JP2014227070A - ラックガイド装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】長期にわたって、サポートヨーク等の摩耗による異音の発生を抑制することができるラックガイド装置を提供する。
【解決手段】ハウジング4とラック軸3を支持するサポートヨーク11とラック軸3を付勢する付勢部材14とヨークプラグ30とを備えたラックガイド装置10において、ラックガイド収容孔13に形成された周溝17と、周溝17に係合してサポートヨーク11の移動を規制するC形止め輪20とを備え、C形止め輪20は、内周側から外周側に向かって薄肉となる第1テーパ面25を含み、周溝17は、第1テーパ面25に沿う第2テーパ面17aを含み、C形止め輪20と周溝17の間にピニオン軸2の方向に向かうにしたがって狭くなる環状空間S1が形成され、C形止め輪20が拡径され、C形止め輪20を環状空間S1の狭い側へ押し込むことにより、サポートヨーク11をピニオン軸2側へ押し付けるように構成されている。
【選択図】図1
【解決手段】ハウジング4とラック軸3を支持するサポートヨーク11とラック軸3を付勢する付勢部材14とヨークプラグ30とを備えたラックガイド装置10において、ラックガイド収容孔13に形成された周溝17と、周溝17に係合してサポートヨーク11の移動を規制するC形止め輪20とを備え、C形止め輪20は、内周側から外周側に向かって薄肉となる第1テーパ面25を含み、周溝17は、第1テーパ面25に沿う第2テーパ面17aを含み、C形止め輪20と周溝17の間にピニオン軸2の方向に向かうにしたがって狭くなる環状空間S1が形成され、C形止め輪20が拡径され、C形止め輪20を環状空間S1の狭い側へ押し込むことにより、サポートヨーク11をピニオン軸2側へ押し付けるように構成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、ラックガイド装置に関する。
従来、車両用のステアリング装置には、ピニオン軸とラック軸を噛合させることにより、そのステアリング操作に伴うピニオン軸の回転をラック軸の往復動に変換するラックアンドピニオン式のものがある。通常、ラックアンドピニオン式ステアリング装置には、ラックとピニオンとの間のバックラッシを除去するためにラックガイド装置が設けられている。
ラックガイド装置は、ハウジングに形成された筒状のラックガイド収容孔に、ラック軸を軸方向に往復動可能に支持する円柱状のサポートヨークと、ラックガイド収容孔の外部側開口端に固定されるヨークプラグと、サポートヨークとヨークプラグの間に圧縮された状態で配置される付勢部材とを備えている。サポートヨークは、ラックガイド収容孔内でラック軸に対して接離する方向に移動可能に収容されており、付勢部材により、サポートヨークをラック軸側に押し付けつつラック軸を軸方向に往復動可能に支持する構成となっている。この種のラックガイド装置として、例えば、特許文献1に示されるものがある。
しかしながら、ラックガイド装置の長期間にわたる使用によって、サポートヨークとラック軸との摺接面や、ラック軸とピニオン軸との噛合部等において摩耗が進むと、サポートヨークがラック軸側へ摩耗分移動する。これにより、摩耗が進行していない初期状態に比べ、サポートヨークとヨークプラグとの間の隙間が増加し、サポートヨークがラックガイド収容孔内で大きく移動しやすくなる。そして、悪路走行時等に路面反力等の外力がラック軸からサポートヨークに作用した場合に、サポートヨークがヨークプラグやラックライド収容孔に衝突した際の異音が初期状態より大きくなるという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、本発明が解決しようとする課題は、長期にわたって、サポートヨーク等の摩耗による異音の発生を抑制することができるラックガイド装置を提供することにある。
