JPH0926451A - リレーコイルの劣化診断装置 - Google Patents

リレーコイルの劣化診断装置

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JPH0926451A
JPH0926451A JP17489095A JP17489095A JPH0926451A JP H0926451 A JPH0926451 A JP H0926451A JP 17489095 A JP17489095 A JP 17489095A JP 17489095 A JP17489095 A JP 17489095A JP H0926451 A JPH0926451 A JP H0926451A
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JP
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coil
relay
voltage
deterioration
name
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JP17489095A
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Katsu Sugita
克 杉田
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
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Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リレーコイルの劣化状態を的確に診断してそ
の結果に基づき予防的に取り替えることができ、コイル
断線による故障を未然に防止することができるリレーコ
イルの劣化診断装置を得る。 【解決手段】 リレーコイルに所定の供給電圧を供給し
て電流測定を行う電流測定装置9と、上記リレーコイル
に所定のパルス電圧を供給するパルス電圧発生装置10
と、上記パルス電圧発生装置10によるパルス電圧の供
給に基づく上記リレーコイルの断線測定とそのパルス電
圧の供給前後の上記電流測定装置9による通電測定のた
めの制御を行うと共にそれら測定結果に基づいて上記リ
レーコイルの劣化を診断するCPU6とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばエレベー
タ制御盤内に備えられるリレーコイルの劣化状態を診断
するリレーコイルの劣化診断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図16はエレベータ制御盤を示す構成図
である。図16において、1は制御盤、2は該制御盤1
内に複数備えられたリレーを示し、これら各リレー2の
動作により各種制御信号がそれぞれ生成される。
【0003】また、図17は上記リレー2の構成図であ
る。図17において、2aはリレー2のコイル、2bは
該コイル2a中に挿入されてなり、図示しない制御部の
リレーシーケンスによりコイル2aに電圧が印加される
ことにより励磁されるアーマチュア、2cは該アーマチ
ュア2bの励磁により引き付けられるように動作する動
作片、2dは上記アーマチュア2bの励磁時に上記動作
片2cが引き付けられることにより図示矢印方向に押さ
れる動作軸、2eと2fは該動作軸2dに可動接点側が
取り付けられていて動作軸2dが図示矢印方向に押され
ることにより該可動接点が固定接点と接触または非接触
状態となる接点積を示し、上記コイル2aに電圧が印加
されることによりアーマチュア2bが励磁し、これによ
り、接点積2eの回路は閉成され、接点積2fの回路は
遮断されるようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来は、こ
のようなリレー2のコイル2aの劣化を診断するための
診断装置は特になく、下記のa〜cに示す方法によって
劣化状態を判断し、コイル2aの取り替えを実施してき
た。 a.コイル2aの表面の劣化状態を目視で判断する。 b.他の同一エレベータの使用状態よりみて寿命を予測
する。 c.統計的なデータより使用年数で寿命を予測して取り
替える。
【0005】このように、エレベータの制御盤1におけ
るリレー2のコイル2aの劣化判断は、従来、コイル2
a表面の変色や亀裂等劣化状態を目視で判断し、予防的
に取り替えて故障の低減を図るようにしているが、結果
的には、適正な判断ではなく、コイル2aの内部の診断
はわからず、故障発生時に取り替えていることが多く、
リレー2のコイル2a切れの故障が発生した都度、取り
