JP2017015271A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP2017015271A
JP2017015271A JP2015129414A JP2015129414A JP2017015271A JP 2017015271 A JP2017015271 A JP 2017015271A JP 2015129414 A JP2015129414 A JP 2015129414A JP 2015129414 A JP2015129414 A JP 2015129414A JP 2017015271 A JP2017015271 A JP 2017015271A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
partition
rotating
magnet
force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015129414A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6613448B2 (ja
JP2017015271A5 (ja
Inventor
大塚 智史
Tomohito Otsuka
智史 大塚
山口 太郎
Taro Yamaguchi
太郎 山口
匡彦 渡邉
Masahiko Watanabe
匡彦 渡邉
奥村 剛史
Takashi Okumura
剛史 奥村
伊藤 嘉浩
Yoshihiro Ito
伊藤  嘉浩
道雄 福田
Michio Fukuda
道雄 福田
章彦 真鍋
Akihiko Manabe
章彦 真鍋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2015129414A priority Critical patent/JP6613448B2/ja
Priority to CN201680036710.7A priority patent/CN107709905B/zh
Priority to PCT/JP2016/003052 priority patent/WO2017002343A1/ja
Publication of JP2017015271A publication Critical patent/JP2017015271A/ja
Publication of JP2017015271A5 publication Critical patent/JP2017015271A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6613448B2 publication Critical patent/JP6613448B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D23/00General constructional features
    • F25D23/02Doors; Covers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)

Abstract

【課題】観音開き式扉の第一、第二の扉を開くときの力がほぼ同じになるようにして冷蔵庫の信頼性を向上させる。
【解決手段】第一の扉11A及び第二の扉11Bの内面外周部に設けたマグネットパッキンと、前記第一の扉もしくは前記第二の扉のいずれかに連動して回転し、前記マグネットパッキン17と密着して貯蔵室の気密を維持する回転仕切体16とを備え、前記回転仕切体を設けた側の扉と回転仕切体との密着力が、回転仕切体を設けていない側の扉と回転仕切板との密着力より小さくなるように設定してある。これにより、回転仕切体を設けた側の扉は密着力を小さくした分扉開成時に加わる回転仕切体を回転させる力を相殺することができ、回転仕切体を設けていない側の扉を開くときの力とほぼ同じ大きさとすることができる。したがって、ユーザに違和感を与えることを抑制でき、信頼性が向上する。
【選択図】図5

