JP2017015102A - 軸受 - Google Patents

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正行 河岸
Masayuki Kawagishi
正行 河岸
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Abstract

【課題】主に製造時において軸受の摺動機能における品質の低下を抑制し、よりシンプルな構成の軸受を提供する。【解決手段】軸受2では、第一リング4の硬質アルマイト皮膜部40又はモリブデン皮膜部(第一モリブデン皮膜部)と、第二リング6のモリブデン皮膜部60(第二モリブデン皮膜部)とは、第一リング4と第二リング6とを互いに重ね合わせることで当接され、その当接された面にスラスト荷重がかけられた状態で摺動可能に形成される。【選択図】図2

Description

本発明は、軸受に関する。より詳しくは、シャフト、ロッド等に取り付けられる軸受に関する。
従来、ロッド等に取り付けて軸まわりの回動や回転を容易にするための軸受があった。特許文献1に開示されている軸受は、スラスト玉軸受である。このスラスト玉軸受は、輪状に形成された第一レース(第一リング)と、この第一レースに重ねられ、輪状に形成された第二レース(第二リング)と、第一レースと第二レースとの間に形成され、ボールを配置して摺動可能するための摺動部とを備える。摺動部は、複数のボールが配置されており、グリス等が充填されている。
特開2007−327598号公報
上記特許文献1のスラスト玉軸受の摺動部は、製造の組立て時に配置されるボールが脱落する恐れがあり、ボールの数がバラついたりして品質の低下の懸念があった。また、スラスト玉軸受と比較して、部材点数を減らしたシンプルな構成による軸受が必要とされていた。
本発明は、上記の問題点を鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、主に製造時において軸受の摺動機能における品質の低下を抑制し、よりシンプルな構成の軸受を提供することにある。
本発明の軸受は、輪状に形成された第一リングと、この第一リングに重ねられ、輪状に形成された第二リングとを備え、第一リングと第二リングとが相対的に回動可能である。第一リングは、表面にアルマイト皮膜が形成されているアルマイト皮膜部、又は表面に形成されたアルマイト皮膜にモリブデン化合物を含浸して形成される第一モリブデン皮膜部を備える。第二リングは、表面に形成されたアルマイト皮膜にモリブデン化合物を含浸して形成されている第二モリブデン皮膜部を備える。第二モリブデン皮膜部は、第一モリブデン皮膜部と表面硬度が異なるように形成されている。第一リングのアルマイト皮膜部又は第一モリブデン皮膜部と、第二リングの第二モリブデン皮膜部とは、第一リングと第二リングとを互いに重ね合わせることで当接され、その当接された面にスラスト荷重がかけられた状態で摺動可能に形成される。
この場合、第一リングのアルマイト皮膜部又は第一モリブデン皮膜部と、第二リングの第二モリブデン皮膜部とは、当接された状態で摺動可能に形成されているので、ボールレスによる軸受により、ボールの製造時の脱落等による軸受の品質の低下を抑制できる。また製造時における軸受の摺動機能の品質を維持し易く、シンプルな構成の軸受を提供できる。また当接面(摺動面)に用いられる第二モリブテン皮膜部は、第一モリブデン皮膜部と表面硬度が異なるため、より摺動機能の品質を維持しやすい。
第一リングは、第二リングと重ね合わせられる面の内周側に、内周に沿って形成された輪状の凹み部又は突起部の一方を備え、第二リングは、第一リングと重ね合わせられる面の内周側に、内周に沿って形成された輪状の凹み部又は突起部の他方を備えることが好ましい。また凹み部と突起部とは、嵌合可能に形成されている。また凹み部又は突起部の一方に形成されたアルマイト皮膜部の少なくとも一部、又は第一モリブデン皮膜部の少なくとも一部と、凹み部又は突起部の他方に形成された第二モリブデン皮膜部の少なくとも一部とが当接した状態で摺動可能に形成される。この場合、突起部と凹み部とを嵌合した状態で、アルマイト皮膜又は第一モリブデン皮膜部と、第二モリブデン皮膜部とが当接されるので、軸受の摺動機能を効果的に発揮しやすくなる。
