JP2017014160A - 1,2−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンの製造方法 - Google Patents

1,2−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンの製造方法 Download PDF

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智昭 谷口
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Abstract

【課題】高純度の1,2−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロぺン(1223xd)を製造するための、工業的に実施可能で、効率的に目的化合物を得ることができ、かつ、経済的に有利な製造方法の提供。【解決手段】1,2,2−トリクロロ−3,3,3−トリフルオロプロパン(233ab)を、第4族金属、第6族金属および第13族金属から選ばれる少なくとも1種の金属を含む金属触媒と接触させて脱塩化水素させる1223xdの製造方法。【選択図】なし

Description

本発明は、1,2−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンを製造する方法に関する。
1,2−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(CClH=CCl−CF、HCFO−1223xd。以下、1223xdとも記す。)は、3,3−ジクロロ−1,1,1,2,2−ペンタフルオロプロパン(CF−CF−CHCl、HCFC−225ca)や1,3−ジクロロ−1,1,2,2,3−ペンタフルオロプロパン(CClF−CF−CClFH、HCFC−225cb)に代わる地球温暖化係数(GWP)の小さい新しい洗浄剤、冷媒、発泡剤、溶剤、およびエアゾール用途に用いられる化合物として近年注目されている。
本明細書において、ハロゲン化炭化水素については、化合物名の後の括弧内にその化合物の略称を記し、必要に応じて化合物名に代えてその略称を用いる。例えば、1223xdは二重結合上の置換基の位置により、幾何異性体であるZ体とE体が存在する。本明細書中では特に断らずに化合物名や化合物の略称を用いた場合には、Z体およびE体から選ばれる少なくとも1種を示し、化合物名や化合物の略称の後ろに(E)または(Z)を付した場合には、其々の化合物のE体または(Z)体であることを示す。例えば、1223xd(Z)はZ体を示し、1223xd(E)はE体を示す。
前記1223xdを製造する方法としては、例えば、1,1,2−トリクロロ−3,3,3−トリフルオロプロパン(CHCl−CHCl−CF、HCFC−233da。以下、233daとも記す。)を、気相中で活性炭触媒と接触させて脱塩化水素化反応させる方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、アルカリ土類金属の酸化物等の固体担持体に第7族金属〜第11族金属を担持させた金属触媒と、ハイドロクロロフルオロカーボンを接触させて、ハイドロフルオロオレフィンを得る例が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。特許文献2には、ハイドロクロロフルオロカーボンの例として、233daまたは1,2,2−トリクロロ−3,3,3−トリフルオロプロパン(CClH−CCl−CF、HCFC−233ab。以下、233abとも記す。)が例示され、ハイドロフルオロオレフィンとして1223xd(Z体とE体の混合物)が例示されている。
しかし、特許文献1の活性炭触媒を用いる方法では、233daを原料とするため、目的物である1223xd(Z)(沸点53℃)、1223xd(E)(沸点60℃)の他、1,1−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(CCl=CH−CF、1223za、沸点55℃)が副生する。沸点差が小さい副生物を除いて高純度な1223xdを得るためには蒸留操作等の精製工程が必要となり、その工程において多量のロスがありうるため、生産効率が悪い。また、特許文献2には、ハイドロフルオロオレフィンの一例として1223xd(Z体とE体の混合物)が示されているが、具体的に該混合物の生成を示す根拠はなく、該混合物中の1223xd(Z)の比率等については、全く開示されていない。
国際公開WO2014/046251号 米国特許出願公開第2014/0275649号
本発明は、高純度の1223xdを製造する方法であって、工業的に実施可能で、効率的に目的化合物を得ることができ、かつ、経済的に有利な製造方法の提供を目的とする。
