JP2017012664A - 景品載置部及び景品獲得ゲーム装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】景品をより自由に載置することが可能な景品載置部等を提供すること。【解決手段】景品載置部は、ゲーム空間内で景品移動部が景品の移動動作を行う景品獲得ゲーム装置に用いられ、景品が載置される面を有する景品載置部材と、景品載置部材を水平面に対して傾斜可能に支持する支持部材と、支持部材を上下方向に移動可能に支持するベース部材とを含み、ベース部材に対する支持部材の取り付け位置が変更可能である。【選択図】図2
Description
本発明は、景品獲得ゲーム装置用の景品載置部及び景品獲得ゲーム装置に関する。
従来、ゲームフィールドにおいて景品を落下させる開口エリアのレイアウトが変更可能に形成された景品獲得ゲーム装置が知られている(特許文献1参照)。
上記従来の景品獲得ゲーム装置では、景品を載置するためのパネル部材の配置が支持部材によって制限されるため、景品を載置可能な位置が限られていた。
本発明は、以上のような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、景品をより自由に載置することが可能な景品載置部及び景品獲得ゲーム装置を提供することにある。
(1)本発明は、ゲーム空間内で景品移動部が景品の移動動作を行う景品獲得ゲーム装置に用いられ、前記景品を載置するための景品載置部であって、前記景品が載置される面を有する景品載置部材と、前記景品載置部材を水平面に対して傾斜可能に支持する支持部材と、前記支持部材を上下方向に移動可能に支持するベース部材とを含み、前記ベース部材に対する前記支持部材の取り付け位置が変更可能であることを特徴とする景品載置部に関する。
また本発明は、ゲーム空間内に景品を載置するための景品載置部と、前記景品の移動動作を行い、移動した前記景品を落下させる景品移動部とを含む景品獲得ゲーム装置であって、前記景品載置部は、前記景品が載置される面を有する景品載置部材と、前記景品載置部材を水平面に対して傾斜可能に支持する支持部材と、前記支持部材を上下方向に移動可能に支持するベース部材とを含み、前記ベース部材に対する前記支持部材の取り付け位置が変更可能であることを特徴とする景品獲得ゲーム装置に関する。
本発明によれば、景品載置部材が支持部材によって傾斜可能に支持され、支持部材がベース部材によって上下方向に移動可能に支持されるため、景品が載置される面の傾斜角度と高さを変更することができ、景品をより自由に載置することができる。
(2)また本発明に係る景品載置部及び景品獲得ゲーム装置では、前記支持部材は、垂直軸周りに所定角度回転させて前記ベース部材に取り付け可能であってもよい。
本発明によれば、景品が載置される面の傾斜角度と高さに加えて、当該面の傾斜方向を変更することができ、景品をより自由に載置することができる。
(3)また本発明に係る景品載置部及び景品獲得ゲーム装置では、前記ベース部材は、複数の前記支持部材のそれぞれを上下方向に移動可能に支持してもよい。
本発明によれば、景品載置部材ごとに、景品が載置される面の傾斜角度と高さを変更することができ、景品をより自由に載置することができる。
(4)また本発明に係る景品載置部及び景品獲得ゲーム装置では、前記景品載置部材を複数段階のいずれかの傾斜角度で前記支持部材に対して固定する固定部を更に含んでもよい。
本発明によれば、景品載置部材を任意に傾斜させた状態を安定的に保持することができる。
(5)また本発明に係る景品載置部及び景品獲得ゲーム装置では、前記景品載置部材の所定角度を超える回動を規制するストッパー部を更に有してもよい。
本発明によれば、景品載置部材が所定角度を超えて回動(傾斜)することを防止して、景品載置部材の回動に伴う手挟み等の事故を防止することができる。
以下、本実施形態について説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また本実施形態で説明される構成の全てが、本発明の必要構成要件であるとは限らない。
