JP2017008661A - 建設機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器を効率的に配置する。
【解決手段】油圧ショベル1は、水平方向に延びるブームフットピン5aを有する上部旋回体3と、ブームフットピン5aを中心として予め設定された最下げ位置と最上げ位置との間で上部旋回体3に対して回転可能に取り付けられたブーム5と、上部旋回体3のブームフットピン5aの後ろに設けられたエンジン14と、最上げ位置に回転したブーム5とエンジン14との間に形成される配置スペースS2に設けられた電子機器16と、を備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、制御器等の電子機器を有する建設機械に関するものである。
従来から、機体と、機体に対してブームフットピンを中心として回転可能に取り付けられたブームと、運転席と、を備えた油圧ショベルが知られている。
例えば、特許文献1に記載の油圧ショベルは、機体に設けられた検出器、制御装置及び表示装置と、運転席の左側部に設けられたコントロールボックスと、を備えている。
コントロールボックスは、前記検出器、制御装置及び表示装置とハーネスを介して接続された電子機器(第一制御器及び第二制御器)と、電子機器を収納するコントロールカバーと、を有する。
特許第5148539号公報
近年、建設機械の高機能化が進み、これに従い運転席の周囲に配置される電子機器が増加している。
そのため、電子機器の全てを配置するためのスペースを運転席の周囲に確保することが難しい。
本発明の目的は、電子機器を効率的に配置することができる建設機械を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、建設機械であって、水平方向に延びるブームフットピンを有する機体と、前記ブームフットピンを中心として予め設定された最下げ位置と最上げ位置との間で前記機体に対して回転可能に取り付けられたブームと、前記機体の前記ブームフットピンの後ろに設けられたエンジンと、前記最上げ位置に回転したブームと前記エンジンとの間に形成される配置スペースに設けられた電子機器と、を備えている、建設機械を提供する。
本発明によれば、最上げ位置に回転したブームとエンジンとの間に形成される配置スペース、つまり、従来ブームの回転位置にかかわらず利用されていないデッドスペースを電子機器を配置するために利用することができる。
したがって、電子機器を効率的に配置することができる。
ここで、電子機器を上から覆う部分を有する被覆部材を設けることにより、電子機器を雨水等から保護することができる一方、電子機器の下に位置するエンジンからの熱が被覆部材によって電子機器の周囲に籠って当該電子機器に悪影響を及ぼすおそれがある。
そこで、前記建設機械は、前記電子機器を上から覆う部分を有する被覆部材と、前記エンジンと前記電子機器との間に設けられた仕切り壁と、をさらに備えていることが好ましい。
この態様によれば、被覆部材によって雨水等から電子機器を保護しつつ、エンジンと電子機器との間に設けられた仕切り壁によってエンジンから上昇する当該エンジンの熱が電子機器に至るのを抑制することができる。
したがって、前記態様によれば、エンジンの熱によって電子機器に悪影響が及ぶのを抑制することができる。
ここで、前記電子機器を仕切り壁に直接取り付けてもよいが、この場合には、仕切り壁を介してエンジンから熱が伝達し、当該熱によって電子機器に悪影響が及ぶおそれがある。
そこで、前記建設機械において、前記電子機器は、断熱層を介して前記仕切り壁上に設けられていることが好ましい。
この態様によれば、仕切り壁を介してエンジンから熱が伝達しても、この熱が電子機器に伝達するのを断熱層によって抑制することができる。
なお、前記態様において『断熱層』は、電子機器と仕切り壁との間に設けられた断熱材により形成された層だけでなく、電子機器と仕切り壁との間に設けられた気体の層(真空層も含む)でもよい。
