JP2014091594A - エレベータのドア開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドア開閉ゾーン内にあって乗りかご内に乗客が閉じ込められたときに、自動的にドアを開くことを可能にしたエレベータのドア開閉装置の提供。
【解決手段】本発明は、エレベータの全体制御を司る中央制御部1が、ドア開異常の複数の原因をそれぞれ異なる異常モード、例えば異常モードNO.0〜5として特定する機能を有し、中央制御部1から出力される信号に応じてドアモータ5を制御するドア制御部2は、ドア開異常が発生した際に、かご位置検出装置12によって乗りかごが所定のドア開閉ゾーンにあることが検出され、しかも荷重センサ11によって乗りかご内に乗客が存在することが検出されたときに、中央制御部1で特定された異常モードがドア開を可能とする異常モードNO.0,1,2がどうか判断し、ドア開を可能とする異常モードであると判断したときに、ドア開を実行させるようにドアモータ5を制御する構成にしてある。
【選択図】図2

Description

本発明は、万が一乗りかご内に乗客が閉じ込められてしまった際でも、閉じ込め時間を短縮できるエレベータのドア開閉装置に関する。
一般に、エレベータには乗りかご及び乗り場のドアを開閉制御するドア開閉装置が備えられている。このドア開閉装置は、エレベータの全体制御を司る中央制御部と、乗りかご内の乗客の有無を検出する荷重センサと、乗りかごの位置を検出するかご位置検出装置と、乗りかごのドアを開閉する駆動力を与えるドアモータと、中央制御部から出力される信号に応じてドアモータを制御するドア制御部等を含んでいる。
このようなドア開閉装置を備えたエレベータにあって、従来、特許文献1に、乗りかご内と管理室にドア開閉ゾーン内閉じ込め通報手段を設け、ドア開閉ゾーン内において乗りかご内に乗客が閉じ込められたときには、前述の通報手段による通報に応じて、乗りかご内の乗客が手動でドアを開くことを可能にした、あるいは管理室にいた管理人が乗り場から手動でドアを開くことを可能にした技術が開示されている。この従来技術によれば、ドア開閉ゾーン内において乗りかご内に閉じ込められた乗客を比較的短時間のうちに乗りかごから脱出させることが可能となる。
特開平7−33345号公報
前述した特許文献1に開示された従来技術では、ドア開閉ゾーン内にあって乗りかご内に乗客が閉じ込められたときに、エレベータのドアを開くことは可能である。しかし、ドアを開くために、乗りかごの乗客または管理人が手動でドアを開く必要がある。したがって、この従来技術は乗客または管理人の負担が大きく、またエレベータードアの開閉には構造的知識などが必要とされることが多々あり、さらに乗客等が非力の場合などにあってはドアをなかなか開くことができず、結局、長時間にわたって乗りかご内に乗客が閉じ込められてしまう事態を生じる懸念がある。
本発明は、前述した従来技術における実情からなされたもので、その目的は、ドア開閉ゾーン内にあって乗りかご内に乗客が閉じ込められたときに、乗客や管理人による手で直接ドアに触れて開扉させる動作を要することなく、自動的にドアを開くことを可能にしたエレベータのドア開閉装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係るエレベータのドア開閉装置は、全体制御を司る中央制御部と、乗りかごの位置を検出するかご位置検出装置と、前記乗りかご内の乗客の有無を検出する荷重センサとを有するエレベータに設けられ、前記乗りかごのドアを開閉する駆動力を与えるドアモータと、前記中央制御部から出力される信号に応じて前記ドアモータを制御するドア制御部とを含むエレベータのドア開閉装置において、前記中央制御部は、ドア開異常の複数の原因をそれぞれ異なる異常モードとして特定する機能を有し、前記ドア開異常が発生した際に、前記ドア制御部は、前記かご位置検出装置によって前記乗りかごが所定のドア開閉ゾーンにあることが検出され、しかも前記荷重センサによって前記乗りかご内に乗客が存在することが検出されたときに、前記中央制御部で特定された異常モードがドア開を可能とする異常モードかどうか判断し、ドア開を可能とする異常モードと判断したときに、ドア開を実行させるように前記ドアモータを制御することを特徴としている。