第一リングの一方は、ラジアル方向に形成された輪状の第一の当接面を備え、第二リングの他方は、ラジアル方向に形成された輪状の第二の当接面を備えることが好ましい。またこの第一の当接面に形成されたアルマイト皮膜部の少なくとも一部、又は第一モリブデン皮膜部の少なくとも一部と、第二の当接面に形成された第二モリブデン皮膜部の少なくとも一部とが当接した状態で摺動可能に形成される。この場合、スラスト方向に対して第一の当接面と第二の当接面とが当接された状態で摺動可能に形成されるので、スラスト荷重に対する軸受の摺動機能をより効果的に発揮しやすくなる。
第一リングの一方は、ラジアル方向に対して、傾斜した輪状の第一の傾斜面を備え、第二リングの他方は、ラジアル方向に対して、傾斜した輪状の第二の傾斜面を備えることが好ましい。またこの第一の傾斜面に形成されたアルマイト皮膜部の少なくとも一部、又は第一モリブデン皮膜部の少なくとも一部と、第二の傾斜面に形成された第二モリブデン皮膜部の少なくとも一部とが当接した状態で摺動可能に形成される。この場合、スラスト方向と共に、ラジアル方向に荷重がかかった場合にも軸受の摺動機能をさらに効果的に発揮しやすくなる。
本発明によれば、主に製造時において軸受の摺動機能における品質の低下を抑制し、よりシンプルな構成の軸受を提供できる。
本発明の一実施形態に係るロッドに取り付けられる軸受の分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る軸受の片側断面図である。 図2に示される第二リングの片側断面図である。 図2に示される第一リングの片側断面図である。 本発明の一実施形態に係る軸受の片側断面図である。 図5に示される第一リングの片側断面図である。 図5に示される第二リングの片側断面図である。

本発明の一実施形態について説明する。本実施形態の軸受2、20は、図1に示される円筒状に形成されたロッド1に取り付けられて用いられるものである。なお、図中に示される上下は、用途について特に限定されないが、ロッド1に取り付けられる際に使用される向きにおいて好ましい形態である。ロッド1の長手方向の両端は、円筒状に突出した部位を有しており、円筒状に形成された一端部1a(上端部)と、ロッド1の一端部1aよりも径の大きな円筒状に形成された他端部1b(下端部)とを備える。ロッド1の一端部1aは、軸受2が取り付けられ、ロッド1の他端部1bは、軸受20が取り付けられる。軸受2、20は、輪状に形成されているものであり、ロッド1に外嵌されるものである。軸受2は、軸受20よりも、ラジアル方向(軸方向に対して垂直方向)の断面に対して内周側の円の直径及び外周側の円の直径が小さく、また、ラジアル方向の肉厚の幅が狭く形成されている。図1に示される軸受2、20は、金属製(例、アルミ)のものである。また軸受2、20は、各々第一リング4、24と、第二リング6、26とを備える。軸受2、20の第一リング4、24と、軸受2、20の第二リング6、26とは、スラスト方向(軸方向)に重ね合わされて配置される。さらにこの第一リング4、24とこの第二リング6、26とは、重ねられた状態で互いに相対的に回動可能である。
第一リング4、24は、図4及び図6の各図に示すように主な素材がアルミニウムであり、そのアルミニウムの表面を表面処理することによって硬質アルマイト皮膜部40、240が形成されている。なおアルミニウムは、軽量化のために用いられている。硬質アルマイト皮膜部40、240は、アルミニウムに硫酸や蓚酸等の溶液中で硬質陽極酸化処理を施すことで多孔質タイプの硬質アルマイト皮膜が形成される。第一リング4、24は、第二リング6、26と重ね合わせられる面の外周側に、外周に沿って形成された輪状の外端面4a、24aと、第二リング6、26と重ね合わせられる面の内周側の一端に、内周に沿って形成された輪状の凹み部5、25とを備える。外端面4a、24aは、第一リング4、24と第二リング6、26とが重ね合わせられて配置されるとき、後述する外端面6a、26aと対向する面である。なお、第一リング4は、第一リング24よりも、ラジアル方向の断面に対して内周側の円の直径及び外周側の円の直径が小さく、また、ラジアル方向の肉厚の幅が狭く形成されている。
