JP2017014890A - 開閉体の駆動制御装置 - Google Patents

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宏太郎 猪又
Kotaro Inomata
宏太郎 猪又
英心 田所
Eishin Tadokoro
英心 田所
田中 文夫
Fumio Tanaka
文夫 田中
靖雄 藤城
Yasuo Fujishiro
靖雄 藤城
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Abstract

【課題】閉じられたシャッターカーテンの開放時に故障があっても確実に開放する。
【解決手段】開閉体の駆動制御装置3は、一次側電源10と通電可能に接続され、施設の出入り口4に開閉自在に設けられたシャッターカーテン5を駆動させる電動モータ7と、制御信号に基づいて電動モータ7を通電させて制御しシャッターカーテン5を開または閉動作させる主制御盤14と、主制御盤14と電気的に接続され、入力の切り換えに応じて制御信号を主制御盤14に出力する操作スイッチ12とを備え、これら主制御盤14と操作スイッチ12とで第1回路11を形成する。一次側電源10と電動モータ7との間には、第1回路11と並列に副制御盤32と強制開上ボタンスイッチ33とからなる第2回路30を重複して設け、操作スイッチ12により、第1回路11から第2回路30に切り替え可能にした。
【選択図】図2

Description

本発明は、駅舎や公共施設等の施設の出入り口に設けられる開閉体の駆動制御装置に関するものである。
一般に、駅舎や公共施設等の入り口に設置されたシャッターは、夜間等のサービスを提供しない時間帯には閉じられ、決められた時間に開放されるようになっている。従来、シャッターの開閉装置は、扉等の開閉体を開閉駆動させる駆動装置(モータ)と、この駆動装置を操作ボタンからの信号入力により制御する制御装置(制御盤)とを備えて構成される。そして、故障時に備え、故障の際、通常操作モードから、操作信号を制限する操作制限モードに移行し、操作制限モードでは、操作ボタンからの連続している操作信号以外の操作信号に基づいて開閉体の開閉動作を行うようにした電動シャッターの駆動制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、特許文献1に記載の従来の電動シャッターの駆動制御装置では、操作ボタン以外の故障、すなわち、制御装置に異常が発生したり故障した場合、対応できないという問題がある。特に、駅舎等に設置されるシャッターの開閉装置では、故障が生じた場合、シャッターの開閉装置が復旧するまで、利用者が施設内に入場できないという問題を避けるため、シャッターの開閉装置には、シャッター上部に、シャッター巻き取りシャフトに接続されたハンドルが取り付けられている。故障時には、人力でこのハンドルを回し、開閉体を巻き上げて開き上げ動作を行うようになっている。
特開2001−311361号公報
しかしながら、駅舎など入り口が広い場所に取り付けられたシャッターでは、開閉体自体が大型で重量があるため、開き上げるためには、ハンドルに取り付けられたギアで少しずつ時間をかけて開き上げ作業を行わなければならない。このため例えば、始発電車の発車時間のように、サービス提供の時間が決められている場合、開き上げ作業に時間がかかると始発時間に間に合わないという問題がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、シャッターの開上不良の原因のうち、駆動装置すなわち電動モータの不良が5%程度で、残り95%の故障の原因は、電動モータ以外の不良に起因することに着目してなされたもので、簡素な構成で、故障時に、迅速に強制的に開上することができる開閉体の駆動制御装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る開閉体の駆動制御装置は、電源側と通電可能に接続され、施設の出入り口に開閉自在に設けられた開閉体を駆動させる駆動手段と、制御信号に基づいて駆動手段を通電させて制御し開閉体を開閉動作または停止させる制御手段と、制御手段と電気的に接続され、入力の切り換えに応じて制御信号を制御手段に出力する開閉操作手段とを備えた開閉体の駆動制御装置において、駆動手段と電源側との間に、制御手段と開閉操作手段とからなる回路を重複して設けたことを特徴とするものである。
