JP2017013648A - ラックガイド装置 - Google Patents

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康登 高木
Yasutaka Takagi
康登 高木
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Abstract

【課題】ラックガイドの倒れを抑制することのできるラックガイド装置を提供する。
【解決手段】ラック軸8を摺動可能に支持するラックガイド50が、ハウジング30の収容部31に、第1方向X1および第2方向X2に移動可能に収容される。端部材40とラックガイド50との間に、ラックガイド50を第1方向X1に付勢する付勢部材60が介在する。倒れ抑制機構70が、ラックガイド50の外周面53に設けられた傾斜部81と、弾性を有する倒れ抑制部材90とを含む。傾斜部81は、ラックガイド50の径方向外方R1に向かうほど第1方向X1側に向かう。倒れ抑制部材90が、傾斜部81を弾性的に押圧することによりラックガイド50の中心軸線C1の倒れを抑制する。
【選択図】図2

Description

本発明はラックガイド装置に関する。
ハウジングのラックガイド収容孔の内周面に形成された断面楔形の内周溝に、断面楔形のC形止め輪を収容し、C形止め輪の弾性的な拡径に伴って、C形止め輪によってラックガイドをピニオン軸側へ押し付ける構造のラックガイド装置が提案されている(例えば特許文献1を参照)。
特開2014−227070号公報
C形止め輪とラックガイドの端面との接触面は、ラックガイドの中心軸線と直交する軸直角面である。このため、C形止め輪は、ラックガイドの中心軸線の倒れを抑制する機能を有していない。ラックガイドに倒れが生じると、ハウジング等と接触して打音を発生するおそれがある。
本発明の目的は、ラックガイドの倒れを抑制することのできるラックガイド装置を提供することである。
請求項1の発明は、収容部(31)が形成されたハウジング(30;30P)と、前記収容部内にラック軸(8)側に向かう第1方向(X1)および前記第1方向の反対方向である第2方向(X2)に移動可能に収容され、ラック軸を軸方向(W)に摺動可能に支持するラックガイド(50;50P)と、前記収容部において前記第2方向側の端部である外部開口端部(32)に固定された端部材(40)と、前記端部材と前記ラックガイドとの間に介在し前記ラックガイドを前記第1方向に付勢する付勢部材(60)と、前記ラックガイドの外周面(53)に設けられて前記ラックガイドの径方向外方に向かうほど前記第1方向側に向かう傾斜部(81;81P)と、前記傾斜部を弾性的に押圧することにより前記ラックガイドの中心軸線(C1)の倒れを抑制する弾性を有する倒れ抑制部材(90;90P)とを含む倒れ抑制機構(70;70P)と、を備えるラックガイド装置(20;20P)を提供する。
なお、括弧内の英数字は、後述する実施形態における対応構成要素等を表すが、このことは、むろん、本発明がそれらの実施形態に限定されるべきことを意味するものではない。以下、この項において同じ。
請求項2のように、前記傾斜部は、前記ラックガイドの前記第2方向側の端面(51)と前記ラックガイドの前記外周面との間の肩部に形成されており、前記倒れ抑制部材は、前記端部材の前記第1方向側の端面(41)と、前記傾斜部と、前記ラックガイド収容部の内周面(31a)とにより区画される収容空間(80)に収容されていてもよい。
請求項1の発明では、ラックガイドの外周面に、ラックガイドの径方向外方に向かうほど第1方向側に向かう傾斜部が設けられている。倒れ抑制部材が、傾斜部を弾性的に押圧することにより、ラックガイドの中心軸線の倒れが抑制される。
請求項2の発明では、ラックガイドの肩部の傾斜部と端部材の第1方向側の端面と収容部の内周面によって、倒れ抑制部材を収容する収容空間が区画される。このため、倒れ抑制部材を収容するための溝をラックガイド単体に設ける場合と比較して、ラックガイドを中心軸線方向に短くすることができる。
本発明の第1実施形態のラックガイド装置が適用されたステアリング装置の概略構成の模式図である。 第1実施形態のラックガイド装置を含むステアリング装置の要部の断面図である。 第1実施形態のラックガイド装置の要部の拡大断面図である。 第1実施形態において、自由状態の倒れ抑制部材の概略断面図である。 本発明の第2実施形態のラックガイド装置の要部の断面図である。 第2実施形態において、ラックガイドの外周溝に拘束されない状態の倒れ抑制部材の模式的断面図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態のラックガイド装置20が適用されたステアリング装置1の概略構成を示す模式図である。図1を参照して、ステアリング装置1は、回転操作されるステアリングホイール等の操舵部材2と、操舵部材2の回転に連動して転舵輪3を転舵する転舵機構4とを備える。また、ステアリング装置1は、一端に操舵部材2が取り付けられたステアリングシャフト5と、中間軸6とを備える。
転舵機構4は、例えばラックアンドピニオン機構により構成されている。転舵機構4は、ピニオン軸7と、転舵軸としてのラック軸8とを含む。ピニオン軸7は、中間軸6を介してステアリングシャフト5と連結されている。ピニオン軸7は、その端部近傍にピニオン7aを形成している。ラック軸8は、軸方向Wの一部の外周に、ピニオン軸7のピニオン7aに噛み合うラック8aを形成している。
ラック軸8は、車体に固定されるラックハウジング9内にラックブッシュB等を介して軸方向W(車体の左右方向である車幅方向に相当)に移動可能に支持されている。ラック軸8の各端部は、ラックハウジング9の対応する端部から両側へ突出している。ラック軸8の各端部は、それぞれ対応するタイロッド10および対応するナックルアーム(図示せず)を介して対応する転舵輪3と連結されている。