また、本発明は、高選択率で1223xd(Z)を含む高純度の1223xdの製造方法の提供を目的とする。
本発明の1,2−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(1223xd)の製造方法は、1,2,2−トリクロロ−3,3,3−トリフルオロプロパン(233ab)を、第4族金属、第6族金属および第13族金属からなる群より選ばれる少なくとも1種の金属を含む金属触媒の存在下に、脱塩化水素反応させることを特徴とする。
本発明の1223xdの製造方法は、233abから安定して1223xdを得ることができるため、工業的に実施可能で経済的に有利な製造方法である。また、本発明の1223xdの製造方法は、1223zaの副生を低く抑えつつ1223xdの製造ができるため、高純度の目的化合物を効率的に製造することができる製造方法である。さらに、本発明の1223xdの製造方法によれば、233abから、高選択率で1223xd(Z)を含む1223xdを効率的に製造することができる。
本発明の1223xdの製造方法に用いられる装置の一例を模式的に示す図である。
本発明の1223xdの製造方法は、233abを、第4族金属、第6族金属および第13族金属からなる群より選ばれる少なくとも1種の金属を含む金属触媒の存在下に、脱塩化水素反応を行うことを特徴とする。本発明の製造方法に係る233abの脱塩化水素反応は、下記式(1)で示される。
Figure 2017014160
式(1)
本発明の製造方法で得られる1223xdは、E体またはZ体のいずれか一方、または両方を含む。すなわち、1223xdは、E体およびZ体の混合物であってもよく、E体のみでもよく、Z体のみでもよい。1223xdは、有用性の観点から1223xd(E)に対するZ体の割合が多い1223xdであることが好ましい。
[233ab]
本発明の1223xdの製造方法は、233abを原料とする。
233abは、100%の233abからなるものが好ましいが、経済性を考えると、不純物を含む233abであってもよい。不純物を含む233abを用いる場合、不純物は、233abの脱塩化水素反応を阻害しない化合物が好ましい。233abの脱塩化水素反応を阻害しない化合物としては、後述する233abの製造において副生する、1,1,2,2−テトラクロロ−3,3,3−トリフルオロプロパン(CClH−CCl−CF、223ab)、1,1,1,2,2−ペンタクロロ−3,3,3−トリフルオロプロパン(213ab)、1,1,2,2−テトラクロロ−3,3,3−トリフルオロプロパン(223aa)、1,1,1,2−テトラクロロ−3,3,3−トリフルオロプロパン(223db)、等が挙げられる。不純物の含有割合は、副生物の生成を抑制する点から、不純物と233abの総量に対し、10質量%以下であることが好ましい。
233abの製造方法は特に限定されないが、例えば、下式(2)に示される反応により2−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(1233xf)を塩素化することで得られる。
Figure 2017014160
式(2)
式(2)の反応において、1233xfと塩素の割合は、副生物の生成を抑制するために、塩素/1233xf(モル比)で0.2/1〜5/1が好ましく、1/1〜5/1がより好ましい。式(2)の反応の反応温度は、反応速度を上げる観点から、0〜100℃が好ましく、10〜50℃がより好ましい。式(2)の反応圧力は、製造効率の観点から0〜1MPa(ゲージ圧)が好ましく、0.1〜1MPa(ゲージ圧)がより好ましい。なお、本明細書において特に断らない限り、圧力は、ゲージ圧で示す。
式(2)の反応は光により促進できる。式(2)の反応は、反応速度を上げる観点から、光照射下で行うことが好ましい。光照射下で行う場合、1233xfの過塩素化体である1,1,2,2−テトラクロロ−3,3,3−トリフルオロプロパン(223aa)および1,1,1,2,2−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロパン(213ab)の副生を抑制するため、波長300〜780nmの光照射下に行うことが好ましく、波長380〜780nmの光照射下に行うことがより好ましい。式(2)の反応の反応圧力は、製造効率の観点から、0〜1MPaが好ましく、加圧系が特に好ましく、とりわけ0.1〜1MPaがより好ましい。1233xfと塩素の反応器内の滞留時間は、原料の転化率の観点から30分〜300分が好ましく、45〜90分がより好ましい。