Description

本発明は冷蔵庫に関し、特にその観音開き式の扉構成に関するものである。
一般に冷蔵庫は冷蔵室、野菜室、冷凍室等の貯蔵室を有し、前記貯蔵室の一つ、例えば冷蔵室は観音開き式の扉となっている。この観音開き式の扉は、左右一対の扉(以下、第一の扉および第二の扉と称す)のいずれか一方の扉、例えば第一の扉にこれと連動して回転する回転仕切体が設けてあり、この回転仕切体が扉閉成時には前記第一の扉及び第二の扉の内面のマグネットパッキンに密着して冷蔵室の気密を確保するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
図7は上記特許文献1記載の冷蔵庫における観音開き式の扉を示し、その観音開き式扉は、第一の扉101及び第二の扉102のいずれか一方、この図では左側の第一の扉101の端部内面に回転仕切体103が設けてあり、この回転仕切体103が扉閉成時に前記第一の扉101及び第二の扉102の内面外周に装着してあるマグネットパッキン104のマグネットに吸引される形でこれと密着し冷蔵室105の気密を確保している。
これにより、第一の扉101と第二の扉102の突合せ端部に生じる隙間106は前記マグネットパッキン104と回転仕切体103との密着によってシールされ、冷蔵室105内は気密を保たれる。
特開2011−112290号公報
しかしながら、上記従来の観音開き式扉では、回転仕切体103を設けた第一の扉101を開くのに第二の扉102を開く時よりも大きくな力を必要とし、第一、第二の扉を開くときの感じが異なってユーザに違和感を与える、という課題があった。
すなわち、第一の扉101はこれに設けられている回転仕切体103がコイルバネ等の反転バネ107によって扉閉成時には矢印aようにマグネットパッキン104側に附勢され、扉開成時には矢印bのように扉棚壁面108側に附勢されるようになっている。そして、第一の扉101側には、その扉開成時、冷蔵室105の開口上部に設けられているガイド(図示せず)が回転仕切体103を反転バネ107の附勢力に抗し矢印bの方向に回転させるための力が加わる。そのため第一の扉101を開くときの方が第二の扉102を開くときよりも大きな力を必要とする。
その結果、前記第一の扉101を開く力が第二の扉102を開くときの力よりも大きなものとなり、ユーザに違和感を与えるのであった。
本発明はこのような点に鑑みてなしたもので、第一、第二の扉を開くときの力がほぼ同じになるようにして違和感を抑制し冷蔵庫の信頼性を向上させることを目的としたものである。
本発明は上記目的を達成するため、冷蔵庫本体の貯蔵室を開閉する観音開き式の第一の扉及び第二の扉と、前記第一の扉及び第二の扉の内面外周部に設けたマグネットパッキンと、前記第一の扉もしくは前記第二の扉のいずれかに連動して回転し、前記第一の扉及び第二の扉のマグネットパッキンと密着して貯蔵室の気密を維持する回転仕切体とを備え、前記回転仕切体を設けた側の扉と回転仕切体との密着力が、回転仕切体を設けていない側の扉と回転仕切板との密着力より小さくなるように設定した構成としてある。
これにより、仕切体を設けた側の扉は、密着力を小さくした分、扉開成時に加わる回転仕切体を回転させる力を相殺することができ、回転仕切体を設けていない側の扉を開くときの力とほぼ同じ大きさとすることができる。したがって、第一、第二の扉を開くときユーザに違和感を与えるようなことを抑制できる。
本発明は、上記構成により、観音開き式扉の左右の扉の開き力をほぼ同じにして扉開き時にユーザに違和感を与えるのを抑制でき、信頼性の高い冷蔵庫とすることができる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図 同実施の形態1における冷蔵庫の概略断面図 同実施の形態1における冷蔵庫の観音開き式扉の要部概略断面図 (a)同実施の形態1における観音開き式扉の回転仕切体を前側から見た斜視図、(b)同回転仕切体を内側から見た斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の観音開き式扉の要部拡大断面図 同実施の形態2における冷蔵庫の観音開き式扉の要部拡大断面図 従来の冷蔵庫の観音開き式扉部分を示す拡大断面図
第1の発明は、冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体の貯蔵室を開閉する観音開き式の第一の扉及び第二の扉と、前記第一の扉及び第二の扉の内面外周部に設けたマグネットパッキンと、前記第一の扉もしくは前記第二の扉のいずれかに連動して回転し、前記第一の扉及び第二の扉のマグネットパッキンと密着して貯蔵室の気密を維持する回転仕切体とを備え、前記回転仕切体と第一及び第二の扉との密着力は、回転仕切体を設けた側の扉と回転仕切体との密着力が、回転仕切体を設けていない側の扉と回転仕切板との密着力より小さくなるように設定した構成としてある。
これにより、仕切体を設けた側の扉は、密着力を小さくした分、扉開成時に加わる回転仕切体を回転させる力を相殺することができ、回転仕切体を設けていない側の扉を開くときの力とほぼ同じ大きさとすることができる。したがって、第一、第二の扉を開くときユーザに違和感を与えるようなことを抑制できる。
第2の発明は、第1の発明において、前記第一、第二の扉に設けたマグネットパッキンは、回転仕切体を有する扉側のマグネットパッキンの磁力が、回転仕切体を設けていない側の扉のマグネットパッキンの磁力よりも小さくなるように設定して、回転仕切体を設けた側の扉と回転仕切体との密着力が、回転仕切体を設けていない側の扉と回転仕切板との密着力より小さくなる構成としてある。
これにより、磁力の異なるマグネットパッキンを第一、第二の扉に装着するだけで第一、第二の扉を開く力をほぼ同じとすることができ、簡単な構成で信頼性を向上させることができる。