替えることになるので、実際には、故障の低減にはなっ
てなく改善が必要である。
【0006】この発明は上述した従来例に係る問題点を
解消するためになされたもので、リレーコイルの劣化状
態を的確に診断してその結果に基づき予防的に取り替え
ることができ、コイル断線による故障を未然に防止する
ことができるリレーコイルの劣化診断装置を得ることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るリレーコ
イルの劣化診断装置は、リレーコイルに所定の供給電圧
を供給して電流測定を行う電流測定装置と、上記リレー
コイルに所定のパルス電圧を供給するパルス電圧発生装
置と、上記パルス電圧発生装置によるパルス電圧の供給
に基づく上記リレーコイルの断線測定とそのパルス電圧
の供給前後の上記電流測定装置による通電測定のための
制御を行うと共にそれら測定結果に基づいて上記リレー
コイルの劣化を診断する制御手段とを備えたものであ
る。
【0008】また、上記リレーコイルの定格電圧に応じ
て上記電流測定装置から出力される供給電圧の値を変化
させる電圧切換器をさらに備えたことを特徴とするもの
である。
【0009】また、コイル名称に応じた定格電圧値及び
抵抗値を記憶してなるコイルデータメモリと、被診断デ
ータを登録すると共に診断時に被診断データを設定入力
するための設定登録器とをさらに備え、上記制御手段
は、診断時に上記設定登録器から設定入力されるコイル
名称に応じた定格電圧値及び抵抗値を上記コイルデータ
メモリから読み取り、上記電流測定装置から出力される
供給電圧の値を決定することを特徴とするものである。
【0010】また、リレー名称に応じたコイル名称のデ
ータを記憶してなるリレーデータメモリをさらに備え、
上記制御手段は、診断時に上記設定登録器から設定入力
されるリレー名称に応じたコイル名称のデータを上記リ
レーデータメモリから読み取ると共に、該コイル名称に
応じた定格電圧値及び抵抗値を上記コイルデータメモリ
から読み取り、上記電流測定装置から出力される供給電
圧の値を決定することを特徴とするものである。
【0011】また、上記リレーデータメモリに記憶され
たリレー名称を順次表示する表示器と、診断結果異常と
診断されたコイル名称を出力する出力手段とをさらに備
えると共に、上記リレーデータメモリにリレー名称毎の
測定結果が記憶される領域を設けたことを特徴とするも
のである。
【0012】また、上記電流測定装置は、上記パルス電
圧の供給後の通電測定の際に、供給電圧を緩やかに上昇
させるようにすると共に、コイルに電流が流れ始め、供
給電圧の上昇に伴って電流が上昇している場合に、電流
が流れ始めた時点の電圧値を検出する通電電流検出装置
をさらに備え、上記制御手段は、該電流が流れ始めた時
点の電圧値に基づいてコイルの劣化状態を診断すること
を特徴とするものである。
【0013】さらに、上記パルス電圧の供給後の通電測
定の時に警報を出す警報手段と、リレーのピックアップ
電圧及びドロップアウト電圧を検出するための検出釦と
をさらに備えると共に、上記電流測定装置から出力され
る供給電圧として、0Vから緩やかに定格電圧まで上昇
し、その後、緩やかに0Vまで降下させる電圧を設定
し、上記リレーデータメモリに上記通電電圧検出装置に
より検出される上記ピックアップ電圧及びドロップアウ
ト電圧を記憶するための領域を設け、上記制御手段は、
コイル毎の適正なピックアップ電圧及びドロップアウト
電圧と比較することによりリレーを診断することを特徴
とするものである。
【0014】
【作用】この発明に係るリレーコイルの劣化診断装置に
おいては、リレーコイルに所定の供給電圧を供給して電
流測定を行う電流測定装置と、上記リレーコイルに所定
のパルス電圧を供給するパルス電圧発生装置と、上記パ
ルス電圧発生装置によるパルス電圧の供給に基づく上記
リレーコイルの断線測定とそのパルス電圧の供給前後の
上記電流測定装置による通電測定のための制御を行うと
共にそれら測定結果に基づいて上記リレーコイルの劣化
を診断する制御手段とを備えたことにより、リレーコイ
ルの劣化状態を的確に診断してその結果に基づき予防的
に取り替えることができ、コイル断線による故障を未然
に防止することができる。
【0015】また、上記リレーコイルの定格電圧に応じ
て上記電流測定装置から出力される供給電圧の値を変化
させる電圧切換器をさらに備えたことにより、コイル毎
に適正な供給電圧を設定して劣化診断を行うことができ
る。
【0016】また、コイル名称に応じた定格電圧値及び
抵抗値を記憶してなるコイルデータメモリと、被診断デ
ータを登録すると共に診断時に被診断データを設定入力
するための設定登録器とをさらに備え、上記制御手段