本発明の請求項1に係る開閉体の駆動制御装置では、電源側と通電可能に接続され、施設の出入り口に開閉自在に設けられた開閉体を駆動させる駆動手段と、制御信号に基づいて駆動手段を通電させて制御し開閉体を開閉動作または停止させる制御手段と、制御手段と電気的に接続され、入力の切り換えに応じて制御信号を制御手段に出力する開閉操作手段とを備えた開閉体の駆動制御装置において、駆動手段と電源側との間に、制御手段と開閉操作手段とからなる回路を重複して設けたことにより、一方の回路に異常が発生しても、他方の回路により速やかに開閉体を動作させることができ、人力により開閉体を動作させる必要がない。
本発明の請求項2に係る開閉体の駆動制御装置は、重複してそれぞれ設けられた制御手段と開閉操作手段とを、主制御手段と主開閉手段とを備えた第1回路と、副制御手段と副開閉操作手段とを備えた第2回路とから構成し、第2回路の副開閉操作手段は入力操作により通電を第1回路から第2回路に切り換えることを特徴とするものである。
本発明の請求項2に係る開閉体の駆動制御装置では、重複してそれぞれ設けられた制御手段と開閉操作手段とを、主制御手段と主開閉手段とを備えた第1回路と、副制御手段と副開閉操作手段とを備えた第2回路とから構成し、第2回路の副開閉操作手段は入力操作により通電を第1回路から第2回路に切り換えるようにしたことにより、第1回路に異常が発生しても、第2回路により速やかに開閉体を開動作させることができ、人力により開閉体を巻き上げる必要がない。
本発明の請求項3に係る開閉体の駆動制御装置は、主制御手段は、位置検知手段と開閉体異常検知手段と駆動手段異常検知手段とのうち少なくともいずれか1と電気的に接続され、位置検知手段が、開閉体が所定の位置に達したのを検知するか、開閉体異常検知手段が、開閉体の異常を検知するかまたは駆動手段異常検知手段が、駆動手段の異常を検知すると、駆動手段への通電を断ち動作を停止させることを特徴とするものである。
本発明の請求項4に係る開閉体の駆動制御装置は、主制御手段と副制御手段とにはそれぞれ、電流の異常を検知して通電を断つ回路遮断器が設けられることを特徴とするものである。
本発明の請求項5に係る開閉体の駆動制御装置は、開閉体を、出入り口上方に回動自在に軸支された巻き取りシャフトに一端が接続され巻き取りシャフトの回動に応じて、巻き取り開き出しされるシャッターカーテンから構成し、駆動手段を、この巻き取りシャフトに減速機構を通じて駆動伝達可能に接続された電動モータから構成したことを特徴とするものである。
本発明に係る開閉体の駆動制御装置は、電源側と通電可能に接続され、施設の出入り口に開閉自在に設けられた開閉体を駆動させる駆動手段と、制御信号に基づいて駆動手段を通電させて制御し開閉体を開閉動作または停止させる制御手段と、制御手段と電気的に接続され、入力の切り換えに応じて制御信号を制御手段に出力する開閉操作手段とを備えた開閉体の駆動制御装置において、駆動手段と電源側との間に、制御手段と開閉操作手段とからなる回路を重複して設けたので、一方の回路に駆動手段以外の故障が発生しても、他方の回路により駆動手段を制御して、開閉体を強制的にかつ迅速に巻き上げて入り口を開くことができ、人力による作業を行う必要がなく、開上時間に開閉体を確実に開くことができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る開閉体の駆動制御装置を備えた電動シャッターを示す説明図である。 図2は、図1の開閉体の駆動制御装置の構成を示す構成図である。 図3は、図1の開閉体の駆動制御装置において第2回路を備えていない開閉体の駆動制御装置の構成を、図2と比較して示す構成図である。 図4は、図1の電動シャッターのブレーキ兼手動開放装置を示す説明図である。 図5は、本発明の他の実施形態に係る開閉体の駆動制御装置の構成を示す構成図である。