また、第3の発明は、第1の発明において、前記回転仕切体はその表面を樹脂化するとともに、内部に第一、第二の扉の各マグネットパッキンと対応する仕切体マグネットを設け、この各仕切体マグネットの磁力の強さを変えて、回転仕切体を設けた側の扉と回転仕切体との密着力が、回転仕切体を設けていない側の扉と回転仕切板との密着力より小さくなる構成としてある。
これにより、回転仕切体の表面が樹脂製のものであっても第一、第二の扉を開く力をほぼ同じとすることができ、簡単な構成で信頼性を向上させることができるとともに、回転仕切体の表面を樹脂化したことによりその表面で結露が発生するのを抑制することもでき、結露防止用ヒータ等の設置を不要または簡略化して省エネ化を進めることもできる。
更に、第4の発明は、第1の発明において、前記回転仕切体はその表面を樹脂化するとともに、その内部に第一、第二の扉の各マグネットパッキンと対応する仕切体マグネットを設け、前記各仕切体マグネットと対向する前記回転仕切体表面の樹脂厚を変えて、回転仕切体を設けた側の扉と回転仕切体との密着力が、回転仕切体を設けていない側の扉と回転仕切体との密着力より小さくなる構成とした構成としてある。
これにより、回転仕切体の表面が樹脂製のものであってもその樹脂厚を変えるだけで第一、第二の扉を開く力をほぼ同じとすることができ、簡単な構成で信頼性を向上させることができるとともに、前記第3の発明と同様回転仕切体の表面を樹脂化したことによりその表面で結露が発生するのを抑制することもでき、結露防止用ヒータ等の設置を不要または簡略化して省エネ化を進めることもできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図、図2は同実施の形態1における冷蔵庫の概略断面図、図3は同実施の形態1における冷蔵庫の観音開き式扉の要部概略断面図、図4(a)(b)は同実施の形態1における観音開き式扉の回転仕切体を示す斜視図、図5は同実施の形態1における冷蔵庫の観音開き式扉の要部拡大断面図である。
図において、この冷蔵庫はその冷蔵庫本体1内を仕切部材2、3,4により複数の貯蔵室に区画し、最上部を冷蔵室5、その下方を引出しタイプの製氷室6、切換室7、冷凍室8、野菜室9としてある。そして前記各室には扉が設けてあり、冷蔵室5の扉は回転式の第一の扉11A及び第二の扉11Bからなる観音開き式の扉となっている。なお、前記製氷室6、切換室7、冷凍室8、野菜室9の各扉12、13、14、15は引出式の扉となっている。
上記冷蔵室5の観音式扉となる第一の扉11A、第二の扉11Bは、図3、図5に示すように、いずれか一方、この例では左側の第一の扉11Aに回転仕切体16が設けてあり、扉閉成時に前記第一の扉11A及び第二の扉11Bの内面外周部に設けたマグネットパッキン17に密着して冷蔵室5の気密を保つように構成してある。なお、マグネットパッキン17は周知の如くマグネット17A、17Bを内蔵した袋状のパッキンである。
上記回転仕切体16は、図5に示すように、その上下部分をヒンジ部材18によって第一の扉11Aの端部に枢支してあり、断面略コ字状の前板19と後板20とを嵌め合わせ結合してその内部空間に断熱材22を設けて構成し、第一の扉11Aに取付けたヒンジ部材18との間にコイルばねからなる反転バネ23を懸架してある。これにより、回転仕切体16は第一の扉11Aの閉成時は第一の扉11Aおよび第二の扉11Bの内面外周部に
設けたマグネットパッキン17に密着する方向に附勢され、第一の扉11Aの開成時には第一の扉11Aの内側、すなわち棚板側壁面21側に附勢されるようになっている。
また、上記回転仕切体16の前板19は磁性体金属で形成してあり、前記マグネットパッキン17のマグネット17A、17Bに吸着されるようになっている。
そして、前記マグネットパッキン17のマグネット17A、17Bの磁力は、回転仕切体16を設けた第一の扉11A側のマグネット17Aの磁力が、他方、すなわち回転仕切体16が設けられていない第二の扉11B側のマグネット17Bの磁力よりも小さくなるように設定してある。
すなわち、回転仕切体16を設けた側の第一の扉11Aと回転仕切体16との密着力が、回転仕切体16を設けていない側の第二の扉11Bと回転仕切体16との密着力より小さくなるように設定してある。
以上のように構成された冷蔵庫についてその扉の作用効果を説明する。
冷蔵室5を開閉する第一の扉11Aおよび第二の扉11Bは、閉成時、第一の扉11Aに設けた回転仕切体16が反転バネ23に附勢されて図5に示すように第一の扉11Aおよび第二の扉11Bの内面に沿う如く位置し、第一の扉11Aおよび第二の扉11Bに設けたマグネットパッキン17のマグネット17A、17Bが回転仕切体16の前板19に吸着して冷蔵室5の気密を保持している。
そしてこの状態で第一の扉11Aおよび第二の扉11Bを開くときには、回転仕切体16の前板19に吸着している各扉のマグネットパッキン17のマグネット17A、17Bの吸着力に抗して第一の扉11A或いは第二の扉11Bを手前側に引くことになる。
このとき第一の扉11A側には、その扉開成時、冷蔵室5の開口上部に設けられているガイド(図示せず)が回転仕切体16を反転バネ23の附勢力に抗し図5の矢印b方向に回転させるための力が加わる。そのため第一の扉11Aを開くときの方が第二の扉11Bを開くときよりも大きな力を必要とし、重く感じる。
しかしながらこの観音開き式扉の場合、前記第一の扉11Aのマグネットパッキン17のマグネット17Aの磁力は、第二の扉11Bのマグネットパッキン17のマグネット17Bの磁力よりも小さく設定してあるので、その分前記第一の扉11Aに加わる回転仕切体16を回転させる力を相殺することができる。換言すると、前記回転仕切体16を回転させるときに加わる力があっても第一の扉11Aを開く力は、マグネットパッキン17のマグネット17A磁力を小さく設定したことによって前記第二の扉11Bのマグネットパッキン17のマグネット17B磁力とほぼ同じ程度とすることができる。
