JP2017016077A - シート分離装置、定着装置および画像形成装置 - Google Patents

シート分離装置、定着装置および画像形成装置 Download PDF

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健二 野沢
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政己 岡本
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Yuki Kikushima
祐樹 菊島
文洋 廣瀬
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文洋 廣瀬
健介 山地
Kensuke Yamaji
健介 山地
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Keisuke Kubota
啓介 窪田
周太郎 湯淺
Shutaro Yuasa
周太郎 湯淺
香理 辺見
Kaori Hemmi
香理 辺見
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Abstract

【課題】画像への損傷を防止することができるシート分離装置、定着装置及び画像形成装置を提供する。【解決手段】互いに当接する搬送部材13,14により形成されたニップ部Nを挟持搬送されるシートSを該搬送部材13表面から分離するためにニップ部Nを通過したシートSの一方の面に当接するように配置された分離部材1を備え、分離部材1は、ニップ部Nを通過したシートSに当接して搬送する搬送面1Aと、搬送面1Aのニップ部N側に位置し該搬送面1Aに対して傾斜した傾斜面1Bとを有し、傾斜面1Bは、シートSの一方の面側に位置する搬送部材13に向けて傾斜している。【選択図】図2

Description

本発明は、シート分離装置、定着装置および画像形成装置に関する。
互いに当接する搬送部材により形成されたニップ部を通過するシートを搬送部材表面から分離させるシート分離装置は、例えば、画像形成装置に用いられる定着装置に装備される場合がある。
定着装置は、搬送部材として定着部材に用いられるローラやベルトを備えている。
ちなみに、ローラやベルトは、定着方式に応じて選択される。例えば、ローラは、加熱ローラ及び加圧ローラを当接させて形成されるニップ部にシートを通過させながら加熱・加圧を行う熱ローラ定着方式の定着装置に用いられる。ベルトは、ローラよりも熱容量が小さくできることを理由にして加熱ローラに置き換えたベルト定着方式の定着装置に用いられる。
シート分離装置は、搬送部材表面に当接する分離爪を備え、この分離爪により搬送部材表面からシートを剥離する。
分離爪の先端が定着部材の表面に接触していると、定着部材の表面は傷つけられやすい。
そこで、定着部材と接触関係にある分離爪に代えて、シートの先端全幅域を対象として掬い上げることが可能な分離板を定着部材に近接させて分離板と定着部材とを非接触な関係に維持したシート分離装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
分離板を用いたシート分離装置は、ニップ部を通過したシートが曲率分離されるのを利用して分離板へとシートを導くことができる。つまり、ニップ部を通過するシートは、ベルトが掛け回されている裏当てローラが曲率を持つことにより移動方向を急変されると、自身の曲げ剛性の強さによる形状復元力を利用してベルトから離れて分離板に向かう姿勢となる。詳細には、シートの移動方向先端に位置する非画像部、つまりベルトに粘着可能な画像が存在しない部分がベルトから離れると、ベルトに近接している分離板に捕捉された状態でシートが分離板により排出方向にガイドされる。
ニップ部を通過したシートは、例えば、定着されたトナー像等の画像を表裏のうちの一方あるいは両方の面に担持していることがある。
画像を担持したシートは、画像が担持されている面を定着部材の表面から剥がされ、分離板の先端に到達すると分離板の先端に接触しながら移動する。