は、診断時に上記設定登録器から設定入力されるコイル
名称に応じた定格電圧値及び抵抗値を上記コイルデータ
メモリから読み取り、上記電流測定装置から出力される
供給電圧の値を決定することにより、診断時にコイル名
称のみを設定入力することで、その定格電圧を覚えなく
とも適正な診断ができる。
【0017】また、リレー名称に応じたコイル名称のデ
ータを記憶してなるリレーデータメモリをさらに備え、
上記制御手段は、診断時に上記設定登録器から設定入力
されるリレー名称に応じたコイル名称のデータを上記リ
レーデータメモリから読み取ると共に、該コイル名称に
応じた定格電圧値及び抵抗値を上記コイルデータメモリ
から読み取り、上記電流測定装置から出力される供給電
圧の値を決定することにより、診断時にコイル名称が分
からなくともリレー名称のみを設定入力することで、適
正な診断ができる。
【0018】また、上記リレーデータメモリに記憶され
たリレー名称を順次表示する表示器と、診断結果異常と
診断されたコイル名称を出力する出力手段とをさらに備
えると共に、上記リレーデータメモリにリレー名称毎の
測定結果が記憶される領域を設けたことにより、表示器
の表示順に被診断対象のリレーを全数診断して異常と診
断されたリレーを知ることができ、診断の効率化がなさ
れる。
【0019】また、上記電流測定装置は、上記パルス電
圧の供給後の通電測定の際に、供給電圧を緩やかに上昇
させるようにすると共に、コイルに電流が流れ始め、供
給電圧の上昇に伴って電流が上昇している場合に、電流
が流れ始めた時点の電圧値を検出する通電電流検出装置
をさらに備え、上記制御手段は、該電流が流れ始めた時
点の電圧値に基づいてコイルの劣化状態を診断すること
により、コイルの半断線の程度を確認することができ、
電圧値に基づいてコイルの劣化状態を診断することがで
きる。
【0020】さらに、上記パルス電圧の供給後の通電測
定の時に警報を出す警報手段と、リレーのピックアップ
電圧及びドロップアウト電圧を検出するための検出釦と
をさらに備えると共に、上記電流測定装置から出力され
る供給電圧として、0Vから緩やかに定格電圧まで上昇
し、その後、緩やかに0Vまで降下させる電圧を設定
し、上記リレーデータメモリに上記通電電圧検出装置に
より検出される上記ピックアップ電圧及びドロップアウ
ト電圧を記憶するための領域を設け、上記制御手段は、
コイル毎の適正なピックアップ電圧及びドロップアウト
電圧と比較することによりリレーを診断することによ
り、リレー毎のピックアップ電圧及びドロップアウト電
圧が適正か否か診断することができ、リレーの動作状態
を診断することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明のリレーコイルの劣化診
断装置を説明するための制御盤の構成図である。図1に
おいて、1はエレベータの制御盤、2はこの制御盤1内
に備えられた複数のリレー、3はコイル端子、4はこの
コイル端子3に配線5を介して接続されてリレー2のコ
イル劣化診断を行う劣化診断装置を示す。
【0022】また、図2は実施の形態1に係る劣化診断
装置4のシステム構成図である。図2において、この劣
化診断装置4は、制御手段としてのCPU6と、パルス
試験指令を送出するパルス試験指令手段7と、通電指令
を送出する通電指令手段8と、該通電指令に基づいて配
線5を介してリレー2のコイル端子3に定格電圧を供給
して電流測定を行う電流測定装置9と、上記パルス試験
指令に基づいて上記コイル端子3にパルス電圧を供給す
るパルス電圧発生装置10と、電流測定結果を表示する
表示ランプ12と、診断の開始指示を与えるための開始
釦13とを備えている。
【0023】次に、上記構成に係る動作について、図3
に示すコイル端子3への電圧供給パターン図と図4に示
す上記CPU6による動作フローチャートを参照して説
明する。まず、リレー2のコイル劣化診断時は、図1に
示す如く、劣化診断装置4を診断するコイル端子3に接
続する。なお、コイルは1ケ毎に診断するので、回路的
にコイルが並列に接続されている場合は、回路を遮断し
ておく必要がある。
【0024】診断開始時に、開始釦13を押すと(ステ
ップS40)、CPU6は、これに基づいて通電指令手
段8を動作させて通電指令を電流測定装置9に送出させ
(ステップS41)、これにより、図3のa〜bの期間
にコイル端子3に定格電圧を供給し電流測定を行う。電
流測定で例えば所定値以上の電流が流れなく、電流が流
れないとか電流が少ないとの異常であれば異常と判断
し、表示ランプ12の異常表示を行う(ステップS4
2、S43)。
【0025】他方、所定値以上の電流が流れる結果、電
流測定が正常であれば、CPU6は、次にパルス試験指
令手段7に指令し、パルス電圧発生装置10より、図3