従って、ユーザが感じる第一の扉11Aを開くときの力と第二の扉11Bを開くときの力との差を抑制することができ、信頼性の高い冷蔵庫とすることができる。
(実施の形態2)
図6は実施の形態2における観音開き式扉の要部断面図である。
この実施の形態の回転仕切体16は少なくとも前板19をABS等の樹脂板で構成し、内部には仕切体マグネット24A、24Bを組み込んで構成してある。
前記仕切体マグネット24A、24Bは前記第一の扉11Aおよび第二の扉11Bに装
着されているマグネットパッキン17のマグネット17A、17Bと対向する部分に組み込んであり、互いに吸着し合うように磁極が設定してある。そして、前記第一の扉11A側の仕切体マグネット24Aの磁力を、第二の扉11B側の仕切体マグネット24Bの磁力よりも小さく設定して、回転仕切体16を設けた側の第一の扉11Aと回転仕切体16との密着力が、回転仕切体16を設けていない側の第二の扉11Bと回転仕切体16との密着力より小さくなるように設定してある。
その他の構成は実施の形態1と同様であり、同一番号を附記して説明は省略する。
以上のように構成した観音開き式扉は、前記第一の扉11A側の仕切体マグネット24Aの磁力を第二の扉11B側の仕切体マグネット24Bのマグネット磁力よりも小さく設定してあるので、前記実施の形態1と同様、第一の扉11A側に回転仕切体16を回転させるための力が加わっても第一の扉11Aを開く力は、前記第二の扉11Bを開く力とほぼ同じ程度とすることができる。
従って、ユーザが感じる第一の扉11Aを開くときの力と第二の扉11Bを開くときの力との差を抑制することができ、信頼性の高い冷蔵庫とすることができる。
また、この実施の形態の構成によれば、回転仕切体16の前板19を熱伝熱性の悪い樹脂板で構成しているから、その表面に結露が発生しにくくなる、したがって、回転仕切体16の前板19を金属製にしているときのような結露防止用ヒータを回転仕切体16内に設けて時々通電させるような必要が不要または簡略化でき、省エネ性を向上させることができる。また、構成の簡素化も実現できる。
なお、この実施の形態において第一の扉11A側の仕切体マグネット24Aの磁力を第二の扉11B側の仕切体マグネット24Bの磁力よりも小さく設定して、回転仕切体16を設けた側の第一の扉11Aと回転仕切体16との密着力が、回転仕切体16を設けていない側の第二の扉11Bと回転仕切体16との密着力より小さくなるように設定したが、これは次のようにして行ってもよいものであり、特に限定されるものではない。
すなわち、前記仕切体マグネット24A、24Bのマグネット磁力ではなく第一の扉11Aに設けたマグネットパッキン17のマグネット17A磁力を、第二の扉11Bに設けたマグネットパッキン17のマグネット17B磁力より小さく設定してもよい。あるいは第一の扉11A側の仕切体マグネット24Aのマグネット磁力を第二の扉11Bのマグネットパッキン17のマグネット磁力よりも小さくする、或いは第一の扉11A側のマグネットパッキン17のマグネット17A磁力を第二の扉11B側の仕切体マグネット24Bのマグネット磁力よりも小さくする、等々であり、特に限定されるものではない。
(実施の形態3)
この実施の形態は実施の形態2の図6を代用して説明するが、回転仕切体16は実施の形態2と同様、その表面を樹脂化するとともに、その内部に第一、第二の扉の各マグネットパッキン18と対応する仕切体マグネット24A、24Bを設けてある。そして、前記各仕切体マグネット24A、24Bと対向する前記回転仕切体16の前板19の樹脂厚を変えて、回転仕切体16を設けた側の第一の扉11Aと回転仕切体16との密着力が、回転仕切体16を設けていない側の第二の扉11Bと回転仕切体16との密着力より小さくなる構成としてある。具体的には、前記仕切体マグネット24Aと対向する回転仕切体16の前板19の樹脂厚を、仕切体マグネット24Bと対向する回転仕切体16の前板19の樹脂厚より厚く形成してある。
これにより、回転仕切体16の表面が樹脂製のものであってもその樹脂厚を変えるだけ
で第一、第二の扉を開く力をほぼ同じとすることができ、簡単な構成で信頼性を向上させることができる。また、前記第2の実施の形態と同様回転仕切体16の表面を樹脂化したことによりその表面で結露が発生するのを抑制することもでき、結露防止用ヒータ等の設置を不要または簡略化して省エネ化を進めることもできる。そして、前板19の樹脂厚を変えるだけであるから、磁力の異なるマグネットを用いる場合に比べ安価に提供することができる。
以上、本発明に係る冷蔵庫について、上記各実施の形態を用いて説明してきたが、本発明は、これに限定されるものではなく、本発明の目的を達成する範囲内で種々変更可能であることは言うまでもない。すなわち、今回開示した実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。つまり、本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上のように本発明にかかる冷蔵庫は、観音開き式扉の左右の扉の開き力をほぼ同じにして扉開き時にユーザに与える違和感を抑制でき、信頼性の高い冷蔵庫とすることができる。よって、家庭用はもちろん業務用冷蔵庫やショーケース等多くの用途に幅広く適用することができる。
1 冷蔵庫本体
2、3、4 仕切部材
5 冷蔵室
6 製氷室
7 切換室
8 冷凍室
9 野菜室
11A 第一の扉
11B 第二の扉
12、13、14、15 扉
16 回転仕切体
17 マグネットパッキン
17A、17B マグネット
19 前板
20 後板
21 棚板側壁面
22 断熱材
23 反転バネ
24A、24B 仕切体マグネット