ここで、断熱層が空気層を含む場合、当該空気層が密閉された構成を採用することも可能であるが、この場合、運転時間の増加に伴い空気層内の空気の温度がエンジンの熱によって上昇し、断熱層として効果を十分に発揮し得ない状況が生じるおそれがある。
そこで、前記建設機械において、前記断熱層は、空気層を含み、前記被覆部材及び前記仕切り壁は、前記空気層を開放する2つの開口を形成するための形状を有することが好ましい。
この態様によれば、一方の開口から空気層内に空気を導入するとともに他方の開口から空気を導出することにより当該空気層内の空気の入れ替えを行うことができるため、空気層内の温度が上昇するのを抑えることができる。
したがって、空気層による十分な断熱効果を得ることができる。
ここで、2つの開口が上向きに開口する上向き開口を含む場合、空気層内の空気の対流によって熱せられた空気を積極的に上向き開口から導出して、当該空気層内の空気の温度上昇を効果的に抑制することができる。
しかし、上向き開口を通じて雨水等が空気層内に導入されると、当該雨水が電子機器に触れて電子機器に悪影響を及ぼすおそれがある。
そこで、前記建設機械において、前記2つの開口は、前記空気層を上向きに開放する上向き開口を含み、前記建設機械は、前記上向き開口に上から重なるように配置された重なり部と前記上向き開口に対する空気の出し入れを許容するための出入口とを有する重なり部材をさらに備えていることが好ましい。
この態様によれば、上述のように空気層内の空気の温度上昇を効果的に抑制しつつ、上向き開口を通じた空気層内への雨水等の浸入も抑制することができる。
さらに、前記建設機械は、前記出入口から前記上向き開口への水の浸入を規制するために当該上向き開口と前記出入口との間に設けられた規制部をさらに備えている構成を採用することにより、より効果的に空気層内への雨水等の浸入を防止することができる。
前記建設機械において、前記被覆部材は、前記電子機器を収容するための収容室と前記収容室を上に開放する開放口とを有する収容部材と、前記開放口を閉鎖しかつ前記電子機器を上から覆うように前記収容部材に着脱可能に取り付けられた蓋部材と、を有し、前記電子機器は、前記蓋部材に取り付けられていることが好ましい。
この態様によれば、収容部材及び蓋部材により構成されるボックス内に電子機器を収容することができるため、雨水及び粉塵等から電子機器を保護することができる。
さらに、電子機器が収容部材に着脱可能な蓋部材に取り付けられているため、蓋部材を収容部材から取り外すことにより当該蓋部材に取り付けられた電子機器も収容部材の外に取り出すことができる。したがって、電子機器を容易にメンテナンスすることができる。
蓋部材及び収容部材の形状を限定する趣旨ではないが、前記建設機械において、前記蓋部材及び前記収容部材は、前記ブームが前記最上げ位置に回転した状態で前記蓋部材の前記収容部材からの取り外しを許容する形状を有することが好ましい。
この態様によれば、ブームが最上げ位置に回転した状態で蓋部材を取り外さなければならない状況、例えば、ブームが最上げ位置に回転した状態で当該ブームの制御系統に異常が生じた状況において、蓋部材を収容部材から取り外して電子機器のメンテナンスを行うことができる。
本発明によれば、電子機器を効率的に配置することができる。
本発明の実施形態に係る建設機械の一例である油圧ショベルの側面図である。 図1の油圧ショベルをその一部を省略して示す平面図である。 図2のIII−III線断面図である。 キャノピを省略した状態で図3に示すカバーを示す斜視図である。 図3に示すカバーの平面図である。 図3の一部を拡大して示す断面図である。 カバーを取り外した状態を示す図6相当図である。 カバー及び蓋部材を取り外した状態を示す図6相当図である。 図6に示すコントローラ及びリレー及びこれらに接続された電気的構成を示すブロック図である。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
図1〜図3を参照して、本発明の実施形態に係る建設機械の一例としての油圧ショベル1は、クローラ2aを有する下部走行体2と、下部走行体2上に旋回可能に設けられた上部旋回体3と、上部旋回体3に対して起伏可能に取り付けられたアタッチメント4と、を備えている。
