JP2006046787A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】扉の4辺を樹脂枠で囲まれた冷蔵庫の扉は、夏場などの高温の外気温で扉の外側が温められるのと同時に冷蔵庫内で冷やされた扉の内側の温度差で樹脂製の枠が反ってしまうということ。また、変形しやすく、扉の剛性が弱いということ。
【解決手段】外板106の左右辺をコの字に折り曲げることによって、外板の左右辺の剛性をあげることが出来る。外板106の左右側面の剛性により、扉内部に補強鉄板を用いずに扉の剛性が得られる。これによって、補強板の組み立て工数減、部品点数減、冷蔵庫の重量減、コスト低減ができる。
【選択図】図2
【解決手段】外板106の左右辺をコの字に折り曲げることによって、外板の左右辺の剛性をあげることが出来る。外板106の左右側面の剛性により、扉内部に補強鉄板を用いずに扉の剛性が得られる。これによって、補強板の組み立て工数減、部品点数減、冷蔵庫の重量減、コスト低減ができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、扉の4辺を樹脂枠で囲まれた冷蔵庫の扉に関するものである。
従来の冷蔵庫の扉としては金属製の薄い平板で出来た外板を樹脂で形成された枠を上下左右で挟み込んだものがある。(例えば、特許文献1、特許文献2参照)
図17から20は、特許文献1に記載された従来のシステムキッチン冷蔵庫の扉に関するものであり、図17は冷蔵庫扉の正面図、図18は冷蔵庫扉の分解斜視図、図19は冷蔵庫扉の横断面図、図20は冷蔵庫扉の組立図を示すものである。図17から19に示すように横辺に化粧板6の挿入溝11と端部に凹溝12を有した上下枠13と、左右の側面に複数個の側面穴14を設けた左右枠15とを外板3と共に挟着させ、断熱材5を充填することにより、扉を形成している。17は扉蓋であり、端部に凸状リブ18と側面裏側に楔状リブ19を設けられ、前辺は化粧板6を支持させている。上記構成において、扉上下枠13の化粧板挿入溝11へ化粧板6を挿入し上下辺を支持する。扉蓋17の凸状リブ18を、扉上下枠13の凹溝12へ湾曲させ側面より圧入するとともに、楔状リブ19を側面穴14に挿入することにより取付けられる。
図17から20は、特許文献1に記載された従来のシステムキッチン冷蔵庫の扉に関するものであり、図17は冷蔵庫扉の正面図、図18は冷蔵庫扉の分解斜視図、図19は冷蔵庫扉の横断面図、図20は冷蔵庫扉の組立図を示すものである。図17から19に示すように横辺に化粧板6の挿入溝11と端部に凹溝12を有した上下枠13と、左右の側面に複数個の側面穴14を設けた左右枠15とを外板3と共に挟着させ、断熱材5を充填することにより、扉を形成している。17は扉蓋であり、端部に凸状リブ18と側面裏側に楔状リブ19を設けられ、前辺は化粧板6を支持させている。上記構成において、扉上下枠13の化粧板挿入溝11へ化粧板6を挿入し上下辺を支持する。扉蓋17の凸状リブ18を、扉上下枠13の凹溝12へ湾曲させ側面より圧入するとともに、楔状リブ19を側面穴14に挿入することにより取付けられる。
図21から24は、特許文献2に記載された従来の冷蔵庫の扉に関するものであり、図21は冷蔵庫の斜視図、図22は冷蔵庫扉の斜視図、図23は図22の断面AA、図24は図22の断面BBを示すものである。扉21は枠22、外板23、内板24、発泡断熱材25等より構成されている。補強板28は枠22の内側に配設され、扉21の剛性を保っている。
特開平5−312464号公報
実公昭61−23272号公報
しかしながら、上記従来の構成は、外板3を上下枠13と左右枠15にある溝12に挿入する際に、薄い金属性の平板である外板3を持つと図20のように外板3は撓んでしまう。そのために溝12に挿入し難く組み立てにくい欠点があった。また、溝に挿入された外板は溝に刺さっているだけで、非常に抜けやすいという欠点があった。そのために上下枠13と左右枠15と外板2が組み合わせても、外れやすいので作業性が悪かった。また、外れ防止用テープで上下枠13、左右枠15と外板3を固定させる場合もあり、組立工数増、コスト増になっていた。発泡断熱材を充填された扉10は4辺が樹脂製のため、夏場などの高温の外気温で扉の外側が温められるのと同時に冷蔵庫内で冷やされた扉10の内側の温度差で樹脂製の枠が反ってしまうという欠点があった。また、樹脂製の枠で構成された扉10は外力で変形しやすく、扉10の剛性が弱いという欠点があった。さらに、扉21の剛性をあげるために、枠22の内側に補強用鉄板28を取付けるので、補強板28の取り付け作業が必要なこと、部品点数が増加すること、扉重量が増加すること、など生産性向上、コスト低減の面で低下する欠点があった。本発明は従来の課題を解決するもので、剛性が高く、組み立てやすく、さらに低コストの扉を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫の扉は、扉の外郭4辺を樹脂製の枠と、扉の正面にある金属製の薄板で出来た外板と、樹脂製の内板と、これらで形成される空間に充填される発泡断熱材を備え、前記外板の左右辺をコの字に折り曲げたものである。
