JP2017009209A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】扉のコストを引き下げつつ枠体部分の意匠性を確保した冷蔵庫の提供。【解決手段】扉の枠体を構成する縦枠27の端部内面に縦枠横幅方向の複数個所に分けて係止突起29を設けるとともに、横枠28の縦枠結合面に前記係止突起に対応する係止用孔36を設け、前記係止突起を係止用孔に係合させて縦枠と横枠を連結した構成としてある。これにより、係止突起はその一つ一つが小さなものとなるので縦枠表面にヒケが生じるのを防止でき、縦枠の意匠性を確保することができる。したがって、縦枠の選別作業が不要となり、しかも縦枠の板厚は薄くでき、生産コスト及び材料費の双方を低減することができる。また、縦枠と横枠は複数個所で連結するためその一つ一つは小さくても全体としての連結強度は向上し、所定の連結強度を保つこともできる。【選択図】図5

Description

本発明は冷蔵庫に関し、特にその扉の枠体構成に関するものである。
一般に冷蔵庫は、断熱性を有する冷蔵庫本体内に、冷蔵室、冷凍室、冷凍室等を設け、これら各冷蔵室、冷凍室、冷凍室等を扉によって開閉自在としてある。
この扉は、冷蔵庫本体の前面となる扉前板と、冷蔵室、冷凍室、冷凍室等の内面となる内フレームと、これら扉前板と内フレームとを一体に連結する枠体とからなり、かつこれらの間にウレタンを充填発泡させて冷蔵庫本体と同様断熱性を有するように構成してある(例えば、特許文献1参照)。
図13は上記特許文献1に記載されている冷蔵庫用扉を示し、その扉は扉前板101と内フレーム102と枠体103との間に発泡断熱材(図示せず)を充填して構成してある。なお、上記扉前板101は扉の意匠性を向上させるべくガラス板で構成し、接着テープ104と前記発泡断熱材とによって内フレーム102及び枠体103と一体化してある。
また、前記扉前板101の枠体103は縦枠105と横枠106とを組み合わせて構成してあり、いずれも樹脂で構成して、縦枠105の端部に設けた係止突起を横枠106に設けた係止用孔(いずれも図示せず)に係合させて一体に連結してある。
特開2015−48955号公報
上記従来の冷蔵庫用扉は、扉前板101をガラス板で構成しているので、質感が増し、意匠性が向上する。しかしながら、上記扉は、扉前板101と内フレーム102と枠体103との間に発泡断熱材を充填しているので、この発泡圧に抗するべく前記枠体103の縦枠105と横枠106との組み合わせ連結は所定の強度を持つものとする必要がある。
そのため、前記縦枠105と横枠106とを連結するために設けてある縦枠105の係止突起は、板厚が厚く縦枠105の横幅寸法一杯の大きなものとしてある。その結果、樹脂で構成されている縦枠105の表面側に前記係止突起によるヒケが発生し、意匠性を低下させるということがあった。そのため良品を選別しなければならず、生産コストが高くなるという課題があった。また、このようなヒケ防止のため縦枠105自体の板厚もある程度以上必要とすることになって、その分材料費がかさみ、さらにコスト高になるという課題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなしたもので、コストを引き下げつつ枠体部分の意匠性と強度を確保した扉を持つ冷蔵庫の提供を目的としたものである。
本発明は上記目的を達成するため、扉の枠体を構成する縦枠の端部内面に縦枠横幅方向の複数個所に分けて係止突起を設けるとともに、横枠の縦枠結合面に前記係止突起に対応する係止用孔を設け、前記係止突起を係止用孔に係合させて縦枠と横枠を連結した構成と
してある。
これにより、縦枠に設けた係止突起はその一つ一つが小さなものとなるので縦枠表面にヒケが生じるのを防止でき、縦枠の意匠性を確保することができる。その結果、縦枠の選別作業が不要となり、しかも縦枠の板厚は薄くでき、生産コスト及び材料費の双方を低減することができる。また、縦枠と横枠は複数個所で連結しているためその一つ一つは小さくても全体としての連結強度は向上し、所定の連結強度を保つこともできる。