ところで、ニップ部を通過した直後の画像は、これに含まれるトナーが完全に冷却硬化してはおらず、いわゆる、半溶融状態にある。このため、分離板の先端に接触する半溶融状態の画像は、分離板の先端を通過する際にその先端で摺擦されると剥がされて乱れてしまう虞がある。特に、分離板は、先端エッジ部がシートの幅方向全域にわたって線接触する。このため、分離板の先端エッジ部からシートに対して集中的な接触圧力が作用しやすくなり、接触抵抗が大きくなる。接触抵抗を大きくする原因である大きな接触圧力は、シートに担持されている画像に対する摺擦圧力となる結果、画像が擦られて損傷する虞がある。
トナー層の厚さは、画像を形成する色数に応じて多様である。例えば、単一色よりもトナー層が厚くなる多色画像を担持した場合には、トナーと分離板との間の間隔が少なくなることにより分離板の先端に画像が接触しやすくなり、上述した摺擦圧力による画像の損傷も顕著となりやすい。
本発明は、画像の擦れによる損傷を防止するシート分離装置、定着装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明は、互いに当接する搬送部材により形成されたニップ部を挟持搬送されるシートを該搬送部材表面から分離するために前記ニップ部を通過した前記シートの一方の面に当接するように配置された分離部材を備え、前記分離部材は、前記ニップ部を通過した前記シートに当接して搬送する搬送面と、該搬送面の前記ニップ部側に位置し該搬送面に対して傾斜した傾斜面とを有し、前記傾斜面は、前記一方の面側に位置する前記搬送部材に向けて傾斜しているシート分離装置を提案するものである。
本発明によれば、傾斜面が画像に接触しにくい状態で傾斜していることにより分離部材の先端エッジによる画像への損傷を防止することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るシート分離装置を用いる定着装置の構成の一例を示す模式図である。 図1中、符号(2)で示す部分の拡大図である。 図1に示したシート分離装置の第1の変形例を示す図である。 シート分離装置の従来例での不具合の一つを説明するための図である。 シート分離装置の従来例での他の不具合を説明するための図である。 図1に示したシート分離装置の第2の変形例を示す図である。 図6に示した分離部材に形成された凸加工部の構成の一例を示す拡大図である。 分離部材を平面とした構成の一例を示す参考図である。 図1に示したシート分離装置の第3の変形例を示す図である。 図9中、符号(X)で示す部分の拡大図である。 シート分離装置の従来例での不具合の一例を説明するための図である。 図1に示した定着装置を用いる画像形成装置の一例を説明するための図である。
以下、図面を参考に本発明を実施するための形態について説明する。
図1に示す定着装置20は、本発明の形態に係るシート分離装置10の一例を適用する装置である。定着装置20は、定着ローラ11および加熱ローラ12の間に掛け回された定着ベルト13と定着ローラ11に対向当接する加圧ローラ14とを備えたベルト定着方式が用いられている。なお、図1中、符号14Aは、加圧ローラ14に記録媒体であるシートSが巻き付いた場合に剥ぎ取る分離爪を示し、符号15は、定着ベルト13のテンションローラを示している。
本実施形態に用いられるシートSは、画像形成剤であるトナーにより形成されたトナー像からなる画像を同図における上側の一面に担持したシートである。
定着ベルト13は、加熱ローラ12に装備されている熱源12Aによって加熱される。
互いに当接して搬送部材を兼ねる定着ベルト13と加圧ローラ14とにより形成されるニップ部Nを挟持搬送されるシートSは、画像を担持している一面が定着ベルト13に接触しながらニップ部Nを通過する過程で加熱・加圧されて画像が定着される。
定着ローラ11は、金属製芯金の表面にシリコーンゴム層を設けて構成されている。
加熱ローラ12は、アルミニウムまたは鉄などの中空ローラで構成され、例えばハロゲンヒータなどが用いられる熱源12Aが内部に備えられている。熱源12Aは、ハロゲンヒータのような抵抗熱線に代えて、誘導加熱(IH)機構を用いることも可能である。
定着ベルト13は、例えば、ニッケル、ステンレス、ポリイミドなどの基材とこれに積層されたシリコーンゴム層とを備えた2層構造を用いる無端ベルトである。
定着ベルト13は、ウォームアップ時間を短縮するために、放熱による温度降下を抑えることができる発泡性のシリコーンゴム層が用いられることもある。
加圧ローラ14は、例えば、アルミニウムまたは鉄などの芯金と、これの表面に設けられているシリコーンゴムなどの弾性体層とが備えられた円筒形ローラである。