これによって、外板は左右辺をコの字に折り曲げられて剛性を持たせることにより、平板よりも組立作業がしやすくなる。また、左右辺をコの字に折り曲げられた外板は枠にある溝に挿入されると外板の内側にある枠のリブを抱え込み、外板は枠から抜けにくくなる。さらに、左右辺をコの字に折り曲げられた外板によって扉自身の剛性を構成している。
本発明の冷蔵庫の扉は左右辺をコの字に折り曲げられて剛性を持った外板により上下の枠の溝に挿入しやすく、また抜け難くなり、組み立て性が向上する。また、組み立てられた扉は左右辺を折り曲げられた外板の剛性によって扉自身の剛性があがる。さらに剛性があがることで、補強用鉄板を廃止でき、補強板の組み立て工数減、部品点数減、冷蔵庫の重量減、コスト低減に繋がる。
請求項1に記載の発明は、扉の外郭4辺を樹脂製の枠と、扉の正面にある金属製の薄板で出来た外板と、樹脂製の内板と、これらで形成される空間に充填される発泡断熱材を備え、前記外板の左右辺をコの字に折り曲げることにより、上下の枠の溝に挿入しやすく、また抜け難くなり、組み立て性を向上できる。また、組み立てられた扉は左右を折り曲げられた外板の剛性によって扉自身の剛性を高めることが出来る。さらに剛性があがることで、補強用鉄板を廃止でき、補強板の組み立て工数減、部品点数減、冷蔵庫の重量減、コスト低減ができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に、左右枠のうち少なくとも一方に押出成形品を用いることにより、金型費を抑えることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1から請求項2のいずれか一項に記載の発明に、左右枠のうち少なくとも一方をコの字に折り曲げた外板の側面と左右外郭の樹脂製の枠を両面テープで固定することにより、扉組み立て時に、簡単に左右枠を取り付けられて作業性のよい組み立てができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発明に、左右枠のうち少なくとも一方をコの字に折り曲げた外枠の側面に設けた穴から扉内部に充填された発泡断熱材を左右外郭の樹脂製の枠内面に漏らすことにより前記枠を発泡断熱材で固着させ、左右枠を外板に容易に固定できる。さらに左右枠を固定するために部品、たとえば両面テープなどを減らすことができ、組み立て工数減やコスト低減が出来る。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の発明に、左右枠のうち少なくとも一方の内面に扉内部に充填される発泡断熱材の流れる溝を設けて断熱材と前記枠の固定する力を高めることにより、左右枠を外板に容易に固定できる。さらに左右枠を固定するために部品、たとえば両面テープなどを減らすことができ、組み立て工数減やコスト低減ができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の発明に、左右枠のうち少なくとも一方の内面に突起物を設けて、左右辺をコの字に折り曲げた外枠の側面に設けた挿入穴に前記突起物を突き刺し、扉内部に充填される発泡断熱材で前記突起物を保持させることにより、左右枠を外板に容易に固定できる。また、突起物が外板に組み込むときの位置きめの役割も持ち、取り付け作業性を高めることが出来る。さらに左右枠を固定するために部品、たとえば両面テープなどを減らすことができ、組み立て工数減やコスト低減ができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の発明に、左右枠のうち少なくとも一方の内面に爪を構成したリブを設けて、左右辺をコの字に折り曲げた外枠の側面に設けた引っ掛け穴に前記爪を引っ掛けて、外板と左右枠を固定させることにより、左右枠を外板に容易に固定できる。また、突起物が外板に組み込むときの位置きめの役割も持ち、取り付け作業性を高めることが出来る。さらに左右枠を固定するために部品、たとえば両面テープなどを減らすことができ、組み立て工数減やコスト低減ができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の発明に、左右枠のうち少なくとも一方をコの字に折り曲げた外枠の側面の内側に左右枠を固定するためのビス穴を設けた金属製の止め板を組み込み、左右枠を止め板とビスで固定することにより、発泡断熱材を充填後も左右枠を容易に取り外せる。これによりこれまで化粧板を交換するために左右枠に被せていた扉蓋が必要であったシステムキッチン冷蔵庫においてに左右枠が扉蓋の機能も持つので、部品点数を減らすこととなり、取り付け作業工数減とコスト低減ができる。