凹み部5、25は、図4及び図6の各図に示すように輪状に形成された2面が溝部56、256を介して近接して形成され、第一リング4、24が凹んで切り欠かれた部位であり、後述する第二リング6、26の突起部7、27と嵌合して当接した状態で配置されるためのものである。凹み部5、25は、内周側から外周側にかけて順に第一の当接面52、252と、溝部56、256と、第一の傾斜面54、254とを備える。
第一の当接面52、252は、図4及び図6の各図に示すように第一リング4、24の内周に沿って、ラジアル方向に形成され、第一リング4、24の円軌道における幅方向の内周側の一端側で輪状に形成された面である。第一の傾斜面54、254は、第一リング4、24の円周に沿って、ラジアル方向又はスラスト方向に対して傾斜した輪状に形成された面である。第一の傾斜面54、254は、ラジアル方向(第一の当接面52、252)又はスラスト方向に対して30°〜60°程度傾斜している。溝部56、256は、第一の当接面52、252と、第一の傾斜面54、254との間に形成され、断面視で、略J字状に切り欠かれ、第一リング4、24の円周に沿って輪状に形成された溝である。この溝部56、256は、グリス等を予め充填させるために設けられたものである。なお、グリス等の種類は限定されない。第一リング4、24は、後述する第二リング6、26とは、使用時や設置時、予めグリスが充填された状態で嵌合される。溝部56付近の形状は、第一の当接面52の延長線上が第一の傾斜面54の端部と交わる位置に向けられている。それに対し、溝部256付近の形状は、第一の傾斜面254の延長線上が溝部256の内部に向けられている。
第二リング6、26は、図3及び図7の各図に示すように主な素材がアルミニウムであり、そのアルミニウムの表面を表面処理することによって形成された硬質アルマイト皮膜に二硫化モリブデンを含浸してモリブデン皮膜部60、260が形成されている。なおアルミニウムは、軽量化のために用いられている。モリブデン皮膜部60、260は、アルミニウムに一次電解によって硬質陽極酸化処理を施すことで形成された硬質アルマイト皮膜を、テトラチオモリブデン酸アンモニウム溶液中で、二次電解処理することによって形成される。その二次電解処理では、硬質アルマイト皮膜に形成された複数の微細孔内に二硫化モリブデンを析出させることで形成される。このようにしてモリブデン皮膜部60、260は、硬質アルマイトに二硫化モリブデンが添化され、カシマコート(登録商標)として形成される。第二リング6、26は、第一リング4、24と重ね合わせられる面の外周側に、外周に沿って形成された輪状の外端面6a、26aと、第一リング4、24と重ね合わせられる面の内周側の一端に、内周に沿って形成され、スラスト方向に突起した輪状の突起部7を備える。外端面6a、26aは、第一リング4、24と第二リング6、26とが重ね合わせられて配置されるとき、前述した外端面4a、24aと対向する面である。なお、第二リング6は、第二リング26よりも、ラジアル方向の断面に対して内周側の円の直径及び外周側の円の直径が小さく、また、ラジアル方向の肉厚の幅が狭く形成されている。
突起部7、27は、図3及び図7の各図に示すように輪状に形成された3面が隣接して形成された突起であり、凹み部5、25と嵌合して当接した状態で配置されるためのものである。突起部7、27は、内周側から外周側にかけて順に第二の当接面72、272と、第二の傾斜面74、274と、側面76、276とを備える。
第二の当接面72、272は、図3及び図7の各図に示すように第二リング6、26の内周に沿って、ラジアル方向(スラスト方向に対して垂直方向)に形成され、輪状に形成された面である。第二の傾斜面74、274は、第一リング4、24の円周に沿って、スラスト方向に対して傾斜した輪状に形成された面である。第二の傾斜面74、274は、ラジアル方向(第二の当接面72、272)又はスラスト方向に対して30°〜60°程度傾斜している。この第二の傾斜面74、274は、第一の傾斜面54、254に対して、第一リング4、24の凹み部5、25と第二リング6、26の突起部7、27とを嵌合して重ねるとき、面接触するように平行に形成されている。なおこの場合、例として第一の傾斜面54、254がラジアル方向に対して30°の傾斜であるとき、第二の傾斜面74、274がラジアル方向に対して60°で形成される。