請求項1に係る発明は、ピニオン軸と前記ピニオン軸に噛合するラック軸とを収容し、円孔からなるラックガイド収容孔を有するハウジングと、前記ラックガイド収容孔内に配置されて前記ラック軸を摺動自在に支持するサポートヨークと、前記サポートヨークに一端部が当接し、前記サポートヨークを介して前記ラック軸を前記ピニオン軸の方向に付勢する付勢部材と、前記ラックガイド収容孔に螺合され、前記ラックガイド収容孔を塞ぐとともに前記付勢部材の他端部を受け止めて付勢力を調整可能なヨークプラグと、を備えたラックガイド装置において、前記ラックガイド収容孔の前記ヨークプラグ側の内周面に形成された周溝と、前記周溝に係合して、前記サポートヨークの移動を規制する弾性的に拡縮径可能なC形止め輪とを備え、前記C形止め輪は、断面楔状に形成され、前記ラックガイド収容孔の軸方向に対して傾斜し内周側から外周側端縁に向かって薄肉となる第1テーパ面を含み、前記周溝は、前記第1テーパ面に沿う第2テーパ面を含み、前記C形止め輪と前記周溝との間に、前記ピニオン軸の方向に向かうにしたがって狭くなる環状空間が形成され、前記C形止め輪が拡径され、前記C形止め輪を前記環状空間の狭い側へ押し込むことにより、前記C形止め輪を介して前記サポートヨークを前記ピニオン軸側へ押し付けるように構成されていることを特徴とする。
上記のように構成した請求項1に係る発明によれば、ラックガイド収容孔の周溝に収容されたC形止め輪は、拡径され、C形止め輪を環状空間の狭い側へ押し込むことにより、C形止め輪を介してサポートヨークをピニオン軸側へ押し付けている。これにより、長期間にわたる使用によりサポートヨークとラック軸との摺接面やピニオン軸とラック軸との噛合部が摩耗して、サポートヨークがラック軸側に摩耗分移動しても、C形止め輪も同様に、周溝の第1テーパ面に摺接した状態のまま拡径し、C形止め輪のラック軸側側面がサポートヨークのヨークプラグ側端面に当接しながら、サポートヨークの移動量に等しい量だけラック軸側に移動する。したがって、サポートヨークのヨークプラグ側端面とC形止め輪との間に摩耗による隙間を生じることがなく、常にC形止め輪がサポートヨークに当接しているので、悪路走行時等に急激な負荷がラック軸からサポートヨークに作用しても、摩耗が進行していない初期状態より異音が増加することを抑制できる。
本発明によれば、長期にわたって、サポートヨーク等の摩耗による異音の発生を抑制することができるラックガイド装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態に係るラックガイド装置について図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、ラックアンドピニオン式ステアリング装置1には、ラックガイド装置10が装備されている。ピニオン軸2は、例えば玉軸受からなる第1の軸受5と、例えば円筒ころ軸受からなる第2の軸受6によって、ハウジング4のピニオン軸収容部4aに回転可能に支持されている。また、ラック軸3は、ハウジング4のラックガイド収容部4bに設けられたラックガイド装置10と、ラック軸3の軸長方向(紙面垂直方向)に長い円筒状のラック軸収容部(図示しない)に設けられた軸受部材とによって、軸長方向に沿って摺動自在に支持されている。
ピニオン軸2のピニオン2aとラック軸3のラック3aとはハウジング4内で相互に噛み合わされている。図示はしないが、ピニオン軸2の上端部は、自在継手、中間軸を介してステアリングホイールに連結され、ラック軸3の両端部は、タイロッドを介して操向車輪に連結されている。ステアリングホイールの回転に伴ってピニオン軸2の回転がラック軸3の往復動に変換され、ラック軸3が軸長方向に移動し操向が行われる。
ラックガイド装置10は、円孔からなるラックガイド収容孔13を有するハウジング4と、ラックガイド収容孔13に進退可能に収容されラック軸3の外周面を摺動自在に支持するサポートヨーク11と、ラックガイド収容孔13の外部側開口を塞ぐヨークプラグ30と、サポートヨーク11とヨークプラグ30との間に介在しサポートヨーク11をラック軸3側へ付勢する付勢部材14と、ラックガイド収容孔13の内周面13aに形成された周溝17に係合される断面楔状のC形止め輪20とを有している。
具体的には、ハウジング4は、例えばアルミニウム合金により形成され、車両に固定されラック軸3を収容する車両の幅方向(紙面垂直方向)に長い円筒状のラック軸収容部と、ハウジング4の一端近傍にラック軸3のラック3aと噛合するピニオン2aを有するピニオン軸2を収容する円筒状のピニオン軸収容部4aと、ラック軸3を隔ててピニオン軸2とは反対側に配置され、ラックガイド装置10を構成するサポートヨーク11とヨークプラグ30と付勢部材14とC形止め輪20を収容するラックガイド収容部4bとからなる。