操舵部材2が回転操作されてステアリングシャフト5が回転されると、この回転がピニオン7aおよびラック8aによって、ラック軸8の軸方向Wの直線運動に変換される。これにより、転舵輪3の転舵が達成される。
ステアリング装置1は、ラックガイド装置20を備えている。ラックガイド装置20は、ラック軸8に対して、ピニオン7aの反対側に配置されている。ラックガイド装置20は、ラック軸8をピニオン7a側へ付勢しつつ、ラック軸8の軸方向Wの移動を案内する機能を果たす。
図2はステアリング装置1の要部の断面図である。図2に示すように、ステアリング装置1は、ピニオンハウジング11と、第1軸受12と、第2軸受13とを備えている。ピニオンハウジング11は、ラックハウジング9に一体に取り付けられている。
第1軸受12および第2軸受13は、ピニオンハウジング11に保持されて、ピニオンハウジング11内でピニオン軸7を回転可能に支持している。第1軸受12および第2軸受13は、ピニオン7aを挟んだ両側に配置されている。第2軸受13は、ピニオン軸7の先端側に配置されている。
第1軸受12は、例えば玉軸受からなる。第2軸受13は、例えば円筒ころ軸受からなる。ピニオン軸7のピニオン7aとラック軸8のラック8aとは、ピニオンハウジング11内で相互に噛み合わされている。
ラックガイド装置20は、ハウジング30と、端部材40と、ラックガイド50と、付勢部材60と、ラックガイド50の倒れを抑制する倒れ抑制機構70とを備えている。
ハウジング30は、ピニオンハウジング11と一体に設けられている。ハウジング30は、ラック軸8を隔ててピニオン7aとは反対側に配置されている。
ハウジング30には、例えば円孔からなる収容部31が形成されている。収容部31には、ラック軸8が挿通されている。収容部31において、ラック軸8側とは反対側に、外部開口端部32が形成されている。端部材40は、外部開口端部32の内周にねじ嵌合することにより固定されたプラグ(栓)からなる。
ラックガイド50は、収容部31内に、ラック軸8側に向かう第1方向X1(進出方向)と、第1方向X1の反対方向であって端部材40側に向かう第2方向X2(後退方向)とに移動可能(進退可能)に収容されている。以下では、第1方向X1と第2方向X2とを総称して言うときは、進退方向Xと言う。ラックガイド50は、ラック軸8のラック8aの背面8bを摺動可能に支持している。
端部材40は、第1方向X1側の第1端面41と、第2方向X2側の第2端面42と、外周面43とを備えている。第1端面41は、ラックガイド50と対向している。端部材40の外周面43には、雄ねじ44と、外周溝45とが形成されている。外周溝45は、雄ねじ44よりもラックガイド50側に配置されている。
外周溝45には、シール部材46が収容されている。シール部材46は、Oリング等の環状弾性部材からなる。シール部材46が、端部材40の外周面43と収容部31の内周面31aとの間を封止する機能を果たしている。
収容部31の外部開口端部32から所定長の範囲に、雌ねじ33が形成されている。その雌ねじ33に、端部材40の雄ねじ44がねじ込まれて、端部材40が、ハウジング30に固定されている。
端部材40の第2端面42には、工具係合孔47が形成されている。工具係合孔47は、端部材40を外部開口端部32側からねじ込むための工具が係合するように例えば多角形断面に形成されている。
ラックガイド50は、第1方向X1側の第1端面51と、第2方向X2側の第2端面52と、外周面53とを備えている。第1端面51は、ラック軸8に対向している。
ラックガイド50の第1端面51には、ラック軸8の背面8bの形状に概ね一致する形状の凹面54が形成されている。凹面54には、当該凹面54に沿う湾曲状をなす摺接板55が固定されている。摺接板55は、ラック軸8の背面8bに摺接する。摺接板55としては、低摩擦係数を有する板を用いることが好ましく、例えば金属板や、フッ素樹脂を被覆した金属板を用いることができる。
外周面53は、円筒面からなる。第2端面52には、外周面53のなす円筒面と同心の円孔からなる凹部56が形成されている。付勢部材60は、ラックガイド50の第2端面52の凹部56の底と、端部材40の第1端面41との間に介在する圧縮コイルばねである。付勢部材60は、ラックガイド50の凹部56の底により受けられる第1端部61と、端部材40の第1端面41により受けられる第2端部62とを含む。付勢部材60は、ラックガイド50を第1方向X1側(ラック軸8側)へ付勢する。
ラックガイド50の外周面53には、外周溝57が形成されている。外周溝57に、例えばOリング等の環状の弾性部材58が収容され、保持されている。ラックガイドの50の外径は、収容部31の内径よりも僅かに小さくされている。弾性部材58が収容部31の内周面31aを摺動することで、ラックガイド50が、収容部31内を進退方向Xに移動する。
倒れ抑制機構70は、収容空間80と、収容空間80に収容された環状弾性部材からなる倒れ抑制部材90とを含む。収容空間80は、ラックガイド50の第2端面52と外周面53との間の肩部に形成された傾斜部81と、端部材40の第1端面41と、収容部31の内周面31aとにより区画された断面略三角形形状の空間である。
傾斜部81は、ラックガイド50の径方向外方R1に向かうほど第1方向X1側に向かう円錐台状のテーパ面からなる。
倒れ抑制部材90は、収容空間80に弾性的に圧縮された状態で収容されている。倒れ抑制部材90は、傾斜部81を介してラックガイド50の中心軸線C1の倒れを抑制する。
