JP2503445B2 - 農作業機の異常診断方式 - Google Patents

農作業機の異常診断方式

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JP2503445B2
JP2503445B2 JP61235919A JP23591986A JP2503445B2 JP 2503445 B2 JP2503445 B2 JP 2503445B2 JP 61235919 A JP61235919 A JP 61235919A JP 23591986 A JP23591986 A JP 23591986A JP 2503445 B2 JP2503445 B2 JP 2503445B2
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JP
Japan
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voltage
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abnormality diagnosis
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JP61235919A
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均 渡辺
永井  隆
徳之 世良
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Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、農作業機の異常診断方式に関するもの
で、CPUによる演算処理によって操作制御される農作業
機の異常発生の際等に利用できる。
従来の技術、および発明が解決しようとする問題点 近年農作業機においては、後継者不足等による老齢
化、婦女子化により機械の省力化、自動化が求められる
ようになってきたが、その結果としてこれらの機械には
その制御を行う制御装置を、CPUによる演算制御処理に
よって操作制御させるようなものが多くなりつつある。
そのため機械がますます高度化されその構成が複雑化さ
れることになって、もしこの制御装置に異常事態が発生
したような場合には、マニアルによる対応ができ難いた
め、別に設ける異常診断装置の測定診断によって異常事
態の修復を的確に行えるようにしているものであり、こ
の診断装置を機械に接続して測定する際には他所から電
源を求めることは不便であるため、通常ではこの機械の
制御装置を動作させる電源用の蓄電池を流用することに
より電源を供給するようにしているのであるが、この蓄
電池はその使用状態や管理状態によって電圧が上下に変
動する場合が多いので、この電圧の変動によって診断装
置の測定値に誤差を生じ、異常事態の測定診断に支障を
きたすようなことになりかねない。
そこでこの発明は、農作業機を操作制御する制御装置
における異常事態を測定診断するための異常診断装置に
おいて、その診断装置を作用させる電源の電圧変動によ
る測定誤差の問題を解決しようとするものである。
問題点を解決するための手段 この発明は、CPUを有する制御装置1によって機体を
操作制御する農作業機において、この制御装置1に掛か
る負荷状態を検出して異常を診断する異常診断装置2を
設け、この異常診断装置2は制御装置1の動作用蓄電池
3で作動するよう構成すると共に、検出負荷の値を、蓄
電池3の電圧変動に拘らず蓄電池3の正常電圧内の値に
変換補正する補正手段16を設けたことを特徴とする農作
業機の異常診断装置の構成とする。
発明の作用、効果 農作業機において、制御装置1のソレノイドやリレー
コイル等に異常が発生した場合には、異常診断装置2を
異常発生個所に接続して、例えば表示ランプ等による点
灯表示によって異常個所を診断してその診断により修復
を行なうようにするものである。
異常診断装置2を作動させるには、電源が必要とな
り、この電源に制御装置1の蓄電池3が利用されるが、
蓄電池3はその使用状態や管理状態によって電圧が大き
く変動しやすく、この電圧変動によって異常診断装置2
の測定値に誤差を生じることがある。
この発明では蓄電池3の電圧変動があっても、検出さ
れた負荷の値が、正常な電圧内で測定した値と同じ値に
なるように補正手段16により補正が行われるので、異常
発生時の測定診断を間違いなく的確に行なうことができ
る。
実施例 なお図例において、農作業機の走行時にその機体
(4)の左右方向の制御を行う制御装置(1)、つまり
該機体(4)の左右の走行クラッチを入切する油圧装置
を作用させるソレノイドバルブの各ソレノイド左・右
(5)(6)とこの各ソレノイド左・右(5)(6)と
各々連動作用させるソレノイド戻り(7)とを該機体
(4)の任意位置に設け、該制御装置(1)を制御動作
させる電源としての蓄電池(3)を該機体(4)の任意
位置に搭載して設け、この蓄電池(3)のプラス側から
該各ソレノイド左・右・戻り(5)(6)(7)の一端
側へ各々並列に接続し、その他端側と外部接続端子
(8)の各端子(イ)(ロ)(ハ)とを各々接続し、該
各ソレノイド左・右(5)(6)と該ソレノイド戻り
(7)とを各々ダイオード(9)(10)を介して各別に
接続し、この接続一端から該制御装置(1)を手動によ
り操作制御する手動制御用スイッチ(11)を設け、該蓄
電池(3)のプラス側から更に該接続端子(8)の各端
子(ニ)(ホ)へ、マイナス側から端子(ヘ)へ各々接
続する。
また該本機(4)とは別に該制御装置(1)の異常事
態を測定診断する異常診断装置(2)を設ける。この診
断装置(2)は携帯可能な任意大きさの函体からなり、
この函体の表面パネル(12)部には点灯によって異常事
態を表示する表示ランプ(13)を、各々該各ソレノイド
左・右・戻り(5)(6)(7)および該蓄電池(3)
の表示用として各ランプ(a)(b)(c)(d)をま