上部旋回体3は、下部走行体2上に旋回可能に取り付けられた旋回フレーム11と、アタッチメント4を支持するために旋回フレーム11上に立設された一対の縦板12と、運転席13aを有するキャノピ13と、を備えている。なお、キャノピ13の運転席13aに着座したオペレータから見た方向を用いて以下説明する。
キャノピ13は、旋回フレーム11の左前部に設けられている。また、キャノピ13は、運転席13aと、運転席13aの右側で前後方向に延びるとともに旋回フレーム11上に立設された側壁13bと、運転席13aの前後両側で旋回フレーム11上にそれぞれ立設された複数の支柱13cと、側壁13b及び支柱13cの上端部によって支持されているとともに運転席13aを上から覆う屋根13dと、を有する。
一対の縦板12は、キャノピ13の右側に設けられ、旋回フレーム11上で前後方向に延びるとともに左右方向に互いに対向する。両縦板12に跨るように、当該両縦板12には左右方向(水平方向)に延びるブームフットピン5aが取り付けられている。
アタッチメント4は、ブームフットピン5aを中心として予め設定された最下げ位置(図示省略)と最上げ位置(図3に示す位置)との間で下部走行体2及び上部旋回体3(機体の一例)に対して回転可能に取り付けられた基端部を有するブーム5を備えている。
また、アタッチメント4は、ブーム5の先端部に対して水平方向に延びる軸回りに回転可能に取り付けられた基端部を有するアーム6と、アーム6の先端部に対して水平方向に延びる軸回りに回転可能に取り付けられたバケット7と、を有する。
さらに、アタッチメント4は、上部旋回体3に対してブーム5を回転駆動するブームシリンダ8と、ブーム5に対してアーム6を回転駆動するアームシリンダ9と、アーム6に対してバケット7を回転駆動するバケットシリンダ10と、を備えている。
さらに、上部旋回体3は、旋回フレーム11上でブームフットピン5aの後ろに設けられたエンジン14と、エンジン14及び旋回フレーム11上に設けられた他の機器(燃料タンク[図示せず]等)を収容するための機械室S1を形成するための機械室形成壁15と、を備えている。
エンジン14は、両縦板12の後部の上方で右の縦板12の右側位置から左の縦板12の左側位置まで延びている。
機械室形成壁15は、左の縦板12の左側で運転席13aの後ろの領域、ブームフットピン5aの後ろで両縦板12の間の領域、及び、右の縦板12の右側の領域に亘る機械室S1を形成するように旋回フレーム11を上方及び側方(前後を含む)から覆う。
以下、図2〜図4を参照して、機械室形成壁15のうちブームフットピン5aの後ろに設けられた部分の構成を説明する。
機械室形成壁15は、右の縦板12の右側で旋回フレーム11上に立設された右側壁15bと、右側壁15bとキャノピ13の側壁13bとの間に設けられた仕切り壁15aと、仕切り壁15aの後ろに設けられた天壁15dと、天壁15dの後ろに設けられた後壁15cと、を有する。
右側壁15bは、機械室S1における右の縦板12の右側の領域を左側から覆うために前後方向に延びている。
仕切り壁15aは、図3に示すように、機械室S1におけるブームフットピン5aの後ろの領域を前及び上から覆うために、ブームフットピン5aの後ろで当該ブームフットピン5aと略同じ高さ位置から後ろに向かうに従い上に延びる形状を有する。具体的に、仕切り壁15aは、上下方向に延びる部分、前後方向に延びる部分、及び後ろに向かうに従い上に傾斜する部分が組み合わされることによって形成されている。そして、仕切り壁15aの上端部(後端部)の前側には上及び前に開くように凹む凹部15fが形成されている。凹部15fは、エンジン14の上に形成されている。
天壁15dは、機械室S1における仕切り壁15aの後ろの領域を上から覆うために仕切り壁15aの上端(後端)から後ろに延びる。
後壁15cは、機械室S1を後ろから覆うために天壁15dの後端から下に延びる。