式(2)の反応により得られた混合物には、233ab以外に、223ab、213ab等が副生物として含まれうる。該混合物は、水、アルカリで洗浄することで、233abを主成分とする混合物が得られる。また、該混合物から、蒸留等の通常の方法で233abを分離して、本発明の製造方法における原料として使用してもよい。また該混合物は、洗浄せずにそのまま本発明の製造方法における原料として用いることができる。
[金属触媒]
本発明の製造方法は、金属触媒の存在下で行う。金属触媒は、233abの脱塩化水素反応を促進する。金属触媒は、第4族金属、第6族金属および第13族金属からなる群より選ばれる少なくとも1種の金属を含む。好ましくは、金属触媒はチタン、ジルコニウム、クロムおよびアルミニウムからなる群より選ばれる少なくとも1種の金属を含む。このような金属触媒としては、0価である金属単体、金属の酸化物、金属のフッ化物、金属の酸フッ化物が挙げられる。金属触媒に含まれる金属は、1種でもよく、2種以上でもよい。また、金属触媒が2種以上の金属を含む場合、金属は、混合物であってもよく、合金であってもよい。
金属の酸化物としては、酸化クロム、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化ジルコニウムが挙げられる。また、金属のフッ化物としては、フッ化クロム、フッ化アルミニウム、フッ化チタン、フッ化ジルコニウムが挙げられる。金属の酸フッ化物としては、酸フッ化クロム、酸フッ化アルミニウム、酸フッ化チタン、酸フッ化ジルコニウム等が挙げられる。金属触媒としては1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
金属触媒としては、転化率と選択率の観点から、金属の酸化物が好ましく、酸化アルミニウム、酸化クロムが好ましい。
金属触媒は、担体に担持されていてもよい。担体としては、アルミナ担体、ジルコニア担体、シリカ担体、シリカアルミナ担体、硫酸バリウム担体、炭酸カルシウム担体などが挙げられる。担体は、本発明の脱塩化水素反応を促進する触媒活性を有していても、有さなくてもよい。担体としては、前述の金属触媒と同様の、第4族金属、第6族金属および第13族金属からなる群より選ばれる少なくとも1種の金属を含む担体が好ましい。
また、金属触媒は、活性化処理されていることが、反応性の点から好ましい。活性化処理は、金属触媒を活性化処理剤と接触させる方法で行うことができる。活性化処理剤としては、酸素、フッ化水素、塩化水素、含フッ素カーボン類などが挙げられる。含フッ素カーボン類としては、ジクロロフルオロメタン(HCFC−21)、クロロジフルオロメタン(HCFC−22)、トリクロロフルオロメタン、テトラフルオロエチレンなどが挙げられる。金属触媒と活性化処理剤との接触は、加熱下で行ってもよいし、非加熱下で行ってもよい。
本発明における脱塩化水素反応の進行につれて、金属触媒の活性が低下する、原料の転化率が低下する、目的物である1223xdの転化率や選択率が低下する、等の場合には、金属触媒を再び活性化処理することが好ましい。
該活性化処理の方法としては、前記の活性化処理剤と接触させる方法が挙げられる。
[脱塩化水素反応]
本発明における脱塩化水素反応は、気相中または液相中のいずれでも行うことができ、気相中で行うことが好ましい。気相中で行う場合、生成した1223xdが金属触媒表面に脱着しやすく、金属触媒表面の生成物濃度を低くできるため、副反応を抑制しやすい。
脱塩化水素反応は、バッチ式で行ってもよく、連続式(半連続式または連続流通式等を含む)で行ってもよく、生産効率の点から連続式で行うことが好ましい。連続式の場合、233abの反応器への供給、反応器内での233abと金属触媒の接触、反応、および生成した1223xdの反応器からの取り出しは、いずれも連続的に行うのが好ましい。
反応器の材質としては、原料、溶媒、および反応生成物等に不活性で、耐蝕性の材質であれば特に制限されない。反応器の材質として例えば、ガラス、鉄、ニッケル、および鉄等を主成分とするステンレス鋼等の合金などが挙げられる。
脱塩素化水素反応を気相中で行う場合、前記脱塩化水素反応の温度(以下「反応温度」ともいう。)は、200〜500℃が好ましく、250〜450℃がより好ましく、300〜400℃が最も好ましい。この範囲とすることで、副反応生成物の生成を抑制し、高転化率、高選択率で1223xdを得ることができる。
脱塩素化水素反応を気相中で行う場合、反応時間(該時間は、原料と触媒との接触時間をいう。)は、原料の転化率と目的生成物の選択率の点から、0.1〜300秒間が好ましく、1〜180秒間がより好ましく、5〜60秒間が最も好ましい。前記反応温度が高ければ、反応時間を短く、反応温度が低ければを長く調節することが好ましい。また、前記脱塩化水素反応する反応器内の圧力は、0〜2MPaが好ましい。