以下、図面に示す実施形態により本発明を説明する。本発明の一実施形態に係る開閉体の駆動制御装置3は、例えば、図1に示すように、駅舎や公共施設等の出入り口4に設置された電動シャッター2に設けられる。電動シャッター2は、出入り口4を開閉するシャッターカーテン(開閉体)5を備えて構成される。シャッターカーテン5は、上端が出入り口4の上方に回動自在に軸支された巻き取りシャフト6に接続される。巻き取りシャフト6は、ローラチェーン(図示せず)とスプロケット8を介して電動モータ7(駆動手段)に駆動伝達可能に連結される。シャッターカーテン5は、電動モータ7の正逆駆動に基づく巻き取りシャフト6の正逆回転により、図示しないガイドに案内されて出入り口4を昇降し開閉するようになっている。
開閉体の駆動制御装置3は、図2に示すように、電動モータ7が一次側電源(電源)10と第1回路11を介して通電可能に接続される。第1回路11は、操作スイッチ(主開閉操作手段、開閉操作手段)12とブレーカー(回路遮断器)13と主制御盤(主制御手段、制御手段)14とを備えて構成される。主制御盤14には、シャッターの上下停止位置が設定され停止位置を検知するリミットスイッチ(位置検知手段)15とシャッターの異常を検知するエマージェンシースイッチ(開閉体異常検知手段)16と電動モータ7の異常を検知するサーマルプロテクタ(駆動手段異常検知手段)17とのうち少なくともいずれかが接続される。
操作スイッチ12は、開ボタン12A、閉ボタン12Bおよび停止ボタン12Cを備え、これらボタンが押されると、それぞれ主制御盤14にシャッターカーテン5の上昇、降下、動作停止の制御信号を送出する。また、操作スイッチ12には、内部に切り換えスイッチ12Dが設けられる。切り換えスイッチ12Dは第1回路11を後述する第2回路30に切り換えるようになっている。ブレーカー13は、一次側電源10と主制御盤14との間に設けられ、電流異常を検知すると、主制御盤14への通電を遮断する。主制御盤14は、リミットスイッチ15からそれぞれ設定された上方停止位置または下方停止位置の検知に基づく駆動停止信号が送られてくると、電動モータ7の駆動を停止させる。
エマージェンシースイッチ16は、シャッターカーテン5の巻き込みまたは緩みを感知すると、駆動停止信号を主制御盤14に送出する。主制御盤14は、この駆動停止信号に基づいて電動モータ7の駆動を非常停止させる。サーマルプロテクタ17は、電動モータ7またはその周囲に設けられ、電動モータ7の温度またはその周囲の温度が設定値以上になると、電動モータ7の異常検知と判断し、駆動停止信号を主制御盤14に送信する。主制御盤14はこの信号を受け取ると、電動モータ7を非常停止させる。
電動モータ7の駆動軸上には、ブレーキ兼手動開放装置18が設けられる(図4参照)。ブレーキ兼手動開放装置18は、電動モータ7の駆動停止時、駆動軸を制動して電動モータ7の慣性による回転を強制的に停止させるとともに、電動モータ7の故障時、ハンドル19により制動を解除し手動で閉じられたシャッターカーテン5を巻き上げるようになっている。主制御盤14は、電動モータ7の駆動を停止させる際には、電動モータ7への通電を停止させるとともに、ブレーキ兼手動開放装置18を動作させ、確実に電動モータ7の回転を停止させるようになっている。なお、符号21、22はそれぞれ、巻き取りシャフト6を保持する軸受け、シャッターカーテン5を巻き取りシャフト6と接続する吊り元であり、押し車24はまぐさ23との接触を防ぐようになっている。図3は、第2回路30を備えていない、第1回路11のみからなる開閉体の駆動制御装置の構成を、図2と比較して示す参考構成図である。