請求項9に記載の発明は、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の発明に、左右枠のうち少なくとも一方をコの字に折り曲げた外枠の側面の内側に左右枠を固定するためのビス穴を設けた樹脂製の止め板を組み込み、左右枠を止め板とビスで固定することにより、発泡断熱材を充填後も左右枠を容易に取り外せる。これによりこれまで化粧板を交換するために左右枠に被せていた扉蓋が必要であったシステムキッチン冷蔵庫においてに左右枠が扉蓋の機能も持つので、部品点数を減らすこととなり、取り付け作業工数減とコスト低減ができる。
請求項10に記載の発明は、請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の発明に、左右枠のうち少なくとも一方をコの字に折り曲げた外枠の側面に左右枠をビスで固定するためのピアス穴を設け、左右枠をビスで固定することにより、発泡断熱材を充填後も左右枠を容易に取り外せる。これによりこれまで化粧板を交換するために左右枠に被せていた扉蓋が必要であったシステムキッチン冷蔵庫においてに左右枠が扉蓋の機能も持つので、部品点数を減らすこととなり、取り付け作業工数減とコスト低減ができる。
(実施の形態1)
図1から4は、本発明の実施の形態1および2における冷蔵庫の扉を示すものである。図1から4において、101は本発明の冷蔵庫の扉であり、扉の外郭4辺を構成する樹脂製の上下枠102、左右枠104と、扉の正面にある金属製の薄板で出来た外板106と、樹脂製の内板107と、これらで形成される空間に充填される発泡断熱材108で構成されている。外板106の左右辺はコの字状に折曲されており、前面壁109、左右側壁110およびこれら両側壁の先端部を内側へ折曲して前面壁109と対向するフランジ部112とからなる。上下枠102は外板106を挿入するための溝114が設けられており、溝114に挿入することで外板106は上下枠102に保持される。左右枠104は外板106の左右側壁110にそれぞれ取り付けられる。
図1から4は、本発明の実施の形態1および2における冷蔵庫の扉を示すものである。図1から4において、101は本発明の冷蔵庫の扉であり、扉の外郭4辺を構成する樹脂製の上下枠102、左右枠104と、扉の正面にある金属製の薄板で出来た外板106と、樹脂製の内板107と、これらで形成される空間に充填される発泡断熱材108で構成されている。外板106の左右辺はコの字状に折曲されており、前面壁109、左右側壁110およびこれら両側壁の先端部を内側へ折曲して前面壁109と対向するフランジ部112とからなる。上下枠102は外板106を挿入するための溝114が設けられており、溝114に挿入することで外板106は上下枠102に保持される。左右枠104は外板106の左右側壁110にそれぞれ取り付けられる。
外板106の左右辺をコの字に折り曲げることによって、外板の左右辺の剛性をあげることが出来る。これによって外板106を上下枠102に組み込むとき、上下枠102の外板106を挿入する溝114の内側リブ115をガイドにして外板106を挿入するので、外板106を挿入しやすくなる。また、内側リブ115が抱え込むように外板106を溝114に挿入するので、外板106は上下枠102から抜け難い。左右枠104を組み付けた後も、扉101は上下枠102と外板106の組み合わせにより組み立て強度を保っているので、組み立て後の扉の移動を扱いやすくなる。
また、発泡断熱材108を充填されることで、扉101はさらに強度を増し、外板106の左右側面の剛性により、扉内部に補強鉄板を用いずに扉の剛性が得られる。これによって、補強板の組み立て工数減、部品点数減、冷蔵庫の重量減、コスト低減ができる。
(実施の形態2)
図2において左右枠104のうち少なくとも一方で押出成形品を用いている。押出成形品は射出成形品に比べて金型費が安価であるのでコスト低減が出来る。また、外板106の左右辺をコの字に折り曲げていることにより、扉101の左右辺の剛性が高いので、剛性の弱い押出成形品を用いても、補強材を必要としない。これにより補強板の組み立て工数減、部品点数減、冷蔵庫の重量減、コスト低減ができる。