また、他の例として第一の傾斜面54、254がラジアル方向又はスラスト方向に対して45°の傾斜であるとき、第二の傾斜面74、274は、ラジアル方向又はスラスト方向に対して45°の傾斜で形成される。このように第一の傾斜面54、254と、第二の傾斜面74、274とを同じ角度にしてもよい。この同じ角度にしたとき、スラスト方向の荷重とラジアル方向の荷重とが各々均等にかかり易くなる。側面76、276は、第二の傾斜面74、274に隣接して配置されており、第二の当接面72、272に対して垂直方向に形成された帯状の面である。この側面76、276は、第一リング4、24と第二リング6、26とが嵌合したとき、第一リング4、24と第二リング6、26との間で形成され、軸受2、20の外周囲に形成される溝部2a、20aの最も深い位置に形成された面である。
第一リング4、24と、第二リング6、26とは、図2及び図5の各図に示すように嵌合して当接した状態で配置される。その嵌合した状態では、軸受2、20の外周囲に溝部2a、20aが形成され、第一の傾斜面54、254と、第二の傾斜面74、274とが面接触により当接した状態で配置される。またその状態で、第一の当接面52、252と、第二の当接面72、272とが面接触により当接した状態で配置される。このとき、第二の当接面72、272がラジアル方向に対して、第一の当接面52、252よりも長く形成されているため、第二リング6、26の内周面6b、26bは、第一リング4、24の内周面4b、24bよりも内側に突き出ている。したがって、第二の当接面72、272における内周側の一端面は、第一の当接面52、252に当接していない。このため、第二リング6、26は、ラジアル方向に対して厚みを持たせて、肉厚寸法を確保して強度を維持しながら、面接触による摺動性の低下を部分的に抑制できる。また、その一方で、第一リング4、24と第二リング6、26とが嵌合した状態では、外端面4a、24aと、外端面6a、26aとは、対向した位置で、かつ、離間した状態で配置されている。このように外端面4a、24aと、外端面6a、26aとの接触しない面を形成することによりラジアル方向に対して厚みを稼ぐことができるので、第一リング4、26と第二リング6、26とは、肉厚寸法を確保して強度を維持しながら、面接触による摺動性の低下を抑制できる。
なお、図2に示される第一リング4は、ロッド1に取り付けられるとき、その凹み部5を下方に向けて第二リング6の突起部7を上方に向けた状態で嵌合されることが望ましい。また、図5に示される第一リング24は、ロッド1に取り付けられるとき、その凹み部25を下方に向けて第二リング26の突起部27を上方に向けた状態で嵌合されることが望ましい。即ち、第一リング24と、第二リング26とは、第一リング4と、第二リング6との位置関係に比して、反転した状態で嵌合することが望ましい。そうすることで、カシマコート(登録商標)によるモリブデン皮膜部60、260により形成された第二リング6、26が図1に示すようにロッド1の長手方向に対して両端(第一リング4、24より外側)に配置される。
本発明の一実施形態は、以下のような作用効果を有する。本実施形態の軸受2、20では、第一リング4、24の硬質アルマイト皮膜部40、240と、第二リング6、26のモリブデン皮膜部60、260(第二モリブデン皮膜部)とは、第一リング4、24と第二リング6、26とを互いに重ね合わせることで当接され、その当接された面にスラスト荷重がかけられた状態で摺動可能に形成される。
そうすることで、第一リング4、24の硬質アルマイト皮膜部40、240と、第二リング6、26のモリブデン皮膜部60、260とは、当接された状態で摺動可能に形成されているので、ボールレスによる軸受2、20により、ボールの製造時の脱落等による軸受2、20の品質の低下を抑制できる。また製造時における軸受2、20の摺動機能の品質を維持し易く、シンプルな構成の軸受2、20を提供できる。