加圧ローラ14は、図示しない加圧及び加圧解除機構により定着ローラ11に対して一定の圧力による加圧及び加圧解除される部材であり、定着ベルト13と共にシートSの搬送部材に相当している。定着ローラ11に加圧ローラ14が加圧された時には、両方のローラ間に定着ベルト13が押しつけられてニップ部Nが形成される。
定着ベルト13のニップ部Nが形成されるときは、シートSに担持されている画像の定着作業が行われるときである。画像の定着作業時には、定着ローラ11及び加圧ローラ14が互いに当接した状態で駆動されて、図1中、矢印RD、RD’の方向に回転する。シートSの一面に担持されたトナー像からなる画像は、ニップ部Nを通過する際の加熱及び加圧によりトナーがシートSに対して融解・浸透することにより定着される。ただし、厳密には、従来のようにニップ部Nを通過したばかりのトナーは半溶融状態であり、軟化状態となっている。加圧ローラ14は、待機時などのように定着作業が行われないときに定着ローラ11から離されて加圧を解除される。
定着作業時に用いられる加熱ローラ12の熱源12Aは、図示しないサーミスタなどの温度検知手段による温度検知結果に応じたフィードバック制御などにより所定温度に維持される。
図1において定着作業時にニップ部Nに挟持搬送されてニップ部Nから排出されるシートSは、シートSに担持されている画像に接触可能な搬送部材を兼ねる定着ベルト13からシート分離装置10によって分離される。
シート分離装置10は、ニップ部Nを通過したシートSを、これの一方の面に当接する定着ベルト13の表面から分離するための分離部材1を備えている。
つまり、互いに当接する搬送部材である定着ベルト13及び加圧ローラ14とで形成されたニップ部Nを通過するシートSの一方の面に担持されている画像に対向する定着ベルト13の表面からシートSを分離できる位置に分離部材1は備えられている。
分離部材1は、図1に示すように、定着装置20のハウジングに取り付けられているステー20Aに調整ネジ20Bで支持された支持部材20Cに対し、図2に示すように一体化されている。図1中、符号20Dは、バネを示している。バネ20Dは、調整ネジ20Bを用いて定着ベルト13に対する分離部材1の対向間隔が調整された位置に支持部材20Cを保持するために用いられる。
分離部材1は、鋼板あるいはステンレスなどの板材が用いられ、図2に示すように、ニップ部Nを通過して排出されるシートSの移動方向Dに沿って搬送面1Aと傾斜面1Bとを有している。
搬送面1Aは、ニップ部Nを通過したシートSに当接して搬送できる面であり、傾斜面1Bは、搬送面1Aにおけるニップ部N側に位置して搬送面1Aに対して傾斜した面である。
傾斜面1Bは、分離部材1を折り曲げることによって形成され、画像担持面であるシートSの一面側に位置して搬送部材に相当している定着ベルト13に向けて傾斜されている。つまり、図2に示すように、傾斜面1Bのニップ部N側の端縁は、定着ベルト13側に向けてシートSの搬送面1Aの延長線上から遠ざかっており、端縁に位置するエッジ部1EもシートSの搬送路から遠ざけられている。
図2において、傾斜面1Bにおけるエッジ部1Eから搬送面1Aと傾斜面1Bとの境界部分1Cまでの距離Lは、次の条件に基づき設定されている。
ニップ部Nを通過する際に画像中に含まれているトナーなどの画像形成剤が軟化状態であっても、搬送面1Aに到達した際にその画像形成剤が雰囲気の放熱により搬送面1Aに転写されない程度に硬化しているタイミングが得られる距離に設定されている。つまり、搬送面1Aと傾斜面1Bとの境界部分1Cの位置は、シートSに担持されている画像が半溶融状態から硬化した状態で通過する位置に相当している。
本実施形態では、画像形成剤の層厚が厚くなる多色画像がシートSの一面に担持されている場合を考慮して、距離Lが1〜3mmに設定されている。
画像形成剤の層厚は、分離部材1に対して接触しやすくなることに影響し、接触した際の摺擦による画像の損傷に影響する。
しかし、ニップ部Nを通過し、搬送面1Aと傾斜面1Bとの境界部分1Cを通過して搬送面1Aに至るシートSに担持されている画像は、半溶融状態から硬化していることで搬送面1Aに接触しても転写されることがない。
傾斜面1Bは、搬送面1Aに対する定着ベルト13側に向けた傾斜角θが、1〜7度すなわち、1°<θ<7°に設定されている。
θ<7°とする理由は次の通りである。
定着ベルト13の曲率を利用した曲率分離が行われるシートSは、曲げ剛性に依存して分離性能が決まる。例えば、厚さが薄く曲げ剛性が低いシートSは、曲率分離がうまくいかないと、非画像部が位置する移動方向先端を除いて画像が担持されている部分は定着ベルト13に貼り付いたままとなる。