のc〜d期間にパルス電圧をコイル端子3に供給する
(ステップS42、S44)。このパルス電圧は瞬時に
高い電圧を供給するもので、コイルを劣化させるもので
はないが、コイルが半断線している時はこの高い電圧に
て瞬時半断線部分を溶断させるものであり、設計上その
様な電圧に設定しておく。
【0026】パルス電圧の供給終了後、CPU6は、再
び通電指令8に指令し、電流測定装置9より、図3のe
〜f期間にコイル端子3に定格電圧を供給し電流測定を
行う。電流測定が異常であればコイルの異常と判断し、
表示ランプ12の異常表示を行い、他方、電流測定が正
常であれば、表示ランプ12の正常表示を行う(ステッ
プS45〜S48)。
【0027】このようにして、パルス電圧発生装置10
からのパルス電圧にて半断線しているリレーのコイルを
溶断させ、その前後で電流測定装置10による通電によ
リコイルの異常を確認するので、表示ランプ12が異常
表示したリレーコイルのみを取り替えるようにしてコイ
ルの劣化の診断と適正な取り替えが可能となり、コイル
断線による予防的な取り替えができ、かつ故障の低減に
つながる。
【0028】実施の形態2.次に、図5は実施の形態2
に係る劣化診断装置4のシステム構成図である。図5に
示す実施の形態2においては、実施の形態1の構成に加
えて、リレー2のコイルの定格電圧に応じて供給電圧を
変えるための電圧切換器14を設けている。すなわち、
上述した実施の形態1では、リレー2のコイルの定格電
圧に関係なく一定の電圧を供給していたが、リレー2の
コイルには定格電圧の異なったものがあり、定格電圧に
よって供給電圧の値を変化させた方がよい。
【0029】このように、実施の形態2によれば、劣化
診断装置4に電圧切換器14を設けて、予め決められた
複数の電圧に切り換えられるようにしておき、コイル診
断時にコイル毎に電圧切換器14にて電流測定装置9か
ら出力される供給電圧値を設定することにより、コイル
に応じた適切な電圧でコイル劣化の診断を行うことがで
きる。
【0030】実施の形態3.上述した実施の形態2で
は、劣化診断装置4をコイル端子3に接続する時にコイ
ル名称を見て、電圧切換器14で電圧値を設定すること
になり、コイル名称に応じた電圧値を覚えていく必要が
ある。この実施の形態3では、図6に示すように、劣化
診断装置4に、コイル名称に応じた定格電圧及び抵抗値
を記憶してなるコイルデータメモリ17と、該コイルデ
ータを登録すると共に診断時にコイル名称を設定入力す
るための設定登録器15と、コイルデータを表示するた
めの表示器16とをさらに備えている。
【0031】そして、劣化診断装置4をコイル端子3に
接続する時に、設定登録器15にてコイル名称を予め設
定入力し、開始釦13を押すことにより、CPU6によ
り、コイルデータメモリ17より定格電圧値・抵抗値を
読み取り、供給電圧を自動決定することができるように
したものである。
【0032】したがって、この実施の形態3によれば、
設定登録器15によりコイル名称を予め設定入力するこ
とにより、CPU6はコイルデータメモリ17より定格
電圧値・抵抗値を読み取り、供給電圧を自動決定するこ
とができるため、コイル毎に定格電圧を覚えていなくて
も適正な診断ができる。
【0033】実施の形態4.上述した実施の形態3で
は、コイル名称を見てそのコイル名称を設定登録器15
より設定入力することにより、コイルに供給する供給電
圧の値を自動決定するようにしたが、コイル名称が見え
ない場合があり得る。そのような場合には、コイルに供
給する供給電圧の値を自動決定することができない。こ
の実施の形態4では、コイル名称がわからなくてもリレ
ー名称を知っていればコイルに供給する供給電圧の値を
自動決定できるようにするものである。
【0034】すなわち、図7に示すように、この実施の
形態4では、上述した実施の形態3による劣化診断装置
4に、さらにリレー名称に応じたコイル名称のデータを
記憶してなるリレーデータメモリ18を設ける。そし
て、劣化診断装置4をコイル端子3に接続する時に、設
定登録器15にてリレー名称を予め設定入力し、開始釦
13を押すことにより、CPU6により、リレーデータ
メモリ18よりリレー名称に応じたコイル名称を読み取
り、さらに、コイルデータメモリ17より該コイル名称
に応じた定格電圧値・抵抗値を読み取り、供給電圧を自
動決定することができるようにしたものである。
【0035】次に、この実施の形態4に係る動作を図8
に示すCPU6による動作フローチャートを参照して説
明する。コイル劣化診断装置4をコイル端子3に接続す
る時に、設定登録器15よりリレー名称を設定入力(登
録)し(ステップS80)、開始釦13を押す(ステッ
プS81)。CPU6は、設定入力されたリレー名称が
