JP5626162B2 - テーパースナップリングの固定構造 - Google Patents

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Description

本発明はテーパースナップリングの固定構造、特に、ラックピニオン式ステアリング装置等の機械装置のピニオン軸に加わる負荷によって、ピニオンとラック歯の噛み合い位置が適正位置からずれて、異音が生じることを防止するようにしたテーパースナップリングの固定構造に関する。
ラックピニオン式ステアリング装置は、タイロッドを介して車輪の操舵角を変えるラック軸が、ステアリングギヤのハウジングに往復移動可能に支持され、ステアリングホイールの回転をラック軸に伝達するピニオン軸が、ステアリングギヤのハウジングに軸受を介して回転可能に軸支されている。
このようなラックピニオン式のステアリング装置は、ピニオン軸をハウジングに軸支する軸受に予圧を付与して、操舵時にピニオン軸に加わる負荷によって、ピニオン軸がラジアル方向やスラスト方向に動いて、異音が生じたり、操舵力が変動するのを防止している。
リングナットで軸受に予圧を付与すれば、軸受のラジアル方向やスラスト方向の剛性が大きくなるため好ましいが、リングナットを組み込むためのスペースが必要となるため、ステアリングギヤが大型化し、リングナットの予圧調整作業にも時間が掛かる問題がある。
テーパースナップリング(止め輪)で軸受に予圧を付与すれば、テーパースナップリングを組み込むためのスペースが小さくで済むため、ステアリングギヤを小型化でき、テーパースナップリングの組付け作業時間も短縮できる。しかし、テーパースナップリングで軸受に予圧を付与すると、軸受のラジアル方向やスラスト方向の剛性が小さくなってしまう。
その結果、操舵時にピニオン軸に加わる負荷によって、テーパースナップリングが軸方向に押し上げられ、ピニオン軸がスラスト方向に動いて、ピニオンとラック歯の噛み合い位置が適正位置からずれて、異音が生じたり、操舵力が変動してしまう。
特許文献1に開示されたラックピニオン式のステアリング装置は、テーパースナップリングの傾斜面側に複数の円錐状の突起を等間隔に形成している。また、ハウジング側の環状溝の傾斜面側に環状凹溝を形成している。これによって、テーパースナップリングに軸方向の外力が作用し、テーパースナップリングが所定量縮径すると、テーパースナップリングの突起が環状凹溝の内壁面に係合し、テーパースナップリングが所定量を超えて縮径することを防止し、テーパースナップリングの軸方向移動を規制している。しかし、特許文献1に開示されたラックピニオン式のステアリング装置は、テーパースナップリング及び環状溝の形状が複雑になるため、加工が難しく、製造コストが上昇する問題がある。
特開2010−038254号公報
本発明は、ピニオン軸等の被固定部材に加わる負荷をテーパースナップリングで支持するラックピニオン式ステアリング装置等の機械装置において、被固定部材に加わる負荷によって被固定部材が軸方向に移動し、異音が生じることを防止するとともに、加工が容易で製造コストの上昇を抑制することが可能なテーパースナップリングの固定構造を提供することを課題とする。
上記課題は以下の手段によって解決される。すなわち、第1番目の発明は、機械装置を構成する部材、上記機械装置を構成する部材に固定される被固定部材、上記被固定部材を上記機械装置を構成する部材に固定するテーパースナップリング、上記テーパースナップリングの側面に形成され上記被固定部材の側面に当接し被固定部材の側面に平行な平行側面、上記テーパースナップリングに上記平行側面に対向する側面に形成され、平行側面に対して外周側の厚さが減少する方向に傾斜した傾斜側面、上記機械装置を構成する部材に環状に形成され上記テーパースナップリングを係止する係止溝、上記係止溝の側面に上記被固定部材の側面側に形成され上記被固定部材の側面に平行な平行溝側面、上記係止溝に上記平行溝側面に対向する側面に形成され、平行溝側面に対して溝底側の溝幅が狭くなる方向に傾斜した傾斜溝側面を備え、上記傾斜側面の傾斜角度が上記傾斜溝側面の傾斜角度よりも大きく形成されることによって上記傾斜側面と上記傾斜溝側面との接触点が上記傾斜側面の内周側端部に位置していることを特徴とするテーパースナップリングの固定構造である。
第2番目の発明は、第1番目の発明のテーパースナップリングの固定構造において、上記被固定部材の側面の角のR面取りの半径が0.5ミリ以下であることを特徴とするテーパースナップリングの固定構造である。
