧を管部3に作用させる。電気掃除機1は、管部3を通じて被掃除面から塵埃を含んだ空気(以下、「含塵空気」と呼ぶ。)を吸い込み、含塵空気から塵埃を分離し、分離後の塵埃を捕集し、蓄積するとともに塵埃が除去された清浄な空気を排気する。
本体ケース5の正面部分には、本体接続口12が設けられている。本体接続口12は、掃除機本体2の流体的な入口である。本体接続口12は、管部3と塵埃分離装置7とを流体的に接続している。
車輪6は、大径の走行輪であり、掃除機本体2を支えている。
塵埃分離装置7は、掃除機本体2に流れ込む含塵空気から塵埃を分離し、捕集し、蓄積する一方で、塵埃が除去された清浄な空気を電動送風機8へ送る。
また、塵埃分離装置7は、全体として略円筒形状の外観を有している。塵埃分離装置7は、掃除機本体2に対して底部を前方側へ、頂部を後方側へ片寄せて、若干後傾する姿勢で掃除機本体2に寄り掛かかるようにして装着されている。塵埃分離装置7は、掃除機本体2に着脱自在に固定されている。
電動送風機8は、塵埃分離装置7から空気を吸い込んで負圧(吸込負圧)を発生させる。
本体制御部9は、マイクロプロセッサ(図示省略)、およびマイクロプロセッサが実行する各種演算プログラム、パラメータなどを記憶する記憶装置(図示省略)を備えている。記憶装置には、予め設定される複数の運転モードが記憶されている。予め設定される複数の運転モードは、管部3へ入力される使用者の操作に対応している。それぞれの運転モードには相互に異なる入力値(電動送風機8の入力値)が設定されている。本体制御部9は、管部3に入力される使用者の操作に応じて、その操作内容に対応する任意の運転モードを予め設定される複数の運転モードから択一的に選択して記憶部から読み出し、読み出した運転モードにしたがって電動送風機8の運転を制御する。
電源コード11は、配線用差込接続器(図示省略、所謂コンセント)から掃除機本体2へ電力を供給する。電源コード11の自由端部には、差込プラグ14が設けられている。
管部3は、掃除機本体2から作用する負圧によって、被掃除面から含塵空気を吸い込み掃除機本体2へ案内する。管部3は、掃除機本体2に着脱自在に接続される継手としての接続管19と、接続管19に流体的に接続される集塵ホース21と、集塵ホース21に流体的に接続される手元操作管22と、手元操作管22から突出する把持部23と、把持部23に設けられる操作部24と、手元操作管22に着脱自在に接続される延長管25と、延長管25に着脱自在に接続される吸込口体26と、を備えている。
接続管19は、本体接続口12へ着脱自在な継手であり、本体接続口12を通じて塵埃分離装置7に流体的に接続されている。
集塵ホース21は、長尺で可撓な略円筒形状のホースである。集塵ホース21の一方の端部(ここでは、後方の端部)は、接続管19に流体的に接続されている。集塵ホース21は、接続管19を通じて塵埃分離装置7に流体的に接続されている。
手元操作管22は、集塵ホース21と延長管25とを中継している。手元操作管22の一方の端部(ここでは、後方の端部)は、集塵ホース21の他方の端部(ここでは、前方の端部)に流体的に接続されている。手元操作管22は、集塵ホース21および接続管19を順次に通じて塵埃分離装置7に流体的に接続されている。
把持部23は、電気掃除機1を操作するために使用者が手で把持する部分である。把持部23は、使用者の手で容易に把持できる適宜の形状で手元操作管22から突出している。
操作部24は、それぞれの運転モードに対応付けられるスイッチを備えている。具体的には、操作部24は、電動送風機8の運転停止操作に対応付けられる停止スイッチ24aと、電動送風機8の運転開始操作に対応付けられる起動スイッチ24bと、を備えている。停止スイッチ24aおよび起動スイッチ24bは、本体制御部9に電気的に接続されている。電気掃除機1の使用者は、操作部24を操作して電動送風機8の運転モードを択一的に選択できる。起動スイッチ24bは、電動送風機8の運転中に、運転モードの選択スイッチとしても機能している。この場合、本体制御部9は、起動スイッチ24bから操作信号を受け取る度に運転モードを強→中→弱→強→………の順に切り換える。なお、操作部24は、起動スイッチ24bに代えて、弱運転スイッチ(図示省略)、中運転スイッチ(図示省略)および強運転スイッチ(図示省略)を個別に備えていても良い。