本発明は、上記構成により、コストを引き下げつつ枠体部分の意匠性と強度を確保した扉を持つ冷蔵庫とすることができる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の外観斜視図 同冷蔵庫の断面図 同冷蔵庫の扉を示す分解斜視図 同冷蔵庫の扉を構成する枠体の分解正面図 同冷蔵庫の扉枠体を構成する縦枠と横枠の端部内面を示す斜視図 同冷蔵庫の扉枠体を構成する縦枠の上端部内面を示す拡大斜視図 同冷蔵庫の扉枠体を構成する横枠の上端部内面を示す拡大斜視図 同冷蔵庫の扉枠体を構成する縦枠と横枠の組み付けを示す説明図 同冷蔵庫の扉枠体を構成する縦枠と横枠の組み付けを示す第二説明図 同冷蔵庫の扉枠体を構成する縦枠と横枠とを組み付け連結した状態の説明図 同冷蔵庫の扉枠体を構成する縦枠と横枠の下部連結構成を示す分解斜視図 同冷蔵庫の扉枠体を構成する縦枠と横枠の下部を連結した状態を示す斜視図 従来の冷蔵庫における扉を示し、(a)は斜視図、(b)は分解斜視図、(c)は扉枠体の分解斜視図
第1の発明は、冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体の貯蔵室開口を開閉する扉とを備え、前記扉は、扉前板と内フレームと枠体との間に発泡断熱材を充填して構成し、かつ、前記枠体は縦枠と横枠を連結して構成し、前記縦枠と横枠は、前記縦枠の端部内面横幅方向の複数個所に分けて設けた係止突起を、横枠の縦枠結合面に設けた係止用孔に係合させて連結した構成としてある。
これにより、縦枠に設ける係止突起はその一つ一つが小さなものとなるので縦枠表面にヒケが生じるのを防止でき、縦枠の意匠性を確保することができる。その結果、縦枠の選別作業が不要となり、しかも縦枠の板厚は薄くでき、生産コスト及び材料費の双方を低減することができる。また、縦枠と横枠は複数個所で連結しているためその一つ一つは小さくても全体としての連結強度は向上し、所定の連結強度を保つこともできる。
第2の発明は、第1の発明において、前記縦枠はその係止突起をそれぞれ上向きL状に形成するとともに、その下方にストッパー突起を設け、かつ横枠は前記縦枠のストッパー突起と対応するストッパー受け部を設けて、前記係止突起を係止用孔に嵌め込み係止した状態でストッパー受け部がストッパー突起を受け止める構成としてある。
これにより、縦枠と横枠は係止突起と係止用孔が嵌合した状態でストッパー突起とストッパー受け部も係合状態となり、係止突起と係止用孔との嵌め込み係合だけであっても縦
枠と横枠を強固に連結固定することができる。しかもストッパー受け部がストッパー突起を受け止めて縦枠の係止突起が横枠の係止用孔からずれ落ちて外れてしまうのを防止するようにもなるから、縦枠と横枠との連結を強固に維持する形となる。したがって、前記第1の発明の効果をより確実なものとすることができると同時に、信頼性も向上させることができる。
第3の発明は、第2の発明において、前記横枠のストッパー受け部は係止用孔の下部孔縁分で形成するとともに、縦枠のストッパー突起の上面は傾斜面とした構成としてある。
これにより、縦枠はその係止突起を横枠の係止用孔部に嵌合させた状態で上向きにスライドさせればストッパー突起の傾斜面がストッパー受け部を乗り越えてその上端面に受け止められるようになるので、縦枠を横枠へ組み付ける作業が容易になり、生産性が向上する。
第4の発明は、第1〜第3の発明において、前記縦枠の端部内面にはストッパー突起のさらに下方に補助突起を設けるとともに、横枠の結合面にもこれに対応する補助係止用孔を設けた構成としてある。