Claims (4)

  1. 冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体の貯蔵室を開閉する観音開き式の第一の扉及び第二の扉と、前記第一の扉及び第二の扉の内面外周部に設けたマグネットパッキンと、前記第一の扉もしくは前記第二の扉のいずれかに連動して回転し、前記第一の扉及び第二の扉のマグネットパッキンと密着して貯蔵室の気密を維持する回転仕切体とを備え、前記回転仕切体と第一及び第二の扉との密着力は、回転仕切体を設けた側の扉と回転仕切体との密着力が、回転仕切体を設けていない側の扉と回転仕切板との密着力より小さくなるように設定した冷蔵庫。
  2. 第一、第二の扉に設けたマグネットパッキンは、回転仕切体を有する扉側のマグネットパッキンの磁力が、回転仕切体を設けていない側の扉のマグネットパッキンの磁力よりも小さくなるように設定して、回転仕切体を設けた側の扉と回転仕切体との密着力が、回転仕切体を設けていない側の扉と回転仕切板との密着力より小さくなる構成とした請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 回転仕切体はその表面を樹脂化するとともに、その内部に第一、第二の扉の各マグネットパッキンと対応する仕切体マグネットを設け、この各仕切体マグネットの磁力の強さを変えて、回転仕切体を設けた側の扉と回転仕切体との密着力が、回転仕切体を設けていない側の扉と回転仕切板との密着力より小さくなる構成とした請求項1記載の冷蔵庫。
  4. 回転仕切体はその表面を樹脂化するとともに、その内部に第一、第二の扉の各マグネットパッキンと対応する仕切体マグネットを設け、前記各仕切体マグネットと対向する前記回転仕切体表面の樹脂厚を変えて、回転仕切体を設けた側の扉と回転仕切体との密着力が、回転仕切体を設けていない側の扉と回転仕切板との密着力より小さくなる構成とした構成とした請求項1記載の冷蔵庫。
JP2015129414A 2015-06-29 2015-06-29 冷蔵庫 Active JP6613448B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015129414A JP6613448B2 (ja) 2015-06-29 2015-06-29 冷蔵庫
CN201680036710.7A CN107709905B (zh) 2015-06-29 2016-06-24 冷藏库
PCT/JP2016/003052 WO2017002343A1 (ja) 2015-06-29 2016-06-24 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015129414A JP6613448B2 (ja) 2015-06-29 2015-06-29 冷蔵庫