複数の筒状体を重ね合わせたテレスコピック構造の延長管25は、伸縮自在な細長略円筒状の管である。延長管25の一方の端部(ここでは、後方の端部)には、手元操作管22の他方の端部(ここでは、前方の端部)に着脱自在な継手構造が設けられている。延長管25は、手元操作管22、集塵ホース21および接続管19を通じて塵埃分離装置7に流体的に接続されている。
吸込口体26は、木床やカーペットなどの被掃除面上を走行自在あるいは滑走自在であり、走行状態または滑走状態において被掃除面に対向する底面に吸込口28を有している。また、吸込口体26は、吸込口28に配置されている回転自在な回転清掃体29と、回転清掃体29を駆動させる電動機31と、を備えている。吸込口体26の一方の端部(ここでは、後方の端部)には、延長管25の他方の端部(ここでは、前方の端部)に着脱自在な継手構造が設けられている。吸込口体26は、延長管25、手元操作管22、集塵ホース21および接続管19を通じて塵埃分離装置7に流体的に接続されている。つまり、吸込口体26、延長管25、手元操作管22、集塵ホース21、接続管19、および塵埃分離装置7は、電動送風機8から吸込口28へ通じる吸込風路である。
電気掃除機1は、起動スイッチ24bに対する使用者の操作を受け付けると電動送風機8を始動させる。例えば、電気掃除機1は、電動送風機8が停止している状態で起動スイッチ24bが操作されると、先ず電動送風機8を強運転モードで運転し、再び起動スイッチ24bが操作されると電動送風機8を中運転モードで運転し、三度、起動スイッチ24bが操作されると電動送風機8を弱運転モードで運転し、以下同様に繰り返す。強運転モード、中運転モードおよび弱運転モードは、予め設定される複数の運転モードであり、強運転モード、中運転モード、弱運転モードの順に電動送風機8に対する入力値が小さい。始動した電動送風機8は、塵埃分離装置7から空気を排気してその内部を負圧(吸込負圧)にする。
塵埃分離装置7の負圧は、本体接続口12、接続管19、集塵ホース21、手元操作管22、延長管25、および吸込口体26を順次に通じて吸込口28に作用する。電気掃除機1は、吸込口28に作用した負圧によって、被掃除面上の塵埃を空気とともに吸い込んで被掃除面を掃除する。塵埃分離装置7は、電気掃除機1に吸い込まれた含塵空気から塵埃を分離し、蓄積する一方で、塵埃を分離した後の清浄な空気を電動送風機8へ送る。電動送風機8は塵埃分離装置7から吸い込んだ空気を掃除機本体2外へ排気する。
次に、塵埃分離装置7について詳細に説明する。
なお、図1に示す塵埃分離装置7は、後傾する姿勢で掃除機本体2に取り付けられているが、以下、説明を簡単にするために塵埃分離装置7を直立させて図示する。
図2は、本発明の実施形態に係る塵埃分離装置の斜視図である。
図3は、本発明の実施形態に係る塵埃分離装置の断面図である。
図4は、本発明の実施形態に係る塵埃分離装置の第二遠心分離部の断面図である。
図2から図4に示すように、本実施形態に係る電気掃除機1の塵埃分離装置7は、塵埃分離装置7に導かれる含塵空気から粗い塵埃を分離する第一遠心分離部35と、第一遠心分離部35を通過する細かい塵埃を含む含塵空気から細かい塵埃を遠心分離する第二遠心分離部36と、第二遠心分離部36を着脱自在に覆う、透明または半透明な第二分離部上カバー37と、を備えている。
また、塵埃分離装置7は、第二遠心分離部36を通過する空気を電動送風機8へ送る排気風路38と、排気風路38を覆う頂部カバー39と、を備えている。
第一遠心分離部35は、塵埃分離装置7の一方側、具体的には下半側に配置されている。第二遠心分離部36、第二分離部上カバー37、排気風路38および頂部カバー39は、塵埃分離装置7の他方側、具体的には上半側に配置されている。第一遠心分離部35と第二遠心分離部36とは、円筒形状の塵埃分離装置7の高さ方向に隣接して並び、積み重なっている。