ハウジング4のラックガイド収容部4bには、ハウジング4の内外を連通する円孔からなるラックガイド収容孔13が形成されている。ラックガイド収容孔13の内周面13aには、周方向に沿って環状に凹み、ヨークプラグ30側側面に、内径側から外径側に向かって周溝の幅が狭くなるように、ラックガイド収容孔13の軸方向に対して傾斜する第2テーパ面17aを有する周溝17が形成されている。また、ラックガイド収容孔13の外部側開口には、ラックガイド収容孔13の内周面13aより内径が大径に形成された雌ねじ部13bが形成されている。
サポートヨーク11は、例えば炭素鋼やアルミニウム合金等により円柱状に形成され、ラック軸3側にラック軸3の外周面の断面形状に応じた凹湾曲状に形成されたラック軸3を支持する支持面11aを有している。さらに、サポートヨーク11は、支持面11aに固定されラック軸3に摺接する摺接板15を備えている。サポートヨーク11は、摺接板15を介してラック軸3に当接しており、軸方向に沿って往復動を行うラック軸3をピニオン軸2方向に支持している。サポートヨーク11のヨークプラグ30側端面11cの中央部には、付勢部材14を収容する有底円筒状の凹部が設けられ、付勢部材14の一端部が凹部の底面に当接している。
サポートヨーク11の外周面には、周方向に延びて環状をなす一対の収容溝11bが形成され、各収容溝11bには、Oリング16がそれぞれ収容されている。一対のOリング16は、ラックガイド収容孔13の内周面13aに弾性的に接触し、サポートヨーク11を径方向に弾性支持し、サポートヨーク11のがたつきを防止している。そして、サポートヨーク11は、Oリング16がラックガイド収容孔13の内周面13aに対して摺動することにより、ラック軸3と接離する方向に移動する構成となっている。
ヨークプラグ30は、例えば炭素鋼により略円筒状に形成され、ラックガイド収容孔13の内周面13aに嵌合する嵌合部30cと、嵌合部30cの後側(図1の左方向)に位置し外周面に嵌合部30cの外径より谷径が大径となる雄ねじが形成された雄ねじ部30bと、嵌合部30cの前側(図1の右方向)に位置し嵌合部30cの外径より小径に形成された受け部30dと、を有する。受け部30dの端面30aには、付勢部材14の他端部が当接している。
ヨークプラグ30の後面には、ヨークプラグ30を回転操作する工具に係合するための断面多角形形状の工具係合孔30eが形成されている。この工具係合孔30eを用いて、ヨークプラグ30の雄ねじ部30bとラックガイド収容孔13の外部側開口に形成された雌ねじ部13bとが螺合し固定されることにより、ヨークプラグ30は、ラックガイド収容孔13の外部側開口を塞いでいる。また、ロックナット31がヨークプラグ30の雄ねじ部30bに螺合されてラックガイド収容部4bの端面に当たった状態で、さらにロックナット31を締め付けることによって、ヨークプラグ30の緩みを防止している。
付勢部材14は、例えば圧縮コイルばねからなる。付勢部材14の一端部は、サポートヨーク11に設けられた凹部の底面に当接し、他端部は、ヨークプラグ30の端面30aに当接し、付勢部材14は、サポートヨーク11とヨークプラグ30との間に圧縮された状態で配置されている。
C形止め輪20は、例えば、ばね鋼等により、断面楔状をなす筒状に形成され、図2に示すように、周方向の一部が切り欠かれることで弾性的に拡縮径可能となっている。周方向両端に設けられた一対の孔部20aにプライヤ等の工具を差し込み、縮径した状態でラックガイド収容孔13に挿入され、周溝17に嵌め込まれる。
図1に示すように、C形止め輪20は、内周縁がラックガイド収容孔13の内周面13aから径方向内側に突出した状態で嵌め込まれている。C形止め輪20のヨークプラグ30側の側面23は、内周側端縁から外周側に向かってサポートヨーク11の端面11cと平行に形成された平行面24と、平行面24から外周側端縁に向かって薄肉となるようにラックガイド収容孔13の軸方向に対して傾斜した第1テーパ面25とによって構成される。C形止め輪20の第1テーパ面25と、ラックガイド収容孔13に形成された周溝17の第2テーパ面17aとは、対応した同一の傾斜角を持ち、互いに沿わされている。C形止め輪20の第1テーパ面25は、周溝17の第2テーパ面17aに摺動可能に当接している。
C側止め輪20のラック軸3側の側面22は、サポートヨーク11の端面11cと平行に形成されており、ラックガイド収容孔13の内周面13aから径方向内側に突出した突出部21においてサポートヨーク11の端面11cに当接している。C形止め輪20とラックガイド収容孔13に形成された周溝17との間に、ピニオン軸2の方向に向かうにしたがって狭くなる環状空間S1が形成されている。C形止め輪20は、周溝17に嵌め込まれた状態で、サポートヨーク11をラック軸3側に押圧しつつラックガイド収容孔13の軸方向に移動可能に配置されている。