た測定中の表示用としてランプ(e)を設け、また該診
断装置(2)の電源を入切する電源スイッチ(14)およ
び該診断装置(2)による測定診断を開始する測定スイ
ッチ(15)とを各々設ける。また該函体に内装して、測
定診断についての演算処理を行うCPU(16)を中央に配
設し、該接続端子(8)の各端子(イ)(ロ)(ハ)へ
接続可能に設けた各回路に直列に接続した測定診断用の
各分圧抵抗器(17)(18)(19)により発生した電圧
を、該CPU(16)のアナログ入力ポート(20)へ各々保
護回路(21)を介して入力するよう接続する。また該各
抵抗器(17)(18)を各々ダイオード(22)(23)を介
してリレー接点(24C)と各並列に接続し、該抵抗器(1
9)をダイオード(25)を介してリレー接点(26C)と接
続し、該各接点(24C)(26C)を入切する各リレー(24
R)(26R)を保持回路とともに該CPU(16)へ接続す
る。また該表示ランプ(13)および該測定スイッチ(1
5)と、該接続端子(8)の端子(ニ)に接続可能に設
けた該蓄電池(3)の電圧入力用回路とを該CPU(16)
へ接続する。また該接続端子(8)の各端子(ホ)
(ヘ)に接続可能に設けた電源回路(27)のプラス側に
該電源スイッチ(14)を接続し、該診断装置(2)から
該接続端子(8)へ各々接続するための接続コードを各
回路に設ける。
農作業機による走行時に左右方向制御に異常事態が発
生したような場合には、機体(4)を直ちに停止させ、
異常診断装置(2)の各接続コードを該機体(4)の外
部接続端子(8)の各端子(イ)(ロ)(ハ)(ニ)
(ホ)(ヘ)に各々接続し、この接続完了とともに手動
制御用スイッチ(11)が切となっていることを確認した
うえで電源スイッチ(14)を入にし、次に測定スイッチ
(15)を入にして測定中を表示する表示ランプ(13)の
ランプ(e)の点灯を確認した後、リレー(24R)によ
りその接点(24C)を入にすることにより、ソレノイド
左(5)とソレノイド戻り(7)とをダイオード(9)
により連動させて並列に、またソレノイド右(6)とソ
レノイド戻り(7)とをダイオード(10)により連動さ
せて並列に各々通して各分圧抵抗器(17)(18)により
発生した電圧を各保護回路(21)を介してCPU(16)の
アナログ入力ポート(20)へ入力し、次に該接点(24
C)を切にし代りにリレー(26R)によりその接点(26
C)を入にすることによりソレノイド戻り(7)のみを
通して分圧抵抗器(19)により発生した電圧を保護回路
(21)を介して該CPU(16)の入力ポート(20)へ入力
し該接点(26C)を切にする。そこで該CPU(16)へ各別
に読込まれた前記各電圧の測定値と、同時に該CPU(1
6)へ読込まれている蓄電池(3)の電圧測定値との対
比演算処理を行って、該蓄電池(3)の電圧変動により
測定値が変動しても該蓄電池(3)の正常電圧内で測定
した測定値と同じ測定値となるよう換算補正を行い、こ
の補正値が所定電圧値から外れているものに対しては該
表示ランプ(13)のうち該当するランプを点灯表示させ
るようにするものである。このような各電圧の測定によ
って該各ソレノイド左・右・戻り(5)(6)(7)の
異常や該各ダイオード(9)(10)の異常はハーネスの
断線等を各別に的確に診断することができるものであ
る。
また該CPU(16)により該蓄電池(3)の入力電圧の
測定を行って、この電圧測定値が該蓄電池(3)の正常
電圧内から外れている場合は、該ソレノイド等の電圧測
定は行わず、該蓄電池(3)の異常を表示する該表示ラ
ンプ(13)のランプ(d)を点灯表示させるようにして
もよい。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例を示すもので、第1図は正面図、
第2図は電気回路図、第3図はフローチャート図であ
る。 図中、符号(1)は制御装置、(2)は異常診断装置、
(3)は蓄電池を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CPUを有する制御装置1によって機体を操
    作制御する農作業機において、この制御装置1に掛かる
    負荷状態を検出して異常を診断する異常診断装置2を設
    け、この異常診断装置2は制御装置1の動作用蓄電池3
    で作動するよう構成すると共に、検出負荷の値を、蓄電
    池3の電圧変動に拘らず蓄電池3の正常電圧内の値に変
    換補正する補正手段16を設けたことを特徴とする農作業
    機の異常診断装置。
JP61235919A 1986-10-02 1986-10-02 農作業機の異常診断方式 Expired - Lifetime JP2503445B2 (ja)

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JPS6390779A JPS6390779A (ja) 1988-04-21
JP2503445B2 true JP2503445B2 (ja) 1996-06-05

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62128846A (ja) * 1985-11-30 1987-06-11 Sumitomo Electric Ind Ltd 負荷監視回路

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62128846A (ja) * 1985-11-30 1987-06-11 Sumitomo Electric Ind Ltd 負荷監視回路

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JPS6390779A (ja) 1988-04-21

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