さらに、上部旋回体3は、図3及び図6に示すように、最上げ位置に回転したブーム5(図3に示すブーム5)とエンジン14との間に形成される配置スペースS2に設けられた電子機器16と、電子機器16を収容する収容箱(被覆部材)17と、収容箱17を覆うカバー(重なり部材)18と、を備えている。
電子機器16は、配置スペースS2のうち仕切り位置15の上のスペースに設けられている。つまり、仕切り壁15aは、エンジン14と電子機器16との間に設けられている。
また、電子機器16は、空気層(符号省略)を介して仕切り壁15a上に設けられている。具体的に、電子機器16は、仕切り壁15aから上に離れた位置に設けられている。
電子機器16は、コントローラ19と、コントローラ19に電気的に接続された4つのリレー20と、を備えている。コントローラ19は、油圧ショベル1の動作状態に関する情報を取得する機能、オペレータに必要な情報を提供する機能、及び、油圧ショベル1の動作を制御する機能のうちの少なくとも1つの機能を有している。本実施形態のコントローラ19は、上記の機能を全て有している。なお、コントローラ19の機能は後に詳述する。
図3及び図6を参照して、電子機器16を収容する収容箱17は、配置スペースS2のうち仕切り壁15a上(凹部15f内)に設けられている。
収容箱17は、電子機器16を収容するための収容室17aと収容室17aを上に開放する開放口17bとを有する収容部材21と、開放口17bを閉鎖しかつ電子機器16を上から覆うように収容部材21に着脱可能に取り付けられた蓋部材(電子機器16を上から覆う部分)22と、を有する。
収容部材21は、底板25と、底板25の前縁上に立設された前板26と、底板25の後縁上に立設された後板27と、底板25の右縁上及び左縁上にそれぞれ立設された一対の側板28と、を有する。
底板25は、仕切り壁15aのうちの上を向く部分の上に設けられている。具体的に、底板25には、当該底板25から下に突出する脚部29が形成され、この脚部29が仕切り壁15aを下から貫通するボルトB1によって仕切り壁15aに固定されている。この脚部29によって、底板25と仕切り壁15aとの間には、隙間が形成されている。
後板27は、仕切り壁15aのうちの前に向く部分との間に隙間が形成された状態で当該部分の前に設けられている。
底板25と仕切り壁15aとの間の隙間、及び、後板27と仕切り壁15aとの間の隙間によって、収容部材21と仕切り壁15aとの間には通路L1が形成されている。通路L1は、電子機器16と仕切り壁15aとの間の空気層の一部であり、2つの開口L2、L3によって開放されている。つまり、収容箱17及び仕切り壁15aは、通路L1(空気層)を開放する2つの開口を形成するための形状を有する。開口L2は、通路L1を前に開放し(以下、L2を前向き開口という)、開口L3は、通路L1を上向きに開放する(以下、L3を上向き開口という)。
エンジン14からの熱によって通路L1内の空気が温められると、温められた通路L1内の空気は、上向き開口L3を通じて通路L1から導出され、これに伴い前向き開口L2を通じて通路L1内に空気が導入される。
各側板28は、底板25、前板26、及び後板27によって形成される、側方へ開く開口を閉じるように、当該底板25、前板26、及び後板27の側面に固定されている。また、各側板28の上面は、図8に示すように側面視で後板27から前に延びる水平部28aと、水平部の前端から前に向かうに従い下に傾斜する傾斜部28bと、を有する。傾斜部28bは、最上げ位置に回転したブーム5の配置スペースS2側を向く面(図3参照)に沿って形成されている。前板26は、各側板28の傾斜部28bの前端から底板まで延びている。
蓋部材22は、両側板28の水平部28a及び傾斜部28b上に載せられた天板31を有する。天板31は、水平部28aに沿って配置される部分と、この部分の前端から屈曲されて傾斜部28bに沿って配置される部分と、を有する。このように蓋部材22は、両側板28の水平部28a及び傾斜部28b上に載せられているため、最上げ位置に回転したブーム5の配置スペースS2を向く面(図3参照)に沿って収容部材21から取り外すことができる。つまり、蓋部材22及び収容部材21は、ブーム5が最上げ位置に回転した状態で蓋部材22の収容部材21からの取り外しを許容する形状を有する。