第一遠心分離部35、第二分離部上カバー37および頂部カバー39は、協働して塵埃分離装置7の外観を略円筒形状に整えている。
なお、粗い塵埃とは、もっぱら糸くずや綿埃などの繊維状の塵埃や砂粒のような質量の大きい塵埃であり、細かい塵埃とは、粒子状または粉末状で質量の小さい塵埃である。
第一遠心分離部35は、遠心分離方式(サイクロン式)で含塵空気から塵埃を分離する。第一遠心分離部35は、第一遠心分離室41の外殻としてのカップ状の集塵容器42と、集塵容器42内に配置される円筒形状の第一フィルタ部43と、集塵容器42内に配置されて第一フィルタ部43に連接される塵埃捕捉カップ45と、を備えている。また、第一遠心分離部35は、集塵容器42の側壁外面に設けられる第二取っ手46を備えている。
集塵容器42は、塵埃分離装置7の下半部の外殻であって、第一遠心分離室41および集塵室47の外殻を兼ねている。集塵容器42の側壁には、吸気口48が設けられている。集塵容器42は、開放端部に配置されている大径部51と、大径部51に連接して小径に窄まる傾斜部52と、傾斜部52に連接して略一様な径寸法で底壁に達する小径部53と、を備えている。
大径部51と小径部53との連接部分、つまり傾斜部52は、集塵容器42の内側に大径部51から小径部53へ向かって窄まる傾斜面55を有している。
小径部53は、集塵容器42の底壁に連接している。
第一フィルタ部43は、集塵容器42内に納められて略同心に配置されている。第一フィルタ部43と集塵容器42とを隔てる環状の空間は、集塵容器42の吸気口48から第一遠心分離部35に流れ込む含塵空気を旋回させて粗い塵埃を遠心分離する第一遠心分離室41である。
第一フィルタ部43は、第二遠心分離部36に固定されて、集塵容器42内部に突出して集塵容器42の底壁へ向かって延びている。第一フィルタ部43は、第一遠心分離室41と第二遠心分離部36とを流体的に接続して中継している。第一フィルタ部43は、互いに離間されて円筒形状に配置される複数の骨56を有する枠体57と、枠体57の周囲を円筒形状に囲む第一メッシュフィルタ58と、を備えている。枠体57の骨56の間の第一開口59は、第一遠心分離室41から第二遠心分離部36へ空気を流出させる。第一フィルタ部43の側面、詳しくは、第一メッシュフィルタ58は、吸気口48を臨んでいる。
第一メッシュフィルタ58は電動送風機8の始動直後や停止過渡など、第一遠心分離室41内の旋回流が十分に発達していない期間において、また旋回流が発達した後も当然に、第一遠心分離部35から第二遠心分離部36側へ粗い塵埃が流れ込むことを防いでいる。
なお、第一フィルタ部43は、粗い塵埃が下流側へ流れ込むことを阻止できる程度において、必ずしも第一メッシュフィルタ58を必要としない。例えば、第一フィルタ部43の枠体57が、粗い塵埃の通過を阻止できる程度に目の細かい格子状であったり、粗い塵埃の通過を阻止できる程度に小さい孔を有していたりする場合には、必ずしも第一メッシュフィルタ58を必要としない。
塵埃捕捉カップ45は、第一フィルタ部43のうち集塵容器42の底壁に近い端部、つまり突出端部、または下端部に設けられている。有底円筒形状の塵埃捕捉カップ45は、第一フィルタ部43に連接する底壁と、集塵容器42の底壁に向かって延びる側壁と、を有している。つまり、塵埃捕捉カップ45は、集塵容器42の底壁に向かって開放されている。塵埃捕捉カップ45の側壁は、隙間を隔てて集塵容器42の内周面に対向している。塵埃捕捉カップ45は、第一フィルタ部43よりも大径であり、第一フィルタ部43に連接する底壁に第二開口61を有している。
塵埃捕捉カップ45と集塵容器42とを隔てる空間は、第一遠心分離部35で分離された塵埃を蓄積する集塵室47である。集塵室47内の空気は、第二開口61を通じて第一遠心分離室41へ戻る。