第3番目の発明は、第1番目から第2番目までのいずれかの発明のテーパースナップリングの固定構造において、上記機械装置を構成する部材がステアリング装置のハウジングまたは軸であることを特徴とするテーパースナップリングの固定構造である。
第4番目の発明は、第1番目から第2番目までのいずれかの発明のテーパースナップリングの固定構造において、上記係止溝に上記テーパースナップリングを係止して上記被固定部材を上記機械装置を構成する部材に固定した時に、上記テーパースナップリングの平行側面と上記係止溝の平行溝側面との間に隙間が形成されていることを特徴とするテーパースナップリングの固定構造である。
本発明のテーパースナップリングの固定構造は、テーパースナップリングの側面に形成され被固定部材の側面に当接し被固定部材の側面に平行な平行側面と、テーパースナップリングに平行側面に対向する側面に形成され、平行側面に対して外周側の厚さが減少する方向に傾斜した傾斜側面と、機械装置を構成する部材に環状に形成されテーパースナップリングを係止する係止溝と、係止溝の側面に被固定部材の側面側に形成され被固定部材の側面に平行な平行溝側面と、係止溝に平行溝側面に対向する側面に形成され、平行溝側面に対して溝底側の溝幅が狭くなる方向に傾斜した傾斜溝側面を備え、傾斜側面の傾斜角度が傾斜溝側面の傾斜角度よりも大きく形成されている。
従って、テーパースナップリングの傾斜側面と係止溝の傾斜溝側面との接触点(支点)が、傾斜側面の内周側に寄る。その結果、被固定部材にスラスト荷重が作用した時に、支点と作用点との間の距離が、従来の支点と作用点との間の距離よりも小さくなるため、テーパースナップリングに加わるモーメント荷重が小さくなり、被固定部材の移動が小さくなる。
本発明の実施例のテーパースナップリングの固定構造を有するステアリング装置を示し、コラムアシスト型ラックピニオン式ステアリング装置の全体斜視図である。 本発明の実施例のテーパースナップリングの固定構造を有するステアリングギヤのラックとピニオンとの噛み合い部を示す縦断面図である。 図2のP部の拡大断面図であり、(a)は本発明の実施例のテーパースナップリングの固定構造を示すP部の拡大断面図、(b)は従来のテーパースナップリングの固定構造を示すP部の拡大断面図である。 本発明の実施例のテーパースナップリングから係止溝に作用するラジアル方向の力を示す説明図である。
図1は本発明の実施例のテーパースナップリングの固定構造を有する機械装置としてのステアリング装置を示し、コラムアシスト型ラックピニオン式パワーステアリング装置の全体斜視図である。図1に示すように、本発明の実施例のコラムアシスト型ラックピニオン式パワーステアリング装置は、ステアリングホイール101の操作力を軽減するために、コラム105の中間部に取付けたモータ102の操舵補助力をステアリングシャフトに付与している。そして、ステアリングシャフトの回転を中間シャフト106に伝達し、ピニオン軸107を介してラックピニオン式のステアリングギヤ103のラック軸を往復移動させ、タイロッド104を介して舵輪を操舵している。
図2は本発明の実施例のテーパースナップリングの固定構造を有するステアリングギヤのラックとピニオンとの噛み合い部を示す縦断面図である。図3は図2のP部の拡大断面図であり、図3(a)は本発明の実施例のテーパースナップリングの固定構造を示すP部の拡大断面図、図3(b)は従来のテーパースナップリングの固定構造を示すP部の拡大断面図である。図4は本発明の実施例のテーパースナップリングから係止溝に作用するラジアル方向の力を示す説明図である。
本発明の実施例のテーパースナップリングの固定構造を有するステアリングギヤ103は、フロントサブフレーム等の図示しない車体フレームに取り付けられている。ステアリングギヤ103のハウジング(機械装置を構成する部材)21には、図2の紙面に直交する車幅方向に摺動可能にラック軸31が内嵌している。ラック軸31の車幅方向の両端には図示しないボールジョイントソケットが各々ねじ込まれて取り付けられ、、ボールジョイントソケットに連結されたタイロッド(図1参照)104、104が、図示しないナックルアームを介して車輪に接続されている。
ピニオン軸107は、ピニオン41の上部の軸部42が、ボール軸受(被固定部材)51によりハウジング21にラジアル方向及びスラスト方向に軸支されている。ピニオン軸107の溝43に装着してカシメられたカシメリング52は、ボール軸受51の内輪512を、ピニオン軸107の段差面44との間で挟み込んでいる。
また、ボール軸受51の外輪511は、ハウジング21に形成された円形の内周面22に内嵌され、この内周面22の環状の係止溝23に装着されたテーパースナップリング(止め輪)53によって軸方向に押圧されて、ハウジング21に固定されている。