図2において左右枠104のうち少なくとも一方で押出成形品を用いている。押出成形品は射出成形品に比べて金型費が安価であるのでコスト低減が出来る。また、外板106の左右辺をコの字に折り曲げていることにより、扉101の左右辺の剛性が高いので、剛性の弱い押出成形品を用いても、補強材を必要としない。これにより補強板の組み立て工数減、部品点数減、冷蔵庫の重量減、コスト低減ができる。
(実施の形態3)
図5において、本発明の実施の形態3における冷蔵庫の扉の分解斜視図を示すものである。左右枠104の内側に貼り付けられた両面テープ131で用いて、外板106の左右壁110、111に左右枠104を貼り付ける。貼り付けられた左右枠104は扉に発泡断熱材108を充填するときに発生する発泡圧によって、圧着される。左右枠104は上下枠102と外板106を組み立てた後で貼り付けるので、組み立て作業性の良いものとなる。
図5において、本発明の実施の形態3における冷蔵庫の扉の分解斜視図を示すものである。左右枠104の内側に貼り付けられた両面テープ131で用いて、外板106の左右壁110、111に左右枠104を貼り付ける。貼り付けられた左右枠104は扉に発泡断熱材108を充填するときに発生する発泡圧によって、圧着される。左右枠104は上下枠102と外板106を組み立てた後で貼り付けるので、組み立て作業性の良いものとなる。
(実施の形態4)
図6において、本発明の実施の形態4における冷蔵庫の扉の分解斜視図を示すものである。左右辺をコの字に折り曲げた外枠106の左右側壁110に設けた穴141から扉内部に充填された発泡断熱材108を左右枠104の内側に漏らすことにより左右枠104を発泡断熱材108で固着させ、左右枠104を外板106に容易に固定できる。さらに左右枠104を固定するために部品、たとえば両面テープなどを減らすことができ、組み立て工数減やコスト低減が出来る。
図6において、本発明の実施の形態4における冷蔵庫の扉の分解斜視図を示すものである。左右辺をコの字に折り曲げた外枠106の左右側壁110に設けた穴141から扉内部に充填された発泡断熱材108を左右枠104の内側に漏らすことにより左右枠104を発泡断熱材108で固着させ、左右枠104を外板106に容易に固定できる。さらに左右枠104を固定するために部品、たとえば両面テープなどを減らすことができ、組み立て工数減やコスト低減が出来る。
(実施の形態5)
図7から8において、本発明の実施の形態5における冷蔵庫の扉の分解斜視図を示すものである。左右枠104の内面に扉内部に充填される発泡断熱材108が流れ込む溝151を設けて発泡断熱材108と左右枠104の固着する力を実施の形態4よりも高めることができ、左右枠104を外板106に容易に固定できる。さらに左右枠104を固定するために部品、たとえば両面テープなどを減らすことができ、組み立て工数減やコスト低減ができる。
図7から8において、本発明の実施の形態5における冷蔵庫の扉の分解斜視図を示すものである。左右枠104の内面に扉内部に充填される発泡断熱材108が流れ込む溝151を設けて発泡断熱材108と左右枠104の固着する力を実施の形態4よりも高めることができ、左右枠104を外板106に容易に固定できる。さらに左右枠104を固定するために部品、たとえば両面テープなどを減らすことができ、組み立て工数減やコスト低減ができる。
(実施の形態6)
図9から10において、本発明の実施の形態6における冷蔵庫の扉の分解斜視図を示すものである。左右枠104の内面に突起物161を設けて、外枠106の左右側壁110に設けた挿入穴162に突起物161を突き刺し、扉内部に充填される発泡断熱材108で突起物161を固着させることにより、左右枠104を外板106に容易に固定できる。また、突起物161が外板106に組み込むときの位置きめの役割も持ち、取り付け作業性を高めることが出来る。さらに左右枠を固定するために部品、たとえば両面テープなどを減らすことができ、組み立て工数減やコスト低減ができる。
図9から10において、本発明の実施の形態6における冷蔵庫の扉の分解斜視図を示すものである。左右枠104の内面に突起物161を設けて、外枠106の左右側壁110に設けた挿入穴162に突起物161を突き刺し、扉内部に充填される発泡断熱材108で突起物161を固着させることにより、左右枠104を外板106に容易に固定できる。また、突起物161が外板106に組み込むときの位置きめの役割も持ち、取り付け作業性を高めることが出来る。さらに左右枠を固定するために部品、たとえば両面テープなどを減らすことができ、組み立て工数減やコスト低減ができる。