第二開口61には、第二メッシュフィルタ62が設けられている。第二メッシュフィルタ62は、集塵室47に流れ込んだ粗い(糸くずや綿埃などの繊維状の)塵埃が第一遠心分離室41へ戻らない程度に目の粗いもので良い。
塵埃分離装置7から集塵容器42を取り外すと、第一フィルタ部43および塵埃捕捉カップ45は、第二遠心分離部36に随伴して集塵容器42から抜け出る。
第二遠心分離部36は、第一遠心分離部35を通過する含塵空気から細かい塵埃を分離する。第二遠心分離部36は、第一遠心分離室41を通過した空気を導く中継風路63と、中継風路63から流れ込む空気から細かい塵埃を分離する第二遠心分離室65と、細かい塵埃が分解された後に第二遠心分離室65から流出する空気を電動送風機8へ導く排気風路38と、を備えている。
第二遠心分離部36は、集塵容器42に着脱自在に連結されて集塵容器42の開放端42aを塞いでいる。また、第二遠心分離部36は、第一フィルタ部43および塵埃捕捉カップ45を集塵容器42の中心線C上に支持している。
第二遠心分離部36の外殻に相当する第二分離部上カバー37は円筒形状である。第二分離部上カバー37の内側には、複数の第二遠心分離室65が環状に並べられている。また、環状に並ぶ複数の第二遠心分離室65の内側には、環状の中継風路63が配置されている。さらに、環状の中継風路63の内側であって集塵容器42の中心線Cの延長線上、あるいは円筒形状の第二遠心分離部36の中心部には、排気風路38が配置されている。換言すると、第二遠心分離部36は、第二分離部上カバー37側から順に、環状に配置される第二遠心分離室65、環状の中継風路63および排気風路38が配置される3重構造体である。
中継風路63は、第一フィルタ部43から流入する空気(含塵空気)を集塵容器42から遠ざける方向へ導き、第二遠心分離室65へ案内する。
第二遠心分離室65は複数あり、円筒形状の第二分離部上カバー37の内周に沿って、あるいは中継風路63を囲んで略環状に並んでいる。それぞれの第二遠心分離室65は、旋回流を生じさせる円筒形状壁66と、螺旋流を生じさせる円錐台形状壁67と、を備えている。
円筒形状壁66および円錐台形状壁67は、実質的に同一線上に並ぶ中心線を有している。この中心線、つまり第二遠心分離室65の中心線は、円筒形状の塵埃分離装置7の中心線Cに対して平行に配置されている。なお、第二遠心分離室65の中心線は、第一遠心分離部35側で集まり、第二遠心分離部36で拡がる円錐面を描くように、放射状に傾いていても良い。また、複数の第二遠心分離室65全体で見ると、円筒形状壁66および円錐台形状壁67の中心線は、塵埃分離装置7の中心線Cの周囲に円形に配置されている。
また、円錐台形状壁67は、大径な上底と、上底よりも小径な下底とを有している。円錐台形状壁67の上底は第一遠心分離部35から遠い側に配置され、下底は第一遠心分離部35に近い側に配置されている。円筒形状壁66は、実質的に円錐台形状壁67の上底と同じ直径を有しており、円錐台形状壁67の上底に連接している。
円筒形状壁66は、円錐台形状壁67よりも第一遠心分離部35から遠い側に配置されている。円筒形状壁66の側壁には、含塵空気の導入口68が設けられている。導入口68は、円筒形状壁66の側面であって、塵埃分離装置7の中心側に配置され、中継風路63に接続されている。
また、円筒形状壁66は、第一遠心分離部35から最も遠い部位に底板を有している。円錐台形状壁67の底板には、円筒形状壁66内を中心線に沿って延びる管状の内筒69が設けられている。内筒69の内側は、第二遠心分離室65で含塵空気から分離された清浄な空気を排気する排気口71である。排気口71は、排気風路38に接続されている。内筒69の外側は、導入口68を臨んでいる。内筒69と円筒形状壁66とを隔てる環状の空間は、導入口68から流れ込む含塵空気の流れを旋回させる。
さらに、円筒形状壁66は、第一遠心分離部35に最も近い部位が開放されていて、円錐台形状壁67の上底の開口に繋がれている。