定着ベルト13に貼り付いた状態で移動するシートSに対してき角度θが7°以上であると、定着ベルト13の表面に対して衝立状に傾斜面1Bが対向することとなり、シートSが傾斜面1Bで堰き止められるという障害が発生する可能性がある。シートSが堰き止められると、後続のシートSが搬送できなくなる搬送不良を生じる。
また、1°<θであると、傾斜面1Bのエッジ部1EがシートSの搬送路面内に臨出してシートSに担持されている画像を擦る虞がある。
そこで、傾斜面1BによるシートSの堰き止めを防止すること、および画像を擦る虞がないようにしてシートSを搬送面1Aに誘導できる角度として、1°〜7°という角度が選ばれている。
以上のように、傾斜面1Bのニップ部N側の端縁から搬送面1Aと傾斜面1Bとの境界部分1Cまでの距離Lと傾斜面1Bの傾斜角θを設定された分離部材1は、搬送部材を兼ねて画像に対向する定着ベルト13と非接触な状態で設けられている。
分離部材1が定着ベルト13に対して非接触とされているのは、定着ベルト1の表面への傷つきを防止及びまたは抑制するためである。このため、分離部材1は、図2において符号Mで示すように、定着ベルト13から浮き上がったシートSの先端の非画像部を捕捉できる程度に、定着ベルト13に対して対向間隔を持たせて近接させてある。
定着ベルト13に対する分離部材1の対向間隔Mは、間隔設定部材30によって設定維持されている。
間隔設定部材30は、分離部材1を示す紙面(図2)に直角な方向であるシート幅方向両側で定着ベルト13側の非通紙領域対向部分に常時当接させられ、分離部材1の傾斜面1Bを定着ベルト13から対向間隔Mを持たせて離した位置に位置決めしている。定着ベルト13に常時接触されている間隔設定部材30は、耐熱性、耐摩耗性を有するPEEK、PEK等の芳香族ポリエーテルエーテル・ケトン等の表面にフッ素樹脂が被覆された材料が用いられている。
なお、図2では、間隔設定部材30の内部に分離部材1が埋没しているようにみえるが、間隔設定部材30は、上述したように、分離部材1のシート幅方向両側に位置しているだけである。よって、間隔設定部材30とは独立して定着ベルト13の表面から間隔Mを以て離れた位置に分離部材1の傾斜面1Bのニップ部N側の端縁が対向させてある。
以上の構成を備えたシート分離装置10は、シートSの排出方向におけるニップ部N側に対向する傾斜面1Bが、そのエッジ部1EをシートSの移動路から離されている。
エッジ部1EがシートSの搬送路内に存在しないので、図4に示す仮想のエッジ部1EがシートSの搬送面内に位置する場合と違って、シートSの画像担持面が図3に示すようにエッジ部1Eに接触しない。よって、画像がエッジ部1Eにより摺擦されることが原因となる損傷を防止することができる。なお、図4には、シート分離装置、分離部材および後述する被覆層が、便宜上、それぞれ符号10’、1’、40で示されている。
特に、シートSは、担持されている画像が半溶融状態から硬化した状態で傾斜面1Bから搬送面1Aに移動して搬送面1Aに接触するので、搬送面1Aへの画像の転写がないとともに、画像自体の強度も確保されることで接触時に損傷されにくい結果が得られる。
次に、本発明を実施するための形態に関する別例として第1の変形例を説明する。
本形態では、分離部材1の搬送面1Aと傾斜面1Bとが、低摩擦係数の被覆層(図2中、符号40で示す)によって形成されている。
図2において、分離部材1の搬送面1Aと傾斜面1Bとは、少なくともシートSの画像担持面に対向する面が、0.1〜0.2mmの厚さを有するフッ素樹脂からなるテープを用いた被覆層40の表面で形成されている。
被覆層40は、画像に対する摺擦圧力の影響を軽減するために設けられている。
しかし、被覆層40は、先端エッジ部1Eでの線接触により集中的な接触圧力を受けると、この接触圧力が摺擦圧力となる結果、剪断されやすくなる。よって、被覆層40は破断や剥がれるなどの不具合を生じる虞がある。
このような被覆層40の破断や剥がれは、画像を形成したトナー層の厚さにも影響される。
例えば、単一色よりもトナー層が厚くなる多色画像を担持した場合には、トナーと分離部材1との間の間隔が少なくなることにより、画像と分離部材1の先端との接触機会が多くなることで摺擦圧力を受ける頻度が高まる。よって、剪断による破断や剥がれが起こりやすくなる。被覆層40の破断や剥がれが生じやすくなると、被覆層40の交換などに要するランニングコストが上昇する虞がある。