以下、収容箱17に対する電子機器16の取付構造について説明する。
電子機器16のうちのコントローラ19は、コントローラ取付部32を介して蓋部材22の傾斜部に取り付けられている。コントローラ取付部32は、蓋部材22の傾斜部の下面に固定されている。したがって、蓋部材22を収容部材21から取り外すことにより、コントローラ19を収容部材21から取り出すことができる。
電子機器16のうちのリレー20は、リレー取付部30を介して収容部材21の後板27及び側板28に固定されている。具体的に、2つのリレー取付部30が収容部材21の後板27に固定され、これらのリレー取付部30にそれぞれリレー20が取り付けられている。同様に、図示を省略するが、2つのリレー取付部30が収容部材21の側板28に固定され、これらリレー取付部30にそれぞれリレー20が取り付けられている。したがって、蓋部材22を収容部材21から取り外すことにより、収容部材21の開放口17bを通じてリレー20を上に開放することができる。
なお、後板27に固定されたリレー取付部30には、蓋部材22に上から貫通するボルトB3(図6参照)が螺合している。これにより、蓋部材22が収容部材21に対して着脱可能に取り付けられている。
以下、図4〜図6を参照して、収容箱17を覆うカバー18について説明する。
カバー18は、機械室形成壁15に取り付けられる下カバー23と、下カバー24上に固定された上カバー24と、下カバー23の左右方向の端部にそれぞれ設けられたシール部材34と、を有する。
右側のシール部材34は、機械室形成壁15の右側壁15bと下カバー23の右端部との間で挟まれており、これにより右側壁15bと下カバー23の右端部との間における異物の通過が規制されている。一方、左側のシール部材34は、キャノピ13の側壁13bと下カバー23の左端部との間で挟まれており、これにより側壁13bと下カバー23の左端部との間における異物の通過が規制されている。
また、下カバー23は、機械室形成壁15の天壁15d上に載置されるとともに天壁15dから前に延びる上部23cと、上部23cの前端から前に向かうに従い下に傾斜する傾斜部23bと、傾斜部の下端部から下に延びる前部23aと、を有する。
前部23aは、機械室形成壁15の仕切り壁15a上に立設された受け部15eに上から係合し、これによって下カバー23の前後方向の移動が規制されている。
傾斜部23bは、収容部材21の傾斜部28b(蓋部材22の傾斜部)に沿って設けられている。
上部23cは、収容箱17の上部を通すための開口23eを有している。収容箱17の上部は、当該収容箱17が仕切り壁15a上に取り付けられた状態で、機械室形成壁15の天壁15dよりも高い位置に配置されており、開口23eを通じて上部23cの上に突出している。
上カバー24は、開口23eを通じて突出する収容箱17の上部を上から覆うためのものである。具体的に、上カバー24は、上部23cの開口23eの周縁部に立設された周壁と、周壁の上端に設けられた天壁と、を有する(それぞれ符号省略)。
上カバー24の後部は、上述した上向き開口L3に上から重なるように配置された重なり部に相当し、上カバー24の周壁の後部の下端(上カバー24と下カバー23の上部23cとの間)には上向き開口L3に対する空気の出し入れを許容するための出入口24aが設けられている。そのため、上カバー24の重なり部により上向き開口L3に対する雨水等の浸入を抑制しつつ、出入口24aに通じて上向き開口L3に対する空気の出し入れを許容することができる。出入口24aは、左右方向に延びている。
また、出入口24aから上向き開口L3への水の浸入を規制するために、上向き開口L3と出入口24aとの間には、規制部23dが設けられている。具体的に、規制部23dは、下カバー23の上部23cの上面に立設され、上向き開口L3の左右方向の長さと同等又はこれよりも長い距離だけ左右方向に延びている(図5参照)。例えば、出入口24aを通じて後ろから前に雨水が吹き込んだ場合、当該雨水が上向き開口L3に移動するのを規制部23dによって規制することができる。また、下カバー23の上部23c上に溜まった雨水が当該上部23cの上面に沿って出入口24aに移動する場合にも、当該雨水が上向き開口L3に至るのを規制部23dによって規制することができる。