本発明は、ドア開閉ゾーン内にあって乗りかご内に乗客が閉じ込められた際、中央制御部で特定されるドア異常の異常モードが、ドア開動作を可能とする異常モードであるときには、自動的にドア開動作を実行させることができる。これにより、乗りかご内の乗客や管理人のエレベータの構造知識の有無や非力であるか否かにかかわらず、乗りかご内に閉じ込められた乗客を短時間のうちに乗りかご内から脱出させることができ、乗客に対するサービス性を従来よりも向上させることができる。
本発明に係るドア開閉装置の一実施形態が含まれるエレベータの制御系統を示すブロック図である。 図1に示す制御系統に含まれる中央制御部、及び本実施形態に係るドア開閉装置に備えられるドア制御部における処理手順を示すフローチャートである。 本実施形態に係るドア開閉装置に備えられるドア制御部に含まれるドア開指令回路を示す回路図である。 本実施形態に係るドア開閉装置に備えられるドア制御部に含まれるドア開許可回路を示す回路図である。 本実施形態に係るドア開閉装置に備えられるドア制御部に含まれる固渋検出回路を示す回路図である。
以下、本発明に係るエレベータのドア開閉装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態に係るドア開閉装置に備えられるエレベータは、図示しない乗りかご及び釣り合い重りの他に、図1に示すように、エレベータの全体制御を司る中央制御部1と、乗りかごの位置を検出するかご位置検出装置12と、乗りかご内の乗客の有無を検出する荷重センサ11とを備えている。
また、当該エレベータは、乗りかごのドアを開閉する駆動力を与えるドアモータ5と、中央制御部1から出力される信号に応じてドアモータ5を制御するドアマイコンすなわちドア制御部2と、ドアモータ5に装着され、検出信号をドア制御部2に送信することにより、ドアモータ5の磁極のずれを検出するロータリエンコーダ6とを備えている。さらに、電源4と、この電源4に接続され、ドア制御部2とドアモータ5との間に配置されるインバータ3と、ドアモータ5に供給される電流を検出し、検出信号をドア制御部2に出力する電流検出器7,8,9とを備えている。
また、ドアモータ5内に異物が侵入することなどにより発生したドアモータ5の固渋負荷を検出し、例えばドア制御部2に出力する図示しない固渋負荷検出部と、中央制御部1からの指令によって、当該エレベータを遠隔的に監視する図示しない監視センタに通報可能な発報装置10とを備えている。
前述した各構成のうちの電源4、ドア制御部2、インバータ3、ドアモータ5、ロータリエンコーダ6、電流検出器7,8,9、及び図示しない固渋検出部は、本実施形態に係るドア開閉装置を構成している。
前述した中央制御部1は、ドア開閉ゾーン内にあって乗りかご及び乗り場のドアが開動作しないことを検出する閉じ込め検出部を含んでいる。また、この中央制御部1は、ドア開異常の複数の原因をそれぞれ異なる異常モードとして特定する機能を有している。すなわち、中央制御部1は、図2の異常モードNO.0で示す「異常なし」、異常モードNO.1で示す「ロータリエンコーダパルス異常」、異常モードNO.2で示す「ドアモータ磁極ずれ」、異常モードNO.3で示す「ドアマイコン(ドア制御部2)異常動作」、異常モードNO.4で示す「インバータ異常」、異常モードNO.5で示す「ドア開閉装置電源喪失」等を特定可能な機能を有している。なお、中央制御部1で特定される異常モードが、ドア制御部2の異常に関連する前述の異常モードNO.3であるときに、中央制御部1は、ドア開を実行させるようにドアモータ5を強制的に駆動する機能を有している。
また、前述したドア制御部2は、かご位置検出装置12によって乗りかごが所定のドア開閉ゾーン内にあることが検出されて、それに応じた信号が中央制御部1から送信され、しかも、荷重センサ11によって乗りかご内に乗客が存在することが検出されて、それに応じた信号が中央制御部1から送信されてきたときに、中央制御部1において特定された前述の異常モードNO.0,1,2,4,5のうちのいずれか該当する異常モードが、ドア開動作を可能にする異常モードであるかどうか判断し、ドア開動作を可能とする異常モード、例えば異常モードNO.0,1,2に含まれる異常モードであると判断したときに、ドア開動作を実行するようにドアモータ5を制御する。