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2017015271A true JP2017015271A (ja) 2017-01-19
JP2017015271A5 JP2017015271A5 (ja) 2018-07-12
JP6613448B2 JP6613448B2 (ja) 2019-12-04

Family

ID=57608324

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015129414A Active JP6613448B2 (ja) 2015-06-29 2015-06-29 冷蔵庫

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6613448B2 (ja)
CN (1) CN107709905B (ja)
WO (1) WO2017002343A1 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56139985U (ja) * 1980-03-18 1981-10-22
JPH04244581A (ja) * 1991-01-31 1992-09-01 Hitachi Ltd 冷蔵庫
JP2009041853A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Sanyo Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫
JP2010249491A (ja) * 2009-03-26 2010-11-04 Toshiba Corp 冷蔵庫
JP2012237471A (ja) * 2011-05-10 2012-12-06 Fukushima Industries Corp 冷蔵庫
WO2013046581A1 (ja) * 2011-09-29 2013-04-04 パナソニック株式会社 冷蔵庫

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0719718A (ja) * 1993-06-28 1995-01-20 Sanyo Electric Co Ltd 冷蔵庫等の扉装置
CN101846430B (zh) * 2009-03-26 2011-11-09 株式会社东芝 冰箱
JP2011112290A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Panasonic Corp 冷蔵庫
KR101564911B1 (ko) * 2012-03-16 2015-11-03 삼성전자 주식회사 냉장고

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56139985U (ja) * 1980-03-18 1981-10-22
JPH04244581A (ja) * 1991-01-31 1992-09-01 Hitachi Ltd 冷蔵庫
JP2009041853A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Sanyo Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫
JP2010249491A (ja) * 2009-03-26 2010-11-04 Toshiba Corp 冷蔵庫
JP2012237471A (ja) * 2011-05-10 2012-12-06 Fukushima Industries Corp 冷蔵庫
WO2013046581A1 (ja) * 2011-09-29 2013-04-04 パナソニック株式会社 冷蔵庫

Also Published As

Publication number Publication date
CN107709905A (zh) 2018-02-16
JP6613448B2 (ja) 2019-12-04
WO2017002343A1 (ja) 2017-01-05
CN107709905B (zh) 2020-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102186861B1 (ko) 냉장고
JP6187333B2 (ja) 貯蔵庫及び冷蔵庫
WO2012062877A3 (en) A refrigerator comprising a slidable door shelf with a rotating cover
JP4986933B2 (ja) 冷蔵庫
JP2011064428A (ja) 冷蔵庫
JP6613448B2 (ja) 冷蔵庫
WO2016113907A1 (ja) 冷蔵庫
EP2982918B1 (en) Door holding apparatus and refrigerator having the same
JP6051127B2 (ja) 冷蔵庫
JP6301612B2 (ja) 冷蔵庫
JP4225980B2 (ja) 冷蔵庫
JPWO2018143261A1 (ja) 冷蔵庫
JP7182038B2 (ja) 貯蔵庫
JP5300647B2 (ja) 冷蔵庫
JP6798832B2 (ja) 冷蔵庫
JP6517858B2 (ja) 冷蔵庫
KR20120136138A (ko) 냉장고용 도어의 개스킷
WO2018163365A1 (ja) 冷蔵庫
JP2011179765A (ja) 冷蔵庫
JP2012202582A (ja) 冷却貯蔵庫
JP2019136298A (ja) ショーケース
JPH11264653A (ja) 冷凍冷蔵庫
JP2011257066A (ja) 冷蔵庫
KR20160074188A (ko) 냉장고
JPH102661A (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20160523

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180531

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180531

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20190116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190618

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190924

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191007

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6613448

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151