また、上カバー24は、図6に示すように、蓋部材22の天板31の上面に立設されたカバー取付部33に対してボルトB2によって固定されている。
以下、図6〜図8を参照して、電子機器16のメンテナンス方法について説明する。
図6に示す状態では、電子機器16は収容箱17内に収容され、さらに収容箱17は、カバー18によって上から覆われている。
この状態において、ボルトB2をカバー取付部33から取り外すことによって、図7に示すように、カバー18を機械室形成壁15から取り外すことができる。ここで、下カバー23の傾斜部23bは、最上げ位置に回転したブーム5(図3参照)の配置スペースS2側を向く面に沿うように形成されているため、ブーム5が最上げ位置に回転した状態であってもカバー18をブーム5の面に沿って取り外すことができる。
カバー18を取り外した状態において、ボルトB3をリレー取付部30から取り外すことによって、図8に示すように、収容箱17の蓋部材22を収容部材21から取り外すことができる。ここで蓋部材22の傾斜面(収容部材21の傾斜部28b)は、最上げ位置に回転したブーム5(図3参照)の配置スペースS2側を向く面に沿うように形成されている。そのため、ブーム5が最上げ位置に回転した状態であっても、矢印Y1に示すように、ブーム5の前記面に沿って蓋部材22を収容部材21から取り外すことができる。なお、図8では、図面の便宜上、蓋部材22が矢印Y1の延長線から外れた状態を示している。
このように蓋部材22を取り外すことにより、コントローラ19を収容部材21の外側に取り出すことができるとともに、リレー20を上に開放することができる。この状態で電子機器16のメンテナンスが行われる。
以下、図9を参照して、コントローラ19に接続された構成及びコントローラ19の機能を説明する。
油圧ショベル1は、ブーム5の回転角度を検出するブーム角センサ35と、アーム6の回転角度を検出するアーム角センサ36と、バケット7の回転角度を検出するバケット角センサ37と、バケット7に対して必要に応じて取り付けられる吊りフックに生じた荷重を検出するための圧力センサ38と、を備えている。圧力センサ38は、ブームシリンダ8のヘッド側室内の圧力を検出可能である。これらのセンサ35〜38は、コントローラ19に接続されている。コントローラ19は、角センサ35〜37による検出結果に基づいてアタッチメント4の姿勢を特定するとともに、圧力センサ38による検出結果に基づいて吊りフックに生じた荷重を算出する。
また、油圧ショベル1は、エンジン14を制御するECU42を有している。コントローラ19は、ECU42に接続され、当該ECU42からの信号に基づいてエンジン14の運転状態を特定する。
上記のように、コントローラ19は、油圧ショベル1の動作状態に関する情報を取得する機能を有する。
また、油圧ショベル1は、キャノピ13(図2参照)にそれぞれ設けられた表示装置40及び報知装置(例えばブザー)41を備え、両装置40、41は、コントローラ19に接続されている。コントローラ19は、上述した油圧ショベル1の動作状態に関する情報に基づいてアタッチメント4の姿勢に関する情報及びエンジン14の運転状態に関する情報を表示装置40及び報知装置41の少なくとも一方を通じてオペレータに提供する。コントローラ19は、例えば、バケット7がキャノピ13に干渉するおそれがある、又は、油圧ショベル1が転倒するおそれのあるアタッチメント4の操作が行われた場合に、その旨を表示装置40及び報知装置41を通じてオペレータに報知する。
このように、コントローラ19は、オペレータに必要な情報を提供する機能を有する。