前記脱塩化水素反応を気相中で行う場合、233abを予熱し、気化させた後に、反応器に供給することが好ましい。この際の、予熱温度は、233abの沸点以上、200℃以下であることが好ましい。本明細書において、化合物の沸点は、圧力1.013×10Pa(絶対圧)における値である。
前記脱塩化水素反応を気相中で行う場合は、副生物の生成を抑えるためには、233abを、希釈ガスと混合して、反応器に供給することが好ましい。希釈ガスとしては、窒素ガス、ヘリウムガス、アルゴンガスなどの不活性ガスを用いることができる。希釈ガスの量は、反応器へ供給される233abの1molに対して0.1〜10molであることが好ましい。
希釈ガスを用いる場合、233abを予熱する際には、233abを希釈ガスと混合する前に予熱してもよく、混合した後に予熱してもよい。
本発明の製造方法において使用される反応装置の一例を、図1を参照して説明する。図1は、233abと金属触媒の接触を気相中で行う方法に用いられる反応装置10を概略的に示した図である。
反応装置10は、反応器1を備える。反応器1は、その内部中央部に、金属触媒を充填して構成した反応部2を備える。反応器1は、電気ヒータ等の加熱手段を備えることが好ましい。反応器1には、原料を反応器1に供給する原料予熱混合ライン3が接続されていることが好ましい。原料予熱混合ライン3には、反応器1へ供給される成分のうち、気体成分Gを供給するガスフィードライン4および液体成分Lを供給する液供給ライン5が接続される。原料予熱混合ライン3は、電気ヒータ等を備えた予熱器(プレヒータ)6を備える。また、液供給ライン5は、電気ヒータ等を備えた予熱器(プレヒータ)5aを備えることが好ましい。ガスフィードライン4および液供給ライン5は、それぞれ別々に反応器1に接続されていてもよい。
反応器1の出口には、熱交換器のような冷却手段7が設置された出口ライン8が接続される。出口ライン8には、さらに、酸性液回収槽9が設置される。1223xdを含有する反応混合物が反応器1から取り出され、酸性液回収槽9により、塩化水素、フッ化水素等の酸性物質が除去される。なお、出口ライン8以降の処理によって得られたガスを、以下「出口ガス」という。
出口ガスには、目的生成物である1223xdの他に、未反応の原料である233ab、副生成物であるCFO−1213xa等が含まれる。出口ガスに含まれる1223xd以外のこれらの成分は、蒸留等の既知の手段により除去することができる。
[ガスクロマトグラフィーの条件]
以下の製造において、得られた出口ガスの組成分析はガスクロマトグラフィー(GC)を用いて行った。カラムはDB−1301(長さ60m×内径250μm×厚み1μm、アジレント・テクノロジー株式会社製)を用いた。
[233abの製造例1]
公知の方法(特表2013−519631号公報に記載の方法)で得た1233xfを、式(2)の反応にしたがって塩素化反応させて233abを製造した。
すなわち、反応器として、光源からの光を透過する石英管と、撹拌機とを内部に取り付けたジャケットを取り付けたステンンレス製オートクレーブ(内容積2.3リットル)を用いた。オートクレーブ内を0℃に冷却した状態で、四塩化炭素(CCl)の1580gを、オートクレーブ内に供給した。次いで、846g(6.5mol)の1223xfをオートクレーブ内に供給した。1223xfの供給直後のオートクレーブ内の圧力は0.08MPaであった。反応器内で、光照射下(蛍光灯(ネオコンパクトEFP12EL、(株)東芝社製、出力12W、波長300〜780nm)、0.6mL/分で466g(6.6mol)になるまで塩素(Cl)をオートクレーブ内に導入した。
オートクレーブ内の圧力の調整は行わず、反応の進行に伴い、1223xf(沸点:61℃)と比較して沸点の高い233ab(沸点:104℃)が生成することでオートクレーブ内の圧力が低下した。反応時間は4時間であった。また、オートクレーブ内の温度の調整は行わず、反応熱が生じることによってオートクレーブ内の温度は15.3℃(初期)から18.6℃(反応終了時)に上昇した。反応終了時のオートクレーブ内の圧力は大気圧(0MPa)であった。
反応終了後、オートクレーブ内の反応粗液を20質量%炭酸水素カリウム水溶液で中和した後に、中和した反応粗液を水相と有機相に分離した。このうち、233abを含む粗組成物として有機相を回収し、GCを用いて分析を行った。有機相の回収量は2921gであった。
前記有機相のGC分析結果を用いて、1233xfの転化率、粗組成物に含まれる各反応生成物の選択率を求めた。結果を反応条件と併せて表1に示す。ただし、「転化率」は、反応に使用した原料(製造例1〜3ではオートクレーブに供給した1233xf)のモル量に対する、反応で消費された原料のモル量の割合(単位:モル%)を示し、選択率は、生成物の全モル量に対する、目的物(製造例1〜3では233ab)の生成量の割合(単位:モル%)を示す。