また、ドア制御部2は、電流検出器7,8,9のいずれかで検出される電流の値が通常値を超えたときに、前述したドア開の実行を停止させるようにドアモータ5を制御する。
さらにドア制御部2は、前述の図示しない固渋負荷検出部で検出される固渋負荷が所定値を超えたとき、前述したドア開の実行を停止させるようにドアモータ5を制御する。
なお、ドア制御部2で、図示しない固渋検出部で検出される固渋負荷が所定値以下と判断されたときに、乗りかご内の乗客にドアが自動で開く状況にある旨を通知する図示しない表示装置、あるいは図示しない音声発生装置を、乗りかご内に設けてある。
前述のドア制御部2には、図3に示すドア開指令回路と、図4に示すドア開許可回路と、図5に示す固渋検出回路とが含まれている。
図3に示すドア開指令回路は、平常時、すなわち中央制御部1で異常モードが検出されず、エレベータのドアの開閉が支障なく行われるときに作動するドア開回路13と、このドア開回路13に接続され、ドアモータ5を駆動する駆動信号をインバータ3に出力することが可能であることを指示するドア開指示部14と、ドア開回路13に並列に、また互いに直列に接続された接点部1a,11a,12a,21a,23aとを含んでいる。
接点部1aは、中央制御部1に含まれる前述の図示しない閉じ込め検出部に関連する接点であり、閉じ込め検出部によってドアが開動作しないことが検出されたときにオンとなる。
接点部11aは、荷重センサ11に関連する接点であり、荷重センサ11の検出値に基づいて乗りかご内に乗客が存在することが検出されたときにオンとなる。
接点部12aは、かご位置検出装置12に関連する接点であり、かご位置検出装置12によって乗りかごが所定の開閉ゾーンに存在することが検出されたときにオンとなる。
接点部21aは、後述の図4に示すドア開許可回路に含まれる許可検出部21に関連する接点であり、許可検出部21の作動に応じてオンとなる。
接点部23aは、後述の図5に示す固渋検出回路に含まれる固渋検出部23に関連する接点であり、通常時はオンしており固渋検出部23の作動に応じてオフとなる。
図4に示すドア開許可回路は、中央制御部1で前述した異常モードNO.0が特定されたときにオンとなる接点部15と、この接点部15に接続された許可検出部21とが含まれている。また、中央制御部1で異常モードNO.1が特定されたときにオンとなる接点部16と、この接点部16に接続され、通常時はオンしており中央制御部1で異常モードNO.4が特定されたときにオフとなる接点部19と、この接点部19に接続され、通常時はオンしており中央制御部1で異常モードNO.5が特定されたときにオフとなる接点部20とを含み、これらの接点部16,19,20を前述した接点部15に並列に、また互いに直列に設けてある。また、接点部16は、中央制御部1で異常モードNO.2が特定されたときにオンとなる接点部17、及び、中央制御部1で異常モードNO.3が特定されたときにオンとなる接点部18とそれぞれ並列に接続され、接点部17,19,20及び接点部18,19,20も前述した接点部15に並列に、また互いに直列に接続可能となっている。
図5に示す固渋検出回路は、図示しない固渋負荷検出部に関連する接点であって、固渋負荷検出部によって検出される固渋負荷が所定値を超えたときにオンとなる接点部22と、この接点部22に接続され、前述した図3に示すドア開指令回路の接点部23aをオン、オフする固渋検出部23とを含んでいる。また、それぞれ電流検出器7,8,9に関連する接点であって、検出される電流値が通常値を超えたときにオンとなる接点部7a,8a,9aを含んでいる。これらの接点部7a,8a,9aのそれぞれは、個別に接点部22に対して並列に設けてある。
以下、本実施形態に係るドア開閉装置の動作について図2のフローチャートに基づいて説明する。
図示しない乗りかごが所定階床に停止した際に、何ら異常を生じない平常時には、ドア制御部2の図3に示すドア開回路13を介してドア開指示部14からドア開が可能であることが指示される。これに応じてドア制御部2は、インバータ3に駆動信号を出力する。したがって、インバータ3からドアモータ5に電流が供給され、ドアモータ5が駆動して乗りかごのドアが開かれ、また、乗りかごのドアに追従するようにして乗り場のドアが開かれ、乗りかご内の乗客は該当する階床に出ることができる。