また軸受2、20では、第一リング4、24は、第二リング6、26と重ね合わせられる面の内周側に、内周に沿って形成された輪状の凹み部5、25を備え、第二リング6、26は、第一リング4、24と重ね合わせられる面の内周側に、内周に沿って形成された輪状の突起部7、27を備える。凹み部5、25と突起部7、27とは、嵌合可能に形成されている。また凹み部5、25は、硬質アルマイト皮膜部40、240の少なくとも一部が設けられて、突起部7、27は、モリブデン皮膜部60、260の少なくとも一部が設けられ、凹み部5、25と、突起部7、27とを嵌合したとき、この硬質アルマイト皮膜部40、240と、このモリブデン皮膜部60、260とが当接した状態で摺動可能に形成される。
そうすることで、突起部7、27と、凹み部5、25とを嵌合した状態で、硬質アルマイト皮膜部40、240と、モリブデン皮膜部60、260とが当接されるので、軸受2、20の摺動機能を効果的に発揮しやすくなる。
また軸受2、20では、凹み部5、25は、ラジアル方向に形成された輪状の第一の当接面52、252を備え、突起部7、27は、ラジアル方向に形成された輪状の第二の当接面72、272を備える。またこの第一の当接面52、252は、硬質アルマイト皮膜部40、240の少なくとも一部が設けられて、第二の当接面72、272は、モリブデン皮膜部60、260の少なくとも一部が設けられる。またこのとき、第一の当接面52、252に形成されたこの硬質アルマイト皮膜部40、240と、第二の当接面72、272に形成されたこのモリブデン皮膜部60、260とが当接した状態で摺動可能に形成される。
そうすることで、スラスト方向に対して第一の当接面52、252と第二の当接面72、272とが当接された状態で摺動可能に形成されるので、スラスト荷重に対する軸受2、20の摺動機能をより効果的に発揮しやすくなる。
また軸受2、20では、凹み部5、25は、ラジアル方向に対して、傾斜した輪状の第一の傾斜面54、254を備え、突起部7、27は、ラジアル方向に対して、傾斜した輪状の第二の傾斜面74、274を備える。またこの第一の傾斜面54、254は、硬質アルマイト皮膜部40、240の少なくとも一部が設けられて、第二の傾斜面74、274は、モリブデン皮膜部60、260の少なくとも一部が設けられる。またこのとき、第一の傾斜面54、254に形成されたこの硬質アルマイト皮膜部40、240と、第二の傾斜面74、274に形成されたこのモリブデン皮膜部60、260とが当接した状態で摺動可能に形成される。そうすることで、スラスト方向と共に、ラジアル方向に荷重がかかった場合にも軸受2、20の摺動機能をさらに効果的に発揮しやすくなる。
また軸受2、20では、第二リング6、26は、第二の当接面72、272と、第二の傾斜面74、274との境界に溝部56、256を備えるので、グリス等を補充したとき、溝部56、256の分だけ多く注入可能であり、摺動性を維持しやすい。
また軸受2、20では、第一リング4、24の凹み部5、25と、第二リング6、26の突起部7、27とを嵌合したとき、軸受2、20の外周囲に溝部2a、20aが形成される。そうすることで、溝部2a、20aが形成されるので、スラスト方向の長さを確保して強度を向上させながら、溝部2a、20aの空間部分により、第一リング4、24と、第二リング6、26との面接触部分を減らすことができる。
また軸受2、20では、硬質アルマイト皮膜部40、240は、硬質陽極酸化処理を施した硬質アルマイト皮膜で形成されている。そうすることで、硬質アルマイト皮膜により表面強度が増して、荷重や摺動等の影響による性能や品質の低下が抑制できる。
また軸受2、20では、モリブデン皮膜部60、260は、硬質陽極酸化処理を施した硬質アルマイトに二硫化モリブデンを含浸して形成されている。そうすることで、モリブデン皮膜部60、260の表面強度がさらに増して、荷重や摺動等の影響による性能や品質の低下が抑制できる。
本実施形態の軸受2、20は、上述した実施形態に限定されるものではなく他の形態でも実施できる。本実施形態の軸受2、20は、ロッド1に摺動可能に取り付けて適用したがこれらに限られるものではない。他のロッドに摺動可能に取り付けたり、シャフト、パイプ等、他の種類の部材に取り付けたりして適用してもよい。なお軸受2、20の取り付け方法や用途等は特に限定されない。また軸受2及び軸受20の両方を用いて適用せず、軸受2及び軸受20のいずれか一方を用いて摺動可能に適用してもよい。