[233abの製造例2]
四塩化炭素の1432g、1233xfの458gを使用し、塩素を毎分600mLで350.5g導入した以外は製造例1と同様の操作を行い、731gの粗生成物を得、製造例1と同様にGC分析を行った。
[233abの製造例3]
タイマーによって自動で開閉できる電磁弁を接続した前記オートクレーブに、233ab(純度99.8%)を1500g溶媒として導入した。光照射下で塩素と、1233xfをそれぞれ毎分2.5Lの速度で反応器に供給し、毎時850gの速度で、連続的に反応粗液を抜き出しながら、90分間反応を行った。抜き出した反応粗液を、20%炭酸水素カリウム水溶液に加え中和を行った後に、分液操作を行い、3541gの粗生成物を回収し、GC分析を行った。
製造例3に関しては、粗生成物中の233abのモル量から、初期に導入した、233abのモル量を減じたモル量を反応で生成した量として転化率、選択率等を求めた。
また、製造例1〜3で得られた粗液について、通常の蒸留操作を行うことで純度99.8%の233abを得た。各製造例の結果を表1に示す。
Figure 2017014160
[触媒活性化例1:クロミア触媒の活性化]
反応器にクロミア触媒109g(酸化物ベースでCr:95質量%、MnO:5質量%のクロム系金属酸化物触媒、形状:ペレット型)を充填し、窒素ガスを100sccmで流通下、300℃で10時間乾燥した。その後、HCFC−22を1.37mmol/min、窒素を2.74mmol/minの速度とし混合後、反応器へ投入した。反応温度300℃で21時間反応させ、出口ガス組成が安定化したことを確認し活性化を終了した。
[触媒活性化例2:アルミナ触媒の活性化]
反応器に、アルミナ触媒の75.1g(Al、日揮触媒化成株式会社製、品名:N612N、形状:ペレット型)を充填し、窒素ガスを100sccmで流通下、300℃で10時間乾燥した。その後、HCFC−22を1.37mmol/min、窒素を2.74mmol/minの速度とし混合後、反応器へ投入した。反応温度300℃で10時間反応させ、出口ガス組成が安定化したことを確認し活性化を終了した。
[実施例1]
(活性化クロミア触媒による反応1)
触媒活性化例1の方法で調製した触媒を充填した反応器の温度を380℃とし、製造例1で得られた233abを含む組成物(1233xf=0.48mol%、233ab=98.76mol%、223db=0.14mol%、213ab=0.56mol%、その他=0.06mol%)を、0.24g/分で液供給ラインより原料予熱混合ラインに供給した。また、窒素ガスを、27NmL/分でガスフィードラインより原料予熱混合ラインに供給し、233abを含む組成物と混合して、反応器へ導入した。反応器へ供給された233abを含む組成物の流量は、27NmL/分であった。反応器内の圧力は0MPa、233abの反応器内の滞留時間は39秒であった。得られた出口ガス組成をGCによって分析し、223abの転化率、生成した各化合物の選択率および1233za/1123xdを求めた。結果を反応条件とあわせて表2に示す。
表2中、「転化率」および「選択率」は、原料(233ab)、全生成物および目的物(1223xd)中の各生成物の量(モル量)を用いて製造例1〜3と同様に算出した値を示す。また、「1223za/1223xd」は、目的物である1223xd(E体およびZ体のモル総量)に対する、副生物である1223zaの生成量(モル量)の割合(モル%)を示す。
[実施例2]
(活性化クロミア触媒による反応2)
実施例1において、反応器内の温度を350℃、反応器への233abの供給量を0.23g/L、供給速度を26NmL/分とした他は、表2に記載の条件で、反応を行わせた。反応器内の圧力は0MPa、反応器内での233abの滞留時間は43秒であった。反応条件および得られた出口ガス組成の分析結果を実施例1と併せて表2に示す。
[実施例3]
(活性化クロミア触媒による反応2)
実施例1において、反応器内の温度を250℃、反応器への233abの供給量を0.27g/L、供給速度を31NmL/分とした他は、表2に記載の条件で、反応を行わせた。反応器内の圧力は0MPa、反応器内での233abの滞留時間は43秒であった。反応条件および得られた出口ガス組成の分析結果を実施例1と併せて表2に示す。
[実施例4]
(活性化アルミナ触媒による反応1)
触媒活性化例2の方法で調製した触媒を充填した反応器の温度を350℃とし、反応器への233abの供給量を0.33g/L、供給速度を37NmL/分とした他は、表2に記載の条件で、反応を行わせた。反応器内の圧力は0MPa、反応器内での233abの滞留時間は30秒であった。反応条件および得られた出口ガス組成の分析結果を表2に示す。
[実施例5]