円錐台形状壁67は、第一遠心分離部35へ近づくほど縮径されている。円錐台形状壁67の上底は、円筒形状壁66内に繋がる開口を有し、円筒形状壁66と内筒69との間に発生した旋回流を導き入れて、円錐台形状壁67内に螺旋流を生じさせる。円錐台形状壁67の下底は、集塵容器42内に繋がる廃棄口72を有している。
第二遠心分離室65は、導入口68から含塵空気を導入する。導入口68から第二遠心分離室65へ流れ込む含塵空気は、円筒形状壁66の内面に沿って旋回し、さらに円錐台形状壁67の内面に沿って廃棄口72へ向かう渦巻き螺旋流を生じて、空気から細かい塵埃を分離する。分離された細かい塵埃は、廃棄口72から集塵容器42側へ排出される。塵埃が分離された清浄な空気は、第二遠心分離室65の中心線、つまり円筒形状壁66および円錐台形状壁67の中心線上を流動して内筒69内を通って排気口71から排気風路38へ流出する。
第二遠心分離室65の廃棄口72の先には、塵埃捕捉傘75が設けられている。塵埃捕捉傘75は、第一遠心分離部35と第二遠心分離部36とを区画する隔壁を兼ねて第一フィルタ部43の根元に設けられている。塵埃捕捉傘75の外径は、第二遠心分離部36よりも小さく、かつ第一フィルタ部43よりも大きい。塵埃捕捉傘75は、第二遠心分離室65の廃棄口72から排出される細かい塵埃を集塵容器42へ導く一方の面75aと、集塵容器42内へ向かって広がり傾斜する他方の面75bと、を有する。
また、塵埃捕捉傘75は、集塵容器42の傾斜部52に突き当って集塵容器42を塞いでいる。集塵容器42の大径部51、傾斜部52および塵埃捕捉傘75は、第二遠心分離室65から排出される塵埃を蓄積する細塵集塵室76を仕切っている。細塵集塵室76は、大径部51の内面、傾斜部52の傾斜面、および塵埃捕捉傘75の一方の面75aに挟まれて第二遠心分離室65から遠ざかるほど、つまり、第二遠心分離室65の廃棄口72から遠ざかるほど狭くなる略楔形状の空間である。
塵埃捕捉傘75の他方の面75bは、第一フィルタ部43および塵埃捕捉カップ45よりも大径であり、かつ第一フィルタ部43および塵埃捕捉カップ45に向かって拡径されている。
排気風路38は、第二遠心分離室65に覆い被さるようにして排気口71に接続される最外周部から縮径しつつ第二遠心分離部36の中心部側へ向かい、集塵容器42の中心線C上で中継風路63の中心部に入り込む。そして、排気風路38は、複数の第二遠心分離室65に囲まれる部分から集塵容器42の中心線Cの延長線(塵埃分離装置7の中心線)に対して交差する方向へ折れ曲がり、第二遠心分離部36の側壁に設けられる第二排気口77へ至る。排気風路38は、第一遠心分離部35から最も遠い部分であり、頂部カバー39に隣り合う部分に第一遠心分離部35へ向かって窪む凹部78を備えている。排気風路38は、第二遠心分離室65の排気口71から流出する空気を塵埃分離装置7の中心側へ向けて集約しつつ、凹部78によって一旦、第一遠心分離部35へ指向させ、その後に略直角に流れの向きを変えて第二排気口77へ排気する。
ここで、第二遠心分離部36を構成する部材について説明する。
第二遠心分離部36は、第二分離部上カバー37の他に、第二遠心分離室65のうち円筒形状壁66を含む第二分離室蓋部81と、第二遠心分離室65のうち円錐台形状壁67を含む第二分離室側壁部82と、第二分離室側壁部82の外殻としての第二分離部下カバー83と、第二遠心分離室65へ含塵空気を導く中継風路63と第二遠心分離室65から流出する空気を案内する排気風路38とを隣り合わせに仕切る共通隔壁85と、を備えている。
第二分離室側壁部82は、細かい塵埃を分離する第二遠心分離室65の大半を区画する。第二分離室側壁部82は、環状に並ぶ複数の円錐台形状壁67を含んでいる。
第二分離室蓋部81は、第二遠心分離室65から空気を流出させる排気口71を有して第二分離室側壁部82を開閉自在に閉じる。第二分離室蓋部81は、環状に並ぶ複数の円筒形状壁66を含み、第二分離室側壁部82の円錐台形状壁67に円筒形状壁66を合致させる形状、寸法を有している。