次に、C形止め輪20がラックガイド収容孔13の軸方向に移動する際の態様について図3を参照しつつ説明する。図3では、理解を容易とするために付勢部材14、Oリング16、およびOリング収容溝11bを省略して示している。
図3において、C形止め輪20が周溝17に嵌め込まれた状態で、ラックガイド装置10の長期間にわたる使用によって、サポートヨーク11とラック軸3との摺接面やラック軸3とピニオン軸2との噛合部等において摩耗が進行した状態を実線で示し、摩耗が進行していない初期状態を破線で示している。
付勢部材14から付勢力を受けているサポートヨーク11は、初期状態からサポートヨーク11等の摩耗が進行すると、ラックガイド収容孔13の軸方向にラック軸3側へ摩耗量L分移動する。サポートヨーク11の移動と同時に、自由状態に対し縮径されて配置されたC形止め輪20も、図中破線で示す位置から、弾性復元力によりC形止め輪20の第1テーパ面25を周溝17の第2テーパ面17aに摺接した状態のまま拡径し、C形止め輪20のラック軸3側の側面22がサポートヨーク11の端面11cに当接しながら、環状空間S1の狭くなっている側に、ラックガイド収容孔13の軸方向においてサポートヨーク11の移動量(摩耗量L)と等しい量移動し、図中実線で示す状態になる。
上記のように構成されたラックガイド装置10においては、ラックガイド収容孔13に形成された周溝17に、ヨークプラグ30側の側面23が第1テーパ面25とされた弾性的に拡縮径可能なC形止め輪20が収容されている。C形止め輪20の第1テーパ面25は周溝17の第2テーパ面17aに摺接し、ラック軸3側の側面22はサポートヨーク11のヨークプラグ30側の端面11cに当接している。
これにより、長期間にわたる使用によりサポートヨーク11等が摩耗して、サポートヨーク11がラック軸3側に摩耗分移動しても、C形止め輪20も同様に、C形止め輪20のラック軸3側の側面22がサポートヨーク11の端面11cに当接しながら、ラック軸3側にサポートヨーク11の移動量に等しい量移動する。また、周溝17に嵌め込まれたC形止め輪20は、弾性復元力により拡径する方向に力が働き、サポートヨーク11側へ移動しようとするため、サポートヨーク11をラック軸3側に押圧している。そして、C形止め輪20の第1テーパ面25が周溝17の第2テーパ面17aに摺接しているので、C形止め輪20は、クサビとして作用し、サポートヨーク11のラックガイド収容孔13の軸方向への移動を規制することができる。
したがって、サポートヨーク11のヨークプラグ30側の端面11cとC形止め輪20との間に摩耗による隙間を生じることがなく、常にC形止め輪20がサポートヨーク11に当接して軸方向への移動を規制しているので、悪路走行時等に急激な負荷がラック軸3からサポートヨーク11に作用しても、摩耗が進行していない初期状態より異音が増加することを抑制できる。
また、上記ラックガイド装置10には、サポートヨーク11を介してラック軸3をピニオン軸2の方向に付勢する付勢部材14を備えている。付勢部材14は、一端部がサポートヨーク11に当接し、他端部がヨークプラグ30に当接して、ラックガイド収容孔13内に配置されている。そして、付勢部材14の他端部が当接するヨークプラグ30がラックガイド収容孔13に螺合されているので、ヨークプラグ30の締め込み量を調整することにより、ラック軸3をピニオン軸2の方向に付勢する付勢力を調整することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更することが可能である。上記実施形態では、ステアリング装置1を例に挙げて説明したが、他の一般産業機械等の装置のギヤ機構に適用してもよい。
1:ステアリング装置、 2:ピニオン軸、2a:ピニオン、 3:ラック軸、
3a:ラック、 4:ハウジング、 4a:ピニオン軸収容部、
4b:ラックガイド収容部、 5:第1の軸受、 6:第2の軸受、
10:ラックガイド装置、 11:サポートヨーク、 11a:支持面、
11b:収容溝、 11c:端面、 13:ラックガイド収容孔、 13a:内周面、
13b:雌ねじ部、 14:付勢部材、 15:摺接板、16:Oリング、
17:周溝、 17a:第2テーパ面、 20:C形止め輪、 20a:孔部、
21:突出部、 22、23:側面、 24:平行面、 25:第1テーパ面、
30:ヨークプラグ、 30a:端面、 30b:雄ねじ部、 30c:嵌合部、