1.景品獲得ゲーム装置の基本構成
図1には、本実施形態の景品獲得ゲーム装置10の例が示されている。プレーヤは操作部12を操作して景品移動部14を移動させ、景品載置エリア16に載置された景品18を右アーム部20及び左アーム部22の開閉動作により保持させた後、開口エリア17に向けて搬送し、開口エリア17上でアーム部20、22を開いて保持した景品18を落下させることにより、景品18を獲得するというゲームを行う。本実施形態の景品獲得ゲーム装置10は、ゲームフィールドと、景品誘導空間24と、景品取出口26とを含む。
図1には、本実施形態の景品獲得ゲーム装置10の例が示されている。プレーヤは操作部12を操作して景品移動部14を移動させ、景品載置エリア16に載置された景品18を右アーム部20及び左アーム部22の開閉動作により保持させた後、開口エリア17に向けて搬送し、開口エリア17上でアーム部20、22を開いて保持した景品18を落下させることにより、景品18を獲得するというゲームを行う。本実施形態の景品獲得ゲーム装置10は、ゲームフィールドと、景品誘導空間24と、景品取出口26とを含む。
景品獲得ゲーム装置10の筺体は、その上半分が、例えばアクリル板のような透明板で構成されており、プレーヤが景品獲得ゲーム装置10の内部の状態を視認できるようになっているとともに、景品獲得ゲーム装置10の内部を触れることができないようになっている。これにより、筺体の内部にゲーム空間28が形成されている。このゲーム空間28の下面側が、ゲームフィールドとして機能する。また、筺体上半分の前面及び側面はオペレータにより開閉可能になっており、ここを開くことによって、オペレータはゲーム空間
28内に景品18を並べる等の作業を行うことができる。
28内に景品18を並べる等の作業を行うことができる。
ゲームフィールド(ゲーム空間28)は、景品18を載置するエリアとして機能する景品載置エリア16と、景品を落下させるエリアとして機能する開口エリア17を含んで形成されている。そして、ゲームフィールドの下方には、ゲームフィールドのほぼ全面に対応した範囲で上部が矩形状に開口された景品誘導空間24が設けられ、この景品誘導空間24は、プレーヤが景品を取り出すために筺体の下半分の前面側に設けられた景品取出口26に連通している。すなわち景品誘導空間24は、景品を景品取出口26に誘導する。
景品誘導空間24の周囲の上方には枠状の基礎部30が設けられ、基礎部30(景品誘導空間24の外周)の一方側の内側面から基礎部30の他方側の内側面に至るように景品載置部32が配置される。枠状の基礎部30の開口部は略正方形であり、図1に示すように基礎部30の左側の内側面から基礎部30の右側の内側面に至るように(左右方向に)景品載置部32を配置することもできるし、基礎部30の奥側の内側面から基礎部30の手側の内側面に至るように(前後方向に)景品載置部32を配置することもできる。この景品載置部32の上面が景品載置エリア16となる。なお、基礎部30は昇降可能に構成されている。このように、本実施形態の景品獲得ゲーム装置10は、基礎部30に対して任意の数の景品載置部32を任意の位置に取り付けることによって、景品誘導空間24の上方で景品載置部32の配置を変更可能に景品載置部が配置されるとともに、景品誘導空間24の上方で立体的な景品載置エリア16を形成することができる。なお、景品載置部32の詳細な構成については後述する。
開口エリア17は、景品載置部32が配置されていないエリアであって、景品誘導空間24に連通している。従って、開口エリア17上に落下した景品は、そのまま景品誘導空間24を通って景品取出口26に達し、プレーヤが景品18を取り出すことができる。