なお、円錐台形状壁67の導入口68を有する側壁部分は、第二分離室側壁部82側に設けられていても良い。この場合、第二分離室蓋部81は、円錐台形状壁67のうち排気口71を有する底板部分と、底板部分に一体の内筒69とを含むことが好ましい。
また、第二遠心分離室65を画定する壁、つまり円筒形状壁66および円錐台形状壁67、ひいては第二分離室蓋部81および第二分離室側壁部82は、少なくとも第二分離部上カバー37の内面を臨む部分、本実施形態においては第二分離室蓋部81が透明また半透明であってもよい。
第二分離室蓋部81は、ヒンジ機構86を介して第二遠心分離部36に設けられている。ヒンジ機構86は、分離室蓋部としての第二分離室蓋部81を第二分離室側壁部82に開閉自在に支持している。また、ヒンジ機構86は、第二分離室側壁部82側に設けられる軸受87と、分離室蓋部側に設けられ、第二分離室蓋部81が所定の角度以上に開かれると、軸受87から抜け出して第二分離室側壁部82側から第二分離室蓋部81を切り離す軸部88と、を備えている。軸受87と軸部88とは、それぞれ一対あって、同軸上に配置されている。軸部88の先端には切欠き(図示省略)が設けられている。また、軸受87は、弾性変形するアーム部(図示省略)の先端部に設けられている。軸部88の切欠きは、第二分離室蓋部81が所定の角度以上に開かれると、第二分離室蓋部81を開こうとする力によって軸部88が軸受87から抜け出る方向へ推進力を生じさせる一方、アーム部がこの推進力によって弾性変形することで軸受87から軸部88が抜け出る。
また、第二分離室蓋部81は、ロック機構91を介して第二分離室側壁部82に固定されている。ロック機構91は、ヒンジ機構86まわりに第二分離室蓋部81を閉じると第二分離室蓋部81を第二遠心分離室65に固定する。ロック機構91は、第二分離室蓋部81に設けられる爪部92と、第二分離室側壁部82に設けられて、ヒンジ機構86まわりに第二分離室蓋部81を閉じると爪部92に引っ掛かる爪受け凹部93と、を備えている。
第二分離部上カバー37は、第二分離室蓋部81の周囲を環状に囲み、透明または半透明な樹脂の成形品である。
第二分離部下カバー83は、第二分離室側壁部82の周囲を環状に囲んでいる。第二分離部下カバー83は、有色、透明、および半透明のいずれであっても良い。
第二分離部上カバー37および第二分離部下カバー83は、第二遠心分離室65を協働して囲むカバーであって、少なくともいずれか一方が透明または半透明であれば第二遠心分離室65を画定する第二分離室蓋部81および第二分離室側壁部82のいずれかを見通すことができる。
第二分離室側壁部82と第二分離室蓋部81との間には、円錐台形状壁67と円筒形状壁66との接続部分に挟み込まれるパッキン95が設けられている。パッキン95は、円錐台形状壁67と円筒形状壁66との隙間を塞ぐと同時に、中継風路63の継ぎ目を塞いでもいる。
共通隔壁85は、第二分離室蓋部81の内縁部に嵌まり込み、中継風路63と排気風路38とを隔てている。共通隔壁85は、頂部カバー39側に固定されている。
頂部カバー39は、第二分離部上カバー37に一体化されている。頂部カバー39は、第二遠心分離部36の頂部を塞ぐ天板97と、天板97に設けられる揺動自在な取っ手98と、を備えている。
天板97には、第二遠心分離部36側へ向かって窪む凹部99が設けられている。凹部99は、排気風路38の凹部78に対応して窪んでいる。
また、天板97には、取っ手98を揺動可能に支える第二ヒンジ機構101が設けられている。第二ヒンジ機構101は、天板97の外周部に設けられている。第二ヒンジ機構101は、取っ手98を揺動させることによって、取っ手98と天板97との隙間102の開口高さを拡大させる。つまり、第二ヒンジ機構101は、通常時の隙間102の開口高さを平均的な指の厚さよりも低く設定しておくことを可能にする。この場合、第二ヒンジ機構101は、隙間102に進入する指で取っ手98を揺動させ、隙間102の開口高さを拡大させる。