さらに、油圧ショベル1は、油圧ポンプ39aと油圧ポンプ39aから油圧アクチュエータに対する作動油の給排を制御するための電磁弁39bとを含む油圧回路39を備えている。なお、図9では、油圧アクチュエータとしてブームシリンダ8、アームシリンダ9及びバケットシリンダ10を例示しているが、油圧アクチュエータには、図外の旋回モータや走行モータも含まれる。そして、コントローラ19は、電磁弁39bのソレノイドに接続され、当該電磁弁39bの開度を調整することにより油圧アクチュエータ8〜10の作動を制御する。
このように、コントローラ19は、油圧ショベル1の動作を制御する機能を有する。
なお、センサ35〜38、電磁弁39b、表示装置40、報知装置41、ECU42を含む被制御機器とコントローラ19とは図外のコネクタを介してワイヤーハーネスの1本の枝線W1によって互いに接続されている。したがって、コントローラ19に複数本の電線が接続されている場合と比較して、コントローラ19及びこれが取り付けられた収容箱17の油圧ショベル1に対する着脱作業が容易になる。
また、コントローラ19とリレー20とは電線W2によって接続されている。電線W2は、図8に示すように、コントローラ19がそのメンテナンスのためにリレー20から離れた位置まで運ばれるのを許容する長さを有する。
以上説明したように、最上げ位置に回転したブーム5とエンジン14との間に形成される配置スペースS2、つまり、従来ブーム5の回転位置にかかわらず利用されていないデッドスペースを電子機器16を配置するために利用することができる。
したがって、電子機器16を効率的に配置することができる。
前記実施形態によれば、以下の効果を奏することもできる。
収容箱17によって雨水等から電子機器16を保護しつつ、エンジン14と電子機器16との間に設けられた仕切り壁15aによってエンジン14から上昇する当該エンジン14の熱が電子機器16に至るのを抑制することができる。
したがって、エンジン14の熱によって電子機器16に悪影響が及ぶのを抑制することができる。
電子機器16が空気層を介して仕切り壁15a上に設けられているため、仕切り壁15aを介してエンジン14から熱が伝達しても、この熱が電子機器に伝達するのを空気層によって抑制することができる。
収容箱17と仕切り壁15aとの間の通路(空気層の一例)L1を開放する2つの開口L2、L3が設けられている。これにより、例えば、一方の開口L2から通路L1内に空気を導入するとともに他方の開口L3から空気を導出することにより当該通路L1内の空気の入れ替えを行うことができるため、通路L1内の温度が上昇するのを抑えることができる。
したがって、通路L1による十分な断熱効果を得ることができる。
2つの開口L2、L3が上向きに開口する上向き開口L3を含んでいるため、通路L1内の空気の対流によって熱せられた空気を積極的に上向き開口L3から導出して、当該通路L1内の空気の温度上昇を効果的に抑制することができる。
さらに、上向き開口L3に重なる重なり部分と上向き開口L3に対する空気の出し入れを許容するための出入口24aとを有するカバー18を有するため、上述のように通路L1内の空気の温度上昇を効果的に抑制しつつ、上向き開口L3を通じた通路L1内への雨水等の浸入も抑制することができる。
また、上向き開口L3と出入口24aとの間に規制部が設けられているため、より効果的に通路L1内への雨水等の浸入を防止することができる。
収容部材21及び蓋部材22により構成される収容箱17内に電子機器16を収容することができるため、雨水及び粉塵等から電子機器16を保護することができる。
さらに、コントローラ19が収容部材21に着脱可能な蓋部材22に取り付けられているため、蓋部材22を収容部材21から取り外すことにより当該蓋部材22に取り付けられたコントローラ19も収容部材21の外に取り出すことができる。したがって、コントローラ19を容易にメンテナンスすることができる。
被覆部材として、収容部材21と蓋部材22とを有する収容箱17を例示したが、被覆部材は、電子機器16を上から覆う部分を有しているものであればよい。