これにより、縦枠と横枠はこの補助突起と補助係止用孔との嵌合によっても連結されることになり、連結箇所が増えることによって一つ一つの突起の板厚をさらに薄くして縦枠表面にヒケが生じないようにすることができると同時に連結強度も強化することができ、コストダウンと連結強度及び意匠性の一段の向上を図ることができる。
第5の発明は、第1〜第4の発明において、前記縦枠は断面コ字状に形成してその両側壁は横枠の結合端面両側に形成されている側壁部に突き合うように連結し、前記縦枠と横枠の側壁の突合せ面の一方に被係合部、他方に係合部を設けてこの被係合部と係合部を嵌合させた構成としてある。
これにより、縦枠と横枠はその側壁部分でも連結結合され、その連結強度は一段と強固なものになると同時に、係止突起やストッパー突起及び補助突起をさらに小さく薄いものとすることができ、コストダウンと連結強度及び意匠性を一段とハイレベルの形まで向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。尚、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の外観斜視図、図2は同冷蔵庫の断面図、図3は同冷蔵庫の扉を示す分解斜視図、図4は同冷蔵庫の扉を構成する枠体の分解正面図、図5は同冷蔵庫の扉枠体を構成する縦枠と横枠の端部内面を示す斜視図、図6は同冷蔵庫の扉枠体を構成する縦枠の上端部内面を示す拡大斜視図、図7は同冷蔵庫の扉枠体を構成する横枠の上端部内面を示す拡大斜視図、図8は同冷蔵庫の扉枠体を構成する縦枠と横枠の組み付けを示す説明図、図9は同冷蔵庫の扉枠体を構成する縦枠と横枠の組み付けを示す第二説明図、図10は同冷蔵庫の扉枠体を構成する縦枠と横枠とを組み付け連結した状態の説明である。
図1、図2において、本実施の形態に係る冷蔵庫は、前方を開口した冷蔵庫本体1を備え、この冷蔵庫本体1は、前方を開口する金属製(例えば鉄板)の外箱2と、硬質樹脂製(例えばABS)の内箱3と、これら外箱2と内箱3との間に発泡充填した硬質ウレタン等の発泡断熱材4とからなる。
上記冷蔵庫本体1はその内部に複数の貯蔵室を仕切形成してある。この貯蔵室は、冷蔵庫本体1の上部から、冷蔵室5、冷蔵室5の下に位置する切替室6及びこれに並設した製氷室7、切替室6及び製氷室7の下部に位置する冷凍室8と、冷凍室8の下部に位置する野菜室9となっている。
また、前記冷蔵室5の前面は、観音開き式の扉10,10により開閉自由に閉塞し、切替室6及び製氷室7と冷凍室8と野菜室9の前面部は引き出し式の扉11,12,13,14によって開閉自由に閉塞してある。
前記冷蔵庫本体1の背面には冷却室16があり、冷気を生成する冷却器17と、冷気を各室に供給する送風ファン18とが設けてある。また、上記冷蔵庫本体1の本体天面奥部には圧縮機19が設けてあり、コンデンサ(図示せず)と、放熱用の放熱パイプ(図示せず)と、キャピラリーチューブ(図示せず)と、前記した冷却器17とを順次環状に接続してなる冷凍サイクルに冷媒を封入し、冷却運転を行うように構成してある。
また、冷蔵庫本体1の背面には冷却室16で生成した冷気を前記冷蔵室5、冷凍室8、野菜室9等に供給循環させる冷気ダクト20が設けてある。
ここで、上記各扉10〜14は冷蔵庫本体1と同様硬質ウレタン等の発泡断熱材を充填して断熱性を持たせてある。
以下、扉13を例にしてその構成を説明する。なお、扉13以外の扉11〜14も同様の構成である。
図3は扉13を分解して示しており、23は冷蔵庫本体1の内側に位置することになる内フレームで、例えばABS樹脂で形成してある。24はこの内フレーム23の周端面に結合固定した枠体で、ABS樹脂で形成してある。25は前記内フレーム23を覆うようにその枠体24に積層配置した扉前板で、この実施の形態では光沢のある強化ガラスで構成したものを例にして説明するが、これに限られるものではない。
上記内フレーム23、枠体24、扉前板25で形成した空間には硬質ウレタン等の発泡断熱材(図示せず)が充填してあり、この発泡断熱材によって内フレーム23及び枠体24と扉前板25が一体化している。なお、図中26は扉前板25をあらかじめ枠体24に接着しておくためのテープである。