取っ手98は、頂部カバー39の頂部(すなわち塵埃分離装置7の頂部)に設けられている。使用者は、取っ手98に指を挿入することで塵埃分離装置7をしっかりと保持できる。取っ手98は、天板97の凹部99と協働して手指を挿抜可能に開放する隙間102を仕切っている。
そして、頂部カバー39は、塵埃分離装置7と掃除機本体2とを連結するクランプ103を備えている。掃除機本体2には、クランプ103と協働して塵埃分離装置7を掃除機本体2に固定するロック爪105が設けられている。
クランプ103は、隙間102の開口高さを拡大させる方向へ揺動する取っ手98に追従してロック爪105から外れる一方で、塵埃分離装置7を掃除機本体2に装着する際には単独で揺動してロック爪105に引っ掛かる。
クランプ103は、塵埃分離装置7と掃除機本体2とを連結する一方で、取っ手98が揺動する一動作に連動して掃除機本体2と塵埃分離装置7との連結を解除して掃除機本体2から塵埃分離装置7を取り外し可能にする。
頂部カバー39は、第二遠心分離部36の外側面に設けられる第三ロック機構107と、頂部カバー39の裏面に設けられる爪(図示省略)と、第二分離室蓋部81に設けられて爪を引っ掛ける爪受け凹部(図示省略)と、によって、着脱自在に固定されている。
図5から図8は、本実施形態に係る塵埃分離装置の分解状態を示す断面図である。
先ず、図5に示すように、本実施形態に係る塵埃分離装置7は、集塵容器42を取り外すことによって第一遠心分離部35および第二遠心分離部36が捕集した塵埃を廃棄することができる。塵埃分離装置7は、集塵容器42が取り外されると、第一遠心分離部35が集塵室47に蓄積した粗い塵埃、および第二遠心分離部36が細塵集塵室76に蓄積した細かい塵埃が集塵容器42内に集まって、一括して廃棄できる。集塵容器42が汚れた場合には、集塵容器42を水洗いなどの洗浄によって清潔にできる。
なお、集塵容器42は、第二取っ手46に設けられる第二ロック機構106によって第二遠心分離部36に着脱自在に固定されている。
次いで、図6に示すように、本実施形態に係る塵埃分離装置7は、頂部カバー39が取り外されることによって、第二遠心分離室65を画定する第二分離室蓋部81を露出させる。第二分離部上カバー37は頂部カバー39に一体化されているため、頂部カバー39が取り外されると、第二分離室蓋部81が露わになる。
次いで、図7に示すように、本実施形態に係る塵埃分離装置7は、ロック機構91を解除して第二分離室蓋部81を揺動させると、第二遠心分離室65を開く。
第二分離室蓋部81を開くことで、第二遠心分離室65のうち円筒形状壁66の内側と、円錐台形状壁67の内側とが露わになって、直接的に洗浄できるようになり、また、洗浄状態を隅々まで目視で確認することができる。
このとき、塵埃分離装置7は、ヒンジ機構86を介して第二分離室蓋部81を第二分離室側壁部82に連結しているため、両者がバラバラにならない。
次いで、図8に示すように、本実施形態に係る塵埃分離装置7は、第二分離室蓋部81を所定の角度以上に開けると、ヒンジ機構86の軸受87から軸部88が抜け出して第二分離室蓋部81と第二分離室側壁部82とが分離され、分断される。この状態では、第二遠心分離部36が複数の部位に分断されるために取り扱いの煩雑さが増すものの、双方の部位の洗浄のしやすさが増すとともに、乾燥時には双方の部位をそれぞれ独立に乾燥させることができるので、例えば、それぞれ別個に通気させやすい姿勢を取ることが可能になる。
なお、塵埃分離装置7は、洗浄と乾燥が終了した後には、逆の手順で容易に組み立てることができる。
本実施形態に係る塵埃分離装置7および電気掃除機1は、第二遠心分離部36の少なくとも一部を着脱自在に覆う、透明または半透明な第二分離部上カバー37を備えることによって、第二遠心分離室65を画定する壁のうち、すくなくとも第二分離室蓋部81と第二分離部上カバー37との間に洗浄時の水分が残留することを防ぐことができる。
また、本実施形態に係る塵埃分離装置7および電気掃除機1は、第二遠心分離部36の少なくとも一部を着脱自在に覆う、透明または半透明な第二分離部上カバー37を備えることによって、万一、第二分離室蓋部81と第二分離部上カバー37との間に水分が残っていても、目視で水分の残留を確認することができる。