このように本実施形態では、景品誘導空間24の外周の上方に設けられた基礎部30は、景品載置部32を景品誘導空間24の上方に支持する。これにより景品載置部32は、景品誘導空間24の上方で景品18を維持している。そして本実施形態では、ゲーム空間28のうち、景品載置部32が配置された領域が、景品が載置される景品載置エリア16として機能し、景品載置部32が配置されない領域が、景品が景品誘導空間24に落下する開口エリア17として機能する。従って本実施形態では、互いが開口エリア17により分断された複数の景品載置エリア16を設けることもできる。
なお本実施形態では、景品移動部14の前後左右方向の移動範囲は、景品誘導空間24が開口されている範囲に対応しており、開口エリア17が景品誘導空間24の上方のいかなる領域において形成されても、開口エリア17の上方に移動して開放動作を行うことができるようになっている。また図1に示すように、本実施形態の景品獲得ゲーム装置10は装置を2つ連結して用いることができる。そして、右側ゲーム空間28と左側ゲーム空間29の境界面は、パーティション36で区切られている。
2.景品載置部の構成
図2は、景品載置部32の詳細な構成の一例を示す斜視図であり、図3は、景品載置部32の正面図である。景品載置部32は、景品が載置される面を有する景品載置部材60と、景品載置部材60を支持する支持部材50と、支持部材50を支持するベース部材40とを含む。ベース部材40は、複数(ここでは、3つ)の支持部材50を支持する。言い換えると、ベース部材40に対する支持部材50の取り付け位置は変更可能である。
図2は、景品載置部32の詳細な構成の一例を示す斜視図であり、図3は、景品載置部32の正面図である。景品載置部32は、景品が載置される面を有する景品載置部材60と、景品載置部材60を支持する支持部材50と、支持部材50を支持するベース部材40とを含む。ベース部材40は、複数(ここでは、3つ)の支持部材50を支持する。言い換えると、ベース部材40に対する支持部材50の取り付け位置は変更可能である。
ベース部材40は、基礎部30の前後又は左右の内側面間に取り付けられる長尺状の部材であり、基礎部30によって景品誘導空間24の上方に支持される。ベース部材40の
長手方向の長さは、基礎部30の前後又は左右の内側面間の長さ(基礎部30の一端側の内側面から他端側の内側面までの長さ)と等しく、ベース部材40の短手方向の幅は、景品載置部材60(景品が載置される面)の幅よりも小さい。ベース部材40の長手方向の両端部には取付部41が設けられている。取付部41には貫通穴42が設けられており、この貫通穴42をネジ43で貫通して基礎部30の内側面に設けられたネジ穴にねじ込むことで、景品載置部32(ベース部材40)を基礎部30に取り付けることができる。
長手方向の長さは、基礎部30の前後又は左右の内側面間の長さ(基礎部30の一端側の内側面から他端側の内側面までの長さ)と等しく、ベース部材40の短手方向の幅は、景品載置部材60(景品が載置される面)の幅よりも小さい。ベース部材40の長手方向の両端部には取付部41が設けられている。取付部41には貫通穴42が設けられており、この貫通穴42をネジ43で貫通して基礎部30の内側面に設けられたネジ穴にねじ込むことで、景品載置部32(ベース部材40)を基礎部30に取り付けることができる。
ベース部材40は、複数(ここでは、3つ)の支持部材50のそれぞれを上下(垂直)方向に移動可能に支持するように構成され、支持部材50を貫通させる複数(3つ)の貫通穴がベース部材40の長手方向に並んで所定の間隔で設けられている。隣り合う支持部材50間(貫通穴間)の長さは、景品載置部材60の幅と等しくなっている。また、ベース部材40のそれぞれの貫通穴の周囲には、支持部材50を複数段階(ここでは、7段階)のいずれかの高さで固定するための固定部44が設けられている。固定部44は、支持部材50の水平端面形状と同じ水平端面形状を有する筒状に形成されている。固定部44の側壁には貫通穴(及び、切欠き)が設けられており、この貫通穴にネジ45を挿通して支持部材50に設けられたネジ穴51にねじ込むことで、支持部材50をベース部材40に取り付けることができる。