ところで、本実施形態に係る開閉体の駆動制御装置3は、図2に示すように、電動モータ7と一次側電源10との間に、第1回路11と第2回路30を重複して設けている。第2回路30は、ブレーカー(回路遮断器)31と副制御盤(副制御手段、制御手段)32と強制開上ボタンスイッチ(副開閉操作手段、開閉操作手段)33と強制開上リミットスイッチ34とを備えて構成される。ブレーカー31は、副制御盤32と一体に設けられるとともに第1回路11の主制御盤14と接続される。ブレーカー31は、電流異常を検知すると、副制御盤32への通電を遮断する。この開閉体の駆動制御装置3は、第1回路11の操作スイッチ12の切り換えスイッチ12Dがオンされると、主制御盤14を介して通電回路を第1回路11から第2回路30に切り換えるようになっている。
強制開上ボタンスイッチ33は、通電回路が第2回路30に切り換えられ、かつ操作者により強制開上ボタン33Aが押し続けられると、副制御盤32に電動モータ7を回転駆動する制御指令信号を送出し続ける。操作者が強制開上ボタン33Aから手を離し、操作を止めると、制御指令信号は送出されず、副制御盤32は電動モータ7の駆動を停止するようになっている。このように構成されているので、シャッターカーテン5が第1回路11の故障等により閉じられたままの場合、強制開上ボタンスイッチ33の強制開上ボタン33Aが押し続けられると、第1回路11と関係なくシャッターカーテン5が強制的に巻き上げられ、出入り口4が開かれる。このため、第1回路11側に故障や不具合が発生しても、人力に頼ることなく、電動モータ7を利用して速やかにシャッターカーテン5を巻き上げて出入り口4を開くことができる。
また、強制開上ボタンスイッチ33の強制開上ボタン33Aが押し続けられ、電動モータ7の駆動によりシャッターカーテン5が上昇を続けてゆき、所定の高さに達すると、強制開上リミットスイッチ34により副制御盤32に検知信号が送出され、電動モータ7の駆動が停止されるようになっている。
次に、上記実施形態に係る開閉体の駆動制御装置3の作用について説明する。上記実施形態に係る開閉体の駆動制御装置3は、電動モータ7と一次側電源10との間に、第1回路11と第2回路30とを重複して設けている。通常は、第1回路11の操作スイッチ12のボタン12A、12B、12Cを選択的に押すと、主制御盤14にシャッターカーテン5の上昇、降下、動作停止の制御指令信号が送出される。主制御盤14は、これら信号を受け取ると、電動モータ7を駆動させ、リミットスイッチ15からそれぞれ設定された上方停止位置または下方停止位置の検知に基づく駆動停止信号が送られてくると、電動モータ7の駆動を停止させる。こうして、例えば、駅舎や公共施設等の出入り口4では、始発電車前であったり公共施設の開上時間になると職員によりシャッターカーテン5が開けられ、終業後、職員によりシャッターカーテン5は閉じられる。
開上前に、まだ閉まっているシャッターカーテン5を開放する際、第1回路11に異常または故障が発生し、シャッターカーテン5が開かなくなった場合、操作者により第1回路11の操作スイッチ12内部の切り換えスイッチ12Dをオンにすると、一次側電源10との通電回路が第1回路11から第2回路30に切り換わる。そして、操作者が強制開上ボタンスイッチ33の強制開上ボタン33Aを押し続けると、副制御盤32にシャッターカーテン5を上昇動作させる制御指令信号が送出され、副制御盤32は、電動モータ7を回転駆動させシャッターカーテン5が上昇する。このとき、操作者が例えば安全を確認するために強制開上ボタン33Aから手を離し押圧操作を止めると、制御指令信号は送出されず、電動モータ7は駆動が停止され、シャッターカーテン5はその位置で停止される。