ところが、乗りかごが停止して一定時間以上経過しても乗りかごのドアが開かないとき、中央制御部1は、内蔵する閉じ込め検出部によって乗りかごに閉じ込めが発生したと判断する(ステップS1)。これに応じてドア制御部2の図3の接点部1aがオンとなる。ここで中央制御部1は荷重センサ11の検出値に基づいて乗りかご内に乗客が存在するかどうかを判断する(ステップS2)。前述のように乗りかごが停止し、乗りかごに閉じ込めが発生したと見なされる場合には、乗りかご内の乗客の搬出とは別に、専門技術者による点検作業、及び点検作業後の復旧作業が必要となる。このため中央制御部1の指令により発報装置10から図示しない監視センタに、乗りかごに閉じ込めが発生した旨の通報、すなわち異常発報がなされる(ステップS2′)。
乗りかご内に乗客が存在しない場合には、そのままエレベータを休止状態に保ち(ステップS9)、専門技術者の到着を待つ。一方、乗りかご内に乗客が存在すると判断されたときには、ドア制御部2の図3に示す接点部11aがオンとなる。ここで中央制御部1は、かご位置検出装置12の信号に基づいて乗りかごが所定のドア開閉ゾーン内に停止しているかどうかを判断する(ステップS3)。乗りかごがドア開閉ゾーンから外れた位置に停止していると判断されたときには、エレベータをそのまま休止状態に保ち(ステップS9)、専門技術者の到着を待つ。
一方、中央制御部1で、乗りかごがドア開閉ゾーン内に停止していると判断されたときには、ドア制御部2の図3に示す接点部12aがオンとなる。
次に、ドア制御部2は、中央制御部1で特定された異常モードが、ドア開を許可できる異常モードのうちのNO.0,1,2に該当するか、それともドア開を許可できない異常モードNO.4,5に該当するか判断する(ステップS4)。この判断で異常モードNO.0〜NO.2のうちのいずれかに該当すると判断されたときには、ドア制御部2の図4に示すドア許可回路の接点部15〜17のいずれかがオンとなる。なお、中央制御部1で特定される異常モードがNO.3のときには、ドア制御部2自身が制御不能な状態となっている。この場合には、例えば接点部18のオンに応じた中央制御部1からの強制駆動指令により、インバータ3からドアモータ5に電流が流され、ドアモータ5が強制的に駆動する(ステップS5)。
前述のように、接点部15〜17のいずれかがオンとなると、同図4の許可検出部21が作動し、図3に示すドア開指示部14からドア開が可能であることが指示される。すなわち、インバータ3を介してドアモータ5に電流を流すことが可能な状態となる。
また、中央制御部1で特定される異常モードがNO.4,5のときには、図4に示す接点部19,20がオフとなるので、許可検出部21が作動せず図3の接点部21aはオフとなる。したがって、このときにはドアモータ5が駆動することはない。このような場合には、専門技術者の到着を待つことになる。
前述のステップS5の次には、図示しない固渋検出部で検出されドアモータ5に加えられる固渋負荷が所定値以下であるかどうか判断される(ステップS6)。このときドアモータ5を低速で動かして判断がなされる。固渋負荷が所定値以下でなく、所定値を超えているときには、図5に示す固渋検出回路の接点部22がオンとなる。また、このように固渋負荷が大きいときには、電流検出器7〜9のいずれかで検出される電流値が通常値を超えることから、図5に示す接点部7a〜9aの少なくとも1つがオンとなる。前述のように接点部22がオンとなることに伴って、あるいは接点部7a〜9aの該当するものがオンとなることに伴って、同図5の固渋検出部23が作動し、図3の接点部23aはオフとなる。したがって、このような場合にはドアモータ5によるドア開の実行を停止させる制御がなされる。
ステップS6の制御で、固渋負荷が所定値以下と判断されたときには、ドア制御部2からの指令により乗りかご内に設けられる図示しない表示装置、または図示しない音声発生装置が作動し、乗りかご内の乗客にドア開動作が実行される旨が通知される(ステップS7)。
次いで、ドア制御部2からインバータ3を介してドアモータ5に通常時と同等の電流が流され、ドアモータ5が駆動する。これにより乗りかごのドアの開動作が始まり、これに連動して乗り場のドアも開かれる(ステップS8)。したがって、乗りかご内の乗客は、乗りかご内から階床に脱出することができる。乗客の脱出後には、エレベータは休止状態に保たれる(ステップS9)。