リレーデータメモリ18にあるか否か確認し、もし登録
されていなければ(ステップS82)、表示器16に未
登録を表示する(ステップS83)。登録済みであるな
らば(ステップS82)、リレーデータメモリ18に記
憶されたコイル名称からコイルデータメモリ17より定
格電圧値・抵抗値を読み取り、供給電圧を自動決定する
(ステップS84)。
【0036】そして、通電指令手段8及び電流測定装置
9を動作させて、通電指令を出し、電流測定を行う(ス
テップS85、S86)。これにより、電流測定装置9
は、定格電圧値・抵抗値より適正電流値を決め、正常電
流か否かを判断し、以下、実施の形態3と同様にして診
断が行われる(ステップS86〜S91)。これによ
り、コイル名称がわからなくてもリレー名称のみを設定
入力することにより診断ができる。また、リレーデータ
メモリ18に登録忘れの場合は、表示器16と設定登録
器15により登録も可能とすることができる。
【0037】実施の形態5.上述した実施の形態3及び
4では、設定登録器15にて診断すべきコイル名称また
はリレー名称を設定入力(登録)したが、この実施の形
態5では、予めリレーデータメモリ18に記憶登録され
ているリレー名称順に診断を行わせるようにして診断の
効率を高める。
【0038】すなわち、図9に示すように、上記実施の
形態4の構成の表示器16に、リレーデータメモリ18
に記憶されたリレー名称を順次表示させるようにし、上
記リレーデータメモリ18に、リレー名称毎の測定結果
が記憶される領域を設けると共に、さらに、診断結果異
常と診断されたリレー名称をプリントする出力手段とし
てのプリンタ19を備える。
【0039】次に、この実施の形態5に係る動作を図1
0に示すCPU6による動作フローチャートを参照して
説明する。まず、CPU6は、リレーデータメモリ18
に予め記憶登録されているリレー名称順に表示器16に
リレー名称を表示する(ステップS100)。これによ
り、作業者は表示されたリレー名称のコイル端子3に劣
化診断装置4を接続し、開始釦を押す(ステップS10
1、S102)。
【0040】CPU6は、リレーデータメモリ18のコ
イル名称からコイルデータメモリ17より定格電圧値・
抵抗値を読み取り、供給電圧を自動決定する(ステップ
S103)。そして、通電指令手段8の指令に基づいて
電流測定装置9は定格電圧値・抵抗値より適正電流値を
決め、正常電流か否かを判断する(ステップS104、
S105)。以下、実施の形態4までと同じ動作をする
が、正常・異常の結果をリレーデータメモリ18内に保
存する(ステップS111)。そして、記憶登録された
全てのコイル11の診断が完了するまで繰り返す(ステ
ップS112)。測定が完了すると、劣化診断装置4内
のプリンタ19を起動させ、診断結果が異常と登録され
ているリレー名称をプリントする。なお、プリンタ19
を使用せず、表示器に表示する方法でもよい。これによ
り、全数診断後、プリントされたリレー2のコイルを取
り替えることでよくなり、診断の効率がよくなる。
【0041】実施の形態6.次に、実施の形態6では、
リレーデータメモリ18のデータを設定登録器15から
設定入力するのではなく、図11に示すように、パソコ
ン20を接続してパソコン20よりデータを設定入力
(登録)するもので、その利点は、1回パソコン20に
データを登録させておけば、診断の都度データを設定入
力する必要はなく、パソコン20の登録済みデータを読
み取り設定入力することができ、診断にかかる準備時間
を削減することができる。
【0042】実施の形態7.上述した実施の形態6まで
の通電指令手段8は、定格電圧にて電流測定をしていた
が、一般的に、コイルが半断線していると、コイルの電
流は電圧が低い値の時は流れず、ある電圧に達すると急
に流れ出す。この実施の形態7では、図12に示す如
く、通電電圧検出装置21をさらに設け、図13に示す
如く、パルス電圧指令手段7に基づくパルス電圧の供給
完了後は、供給電圧を0Vから緩やかに上昇させるよう
にして、期間e〜f間の如く、電圧が低い部分では電流
が流れず、f点で電流が流れ始め、期間f〜gは電圧の
上昇に伴って電流が上昇している場合に、f点の電圧値
を検出するものである。この電圧値により、コイル半断
線の程度を確認できるので、この値により、コイルの劣
化状態の診断を行うことができる。
【0043】すなわち、電流測定装置9により、パルス
電圧の供給後の通電測定の際は、供給電圧を緩やかに上
昇させるようにし、コイルに電流が流れ始め、供給電圧
の上昇に伴って電流が上昇している場合に、電流が流れ
始めた時点の電圧値を検出する通電電流検出装置21を
さらに備え、CPU6により、該電流が流れ始めた時点