ここで、前記扉13の枠体24は、前記扉前板25と内フレーム23との間の周囲の左右側面を覆う縦枠27と、同扉前板25と内フレーム23との間の周囲の上下面を覆う横枠28とからなり、この縦枠27と横枠28との端部を連結固定して構成してある。
以下、その連結構成を図4〜図10を用いて説明する。
枠体24の縦枠27は、図5、図6に示すように、その上端部内面の横幅方向の複数個所、この例では二箇所に分けて係止突起29が設けてある。また、この係止突起29の直下にこれと近接する形でストッパー突起30が形成してある。更に上記ストッパー突起30のさらに下方に補助突起31が設けてある。そして、前記係止突起29は上向きL状に形成してあり、ストッパー突起30及び補助突起31はその上面を傾斜面30a、31aとしてある。
また、上記縦枠27は横断面略コ字状に形成してあり、その両側壁32の内面であって
前記補助突起31直下近傍の横枠結合面下端受けリブ33aの両側に位置する如く被係合部33bが形成してある。更に前記縦枠27の両側壁32は両側で長さを変えて、いずれか一方、この実施の形態では縦枠上端からの距離が短い方の上端面に凹部33cが設けてある。
一方、前記縦枠27と連結結合する横枠28は、図5、図7に示すようにその端部に結合面34を備え、その両側部には側壁35を有している。
上記結合面34には前記縦枠27の係止突起29と対応させてその上部二箇所に係止用孔36が形成してある。この係止用孔36にはその下部孔縁分を若干外向きに隆起させて前記縦枠27のストッパー突起30を受け止め係合するストッパー受け部37が設けてある。更に、前記結合面34のストッパー受け部37のさらに下方に距離を置いて補助係止用孔38が形成してある。
また、前記結合面34の両側壁35は前記縦枠27の被係合部33bと対応する下端部分に切欠きを入れて係合部39aが形成してある。そして更に前記横枠28の両側壁35は両側で長さを変えてあり、いずれか一方、この実施の形態では短い方の下端面に凸部39bが形成してある。
そして、前記縦枠27と横枠28とは、縦枠27の係止突起29が横枠28の係止用孔36に、ストッパー突起30がストッパー受け部37に、補助突起31が補助係止用孔38に、被係合部33bが係合部39aに、凹部33cが凸部39bに嵌合して連結されている。
すなわち、上記構成からなる冷蔵庫扉の枠体24は、まず縦枠27の係止突起29を横枠28の係止用孔36に合わせて図4、図8の矢印Aで示すように押し込む。次にそのまま図4および図9の矢印Bで示すように上向きにスライドさせる。
これにより、図10に示すように、係止突起29のL状部分が横枠28の係止用孔36に噛みこむとともに、ストッパー突起30及び補助突起31(図10では示さず)がその傾斜面30a、31a(図10では示さず)の傾斜によって横枠28の結合面34を摺動し係止用孔36及び補助係止用孔38(図10では示さず)に嵌り込む。そして、前記係止用孔36に嵌り込んだストッパー突起30は係止用孔36の下部孔縁で形成したストッパー受け部37に受け止められ、これに係当する。さらに、前記縦枠27の横枠結合面下端受けリブ33aが横枠28の結合面34下端縁に突き合わさり、縦枠27の側壁32の被係合部33bが横枠28の側壁35の係合部39aに嵌合するとともに、縦枠27の側壁32の上端縁と横枠28の側壁35の下端縁とが突き合わさり、縦枠上端縁の凹部33cが横枠下端縁の凸部39bに嵌合する。
このようにして、前記係止突起29と係止用孔36、ストッパー突起30と係止用孔36、補助突起31と補助係止用孔38及び被係合部33bと係合部39a、凹部33cと凸部39bが嵌合し、縦枠27と横枠28とが連結される。
次に以上のように構成した冷蔵庫扉の作用効果について説明する。
