JPH0573238U - エンジン制御装置 - Google Patents

エンジン制御装置

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JPH0573238U
JPH0573238U JP7736191U JP7736191U JPH0573238U JP H0573238 U JPH0573238 U JP H0573238U JP 7736191 U JP7736191 U JP 7736191U JP 7736191 U JP7736191 U JP 7736191U JP H0573238 U JPH0573238 U JP H0573238U
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JP
Japan
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output
control unit
sequence control
engine
sensor
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Pending
Application number
JP7736191U
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English (en)
Inventor
嘉洋 仲村
誠 野田
Original Assignee
株式会社三陽電機製作所
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 信頼性を高めるための二重化構成を簡単にす
る。 【構成】 エンジンの温度、回転数、圧力などの各セン
サ出力がセンサ増幅部15で増幅され、温度計、回転数
計などの計器端子群29へ直接供給される。マイクロコ
ンピュータよりなる現用シーケンス制御部31はセンサ
出力を入力し、監視、警報機能をもつと共に、自動起動
用各種信号が入力され、出力をリレー駆動段19を介し
て出力端子群28を通じ補機などを制御してエンジンを
自動的に起動させる制御を行う。予備シーケンス制御部
34は現用シーケンス制御部31中のエンジン起動制御
機能のみを備え、その制御出力は現用シーケンス制御部
31の対応するものと並列にリレー駆動段19へ供給さ
れ、現用シーケンス制御部31が異常の場合に、手動で
起動されて、エンジンを起動させる制御を行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はガスタービンエンジンを制御する制御装置、特に信頼性を向上させ た制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
停電時の非常用電源として、ガスタービンエンジンによる発電装置がよく用い られている。この非常用電源におけるエンジンは非常時のみ運転される。しかし 停電を検出してエンジンを自動的に起動させる制御装置は常時動作状態とされ、 しかも外部信号の受け渡しや、高感度のセンサ回路を有するため、外部サージや 雑音の影響にさらされている。このため従来においては制御装置を2台並列に接 続して、異常時に予備装置へ切替えていた。
【0003】 つまり図2に示すように、現用制御装置11と、予備制御装置12とが設けら れる。現用制御装置11及び予備制御装置12は同一構成であって、電源回路1 3,14と、ガスタービンエンジンの温度、回転数、潤滑油の圧力など各部の状 態をそれぞれ検出する各センサ群の出力を増幅するセンサ増幅部15,16と、 そのセンサ増幅部15,16の各出力が供給され、起動信号によりエンジンを起 動し、各部の監視制御を行う、マイクロコンピュータよりなる制御部17,18 と、その制御部17,18によりそれぞれ駆動され、エンジンを起動、制御する ための各種補機に対するリレー駆動段19,21と、制御部17,18によりそ れぞれ駆動され、各種センサと対応した各状態を示す温度計、回転計などの表示 計器を駆動するためのメータ駆動段22,23とよりなる。
【0004】 電源24の出力側が連動スイッチ25,26により電源回路13と14とに切 替え接続され、この切替えと同時に切替え手段27によりリレー駆動段19と2 1との出力接点が各種補機や表示器への出力端子群28へ切替え接続され、かつ メータ駆動段22と23との出力側が、温度計、回転計などの各種計器への出力 端子群29へ切替え接続される。現用装置11の制御部17は自動起動用各種信 号が入力されて自動的に起動されてエンジンの起動制御を行い、予備装置12の 制御部18は非常用手動起動信号が入力されてエンジンの起動制御を行う。現用 制御装置11が異常となった場合はスイッチ25をオフ、スイッチ26をオンと し、切替え手段27を現用制御装置11から予備制御装置12側へ切替えて手動 により非常起動を行うようにされている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
補機などへの出力端子群28と計器への出力端子群29とは全体で70〜80 の端子があり、このように多数の端子に対する現用制御装置11の出力側と、予 備制御装置12の出力側との切替え手段27の各切替えスイッチと、その配線と が数が多いため複雑で煩雑となっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案によればセンサ増幅部の出力は直接計器端子群へ供給され、マイクロ コンピュータよりなる現用シーケンス制御部により、センサ増幅部よりの各セン サ出力及び自動起動用各種制御信号が入力されて、監視、警報を行うと共にガス タービンに対する起動制御を行う、つまりリレー駆動部などの出力駆動段を介し て各種補機などに対する出力端子群へ起動のための制御信号を供給するようにさ れる。更に予備シーケンス制御部が設けられ、予備シーケンス制御部は手動で起 動され、現用シーケンス制御部中の起動制御機能と同一の制御を行い、かつその 制御出力は現用シーケンス制御部の対応制御出力に対して並列に出力駆動段へ供 給される。更に現用シーケンス制御部と、予備シーケンス制御部とに対する電源 電力の供給を切替えることができるようにされる。
【0007】
【実施例】