の電圧値に基づいてコイルの劣化状態を診断するように
して、その電圧値により、コイル半断線の程度を確認で
き、コイルの劣化診断を行うことができる。
【0044】実施の形態8.上述した実施の形態7まで
は、リレー2のコイルの劣化のみを診断したものである
が、この実施の形態8では、リレー2の動作状態を診断
する機能を追加したものである。この実施の形態8で
は、図14に示すように、実施の形態7の構成に加え、
パルス電圧の供給後の通電測定の時に警報を出すブザー
25と、リレーのピックアップ(PU)電圧及びドロッ
プアウト(DO)電圧を検出するための検出釦26とを
さらに備えると共に、電流測定装置9から出力される供
給電圧として、緩やかに定格電圧まで上昇し、その後、
緩やかに0Vまで降下させるものとし、また、リレーデ
ータメモリ18に通電電圧検出装置21により検出され
る上記ピックアップ(PU)電圧及びドロップアウト
(DO)電圧を記憶するための領域を設けている。
【0045】すなわち、この実施の形態8では、パルス
電圧の完了の後、実施の形態7と同様の通電指令手段8
によるチェックを行うが、この時、通電指令手段8はブ
ザー26等による警報を出し、作業者にリレー2の動作
確認をするとの情報を与える。そして、供給電圧は、図
15に示す如く、緩やかに定格電圧まで上昇し、その
後、緩やかに0Vまで降下させる。作業者は検出釦25
を持ってリレー2の前でリレー2の動作を見てリレー2
が完全に動作したとき(b点)に検出釦26を押す。通
電電圧検出装置21はこの時の電圧を読み取り、リレー
データメモリ18のピックアップ(PU)電圧の記憶領
域に書き込む。
【0046】次に、電圧が降下し、リレー2の動作が断
たれた時(c点)、再び検出釦26を押す。通電電圧検
出装置21は、この時の電圧を読み取り、リレーデータ
メモリ18のドロップアウト(DO)電圧の記憶領域に
書き込む。リレー2の動作電圧は設計上計算されてお
り、書き込まれたピックアップ(PU)電圧及びドロッ
プアウト(DO)電圧が適正か否か診断することによ
り、リレー2の動作状態を診断することができる。この
診断は、コイルデータメモリ17にコイル毎の適正なピ
ックアップ(PU)電圧及びドロップアウト(DO)電
圧を予め登録して比較することにより、自動診断が可能
となる。
【0047】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、リレ
ーコイルに所定の供給電圧を供給して電流測定を行う電
流測定装置と、上記リレーコイルに所定のパルス電圧を
供給するパルス電圧発生装置と、上記パルス電圧発生装
置によるパルス電圧の供給に基づく上記リレーコイルの
断線測定とそのパルス電圧の供給前後の上記電流測定装
置による通電測定のための制御を行うと共にそれら測定
結果に基づいて上記リレーコイルの劣化を診断する制御
手段とを備えたことにより、リレーコイルの劣化状態を
的確に診断してその結果に基づき予防的に取り替えるこ
とができ、コイル断線による故障を未然に防止すること
ができるという効果がある。
【0048】また、上記リレーコイルの定格電圧に応じ
て上記電流測定装置から出力される供給電圧の値を変化
させる電圧切換器をさらに備えたことにより、コイル毎
に適正な供給電圧を設定して劣化診断を行うことができ
るという効果がある。
【0049】また、コイル名称に応じた定格電圧値及び
抵抗値を記憶してなるコイルデータメモリと、被診断デ
ータを登録すると共に診断時に被診断データを設定入力
するための設定登録器とをさらに備え、上記制御手段
は、診断時に上記設定登録器から設定入力されるコイル
名称に応じた定格電圧値及び抵抗値を上記コイルデータ
メモリから読み取り、上記電流測定装置から出力される
供給電圧の値を決定することにより、診断時にコイル名
称のみを設定入力することで、その定格電圧を覚えなく
とも適正な診断ができるという効果がある。
【0050】また、リレー名称に応じたコイル名称のデ
ータを記憶してなるリレーデータメモリをさらに備え、
上記制御手段は、診断時に上記設定登録器から設定入力
されるリレー名称に応じたコイル名称のデータを上記リ
レーデータメモリから読み取ると共に、該コイル名称に
応じた定格電圧値及び抵抗値を上記コイルデータメモリ
から読み取り、上記電流測定装置から出力される供給電
圧の値を決定することにより、診断時にコイル名称が分
からなくともリレー名称のみを設定入力することで、適
正な診断ができるという効果がある。
【0051】また、上記リレーデータメモリに記憶され
たリレー名称を順次表示する表示器と、診断結果異常と
診断されたコイル名称を出力する出力手段とをさらに備
えると共に、上記リレーデータメモリにリレー名称毎の
測定結果が記憶される領域を設けたことにより、表示器