しかし、搬送面1Aとこれに対して傾斜する傾斜面1Bとを備えた構成により、シートSの画像担持面と接触する面全てに被覆層40を設けて画像への損傷を防止し易くできる。しかも、分離部材1の先端エッジ部1Eにおいて集中的な接触圧力を被覆層40が受けることもない。なお、厚さに関しては、材質の耐摩耗性等を含めた耐久性を考慮して決められる。
被覆層40は、単にフッ素樹脂からなるテープを用いることに限らない。
図3は、被覆層(便宜上、符号40’で示す)の変形例を示す図である。
同図に示す被覆層40’は、平面視においてシートSの移動方向に対して10〜80°の角度で傾斜するガラス繊維を配置されたガラスクロス入りのPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)が用いられている。
図3には、ガラス繊維の角度として、摺擦力の分散効率が良好な45°とした場合が示されている。
以上のように分離部材1の搬送面1A及び傾斜面1Bを被覆層40,40’で形成した場合、傾斜面1Bの先端に位置するエッジ部1EがシートSに接触しないので、シートSの画像担持面との間に生じる摺擦抵抗を少なくできる。これにより、被覆層40,40’への剪断負荷を小さくでき、被覆層40,40’の破断や損傷が生じるのを防止及び又は抑制できる。図5は、被覆層40がエッジ部1Eで剪断されて分離部材1本体から捲れた仮想例を示している。しかし、分離部材1では、エッジ部1EがシートSに接触しないので、被覆層40,40’へのダメージを軽減して被覆層40,40’の破断や損傷を防止あるいは抑制して交換に要するコストの上昇を抑えることができる。なお、図5には、シート分離装置及び分離部材、被覆層が、便宜上、それぞれ符号10’、1’、40で示されている。
本発明にかかる分離部材の第2の変形例として、分離部材2を図6に示す。なお、分離部材2を構成する部材のうち、既に述べた分離部材1、1’と共通するものについては、説明を適宜省略する。
分離部材2は、分離部材2の先端部近傍すなわち回転方向RDの上流側の先端部に、シートSの通紙側の面である加圧ローラ14側に形成され、搬送面1Aに対して突出した突部である凸加工部19aを図6の紙面垂直方向に複数有している。
分離部材2の表面には、被覆層40が定着ベルト13側と通紙面側とを覆う様に被覆されている。
凸加工部19aは、図7に示すように、本変形例ではF方向に長い台形形状であり、通紙方向Eに斜行して配置される。すなわち、凸加工部19aの長手方向Fが、図7に示すように、通紙方向Eに対して傾斜するように配置されている。
なお、図7は、図6における矢印Aに示す方向側から凸加工部19aを見たときの形状を模式的に示す図である。
被覆層40は、既に述べたように、0.1〜0.2mmの厚さを有するフッ素樹脂を用いたテープであり、テフロン(登録商標)テープであっても良いし、ガラス繊維を配置されたガラスクロス入りのPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)であっても良い。
また、被覆層40にガラスクロス入りのPTFEを用いる場合には、既に述べた第1の変形例における被覆層40’と同様に、ガラス繊維を平面視においてシートSの移動方向に対して10〜80°の角度で傾斜させることが望ましい。
特に摩擦力の分散効率を向上するためには、ガラス繊維を平面視においてシートSの移動方向に対して45°傾斜した配置にするとなお望ましい。
ところで、例えば図8に示す様に、平面状の分離部材3を用いたときを考える。
分離部材3は、平面であるためにシートSは分離部材3の全体に面接触しやすい。
そのため、図8に示すように、ニップ部Nの通過後には半溶融状態で粘着性が高いシートS上のトナーが、熱を帯びている分離部材3に接触して、シートSが貼り付いてしまう懸念がある。
一方、分離部材2は、凸加工部19aによって、分離部材2あるいは表面に形成された被覆層40と、シートSと、の接触面積が軽減されてシートSが分離部材2に貼り付きにくくなり、画像の損傷を抑止あるいは防止する。さらに、凸加工部19aがシートSの移動方向に対して斜行して配置されていることにより、摩擦力の分散効率が向上するから、さらに容易に分離しやすくなり、画像の損傷が抑止あるいは防止される。
図6において、分離部材2は、搬送面1Aのみを有している構成であるが、図2で示したのと同様に搬送面1Aと傾斜面1Bとを有していても良い。