支持部材50の各側面には、複数のネジ穴51が長手方向(上下方向)に並んで所定の間隔で設けられており、支持部材50を上下方向に移動させて固定部44の貫通穴を複数のネジ穴51のいずれかと一致させた状態で、ネジ45をネジ穴51にねじ込むことで、支持部材50(及び、支持部材50によって支持される景品載置部材60)を複数段階の高さのうちの任意の高さで固定することができる。図2、図3に示す例では、図中左側と中央の支持部材50が最大の高さで固定され、図中右側の支持部材50が最小の高さで固定されている。なお、固定部44を、図に示すように、支持部材50を貫通させる穴を有する筒状に形成した場合、ベース部材を2本の棒状部材で構成することで、2本の棒状部材で固定部44を景品誘導空間24の上方に配設することもできる。このように、ベース部材の形状によっては、ベース部材の貫通穴を省くことができる。
支持部材50は、景品載置部材60を、景品載置部材60の重心位置(略中央)の真下において、水平面に対して傾斜可能に支持する。図4は、景品載置部材60を取り外した状態の景品載置部32を示す斜視図であり、図5は、支持部材50の側面図である。支持部材50は、ベース部材40に取り付けられる(ベース部材40の貫通穴、固定部44に挿入される)柱状部材52と、柱状部材52に対して回動可能に設けられ景品載置部材60を支持する回動部材53とを含む。柱状部材52は角柱形状をなしており、その水平断面形状は略正方形である。複数のネジ穴51は、柱状部材52の各側面に設けられる。回動部材53は、柱状部材52上部の軸54周りに回動(傾斜)可能に設けられる。図5では、傾斜していない状態(水平状態)の回動部材53を示しており、また、最大傾斜角で傾斜した状態の回動部材53を2点鎖線で示している。軸54は、柱状部材52の長手方向と直交し、且つ平面視で柱状部材52の中心(水平断面の中心)と交差する位置に設けられる。回動部材53の両側面には、複数の貫通穴55が軸54を中心とする同心円上に所定の間隔で並んで設けられている。
図6は、支持部材50の組立斜視図である。柱状部材52の上端部には、回動部材53を軸54周りに回動可能に支持する軸受部56が設けられている。軸受部56の両側面には、軸54(軸受)とネジ穴57が設けられており、回動部材53を回動(傾斜)させて回動部材53の複数の貫通穴55のいずれかをネジ穴57と一致させた状態で、ネジ58をネジ穴57にねじ込むことで、回動部材53(及び、回動部材53によって支持される景品載置部材60)を、複数段階(ここでは、6段階)の傾斜角度のうちの任意の傾斜角度で固定することができる。すなわち、回動部材53の複数の貫通穴55と軸受部56は、景品載置部材60を複数段階の傾斜角度のいずれかで固定するための固定部として機能
し、これにより、景品載置部材60を任意に傾斜させた状態で安定的に保持することができる。
し、これにより、景品載置部材60を任意に傾斜させた状態で安定的に保持することができる。
また、軸受部56は、景品載置部材60の所定角度を超える回動(傾斜)を規制するストッパー部としても機能する。すなわち、景品載置部材60の傾斜角度が所定角度に達すると、軸受部56の上面が回動部材53の裏側の面に接触して回動部材53がそれ以上回動しないように構成されている。このように構成することで、景品載置部材60の回動に伴う手挟み等の事故を防止することができる。
図7は、景品載置部材60と回動部材53の組立斜視図である。景品載置部材60は、景品が載置される面(景品載置エリア16として機能する面)を有する平板状のパネル61と、パネル61を支持する枠部材62から構成される。パネル61は、枠部材62の内側面に形成された段差部63で支持される。パネル61(及び、枠部材62の外形)は略正方形であり、その一辺の長さ(景品が載置される面の幅)は、基礎部30の前後又は左右の内側面間の長さの凡そ1/3となっている。景品載置部材60は、平面視で景品載置部材60の中心と柱状部材52の中心が一致するように支持部材50によって支持される。そのため、3つの景品載置部材60の高さが等しくそれぞれ水平状態である場合には、複数の景品載置部材60の各パネル61は、ベース部材40の長手方向に凡そ連続した1つの面を形成することになる。