図1にこの考案の実施例を示し、図2と対応する部分に同一符号を付けてある 。この考案ではセンサ増幅部15の各出力は計器端子群29へ直接供給される。 マイクロコンピュータよりなる現用シーケンス制御部31が設けられる。現用シ ーケンス制御部31はセンサ増幅部15からの各種センサ出力と、自動起動用各 種信号とが入力されて、例えば停電の発生でガスタービンエンジンを自動的に起 動制御させ、更にガスタービンに対する監視警報機能もあり、従来の制御部17 からセンサ増幅部15の出力を入力し、メータ駆動段22に対する出力制御を行 う機能を省略したものと同一である。
【0008】 従って現用シーケンス制御部31は補機などに対する制御出力を出力駆動段を 構成するリレー駆動段19の対応する駆動回路へ供給する。すなわち制御出力を 例えばトランジスタ32のベースへ供給し、トランジスタ32のコレクタと直列 に挿入されたリレー33を駆動し、リレー33の接点33aがオン(又はオフ) とされ、そのリレー33の接点33aが補機に対する出力端子群28の1つに接 続される。
【0009】 この考案では更に予備シーケンス制御部34が設けられる。予備シーケンス制 御部34は手動操作により起動され、ガスタービンエンジンを起動制御すること ができるものであり、現用シーケンス制御部31と同一構成としてもよいが、現 用シーケンス制御部31から監視、警報機能を省略したものでよい。予備シーケ ンス制御部34の制御出力は、現用シーケンス制御部31の対応制御出力と並列 にリレー駆動段19へ供給される。この場合両シーケンス制御部31,34の両 出力側が相互に悪影響しないようにそれぞれ例えばダイオード35,36を通じ て制御出力をトランジスタ32のベースへ供給する。
【0010】 電源24からの電力が電源回路13へ供給され、電源回路13で各部に要求さ れる電圧値の電圧、例えば5Vと12Vとが作られ、5Vの出力電圧はスイッチ 25を通じて現用シーケンス制御部31の電源端子へ供給され、12Vの出力電 圧はセンサ増幅部15及びリレー駆動段19の各電源端子へ供給されると共にス イッチ26を通じて予備シーケンス制御部34の電源端子へ供給される。スイッ チ25とスイッチ26とは互いに逆に連動制御される。
【0011】 この構成において常時はスイッチ25がオンとされており、現用シーケンス制 御部31、センサ増幅部15が常時動作状態にあり、停電などで自動起動信号が 現用シーケンス制御部31に入力されると、現用シーケンス制御部31はガスタ ービンエンジンを起動する制御を自動的に行う。現用シーケンス制御部31がサ ージなどで破壊され、異常状態にあり、自動起動信号が入力されても自動起動し ない場合は、予備シーケンス制御部34を手動で起動させて予備シーケンス制御 部34によりガスタービンエンジンを起動制御する。
【0012】 上述においてセンサ増幅部15は雑音やサージが入っても、デジタル回路部分 と異なりその時だけ影響され、もとに戻る。またリレー駆動段19はその動作に 比較的大きな電力を必要とし、サージや雑音に影響され難い。サージや雑音に影 響され易い、デジタル動作のシーケンス制御部は二重化されているため、現用が 障害となった時は、予備を起動させることができる。上述では予備シーケンス制 御部34を電源電圧12Vで動作させ、耐雑音性を高めたが、5Vの電源で動作 させてもよい。
【0013】
【考案の効果】
以上述べたようにこの考案においては、制御装置全体、を二重化する必要がな く、シーケンス制御部のみを二重化し、しかもその二重化したシーケンス制御部 の対応出力を並列にリレー駆動段19の対応する駆動回路へ供給しており、現用 から予備への切替えは、その電源電圧のみでよく、従来の多数のスイッチよりな る複雑な切替え手段27を必要とせず、しかも二重化はシーケンス制御部のみで よいから、全体として安価に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示すブロック図。
【図2】従来のエンジン制御装置を示すブロック図。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスタービンエンジンの制御装置におい
    て、 上記ガスタービンエンジンの各部の状態をそれぞれ検出
    力するセンサの出力を増幅し、増幅出力を計器端子群の
    直接供給するセンサ増幅部と、 マイクロコンピュータよりなり、上記センサ増幅部より
    の各センサ出力及び自動起動用信号が入力されて、上記
    ガスタービンエンジンの各部を制御する現用シーケンス
    制御部と、 手動で起動され、上記現用シーケンス制御部の起動制御
    と同一機能をもち、かつ上記現用シーケンス制御部の制
    御出力が供給される出力駆動段に、対応する制御出力を
    並列供給する予備シーケンス制御部と、 上記現用シーケンス制御部と上記予備シーケンス制御部
    とに対する電源電力の供給を切替え制御する手段と、 を具備することを特徴とするエンジン制御装置。
JP7736191U 1991-09-25 1991-09-25 エンジン制御装置 Pending JPH0573238U (ja)

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JP7736191U JPH0573238U (ja) 1991-09-25 1991-09-25 エンジン制御装置

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JP7736191U JPH0573238U (ja) 1991-09-25 1991-09-25 エンジン制御装置

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JPH0573238U true JPH0573238U (ja) 1993-10-08

Family

ID=13631770

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JP7736191U Pending JPH0573238U (ja) 1991-09-25 1991-09-25 エンジン制御装置

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