この場合、凸加工部19aは、搬送面1Aおよび傾斜面1Bにまたがって存在することが好ましい。
分離部材2は、傾斜面1Bにも凸加工部19aを有することにより、傾斜面1BとシートSとの接触面積が減少し、傾斜面1Bを通過するシートSの摩擦抵抗を減らしている。 シートSは、傾斜面1Bを通過する際の傾斜面1Bへの摩擦抵抗が減少することにより、搬送面1Aに沿って通過する際の撓みが減少しうるため、搬送面1Aとの貼り付きが抑制され、担持している画像の損傷が抑制される。
シートSは、分離部材2の屈曲部である境界部分1Cに接触しやすいが、凸加工部19aが境界部分1Cにまたがっているため、さらに搬送面1Aとの貼り付きが抑制され、担持している画像の損傷が防止される。
凸加工部19aは、搬送面1Aおよび傾斜面1Bのそれぞれに対して設けても良い。
シートSは、搬送面1Aおよび傾斜面1Bのそれぞれに対して設けられた凸加工部19aにより、より確実に分離部材2への貼り付きが抑制され、担持している画像の損傷が防止される。凸加工部19aは、傾斜面1Bのみに設けられても良い。
本発明にかかる分離部材の第3の変形例として、分離部材4を図9に示す。
なお、分離部材4を構成する部材のうち、既に述べた分離部材1、1’、2、3と共通するものについては、説明を適宜省略する。
分離部材4は、加圧ローラ14側である搬送面1Aの全面にブラスト加工によって形成されたブラスト加工部19bを有している。
図10は、図9中のXの円内に示す分離部材4に形成されたブラスト加工部19bの拡大図である。
ブラスト加工部19bは、分離部材4の表面、すなわち分離部材4の基材をコーティングすることによって形成された被覆層40bの表面をブラスト加工することによって形成されている。
ブラスト加工部19bにおいて、分離部材4の搬送面1Aの表面は、凹凸を有している。具体的にブラスト加工部19bは、分離部材4のエッジ部4EからシートSの通紙方向(図中の矢印E)に沿った分離部材4の搬送面1Aの断面形状が波型となるように形成されている。
ブラスト加工部19bは、搬送面1Aの全面に対して均一に表面粗さがRa0.6〜Ra10の範囲で設定される。
図11に示すように、分離部材5の搬送面1Aが、平滑である場合を考える。
なお、図11(A)中のYの円内の分離部材5とシートSとが接触している状態の拡大図が、図11(B)である。
分離部材5の搬送面1Aが平滑であるために、シートSは、分離部材5の搬送面1Aに対する接触面積が大きくなる。そのため、ニップ部Nの通過後の粘着性が高いシートS上のトナーが、熱を帯びている分離部材5に接触して、シートSが貼り付いてしまうという懸念がある。
しかし、図9及び図10で示された分離部材4はブラスト加工部19bを有するので、シートSは、搬送面1Aとの接触面積が減少し、シートSが分離部材4に貼り付きにくくなり、担持している画像の損傷が抑制される。
ブラスト加工部19bは、搬送面1Aの全面に対して均一に施されているとしたが、E方向における上流側にあるエッジ部4Eへ向かうにつれて、表面粗さが細かくなるように設定し、方向Eの下流側については、上流側よりも表面粗さが粗くなるように設定しても良い。
エッジ部4E側には、シートS上に未だ半溶融状態のトナーが多く存在するため、シートSがE方向における上流側を通過する際に、シートS上に担持されている画像が、表面粗さの粗いブラスト加工部19bに摺擦されると剥がされて乱れてしまう虞がある。
しかし、エッジ部4E側の表面粗さを、細かくなるように設定することにより、担持されている画像の損傷を抑制しうる。
被覆層40bは、フッ素系素材であるフッ素樹脂が10μm〜50μmの範囲で設定される膜厚で分離部材4の基材にコーティングされることによって形成されている。
被覆層40bは、フッ素系素材のコーティングに代えて、被覆層40と同様にフッ素樹脂のテープを分離部材4の基材に貼りつけても良い。
被覆層40bをテープで構成する場合、ブラスト加工はテープを分離部材4の基材に貼りつける前に行っても良いし、後に行っても良い。
図9に示した分離部材4は、前述の分離部材2と同様に搬送面1Aのみを有している構成であるが、図2で示したのと同様に、搬送面1Aと傾斜面1Bとを有していても良い。
この場合、ブラスト加工部19bは、搬送面1Aに対してだけでなく、傾斜面1Bに対しても設けることが望ましい。
分離部材4は、傾斜面1Bにもブラスト加工部19bを有すると、傾斜面1BにおいてもシートSとの接触面積が減少し、傾斜面1Bを通過するシートSとの摩擦抵抗が減少する。