蓋部材22及び収容部材21は、ブーム5が最上げ位置に回転した状態で蓋部材22の収容部材21からの取り外しを許容する形状を有する。これにより、ブーム5が最上げ位置に回転した状態で蓋部材22を取り外さなければならない状況、例えば、ブーム5が最上げ位置に回転した状態で当該ブーム5の制御系統に異常が生じた状況において、蓋部材22を収容部材21から取り外して電子機器16のメンテナンスを行うことができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下の態様を採用することもできる。
電子機器16が防水機能を有する場合、収容箱17及びカバー18を省略することもできる。
電子機器16がエンジン14の熱に耐え得る耐熱性を有する場合、仕切り壁15a及び空気層の少なくとも一方を省略することもできる。空気層を省略する場合には、仕切り壁15a上に直接電子機器16を取り付けることができる。
断熱層として空気層を例示したが、断熱層は空気層に限定されず、例えば、空気以外の気体の層(真空層も含む)でもよく、断熱材により形成された層でもよい。
前記実施形態では、通路L1を開放する2つの開口L2、L3が形成されているが、開口L2、L3を省略することもできる。
また、前記実施形態では、開口L2、L3が上向き開口L3を含んでいるが、上向きの開口を含んでいなくてもよい。
L1 通路(空気層の一部)
L2、L3 開口
S2 配置スペース
1 油圧ショベル(建設機械の一例)
2 下部走行体(機体の一部)
3 上部旋回体(機体の一部)
5 ブーム
5a ブームフットピン
14 エンジン
15a 仕切り壁
16 電子機器
17 収容箱(被覆部材)
17a 収容室
17b 開放口
18 カバー(重なり部材)
21 収容部材
22 蓋部材
24a 出入口

Claims (8)

  1. 建設機械であって、
    水平方向に延びるブームフットピンを有する機体と、
    前記ブームフットピンを中心として予め設定された最下げ位置と最上げ位置との間で前記機体に対して回転可能に取り付けられたブームと、
    前記機体の前記ブームフットピンの後ろに設けられたエンジンと、
    前記最上げ位置に回転したブームと前記エンジンとの間に形成される配置スペースに設けられた電子機器と、を備えている、建設機械。
  2. 請求項1に記載の建設機械は、前記電子機器を上から覆う部分を有する被覆部材と、前記エンジンと前記電子機器との間に設けられた仕切り壁と、をさらに備えている、建設機械。
  3. 請求項2に記載の建設機械であって、
    前記電子機器は、断熱層を介して前記仕切り壁上に設けられている、建設機械。
  4. 請求項3に記載の建設機械であって、
    前記断熱層は、空気層を含み、
    前記被覆部材及び前記仕切り壁は、前記空気層を開放する2つの開口を形成するための形状を有する、建設機械。
  5. 請求項4に記載の建設機械であって、
    前記2つの開口は、前記空気層を上向きに開放する上向き開口を含み、
    前記建設機械は、前記上向き開口に上から重なるように配置された重なり部と前記上向き開口に対する空気の出し入れを許容するための出入口とを有する重なり部材をさらに備えている、建設機械。
  6. 請求項5に記載の建設機械は、前記出入口から前記上向き開口への水の浸入を規制するために当該上向き開口と前記出入口との間に設けられた規制部をさらに備えている、建設機械。
  7. 請求項2〜6の何れか1項に記載の建設機械であって、
    前記被覆部材は、前記電子機器を収容するための収容室と前記収容室を上に開放する開放口とを有する収容部材と、前記開放口を閉鎖しかつ前記電子機器を上から覆うように前記収容部材に着脱可能に取り付けられた蓋部材と、を有し、
    前記電子機器は、前記蓋部材に取り付けられている、建設機械。
  8. 請求項7に記載の建設機械であって、
    前記蓋部材及び前記収容部材は、前記ブームが前記最上げ位置に回転した状態で前記蓋部材の前記収容部材からの取り外しを許容する形状を有する、建設機械。
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