倒れ抑制部材90は、収容空間80に収容された状態で、傾斜部81と押圧接触する第1部分91と、端部材40の第1端面41と押圧接触する第2部分92と、収容部31の内周面31aと押圧接触する第3部分93とを含む。
収容空間80に収容された倒れ抑制部材90は、第2部分92が端部材40の第1端面41によって受けられ且つ第3部分93が収容部31の内周面31aによって受けられた状態で、第1部分91によって、傾斜部81に対して、傾斜部81と直交する方向の付勢力Fを付与する。
拡大図である図3に示すように、倒れ抑制部材90が傾斜部81に付与する付勢力Fは、第1方向X1に向かう第1成分F1と、径方向内方R2(求心方向)に向かう第2成分F2とを含む。付勢力Fの第2成分F2が、ラックガイド50の中心軸線C1の倒れを抑制する調心効果を発揮する。
また、倒れ抑制部材90は、ラックガイド50の外周面53の進退方向Xの中間部に配置された弾性部材58と共同して、ラックガイド50の倒れを抑制する。
自由状態での倒れ抑制部材90の断面形状は特に限定されない。例えば、図4に示すように、自由状態で断面L字形であってもよいし、断面丸形(図示せず)であってもよいし、断面矩形(図示せず)であってもよい。
本実施形態では、ラックガイド50の外周面53に、ラックガイド50の径方向外方R1に向かうほど第1方向X1側に向かう傾斜部81が設けられている。倒れ抑制部材90が傾斜部81を弾性的に押圧することにより、ラックガイド50の中心軸線C1の倒れが抑制される。これにより、ラックガイド50の倒れに起因する打音の発生を抑制することができる。
倒れ抑制部材90を収容する収容空間80が、ラックガイド50の第2端面52と外周面53との間の肩部に形成された傾斜部81と、端部材40の第1端面41と、収容部31の内周面31aとにより区画されている。このため、倒れ抑制部材90を収容するための外周溝等(図示せず)をラックガイド50単体に設ける場合と比較して、ラックガイド50を中心軸線C1の方向に短くすることができる。ラックガイド50の小型化、軽量化を通じて、ラックガイド装置20の小型化、軽量化を図ることができる。
また、従来では、ラックガイドの外周面に2つの外周溝を設けてこれら外周溝に2つのOリング等を配置しているため、組立時において、ラックガイドを収容部に組み入れるときに収容部の内周面に対する2つのOリングによる摺動抵抗が大きい。このため、ラックガイドを組み込み難く、組立性が悪い。これに対して、本実施形態では、組立時においてラックガイド50を収容部31に組み入れるときの摺動抵抗が、単一の弾性部材58による摺動抵抗のみとなり、小さくなる。このため、ラックガイド50を収容部31に組み込み易く、組立性がよい。
(第2実施形態)
図5は本発明の第2実施形態のラックガイド装置20Pの概略断面図である。
図5に示される第2実施形態では、倒れ抑制機構70Pが、傾斜部81Pと、倒れ抑制部材90Pとを含む。倒れ抑制部材90Pは、ラックガイド50Pの外周面53に形成された外周溝59とハウジング30Pの収容部31の内周面31aに形成された内周溝34とに跨がるように配置された環状弾性部材からなる。
ラックガイド50の外周溝59は、溝底面591と、一対の内壁面592,593とにより区画されている。一対の内壁面592,593のうち第1方向X1側の内壁面592の少なくとも一部に、傾斜部81Pが含まれる。傾斜部81Pは、ラックガイド50Pの径方向外方R1側に向かうほど第1方向X1側に向かう円錐台状のテーパ面からなる。
倒れ抑制部材90Pは、図6に示すように、外周溝59からの拘束を受けない状態で、例えば断面矩形をなしている。図5に示すように、倒れ抑制部材90Pがラックガイド50Pの外周溝59に部分的に収容された状態で、その外周溝59に収容された部分が、収容部31の内周溝34に収容された部分よりも、第2方向X2側に変位するように、倒れ抑制部材90Pが、弾性変形されている。
このため、倒れ抑制部材90Pから傾斜部81Pに対して、傾斜部81Pと直交する方向に、倒れ抑制部材90Pの弾性復元力による付勢力Fが付与されている。
倒れ抑制部材90Pが傾斜部81Pに付与する付勢力Fは、第1方向X1に向かう第1成分F1と、径方向内方R2(求心方向)に向かう第2成分F2とを含む。付勢力Fの第2成分F2が、ラックガイド50の倒れを抑制する調心効果を発揮する。
また、倒れ抑制部材90Pが収容される外周溝59よりも第2方向X2側に、第1実施形態の外周溝57および弾性部材58と同じ構成の外周溝57Pおよび弾性部材58Pが配置されている。倒れ抑制部材90Pと弾性部材58Pとが共同して、ラックガイド50Pの中心軸線C1の倒れを抑制する。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の特許請求の範囲記載の範囲ないで種々の変更を施すことができる。
1…ステアリング装置、2…操舵部材、4…転舵機構、7…ピニオン軸、7a…ピニオン、8…ラック軸、8a…ラック、9…ラックハウジング、11…ピニオンハウジング、20;20P…ラックガイド装置、30;30P…ハウジング、31…収容部、31a…内周面、32…外部開口端部、40…端部材、41…第1端面(第1方向側の端面)、50;50P…ラックガイド、51…第1端面(第1方向側の端面)、52…第2端面(第2方向側の端面)、53…外周面、57;57P…外周溝、58;58P…弾性部材、60…付勢部材、70;70P…倒れ抑制機構、80…収容空間、81;81P…傾斜部、90;90P…倒れ抑制部材、91…第1部分、92…第2部分、93…第3部分、C1…中心軸線、F…付勢力、F1…第1成分、F2…第2成分、R1…径方向外方、R2…径方向内方、W…(ラック軸の)軸方向、X…進退方向、X1…第1方向(進出方向)、X2…第2方向(後退方向)