また、ピニオン軸107は、ピニオン41の下部の軸部45が、ニードル軸受54によりハウジング21にラジアル方向にのみ軸支されている。ピニオン軸107の回転は、ピニオン41を介してラック軸31のラック歯32に伝達され、ラック軸31に連結された図1のタイロッド104、104を介して、舵輪の向きを変更する。
ハウジング21には、断面円形のガイド孔24が図2の左右方向に形成され、このガイド孔24に円柱状のホルダ61が図2の左右方向に摺動可能に内嵌している。ホルダ61には、円柱状の軸体62に、ニードルころ軸受63によってローラ64が回転可能に軸支されている。ローラ64にはラック軸31の凸円弧状の外周面33の曲率とほぼ同一曲率の凹円弧状面65が形成され、この凹円弧状面65がラック軸31の外周面33に接触して、ラック軸31の外周面33にローラ64を押し付けている。
ホルダ61は図示しないバネを介してローラ64をラック軸31側に押しつけ、ラック軸31の外周面33にローラ64を押し付けている。これにより、ピニオン41とラック軸31との噛み合い部のバックラッシュを無くし、ラック軸31が円滑に移動するようにしている。
図3は図2のP部の拡大断面図であり、図3(a)は、係止溝23にテーパースナップリング53を係止して、ボール軸受51の外輪511をハウジング21の内周面22に固定した状態を示す拡大断面図である。図3(a)に示すように、テーパースナップリング53には、外輪511の側面513側に、側面513に対して平行な平行側面531が形成され、平行側面531に対向する側には、平行側面531に対して外周側の厚さが減少する方向に傾斜した傾斜側面532が形成されている。
係止溝23には、外輪511の側面513側に、側面513に対して平行な平行溝側面231が形成され、平行溝側面231に対向する側には、平行溝側面231に対して溝底側の溝幅が狭くなる方向に傾斜した傾斜溝側面232が形成されている。テーパースナップリング53の傾斜側面532の傾斜角度α1は、係止溝23の傾斜溝側面232の傾斜角度β1よりも大きく形成されている。すなわち、傾斜角度α1が傾斜角度β1よりも大きいと、テーパースナップリング53の傾斜側面532と係止溝23の傾斜溝側面232との接触点(支点)551が、傾斜側面532の内周側に寄る。
図3(b)に従来のテーパースナップリングの固定構造を示す。図3(b)に示すように、従来のテーパースナップリング53の傾斜側面532の傾斜角度α2は、係止溝23の傾斜溝側面232の傾斜角度β2よりも小さく形成されている。すなわち、傾斜角度α2が傾斜角度β2よりも小さいと、テーパースナップリング53の傾斜側面532と係止溝23の傾斜溝側面232との接触点(支点)552が、傾斜側面532の外周側に寄る。
また、図3(a)、(b)に示す、テーパースナップリング53の平行側面531と外輪511の側面513との接触点(作用点)561と562は、側面513の角のR面取りの半径R1とR2が同一であれば同一位置になる。従って、本発明の実施例の支点551と作用点561との間の距離L1は、従来の支点552と作用点562との間の距離L2よりも小さくなる。
図3(a)、(b)に示すように、走行時に車輪からラック軸31を介してピニオン軸107に作用する大きなスラスト力によって、ボール軸受51にスラスト荷重Pが作用すると、テーパースナップリング53にモーメント荷重が作用する。
しかし、本発明の実施例の支点551と作用点561との間の距離L1は、従来の支点552と作用点562との間の距離L2よりも小さいため、テーパースナップリング53に加わるモーメント荷重が小さくなり、ボール軸受51の移動が抑制される。その結果、ピニオン41とラック歯32の噛み合い位置が適正位置に維持されるため、異音が生じたり、操舵力が変動することを阻止することができる。
また、テーパースナップリング53の傾斜側面532の傾斜角度α1を、係止溝23の傾斜溝側面232の傾斜角度β1よりも大きく形成するだけで済むため、加工が容易で、製造コストの上昇を抑制することが可能となる。側面513の角のR面取りの半径R1を小さく(例えば0.5ミリ以下)形成すれば、作用点561が側面513の外周側に寄り、支点551と作用点561との間の距離L1を更に小さくすることができるため、好ましい。
また、図3(a)に示すように本発明の実施例では、外輪511の側面513が係止溝23の平行溝側面231よりもγ1(0.1ミリ以下)だけ突出するように係止溝23を加工している。従って、ボール軸受51の外輪511をハウジング21の内周面22に挿入し、係止溝23にテーパースナップリング53を係止すると、テーパースナップリング53の平行側面531と係止溝23の平行溝側面231との間に隙間γ1(0.1ミリ以下)が形成される。