また本実施形態の軸受2、20では、硬質アルマイト皮膜部40、240を形成して適用したがこれらに限られるものではない。硬質アルマイト皮膜部40、240に代えて他の種類のアルマイト皮膜を形成して適用してもよい。なおアルマイト皮膜の製造方法等も特に限定されない。
また本実施形態の軸受2、20では、モリブデン皮膜部60、260を形成して適用したがこれらに限られるものではない。他の種類のモリブデン皮膜を用いて形成してもよい。また二硫化モリブデン以外のモリブデン化合物により含浸して適用してもよい。なおモリブデン皮膜の製造方法等も特に限定されない。
また本実施形態の軸受2、20では、第一リング4、24の全体を硬質アルマイト皮膜としての硬質アルマイト皮膜部40、240として、第二リング6、26の全体をモリブデン皮膜部60、260として各々形成して適用したがこれらに限られるものではない。第一リング4、24の第一の当接面52、252及び第一の傾斜面54、254のみに硬質アルマイト皮膜を形成して適用してもよい。また第二リング6、26の第二の当接面72、272及び第二の傾斜面74、274のみにモリブデン皮膜(カシマコート)を形成して適用してもよい。この場合、第一リング4、24の第一の当接面52、252及び第一の傾斜面54、254のみに硬質アルマイト皮膜を形成した場合は、第二リング6、26の少なくとも第二の当接面72、272及び第二の傾斜面74、274にモリブデン皮膜を形成して適用してもよい。また、第二リング6、26の第二の当接面72、272及び第二の傾斜面74、274にモリブデン皮膜を形成した場合は、第一リング4、24の少なくとも第一の当接面52、252及び第一の傾斜面54、254に硬質アルマイト皮膜を形成して適用してもよい。
また本実施形態の軸受2、20では、第一リング4、24は、表面を硬質アルマイト皮膜部40、240として表面処理して、第二リング6、26は、表面をモリブデン皮膜部60、260(第二モリブデン皮膜部)として表面処理して皮膜を形成して適用したがこれらに限られるものではない。第二リング6、26の表面を硬質アルマイト皮膜部60b、260bで形成し、第一リング4、24の表面を第一モリブデン皮膜部40a、240aとしてのモリブデン皮膜部(カシマコート)で形成して適用してもよい。また、他の形態として、第一リング4、24の表面は、硬質アルマイト皮膜に後述するモリブデン皮膜部Hよりもモリブデン化合物(例 二硫化モリブデン)の含浸時間を短くし、モリブデン皮膜を形成してモリブデン皮膜部Sとし、第二リング6、26の表面は、モリブデン皮膜部Sよりも含浸時間を長くし、モリブデン皮膜を形成してモリブデン皮膜部Hとして適用してもよい。またこの場合、モリブデン皮膜部Hは、モリブデン皮膜部Sよりも表面硬度が大きく形成されている。即ち、モリブテン皮膜部Hは、モリブデン皮膜部Sと同一の皮膜形成方法(皮膜製造方法)による素材(例 カシマコート同士)で形成した場合は、表面硬度が異なるように形成されている。さらにこの場合、第一リング4、24と第二リング6、26とに適用する皮膜のタイプを反転してもよい。このとき、例として第一リング4、24の第一モリブデン皮膜部40a、240a(モリブデン皮膜部S又はモリブデン皮膜部Hの一方)と、第二リング6、26のモリブデン皮膜部60、260(モリブデン皮膜部S又はモリブデン皮膜部Hの他方)とは、第一リング4、24と第二リング6、26とを互いに重ね合わせることで当接され、その当接された面にスラスト荷重がかけられた状態で摺動可能に形成してもよい。なお、モリブデン皮膜部Hは、モリブデン皮膜部Sに比べて、モリブデン化合物の含浸時間の長短にかかわらず、硬くなるように形成してもよい。
さらに、他の形態として、第一リング4、24の表面は、硬質アルマイト皮膜で形成した皮膜部とし、第二リング6、26の表面は、モリブデン皮膜部S又はモリブデン皮膜部Hを適用してもよい。さらにこの場合、第一リング4、24と第二リング6、26とに適用する皮膜のタイプを反転してもよい。このとき、例として第一リング4、24の硬質アルマイト皮膜部40、240と、第二リング6、26のモリブデン皮膜部60、260(モリブデン皮膜部S又はモリブデン皮膜部H)とは、第一リング4、24と第二リング6、26とを互いに重ね合わせることで当接され、その当接された面にスラスト荷重がかけられた状態で摺動可能に形成してもよい。