Claims (2)

  1. 収容部が形成されたハウジングと、
    前記収容部内にラック軸側に向かう第1方向および前記第1方向の反対方向である第2方向に移動可能に収容され、ラック軸を軸方向に摺動可能に支持するラックガイドと、
    前記収容部において前記第2方向側の端部である外部開口端部に固定された端部材と、
    前記端部材と前記ラックガイドとの間に介在し前記ラックガイドを前記第1方向に付勢する付勢部材と、
    前記ラックガイドの外周面に設けられて前記ラックガイドの径方向外方に向かうほど前記第1方向側に向かう傾斜部と、前記傾斜部を弾性的に押圧することにより前記ラックガイドの中心軸線の倒れを抑制する弾性を有する倒れ抑制部材とを含む倒れ抑制機構と、を備えるラックガイド装置。
  2. 請求項1において、前記傾斜部は、前記ラックガイドの前記第2方向側の端面と前記ラックガイドの前記外周面との間の肩部に形成されており、
    前記倒れ抑制部材は、前記端部材の前記第1方向側の端面と、前記傾斜部と、前記ラックガイド収容部の内周面とにより区画される収容空間に収容されているラックガイド装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP3816016A1 (en) 2019-11-01 2021-05-05 Jtekt Corporation Rack biasing device
US20230069250A1 (en) * 2020-02-13 2023-03-02 Hitachi Astemo, Ltd. Method for manufacturing steering device

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