30d:受け部、 30e:工具係合孔、 31:ロックナット、
S1:環状空間、 L:摩耗量
3a:ラック、 4:ハウジング、 4a:ピニオン軸収容部、
4b:ラックガイド収容部、 5:第1の軸受、 6:第2の軸受、
10:ラックガイド装置、 11:サポートヨーク、 11a:支持面、
11b:収容溝、 11c:端面、 13:ラックガイド収容孔、 13a:内周面、
13b:雌ねじ部、 14:付勢部材、 15:摺接板、16:Oリング、
17:周溝、 17a:第2テーパ面、 20:C形止め輪、 20a:孔部、
21:突出部、 22、23:側面、 24:平行面、 25:第1テーパ面、
30:ヨークプラグ、 30a:端面、 30b:雄ねじ部、 30c:嵌合部、
30d:受け部、 30e:工具係合孔、 31:ロックナット、
S1:環状空間、 L:摩耗量
Claims (1)
- ピニオン軸と前記ピニオン軸に噛合するラック軸とを収容し、円孔からなるラックガイド収容孔を有するハウジングと、
前記ラックガイド収容孔内に配置されて前記ラック軸を摺動自在に支持するサポートヨークと、
前記サポートヨークに一端部が当接し、前記サポートヨークを介して前記ラック軸を前記ピニオン軸の方向に付勢する付勢部材と、
前記ラックガイド収容孔に螺合され、前記ラックガイド収容孔を塞ぐとともに前記付勢部材の他端部を受け止めて付勢力を調整可能なヨークプラグと、を備えたラックガイド装置において、
前記ラックガイド収容孔の前記ヨークプラグ側の内周面に形成された周溝と、前記周溝に係合して、前記サポートヨークの移動を規制する弾性的に拡縮径可能なC形止め輪とを備え、
前記C形止め輪は、断面楔状に形成され、前記ラックガイド収容孔の軸方向に対して傾斜し内周側から外周側端縁に向かって薄肉となる第1テーパ面を含み、
前記周溝は、前記第1テーパ面に沿う第2テーパ面を含み、前記C形止め輪と前記周溝との間に、前記ピニオン軸の方向に向かうにしたがって狭くなる環状空間が形成され、
前記C形止め輪が拡径され、前記C形止め輪を前記環状空間の狭い側へ押し込むことにより、前記C形止め輪を介して前記サポートヨークを前記ピニオン軸側へ押し付けるように構成されていることを特徴とするラックガイド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013108868A JP2014227070A (ja) | 2013-05-23 | 2013-05-23 | ラックガイド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013108868A JP2014227070A (ja) | 2013-05-23 | 2013-05-23 | ラックガイド装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014227070A true JP2014227070A (ja) | 2014-12-08 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013108868A Pending JP2014227070A (ja) | 2013-05-23 | 2013-05-23 | ラックガイド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2014227070A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108571585A (zh) * | 2018-05-27 | 2018-09-25 | 新乡艾迪威汽车科技有限公司 | 一种汽车转向器的齿条磨损补偿装置 |
-
2013
- 2013-05-23 JP JP2013108868A patent/JP2014227070A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108571585A (zh) * | 2018-05-27 | 2018-09-25 | 新乡艾迪威汽车科技有限公司 | 一种汽车转向器的齿条磨损补偿装置 |
CN108571585B (zh) * | 2018-05-27 | 2023-07-18 | 豫北转向系统(新乡)股份有限公司 | 一种汽车转向器的齿条磨损补偿装置 |
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