確認が終わり、操作者が再び強制開上ボタン33Aを押し続けると、シャッターカーテン5は停止した位置から再び上昇し、シャッターカーテン5が所定の高さに達すると、強制開上リミットスイッチ34により検知信号が副制御盤32に送られ、電動モータ7の駆動が停止され、上昇動作中のシャッターカーテン5は所定の高さで停止される。このように、本実施形態に係る開閉体の駆動制御装置3では、第1回路11に、電動モータ7以外の故障、すなわち、リミットスイッチ15、エマージェンシースイッチ16、サーマルプロテクタ17の少なくともいずれかにエラー表示がでていても、第2回路30により電動モータ7を駆動制御して、シャッターカーテン5を強制的にかつ迅速に巻き上げて入り口を開くことができる。このため、人力による作業を行う必要がなく、開上時間にシャッターカーテン5を開くことができる。従って、例えば、鉄道の駅などで始発時間前に電動シャッター2の第1回路11に不具合が生じても、ワンタッチで第2回路30に切り換えシャッターカーテン5を開くことができるので、利用者を円滑に駅に導くことができる。
なお、上記実施形態では、電動シャッターについて述べているがこれに限られるものではなく、電動モータにより開閉する開閉扉(開閉体)であればよく、両開き戸や片開き戸、両引き戸や片引き戸、親子扉等にも適用可能であることは言うまでもない。また、第2回路30の副制御盤32に、第1回路11とは独立にエマージェンシースイッチまたはサーマルプロテクタのうち少なくともいずれか1を接続するようにしてもよいし、第2回路30に強制開上リミットスイッチ34を設けないようにしてもよい。さらに、出入り口4が広く、複数の電動モータ7が設置され、電動モータ7毎に各シャッターカーテン5が設けられている場合、複数の電動モータ7、7の第1回路11、11毎に並列に第2回路30、30をそれぞれ設けてもよい。
次に、本発明の他の実施形態に係る開閉体の駆動制御装置103について説明する。本発明の他の実施形態に係る開閉体の駆動制御装置103では、上記一実施形態に係る開閉体の駆動制御装置3が、第1回路11の故障時、切り換えスイッチ12Dをオンにして、一次側電源10との通電回路を第1回路11から第2回路30に切り換え、第2回路30の強制開上ボタンスイッチ33に設けられた強制開上ボタン33Aを押し続けると、強制開上ボタンスイッチ33から副制御盤32にシャッターカーテン5を上昇動作させる制御指令信号が送出され、副制御盤32は、電動モータ7を駆動させシャッターカーテン5を上昇させ続けるようにしているのに対し、図5に示すように、第2回路130の強制開上ボタンスイッチ133に設けられた強制開上切り換えスイッチ133Bをオンにすると、副制御盤132は、一次側電源110との通電回路を第1回路111から第2回路130に切り換え、強制開上ボタン133Aを押し続けると、シャッターカーテン5を上昇動作させる制御指令信号を送出し、強制開上ボタン133Aから操作者の手が離れ押圧操作がなくなると、電動モータ107の駆動を停止させ、シャッターカーテン5の上昇を止めるようになっている点が異なっている。
すなわち、本発明の他の実施形態に係る開閉体の駆動制御装置103は、一次側電源110と第2の回路130を介して第1の回路111側の電動モータ107に電気的に接続される。第2回路130は、一次側電源110側の強制開上ブレーカー131と、この強制開上ブレーカー131と接続される副制御盤(強制開上制御盤)132と、この副制御盤132にそれぞれ接続される強制開上ボタンスイッチ(副開閉操作手段、開閉操作手段)133および強制開上リミットスイッチ134とを備えて構成される。副制御盤132は第1回路111のブレーカー113に接続される。第1回路111は、ブレーカー113と主制御盤114と電動モータ107を備えて構成される。主制御盤に114には、操作スイッチ(主開閉操作手段、開閉操作手段)112とリミットスイッチ115とエマージェンシースイッチ116とサーマルプロテクタ117とがそれぞれ接続される。操作スイッチ112は、開ボタン112A、閉ボタン112Bおよび停止ボタン112Cのみを備え、これらボタンが押されると、それぞれ主制御盤114にシャッターカーテン5の上昇、降下、動作停止の制御信号を送出するようになっている。