シートSは、傾斜面1Bを通過する際の傾斜面1Bへの摩擦抵抗が減少することにより、搬送面1Aに沿って通過する際の撓みが減少しうるので、搬送面1Aとの貼り付きが抑制され、担持している画像の損傷が抑制されうる。
ブラスト加工部19bは、少なくとも搬送面1Aに設けられていれば、シートSは、搬送面1Aとの接触面積が減少するので、搬送面1Aでの貼り付きが抑制され、担持している画像の損傷が抑制される。
ただし、ブラスト加工部19bは、少なくとも搬送面1Aおよび傾斜面1Bにまたがる位置に存在することが好ましい。
シートSは、分離部材2の屈曲部である境界部分1Cで接触しやすいため、ブラスト加工部19bにより搬送面1Aとの貼り付きが抑制され、担持している画像の損傷が防止される。
分離部材4が傾斜面1Bを有している場合も、ブラスト加工部19bは、E方向における上流側にあるエッジ部4Eへ向かうにつれて、表面粗さが細かくなるように設定し、方向Eの下流側については、上流側よりも表面粗さが粗くなるように設定することが望ましい。
図1に示した定着装置10は、図9に示す画像形成装置100の一例であるカラープリンタ(以下、便宜上、カラープリンタ100という場合がある)に備えられている。
カラープリンタ100は、定着装置10を通過するシートSの移動路FPを境にして、図6において上側に位置する画像形成部100Aと、下側に位置する給紙部100Bとを備えている。
画像形成部100Aは、中間転写装置102に備えられている中間転写ベルト102Aの展張面の一つに沿って複数の作像部101Y,101M,101C,101Kが配置されている。作像部101Y,101M,101C,101Kは、色分解色と補色関係にあるトナーであるイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色画像を形成するステーションとして用いられる。図1に示されている画像形成装置100は、各作像部101Y,101M,101C,101Kが中間転写ベルト102Aの展張面の一つに沿って並置されたタンデム方式を利用する画像形成装置である。
作像部101Y,101M,101C,101Kは、いずれも同じ構成を備えている。
イエロー画像の作像部101Yを対象としてその構成を作用と共に説明すると次の通りである。
作像部101Yは、図示矢印方向に回転可能な潜像担持体である感光体ドラム103Yを備えている。感光体ドラム103Yは、これの近傍に配置されている帯電装置104Y,書込装置105,現像装置106Yを用いた電子写真方式による画像形成処理によってトナー像からなる画像が形成される。
トナー像は、中間転写装置102に備えられている中間転写ベルト102Aに対して1次転写装置107Yにより転写される。なお、図1において符号101Y1は、クリーニング装置を示している。
トナー像は、イエロー以外の作像部101M,101C,101Kにおいて形成されると、画像が形成された作像部101Y,101M,101C,101Kが選択されて中間転写ベルト102Aに順次転写されることにより単一色以外の多色画像として形成される。
作像部101Y〜101Kから各色の画像を重畳転写された画像は、給紙部100Bに装備されている給紙カセット108から繰り出されるシートSに対して2次転写装置109により一括転写される。
画像を一括転写されたシートSは、2次転写装置109を通過した後、シートSの移動路FPに配置されている定着装置20により画像を定着される。
定着装置20は、図1に示した構成を備え、加熱・加圧することによりシートSに担持されている画像を定着する。
定着装置20において定着工程を経たシートSは、ニップ部Nを形成する搬送部材である定着ベルト13から図1に示したシート分離装置1によって分離されて排出トレイ110に向けガイドされる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、上述したベルト定着方式を対象とするだけでなく、熱ローラ定着方式に用いられるローラを搬送部材として対象とすることも可能である。つまり、シートを搬送する過程で定着が行えるニップ部を形成可能な構成を対象として提供することが可能である。
また、定着装置を対象とすることに限らず、画像を担持しているシートの分離が必要なシート搬送装置などにも適用することが可能である。