従って、テーパースナップリング53は係止溝23の溝底まで入り込まず、テーパースナップリング53が係止溝23に入り込む量γ2が小さくなる。図4に示すように、テーパースナップリング53の自由状態(破線)の外径寸法をD1、テーパースナップリング53が係止溝23に入り込んで係止された時(実線)の外径寸法をD2とする。上記したように、テーパースナップリング53が係止溝23に入り込む量γ2が小さいと、D1とD2の差が大きくなり、テーパースナップリング53が係止溝23をラジアル方向に押す力が大きくなる。
その結果、環状溝23にテーパースナップリング53が入り込んだ時の楔作用が大きくなり、ボール軸受51に作用する大きなスラスト荷重をテーパースナップリング53が支持することが可能となる。
上記実施例では、ハウジング(機械装置を構成する部材)21の内周面22に被固定部材としてのボール軸受51を固定するテーパースナップリング53に適用した例について説明したが、軸(機械装置を構成する部材)の外周面に被固定部材を固定するテーパースナップリングに適用してもよい。
また、上記実施例では、コラムアシスト型ラックピニオン式パワーステアリング装置に適用した例について説明したが、ピニオンアシスト型ラックピニオン式パワーステアリング装置やマニュアル型ラックピニオン式ステアリング装置に適用してもよい。
101 ステアリングホイール
102 モータ
103 ステアリングギヤ
104 タイロッド
105 コラム
106 中間シャフト
107 ピニオン軸
21 ハウジング
22 内周面
23 係止溝
231 平行溝側面
232 傾斜溝側面
24 ガイド孔
31 ラック軸
32 ラック歯
33 外周面
41 ピニオン
42 軸部
43 溝
44 段差面
45 軸部
51 ボール軸受(被固定部材)
511 外輪
512 内輪
513 側面
52 カシメリング
53 テーパースナップリング(止め輪)
531 平行側面
532 傾斜側面
54 ニードル軸受
551 接触点(支点)
552 接触点(支点)
561 接触点(作用点)
562 接触点(作用点)
61 ホルダ
62 軸体
63 ニードルころ軸受
64 ローラ
65 凹円弧状面

Claims (4)

  1. 機械装置を構成する部材、
    上記機械装置を構成する部材に固定される被固定部材、
    上記被固定部材を上記機械装置を構成する部材に固定するテーパースナップリング、
    上記テーパースナップリングの側面に形成され上記被固定部材の側面に当接し被固定部材の側面に平行な平行側面、
    上記テーパースナップリングに上記平行側面に対向する側面に形成され、平行側面に対して外周側の厚さが減少する方向に傾斜した傾斜側面、
    上記機械装置を構成する部材に環状に形成され上記テーパースナップリングを係止する係止溝、
    上記係止溝の側面に上記被固定部材の側面側に形成され上記被固定部材の側面に平行な平行溝側面、
    上記係止溝に上記平行溝側面に対向する側面に形成され、平行溝側面に対して溝底側の溝幅が狭くなる方向に傾斜した傾斜溝側面を備え、
    上記傾斜側面の傾斜角度が上記傾斜溝側面の傾斜角度よりも大きく形成されることによって上記傾斜側面と上記傾斜溝側面との接触点が上記傾斜側面の内周側端部に位置していること
    を特徴とするテーパースナップリングの固定構造。
  2. 請求項1に記載されたテーパースナップリングの固定構造において、
    上記被固定部材の側面の角のR面取りの半径が0.5ミリ以下であること
    を特徴とするテーパースナップリングの固定構造。
  3. 請求項1から請求項2までのいずれかに記載されたテーパースナップリングの固定構造において、
    上記機械装置を構成する部材がステアリング装置のハウジングまたは軸であること
    を特徴とするテーパースナップリングの固定構造。
  4. 請求項1から請求項2までのいずれかに記載されたテーパースナップリングの固定構造において、
    上記係止溝に上記テーパースナップリングを係止して上記被固定部材を上記機械装置を構成する部材に固定した時に、上記テーパースナップリングの平行側面と上記係止溝の平行溝側面との間に隙間が形成されていること
    を特徴とするテーパースナップリングの固定構造。
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