ところで、本発明の他の実施形態に係る開閉体の駆動制御装置103では、操作者が第2回路130の強制開上ボタンスイッチ133に設けられた強制開上切り換えスイッチ133Bをオンすると、副制御盤132は、一次側電源110との通電回路を第1回路111から第2回路130に切り換える。そして、操作者が強制開上ボタン133Aを押し続けると、シャッターカーテン5を上昇動作させる制御指令信号を送出するようになっている。そして、副制御盤132は、操作者が強制開上ボタン133Aから手を離し、押圧操作がなくなると、電動モータ107の駆動を停止させ、シャッターカーテン5の上昇を止めるようになっている。操作者が強制開上ボタン133Aを押し続け、シャッターカーテン5が所定の高さに達すると、強制開上リミットスイッチ134によりシャッターカーテン5の上昇が停止される。このように構成することで、シャッターカーテン5の開上時には、操作者は強制開上ボタンスイッチ133の設置された場所に留まって、開上を確認しながら操作することになり、安全を確認しながら操作することができる。
3 開閉体の駆動制御装置
4 出入り口
5 シャッターカーテン(開閉体)
7 電動モータ(駆動手段)
10 一次側電源(電源側)
11 第1回路(制御手段、開閉操作手段)
12 操作スイッチ(主開閉操作手段、開閉操作手段)
14 主制御盤(制御手段)
30 第2回路(制御手段、開閉操作手段)
32 副制御盤(副制御手段、制御手段)
33 強制開上ボタンスイッチ(副開閉操作手段、開閉操作手段)

Claims (5)

  1. 電源側と通電可能に接続され、施設の出入り口に開閉自在に設けられた開閉体を駆動させる駆動手段と、制御信号に基づいて駆動手段を通電させて制御し開閉体を開閉動作または停止させる制御手段と、制御手段と電気的に接続され、入力の切り換えに応じて制御信号を制御手段に出力する開閉操作手段とを備えた開閉体の駆動制御装置において、
    駆動手段と電源側との間に、制御手段と開閉操作手段とからなる回路を重複して設けたことを特徴とする開閉体の駆動制御装置。
  2. 重複してそれぞれ設けられた制御手段と開閉操作手段とを、主制御手段と主開閉手段とを備えた第1回路と、副制御手段と副開閉操作手段とを備えた第2回路とから構成し、第2回路の副開閉操作手段は入力操作により通電を第1回路から第2回路に切り換えることを特徴とする請求項1に記載の開閉体の駆動制御装置。
  3. 主制御手段は、位置検知手段と開閉体異常検知手段と駆動手段異常検知手段とのうち少なくともいずれか1と電気的に接続され、位置検知手段が、開閉体が所定の位置に達したのを検知するか、開閉体異常検知手段が、開閉体の異常を検知するかまたは駆動手段異常検知手段が、駆動手段の異常を検知すると、駆動手段への通電を断ち動作を停止させることを特徴とする請求項2に記載の開閉体の駆動制御装置。
  4. 主制御手段と副制御手段とにはそれぞれ、電流の異常を検知して通電を断つ回路遮断器が設けられることを特徴とする請求項2または3に記載の開閉体の駆動制御装置。
  5. 開閉体を、出入り口上方に回動自在に軸支された巻き取りシャフトに一端が接続され巻き取りシャフトの回動に応じて、巻き取り開き出しされるシャッターカーテンから構成し、駆動手段を、この巻き取りシャフトに減速機構を通じて駆動伝達可能に接続された電動モータから構成したことを特徴とする請求項1ないし4のうちいずれか1に記載の開閉体の駆動制御装置。
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