(活性化アルミナ触媒による反応2)
触媒活性化例2の方法で調製した触媒を充填した反応器の温度を300℃とし、反応器への233abの供給量を0.34g/L、供給速度を37NmL/分とした他は、表2に記載の条件で、反応を行わせた。反応器内の圧力は0MPa、反応器内での233abの滞留時間は32秒であった。反応条件および得られた出口ガス組成の分析結果を表2に示す。
[実施例6]
(活性化アルミナ触媒による反応3)
触媒活性化例2の方法で調製した触媒を充填した反応器の温度を250℃とし、反応器への233abの供給量を0.33g/L、供給速度を37NmL/分とした他は、表2に記載の条件で、反応を行わせた。反応器内の圧力は0MPa、反応器内での233abの滞留時間は43秒であった。反応条件および得られた出口ガス組成の分析結果を表2に示す。
Figure 2017014160
[比較例1]
233abに代えて、233daを用いて、触媒活性化例1の方法で調製した触媒を充填した反応器の温度を380℃とし、公知の方法で得られた233daを含む組成物(233da=99.76mol%、223db=0.24mol%)を、0.27g/分で液供給ラインより原料予熱混合ラインに供給した。また、窒素を、30NmL/分でガスフィードラインより原料予熱混合ラインに供給し、233daを含む組成物と混合して、反応器へ導入した。反応器へ供給された233daを含む組成物の流量は、30NmL/分であった。反応器内の圧力は0MPa、233dの反応器内の滞留時間は36秒であった。反応器より得られた出口ガス組成をGCによって分析した結果、および反応条件を表3に示す。
[比較例2]
233abに代えて、233daを用いて、触媒活性化例2の方法で調製した触媒を充填した反応器の温度を350℃とし、公知の方法で得られた233daを含む組成物(233da=99.76mol%、223db=0.24mol%)を、0.34g/分で液供給ラインより原料予熱混合ラインに供給した。また、窒素を、37NmL/分でガスフィードラインより原料予熱混合ラインに供給し、233daを含む組成物と混合して、反応器へ導入した。反応器へ供給された233daを含む組成物の流量は、37NmL/分であった。反応器内の圧力は0MPa、233daの反応器内の滞留時間は30秒であった。得られた出口ガス組成をGCによって分析した。結果を反応条件とあわせて表3に示す。
Figure 2017014160
これらの結果から、本発明の製造方法は、233abから安定して1223xdが得られる製造方法であることが分かる。また、本発明の製造方法は、1223za(沸点55℃)の副生を低く抑えつつ1223xdの製造ができる製造方法であることが分かる。さらに、本発明の製造方法は、工業的に有用性の高い1223xd(Z)を効率良く製造できる製造方法であることも分かる。
本発明の製造方法による生成物は、1223za等の副生成物の生成量が少ない。該副生物は、反応生成物の収率を低下させ、分離の工程での目的物の収率を下げる。また、副生成物の物性(例えば沸点差)によっては、目的物とは容易に分離精製しにくく、目的物の純度を下げる原因になる。副生成物の生成を防ぐ本発明の製造方法は、収率や、生成物の純度を高くさせうる方法であり、分離工程を簡略化させうる方法でもあることから、工業的に有利な製造方法である。
[参考例1:KOHを使用する例]
撹拌機、ジムロート冷却器を設置した、0.3リットルの三口フラスコに、233abを50.3g、およびテトラ−n−ブチルアンモニウムクロリド(TBAC)の503mgを入れ、20質量%の水酸化カリウム水溶液(KOH)76.4gを加え、オイルバスにて40℃に昇温した後、回転数400rpmで撹拌を続けた。反応途中の反応器内温は、39〜42℃の範囲であった。撹拌を停止し静置し、水相と、反応生成物を含む有機相とに分離させ、有機相を回収しGC分析を行い、233abの転化率が90%以上になることを確認し、反応を終了した。反応終了までに要した時間は、20時間であった。
反応終了後の有機相の組成をGCによって分析し、233ab転化率、反応により生成した各化合物(1223xd(Z)、1223xd(E)、1223zaおよび1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロピン(CTFP))の選択率を求めた。結果を表4に示す。
[参考例2:KOHを使用する例]
233abを50.1g、およびTBACを500mg、20質量%の水酸化カリウム水溶液を76.3g使用し、反応温度を60℃にした以外、比較例3と同様の操作を行った。本実施例においては、反応終了までに要した時間は8時間であった。反応終了後の有機相の組成をGCによって分析した。結果を表4に示す。
[参考例3:KOHを使用する例]