景品載置部材60は回動部材53に取り付けられる。回動部材53の一端側には、回動部材53側に可動に構成された可動部材59が設けられている。可動部材59は、可動部材59内部に設けられたバネによって回動部材53側と反対方向に付勢されている。景品載置部材60を回動部材53に取り付ける際には、可動部材59を回動部材53側に押し込みつつ、回動部材53と可動部材59とを枠部材62の前後又は左右の内側面間に嵌め込む。回動部材53は、景品載置部材60の重心(中心)の垂直方向に軸54が交差する(且つ、景品載置部材60の重心(中心)と支持部材50(柱状部材52)の水平断面の中心とが垂直方向に並ぶ)所定位置で、景品載置部材60(枠部材62)を位置決めできるように形成されており、回動部材53と可動部材59とを、枠部材62に嵌め込んだ状態でスライドさせたとき、所定位置で可動部材59の押圧面のほぼ全面が枠部材62の内側面に密着するので、容易に所定位置に取り付けることができる。更にネジ止め等によって景品載置部材60を回動部材53に固定してもよい。
このように本実施形態の景品獲得ゲーム装置10では、複数の景品載置部材60を備えた景品載置部32(ベース部材40)を基礎部30に対して任意の位置及び方向(左右方向又は前後方向)に配置することができ、更に、景品載置部材60ごとに、景品が載置される面の高さと傾斜角度とをそれぞれ複数段階で変更することができるため、様々な態様で景品載置エリア16を形成して景品誘導空間24の上方で自由に景品を載置することができる。
また、本実施形態の景品載置部32では、各支持部材50を垂直軸周りに所定角度回転させてベース部材40に取り付けることができる。すなわち、支持部材50の水平断面形状は略正方形であるから、支持部材50を垂直軸周りに90度刻みで回転させてベース部材40の貫通穴に挿入することが可能である。図8(B)は、支持部材50を基準状態(図8(A))から90度回転させてベース部材40に取り付けた場合を示し、図8(C)は、支持部材50を基準状態から180度回転させてベース部材40に取り付けた場合を示し、図8(D)は、支持部材50を基準状態から270度回転させてベース部材40に取り付けた場合を示す。図8に示すように、景品載置部材60を傾斜状態で支持する支持部材50を垂直軸周りに90度刻みで回転させてベース部材40に取り付けることで、景品載置部材60の傾斜方向を90度刻みで変更することができる。
このように本実施形態の景品載置部32では、景品載置部材60ごとに、景品が載置される面の高さ及び傾斜角度に加えて、景品が載置される面の傾斜方向を所定角度刻みで変更することができ、より自由な態様で景品載置エリア16を形成することができる。
また、本実施形態の景品載置部32では、景品載置部材60の重心と、軸54(軸受)と、支持部材50(柱状部材52)の水平断面の中心と、ベース部材40の貫通穴(固定部44)の水平断面の中心とが垂直方向に並ぶように構成され、支持部材50はベース部材40に対して直立し、景品載置部材60の重心部分において、景品載置部材60を水平に支えるため、景品載置部材60に景品移動部14の重量が加わっても、景品載置部材60の揺れを防止することできる。従って、景品移動部14やアーム部20,22が景品載置部材60に接触することによって、景品18が景品載置部材60から意図せず落下してしまうことを防止することができる。
なお、支持部材50の水平断面形状(ベース部材40に取り付けられる部分の水平断面形状)とベース部材40の貫通穴(固定部44)の水平断面形状とを正方形以外の正多角形(正三角形や正五角形等)としてもよい。例えば、支持部材50の水平断面形状を正三角形とした場合には、支持部材50を垂直軸周りに120度刻みで回転させてベース部材40に取り付けることができるため、景品載置部材60の傾斜方向を120度刻みで変更することができる。また、支持部材50の水平断面形状を正五角形とした場合には、支持部材50を垂直軸周りに72度刻みで回転させてベース部材40に取り付けることができるため、景品載置部材60の傾斜方向を72度刻みで変更することができる。