まず、この実施の形態の扉は、その枠体24の縦枠27に形成する係止突起29を縦枠27の端部内面横幅方向に複数に分けて設けてあるから、係止突起29はその一つ一つが小さなものとなる。したがって、樹脂成型した縦枠27の表面にヒケが生じるのを防止でき、縦枠27の意匠性を確保することができる。その結果、縦枠27の選別作業も不要となり、しかも縦枠27の板厚は薄くでき、生産コスト及び材料費の双方を低減することが
できる。
また、縦枠27と横枠28は、縦枠27の横幅複数個所、この例では二箇所で連結するため横幅中央の一箇所で連結する場合に比べ確実に連結でき、その一つ一つの突起が小さくても全体としての連結強度は向上する。
しかも前記した突起による左右複数個所連結も上下方向の数箇所で行っているので、所定の連結強度を確実に保つことができる。
すなわち、上記縦枠27と横枠28の連結は係止突起29と係止用孔36の嵌合だけでも達成されるが、この実施の形態ではこれ加えストッパー突起30と係止用孔36との嵌合によっても行う形としてあり、さらに強固な連結となる。
さらに、上記の連結に加え補助突起31と補助係止用孔38及び被係合部33bと係合部39aさらには凹部33cと凸部39bの嵌合による連結も加わり、その連結強度は極めて高いものとなる。
そして、特に前記被係合部33bと係合部39aの嵌合は、縦枠27と横枠28それぞれの側壁32、35部分で行われ、しかも主係合部ともなる前記係止突起29と係止用孔36との係合部分から離れた位置で嵌合係止しているから、縦枠内面及びこれと交差する側面の二面及び上下離れた位置で縦枠27と横枠28との連結が行われることになり、その連結強度は極めて大きなものとなる。
したがって、係止突起29やストッパー突起30及び補助突起31をさらに小さく薄いものとすることができ、縦枠表面にヒケが生じるのを確実に防止できると同時に、生産コスト及び材料費の双方の低減を促進することができる。つまりコストダウンと意匠性の向上及び連結強度の向上をよりハイレベルの段階で実現できる。
さらに、前記ストッパー突起30と係止用孔36との嵌合によって係止用孔36のストッパー受け部37がストッパー突起30を受け止める形となるから、縦枠27の係止突起29が横枠28の係止用孔36からずれ落ちて外れてしまうのを防止することができる。したがって、係止突起29と係止用孔36との嵌め込み係合だけであっても縦枠27と横枠28の連結を強固なものとすることができるとともに、その連結を強固に維持することができ、信頼性を向上させることができる。
また、前記縦枠27のストッパー突起30はその上面を傾斜面30aとしてあるから、既述したように縦枠27はその係止突起29を横枠28の係止用孔36に嵌合させた状態で上向きにスライドさせれば、ストッパー突起30の傾斜面30aがストッパー受け部37を乗り越えてその上端面に受け止められるようになり、縦枠27の横枠28への組み付けが容易に行え、生産性が向上する。
これは補助突起31と補助係止用孔38においても同様であり、連結強度を向上させるための係止部となる突起を増やしても組立性を阻害することがなく、高い生産性を確保することができる。
このように、本実施の形態で示した構成によれば、縦枠27と横枠28とを強固に連結できるとともに、生産性が高く、しかもヒケ等のない意匠性の高い枠構成の扉を提供することができる。
なお、図11および図12は前記縦枠27と横枠28の下部の連結構成を示し、縦枠2
7の下部に設けた下部係止突起40は平面視略コ字状に形成して縦枠27の内面と連なる部分40aを複数に分けた形としてある。これにより、縦枠27内面と接する部分を小さなものとすることができ、縦枠表面にヒケが生じるのを防止できる。