撹拌機、充填物(ヘリパックNo.3)を充填したガラス管(内径29mm、長さ100mm)を反応器と冷却器の間に設置した0.3リットルの三口フラスコに、233abを49.9g、およびTBACを501mg、20重量%の水酸化カリウム水溶液を77.0g加え、オイルバスにて80℃に昇温し、回転数400rpmで撹拌を行った。反応生成物は気体で取り出し、ドライアイストラップを用いて、液化回収を行った。反応が進行するにつれ、反応器内の有機相が減少する。反応器内の有機相が消失することを確認し、反応を終了した。反応終了までに要した時間は3時間であった。反応器から得られた、反応生成物を含む出口ガスの組成をGCによって分析した。結果を表4に示す。
Figure 2017014160
以上の結果から、本発明の製造方法は、金属触媒を使用することにより、1223xdを効率良く製造できる。1223xd(Z)を高選択率で得る方法であるといえる。
1 反応器、2 反応部、3 原料予熱混合ライン、4 ガスフィードライン、5 液供給ライン、5a,6 プレヒーター、7 冷却手段、8 出口ライン、9 酸性液回収槽、10 反応装置、G 気体成分、L 液体成分。

Claims (11)

  1. 1,2,2−トリクロロ−3,3,3−トリフルオロプロパンを、第4族金属、第6族金属および第13族金属からなる群より選ばれる少なくとも1種の金属を含む金属触媒の存在下に、脱塩化水素反応させることを特徴とする、1,2−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンの製造方法。
  2. 前記金属触媒が、Cr、Al、TiおよびZrからなる群より選ばれる少なくとも1種の金属を含む金属触媒である、請求項1に記載の1,2−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンの製造方法。
  3. 前記金属触媒が、前記金属の酸化物、前記金属のフッ化物および前記金属の酸フッ化物からなる群より選ばれる少なくとも1種である、請求項1または2に記載の1,2−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンの製造方法。
  4. 前記金属触媒が、前記金属の酸化物である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の1,2−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンの製造方法。
  5. 前記金属の酸化物が、酸化クロム、酸化アルミニウム、酸化チタンおよび酸化ジルコニウムからなる群より選ばれる少なくとも1種である、請求項4に記載の1,2−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンの製造方法。
  6. 前記脱塩化水素反応を、気相中で行う、請求項1〜5のいずれか一項に記載の1,2−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンの製造方法。
  7. 前記脱塩化水素反応を、200〜500℃の反応温度で行う、請求項6に記載の1,2−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンの製造方法。
  8. 前記脱塩化水素反応を、金属触媒との接触時間を、1秒〜180秒として行う、請求項6または7に記載の1,2−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンの製造方法。
  9. 前記脱塩化水素反応を、希釈ガスの存在下に行う、請求項6〜8のいずれか一項に記載の1,2−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンの製造方法。
  10. 前記1,2,2−トリクロロ−3,3,3−トリフルオロプロパンの1モルに対し前記希釈ガスを0.1〜10モル存在させる、請求項9に記載の1,2−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンの製造方法。
  11. 1,2−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンが、(Z)−1,2−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンである、請求項1〜9のいずれか一項に記載の1,2−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンの製造方法。
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