また本実施形態の軸受2、20では、第一リング4、24に凹み部5、25を設けて、第二リング6、26に突起部7、27を設けて適用したがこれらに限られるものではない。第一リング4、24に突起部を設けて、第二リング6、26に凹み部を設けて適用してもよい。この場合、第一リング4、24は、第二リング6、26と重ね合わせられる面の内周側に、内周に沿って形成された輪状の突起部を備え、第二リング6、26は、第一リング4、24と重ね合わせられる面の内周側に、内周に沿って形成された輪状の凹み部を備えてもよい。またこのとき、凹み部と突起部とは、嵌合可能に形成されるようにしてもよい。さらにこのとき、凹み部と突起部とを嵌合したとき、突起部に形成された硬質アルマイト皮膜部の少なくとも一部、又は第一モリブデン皮膜部の少なくとも一部と、凹み部に形成されたモリブデン皮膜部の少なくとも一部とが当接した状態で摺動可能に形成してもよい。
また本実施形態の軸受2、20では、第一リング4、24の凹み部5、25に第一の当接面52、252を備え、第二リング6、26の突起部7、27に第二の当接面72、272を備えて適用したがこれらに限られるものではない。第一リング4、24の突起部に、ラジアル方向に形成された第一の当接面を設けて、第二リング6、26の凹み部に、ラジアル方向に形成された第二の当接面を設けて適用してもよい。この場合、例として凹み部と突起部とを嵌合したとき、第一の当接面に形成された硬質アルマイト皮膜部の少なくとも一部、又は第一モリブデン皮膜部の少なくとも一部と、第二の当接面に形成されたモリブデン皮膜部の少なくとも一部とが当接した状態で摺動可能に形成してもよい。
また本実施形態の軸受2、20では、第一リング4、24の凹み部5、25に第一の傾斜面54、254を備え、第二リング6、26の突起部7、27に第二の傾斜面74、274を備えて適用したがこれらに限られるものではない。第一リング4、24の突起部に、ラジアル方向に対して傾斜した第一の傾斜面を設けて、第二リング6、26の凹み部に、ラジアル方向に対して傾斜した第二の傾斜面を設けて適用してもよい。この場合、例として凹み部と突起部とを嵌合したとき、第一の傾斜面に形成された硬質アルマイト皮膜部の少なくとも一部、又は第一モリブデン皮膜部の少なくとも一部と、第二の傾斜面に形成されたモリブデン皮膜部の少なくとも一部とが当接した状態で摺動可能に形成してもよい。
図2及び図5の各図に示される軸受2、20を想定し摩擦試験を行った。この摩擦試験は、表1に示される「No.1〜6」の各々の種類のサンプルを用いた。このサンプルに用いられた「リングA」と「リングB」とは、h、s、kのいずれかの表面処理で行われたものである。そのhは、二硫化モリブデンの含浸時間を後述するsよりも長くしてsよりも硬度を増したカシマコートの皮膜を形成したものを示す。またsは、二硫化モリブデンの含浸時間をhよりも短くしてカシマコートの皮膜を形成したものを示す。またkは、一次電解にて形成された硬質アルマイト皮膜を形成したものを示す。
摩擦試験は、リングAとリングBとを重ねて当接させ、スラスト荷重をかけた状態で各サンプルごとに、回転数「小」と、「小」よりも回転数が大きい回転数「大」とに振り分けて互いに相対回転させて行った。なおこのスラスト荷重は、通常のユーザーが使用する場合の想定した数倍の荷重にて行った。またその当接した面であるリングAとリングBとの間の摩擦部位には、グリスが塗布されて、潤滑有りの状態で行った。
Figure 2017015102
摺動性及び外観が維持されたか否かの判定した。その判定した結果を「◎」「○」「△」「×」の記号で示し、表1に併記する。この判定は、写真、摩耗量又は摩擦係数の安定性等により、行った。「◎」は、性能や品質の低下が見られなかったことを示す。「○」は、性能や品質の低下がみられてもごく僅かである場合を示す。「△」は、性能や品質の低下がややみられ、用途によっては性能や品質に問題ない場合を示す。「×」は、性能や品質の低下が著しい場合を示す。
以上の結果より、回転数「小」では、カシマコートhと硬質アルマイトkとの組み合わせであるNo.1が良とカシマコートsとカシマコートhとの組み合わせであるNo.2が性能や品質の低下がごく僅かであり、比較的良好であった。硬質アルマイトkとカシマコートsとの組み合わせであるNo.3は、性能や品質の低下がみられず最も良好であった。