図9は、景品載置部32の配置例を示す図である。図9(A)に示す配置例では、左右の景品載置部材60の高さを中央の景品載置部材60よりも高くし、左側の景品載置部材60を右側に傾斜させ、右側の景品載置部材60を左側に傾斜させて、左側の景品載置部材60の右側端部と右側の景品載置部材60の左側端部が、中央の景品載置部材60と同等の高さとなるようにしている。各景品載置部材60の高さ、傾斜角度及び傾斜方向を図9(A)に示すように設定することで、3つの景品載置部材60で形成される景品載置エリアの形状を凹形状(お椀形)とすることができる。
また、図9(B)に示す配置例では、左右の景品載置部材60の高さを中央の景品載置部材60よりも低くし、左右の景品載置部材60を手前側に傾斜させている。各景品載置部材60の高さ、傾斜角度及び傾斜方向を図9(B)に示すように設定することで、中央の景品載置部材60から左右いずれかの景品載置部材60上に落下した景品が、左右いずれかの景品載置部材60上を手前側に滑り落ちて開口エリア17に落下するといった景品の動きを実現することができる。
また、図9(C)に示す配置例では、景品載置部32を基礎部30の奥側の内側面から基礎部30の手側の内側面に至るように(前後方向に)配置し、3つの景品載置部材60のうち、手前側の景品載置部材60の高さが最も低く、奥側の景品載置部材60の高さが最も高くなるように設定している。景品載置部32を図9(C)に示すように配置することで、複数の景品18を立体的に且つ見栄え良く展示することができる。
3.機能ブロック
図10に、本実施形態の景品獲得ゲーム装置10の機能ブロック図の一例を示す。なお本実施形態のゲーム装置は図10の構成要素(各部)の一部を省略した構成としてもよい。
図10に、本実施形態の景品獲得ゲーム装置10の機能ブロック図の一例を示す。なお本実施形態のゲーム装置は図10の構成要素(各部)の一部を省略した構成としてもよい。
景品獲得ゲーム装置10は、操作部12と、処理部100と、記憶部170と、駆動部
180を含む。駆動部180は、景品移動部14の移動機構(景品移動部14をX軸方向に移動させるX軸モータ、景品移動部14をY軸方向に移動させるY軸モータ、景品移動部14をZ軸方向に移動させるZ軸モータ、及び右アーム部20と左アーム部22を開閉させるモータ)とを含む。
180を含む。駆動部180は、景品移動部14の移動機構(景品移動部14をX軸方向に移動させるX軸モータ、景品移動部14をY軸方向に移動させるY軸モータ、景品移動部14をZ軸方向に移動させるZ軸モータ、及び右アーム部20と左アーム部22を開閉させるモータ)とを含む。
操作部12は、操作ボタンや操作レバーにより実現され、プレーヤからの操作入力を受け付け、操作信号を処理部100に出力する。
処理部100(プロセッサ)は、操作部12からの操作入力、プログラムなどに基づいて、景品獲得ゲーム装置10を制御する各種処理を行う。処理部100の機能は各種プロセッサ(CPU、DSP等)、ASIC(ゲートアレイ等)などのハードウェアや、プログラムにより実現できる。処理部100は、動作制御部110を含む。
動作制御部110は、操作部12からの操作入力、記憶部170に記憶された設定情報、プログラムなどに基づいて、駆動部180に制御信号を出力して、景品移動部14の移動動作(景品移動部14の移動と右アーム部20と左アーム部22の開閉動作)を制御する。なお、動作制御部110は、景品移動部14の「位置決め動作」を行うときは、プレーヤが操作する操作部12からの操作信号に基づき移動機構の動作を制御する。そして、その後の、「下降動作」、「景品保持動作」、「上昇動作」、「景品搬送動作」、「景品解放動作」、「帰還動作」を行うときは、設定情報に基づき自動的に移動機構を制御する。
記憶部170は、処理部100の各部としてコンピュータを機能させるためのプログラムや各種データを記憶するとともに、処理部100のワーク領域として機能し、その機能はハードディスク、RAMなどにより実現できる。