さらに、搬送面1Aの構成として、図2に示した搬送面1Aと傾斜面1Bとの境界部分1Cの位置を中心として、時計方向に搬送面1Aを傾けることも可能である。これにより、矢印Dで示す方向に移動するシートSの画像が搬送面1Aと接触する機会を少なくして画像の損傷をより効果的に抑えることができる。
また、第2の変形例においては、台形形状の凸加工部を複数設けるとしたが、1つであってもよいし、形状も通紙面に向かって凸であれば、円柱状であってもよいし、半球状であってもよく、その形状は特に限定されない。
前述の第2の変形例に示された凸加工部19aを第3の変形例と組み合わせても良い。
すなわち、分離部材4は、凸加工部19aが成形された搬送面1Aの表面に、フッ素系素材をコーティングしてブラスト加工を施しても良い。
分離部材4が凸加工部19aを有することで、シートSは、搬送面1Aとの接触がより確実に抑制され、担持している画像の損傷が抑制される。
ブラスト加工部19bは、コーティング後にブラスト加工されることにより、凹凸がより滑らかになり、表面粗さを確保しやすくなる利点を得られる。
その他、凸加工部19aの有無によらず、搬送面1Aの基材にブラスト加工した後にコーティングを行い、基材の凹凸が被覆層40bの表面に現れることで、ブラスト加工部19bを形成しても良い。
本発明の実施の形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 分離部材
1’ 分離部材
2 分離部材
4 分離部材
1A 搬送面
1B 傾斜面
1C 搬送面と傾斜面との境界部分
10 シート分離装置
19a 凸加工部
19b ブラスト加工部
20 定着装置
13,14 搬送部材
40,40’40b 被覆層
100 画像形成装置
D 移動方向
E 通紙方向 F 長手方向 N ニップ部
S シート
特開2014−163998号公報

Claims (10)

  1. 互いに当接する搬送部材により形成されたニップ部に挟持搬送されるシートを該搬送部材表面から分離するために前記ニップ部を通過した前記シートの一方の面に当接するように配置された分離部材を備え、
    前記分離部材は、前記ニップ部を通過した前記シートに当接して搬送する搬送面と、該搬送面の前記ニップ部側に位置し該搬送面に対して傾斜した傾斜面とを有し、
    前記傾斜面は、前記一方の面側に位置する前記搬送部材に向けて傾斜しているシート分離装置。
  2. 前記傾斜面は、前記分離部材を折り曲げることによって形成されていることを特徴とする請求項1記載のシート分離装置。
  3. 前記シートは、前記一方の面に、画像形成剤によって形成された画像を担持したシートであり、
    前記ニップ部から、前記搬送面と前記傾斜面との境界部分までの距離は、前記画像を形成している、前記ニップ部を通過するときに軟化状態の前記画像形成剤が前記搬送面に当接しても当該搬送面に転写されない程度に硬化可能とする距離に設定されていることを特徴とする請求項1に記載のシート分離装置。
  4. 前記傾斜面の前記搬送面側の端縁から前記ニップ部側の端縁までの長さは1〜3mmであることを特徴とする請求項1乃至3のうちのいずれか一つに記載のシート分離装置。
  5. 前記搬送面に対する前記傾斜面の傾斜角は1〜7度であることを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれか一つに記載のシート分離装置。
  6. 前記搬送面と前記傾斜面とは、前記分離部材の表面を形成する低摩擦係数の被覆層によって形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のうちのいずれか一つに記載のシート分離装置。
  7. 前記被覆層は、0.1〜0.2mmの厚さを有するフッ素樹脂が用いられることを特徴とする請求項6記載のシート分離装置。
  8. 前記被覆層は、前記シートの移動方向に対して10〜80°の角度で傾斜するガラス繊維を配置されたガラスクロス入りのPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)が用いられることを特徴とする請求項6または7記載のシート分離装置。
  9. 請求項1乃至8のうちのいずれか一つに記載のシート分離装置を有することを特徴とする定着装置。
  10. 請求項9記載の定着装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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