また、上記縦枠27の下部係止突起40が嵌合する横枠28の下部係止用孔41は、その下部孔縁に前記縦枠27の略コ字状とした下部係止突起40の開口部42へ嵌合する突片43が設けてある。そして、前記下部係止用孔41を縦枠27の下部係止突起40に合わせて横枠28を矢印Cで示すように押し当てた後、矢印Dで示すように横枠28を上向きにスライドさせてその突片43を下部係止突起40の開口部42に嵌合させる。これにより、縦枠27と横枠28は下部係止突起40と下部係止用孔41との嵌合及び開口部42と突片43との嵌合によって強固に連結固定される。そして、縦枠27の内面に形成する下部係止突起40の根元が複数に分かれていることにより縦枠表面にヒケが発生するのを防止できる。したがって、このような構成としていても、縦枠表面にヒケが生じるのを防止して生産コスト及び材料費双方の低減を促進し、意匠性及び連結強度の向上を実現することができる。
なお、縦枠27と横枠28の連結時、それぞれの側壁下部はそれぞれの突合せ端部に形成したEとF、GとH部分が突き合い嵌合して連結結合される。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、本発明の目的を達成する範囲内で種々変更可能であることは言うまでもない。すなわち、今回開示した実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。つまり、本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上のように本発明は、コストを引き下げつつ枠体部分の意匠性と強度を確保した扉を持つ冷蔵庫とすることができ、一般用はもちろん業務用の冷蔵庫やワインクーラー等にも幅広く適用できる。
1 冷蔵庫本体
5 冷蔵室
8 冷凍室
9 野菜室
10,11,12,13,14 扉
16 冷却室
19 圧縮機
20 冷気ダクト
23 内フレーム
24 枠体
25 扉前板
27 縦枠
28 横枠
29 係止突起
30 ストッパー突起
30a 傾斜面
31 補助突起
31a 傾斜面
32 側壁
33a 横枠結合面下端受けリブ
33b 被係合部
33c 凹部
34 結合面(縦枠結合面)
35 側壁
36 係止用孔
37 ストッパー受け部
38 補助係止用孔
39a 係合部
39b 凸部
40 下部係止突起
40a 部分
41 下部係止用孔
42 開口部
43 突片

Claims (5)

  1. 冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体の貯蔵室開口を開閉する扉とを備え、前記扉は、扉前板と内フレームと枠体との間に発泡断熱材を充填して構成し、かつ、前記枠体は縦枠と横枠を連結して構成し、当該縦枠と横枠は前記縦枠の端部内面横幅方向の複数個所に分けて設けた係止突起を、横枠の縦枠結合面に設けた係止用孔に係合させて連結した冷蔵庫。
  2. 縦枠はその係止突起をそれぞれ上向きL状に形成するとともに、その下方にストッパー突起を設け、かつ横枠には前記縦枠のストッパー突起と対応するストッパー受け部を設け、前記係止突起を係止用孔に嵌め込んで係止した状態でストッパー受け部がストッパー突起を受け止める構成とした請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 横枠のストッパー受け部は係止用孔の下部孔縁で形成するとともに、縦枠のストッパー突起の上面は傾斜面とした請求項1または2記載の冷蔵庫。
  4. 縦枠の端部内面にはストッパー突起のさらに下方に補助突起を設けるとともに、横枠の結合面にもこれに対応する補助係止用孔を設けた請求項1〜3のいずれか1項記載の冷蔵庫。
  5. 縦枠は断面コ字状に形成してその両側壁は横枠の結合面両側に形成されている側壁部に突き合うように連結し、前記縦枠と横枠の側壁の突合せ面の一方に被係合部、他方に係合部を設けてこの被係合部と係合部を嵌合させた請求項1〜4のいずれか1項記載の冷蔵庫。
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