さらに、本実施形態に係る塵埃分離装置7および電気掃除機1は、円筒形状の第二分離部上カバー37の内側に、複数の第二遠心分離室65を環状に配置することで、第二遠心分離室65のそれぞれを個別に確認することができる。
さらにまた、本実施形態に係る塵埃分離装置7および電気掃除機1は、第二遠心分離室65を画定する壁、つまり円筒形状壁66および円錐台形状壁67、ひいては第二分離室蓋部81および第二分離室側壁部82は、少なくとも第二分離部上カバー37の内面を臨む部分が透明また半透明であれば、第二遠心分離室65内における細かい塵埃の付着具合を確認することができ、ひいては洗浄時機を容易に窺うことができる。
したがって、本実施形態に係る塵埃分離装置7および電気掃除機1によれば、第二遠心分離部36を水洗いしても乾燥させやすく、また、内部の乾燥状態を確認することができる。
なお、本実施形態に係る電気掃除機1は、キャニスタ型のものに限らず、アップライト型、スティック型、あるいはハンディ型などのものであってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 電気掃除機
2 掃除機本体
3 管部
5 本体ケース
6 車輪
7 塵埃分離装置
8 電動送風機
9 本体制御部
11 電源コード
12 本体接続口
14 差込プラグ
19 接続管
21 集塵ホース
22 手元操作管
23 把持部
24 操作部
24a 停止スイッチ
24b 起動スイッチ
25 延長管
26 吸込口体
28 吸込口
29 回転清掃体
31 電動機
35 第一遠心分離部
36 第二遠心分離部
37 第二分離部上カバー
38 排気風路
39 頂部カバー
41 第一遠心分離室
42 集塵容器
42a 開放端
43 第一フィルタ部
45 塵埃捕捉カップ
46 第二取っ手
47 集塵室
48 吸気口
51 大径部
52 傾斜部
53 小径部
55 傾斜面
56 骨
57 枠体
58 第一メッシュフィルタ
59 第一開口
61 第二開口
62 第二メッシュフィルタ
63 中継風路
65 第二遠心分離室
66 円筒形状壁
67 円錐台形状壁
68 導入口
69 内筒
71 排気口
72 廃棄口
75 塵埃捕捉傘
75a 一方の面
75b 他方の面
76 細塵集塵室
77 第二排気口
78 凹部
81 第二分離室蓋部
82 第二分離室側壁部
83 第二分離部下カバー
85 共通隔壁
86 ヒンジ機構
87 軸受
88 軸部
91 ロック機構
92 爪部
93 爪受け凹部
95 パッキン
97 天板
98 取っ手
99 凹部
101 第二ヒンジ機構
102 隙間
103 クランプ
105 ロック爪
106 第二ロック機構
107 第三ロック機構

Claims (4)

  1. 塵埃を含む空気から粗い塵埃を分離する第一遠心分離部と、
    前記第一遠心分離部を通過する細かい塵埃を含む空気から前記細かい塵埃を遠心分離する第二遠心分離部と、
    前記第二遠心分離部の少なくとも一部を着脱自在に覆う、透明または半透明なカバーと、を備える塵埃分離装置。
  2. 前記カバーは円筒形状であって、内側に前記第二遠心分離部の少なくとも一部を収容し、
    前記第二遠心分離部は、前記カバーの内周に沿って並ぶ複数の分離室を有し、前記分離室を画定する壁の一部分が前記カバーの内面を臨む請求項1に記載の塵埃分離装置。
  3. 前記分離室を画定する壁は、少なくとも前記カバーの内面を臨む部分が透明また半透明である請求項2に記載の塵埃分離装置。
  4. 掃除機本体と、
    前記掃除機本体に着脱自在に設けられる請求項1から3のいずれか1項に記載の塵埃分離装置と、
    前記掃除機本体に収容されて前記塵埃分離装置に流体的に接続される電動送風機と、を備える電気掃除機。
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