4.変形例
本発明は、上記実施形態で説明したものに限らず、種々の変形実施が可能である。例えば、明細書又は図面中の記載において広義や同義な用語として引用された用語は、明細書又は図面中の他の記載においても広義や同義な用語に置き換えることができる。
本発明は、上記実施形態で説明したものに限らず、種々の変形実施が可能である。例えば、明細書又は図面中の記載において広義や同義な用語として引用された用語は、明細書又は図面中の他の記載においても広義や同義な用語に置き換えることができる。
例えば、上記実施形態では、ベース部材が複数の支持部材を支持する場合について説明したが、ベース部材が1つの支持部材を支持し、ベース部材に対する支持部材の取り付け位置を変更可能に構成してもよい。
10 景品獲得ゲーム装置、12 操作部、14 景品移動部、16 景品載置エリア、17 開口エリア、18 景品、20 右アーム部、22 左アーム部、24 景品誘導空間、26 景品取出口、28,29 ゲーム空間、30 基礎部、32 景品載置部、36 パーティション、40 ベース部材、41 取付部、42 貫通穴、43 ネジ、44 固定部、45 ネジ、50 支持部材、51 ネジ穴、52 柱状部材、53 回動部材、54 軸、55 貫通穴、56 軸受部、57 ネジ穴、58 ネジ、59 可動部材、60 景品載置部材、61 パネル、62 枠部材、63 段差部、100 処理部、110 動作制御部、170 記憶部、180 駆動部
Claims (6)
- ゲーム空間内で景品移動部が景品の移動動作を行う景品獲得ゲーム装置に用いられ、前記景品を載置するための景品載置部であって、
前記景品が載置される面を有する景品載置部材と、
前記景品載置部材を水平面に対して傾斜可能に支持する支持部材と、
前記支持部材を上下方向に移動可能に支持するベース部材とを含み、
前記ベース部材に対する前記支持部材の取り付け位置が変更可能であることを特徴とする景品載置部。 - 請求項1において、
前記支持部材は、垂直軸周りに所定角度回転させて前記ベース部材に取り付け可能であることを特徴とする景品載置部。 - 請求項1又は2において、
前記ベース部材は、複数の前記支持部材のそれぞれを上下方向に移動可能に支持することを特徴とする景品載置部。 - 請求項1乃至3のいずれか1項において、
前記景品載置部材を複数段階のいずれかの傾斜角度で前記支持部材に対して固定する固定部を更に含むことを特徴とする景品載置部。 - 請求項1乃至4のいずれか1項において、
前記景品載置部材の所定角度を超える回動を規制するストッパー部を更に有することを特徴とする景品載置部。 - ゲーム空間内に景品を載置するための景品載置部と、
前記景品の移動動作を行い、移動した前記景品を落下させる景品移動部とを含む景品獲得ゲーム装置であって、
前記景品載置部は、
前記景品が載置される面を有する景品載置部材と、
前記景品載置部材を水平面に対して傾斜可能に支持する支持部材と、
前記支持部材を上下方向に移動可能に支持するベース部材とを含み、
前記ベース部材に対する前記支持部材の取り付け位置が変更可能であることを特徴とする景品獲得ゲーム装置。
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JP2015135398A JP2017012664A (ja) | 2015-07-06 | 2015-07-06 | 景品載置部及び景品獲得ゲーム装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2021229989A1 (ja) * | 2020-05-12 | 2021-11-18 | 株式会社バンダイナムコアミューズメント | 景品獲得ゲーム装置、及び、当該景品獲得ゲーム装置に用いられる構成部材 |
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