(実施の形態7)
図11から12において、本発明の実施の形態7における冷蔵庫の扉の分解斜視図を示すものである。左右枠104の内面に爪171を構成したリブ172を設けて、外枠106の左右側壁110に設けた引っ掛け穴173に前記爪171を引っ掛けて、外板106と左右枠104を固定させることにより、左右枠104を外板106に容易に固定できる。また、突起物172が外板106に組み込むときの位置きめの役割も持ち、取り付け作業性を高めることが出来る。さらに左右枠を固定するために部品、たとえば両面テープなどを減らすことができ、組み立て工数減やコスト低減ができる。
図11から12において、本発明の実施の形態7における冷蔵庫の扉の分解斜視図を示すものである。左右枠104の内面に爪171を構成したリブ172を設けて、外枠106の左右側壁110に設けた引っ掛け穴173に前記爪171を引っ掛けて、外板106と左右枠104を固定させることにより、左右枠104を外板106に容易に固定できる。また、突起物172が外板106に組み込むときの位置きめの役割も持ち、取り付け作業性を高めることが出来る。さらに左右枠を固定するために部品、たとえば両面テープなどを減らすことができ、組み立て工数減やコスト低減ができる。
(実施の形態8)
図13から14において、本発明の実施の形態8および9における冷蔵庫の扉の分解斜視図を示すものである。外枠106の左右側壁110の内側に左右枠104をビス固定するためのビス穴181を設けた金属製および樹脂製の止め板182を組み込み、左右枠104を止め板182にビス固定することにより、発泡断熱材108を充填後も左右枠104を容易に取り外せる。これによりこれまで化粧板を交換するために左右枠に被せていた扉蓋が必要であったシステムキッチン冷蔵庫においてに左右枠が扉蓋の機能も持つので、部品点数を減らすこととなり、取り付け作業工数減とコスト低減ができる。
図13から14において、本発明の実施の形態8および9における冷蔵庫の扉の分解斜視図を示すものである。外枠106の左右側壁110の内側に左右枠104をビス固定するためのビス穴181を設けた金属製および樹脂製の止め板182を組み込み、左右枠104を止め板182にビス固定することにより、発泡断熱材108を充填後も左右枠104を容易に取り外せる。これによりこれまで化粧板を交換するために左右枠に被せていた扉蓋が必要であったシステムキッチン冷蔵庫においてに左右枠が扉蓋の機能も持つので、部品点数を減らすこととなり、取り付け作業工数減とコスト低減ができる。
(実施の形態9)
図15から16において、本発明の実施の形態10における冷蔵庫の扉の分解斜視図を示すものである。外枠106の左右側壁110の内側に左右枠104をビス固定するためのピアス穴191を設け、左右枠104をピアス穴191にビス固定することにより、発泡断熱材108を充填後も左右枠104を容易に取り外せる。これによりこれまで化粧板を交換するために左右枠に被せていた扉蓋が必要であったシステムキッチン冷蔵庫においてに左右枠が扉蓋の機能も持つので、部品点数を減らすこととなり、取り付け作業工数減とコスト低減ができる。
図15から16において、本発明の実施の形態10における冷蔵庫の扉の分解斜視図を示すものである。外枠106の左右側壁110の内側に左右枠104をビス固定するためのピアス穴191を設け、左右枠104をピアス穴191にビス固定することにより、発泡断熱材108を充填後も左右枠104を容易に取り外せる。これによりこれまで化粧板を交換するために左右枠に被せていた扉蓋が必要であったシステムキッチン冷蔵庫においてに左右枠が扉蓋の機能も持つので、部品点数を減らすこととなり、取り付け作業工数減とコスト低減ができる。
本発明の冷蔵庫の扉は、左右辺をコの字に折り曲げられて剛性を持った外板により上下の枠の溝に挿入しやすく、また抜け難くなり、組み立て性が向上するので、食品貯蔵庫等の断熱扉にも適用できる。
3 外板
5 発泡断熱材
6 化粧板
10 扉
11 溝
12 凹溝
13 上下枠
14 側面穴
15 左右枠
17 扉蓋
18 凸状リブ
19 楔状リブ
21 扉
22 枠
23 外板
24 内板
25 発泡断熱材
28 補強板
101 扉
102 上下枠
104 左右枠
106 外板
107 内板
108 発泡断熱材
109 前面壁
110 左右側壁
112 フランジ部
114 溝
115 内側リブ
131 両面テープ
141 穴
151 凹溝
152 穴
161 突起物
162 挿入穴