の表示順に被診断対象のリレーを全数診断して異常と診
断されたリレーを知ることができ、診断の効率化がなさ
れるという効果がある。
【0052】また、上記電流測定装置は、上記パルス電
圧の供給後の通電測定の際に、供給電圧を緩やかに上昇
させるようにすると共に、コイルに電流が流れ始め、供
給電圧の上昇に伴って電流が上昇している場合に、電流
が流れ始めた時点の電圧値を検出する通電電流検出装置
をさらに備え、上記制御手段は、該電流が流れ始めた時
点の電圧値に基づいてコイルの劣化状態を診断すること
により、コイルの半断線の程度を確認することができ、
電圧値に基づいてコイルの劣化状態を診断することがで
きるという効果がある。
【0053】さらに、上記パルス電圧の供給後の通電測
定の時に警報を出す警報手段と、リレーのピックアップ
電圧及びドロップアウト電圧を検出するための検出釦と
をさらに備えると共に、上記電流測定装置から出力され
る供給電圧として、0Vから緩やかに定格電圧まで上昇
し、その後、緩やかに0Vまで降下させる電圧を設定
し、上記リレーデータメモリに上記通電電圧検出装置に
より検出される上記ピックアップ電圧及びドロップアウ
ト電圧を記憶するための領域を設け、上記制御手段は、
コイル毎の適正なピックアップ電圧及びドロップアウト
電圧と比較することによりリレーを診断することによ
り、リレー毎のピックアップ電圧及びドロップアウト電
圧が適正か否か診断することができ、リレーの動作状態
を診断することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるリレーコイルの劣化診断装置
を説明するためのエレベータの制御盤の構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る劣化診断装置
のシステム構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係るもので、図1
のコイル端子3への電圧供給パターン図である。
【図4】 この発明の実施の形態1に係るCPUの動作
フローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態2に係る劣化診断装置
のシステム構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態3に係る劣化診断装置
のシステム構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態4に係る劣化診断装置
のシステム構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態4に係るCPUの動作
フローチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態5に係る劣化診断装置
のシステム構成図である。
【図10】 この発明の実施の形態5に係るCPUの動
作フローチャートである。
【図11】 この発明の実施の形態6に係る劣化診断装
置のシステム構成図である。
【図12】 この発明の実施の形態7に係る劣化診断装
置のシステム構成図である。
【図13】 この発明の実施の形態7に係るもので、図
1のコイル端子3への電圧供給パターン図である。
【図14】 この発明の実施の形態8に係る劣化診断装
置のシステム構成図である。
【図15】 この発明の実施の形態8に係るもので、図
1のコイル端子3への電圧供給パターン図である。
【図16】 従来例を説明するためのエレベータの制御
盤構成図である。
【図17】 図16のリレー2の構成図である。
【符号の説明】
2 リレー、4 コイル劣化診断装置、6 CPU、7
パルス電圧指令手段、8 通電指令手段、9 電流測
定装置、10 パルス電圧発生装置、14 電圧切換
器、15 設定登録器、16 表示器、17 コイルデ
ータメモリ、18 リレーデータメモリ、19 プリン
タ、21 通電電圧検出装置、25 検出釦、26 ブ
ザー。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リレーコイルに所定の供給電圧を供給し
    て電流測定を行う電流測定装置と、上記リレーコイルに
    所定のパルス電圧を供給するパルス電圧発生装置と、上
    記パルス電圧発生装置によるパルス電圧の供給に基づく
    上記リレーコイルの断線測定とそのパルス電圧の供給前
    後の上記電流測定装置による通電測定のための制御を行
    うと共にそれら測定結果に基づいて上記リレーコイルの
    劣化を診断する制御手段とを備えたリレーコイルの劣化