なお、前述の図2に示した処理手順では、乗りかごがドア開閉ゾーンに存在しているかどうかのステップS3における判断で、乗りかごがドア開閉ゾーンに存在していないと判断されたとき、ステップS9に移ってそのままエレベータを休止状態に保持したが、本発明は、このように構成することには限られない。すなわち、ステップS3の判断で、乗りかごがドア開閉ゾーンに存在していないと判断されたときに、エレベータを休止状態とせず、中央制御部1からの信号に応じて図示しない監視センタで、乗りかごの運転に支障がないかどうかを判断し、運転に支障がないと判断されたときには、監視センタからの遠隔操作によって乗りかごをドア開閉ゾーンまで運転させ、その後に図2の手順S4以降の判断及び処理を行うように構成してもよい。このように構成したものでは、乗りかごがドア開閉ゾーンとは異なる場所に停止した際の乗りかご内の閉じ込めに際しても、乗りかご内に存在する乗客を迅速に脱出させることができる。
以上のように構成した本実施形態によれば、ドア開異常が発生した際に、乗りかごがドア開閉ゾーン内に存在することがかご位置検出装置12で検出され、しかも乗りかご内に乗客が存在することが荷重センサ11で検出されたときに、中央制御部1で特定されるドア開異常の異常モードが、ドア開を可能とする異常モードNO.0,1,2,3であるときには、自動的にドア開動作を実行することができる。これにより、乗りかご内に乗客が閉じ込められる時間を短縮させることが可能となり、乗客に対するサービス性を向上させることができる。
1 中央制御部
1a 接点部
2 ドア制御部
3 インバータ
4 電源
5 ドアモータ
6 ロータリエンコーダ
7 電流検出器
7a 接点部
8 電流検出器
8a 接点部
9 電流検出器
9a 接点部
10 発報装置
11 荷重センサ
11a 接点部
12 かご位置検出装置
12a 接点部
13 ドア開回路
14 ドア開指示部
15 接点部
16 接点部
17 接点部
18 接点部
19 接点部
20 接点部
21 許可検出部
21a 接点部
22 接点部
23 固渋検出部
23a 接点部

Claims (4)

  1. 全体制御を司る中央制御部と、乗りかごの位置を検出するかご位置検出装置と、前記乗りかご内の乗客の有無を検出する荷重センサとを有するエレベータに設けられ、前記乗りかごのドアを開閉する駆動力を与えるドアモータと、前記中央制御部から出力される信号に応じて前記ドアモータを制御するドア制御部とを含むエレベータのドア開閉装置において、
    前記中央制御部は、ドア開異常の複数の原因をそれぞれ異なる異常モードとして特定する機能を有し、
    前記ドア開異常が発生した際に、前記ドア制御部は、前記かご位置検出装置によって前記乗りかごが所定のドア開閉ゾーンにあることが検出され、しかも前記荷重センサによって前記乗りかご内に乗客が存在することが検出されたときに、前記中央制御部で特定された異常モードがドア開を可能とする異常モードかどうか判断し、ドア開を可能とする異常モードと判断したときに、ドア開を実行させるように前記ドアモータを制御することを特徴とするエレベータのドア開閉装置。
  2. 請求項1に記載のエレベータのドア開閉装置において、
    前記中央制御部で特定される異常モードが、前記ドア制御部の異常に関連する異常モードであるときに、前記中央制御部は、ドア開を実行させるように前記ドアモータを強制的に駆動する機能を有することを特徴とするエレベータのドア開閉装置。
  3. 請求項1または2に記載のエレベータのドア開閉装置において、
    前記ドアモータに供給される電流を検出する電流検出器を備え、
    前記ドア制御部は、前記電流検出器で検出される電流の値が通常値を超えたとき、前記ドア開の実行を停止させるように前記ドアモータを制御することを特徴とするエレベータのドア開閉装置。
  4. 請求項1または2に記載のエレベータのドア開閉装置において、
    前記ドアモータに加えられる固渋負荷を検出する固渋負荷検出部を備え、
    前記ドア制御部は、前記固渋負荷検出部で検出される固渋負荷が所定値を超えたとき、前記ドア開の実行を停止させるように前記ドアモータを制御することを特徴とするエレベータのドア開閉装置。
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