171 爪
172 リブ
173 引っ掛け穴
181 ビス穴
182 止め板
183 ビス頭隠し凹部
184 ビス
191 ピアス穴
192 ビス頭隠し凹部
193 ビス
5 発泡断熱材
6 化粧板
10 扉
11 溝
12 凹溝
13 上下枠
14 側面穴
15 左右枠
17 扉蓋
18 凸状リブ
19 楔状リブ
21 扉
22 枠
23 外板
24 内板
25 発泡断熱材
28 補強板
101 扉
102 上下枠
104 左右枠
106 外板
107 内板
108 発泡断熱材
109 前面壁
110 左右側壁
112 フランジ部
114 溝
115 内側リブ
131 両面テープ
141 穴
151 凹溝
152 穴
161 突起物
162 挿入穴
171 爪
172 リブ
173 引っ掛け穴
181 ビス穴
182 止め板
183 ビス頭隠し凹部
184 ビス
191 ピアス穴
192 ビス頭隠し凹部
193 ビス
Claims (10)
- 扉の外郭4辺を樹脂製の枠と、扉の正面にある金属製の薄板で出来た外板と、樹脂製の内板と、これらで形成される空間に充填される発泡断熱材を備え、前記外板の左右辺をコの字に折り曲げた扉を備えた冷蔵庫。
- 左右枠のうち少なくとも一方に押出成形品を用いた請求項1に記載の冷蔵庫。
- 左右枠のうち少なくとも一方をコの字に折り曲げた外板の側面と左右外郭の樹脂製の枠を両面テープで固定した請求項1または2に記載の冷蔵庫。
- 左右枠のうち少なくとも一方をコの字に折り曲げた外枠の側面に設けた穴から扉内部に充填された発泡断熱材を左右外郭の樹脂で出来た枠の内面に漏らすことにより前記枠を発泡断熱材で固着させた請求項1から3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
- 左右枠のうち少なくとも一方の内面に扉内部に充填される発泡断熱材の流れる溝を設けて断熱材と前記枠の固着する力を高めた請求項4に記載の冷蔵庫。
- 左右枠のうち少なくとも一方の内面に突起物を設けて、左右辺をコの字に折り曲げた外枠の側面に設けた穴に前記突起物を突き刺し、扉内部に充填される発泡断熱材で前記突起物を保持させた請求項1から5のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
- 左右枠の内面に爪を構成した突起物を設けて、左右辺をコの字に折り曲げた外枠の側面に設けた穴に前記爪を引っ掛けて、外板と左右枠のうち少なくとも一方を固着させた請求項1から6のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
- 左右辺をコの字に折り曲げた外枠の側面の内側に左右枠を固定するためのビス穴を設けた金属製の止め板を組み込み、左右枠のうち少なくとも一方を金属製の止め板とビスで固定した請求項1から7のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
- 左右辺をコの字に折り曲げた外枠の側面の内側に左右枠を固定するためのビス穴を設けた樹脂製の止め板を組み込み、左右枠のうち少なくとも一方を樹脂製の止め板とビスで固定した請求項1から8のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
- 左右辺をコの字に折り曲げた外枠の側面に左右枠をビスで固定するためのピアス穴を設け、左右枠のうち少なくとも一方をビスで固定した請求項1から9のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004227961A JP2006046787A (ja) | 2004-08-04 | 2004-08-04 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
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WO2016208189A1 (ja) * | 2015-06-24 | 2016-12-29 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 冷蔵庫 |
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2004
- 2004-08-04 JP JP2004227961A patent/JP2006046787A/ja active Pending
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