    診断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のリレーコイルの劣化診断
    装置において、上記リレーコイルの定格電圧に応じて上
    記電流測定装置から出力される供給電圧の値を変化させ
    る電圧切換器をさらに備えたことを特徴とするリレーコ
    イルの劣化診断装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のリレーコイルの劣化診断
    装置において、コイル名称に応じた定格電圧値及び抵抗
    値を記憶してなるコイルデータメモリと、被診断データ
    を登録すると共に診断時に被診断データを設定入力する
    ための設定登録器とをさらに備え、上記制御手段は、診
    断時に上記設定登録器から設定入力されるコイル名称に
    応じた定格電圧値及び抵抗値を上記コイルデータメモリ
    から読み取り、上記電流測定装置から出力される供給電
    圧の値を決定することを特徴とするリレーコイルの劣化
    診断装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のリレーコイルの劣化診断
    装置において、リレー名称に応じたコイル名称のデータ
    を記憶してなるリレーデータメモリをさらに備え、上記
    制御手段は、診断時に上記設定登録器から設定入力され
    るリレー名称に応じたコイル名称のデータを上記リレー
    データメモリから読み取ると共に、該コイル名称に応じ
    た定格電圧値及び抵抗値を上記コイルデータメモリから
    読み取り、上記電流測定装置から出力される供給電圧の
    値を決定することを特徴とするリレーコイルの劣化診断
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のリレーコイルの劣化診断
    装置において、上記リレーデータメモリに記憶されたリ
    レー名称を順次表示する表示器と、診断結果異常と診断
    されたコイル名称を出力する出力手段とをさらに備える
    と共に、上記リレーデータメモリにリレー名称毎の測定
    結果が記憶される領域を設けたことを特徴とするリレー
    コイルの劣化診断装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載のリ
    レーコイルの劣化診断装置において、上記電流測定装置
    は、上記パルス電圧の供給後の通電測定の際に、供給電
    圧を緩やかに上昇させるようにすると共に、コイルに電
    流が流れ始め、供給電圧の上昇に伴って電流が上昇して
    いる場合に、電流が流れ始めた時点の電圧値を検出する
    通電電流検出装置をさらに備え、上記制御手段は、該電
    流が流れ始めた時点の電圧値に基づいてコイルの劣化状
    態を診断することを特徴とするリレーコイルの劣化診断
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のリレーコイルの劣化診断
    装置において、上記パルス電圧の供給後の通電測定の時
    に警報を出す警報手段と、リレーのピックアップ電圧及
    びドロップアウト電圧を検出するための検出釦とをさら
    に備えると共に、上記電流測定装置から出力される供給
    電圧として、0Vから緩やかに定格電圧まで上昇し、そ
    の後、緩やかに0Vまで降下させる電圧を設定し、上記
    リレーデータメモリに上記通電電圧検出装置により検出
    される上記ピックアップ電圧及びドロップアウト電圧を
    記憶するための領域を設け、上記制御手段は、コイル毎
    の適正なピックアップ電圧及びドロップアウト電圧と比
    較することによりリレーを診断することを特徴とするリ
    レーコイルの劣化診断装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007127522A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Hanshin Electric Co Ltd リレーコイルおよびリレー制御装置が搭載された制御基板用寿命予告装置
JP2017090423A (ja) * 2015-11-17 2017-05-25 株式会社成田エアポートテクノ 継電器用試験装置
US11407313B2 (en) 2020-02-28 2022-08-09 Denso Electronics Corporation Power supply circuit

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