また、回転数「大」では、カシマコートhと硬質アルマイトkとの組み合わせであるNo.4と、カシマコートsとカシマコートhとの組み合わせであるNo.5が性能や品質において問題なく、良好であった。硬質アルマイトkとカシマコートsとの組み合わせであるNo.6は、性能や品質の低下が見られず、良好であった。
したがって、カシマコートhと硬質アルマイトk、カシマコートsとカシマコートh、又は硬質アルマイトkとカシマコートsとのすべての組み合わせについて、性能や品質において問題なく、良好であることが示された。
また回転数「小」では、No.3が最も良好であり、回転数「大」では、リングAとリングBとにおいて、そのNo.3と同様の仕様であるNo.6が最も良好であった。ゆえに、最適なリングAとリングBとの組み合わせは、硬質アルマイト皮膜であるkと、カシマコートの皮膜であるsであることが示された。
1 ロッド
2、20 軸受
4、24 第一リング
5、25 凹み部
6、26 第二リング
7、27 突起部
40、240 硬質アルマイト皮膜部
52、252 第一の当接面
54、254 第一の傾斜面
60、260 モリブデン皮膜部
72、272 第二の当接面
74、274 第二の傾斜面

Claims (4)

  1. 輪状に形成された第一リングと、
    該第一リングに重ねられ、輪状に形成された第二リングとを備え、前記第一リングと前記第二リングとが相対的に回動可能な軸受であって、
    前記第一リングは、表面にアルマイト皮膜が形成されているアルマイト皮膜部、又は表面に形成されたアルマイト皮膜にモリブデン化合物を含浸して形成される第一モリブデン皮膜部を備え、
    前記第二リングは、表面に形成されたアルマイト皮膜にモリブデン化合物を含浸して形成される第二モリブデン皮膜部を備え、
    前記第二モリブデン皮膜部は、前記第一モリブデン皮膜部と表面硬度が異なるように形成されており、
    前記第一リングの前記アルマイト皮膜部又は前記第一モリブデン皮膜部と、前記第二リングの前記第二モリブデン皮膜部とは、前記第一リングと前記第二リングとを互いに重ね合わせることで当接され、その当接された面にスラスト荷重がかけられた状態で摺動可能に形成される軸受。
  2. 前記第一リングは、前記第二リングと重ね合わせられる面の内周側に、内周に沿って形成された輪状の凹み部又は突起部の一方を備え、
    前記第二リングは、前記第一リングと重ね合わせられる面の内周側に、内周に沿って形成された輪状の前記凹み部又は前記突起部の他方を備え、
    前記凹み部と前記突起部とは、嵌合可能に形成されており、
    前記凹み部と前記突起部とを嵌合したとき、前記凹み部又は前記突起部の一方に形成された前記アルマイト皮膜部の少なくとも一部、又は前記第一モリブデン皮膜部の少なくとも一部と、前記凹み部又は前記突起部の他方に形成された前記第二モリブデン皮膜部の少なくとも一部とが当接した状態で摺動可能に形成される請求項1に記載の軸受。
  3. 前記第一リングの前記一方は、ラジアル方向に形成された輪状の第一の当接面を備え、
    前記第二リングの前記他方は、ラジアル方向に形成された輪状の第二の当接面を備え、
    前記第一の当接面に形成された前記アルマイト皮膜部の少なくとも一部、又は前記第一モリブデン皮膜部の少なくとも一部と、前記第二の当接面に形成された前記第二モリブデン皮膜部の少なくとも一部とが当接した状態で摺動可能に形成される請求項2に記載の軸受。
  4. 前記第一リングの前記一方は、ラジアル方向に対して、傾斜した輪状の第一の傾斜面を備え、
    前記第二リングの前記他方は、ラジアル方向に対して、傾斜した輪状の第二の傾斜面を備え、
    前記第一の傾斜面に形成された前記アルマイト皮膜部の少なくとも一部、又は前記第一モリブデン皮膜部の少なくとも一部と、前記第二の傾斜面に形成された前記第二モリブデン皮膜部の少なくとも一部とが当接した状態で摺動可能に形成される請求項2に記載の軸受。
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